JPH02270241A - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

Info

Publication number
JPH02270241A
JPH02270241A JP9035889A JP9035889A JPH02270241A JP H02270241 A JPH02270241 A JP H02270241A JP 9035889 A JP9035889 A JP 9035889A JP 9035889 A JP9035889 A JP 9035889A JP H02270241 A JPH02270241 A JP H02270241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
contact
piece
movable iron
movable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9035889A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadanobu Heramoto
部良本 忠信
Hirofumi Koga
古賀 浩文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP9035889A priority Critical patent/JPH02270241A/ja
Publication of JPH02270241A publication Critical patent/JPH02270241A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電磁継電器、詳しくはその絶縁構造に関するも
のである。
(従来の技術) 従来、箱形のベースに電磁石ブロックを収容。
固定するとともに、該電磁石ブロックの上方に接点機構
部を配して絶縁性を高めた構造の電磁継電器がある。本
願出願人も、第13図に示すような電磁継電器を提案し
ている(実願昭63−057272号)。このものは、
上部及び一端部が開口する断面略U字形のベース1に電
磁石ブロック3を側方から収容固定するとともに、ベー
スlの両側壁に各一対の端子2 a、 2 b、 2 
cを圧入して電磁石ブロック3の上方に接点機構部2を
構成し、電磁石ブロック3のヨーク3aの先端にL字形
の可動鉄片4をヒンジばね5により圧接して揺動可能に
支持したものである。そして、電磁石ブロック3の励磁
、無励磁により可動鉄片4が揺動して可動鉄片4の先端
に設けたカード4aが接点機構部2の可動接触片2dの
中間部を押圧し、当該可動接触片2dの先端部に設けた
接点が開閉するようになっている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記電磁継電器では、ベース!の上面が
開口しているため、電磁石ブロック3と接点機構部2と
の絶縁距離が十分でないという問題があった。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、絶縁
距離を十分に確保することができる電磁継電器を提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、本発明は、両端が開口する箱
形のベース内部に、電磁石ブロックと該電磁石ブロック
の励磁、無励磁により揺動する可動鉄片とを収容すると
ともに、ベースの外面上に接点機構部を設けて、前記ベ
ースの一端の開口部から突出する可動鉄片により接点機
構部を駆動するようにしたものである。
(作用) 前記構成によれば、電磁石ブロックと接点機構部とは、
箱形のベースの内外に配置されて互いに隔絶される。
(実施例) 次に、本発明の一実施例を添付図面に従って説明する。
第1図〜第6図は本発明に係る電磁継電器を示し、この
ものはベース10と、一対の接点機構20と、電磁石ブ
ロック30と、可動鉄片40と、カード50と、ケース
60とからなっている。
ベース10は、長手方向の両端部(以下、第1図、第4
図において左側の端部を前端、右側の端部を後端という
。)が開口する矩形箱形に形成されている。このベース
10の前端の上壁部11aには、後述するカード50が
嵌入する矩形の切欠き12が設けられている。そして、
この切欠きI2の縁部には、ベースlOの下壁部11b
に向かって垂下する第1端壁部13か突設され、さらに
この第1端壁部13からベースIOの前端に向かって第
2端壁部14が前記第1端壁部13と平行に延設される
とともに、この第2端壁部14に後述するスプール32
の突片34aが嵌入するスリット15が形成されている
また、ベース10の後端の両側壁部11c、11dには
、後述するスプール32の台座部35cの一部及びコイ
ル端子36が嵌入する切欠き16が形成されている。土
壁部11aの後端側の内面には、第4図に示すように、
板ばね42の突部44が嵌入する凹部17が形成されて
いる。
さらに、ベース10の両側壁部11c、lidには、後
述する接点機構20の各端子2+、23.25が圧入さ
れる端子穴18a、 I 8b、 I 8cが、上下に
貫通して形成されている。また、この端子穴18a、 
l 8b、 I 8cとベース10の両側壁部11c。
11dの外面との間に、スリット19a、 I 9b、
 19cが当該各端子穴18a、 l 8b、 18c
に沿って形成されている。これにより、端子穴18a、
 I 8b。
18cとスリットl 9a、 l 9b、 19cとが
形成する穴の断面形状はT形となっている。
接点機構20は、ベース10の上壁部11aの両側に一
対設けられ、各々は、可動接点端子21の上端水平屈曲
部に一端を固着された可動接触片22と、常開固定接点
端子23の上端水平屈曲部下面に設けた常開固定接点2
4と、常閉固定接点端子25の上端水平屈曲部上面に設
けた常閉固定接点2Bと、からなっている。
各可動接触片22は、互いに平行な常開側ばね部22a
と常閉側ばね部22bとに分岐され、常開・側ばね部2
2aがベースlOの上壁部11aの中央寄りに配置され
ている。各常開側ばね部22aの上面の略中央には、前
記常開固定接点24と接離可能な常開可動接点27が形
成され、各常閉側ばね部22bの下面の略中央には、前
記常閉固定接点26と接離可能な常閉可動接点28が形
成され、これらの各接点27.28はいずれもシングル
構成となっている。また、各可動接触片22の常開側ば
ね部22aの先端には、後述するカード50の突部51
と係合する係合部29が形成されている。
そして、この可動接触片22の常開側ばね部22a及び
常閉側ばね部22bは、いずれも下方に付勢され、無励
磁時に常開側ばね部22aの常開可動接点27が常開固
定接点24から離隔し、常閉側ばね部22bの常閉可動
接点28が常閉固定接点24に圧接することにより、常
開側ばね部22aと常閉側ばね部22bの各先端間に互
いに段差が形成されるようになっている。
電磁石ブロック30は、一端がL字形に屈曲した鉄心3
1にスプール3.2を介してコイル33を巻回したもの
である。鉄心31の屈曲部側に位置する鍔部(以下、前
端鍔部という。)34には、鉄心31と平行に突片34
aが突設され、この突片34aは前記ベース10の第2
端壁部14に設けたスリット15に嵌合するようになっ
ている。
また、鉄心3Iの屈曲部と反対側の端部に位置する#部
(以下、後端鍔部という。)35には、第2図に示すよ
うに、当該後端鍔部35の上端より低い位置に形成した
段部35aに、当該鍔部35と平行な突部35bが突設
されるとともに、両側に台座部35c、35cが延設さ
れている。この台座部35c、35cには、コイル端子
36.36が圧入固定されている。また、台座部35c
、35cの下端は下枠35dで相互に連結され、この下
枠35dと後端鍔部35の下端との間に可動鉄片挿入穴
37が形成されている。
可動鉄片40は、第1図において右側の端部(以下、後
端という。)に起立片4Iを有するL字形に形成されて
いる。この後端起立片41の背面には、先端が水平に折
曲されて1状に形成された板ばね42が固着され、この
板ばね42の先端にはスリット43と該スリット43の
両側に突部44゜44が形成されている。また、この可
動鉄片4゜の前端の両角部には爪部45が突設され、こ
の爪部45から一定間隔離れた側端面には突起46が突
設されている。
カード50は、第1図に示すように、門形で、その項部
中央に突部51が突設され、両脚部下端にL字形の係合
部52が形成され、この係合部52は前記可動鉄片40
の前端の爪部45と突起46の間に係合するようになっ
ている。
ケース60は、箱形でベース■0の上方から被せるよう
になっている。
以上の構成からなる電磁継電器の組立てについて説明す
る。
まず、ベース10の両側の端子穴18a、18b。
18cにそれぞれ常開固定接点端子23、常閉固定接点
端子25、可動接点端子21を圧入固定して接点機構2
0を構成する。
次に、電磁石ブロック30のスプール32の可動鉄片挿
入穴37に、可動鉄片40の前端を挿入してゆき、後端
の板ばね42のスリット43とスプール32の突部35
bとを係合させる。
そして、この電磁石ブロック30を可動鉄片40ととも
にその前端鍔部34側からベースIOの後端開口部に挿
入して、前端鍔部34の突片34aをベース10のスリ
ット15に嵌合させ、前端鍔部34及び鉄心31がそれ
ぞれ第1端壁部13、第2端壁部14に当接するまで押
し込む。
これにより、電磁石ブロック30は、第4図に示すよう
に、突片34aの弾性により上方に付勢されてその前端
鍔部34の上端がベースlOの上壁部11aの内面に圧
接し、後端鍔部35の下枠35dの一部がベースlOの
下壁部11bの内面に乗り上げて後端鍔部35の上端か
ベースlOの上壁部11aの内面に圧接して固定される
これと同時に、仮ばね42の突部44がベース10の上
壁部11aの内面の凹部17に嵌合することにより、板
ばね42の先端は、ベース10とスプール32の段部3
5aの間に確実に固定される。これにより、可動鉄片4
0は、板ばね42に付勢されてその後端起立片41が鉄
心3!に圧接することにより、その圧接点Aを中心に揺
動自在に支持される。また、可動鉄片40の前端は鉄心
31の磁極面31aと接離可能に対向する。
続いて、カード50の頂部をベースIOの切欠き12に
嵌入して、その突部51を可動接触片22の係合部29
,29に係合させた後、両脚部を可動ブロック30の前
端に向かって押し込む。これにより、カード50の両脚
部が開いてその係合部52が可動鉄片40の爪部45と
突起46の間に係合する結果、カード50は可動鉄片4
oと可動接触片22の間に挾持されるとともに、可動接
触片22により下方に付勢される。
最後に、ケース60を上方からベース10に被せて、第
4図に示すように、シール剤70で適宜シールする。
このようにして組み立てられた電磁継電器では、電磁石
ブロック30は箱形のベースIO内に収容固定され、接
点機構20は箱形のベース10の上壁部11a上に組み
付けられているため、両者はベースlOを介して互いに
隔絶されて、絶縁距離が最大限に確保されている。
次に、この電磁継電器の動作について説明する。
電磁石ブロック30の無励磁時においては、可動鉄片4
0は、可動接触片22の常開ばね部22aによりカード
50を介して下方に付勢されているため、第4図に示す
ように、その後端起立片41と鉄心31の後端面との圧
接点Aを中心に第4図において反時計回りに回動してい
て、その前端が鉄心31の磁極面31aから離隔した状
態となっている。一方、可動接触片22の常開側ばね部
22aの常開可動接点27は、第7図、第8図に示すよ
うに、常開固定接点24から開離し、その常開側ばね部
22aの先端はカード50に圧接している。また、常閉
側ばね部22bの常閉可動接点28は常閉固定接点26
と閉成してその先端はカード50から離隔している。
この状態で、コイル端子36を介してコイル33に通電
し、電磁石ブロック30を励磁すると、鉄心31の前端
の磁極面31aから後端の圧接点Aを介して可動鉄片4
0の後端起立片41を経て前端に至る磁気回路が形成さ
れる。これにより、可動鉄片40は、鉄心31の磁極面
31aに吸引され、圧接点Aを中心に第4図において時
計回りに回動してカード50を押し上げつつ、当該磁極
面31aに吸着する。
カード50が押し上げられると、第9図、第1θ図に示
すように、当該カード50に圧接している可動接触片2
2の常開側ばね部22aが先に押し上げられ、その常開
可動接点27が常開固定接点24に閉成する。したがっ
て、この瞬間は常開接点24.27及び常閉接点26.
28共に閉成状態となる。
そして、さらにカード50が押し上げられると、第11
図、第12図に示すように、可動接触片22の常開側ば
ね部22aはさらに撓んで接点圧が付与される。また、
常閉側ばね部22bがカード50に押し上げられ、その
常閉可動接点28が常閉固定接点26から開離する。
この後、コイル33への通電を遮断して電磁石ブロック
30を消磁すると、鉄心31の吸引力が無くなる結果、
カード50は、第3図〜第6図図に示す状態からまず可
動接触片22の常開側ばね部22aと常閉側ばね部22
bの付勢力により押し下げられ、第9図、第1θ図に示
すように、常閉側ばね部22bの常閉可動接点28が常
閉固定接点26に閉成する。そして、カード50はさら
に常開側ばね部22aのみの付勢力により押し下げられ
、常開可動接点27が常開固定接点24から開離して第
7図、第8図に示す無励磁状態に復帰する。
このように、接点機構40は、電磁石ブロック30の励
磁により常閉接点26.28が開離する前に常開接点2
4.27が閉成して動作し、また無励磁により常開接点
24.27が開離する前に常閉接点26.28が閉成し
て復帰するといういわゆるメイク・ビフォア・ブレイク
(MBB)動作を行う。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、電磁
石ブロックと接点機構部とは箱形ベースにより隔絶され
るため、特別な絶縁部材を設けるまでもなく、絶縁距離
が最大限に確保できるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電磁継電器の分解斜視図、第2図
は電磁石ブロックの後端側から見た斜視図、第3図〜第
6図は第1図に示す電磁継電器のそれぞれ水平断面図、
正面断面図、右側面断面図、左側面断面図、第7図、第
゛9図、第1.1図はそれぞれ無励磁時、励磁動作途中
、励磁動作完了時の接点機構の正面図、第8図、第10
図、第12図はそれぞれ、第7図、第9図、第11図の
左側面図、第13図は従来の電磁継電器の分解斜視図で
ある。 10・・・ベース、    20・・・接点機構、30
・・・電磁石ブロック、40・・・可動鉄片。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)両端が開口する箱形のベース内部に、電磁石ブロ
    ックと該電磁石ブロックの励磁、無励磁により揺動する
    可動鉄片とを収容するとともに、ベースの外面上に接点
    機構部を設けて、前記ベースの一端の開口部から突出す
    る可動鉄片により接点機構部を駆動するようにしたこと
    を特徴とする電磁継電器。
JP9035889A 1989-04-10 1989-04-10 電磁継電器 Pending JPH02270241A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9035889A JPH02270241A (ja) 1989-04-10 1989-04-10 電磁継電器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9035889A JPH02270241A (ja) 1989-04-10 1989-04-10 電磁継電器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02270241A true JPH02270241A (ja) 1990-11-05

Family

ID=13996311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9035889A Pending JPH02270241A (ja) 1989-04-10 1989-04-10 電磁継電器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02270241A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007073308A (ja) 開閉装置
US5117209A (en) Electromagnetic relay
JP4826299B2 (ja) 電磁継電器
JP3959894B2 (ja) 電磁継電器
JP2002343215A (ja) 電磁リレー
JPH02270241A (ja) 電磁継電器
JP2727639B2 (ja) 電磁継電器
JP2005293952A (ja) 電磁継電器
JP2005183097A (ja) 電磁リレー
JP2782634B2 (ja) 電磁継電器
JPH02270243A (ja) 電磁継電器
JP3932722B2 (ja) 電磁継電器
JPH09293443A (ja) 有極リレー
JP2782226B2 (ja) 電気機器
JP2864649B2 (ja) 電磁継電器
JPH0729547Y2 (ja) 電磁継電器
JPH0436534Y2 (ja)
JP2864604B2 (ja) 電磁継電器
JPH0143805Y2 (ja)
JP2000077227A (ja) コイルボビン
JPH09190757A (ja) 電磁継電器
JPS5852287B2 (ja) 有極継電器
JPS586118Y2 (ja) リレ−
JP2002184287A (ja) 電磁継電器
JPH04233115A (ja) 電磁継電器の端子部構造