JPH02271352A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH02271352A
JPH02271352A JP9265689A JP9265689A JPH02271352A JP H02271352 A JPH02271352 A JP H02271352A JP 9265689 A JP9265689 A JP 9265689A JP 9265689 A JP9265689 A JP 9265689A JP H02271352 A JPH02271352 A JP H02271352A
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JP
Japan
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silver halide
present
emulsion
halide photographic
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JP9265689A
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Kiyoshi Sato
清 佐藤
Mikio Kawasaki
川崎 幹男
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、露光された親水性コロイド層を有するハロゲ
ン化銀写真感光材料を、現像処理する画像形成方法に関
するものであり、特に現像処理ムラを発生することがな
い画像形成方法に関するものである。
〔発明の背景〕
従来より、ハロゲン化銀写真感光材料は一般的に自動現
像機で処理されており、例えばハロゲン化銀写真感光材
料を像様露光後、ローラー搬送機構により搬送し、現像
槽に貯溜されている現像液中に所定時間浸漬させて画像
を得ている。
このような現像処理方法の問題点としては、現像槽に貯
溜された現像液中の有効成分がランニング処理過程で疲
労劣化を生じること及び、現像主薬の経時での酸化によ
る不活性化などが挙げられる。
これら現像液の劣化防止技術としては多くの提案がなさ
れており例えば、特開昭50−144502号、同54
−62004号、同55−115039号、同56−1
2645号などの各公報には、現像補充液を処理量に応
じて連続的または間欠的に補充し、現像液の疲労劣化を
回復する技術が記載されている。
しかしながら、これら技術のいずれもが、最初の一回目
の現像液成分とその後の現像液成分とは異なる現象を生
じ、厳密には、−回毎に特性の這った写真処理がなされ
る結果となり仕上がり性能が一定しない欠点を有してい
た。
斯かる実状から、本出願人は特願平1−27820号に
て感光材料を現像液に浸漬することなく感光材料の露光
面に現像液を供給することによって現像処理する処理方
法を提案した。本処理法によれば、疲労した現像液での
現像からまぬかれ、かつ少量の現像液で処理できるなど
の利点を有する。
しかしながら、大きいサイズの感光材料を処理した場合
、現像ムラが出やすく又、感度・ガンマがいまひとつ低
いなどの欠点があった。
〔発明の目的〕
従って本発明の第一の目的は、現像液の疲労劣化を少な
くした現像液供給現像方式において、大きいサイズの感
光材料を現像処理しても現像ムラの発生がない画像形成
方法を提供することである。
本発明の第二の目的は、同上の現像方式において低カブ
リで、高感度かつ高濃度を有した画像形成方法を提供す
ることである。
本発明の第三の目的は、常時、安定した現像性をえられ
る画像形成方法を提供することである。
その他の目的は、以下の明細から明らかとなる。
〔発明の構成〕
本発明者は鋭意検討の結果、本発明の上記の目的が以下
により容易に達成されることを見いだし本発明を成すに
至った。
即ち、支持体の両面に親水性コロイドを層を有するハロ
ゲン化銀写真感光材料の露光面に、現像液を供給しハロ
ゲン化銀写真感光材料を現像液中に浸漬することなく現
像処理する方法に於いて、該ハロゲン化銀写真感光材料
と現像液との接触角が20°以下で有る画像形成方法に
より達成される。
以下、本発明を詳述する。
本発明に於いて、露光後の感光材料を浸漬することなく
現像処理する方法に関しては、前述の如く本出願人が特
願平1−27820号にて出願したものであって以下に
その具体的方法について述べる。
本発明の画像形成法は、支持体の両面に親水性コロイド
層を有するハロゲン化銀写真感光材料の露光面に、ハイ
ドロキノン類を含有する現像液の供給を、ハロゲン化銀
写真感光材料を現像液中に浸漬しないで行ない、現像終
了時のハロゲン化銀写真感光材料の含水量が5 g/m
”〜40g/m”であるように現像処理するのが好まし
い。
このハロゲン化銀写真感光材料は例えばXレイ等の高感
度フィルムであり、支持体の両面に少なくとも親水性コ
ロイド層を有するもので、この支持体は透明材料で形成
されている。
ハロゲン化銀写真感光材料の両面への現像液の供給は、
ハロゲン化銀写真感光材料を搬送させて行なうことが好
ましく、この搬送は横方向でも縦方向でもよいが、縦方
向に搬送して供給するようにすると、装置の設置面積を
小さくすることができ、好ましい。
また、このハロゲン化銀写真感光材料への現像液の供給
は、ハロゲン化銀写真感光材料を貯溜された現像液中に
浸漬しないで供給することであり、このような供給によ
って現像処理に必要な所定量の現像液を供給することが
でき、現像液の経時疲労を防止すると共に、現像液の節
約になる。
この現像液の供給はハロゲン化銀写真感光材料の露光面
に、現像液を塗り付け、或いはシャワーまたは噴霧等の
手段で行なわれ、この現像液の供給は1回に限らず、数
回に行なうようにしてもよい。
この発明の現像液に用いられるノ1イドロキノン類とし
ては、ノ\イドロキノン、クロロノ飄イドロキノン、メ
チルハイドロキノン等が挙げられるが、ノ\イドロキノ
ンが好ましく用いられる。この添加量は、現像液II2
当り1g〜20g、好ましくは5 g−15gである。
また、この発明の現像液には、特開昭63−10158
号で示されるような3−ピラゾリドン系現像主薬、ジア
ルデヒド系硬膜剤、インダゾール系、ペン・ンイミダゾ
ール系、ペンツトリアゾール系、メルカプトチアゾール
系から選ばれたカブリ防止剤、その他キレート剤、緩衝
剤、アルカリ剤、溶解助剤、pH調整剤、現像促進剤、
界面活性剤等も必要に応じて添加されても良い。
この発明では、支持体の両面に親水性コロイド層を有す
るハロゲン化銀写真感光材料の露光面に、ハイドロキノ
ン類を含有する現像液の供給を、/)ロゲン化銀写真感
光材料を現像液中に浸漬しなl/\で行なう。このよう
に、感光材料を貯溜された現保液に浸漬させないで、現
像液を供給するため、処理による現像疲労及び空気との
接触による酸化疲労が生じていない現像液で処理するこ
とができる。
以下、この発明を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図はこの発明の実施例が適用された現像装置を示してい
る。
この現像装置では対をなす搬送ローラ1,2゜3が鉛直
方向に3段に重ねて配置されており、ハロゲン化銀写真
感光材料4が露光に搬送ローラ1〜3で形成される搬送
路5上に矢印入方向に送られ、現像処理が行なわれる。
上段、中断及び下段はそれぞれ同様に構成され、対をな
す搬送ローラl〜3の上方にはそれぞれ対をなす供給ノ
ズル6.7.8が設けられ、この供給ノズル6〜8の供
給口6a〜8aは搬送ローラl〜3の接触面方向へ向い
、かつローラ面に対向するように配置されている。
ハロゲン化銀写真感光材料4は搬送ローラ1〜3の駆動
によって矢印入方向へ搬送され、このハロゲン化銀写真
感光材料4が搬送されるとき、供給ノズル6〜8の供給
口6a〜8aから現像液が供給される。この現像液は対
をなす搬送ローラl〜3の接触面方向へ流れて、ハロゲ
ン化銀写真感光材料4の両面に塗布される。
それぞれの供給ノズル6〜8からは新規な現像液が、ハ
ロゲン化銀写真感光材料4に供給され、上段の搬送ロー
ラ1から下方へ、さらに中断の搬送ローラ2から下方へ
落下し、さらに搬送ローラ3から落下して廃棄され、現
像液は使い捨てとなっている。
なお、搬送ローラ1〜3の下方にトレーを配置して、現
像液をトレーへと落下するようにし、トレーには配管を
接続してポンプでトレー内の現像液を供給ノズルへと循
環できるようにしてもよい。
この場合、現像液が処理による現像疲労は生じていない
し、また循環される現像液は大気との接触面積も少ない
ので、炭酸ガス吸収による経時疲労も少ないから、再使
用も可能である。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料と現像液との接
触角は常温(25°C)で20°以下であることが好ま
しく、より好ましくはlO〜20°の範囲である。
この接触角は、固体表面の本発明に係る/%ロゲン化銀
写真感光材料最表面に施ける現像液が示す接触角で、両
者の相対関係に依って決まる値である。そのため、ハロ
ゲン化銀写真感光材料中に使用される界面活性剤、例え
ば、塗布助剤、帯電防止剤、乳化分散剤、現像促進剤、
消泡剤、滑り剤、可塑剤など各種の写真用界面活性剤の
種類、量などによっても左右されるものであるが、写真
特性を損なわない範囲での添加量が用いら、れるため、
例えば、水に対する接触角はゼラチン皮膜表面と大差な
く、一般には30’C!で30 ’O前後を示す。
一方、現像液としては、例えば、現像主薬とその酸化防
止剤である保恒剤、促進剤であるアルカリ剤、カブリ防
止剤、硬膜剤、硬化軟化剤、現像促進剤などから構成さ
れ、新液の表面張力は30°Cで60DYn/cm前後
を示すのが一般的である。
本発明に於ける20°以下の接触角を得るためには、現
像液の使用状態に於ける表面張力が30°Cで45DY
n/am以下が必要で、より好ましくは40DYn/c
+n以下である。
次に、本発明において接触角を206以下に低下させる
ための現像液に用いれる界面活性剤について述べる。
本発明において、界面活性剤に要求される事項としては
主なものとして下記が挙げられる。
(1)写真特性に悪影響を与えないこと。
(2)現像液に溶は易く、現像液の保存中に沈澱、析出
および懸決着色などを発生しないこと。
(3)現像液用として安価であること。
などが要求される。
上記の条件が満たされて、本発明に係る20°以下の接
触角を与え、かつ調製値後の現像液(新液)の表面張力
が30℃で45DYn/cm以下を与えるものであれば
特に選択されるものでなく、公知の界面活性剤を適用使
用することができる。
即ち、ノニオン性界面活性剤として例えば、グリセリン
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン、ソルビタン脂肪
酸エステル、ポリエチレングリコール、アルキルエーテ
ル、ポリエチレングリコール、脂肪酸エステル、ポリプ
ロピレンオキシアルキルエーテルなどが挙げられる。
アニオン性界面活性剤としては、例えば、アルキル硫酸
塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルの硫酸塩、リ
ン酸塩、或は、酢酸塩、N−アミルアミノ酸塩、メチル
タウリン型などが挙げられる。
カチオン性界面活性剤としてはアルキルアンモニウム塩
などが挙げられ両性界面活性剤としては例えばアミノ酢
酸ベタイン型などを用いることができる。これら界面活
性剤のうちで本発明に好ましく用いられるものとしては
、アニオン性、ノニオン性又は両性界面活性剤である。
以下本発明に用いられる界面活性剤の具体的化合物例を
示すが、本発明はこれらに限定されるも上記の化合物は
、界面活性剤として公知のもので、例えば、堀口博著、
新界面活性剤、1986年(三共出版社)に記載の合成
法により得ることができる。又、市販品として、例えば
、N1kkol製品にツコーケミカル社)からも容易に
入手することができる。
本発明の方法に於いて、現像液中に添加するこれら界面
活性剤の添加は、水または親水性有機溶媒(例えばメタ
ノール)に溶解して添加するのが好ましい。
添加量は、接触角によって決まるが、通常、0゜01g
〜50g/(2現像液でより好ましくは0.05g〜3
0g/a現像液で本発明の効果を良好に奏する。
本発明の親水性コロイド層を有したハロゲン化銀写真感
光材料に用いられる乳剤は、公知の方法で製造できる。
例えば、リサーチ・ディスクロージャー(RD、176
43 P22〜23.1978年12月)1.乳剤製造
法(Emulsion Preparation an
d Types)及び同(RD、18716 P648
.1979年11月)に記載の方法が用いれてよい。な
おコア/シェル型乳剤を得る方法としては、例えば英国
特許1,027,146号、米国特許3,505.06
8号、同4,444.877号、及び特開昭60−14
331などの公報に詳しく述べられている。
即ち、中性法、酸性法、アンモニア法などの溶液条件、
順混合法、逆混合法、ダブルジェット法、コンドロール
ド・ダブルジェット法などの混合条件、コンバージョン
法、コア/シェル法などの粒子調整条件及びこれらの組
合わせ法を用いて製造することができる。
本発明の好ましい実施態様としては、沃化銀を粒子内部
に局在させたコア/シェル型単分散乳剤である。このよ
うなコア部及びシェル層に用いられるハロゲン化銀の種
類としては、沃化銀、沃臭化銀、臭化銀、或はこれらに
少量の塩化銀を存在させたものであってもよい。
また、シェル層は実質的には臭化銀もしくは沃臭化銀が
好ましく最終的に得られるコア/シェル乳剤は、沃臭化
銀乳剤であることが高感度を得られる点で有利である。
本発明に係るコア/シェル乳剤のシェル層は、臭化銀ま
たは沃臭化銀剤からなることが好ましく、−層以上の多
層構造をなしていてもよい。好ましくは0.05〜0.
28μmの厚さの層構造である。
該シェル層に対して沃化銀局在部を有するコアのハロゲ
ン化銀組成は、沃化銀含有量が10〜40モル%、好ま
しくは20〜40モル%の法度イオン含む沃臭化銀乳剤
であってよい。コアの粒径は0.15〜0.27μm、
好ましくは0.15〜0.25μ−である。
コア粒子の調整時に於ける銀およびハライドイオンの添
加条件は、ダブルジェット法もしくはコンドロールドダ
ブルジェット法を用いることが好ましい。
本発明の乳剤は、その物理熟成過程において、必要によ
ってはカドミウム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウム塩、イリ
ジウム塩またはその錯塩、ロヂウム塩又はその錯塩、鉄
塩又は鉄錯塩などを共存させてよい。コア粒子の形状は
球状、板状、双晶型であってもよく又八面体、十四面体
、立方体もしくはそれらの混合型であってもよい。
ハロゲン化銀の粒径分布は、狭い分布を有した単分散乳
剤或は広い分布の多分散乳剤のいずれであってもよい。
ハロゲン化銀の結晶構造は、内部と外部が異なったハロ
ゲン化銀組成がらなっている。本発明の好ましい態様と
しての乳剤は、沃化銀局在部を持つモア部分に低沃度の
シェル層からなる明確な二層構造を有したコア/シェル
型単分散乳剤である。かかる単分散乳剤の製法は公知で
あり、例えば、J、Phot、Sic、12.242〜
251頁(1963)、特開昭48−36890号、同
52−16364号、同55−142329、同58−
49968号、英国特許1.413.748号、米国特
許3□574.628号3.655.394号などの公
報に記載されている。
上記の単分散乳剤としては、種晶を用い、この種晶を成
長核として銀イオン及びハライドイオンを供給すること
により、粒子を成長させた乳剤が特に好ましい。なお、
コア/シェル乳剤を得る方法としては、例えば英国特許
1,027,146号、米国特許3,505,068号
、同4,444.877号、特開昭60−14331号
などの公報に詳しく述べられている。
本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、アスペクト比
が5以上の平板状粒子であってもよい。
かかる平板状粒子の利点は、分光増感効率の向上、画像
の粒状性および鮮鋭性の改良などが得られるとして例え
ば、英国特許2,112.157号、米国特許4,43
9.520号、同4,433.048号、同4,414
.310号、同4.434226号などの公報に記載の
方法により調製することができる。
上述した乳剤は、粒子表面と潜像を形成する表面潜像型
あるいは粒子内部に潜像を形成する内部潜像型、表面と
内部に潜像を形成する型のいずれの乳剤であってもよい
乳剤は可溶性塩類を除去するためにノーデル水洗法、フ
ロキュレーション沈降法あるいは限外ろ適法などの水洗
方法がなされてよい。
本発明に係る乳剤は、物理熟成または化学熟成前後の工
程において、各種の写真用添加剤を用いることができる
。公知の添加剤としては、例えばリサーチ・ディスクロ
ージ+ −No−17643(1978年12月)およ
び同No−18716(1979年11月)に記載され
l;化合物が挙げられる。
これら二つのリサーチ・ディスクロージャーに示されて
いる化合物種類と記載箇所を次表に記載添加剤 化学増感剤 増感色素 現像促進剤 カブリ防止剤 安  定  剤 色汚染防止剤 画像安定剤 紫外線吸収剤 フィルター染料 増  白  剤 硬  化  剤 塗布助剤 界面活性剤 可  塑  剤 ス  ベ  リ  剤 スタチック 防止剤 マット剤 バインダー RD−17643 頁  分類 23  III 3  TV 29  XXI 4  VI 〃 25  ■ 25  ■ 25〜26■ // 4  V 6  X 26〜27r1 26〜21 27  III 〃 ■ N’1 ■ Rd−18716 頁 分類 648−右上 648右−649左 648−右上 649〜右上 650左−右 649右〜650左 651右 650右 650右 〃 650右 以f;≧ 本発明に係る感光材料は、前述のRD−17643の2
9頁Xx頁またはRD−18716の651頁左欄に記
載された通常の現像液をベースとして使用することがで
きる。
本発明に係る感光材料に用いることのできる支持体とし
ては、例えば前述のRD−17643の28頁およびR
D−18716の647頁左欄Iこ記載されているもの
が挙げられる。適当な支持体としては、プラスチックフ
ィルムで、これら支持体の表面は一般に、塗布層の接着
をよくするために、下塗層を設けたり、紫外線照射など
を施してもよい。そして、このように処理された支持体
上の片面あるいは両面に本発明に係る乳剤を塗布するこ
とができる。
本発明は、ハロゲン化銀写真感光材料のすべてに適用可
能であるが、特に高感度の黒白用あるいはカラー用感光
材料に適している。
医療用X線ラジオグラフィーに本発明を適用する場合、
例えば透過性放射線曝射によって近紫外光ないし可視光
を発生する蛍光体を主成分とする蛍光増感紙が用いられ
る。これを本発明の乳剤を両面塗布してなる感光材料両
面に密着し露光することが望ましい。
ここで言う透過性放射線とは、高エネルギーの電磁波で
あって、X線及びガンマ−線を意味する。
また蛍光増感紙とは、例えばタングステン酸カルシウム
を主とした蛍光成分とする増感紙、或はテルビウムで活
性化された稀土類化合物を主成分とする蛍光増感紙など
をいう。
以下、本発明の実施例により例証するが、これによって
本発明の実施態様限定されるものではなない。
〔実施例〕
実施例−1 塗布試料の作成 60℃、 pAg −8、pH−2,0にコントロール
しつつ、ダブルジェット法で平均粒径0.3μmの沃化
銀2モル%を含む沃臭化銀の単分散立方晶乳剤(A)を
得た。この乳剤は、電子顕微鏡写真から双晶の発生率は
個数で1%以下であった。この乳剤(A)を種晶として
、以下のように成長させた。
即ち、40℃に保たれた保ゴゼラチン及び必要に応じて
アンモニアを含む溶液8,5Qにこの種晶(A)を溶解
させ、更に酢酸tこよりpHを調整した。
この液を母液として3.2規定のアンモニア性銀イオン
水溶液をダブルジェット法で添加した。
つまり、pAgを7.3、pHを9.7に制御し、沃化
銀含有率30モル%の層を形成した。次に、粒径の95
%まで、pHを9から8.2へ変化させ、pAgを9.
0に保ち成長させた。その後、臭化カリ溶液をノズルで
8分かけ添加し、pAgを11.0に落とし、その臭化
カリ添加終了3分後に混合終了させた。この乳剤は、平
均粒径0.7■、又粒子全体の沃化銀含有率は約2.0
モル%である。
次にこの反応液の過剰な可溶性塩を除去するために脱塩
工程を行なった。 即ち、反応液を40°Cに保ち、後
記の化合物(I)を5 g/AgX l モル、VgS
Oa 8 g/AgX 1モルを添加し、5分間撹拌し
その後静置した。その後、上澄液を排出し、AgX 1
モルあたり200ccの液量にした。その次に、40℃
の純水を1.812 /AgX1モル加え、5分間撹拌
した。
次にMgSOa20g/AgX 1モルを加え、上記と
同様に撹拌静置し、上澄液を排途し、脱塩を行なった。
次に、この溶液を撹拌し、AgXを再び分散させるため
の後ゼラチンを添加した。
得られた乳剤を55°Cに保ち、下記の増感色素(1)
及び(2)を加えその後、チオシアン酸アンモニウムと
塩化金酸とハイポを加え、金・硫黄増感を行なった。増
感終了後、4−ヒドロキシ−〇−メチルー1.3,3a
、7−チトラザインデンを加えた。
増感色素(1) これらの乳剤には、いづれも添加剤として、AgXIモ
ル当たりt−ブチル−カテコーノし400mg、ポリビ
ニルピロリドン(分子量10,000)1.0g、スチ
レン・無水マレイン酸共重合体2.5g1トリメチク一
ルプロパン10g、ジエチレングリコール5g、ニトロ
フェニル−トリフェニル7オス7オ二ウムクロライド5
0+mg、 1.3−ジヒドロキシベンゼン−4−スル
ホン酸アンモニウム4g12〜メルカズトベンツイミダ
ゾールー5−スルホン酸ソーダ15mg 増感色素(2) 0.6g1モルAgX 20rsg/ モルAgX 1.1−ジメチロール−1−ブロム−1−二トロメタン
10■gを加えて乳剤塗布液とした。
又、保護層添加剤として、下記の化合物を加えた。(添
加量はゼラチンIg当りの量で示す。)o3Na ルシリカ70mg5 (CHO)28mg、 ICl0
6mgを加えて保護層用塗布液としI;。
得られた各々の塗布液を、グリシジルメタクリレート5
Qvt%、メチルアクリレート1ost%、ブチルメタ
クリレート40vt%の3種のモノマーからなる共重合
体を、その濃度が10vt%になるように希釈して得た
共重合体水性分散液で下引きした厚さ180μmのポリ
エチレンテレフタレートブルーベース上に塗設した。
即ち、ベースの両面に支持体から順Iこ乳剤層、保護層
を二層同時重層塗布し、乾燥して試料を得てから、23
℃、55%RHの雰囲気中に3日間放置し硬膜を安定さ
せてから次の現像実験を行った。
尚、各試料の塗布銀量は両面で5g/m2で、保護層用
塗布液は、3%ゼラチン溶液を用い乳剤層保護層を含め
ての塗布ゼラチン量は両面で6 、5g/謹2になるよ
う塗布しj;ものである。
平均粒径5μmのポリメチルメタクリレートからなるマ
ット剤7mg5平均粒10.013μ眉のコロイダ化合
物(1) 処理液の調製 下記組成の現像液及び定着液を調製しtこ。
現像液 亜硫酸カリウム           55gハイドロ
キノン            25g1−フェニル−
3−ピラゾリドン      1.2gホウ酸    
          10.0g水酸化ナトリウム  
       21.0gトリエチレングリコール  
    17.5g5−二トロペンツイミダゾール  
  0.10gグルタルアルデヒド重亜Wt厳塩   
15.0g氷酢酸              16.
0g臭化カリウム            4.0gト
リエチレンテトラミン6酢酸    2.5g水で90
0+oI2に仕上げる この後に表−1に示す界面活性剤を10g加えて全体を
IQに仕上げた。(添加しないものは、水でIQに仕上
げた。) 定着液 チオ硫酸アンモニウム      130.0g無水亜
硫酸ナトリウム       7.3gホウ酸    
           7.0g酢酸(90vt%) 
          5.5g酢酸ナトリウム3水塩 
     25.8g硫酸アルミ18水塩      
   14.6g硫酸(50vt%)        
   6.77g水での仕上げ           
 IQ評価方法 ■接触角 得られた塗布試料と現像液との接触角を協和化学(株)
製のKYOWA C0NTACT−ANGLEメーター
で測定し tこ 。
■表面張力 現像液の表面張力を30°Cにて測定した。
■現像実験 表−1に記載のそれぞれの現像液を35°Cにして図−
1に示すユニットに50mff/winで両側に供給し
ローラの間に塗布試料を10cm/秒のラインスピード
で通し現像した。次に同じように定着液についても行な
ってから水洗乾燥をして現像ムラを評価した。またこの
時、同時にセンシトメトリー用の試料も直しており、カ
ブリ感度を評価した。
現像ムラの評価は l 全く問題なし 2 実用上問題ない 3 やや問題になるレベル 4 ムラが多く実用にならない 尚、感度については、「カブリ+1,0」の濃度を与え
るに要する露光量の逆数の常用対数で求め、試料No、
Iの現像液で現像処理した時の感度を100とした時の
相対値で示した。
表−1 表−1より接触角を20°以下に下げることで、センシ
トメトリー性に悪影響を与えることなく、現像ムラを改
良されることがわかる。
〔発明の効果〕
本発明により、現像液の安定性が向上し、現像ムラの発
生を著しく抑えて優れた写真特性の画像を得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る感光材料の画像形成方法に適用
した現像装置の断面図である。 図中符号1〜3は搬送ローラ、4はハロゲン化銀写真感
光材料、5は搬送路、6〜8は供給ノズルである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持体の両面に親水性コロイド層を有するハロゲン化銀
    写真感光材料の露光面に、現像液を供給しハロゲン化銀
    写真感光材料を現像液中に浸漬することなく現像処理す
    る方法に於いて、該ハロゲン化銀写真感光材料と現像液
    との接触角が20°以下であることを特徴とする画像形
    成方法。
JP9265689A 1989-02-07 1989-04-11 画像形成方法 Pending JPH02271352A (ja)

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EP90102245A EP0382147A1 (en) 1989-02-07 1990-02-05 Image forming method and apparatus
US07/554,528 US5114836A (en) 1989-02-07 1990-07-19 Method of development comprising intermittently spraying a photographic material

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04294347A (ja) * 1991-03-22 1992-10-19 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法

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JPH04294347A (ja) * 1991-03-22 1992-10-19 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法

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