JPH0227254Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0227254Y2
JPH0227254Y2 JP1982150587U JP15058782U JPH0227254Y2 JP H0227254 Y2 JPH0227254 Y2 JP H0227254Y2 JP 1982150587 U JP1982150587 U JP 1982150587U JP 15058782 U JP15058782 U JP 15058782U JP H0227254 Y2 JPH0227254 Y2 JP H0227254Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
gas
valve means
rotating
rotary valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982150587U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5954273U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15058782U priority Critical patent/JPS5954273U/ja
Publication of JPS5954273U publication Critical patent/JPS5954273U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0227254Y2 publication Critical patent/JPH0227254Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Safety Valves (AREA)
  • Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、二重の弁を有するガスコツクに関
し、本考案の目的とするところは、回動弁が全開
又はほぼ全開時にのみガスコツクからガスを流出
させることができて回動弁が半開のときにはガス
が流出せず、また回動弁と第2弁手段との2重の
弁を有することで安全性にすぐれ、更に回動弁を
操作するのみで第2弁手段の開閉をおこなうこと
ができて操作が簡単であり、また操作部にて回動
アームを機械的に動かして第2弁手段を回動させ
るので(例えば磁石などを利用して第2弁手段を
開閉しないので)周囲の状況(例えばガスコツク
の近くに磁石をもつてきても)誤動作することが
ないガスコツクを提供するにある。
本考案のガスコツクは、コツク本体1のガス通
路2の途中を開閉する回動弁3と、コツク本体1
のガス通路2の他の途中を開閉する第2弁手段A
と、第2弁手段Aに回動自在に軸支され且つ他の
部分がコツク本体に回動自在に取付けられた回動
アーム43と、回動アーム43に回動ばね力を付
勢して第2弁手段Aを閉位置に位置させるための
回動用ばね44と回動弁3に設けられ回動弁3が
全開又はほぼ全開状態の時に回動アーム43を回
動して第2弁手段Aを開位置に位置させるための
作動部39とより成るものである。以下本考案を
実施例により詳述する。コツク本体1の略中央部
にはガス通路2の途中を開閉するための回動弁3
が取付けてある。10はつまみであつて、回動弁
3に対して上下動自在となつていてコツク本体1
に取付けたカバー6によつて抜けないようになつ
ている。つまみ10はコイルスプリング7に抗し
て下方に押し下げることでつまみ10の下縁の切
り欠き(図示せず)が回動弁3の上面の凹所8に
挿入してあるピン9に嵌まり、この状態でつまみ
10を回動することによりピン9を介して回動弁
3が回動してガス通路2の途中を開閉するように
なつている。また回動弁3の下面部には回動弁3
の中心から偏心した位置に作動部39が設けてあ
る。図中15はコツク本体1内の他の途中に設け
た第2弁手段収納空所であつて、第2弁手段収納
空所15内に第2弁手段Aが移動自在に収納して
ある。第2弁手段Aは側方及び上方が開口したケ
ース16と、ケース16内に遊びをもたせて遊嵌
されたボール状をした第2弁4と、第2弁4を上
方に押し上げるためのばね材18とで構成してあ
る。第2弁手段収納空所15は弧状となつていて
下部は弧状孔40となつており、ケース16はこ
の弧状の第2弁手段収納空所15内を移動自在と
なつていて、ばね材18によつて上方に押し上げ
られた第2弁4にてプラグ20の下端に嵌着した
弾性体よりなる弁口部19を開閉自在としてい
る。ケース16の下部には脚部41が垂設してあ
る。コツク本体1又はコツク本体1に固着具にて
取付けた裏蓋57には取付軸42が突設してあ
り、取付軸42に回動アーム43が回転自在に取
付けてあり、回動アーム43の一端は脚部41に
回転自在に軸支してある。図中44は回動アーム
43に一定方向への回動ばね力を付勢するための
回動用ばねであつて、第2弁4が弁口部19と対
応するように回動アーム43にばね力を付勢して
いるものである。第2弁手段Aの第2弁4が弁口
部19に対応した状態で第2弁4がばね材18のば
ね力によつて弁口部19を閉塞するようになつて
いる。ここでつまみ10を回して回動弁3が全開
状態又はほぼ全開状態となつた時にのみ回動弁3
に偏心して設けた操作部41が回動アーム43の
他端45を押して回動用ばね44に抗して回動ア
ーム43を回動して第2弁4を弁口部19からは
なし、弁口部19を開とするようになつている。
したがつて第2弁手段Aは回動弁3の全開又はほ
ぼ全開状態でのみ開とならないようになつてい
る。コツク本体1の入口側には緊急遮断機構21
が内装してある。緊急遮断機構21は第1操作体
22、第2操作体23、ばね26、遮断弁用ボー
ル24を内装した弁収納体25とで構成してあ
る。弁収納体25はコツク本体1の大径空所27
に納装してあり、フランジ28部分をコツク本体
1の本体部29と入口部30とで挾着してあつ
て、大径空所27を前室31と後室32とに仕切
つている。弁収納体25には、横向きの出口孔3
3、上端部が出口孔33に連通する縦孔34、縦
孔34の下端に連通し且つ一端に入口を有する傾
斜孔35が設けてあり、内部に遮断弁用ボール2
4が移動自在に収納してある。図中36は、弁収
納体25の入口に設けたストツパピンである。第
1操作体22は、後室32内に回動自在に内装し
てあり、ばね26によつて第2操作体23側に付
勢されており、この第1操作体22には操作脚3
7が設けてあつて操作脚37は弁収納体25の出
口孔33に突入自在となつている。第2操作体2
3はコツク本体1の小径空所38にスライド自在
に嵌め込んであり、第1操作体22によつて弾性
的に回動弁3側に押され、一端部が回動弁3の側
面に押し当てられているものである。この緊急遮
断機横21はプラグ10に接続したゴムホースが
外れたり、ゴムホースを取付けずにつまみ10を
回してガスを出したり、点火せずにガスが流出し
たりした場合等、無負荷や多量状態でガスが流れ
ると(この場合回動弁3は開となつていて第2操
作体23は第1操作体22に押されてその一端が
回動弁3の側壁の孔にはまり込んでいるので第1
操作体22の操作脚37が出口孔33より後退し
ている)、遮断弁用ボール24が一定以上のガス
圧を受けて出口孔33を閉じるようになつてい
る。ところで上記のように一定以上のガス圧を受
けて遮断弁用ボール24で出口孔33を閉じるに
当たり、遮断弁用ボール24が傾斜孔35を転動
して上昇し、縦孔34の下方の奥壁に当接するこ
とで遮断弁用ボール24が瞬時に上昇するという
ことを抑制し、遮断弁用ボール24の上昇を大巾
に遅延させるようになつていて、遅延している間
に多量状態や無負荷状態が治る場合には、遮断弁
用ボール24を上昇させて出口孔33を閉じさせ
ることがなく、誤動作が生じないようにしてあ
る。一方リセツトする場合にはつまみ10を反対
に回して閉にすると回動弁3が回動し、第2操作
体23の一端が回動弁3の側壁の孔から押し出さ
れて側壁の表面に当り、第2操作体23が小径空
所38内をスライドしてばね26に抗して第1操
作体22を押して回動させ、操作脚37が遮断弁
用ボール24を押すことで、遮断弁用ボール24
は出口孔33から離れ、縦孔34をへて傾斜孔3
5に落下し、端部のストツパーピン36に当つて
止まるのである。ところで上記緊急遮断機構21
は一定以上のガス圧を受けた時のみ作動してガス
通路2を閉じるので、回動弁3が全開又はほぼ全
開状態の時においてゴムホースがはずれる場合
や、点火せずガスを出した場合等に作動すること
となる。したがつて緊急遮断機構21は回動弁3
が全閉と全開(又はほぼ全開)の間(つまり半開
の状態)では作動しないこととなる。ところが、
本考案の場合第2弁手段Aは回動弁3が全開又は
ほぼ全開になつた時にはじめてガス通路2を開く
ものであるから、半開の状態ではガスが流れない
ものである。したがつて回動弁3が半開の状態は
ガスが流れず、全開又はほぼ全開の状態でもガス
ホースがはずれたり、点火せるにガスを出したり
した場合には緊急遮断機構21が閉じるので、通
常の使用状態以外(つまり全開において点火して
使用している時以外)はいかなる場合であつても
ガスは流れないこととなり、きわめて安全性に富
み、特にガス自殺の防止等には効果的である。な
お本考案の実施例のように回動弁の回動を第2弁
手段に伝達するための回動アームをコツク本体1
内に位置させて外部に出ないようにしておくと、
あやまつて回動アームにふれて誤動作を生じたり
しないものである。
本考案にあつては、叙述のようにコツク本体の
ガス通路の途中を開閉する回動弁と、コツク本体
のガス通路の他の途中を開閉する第2弁手段とを
設けてあるので、2重弁によつてコツク本体のガ
ス通路を開閉することとなつて安全性に富んでお
り、また第2弁手段に回動自在に軸支され且つ他
の部分がコツク本体に回動自在に取付けられた回
動アームと、回動アームに回動ばね力を付勢して
第2弁手段を閉位置に位置させるための回動用ば
ねと、回動弁に設けられ回動弁が全開又はほぼ全
開状態の時に回動アームを回動して第2弁手段を
開位置に位置させるための作動部を有しているの
で、回動弁を回動操作するのみで第2弁手段の開
閉ができて操作が簡単にできるものであり、しか
も回動弁の全開又はほぼ全開時に第2弁手段が開
となるので、回動弁を全開又はほぼ全開状態にし
なければ、第2弁手段が開かず、回動弁の半開状
態でガスが流れるといつたことが防止されるとい
う利点がある。すなわち、ガス流量が絞られて燃
焼が不安定になつたり、絞りすぎて炎が消えて生
ガスが出たりすることがないのであり、最も良好
な全開又はほぼ全開状態でのみガスが流れて安全
であり、また、回動弁の操作のみでガス通路を回
動弁と第2弁手段との両方で閉じるので、回動弁
を閉じた状態では回動弁と第2弁手段とで2重に
ガスの遮断ができて安全性が高いという効果を奏
するのである。更に回動弁を閉にするとばね材に
よつて第2弁手段を閉位置に自動復帰できるもの
であり、更にまた操作部にて回動アームを機械的
に動かして第2弁手段を回動させて開動作をさせ
るので(例えば磁石などを利用して第2弁手段を
開閉しないので)周囲の状況(例えばガスコツク
の近くに磁石をもつてきても)誤動作が生じない
ものであつて動作が確実となり信頼性を高めるこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の断面図、第2図は同上の第2
弁手段が開となつている状態の断面図、第3図は
同上の第2弁手段が閉となつている状態の概略説
明図、第4図は同上の第2弁手段が開となつてい
る状態の概略説明図であつて、1はコツク本体、
2はガス通路、3は回動弁、39は作動部、43
は回動アーム、44は回動用ばね、Aは第2弁手
段である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コツク本体のガス通路の途中を開閉する回動弁
    と、コツク本体のガス通路の他の途中を開閉する
    第2弁手段と、第2弁手段に回動自在に軸支され
    且つ他の部分がコツク本体に回動自在に取付けら
    れた回動アームと、回動アームに回動ばね力を付
    勢して第2弁手段を閉位置に位置させるための回
    動用ばねと、回動弁に設けられ回動弁が全開又は
    ほぼ全開状態の時に回動アームを回動して第2弁
    手段を開位置に位置させるための作動部とより成
    るガスコツク。
JP15058782U 1982-10-04 1982-10-04 ガスコツク Granted JPS5954273U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15058782U JPS5954273U (ja) 1982-10-04 1982-10-04 ガスコツク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15058782U JPS5954273U (ja) 1982-10-04 1982-10-04 ガスコツク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5954273U JPS5954273U (ja) 1984-04-09
JPH0227254Y2 true JPH0227254Y2 (ja) 1990-07-24

Family

ID=30333947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15058782U Granted JPS5954273U (ja) 1982-10-04 1982-10-04 ガスコツク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5954273U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52148836A (en) * 1976-05-15 1977-12-10 Ginzaburou Yamaguchi Deviceeseparates balll shapeddvalve from valve seat by attracting and repelling power of permanent magnet

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS605246Y2 (ja) * 1979-05-30 1985-02-18 パロマ工業株式会社 ガス器具の熱量調節装置
JPS636611Y2 (ja) * 1980-04-15 1988-02-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52148836A (en) * 1976-05-15 1977-12-10 Ginzaburou Yamaguchi Deviceeseparates balll shapeddvalve from valve seat by attracting and repelling power of permanent magnet

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5954273U (ja) 1984-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0315400U (ja)
JPH0227254Y2 (ja)
JPH0247817Y2 (ja)
JP4137571B2 (ja) ガスコンセント
JPS6344618Y2 (ja)
JPS628702Y2 (ja)
JPS6131255Y2 (ja)
JPS632777Y2 (ja)
JPS5965682A (ja) ガスコツク
JPS6312288Y2 (ja)
JPS6139159Y2 (ja)
JPS6137986Y2 (ja)
JPS6121662Y2 (ja)
JPH0537097Y2 (ja)
JPS6215572Y2 (ja)
JPS6035821Y2 (ja) ガスコツク
JPS6026225Y2 (ja) エンジン停止装置付気化器
JPS5911238Y2 (ja) 埋込型ガスコツク
JPS6131253Y2 (ja)
JPS636537Y2 (ja)
JPH0750622Y2 (ja) ガス配管システム
JP2589624Y2 (ja) ガスコック
JP2531181Y2 (ja) 過流出防止弁付きガスコック
JPS6237032Y2 (ja)
JPS6128936Y2 (ja)