JP4826299B2 - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器 Download PDF

Info

Publication number
JP4826299B2
JP4826299B2 JP2006068690A JP2006068690A JP4826299B2 JP 4826299 B2 JP4826299 B2 JP 4826299B2 JP 2006068690 A JP2006068690 A JP 2006068690A JP 2006068690 A JP2006068690 A JP 2006068690A JP 4826299 B2 JP4826299 B2 JP 4826299B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
movable
movable contact
iron
iron core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006068690A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007250238A (ja
Inventor
大輔 松尾
邦昭 川原
謙二 古味
和宗 岸川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP2006068690A priority Critical patent/JP4826299B2/ja
Publication of JP2007250238A publication Critical patent/JP2007250238A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4826299B2 publication Critical patent/JP4826299B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

本発明は、電磁ソレノイド機構の励磁或いは消磁により可動鉄片を駆動し、可動接触片及び固定接触片を有する電気接点開閉機構の開閉動作を行うように構成した電磁継電器に関するものである。
従来、この種の電磁継電器として、図8乃至図11に示すものが知られている(特許文献1参照)。
実用新案登録第2557711号公報。
図8乃至図11によれば、電磁継電器は、ベース1とケース2とを組み合わせることによって構成された収容部内に、電気接点開閉機構3とこの電気開閉動を司る電磁ソレノイド機構4を配置して構成している。
電気接点開閉機構3は、ベース1に互いに対向するように設置し、それぞれ固定接点31a、32aを有する常閉固定接触片31及び常開固定接触片32と、後述の可動鉄片41に揺動可能に取り付けられ、一端側に可動接点33aを有する可動接触片33とで構成され、可動接触片33の可動接点33aが固定接点31a、32a間を選択的に接離することによって、電気開閉動を司っている。
電磁ソレノイド機構4は、コイルを主体として構成する電磁ブロック42と、電磁ブロック42の励磁及び消磁により可動鉄片41を揺動させる鉄心43および鉄心43の吸引により揺動するようにソレノイド取付け片34に取り付けられた可動鉄片41とを有して構成している。
可動鉄片41は、その鉄心対向片部41aをI字状を呈して構成しており、鉄心対向片部の上端側が、ケース2の上面部2a側に位置する一端がベース1に電磁ブロック42を覆うように取り付けられたL字状の取付け片5に止着された復帰ばね6の他端側を止着されて、また、鉄心対向片部41aには、可動接触片33の中間部を止着している。
可動接触片33の一端側は、ベース1側(ケース2の下部側)に延在して、可動接点33aが取付けてあり、可動接点33aは常時は常閉固定接触片31側の固定接点31a側に投入接続している。
可動接触片33の他端側は、ケース2の上面部2a側に延在しており、コモンリード線7の一端垂直片部7a側に接続している。
コモンリード線7の他端側は、略逆L字状に折曲形成しており、逆L字状折曲部7bをベース1側(ケース2の下部側)まで延在して、一端がベース1より外部に突出している接続端子10に接続している。
そして、可動鉄片41による可動接触片33の動作は、インジケータ片8によって確認することができるように構成されている。即ち、インジケータ片8は、略枠体形状を呈しており、上端連設部中央に表示片8aが形成されており、表示片8aの先端は略直角に折り曲げられて、視認部8bを構成している。インジケータ片8の両側部脚片8cの下端には、両側部脚片8cの対向方向に突出する支軸8dが設けられており、支軸8dは、インジケータ片8が可動鉄片41の鉄心対向片部41aに形成された揺動突起41bの揺動に従ってやはりベース1に対して揺動する可能に構成すべく、図示しないがベース1に取り付けられている。インジケータ片8は、支軸8dを支点として、揺動可能に構成されている。また、ケース2の上面部2aには、表示窓9が形成されている。
従って、図9及び図11に示すように、電磁ソレノイド機構4の消磁状態においては、復帰ばね6の付勢力により、可動鉄片41は、鉄心43に対して離間し、可動接触片33の可動接点33aを常閉固定接触片31の固定接点31a側に投入接続させた状態となっている(図9及び図11参照)。
この時、インジケータ片8は、表示片8aの視認部8bが表示窓9よりケース2内部側に引っ込んでいることから、外部より視認することができず、電気接点開閉機構3の非作動状態を表示している。
このような消磁状態から電磁ソレノイド機構4に電気を導入して励磁状態にすると、電気ソレノイド機構4の励磁により鉄心43が可動鉄片41を吸引し、可動鉄片41を復帰ばね6の付勢力に抗して揺動させて、可動接触片33を揺動させることによって、可動接点33aを常閉固定接触片31の固定接点31aから常開固定接触片32の固定接点32a側に投入接続されることになる。
この結果、インジケータ片8は支軸8dを支点としてやはり揺動することになって、インジケータ片8の視認部8bが、表示窓9に対向する位置に移動して、ケース2の外部から、電気接点開閉機構3の作動状態を視認できることになる(図10及び図12参照)。
このように構成する従来の電磁継電器によれば、可動鉄片41の鉄心対向片部41aを略I字状に形成し、鉄心対向片部41aに並置するように可動接触片33を配置していることから、可動接触片33が電磁ソレノイド機構4の鉄心43の動作方向に対して交差する方向に配置せざるを得ず、この結果、可動接点33bがベース1側に位置すると共に、ベース1に設けた接触端子10とを接続するために、コモンリード線7を必要とし、しかも、コモンリード線7は、ケース2の上面部2a側において可動接触片33と接触すると共に、ベース1側において接続端子10に接続するためには、ベース1及びケース2が形成する収容部の上下間にわたって這設されることになって、当該収容部内においてコモンリード線7の占有容積によって、電磁ソレノイド機構4のコイル容量を制限してしまう。
このようにコイル容量が制限されるために、コイルの巻数と巻線径との関係により巻線径が制限され、励磁時の通電電流許容が小さくなる。このために、電磁ソレノイド機構のコイル温度上昇が高くなって周囲温度または盤内温度が高くなる雰囲気では電磁継電器としては使用に限界が生じ、また、コモンリード線7の取付け工数が必要となり、電磁継電器のコストアップの要因ともなってしまう。
そこで、本発明はかかる従来の課題を改善するために案出されたもので、コイルの温度上昇が低く、コモンリード線を廃止しても構成可能な電磁継電器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る電磁継電器は、電磁ソレノイド機構における鉄心の磁力による吸引作用を受けて可動鉄片を揺動可能に支持させると共に、該可動鉄片の揺動により可動接触片及び固定接触片を有する電気接点開閉機構の開閉動作を行うように構成した電磁継電器であって、前記可動鉄片を略L字状を呈するように互いに一体に形成した鉄心動作受け片部と可動接触片揺動片部と、さらには、前記可動鉄片を常時鉄心対向片部側に揺動するように一端が電磁ソレノイド取付け片に取着された板ばねとにより構成し、前記鉄心動作受け片部を前記鉄心に対向配置すると共に、前記可動接触片揺動片部を前記可動接触片の揺動作を司るように配置して、前記鉄心の磁力による吸引作用が働く方向に対して交差する方向に前記可動接触片を揺動させて、前記電気接点開閉機構の開閉動を行うように構成したことを特徴とする。
本発明に係る電磁継電器によれば、可動鉄片を略L字状を呈するように互いに一体に形成した鉄心動作受け片部と可動接触片揺動片部とにより構成し、鉄心動作受け片部を鉄心に対向配置すると共に、可動接触片揺動片部を可動接触片の揺動作を司るように配置して、鉄心の作動方向に対して交差する方向に可動接触片を揺動させて、電気接点開閉機構の開閉動を行うように構成したことから、可動接触片を電磁ソレノイド機構の鉄心の動作方向に並行に配置することができ、この結果、可動接触片における接続端子との接続端部側を、接続端子側に直接装着できる位置まで近接することができ、従来のコモンリード線を廃止して、可動接触片を接続端子に直接装着することができ、ベース及びケースが構成する収容部における省スペース化が可能となり、しかも、省スペース化した部分を利用して、電磁ソレノイド機構のコイル容量を大型化することができて、コイルの温度上昇が低い電磁継電器として構成することができ、また、コモンリード線の取付け工数をなくして生産性の向上を図って電磁継電器のコスト軽減が期待できる。
また、本発明は、上記のように構成する電磁継電器において、前記可動鉄片の可動接触片揺動片部にカード片を取り付けて、該カード片により前記電気接点開閉機構の開閉動を行うように構成したことを特徴とする。
かかる構成により、カード片により確実に電気接点開閉機構の開閉動をつかさどることができ、しかも、コモンリード線を廃止することができる。
本発明に係る電磁継電器によれば、可動鉄片を略L字状を呈するように互いに一体に形成した鉄心動作受け片部と可動接触片揺動片部とにより構成し、鉄心動作受け片部を鉄心に対向配置すると共に、可動接触片揺動片部を可動接触片の揺動作を司るように配置して、鉄心の作動方向に対して交差する方向に可動接触片を揺動させて、電気接点開閉機構の開閉動を行うように構成したことから、可動接触片を電磁ソレノイド機構の鉄心の動作方向に並行に配置することができ、この結果、可動接触片における接続端子との接続端部側を、接続端子側に直接装着できる位置まで近接することができ、従来のコモンリード線を廃止して、可動接触片を接続端子に直接装着することができ、ベース及びケースが構成する収容部における省スペース化が可能となり、しかも、省スペース化した部分を利用して、電磁ソレノイド機構のコイル容量を大型化することができて、電気接点開閉機構の周囲温度が低い電磁継電器を設定することができ、また、コモンリード線の取付け工数をなくして生産性の向上を図って電磁継電器のコスト軽減が期待できる。
本発明の実施の形態を、図1乃至図7を参照して詳述する。
図1は、本発明の実施の形態を採用した動作表示機能付き電磁継電器の外観を描画した斜視図、図2は図1におけるカバー体を透過して描画した斜視図、図3は同じく分解斜視図、図4は図1に示す電磁継電器の電磁ソレノイド機構の消磁状態におけるA−A断面図、図5は図1に示す電磁継電器の電磁ソレノイド機構の励磁状態におけるA−A断面図、図6は図1に示す電磁継電器の電磁ソレノイド機構の消磁状態における上面図、図7は図1に示す電磁継電器の電磁ソレノイド機構の励磁状態における上面図である。尚、以下の説明において、従来の技術に対応する部分については同符号を付して説明する。
この電磁継電器は、大略、ベース1に、電磁ソレノイド機構4、電気接点開閉機構3を設けて、ケース2を被せ、さらにケース2の上側にインジケータ片8を配置した構成になっている。
ベース1は、複数の接続端子10を外部に突出させて設置する端子台1aと端子台1aの上に嵌合状態で配置されるベース基台1bとで構成している。
ベース基台1bの周部には、周部絶縁壁1cおよび周部絶縁壁1dに囲まれた内部に互いに間隙をおいて一対の内部絶縁壁1eが立設されている。
両内部絶縁壁1eは、ベース基台1b上に3つの固定接点設置室1fを形成して、固定接点設置室1fには、それぞれ複数の常閉固定接触片31及び常開固定接触片32を配置している。
常閉固定接触片31は、L字状に折曲形成されており、その上端側下面には固定接点31aが取付けられており、また、常開固定接触片32も、L字状に折曲形成されており、その上端側上面には固定接点32aが取付けられて、常閉固定接触片31及び常開固定接触片32は、固定接点31a及び32a同士が対向するように、ベース基台1bに離間配置されている。
固定接点31aと固定接点32aとの間には、互いに略L字形に折曲構成された可動接触片33の水平脚片33bに取り付けられた可動接点33aが介在しており、可動接点33aは常時は常閉固定接触片31側の固定接点31aに投入された状態になっている。
このために、可動接触片33の垂直脚片33cは、可動接点33aが取り付けられた水平脚片33がケース2に対して略水平に配置されるように、ベース基台1bに植設されている(図4及び図5参照)。
ベース基台1bの上部には、略逆L字形の電磁ソレノイド取付け片34が配置されている。電磁ソレノイド取付け片34は、それぞれ略矩形状を呈する水平片部34aと垂直片部34bとを一体形成してなる。
水平片部34aの一辺側隅角部には、それぞれ略水平方向の係合突起34a-1が突設されており、他辺隅角部にはそれぞれ下向きの引っ掛け片34а-2が形成されている。
そして、各係合突起34a―1をベース基台1bの一辺隅角部に形成した係合孔1b-1に係合すると共に、ベース基台1bの対向側一辺隅角部に引っ掛け片34a-2を引っ掛け等することにより、電磁ソレノイド取付け片34はベース基台1bに取付けられている。
電磁ソレノイド取付け片34の水平片部34aには、コイルを主体として構成して電磁力を発生する電磁ブロック42が装着されており、電磁ブロック42には、電磁ブロック42の励磁及び消磁により可動鉄片41を揺動できる鉄心43が、設けられている。
鉄心43の一端側は、電磁ソレノイド取付け片34の垂直片部34bに形成した抜き孔34b-1に摺動可能に嵌合されるようになっており、また、鉄心43の他端側には、可動鉄片41が対向配置されている。
可動鉄片41は、略L字状に一体形成された略垂直上の鉄心対向片部41aと略水平状の可動接触片揺動片部41bとで構成しており、鉄心対向片部41aが鉄心43と対向しており、鉄心対向片部41aの下端両隅角部に設けた一対の係合段差部41a-1が水平片部34aの係合突起34a−1に係合することにより、ベース基台1bに対して、揺動可能に設けられている。
そして、可動鉄片41は、一端が電磁ソレノイド取付け片34に取着された板ばね41cの他端側で付勢されて、常時鉄心対向片部41a側に揺動するように付勢されている。
さらに、可動鉄片41の鉄心対向片部41aの遊端側には、例えば赤色樹脂材料により形成されたインジケータ片8が直接装着されている。
即ち、インジケータ片8は、上面を視認部8aを構成すべく略水平は位置された表示片8bと表示片8bに対して下向きに延在する一対の取付け脚片8cとを有して構成され、取付け脚片8cを、可動鉄片41における鉄心対向片部41aの上端に突設した取付け突起41a-2に係着することによって、可動鉄片41に装着されている。
可動鉄片41の可動接触片揺動片部41bは、カード片44を嵌合装着しており、カード片44は、その下面に操作突起44aが形成され、操作突起44aは、板ばね41cの付勢力により、常時可動接触片33に弾接している。
ケース2は、ベース1に配置された電磁ソレノイド機構4および電気接点開閉機構3等を覆った後、互いに対向する側壁に形成した一対の下端係合部2bを端子台1aに形成した一対の係合突起1a―1に係合することによって、ベース1に組み付けられている。
以上のように構成する場合、図4及び図6に示すように、電磁ソレノイド機構4の電磁ブロック42に電気が投入されていない消磁においては、可動鉄片41は板ばね41cの付勢力によって、ケース2の外側方向(図4では、左方向)に付勢されて揺動しており、カード片44を介して可動接触片33の可動接点33aを常閉固定接触片31の固定接点31a側に接続させている。
この電磁ソレノイド機構4の消磁状態から、電磁ブロック42に電気を投入して励磁させると、鉄心43が吸引して、可動鉄片41をケース2の内側方向(図4においては右方向)に揺動させて、カード片44が可動接触片33上を図4の右方向に摺動し、この結果、可動接触片33が図4において左回転方向に揺動して、可動接点33aを固定接点31a側から常閉固定接触片32側の固定接点32aに接続させることになる(図5および図7に示す状態)。
この時、可動鉄片41の揺動によって、インジケータ片8が電磁ブロック42側に揺動することになり、表示片8bの視認部8aがケース2の上面部2aに透明に形成した表示窓9に対向することになって、表示窓9から、視認部8aの赤色が視認できるように顕出して、電磁継電器の作動状態をケース2の外部から観察することができることになる。
ケース2の上面部2aには、インジケータ片の視認部8aを透過視認可能とする表示窓9が形成されている。そして、表示窓9は、ケース2の上面部2aにおける表面好ましくは内表面の所定範囲に黒色塗装或いはシボ加工等を施した略中央部の透明部分において構成されているものであり、したがって、表示窓9を囲繞するように、ケース2の上面部2aに施した黒色塗装或いはシボ加工等よって不透明領域部2cが形成されていることになる。
以上のように構成した場合、可動鉄片41を略L字状を呈するように互いに一体に形成した略垂直状の鉄心対向片部41aと略水平状の可動接触片揺動片部41bとにより構成し、鉄心対向片部41aを鉄心に対向配置すると共に、可動接触片揺動片部41bが可動接触片33の揺動作を司るべくカード片44を嵌合配置して、鉄心43の作動方向に対して交差する方向に可動接触片33を揺動させて、電気接点開閉機構3の開閉動を行うように構成したことから、可動接触片33を電磁ソレノイド機構4の鉄心43の動作方向に並行に配置することができ、この結果、可動接触片33における接続端子10との接続端部側を、接続端子10側に直接装着できる位置まで近接することができ、従来のコモンリード線7を廃止して、可動接触片33を接続端子10に直接装着することができ、ベース1及びケース2が構成する収容部における省スペース化が可能となり、しかも、省スペース化した部分を利用して、電磁ソレノイド機構4のコイル容量を大型化することができて、コイルの温度上昇が低い電磁継電器として構成することができ、また、コモンリード線7の取付け工数をなくして生産性の向上を図って電磁継電器のコスト軽減が期待できる。
本発明は、可動鉄片を略L字状を呈するように互いに一体に形成した鉄心対向片部と可動接触片揺動片部とにより構成し、鉄心対向片部を鉄心に対向配置すると共に、可動接触片揺動片部を可動接触片の揺動作を司るように配置して、鉄心の作動方向に対して交差する方向に可動接触片を揺動させて、電気接点開閉機構の開閉動を行うように構成したことから、可動接触片を電磁ソレノイド機構の鉄心の動作方向に並行に配置することができ、この結果、可動接触片における接続端子との接続端部側を、接続端子側に直接装着できる位置まで近接することができ、従来のコモンリード線を廃止して、可動接触片を接続端子に直接装着することができ、ベース及びケースが構成する収容部における省スペース化が可能となり、しかも、省スペース化した部分を利用して、電磁ソレノイド機構のコイル容量を大型化することができて、コイルの温度上昇が低い電磁継電器を設定することができ、また、コモンリード線の取付け工数をなくして生産性の向上を図って電磁継電器のコスト軽減が期待できるために、電磁ソレノイド機構の励磁或いは消磁により可動鉄片を駆動し、可動接触片及び固定接触片を有する電気接点開閉機構の開閉動作を行うように構成した等に好適であるといえる。
本発明の実施の形態を採用した動作表示機能付き電磁継電器の外観を描画した斜視図である。 図1におけるカバー体を透過して描画した斜視図である。 同じく分解斜視図である。 図1に示す電磁継電器の電磁ソレノイド機構の消磁状態におけるA−A断面図である。 図1に示す電磁継電器の電磁ソレノイド機構の励磁状態におけるA−A断面図である。 図1に示す電磁継電器の電磁ソレノイド機構の消磁状態における上面図である。 図1に示す電磁継電器の電磁ソレノイド機構の励磁状態における上面図である。 従来の電磁継電器におけるケースを一部透視して描画した斜視図である。 図8に示す電磁継電器の電磁ソレノイド機構の消磁状態におけるB−B断面図である。 図8に示す電磁継電器の電磁ソレノイド機構の励磁状態おけるB−B断面図である。 図8に示す電磁継電器の電磁ソレノイド機構の消磁状態における上面図である。 図8に示す電磁継電器の電磁ソレノイド機構の励磁状態における上面図である。
符号の説明
2 ケース
3 電気接点開閉機構
4 電磁ソレノイド機構
41 可動鉄片
41a 鉄心対向片部
41b 可動接触片揺動片部
43 鉄心
44 カード片

Claims (2)

  1. ケース内において、電磁ソレノイド機構における鉄心の磁力による吸引作用を受けて可動鉄片を揺動可能に支持させると共に、該可動鉄片の揺動により可動接触片及び固定接触片を有する電気接点開閉機構の開閉動作を行うように構成した電磁継電器であって、前記可動鉄片を略L字状を呈するように互いに一体に形成した鉄心動作受け片部と可動接触片揺動片部と、さらには、前記可動鉄片を常時鉄心対向片部側に揺動するように一端が電磁ソレノイド取付け片に取着された板ばねとにより構成し、前記鉄心動作受け片部を前記鉄心に対向配置すると共に、前記可動接触片揺動片部を前記可動接触片の揺動作を司るように配置して、前記鉄心の磁力による吸引作用が働く方向に対して交差する方向に前記可動接触片を揺動させて、前記電気接点開閉機構の開閉動を行うように構成したことを特徴とする電磁継電器。
  2. 前記可動鉄片の可動接触片揺動片部にカード片を取り付けて、該カード片により前記電気接点開閉機構の開閉動を行うように構成したことを特徴とする請求項1記載の電磁継電器。
JP2006068690A 2006-03-14 2006-03-14 電磁継電器 Active JP4826299B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006068690A JP4826299B2 (ja) 2006-03-14 2006-03-14 電磁継電器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006068690A JP4826299B2 (ja) 2006-03-14 2006-03-14 電磁継電器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007250238A JP2007250238A (ja) 2007-09-27
JP4826299B2 true JP4826299B2 (ja) 2011-11-30

Family

ID=38594310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006068690A Active JP4826299B2 (ja) 2006-03-14 2006-03-14 電磁継電器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4826299B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5092824B2 (ja) * 2008-03-14 2012-12-05 オムロン株式会社 電磁継電器
JP5239421B2 (ja) * 2008-03-14 2013-07-17 オムロン株式会社 電磁継電器
JP6115170B2 (ja) * 2013-02-13 2017-04-19 オムロン株式会社 電磁継電器
KR101697864B1 (ko) * 2015-05-06 2017-01-19 엘에스산전 주식회사 소음과 진동을 저감한 진공 전자 접촉기

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5386530U (ja) * 1976-12-20 1978-07-17
JP3206830B2 (ja) * 1992-04-23 2001-09-10 松下電工株式会社 電磁継電器における接極子へのカードの取付け構造
JP2001014996A (ja) * 1999-06-30 2001-01-19 Matsushita Electric Works Ltd 電磁継電器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007250238A (ja) 2007-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4424260B2 (ja) 電磁リレー
JP5085754B2 (ja) 電磁継電器
JP4919418B2 (ja) 磁石システム及びそれを有する双安定リレー
KR950001594Y1 (ko) 전자 릴레이
JP4116022B2 (ja) 電磁リレー
JP5239420B2 (ja) 電磁継電器の磁石保持構造
JP2013084559A (ja) 電磁継電器
JP4826299B2 (ja) 電磁継電器
KR940009305B1 (ko) 전자 계전기
EP2650900B1 (en) Electromagnetic relay
JP5239421B2 (ja) 電磁継電器
JP2007250237A (ja) 動作表示機能付き電磁継電器
JPH05274984A (ja) 電磁継電器
JP3959894B2 (ja) 電磁継電器
JP2005183097A (ja) 電磁リレー
CN109716477B (zh) 电磁继电器
CN219979461U (zh) 一种抗冲击的磁保持电磁继电器
JP2014130689A (ja) コイルブロックおよび当該コイルブロックを備える電磁リレー
JPH06267392A (ja) 電磁継電器
JP3799622B2 (ja) 電磁リレー
JP2566387B2 (ja) 有極リレー
JPH09245601A (ja) 電磁継電器
JP2864649B2 (ja) 電磁継電器
JPH0356992Y2 (ja)
JPH05174689A (ja) 有極リレー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110607

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110816

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110829

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140922

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4826299

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150