JPH02273407A - 導電性粒子およびその製造方法 - Google Patents

導電性粒子およびその製造方法

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JPH02273407A
JPH02273407A JP9281289A JP9281289A JPH02273407A JP H02273407 A JPH02273407 A JP H02273407A JP 9281289 A JP9281289 A JP 9281289A JP 9281289 A JP9281289 A JP 9281289A JP H02273407 A JPH02273407 A JP H02273407A
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pyrrole
conductive
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Toshiaki Watanuki
綿貫 俊朗
Isao Isa
伊佐 功
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/09Use of materials for the conductive, e.g. metallic pattern
    • H05K1/092Dispersed materials, e.g. conductive pastes or inks
    • H05K1/095Dispersed materials, e.g. conductive pastes or inks for polymer thick films, i.e. having a permanent organic polymeric binder

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  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
  • Conductive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、導電性フィルム、導電性シート、導電性イン
キ等の静電気防止用資材、導電性接着剤、導電性ベース
を等に利用される導電性フィラーとして有用な導電性粒
子およびその製造方法に関する。
(従来の技術) 従来、導電性粒子として、たとえば金属、金属酸化物、
カーボン等を粒子化した導電性粒子、ガラス、アルミナ
、プラスチックなどの粒子の表面を金属などで被覆した
導電性粒子が知られている。
これらの導電性粒子は、たとえば合11脂やゴム等に導
電性フィラーとして混入され、各種導電性材料を形成し
ている。
(発明が解決しようとする問題点) これら従来の導電性粒子の内、金属や金属酸化物粒子を
、合成樹脂や合成樹脂を含有する溶液中に分散した導電
性塗料等の導電性材料では、合成樹脂や溶剤に比較して
導電性フィラーの比重が1桁程度大きいため、経時的に
導電性フィラーの沈降現象が生じ、均一な分散状態を維
持す乙ことば困難である。
またガラスやプラスチックのような非導電性物質を導電
化する方法としては、金や銀等の金属、I To(イン
ジウム−スズ酸化物)等の金属酸化物を、真空蒸着、イ
オンスパッタリングあるいはメツキ等により被処理粒子
の表面を被覆し、導電化する方法が知られている。しか
しながら、真空蒸着やイオンスパッタリング等の方法に
は、設備等の面1こおいて莫大な費用を要し、また、メ
ツキによる方法には、電極を必要とするなど複雑な製造
設備を用いなければならない。そのため、上記方法によ
T)製造された導電性粒子は結果として高価なものlこ
なる。
本発明は前記従来の問題点を解決するためになされたも
のであ1)、複雑な製造設備を必要とせず、その製造方
法も簡単であり、優れた導電性を有し、広範な粒径およ
び形状の導電性粒子を安価に提供することを目的とする
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、前記目的を解決するため種々検討した結
果、水、アセ)ニトリルまたはアルコールの1種または
2種以上がらな不溶剤中に、有機高分子化合物、ガラス
またはセラミックス等の基体粒子を添加し、ピロール主
たはピロール誘導体と酸化剤とドーパンYの存在下、−
30−40℃の温度で攪はんすることにより、優れた導
電性を有する導電性粒子を簡単かつ安価に製造できるこ
とを見い出し本発明を完成するに至った。
本発明で導電化処理される基体粒子としては、有機高分
子化合物、ガラス、セラミックス等の粒子を使用する。
有機高分子化合物は、熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂等の
合成樹脂、合成ゴムおよび天然高分子等から形成された
高分子化合物である。
これらの高分子化合物を例示すると、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリ
メチルメタクリレート、ポリエステル、ポリ塩化ビニル
、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブ
チラール、ポリビニルホルマール、ポリアミY、ポリイ
ミド、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂
、フッ=3 素樹脂、ナイロン、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、
ポリウレタン、アクリロ二Fリルースチレン共重合体、
アクリロニ1リルーブタジエンースチレン共重合体、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体などであり、これらを単独
あるいは混合して用いることができる。これらの高分子
化合物には必要に応じて硬化剤、架橋剤等を添加しても
よい。またコロナ放電処理、プラズマ処理等を行ない、
その表面を改質してもよい。これらの高分子化合物は、
低温粉砕あるいはモノマーの乳化重合等の方法により、
球状粒子、不定形状粒子等の形状とされ使用に供され為
ガラスとしては、軟質ガラス、硬質ガラスあるい(1パ
イレツクス、エナガラス等の特殊ガラスを使用す石こと
がでトる。また、セラミックスとしては、アルミナ、ジ
ルコニア、マグネシア、シリカ、チタニア等であり、こ
れらは単独あるいは混合して用いられる。
上記基体粒子の粒径は0.1〜500μ拍が好ましく、
更に好ましくは1〜200111μである。粒一 径があまり小さいと、導電性フィラーとして用いた場合
、多量に使用しないと安定した導電性が得られず、また
、粒径があ主り大きいと、均一に分散させることが困難
になり、導電性が不安定になる。基体粒子は、完全な充
填体でも中空体でもよく、異方導電性接着シート等の用
途に用いる場合は、アスペクト比(縦横比)が1. =
 1.0のものがよい。
本発明の導電性粒子は、基体粒子をピロールまたはピロ
ール誘導体の酸化重合体で被覆せしめたものである。ピ
ロール誘導体としては、ピロールのN位または3位を炭
素数1〜コ0のアルキル基で置換した化合物であり、具
体的には、N−メチルピロール、N−エチルピロール、
N−n−7’口ビルピロール、N−n−ブチルピロール
、3−メチルピロール、3−エチルピロール、3−n−
7’口ビルピロール、3−n−ブチルピロール、3−n
−ペンチルピロール、3−n−ヘキシルピローノ呟3−
n−オクチルピロール等である。
次に本発明の導電性粒子の製造方法について説明する。
水、アセF二Fリル主たはメタノール、エタノール、プ
ロパツール等のアルコールの1種本たは2種以上からな
る溶剤中に、導電化処理する有機高分子化合物、ガラス
またはセラミックス等の基体粒子を添加し、ピロールま
たはピロール誘導体と酸化剤とドーパンYの存在下、−
30〜40℃の温度で1分〜10時間攪はんすることに
よ1〕、基体粒子がピロールまたはピロール誘導体の酸
化重合体で被覆された導電性粒子を得ることができる。
」1記方法において、水、アセ)二Yリル、アルコール
以外の溶剤も用いることかでトるが、ピロールまたはピ
ロール誘導体の酸化重合体が、溶剤中で基体粒子の被覆
に供されずに単独で沈降す乙割合を減らし、重合体の利
用率を上げるためには、上記溶剤の使用が好ましい。
酸化重合に用いられる酸化剤としては、塩素、臭素、ヨ
ウ素等のハロゲン類、塩化第二鉄、三7ツ化ホウ素、五
フッ化ヒ素、五フッ化アンチモン、塩化アルミニウム等
の金属ノ10ゲン化物、過酸化水素、過酢酸、過酸化ベ
ンゾイル等の過酸化物、過硫酸、過硫酸カリウム等の過
硫酸およびその塩、ヨウ素酸、過塩素酸カリウム等のハ
ロゲン酸およびその塩、過マンガン酸カリウム、クロム
酸等の遷移金属化合物、酸素、オゾン、硝酸、硫酸等の
プロトン酸等が挙げられ、これらは、単独または混合し
て用いられる。
本発明で使用するY−パンYは、一般に使用されるアク
セフリー性のドーパントである。具体的には、塩素、臭
素、ヨウ素、塩化水素等のハロゲンアニオン、ヘキサフ
ロロリン、ヘキサフロロリン、テYラフロロホウ素等の
ハロゲン化物アニオン、アルキルベンゼンスルホン酸、
ベンゼンスルホン酸、二)ロベンゼンスルホン酸、β−
ナフタレンスルホン酸等のスルホン酸アニオン、l塩素
酸、過塩素酸カリウム等の過塩素酸アニオン、硫酸等の
硫酸アニオンが挙げられ、これらは単独または混合して
用いられる。
重合時におけるモノマー、酸化剤およびドーバンを等の
策は、導電化処理される基体粒子の量、所望する電導度
の大きさによっても異なるが、モノマーの量は溶剤10
0重量部tこ対して0.05〜30重量部、酸化剤は溶
剤100重量部に対し0゜05〜30重量部、ドーパン
トは溶剤1. OO重量部lこ対して0.01〜20重
量部、基体粒子は溶剤100重量部lこ対して0.1〜
50重量部とすると、基体粒子を効率良く導電化処理す
ることができる。
導電化処理時の温度は、あ主り低温にすると重合速度が
遅すぎるうえ、冷却に要するエネルギーコ久Yがかさみ
非経済的であり、逆にあまり高温1こすると重合速度が
速すぎて、ポリマーが単独で沈降する割合が増加するの
で、−30〜40℃程度好ましい。更に好ましくは一1
0〜10°C程度である。
本発明の導電性粒子を製造する際の各成分の添加順序に
ついては種々の方法を採用十乙ことができる。ナことえ
ば■酸化剤およびドーパントを含む溶剤中に導電化処理
される基体粒子を浸漬した後ピロールまたはピロール誘
導体のモノマー(以下=8 単にモノマーという)を添加す石方法、■酸化剤、ドー
パン)およびモノマーを含む溶剤中に、実質的にモノマ
ーが重合する前に基体粒子を浸漬する方法、■モノマー
を含む溶剤に基体粒子を浸漬し、ここに酸化剤およびド
ーパントを含む溶剤を添加する方法等である。上記導電
化処理に1度使用した処理液であっても、導電性粒子を
除いた液が処理液の条件を満たしている場合は、再度こ
の液を使用することもできる。
(実施例) 以下、実施例によI)本発明を説明する。実施例中おい
て電導度は、得られた導電性粒子を油圧成型機により圧
力6000 lag/ can2で直径13−1厚さ1
〜2mmの大きさのディスクを作成し、銅線を銀ベース
Yで接着し、空気中にて、ファンデル・ボウ法に従って
測定した。また、すべての実施例において、100〜4
00倍の倍率での顕微鏡観察の結果によれば、基体粒子
はピロールまたはピロール誘導体の重合体で完全被覆さ
れて(・ることが観察された。
叉1鮭り 塩化鉄(I[1)・大水塩8.62重量部を水81.0
3重量部に溶解し、これにポリメチルメタクリレ−)粒
子(住友化学工業(株)製、ファインパールPM303
0、平均粒径30μm)4.31重量部をアセ)二tリ
ル5.17重量部で湿らせて添加した。この混合液を攪
はんしなからO〜5 ℃に冷却し、ピロール0.86重
量部を添加し、3分間攪はんしり後ろ別した。メタノー
ルで洗浄、ついで水で充分に洗浄した後、乾燥し導電性
粒子を得た。このものの電導度は2,5X10−2S/
cmであった。
実施例2〜7 溶剤、基体粒子、処理温度および処理時間を変えた以外
は実施例1と同様に行なった。この時の条件および得ら
れた導電性粒子の電導度を第1表に示す。
失1」L針 塩化鉄(III)・穴水塩8.62重量部をメタノール
86.2重量部に溶解し、これに実施例4で使用したも
のと同一のポリスチレン粒子4,31重量部を添加した
。この混合液を15〜20″Cで攪はんしながらピロー
ル0.86重量部を添加し、2時間攪はんした後ろ別し
た。メタノールで洗浄、ついで水で充分に洗浄した後、
乾燥し導電性粒子を得た。このものの電導度は6.SX
]0−9S/C111であった。
聚皿jjQ9− ベルオキソニ硫酸力υウム3.54重量部を水78.5
重量部に溶解、し、これに実施例1で使用したものと同
一のポリメチルメタクリレート粒子4.31重量部をメ
タノール11 、77重量部で湿らせて添加した。この
混合液を攪はんしなから0〜5°Cに冷却し、3−メチ
ルピロール0.86重置部を添加し、3分間攪はんした
後ろ別した。メタノールで洗浄し、ついで水で充分に洗
浄した後、乾燥し導電性粒子を得た。このものの電導度
は7.6X10−’S/cmであった・ 実施例]0 基体粒子に実施例2で用いたポリメチルメタクリレート
粒子を使用し、ピロール誘導体として1qメチルピロー
ル0.88重量部を使用した以外は実施例9と同一の条
件によ1)導電性粒子を得た。
このものの電導度は3,5X10  ’S/c+++で
あった。
実施例1.、:L 塩化鉄(’fil>・六水塩8.62重量部を水60重
量部に溶解し、これに実施例]で使用したものと同一の
ポリメチルメタクリレ−F粒子4.31重量部をメタノ
ール26.2重量部で湿らせてから添加した。この混合
液を攪はんしなから0〜5°Cに冷却し、N−メチルピ
ロール0.86重量部を添加し、3分間攪はんした後ろ
別した。メタノールで洗浄、ついで水で充分に洗浄した
後、乾燥し導電性粒子を得た。このものの電導度は1.
4×10−’S/cmであった。
実施例12 】3 コl鳩−硫酸]O重量部及び水58.93重量部からな
る溶itこ、実施例3で使用したものと同のポリスチレ
ン粒子4.73重量部をメタノール3.79重量部で湿
らせて添加し、更に五酸化ニヨウ素0.79重量部を添
加した。この混合液を攪はんしなから0〜5°Cに冷却
し、ピロール0.5重量部を水21.76重量部に溶解
した液を添加し、3分間攪はんした後ろ別した。メタノ
ールで洗浄し、ついで水で充分に洗浄した後、乾燥し導
電性粒子を得た。このものの電導度は1.8×コO”−
”S/0mであった。
実施例]3 1N−硫酸10重量部および水44.42重量部からな
る溶液に、実施例1で使用したものと同一のポリメチル
メタクリレート粒子4゜”77重量部をア七ト二トリル
5.37重量部で湿らせて添加した。ここに過マンガン
酸カリウム0.18重量部を水26.83重量部に溶解
した液を添加し、0〜5°Cに冷却した。3−メチルピ
ロール0.54重量部をア七ト二トリル17.89重量
部に溶解した液を添加し、3分間攪はんした後ろ別した
メタノールで洗浄し、ついで水で充分に洗浄した後、乾
燥して導電性粒子を得た。このものの電導度は6.5X
’J 0−7S/cmであツタ。
実施例14 ヨウ素酸ナトリウム1. 、58重量部を水70.97
重量部に溶解し、実施例]で使用したものと同一のポリ
メチルメタクリレート粒子3.31重量部を添加し、攪
はんしながら脱気した。IN−硫酸7.89重量部を添
加し、−2°Cに冷却しブこ。
攪はんしなからピロール0.49重量部を水15゜77
重量郁tこ溶解した液を添加し、5分間攪はんした後ろ
別した。水で充分に洗浄した後、乾燥して黒灰色の導電
性粒子を得た。このものの電導度は2 、 OX 10
−6S/ctnであった。
U例15 塩化鉄(III)・六水塩8.33重量部を水82.5
重量部に溶解し、これに実施例]と同一のポリメチルメ
タクリレート粒子4.17重量部をア七ト二トリル4.
17重量部で湿らせて添加した。この混合液を攪はんし
ながらO−S ℃に冷却し、ピロール0.83重負部を
添加し、3分間攪はんした後ろ別した。メタノールで洗
浄、ついで水で充分に洗浄した後、乾燥し黒灰色の導電
性粒子を得た。このものの電導度は7゜I X 10−
2S/cmであった。
ろ別後8分経過しすこのち、このろ液に沈降したポリピ
ロールを再度ろ別し、ろ液にポリメチルメタクリレ−1
粒子3.33重景部をア七Y二)リル3.33重量部で
湿らせて添加した。この混合液を攪はんしなから0〜5
°Cに冷却し、1.5時間攪はんした後ろ別した。メタ
ノールで洗浄、ついで水で充分に洗浄した後、乾燥し黒
色の導電性粒子を得た。このものの電導度は2,2x1
0−3S / c +nであった。
実施例1G 塩化鉄(Ill)・六水塩8.26重量部を水82.6
4重量部に溶解し、これにアルミナ製セラミックス粒子
(¥アナ産のボーキサイYを原料とし、ポットミルで微
粉砕して得た平均粒径1〜2μmの粒子をスプレードラ
イヤーにて球状に造粒、乾燥させ、1200°Cで焼結
した平均粒径20μ口]の多孔質アルミナ球)8.26
重量部を浸漬し、脱気した後、−]°Cに冷却した。こ
れに攪はんしなからピロール0.83重量部を添加し、
4分口0攪はんした後ろ別した。メタノールで洗浄、つ
いで水で充分に洗浄した後、乾燥し黒灰色の導電性粒子
を得た。このものの電導度は4.6X10  ’S/c
+nであった。
このろ液に前記アルミナ製セラミックス粒子8.26重
量部を添加し、混合液を攪はんしながら−2”Cに冷却
し、20分間攪はんした後ろ別しすこ。メタノールで洗
浄、ついで水で充分に洗浄した後、乾燥し黒色の導電性
粒子を得た。このものの電導度は6,5X10−’S/
c+nであっすこ。
実施例17 過硫酸カリウム1.95重量部を水87.8重量部およ
びアセトニtリル4.88重量部からなる混合溶媒に溶
解した溶液に、アルミナ−ジルコニア製セラミンクス粒
子(アルミナーンルフニアの]7 共融物を、実施例]6と同様に平均粒径1μto以下に
微粉砕したものを造粒処理し、1400℃で焼結した平
均粒径1SμI11のアルミナ−ジルコニア多孔質環)
4.88重量部を添加し、脱気後、OoCに冷却した。
ピロール0.49重量部を添加し、3分間攪はんしすこ
後ろ別した。メタノールで洗浄し、次に水で充分に洗浄
した後、乾燥して導電性粒子を得た。このものの電導度
は2,4X10−5S / c mであった・ 実施例18 塩化鉄(III)・六水塩’? 、 (19重量部を水
56.74重量部に溶解した。この溶液にジルフニア製
セラミックス粒子(南アフリカ産のバブライYを原料と
したジルコニアを、ボッ)ミルで微粉砕して得た平均粒
径1μ+nv、下の粒子をスプレードライヤーにて球状
(こ造粒、乾燥させ、1500 ℃で焼結した平均粒径
20μI11のンルコニア球)7.09重量部を添加し
、0〜5°Cに冷却した。これに攪はんしなからN−メ
チルピロール0.71重量部とメタノール28.3’7
重量部からなる溶液を添加し、5分間攪はんした後ろ別
した。メタノールで洗浄、ついで水で充分に洗浄した後
、乾燥し導電性粒子を得た。このものの電導度は7.7
×10’S/c+nであった。
実施例1つ 過硫酸カリウム1.95重置部を水87.68重量部に
溶解した溶液1こ、ガラスピーズ(東芝パロティーニ(
株)製、GB731、粒径範囲45 μm以下)9.8
8重量部を添加し、0〜5°Cに冷却した。これにピロ
ール0.49重量部を添加し、5分間攪はんした後ろ別
しだ。水、アセYン、水の順で充分に洗浄した後、乾燥
して導電性粒子を得た。このものの電導度は3,8X1
0−3S/cmであった。
実施例20 塩化鉄(■)・六水塩8.26重量部を水82.64重
量部に溶解した。この溶液にアルミナ製セラミックス粒
子(アーク炉でアルミナを溶融し、得られすこ融体を高
圧空気で吹ぎ飛ばすことに11)アルミナの球状物を得
、フルイ分けにより粗粒子および微粒子を除いた平均粒
径30μIflのアルミナ球)8.26重量部を浸漬し
、0〜5゛cに冷却しすこ。
これに攪はんしなからピロール0.83重量部を添加し
、4分間攪はんした後ろ別した。水、アセトン、水の順
で充分に洗浄したのち、乾燥して導電性粒子を得た。こ
のものの電導度は3.5×10−38/cmであった。
(発明の効果) 本発明では、反応温度、溶媒、モノマー、酸化剤等の濃
度などの反応条件、特に溶媒を選択することによl)、
ピロールまたはその誘導体の重合体か基体粒子の被覆の
用に供され、単独で沈降することが殆どなくなるので、
効率よく導電性粒子を得ることができる。本発明の導電
性粒子を得るための装置は、たとえば攪はん医および温
度調筋装置を備えた簡単な反応容器であればよいので、
複雑な装置な必要とせず各種の電導度を有する導電性粒
子を安価に製造することができる。また基体粒子を高分
子化合物粒子とした本発明の導電性粒子は、軽量性およ
び弾力性が望まれる導電性材料用に好適である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基体粒子をピロールまたはピロール誘導体の酸化重
    合体で被覆せしめてなる導電性粒子。 2 基体粒子が、有機高分子化合物、ガラスまたはセラ
    ミックスの粒子である請求項1記載の導電性粒子。 3 基体粒子の平均粒子径が0.1〜500μmである
    請求項1または2のいずれかに記載の導電性粒子。 4 水、アセトニトリルまたはアルコールの1種または
    2種以上からなる溶剤中に、基体粒子を添加し、ピロー
    ルまたはピロール誘導体と酸化剤とドーパントの存在下
    、−30〜40℃の温度で攪はんすることを特徴とする
    導電性粒子の製造方法。
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