JP4212064B2 - 疎水性親水性ab型ブロックコポリマーの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は請求項1に従う疎水性親水性AB型ブロックコポリマーの製造方法並びにこの製法で合成されたAB型ブロックコポリマーおよびAB型ブロックコポリマーから製造されるミセル構造に関する。
従来技術に従ってブロックAが共役ジエン、例えば1,3−ジエンであるモノマー単位を含有しそしてブロックBがエポキシドであるモノマー単位bを含有するAB型ブロックポリマーは既に公知である。かゝるポリマーはブロックAおよびBが非相容性であるために固体として微小相分離系を形成しそして大抵の溶剤中でミセル構造(=ブロックAおよびBは極性溶剤および非極性溶剤において反対の溶解挙動を示す)を生ずる。
例えばM.Gervais,B.Gallotの刊行物”Makromol.Chem 178”,1577、(1977)およびオランダ特許第7,308,061号明細書によって,AがポリブタジエンまたはポリイソプレンでありそしてBがポリエチレンオキシドであるAB構造あるいはABA構造のブロックコポリマーの合成が説明されている。この場合、この合成はジエノマーおよびエチレンオキサイドを極性溶剤としてのテトラヒドロフラン(THF)中で単官能性または二官能性の有機ナトリウム−または有機カリウム開始剤に継続的に添加することによって行なう。
ドイツ特許第2,322,079号明細書にはAB型ブロックコポリマーの合成法が開示されており、この方法ではAがポリブタジエンでありそしてBがポリエチレンオキシドである。ここでも合成はワンポット反応でモノマーのブタジエンおよびエポキシドを開始剤の第二ブチルリチウムに連続的に添加することによって行なっている。この開始剤はエチレンオキシドを重合させることができないので、エポキシドの添加後にカリウム第三ブタノレートを添加する。これによってエポキシドの20%が重合される。次いでニッケル触媒によってオレフィン二重結合の95%が水素化される。
米国特許第4,254,238号明細書にはグラフトポリマーの合成法が開示されている。この場合、出発ポリマーは公知の方法で製造されるポリジエンである。ポリジエンをジアミンおよび有機リチウム化合物と反応させることによって重合活性中心が出発ポリマーに作用する。エポキシドの添加および続いての酸性化がポリマー骨格に官能性OH基がもたらされる。有機カリウムという反応剤との反応によってOH基が脱プロトンされ、エチレンオキシドの添加によってポリエチレンオキシドブロックがグラフト重合する。
M.Gervais, B.GallotによりMakromol.Chem.178、1577(1977)におよびオランダ特許第7,308,061号明細書に開示された合成法は、反応剤が非常に高い反応性を示すこと、そして反応の間に連鎖停止があるかまたは側鎖が形成されるという結果を伴うことを明らかにしている。その結果物は、不均一な長さを有するかまたは線状でなく枝分かれしている分子ブロックAおよび/またはBを有する分子である不均一な反応生成物である。従ってこの合成法では目的化合物の厳密な分子組成をもらす様に反応を制御できない。
ドイツ特許第2,322,079号明細書に記載された合成法はリチウム−並びにカリウムイオンを含有する反応混合物をもたらす。この混合物の中でエポキシドはポリジエンに20%程度までしかグラフト重合せず、それによって未反応原料がポリマー中に多量に残留し、費用のかゝる後浄化処理を行なわなければならない。しかしながらこの20%は単独ポリマー成分、要するに、エポキシモノマー成分だけから生成されるポリマー成分も含有しており、その結果一方においては単独ポリマーによる汚染を記さなければならないし、もう一方では20%より少ない量しかブロックAにグラフト重合していない。実際に所望の生成物をもたらす反応を行った場合には、非常に多量の原料を使用しなければならず、結果としてこの方法は後処理に多大な費用を要し、製品の価格を高いものとする。更に廃棄物処理の問題を伴う。
米国特許第4,254,238号明細書に記載された反応は非常に激しい条件のもとで行なわれ、それ故に同様に制御不能である。例えば鎖が分裂される。更にリチウム化されたテトラメチルエチレンジアミン(TMEDA)および未反応のブチルリチウムが溶液中に残留する。反応生成物の中には単独ポリエチレンオキシドの成分、要するにエポキシド単位だけで形成されているポリマーも存在している。しかしながら雑誌Rubber chemistry and technology第49巻、第303頁(1976)の“Synthesis and properties of uniform polyisoprene networks. I.synthesis and characterization of α,ω−dihydroxypolyisoprene(均一なポリイソプレン・ネットワークの合成および性質;1.α,ω−ジヒドロキシポリイソプレンの合成および性質)”に開示されている様に、二つの−CH2−CH2−O-側鎖しか持たない反応中間体が金属イオンと錯塩を形成しながら溶液から沈殿する。この生成物は未反応成分および副生成物を高比率で含む不均一生成物である。
上述のいずれの方法でも、線状度(Linearitaet)および鎖長に関する化学的性状が明確に規定されており、かつ副生成物を含まないAB型ブロックコポリマーを提供することができない。モノマーのジエンから構成されるブロックAはオランダ特許第7,308,061号明細書には1,4−および1,2−あるいは3,4−重合体より成る混合構造を有している。
それ故に本発明の課題は、モノマー単位a=共役ジエンおよびモノマー単位b=エポキシドを有し、ブロックAおよびBの鎖長を自由に選択できそして反応条件によって調整でき、生成物が側鎖の状態の分岐を有しておらずそして単独ポリマーAおよびBの様な副生成物を生じない構造的に明確に規定された生成物をもたらすAB型ブロックコポリマーを製造する方法を提供することである。更にブロックAは非常に高割合で1,4−ポリマーを含有しているべきである。後から精製する費用はできるだけ少なくするべきである。この方法は価格の上で有利であるべきである。
ブロックAが低いガラス転移温度を有しそして溶剤中でミセル構造を生ずることができるAB型ブロックコポリマーを製造できるポリマーを提供するべきである。
この課題は請求項1の上位概念の方法から出発し、請求項1の特徴部分によって解決される。
本発明の方法では、今や、ブロックAおよびBの鎖長並びに相互のその長さが明確に規定されるAB型ブロックコポリマーを提供することが可能である。この生成物は側鎖によって枝分かれされていない。所望次第で、鎖長、分子量、極性度または粘度についてのその都度の要求を考慮して分子をオーダーメイド調製することができる。出発物質の転化率は定量的であり、ブロックAが約95%の割合の1,4−付加生成物を有している生成物を製造できる。要求次第でエポキシドの重合のために当量の――ブロックA中のエポキシド単位の添加によって生じるOH基に相当する――ナトリウム−またはカリウム有機化合物を添加する必要が最早ないことがわかっている。それにもかかわらず均一な成長が得られる。
本発明の有利な実施態様を従属項に掲載する。
AB型ブロックコポリマーの本発明の製法方法を更に詳細に以下に説明する:
図面はAB型ブロックコポリマーで製造されるミセル構造を例示的に説明する。
図1は溶剤中のAB型ブロックコポリマーの球状のミセル構造を示しており(楕円形も可能)、
図2は溶剤中でのAB型ブロックコポリマーの円筒状のミセル構造を示しており、
図3は溶剤中でのAB型ブロックコポリマーの板状のミセル構造を示している。
図1〜3に示した全ての構造は非極性溶剤中(そこではブロックAが溶解される)でも極性溶剤中(そこではブロックBが溶解される)でも可能である。
第1表は各実施例に記載した実験結果を示している。表中、
PI= OH末端官能化ポリイソプレン、
PEP=OH末端官能化ポリ(エチレンプロピレン)
PEO=コポリマー中のポリエチレンオキシドブロック
a:GPCにより測定、
b:PEPのMnおよびNMRによる組成から測定、
n=数平均分子量
w=重量平均分子量、
GPC=ゲルパーミッションクロマトグラフィー
本発明のAB型ブロックコポリマーの製造は二段階合成で行い、その第一段階で共役ジエンを非極性溶剤中で開始剤の使用下に公知の方法でアニオン重合する。開始剤としてはリチウム有機化合物を使用する。本発明においてAB型ブロックコポリマーとは少なくとも1つのブロックAおよび少なくとも1つの別のブロックBを有するポリマーを意味する。AB構造の他にBAB構造も本発明に属する。この場合、ブロックAはモノマー単位aより成るかまたはモノマー単位a、a’、a”等の混合物で組成される。同様にブロックBもモノマー単位bまたはモノマー単位b、b’、b”等の混合物より成る。モノマーaは一般に共役ジエン、特に1、3−ジエンである。短い側鎖しか有していない1,3−ジエンが特に有利であるが、所望の生成物次第で比較的に長い側鎖を持つかまたはジエン構造が末端でなく鎖中に位置するジエンも使用することができる。更に分子中に孤立した二重結合を有していてもよい。例えば以下の化合物を挙げることができる。1,3−ブタジエン、イソプレン、2,3−ジメチルブタジエン、1,3−ペンタジエン、1,3−ジメチルブタジエン、2,4−ヘキサジエン。メチル基の代わりにフェニル基またはそれのアルキル誘導体基があってもよい。モノマーの選択にとって重要なのは、非極性のポリマーブロックAが生じることである。
ブロックBのモノマーbはエポキシドである。最も簡単な実施形態においてはエポキシドはエチレンオキシドでよいが、置換基を有するエポキシドも合成に使用することができる。置換基はアルキル−またはアリール置換基であってもよい。モノマーbの選択に重要なのは、水溶性であるポリマーブロックBが形成されることである。従ってこのことを結果的に保証する他のモノマーも使用することができる。
モノマーa、a’、a”およびb、b’、b”等について本発明は上記の例に限定されない。
ブロックAのアニオン重合のための開始剤としてはリチウム有機化合物、例えば第二ブチルリチウムまたは第三ブチルリチウムが使用される。この場合、該有機化合物が溶解性であることから、リチウムイオンを対イオンとして使用するのが特に有利である。しかしながら有機化合物アニオンが第1反応段階で使用される非極性溶剤中において該溶剤に反応剤を溶解することを可能とすることが重要である。二官能性のリチウム有機化合物、例えば第二ブチルリチウムと1,3−ビス(1−フェニルエテニル)ベンゼン(MDDPE)との2:1付加物を使用することが後続の反応工程でBAB構造のAB型ブロックコポリマーをもたらす。生成物の線状度に関する反応工程の制御は溶剤の非極性度から明らかである。
本発明における非極性溶剤としては非極性の芳香族−または脂肪族炭化水素を意味する。例えばベンゼン、c−ヘキサン、イソ−ペンタン、また分岐したアルカン、およびアルカンを挙げることができる。モノマーaを非極性溶剤中で有機アニオンによって重合してブロックAとした後に、後で、未だ活性の鎖末端にモノマー単位bをグラフト重合する。更なる重合はリチウム開始剤を使用しているために生じない。酸による反応の終了後に、アルコール性OH基で官能化されたポリマーA(OH)が得られる。慣用の方法を使用してA−OHを水素化してポリオレフィンA(H)−OHとしてもよい。これによって末端OH基は攻撃されない。
リチウム塩をポリマーA(OH)あるいはA(H)−OHから分離するために、A(OH)またはA(H)−OHを沈殿させてもよい。この処理は、Li+−イオンが後続の反応を妨害しないという長所を有している。
中間生成物のA(OH)またはA(H)−OHを沈殿させた後に、不純物を除くために単離しそして加熱してもよい。後続の加工を妨害するプロトン性の不純物、例えば水、アルコールおよび酸は、ポリマーA(OH)あるいはA(H)−OHをベンゼンに何度も溶解および続く減圧条件下でのベンゼンの留去あるいは蒸発を行なうことによって除く。ベンゼンの代わりに他の溶剤、例えばTHFまたはトルエンも使用することができる。この場合、溶剤はポリマーA(OH)あるいはA(H)−OHを溶解することができそして揮発性のプロトン性の不純物を除くことができるべきである。ポリオレフィンA(H)−OHはその高い熱安定性のために減圧条件のもとでの蒸留サイクルの間に100〜120℃に加熱することができ、このことは精製工程の効率を向上させる。生成物の性質次第で、150〜180℃の如き更に高い温度に加熱することもできる。中間生成物A(H)−OHは場合によっては、次いで減圧条件のもとで加熱することによって有害な不純物を除いてもよい。それによって何度もポリマーを溶剤に溶解しそして該溶剤を留去する工程を省くことができる。
第二段階では、A(OH)またはA(H)−OHを途中で空気と接触させることなしに、アニオン重合にとって通例の精製条件のもとで乾燥THFまたは他の極性溶剤に溶解させる。他の極性溶剤としては例えばエーテル類、例えばジエチルエーテルまたは第三アミンが適している。しかしながら溶剤の選択はここに記載する実施例に限定されない。カリウム−またはナトリウム有機試薬、例えばクミルカリウムによって化合物A(OH)あるいはA(H)−OHの末端OH基が脱プロトン化され、巨大開始剤A−OK、A−ONaあるいはA(H)−OKまたはA(H)−ONaに転化される。しかしながらカリウム化合物が特に有利である。エポキシドの添加によってブロックBがグラフト重合され、次いで酸の添加によって反応が終了する。しかしながら金属有機化合物および反応中間体の溶解を保証しそしてエポキシドの重合を許容するあらゆる金属有機化合物を使用することができる。例えばベンジルカリウム、フルレニルカリウムおよびナフチルカリウムを挙げることができる。開始剤としては金属水素化物、例えばNaHまたはKHまたは純粋なアルカリ金属、例えばナトリウムまたはカリウムも使用することができる。
第一段階の後で場合によっては水素化するために、ブロックBのグラフト重合に続いて水素化を行なってもよい。
本発明のAB型ブロックコポリマーの合成は保護ガス雰囲気でまたは減圧下に例えば10-4mbarで実施することができる。
以下も本発明の実施態様である:
1) ブロックA中に生ずる二重結合を酸の添加に続いて水素化する請求項5または6に記載の方法。
2) ブロックAをプロトン供与体の添加後または水素化後に少なくとも1度、溶剤に溶解しそしてその溶剤を留去する、請求項1〜6および上記1)のいずれか一つに記載の方法。
3) 溶剤がベンゼンである、上記2)に記載の方法。
4) 蒸留を減圧下で実施する、上記2)または3)に記載の方法。
5) 室温と120℃との間の温度で蒸留した後に減圧する、上記2)〜4)のいずれか一つに記載の方法。
6) 蒸留を室温で実施する、上記2)〜5)のいずれか一つに記載の方法。
7) ブロックAをプロトン供与体の添加後または水素化後に分離しそして減圧処理する、請求項1〜6および上記1)のいずれか一つに記載の方法。
8) 室温と120℃との間の温度で減圧処理する、上記7)に記載の方法。
9) ブロックAの製造を室温を下回らない温度で行なう、請求項1〜6および上記1)〜8)のいずれか一つに記載の方法。
10) ブロックBの製造を室温と50℃との間の温度で行なう、請求項1〜6および上記1)〜9)のいずれか一つに記載の方法。
11) モノマーaをモノマーa’よりも高濃度で使用する、請求項8に記載の方法。
12) モノマーbをモノマーb’よりも高濃度で使用する、請求項9に記載の方法。
13) 請求項16に従うAB型ブロックコポリマーより成るミセル構造。
14) ブロックAまたはBの一方を溶解しない溶剤中に含まれている上記13)に記載のミセル構造。
15) 請求項16に従うAB型ブロックコポリマーの混合物よりなる、上記13)または14)に記載のミセル構造。
実施例:
実施例1:
ポリイソプレン−ポリエチレンオキシド−ブロックコポリマー:前もって溶剤不含ジブチルマグネシウムにて室温で14時間および溶剤不含のn−ブチルリチウムにて−10℃で20分乾燥した22.00gのイソプレンを高真空条件のもとで500mLのガラス製反応器で縮合する。n−ブチルリチウムで乾燥した300mLのシクロヘキサンを添加する。反応器に装着したアンプルから1.00mmolの第二ブチルリチウムをシクロヘキサン溶液として添加する。24時間後に別のアンプルから、脱気されそして水素化カルシウム粉末で乾燥した0.72gのエチレンオキシドを添加する。更に14時間経過後に酢酸の添加によって重合を中止する。OH末端官能化ポリイソプレンを、メタノールに沈殿させることによって分離する。
8.17gのポリマーをn−ブチルリチウムで乾燥した60mLのベンゼンに溶解する。この溶剤を高真空条件のもとで留去し、そしてポリマーを高真空条件のもとで20時間攪拌する。この全工程を更に二度繰り返す。次いでポリマーを空気と接触させることなしにナトリウム−カリウム合金とベンゾフェノンよりなる混合物で乾燥した60mLのTHFに溶解する。高真空条件のもとでこのポリマー溶液にTHFにタミルカリウムを溶解した0.05モル濃度溶液を、重合体溶液が淡いオレンジ色のままになるまで添加する。この重合体溶液に高真空条件のもとで、脱気されそしてカルシウム水素化物で精製した5.89gのエチレンオキシド並びに150mLのTHFを添加する。50℃で更に3日間重合し、その後に酢酸の添加によって重合を中止する。ブロックコポリマーを−20℃に冷やしたアセトンに沈殿させて精製する。このAB型ブロックコポリマーは水に溶解するμmの大きさのミセルを形成する。
実施例2:
ポリ(エチレンプロピレン)−ポリエチレンオキシド−ブロックコポリマー:
実施例1からの7.2gのOH末端官能化ポリイソプレンを600mLのヘプタンに溶解しそしてパラジウム/硫酸バリウム触媒の助けによって90℃、40barの水素圧で水素化する。こうして得られるOH末端官能化ポリ(エチレンプロピレン)をメタノールに沈殿させることによって精製しそして100℃で3日間攪拌しながら高減圧下に乾燥する。ポリエチレンオキシドブロックのグラフト重合は5.51gのOH末端官能性ポリ(エチレンプロピレン)および2.75gのエチレンオキサイドの使用下に実施例1に記載した様に行なう。生成物の精製は実施例1に記載されている様に行なう。
実施例3:
ポリ(エチレンプロピレン)−ポリエチレンオキシド−ブロックコポリマー:
29.08gのイソプレン、800mLのベンゼン、6.53mmolのt−ブチルリチウムおよび2.38gのエチレンオキシドを使用して実施例1における様にOH−末端官能化ポリイソプレンを製造する。ポリイソプレンの水素化は実施例2に従って行なう。1.28gのOH−末端官能化ポリ(エチレンプロピレン)と4.04gのエチレンオキシドとの反応を実施例2におけるのと同様に行なう。
このAB型ブロックコポリマーはデカン中でミセルを生じる。
実施例4:
ポリ(エチレンプロピレン)−ポリエチレンオキシド−ブロックコポリマー:
3.64gのOH−末端官能化ポリ(エチレンプロピレン)を1.18gのエチレンオキシドと実施例2における様に反応させる。生成物の精製を水に沈殿させることによって行なう。
実施例5:
ポリイソプレン−ポリエチレンオキシド−ブロックコポリマー:
実施例3からの2.14gのOH−末端官能化ポリイソプレンに実施例1に記載したのと同じ条件のもとで、ポリマーOH基を完全に脱プロトン化するのに必要とされる50モル%量のクミルカリウムを添加する。OH基の数はOH−末端官能化ポリイソプレンの使用量および分子量から計算される。6.75gのエチレンオキシドとの反応は7日間という反応時間を除いて実施例1におけるのと同様に行なう。
実施例1〜5のブロックコポリマーはポリイソプレン−、ポリ(エチレンプロピレン)−およびポリエチレンオキシド単独ポリマーの存在に基準をおいてGPCによって実験する。検出可能な量の単独ポリマーはいずれの場合にも認められない(確認限界:1%未満)。
実施例1〜5のポリマーの分子量の特徴を表1に総括掲載する。
先ず第一に、ポリジエンブロックAおよび少なくとも1種類のエポキシドブロックBを含有するAB型ブロックコポリマーを化学的におよび分子的に規定された物質として製造することが可能である。重合段階1および2の間の反応条件を選択することによって両方のモノマーを副反応なしに定量的に重合することができる。それ故に生成物中にポリマー副生成物も未だ未反応のモノマーも存在しない。従来技術に記載の方法のいずれも、これらのブロックコポリマーを副生成物を生ずることなしに製造することが可能である。
モノマーaおよびbの自由に選択できる量比によってAおよびBのブロック分子量を変えてAB型ブロックコポリマーの性質を例えば界面活性剤としてのその用途に関して正確に調整することができる。従来公知の方法ではこれは不可能である。
ジエンブロックAを重合する際に溶剤として脂肪族−または芳香族炭化水素を使用することによって、1,4微細構造の割合が最大のコポリマーが得られる。即ちアニオン重合が、主として、即ち約95%までが1,4−付加として進行する。これによってブロックAの低いガラス転移温度が達成される。このことは加工性、例えば押出成形の際のそれ並びに用途にとっても有利であるか、むしろ必要なことである。達成されるガラス転移温度は1,3−ブタジエンポリマーの場合には95%の1,4−重合体で−80℃であり、イソプレンポリマーの場合にはブロックA中の95%の1,4−ポリマーの場合に−70℃である。極性溶剤、例えばTHF(テトラヒドロフラン)を使用する従来技術の方法はブロックAについて高いガラス転移温度を有するポリマーをもたらす。
水素化したAB型ブロックコポリマーは全くまたは少ししか水素化されていない生成物よりも酸化に対して耐久性があり、かつ熱の負荷が可能である。
このことは製造、加工の際にプラスになり、使用する際に明らかに有利である。更に水素化されたAB型ブロックコポリマーは、第二反応段階のための原料として1,4−ポリマーの割合の多い水素化ポリブタジエンを使用する限り、高い結晶度を示しそして大抵の溶剤に不溶であるかまたは高温でだけ(例えば芳香族−および脂肪族溶剤に)溶解する。本発明の生成物はブロックAおよびBの相対的鎖長次第で水にまたはアルカンに溶解する。
本発明のAB型ブロックポリマーはエマルジョンおよび微細エマルジョンの製造に使用することができる。このものは脂肪族アルカンに溶解するブロックAを有している。しかしながらこれの例外には1,4−ポリマーの割合の多い水素化1,3−ブタジエンがある。
本発明のAB型ブロックコポリマーは溶剤または溶剤混合物中で、様々に形成され得るミセル構造を生ずる。ポリマー両親媒性の臨界ミセル濃度(CMC)は低分子量親媒性のものよりも小さい。ミセル構造は固体として微細相分離系を形成する。
図1〜3に記載の実施例は可能なミセル構造から選択されたものであり、これらに限定されない。
本発明のAB−ブロックコポリマーおよびミセル系は薬品、医薬においておよび食品の分野で乳化剤として使用できる。
表1において、
PIはOH−末端官能化ポリイソプレンを意味し、
PEPはOH−末端官能化ポリ(エチレンプロピレン)を意味し、
PEOはコポリマー中のポリエチレンオキシドブロックを意味し、
aはGPCによって測定され、
bはPEPのMnおよびおよびNMRによる組成から測定されている。
Figure 0004212064

Claims (15)

  1. アニオン重合によって疎水性−親水性AB型ブロックコポリマーを製造する方法において、ブロックAのモノマー単位aが1,3−ブタジエン又はイソプレンでありそしてブロックBのモノマー単位bがエポキシドであり、ブロックAを第一反応段階で非極性溶剤で製造して、95重量%の1,4−微細構造を有するブロックAポリマーの1,3−ブタジエンポリマー又はイソプレンポリマーを得そしてブロックBを第二反応段階で極性溶剤中で製造し、その際に第一反応段階を終了するために
    1.エポキシドおよび
    2.プロトン供与体
    を添加しそしてブロックBの重合をリチウム開始剤を除いたアルカリ金属開始剤によって行うことを特徴とする、上記方法。
  2. ブロックAの重合を開始剤としてリチウム有機化合物を用いて行なう請求項1に記載の方法。
  3. ブロックBを重合するためのアルカリ金属開始剤として、アルカリ金属有機化合物、アルカリ金属水素化物およびアルカリ金属より成る群からの開始剤を使用する請求項1または2に記載の方法。
  4. 第一反応段階のリチウム開始剤が二官能性開始剤である請求項に記載の方法。
  5. ブロックA中で生ずる二重結合を少なくとも部分的に水素化する請求項1〜4のいずれか一つに記載の方法。
  6. 二重結合を完全に水素化する請求項5に記載の方法。
  7. ブロックAを単一成分aから製造する請求項1〜6のいずれか一つに記載の方法。
  8. ブロックAを少なくとも2種の異なるモノマーaおよびa’から製造する請求項1〜6のいずれか一つに記載の方法。
  9. ブロックBを単一のモノマーbから製造する請求項1〜8のいずれか一つに記載の方法。
  10. ブロックBを少なくとも2種の異なる成分bおよびb’から製造する請求項1〜8のいずれか一つに記載の方法。
  11. 10〜2000個のモノマー単位aの鎖長のブロックAを製造する請求項1〜10のいずれか一つに記載の方法。
  12. 20〜500個のモノマー単位の鎖長のブロックAを製造する請求項11に記載の方法。
  13. 10〜2000個のモノマー単位bの鎖長のブロックBを製造する請求項1〜12のいずれか一つに記載の方法。
  14. 20〜500個のモノマー単位bの鎖長のブロックBを製造する請求項13に記載の方法。
  15. 請求項1〜14のいずれか一つに従って製造したこと、ブロックAが95重量%の1,4−微細構造を有すること及びブロックコポリマーのMW/Mnが1.02〜1.04であることを特徴とするAB型ブロックコポリマー。
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