JP5239420B2 - 電磁継電器の磁石保持構造 - Google Patents

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本発明は、電磁ソレノイド機構の励磁或いは消磁により可動鉄片を駆動し、可動端子及び固定端子を有する電気接点開閉機構の開閉動作を行うように構成した電磁継電器に係わり、特に、接点開閉時に発生するアークの影響を遮断するために用いる永久磁石の保持構造に関するものである。
主として直流高電圧負荷の接点開閉を行なう電磁継電器においては、接点開閉時に接点間に発生するアークの影響を遮断するために、永久磁石の磁力によるローレンツ力を用いてアークを引き伸ばすことで直流高電開閉を可能にしている。また、磁力とローレンツ力は比例する関係になっており、磁力の強い永久磁石を採用することでよりアークを引き伸ばすことが可能になる。すなわち、永久磁石があると、磁力線の方向に対してフレミングの左手の法則で導体の動く方向にアークが引き延ばされて、このアークが接点から遠ざかる方向(横方向)に働いてアークが外側に拡がるような放物線を描くことになる。磁力が強ければ強いほど、遠ざかる範囲が大きくなる。
従来の電磁継電器の磁石保持構造においては、永久磁石は成形部品である磁石収容筐体に収容してあり、この磁石収容筐体を、固定端子の接触片の、電気接点を固定した接点固定部の裏面部にリベット等を用いて固定することで、電気接点付近に永久磁石を配置し、この永久磁石の磁力を活用して、アークを引き伸ばすようにしていた。
また、直流高電圧負荷の接点開閉を行なう電磁継電器としては、電器本体に、電磁ソレノイド機構の励磁により、その揺動支点を中心に揺動する可動鉄片を設け、可動鉄片はカードを保持しており、このカードは三つの操作突起部を有していて、それぞれの操作突起部が、その対応する可動接触片に接触しており、そして電磁ソレノイド機構の電磁ブロックに電気が投入されていない消磁においては、可動鉄片は板ばねの付勢力によって揺動しており、カードを介して可動接触片の可動接点を常閉固定接触片の固定接点側に接続させている。そして、電磁ソレノイド機構の消磁状態から、電磁ブロックに電気を投入して励磁させると、鉄心が吸引して、可動鉄片をケースの内側方向に揺動させて、カードの操作突起部が可動接触片上を摺動し、この結果、可動接触片が揺動して、可動接点を固定接点側から常閉固定接触片側の固定接点に接続させるものがある(特許文献1参照)。
特開2007−250238号公報
上記した従来の電磁継電器の磁石保持構造によれば、永久磁石とは別部品である磁石収容筐体を使用し、この磁石収容筐体を接点固定部の裏面部にリベットなどを用いて固定しており、永久磁石の他に、磁石収容筐体やリベットなどが必要になって、部品点数が複数になり、磁石収容筐体を接点固定部の裏面部にリベットなどを用いて固定するように永久磁石の取付けに要する組立工数が増えるという課題があった。また、永久磁石を磁石収容筐体に収容した場合、永久磁石が磁石収容筐体に隙間なく収容されればよいが、収容に遊びがあると、電磁継電動作による振動等で永久磁石が動いてカタカタ音を生じるという課題があった。
そこで、本発明はかかる従来の課題を改善するために案出されたもので、別部品を使用することなく永久磁石の保持を行ない、部品点数、組立工数を削減することが可能になるばかりか、永久磁石が動いてカタカタ音を生じることのない電磁継電器の磁石保持構造を提供することを目的としている。
記目的を達成するために、本発明に係る電磁継電器の磁石保持構造は、電磁ソレノイド機構の励磁により可動鉄片を揺動させて電気接点開閉機構を開閉動作する際に、電気接点開閉機構の可動端子と固定端子との間に発生するアークの影響を遮断する永久磁石を備え、この永久磁石を電器本体に保持する電磁継電器の磁石保持構造であって、固定端子は、その先側をL字状に折曲した接点固定部と端子リード部に形成した圧入部を有し且つ接点固定部に固定接点を固定した構成であり、電器本体に磁石収容部と端子圧入孔を設け、磁石収容部は固定用ばね片部を備えており、機器本体の周壁部に、磁石収容部に通じる磁石挿入孔部を開口し、固定端子の圧入部を前記端子圧入孔に圧入して割りカシメし、磁石挿入孔部から前記磁石収容部に永久磁石を挿入して、当該永久磁石を磁石収容部に収容すると共に、固定用ばね片部で前記永久磁石を押えて固定して、この永久磁石を前記固定接点の直下に配置するようにしたことを特徴とする。

かかる構成により、磁石挿入孔部から磁石収容部に永久磁石を挿入して、当該永久磁石を磁石収容部に収容し、固定用ばね片部で永久磁石を押えて固定することが可能になり、別部品である磁石収容筐体を接点固定部の裏面部にリベットなどを用いて固定する必要がなく、部品点数、組立工数を削減することができるし、また、電磁継電動作による振動等で永久磁石が動いてカタカタ音を生じることを無くすことができる。
本発明に係る電磁継電器の磁石保持構造によれば、別部品である磁石収容筐体を接点固定部の裏面部にリベットなどを用いて固定する必要がなく、部品点数、組立工数を削減することができるし、また、電磁継電動作による振動等で永久磁石が動いてカタカタ音を生じることを無くすことができる。
本発明の実施の形態を、図1乃至図27を参照して詳述する。
図1は本発明の磁石保持構造を採用した電磁継電器(二極接点タイプ)の外観を描画した斜視図、図2は同電磁継電器の分解状態の斜視図、図3は同電磁継電器のケースを透過して描画した正面図、図4は図3に示す電磁継電器の電磁ソレノイド機構の消磁状態におけるX−X断面図、図5は図3に示す電磁継電器の電磁ソレノイド機構の励磁状態におけるY−Y断面図である。
電磁継電器は、大略、ベース1に、電磁ソレノイド機構40、電気接点開閉機構50を設けて、ケース35を被せた構成になっている。そして、ベース1とケース35とで電器本体を構成している。
図2、図6及び図7に示すように、ベース1は平面四角形状であり,このベース1の、一方の互いに対向する辺縁部には絶縁壁1a,1bが立設してある。また、ベース1の、他方の互いに対向する辺縁部には、絶縁壁1a,1bに連なる外側壁1c,1dが立設してあり、また、ベース1の底部の外側壁1c,1d間には、絶縁壁1a,1bに連なる内側壁1e,1fが立設してあって、ベース1内には、外側壁1c,1d及び内側壁1e,1fにより3つの固定接点設置室2a,2b,2cが並べて形成してある。
そして、図6及び図7に示すように、固定接点設置室2a,2b,2cには、磁石収容部2a−1,2b−1,2c−1が設けてある。そして、磁石収容部2b−1は、その内部に永久磁石8を収容した状態で、この永久磁石8を抑えて固定する固定用ばね片部2b−2を備えている。
そして、一方の絶縁壁1aの、図2において下部には磁石挿入孔部4bが設けてあり、磁石挿入孔部4bは磁石収容部2b−1に開口している。また、図7に示すように、固定接点設置室2a(2b,2c)の底部には、端子圧入孔である固定端子圧入孔5a(5b,5c)が設けてある。
図3に示すように、固定接点設置室2aには固定端子である常開固定端子6−1が配置してあり、固定接点設置室2cには固定端子である常開固定端子6−2が配置してある。そして、図2及び図12に示すように、常開固定端子6−1,6−2は、その先側のL字状に折曲した接点固定部6aと、端子リード部6bと、この端子リード部6bの基部の両側に形成された圧入部6cを有しており、常開固定端子6−1は、その接点固定部6aには固定接点である常開固定接点7Aが固定してあり、常開固定端子6−2には、その接点固定部6aに固定接点である常開固定接点7Bが固定してある。
そして、図8に示すように、常開固定端子6−1(6−2)の圧入部6cを固定端子圧入孔5a,5bに圧入するに際して、外から端子収容部2a−1,2c−1内に四角形の板状の永久磁石8を挿入し、図4に示すように、圧入部6cを固定端子圧入孔5a,5cに圧入して、図10及び図11に示すように、圧入部6cを割りカシメすることで常開固定端子6−1(6−2)の固定を完全にし、図4に示すように、常開固定端子6−1(6−2)の接点固定部6aと磁石収容部2a−1(2c−1)の底面とで永久磁石8を挟持固定するようにしてある。このようにして、常開固定端子6−1は固定接点設置室2aに配置してあり、常開固定端子6−2は固定接点設置室2cに配置してある。
また、図5に示すように、固定接点設置室2bには固定端子である常閉固定端子6−3が配置してある。そして、図2及び図5に示すように、固定端子である常閉固定端子6−3は、その先側のL字状に折曲した接点固定部9aと、端子リード部9bと、この端子リード部9bの基部の両側に形成された圧入部9cを有しており、接点固定部9aに常閉固定接点7Cが固定してある。
そして、図5に示すように、常閉固定端子6−3は、その圧入部9cを固定端子圧入孔5bに圧入し、図11に示すように、圧入部9cを割りカシメすることで常閉固定端子6−3の固定を完全にすることで、固定接点設置室2bに配置してある。そして、図9に示すように、外から磁石挿入孔部4bを介して磁石収容部2b−1内に四角形の板状の永久磁石8が挿入され、固定用ばね片部2b−2で永久磁石8を押えて固定している。この場合、常閉固定接点7Cの直下に永久磁石8が位置している。
また、図7に示すように、固定接点設置室2bの底部には端子圧入孔10が設けてあり、この端子圧入孔10には常閉可動端子12が圧入されるものである。すなわち、図15及び図16に示すように、常閉可動端子12は、その端子本体12Aに、L字状に折曲した取付部12aと端子リード部12bと圧入部12cを有しており、取付部12aには接触片を兼ねる復帰ばね片13の基端部が取付けてあり、この復帰ばね片13の先端部には、接点取付部である可動接点取付孔部13Aが設けてあり、この可動接点取付孔部13Aに可動接点12Cが取付けてある。
そして、図5に示すように、圧入部12cを端子圧入孔10に圧入することで固定接点設置室2bには常閉可動端子12が配置してある。そして、常閉可動端子12の可動接点12Cは常時は常閉固定接点7Cに投入された状態になっていて、これらで常閉接点(b接点)を構成している。
また、図7に示すように,固定接点設置室2a,2cの底部にはコイル端子圧入孔11a,11cが設けてある。そして、コイル端子圧入孔11aに図2に示すコイル端子15Aの圧入部15cを圧入することでコイル端子15Aが固定接点設置室2aに配置してあり、また、コイル端子圧入孔11cにコイル端子15Bの圧入部15bを圧入することでコイル端子15Bが固定接点設置室2cに配置してある。
また、図4及び図5に示すように、ベース1の上部には略逆L字形の電磁ソレノイド取付部材16が配置固定してある。この電磁ソレノイド取付部材16は、それぞれ略矩形状を呈する水平片部16aと垂直片部16bとを一体形成してなる。
電磁ソレノイド取付部材16の水平片部16aには、コイル17aを主体として構成して電磁力を発生する電磁ブロック17が装着してあり、電磁ブロック17には、この電磁ブロック17の励磁及び消磁により可動鉄片20を揺動できる鉄心19が設けてある。この鉄心16の一端側は、電磁ソレノイド取付部材16の垂直片部16bに形成した抜き孔16b−1に摺動可能に挿入してある。そして、コイル17aの一方の端末はコイル端子15Aに接続してあり、コイル17aの他方の端末はコイル端子15Bに接続してある。
図2に示すように、可動鉄片20は、略L字状に一体形成された略垂直状の鉄心対向片部20aと略水平状の可動端子揺動片部20bを有しており、この可動端子揺動片部20bにはカード取付部20cが設けてある。そして、図4に示すように、鉄心対向片部20aの下端両隅角部に設けた一対の係合段差部20a−1が電磁ソレノイド取付部材16の水平片部16aに設けた係合突起16a−1に係合することにより揺動支点Pを構成していて、可動鉄片20はベース1に対して揺動可能に設けてある。この場合、鉄心対向片部20aが鉄心19に対向している。
そして、可動鉄片20は、一端が電磁ソレノイド取付部材16に取付けられた可動鉄片枢支用板ばね21の自由端21a側で付勢されて、図4において左方に揺動するように付勢されている。
図2において、27はカードであり、このカード27は、図13に示すように、そのカード本体27A部分で、互いに短絡した接触片28,29をインサート成形により保持している。すなわち、図14に示すように、接触片28,29は、それぞれの基部が短絡部30により互いに連なっており、接触片28,29の先部には可動接点28A,29Aが固着してある。また、接触片28,29の基端部にはテスト配線部31がそれぞれに突出形成してある。そして、接触片28,29はそれぞれの基部及び短絡部30の部分でカード本体22Aに保持されている。この場合、テスト配線部31はカード本体22Aの背部から外方に突出している。
また、図13に示すように、カード本体22Aには、接触片28,29の突出方向に突出する可動鉄片接合部32が突設してあり、この可動鉄片接合部32には図13において下方に突出する操作突起部33が設けてあり、この可動鉄片接合部32と操作突起部33とでカードリフト動作部Rを構成している。
そして、図5に示すように、カード27は、その可動鉄片接合部32を可動鉄片20のカード取付部20cに装着して可動鉄片20に取付けてある。そして、カード27の操作突起部33の先部は、常閉接点(b接点)の復帰ばね片13に接触させて、この復帰ばね片13の押込みに用いると共に、操作突起部33の接触点を復帰力の作用点にしてある。したがって、復帰ばね片13の復帰ばね機能によりカードリフト動作部Rを介してカード27は持ち上げられるために、図12に示すように、常開可動接点28A,29Aは常開固定端子6−1,6−2の常開固定接点7A,7Bに対向していて、常開接点(a接点)を構成している。
そして、図1に示すように、ケース35は、ベース1に配置された電磁ソレノイド機構40および電気接点開閉機構50等を覆った後、係合部36をベース1に設けた一対の係合突起部1a−1に係合することによって、ベース1に組み付けてある。
図17及び図18に示すように、電磁ソレノイド機構40の電磁ブロック17に電気が投入されていない消磁においては、可動鉄片枢支用板ばね21の付勢力及び復帰ばね片13の復帰ばね機能によって、可動鉄片20はカードリフト動作部Rを介してケース35の外側方向(図18では左方向)に付勢されて揺動している。したがって、カード27に保持された接触片28,29は持ち上がっていて、常開接点(a接点)では、常開可動接点28A,29Aは常開固定端子6−1,6−2の常開固定接点7A,7Bから離れている。
また、復帰ばね片13の復帰ばね機能によって、常閉可動端子6−3の常閉可動接点12Cは押し上げられていて、常閉可動端子6−3の常閉固定接点7Cに接触している。
図19及び図20に示すように、この電磁ソレノイド機構40の消磁状態から、電磁ブロック17に電気を投入して励磁させると、鉄心19が可動鉄片20を吸引するために、カード27が揺動支点Pを支点にして図20において時計回り方向に回動する。したがって、カード27を介して常開可動接点28A,29Aを常開固定端子6−1,6−2の常開固定接点7A,7Bに接触させて、常開接点(a接点)を投入する。
この投入動作と同時に、カード27の操作突起部33が、常閉可動端子12の復帰ばね片13を、図5及び図20において下方向に押し込むために、復帰ばね片13に設けた常閉可動接点12Cは常閉固定接点7Cから開離された状態になっていて、常閉接点(b接点)を開離する。
上記した電磁継電器は、a接点とb接点を有する二極接点構成(1a1bシリーズ)であり、この二極接点構成を配線図で示すと図21のようになる。
次に、電磁継電器において、a接点のみを有する一極接点構成(1aシリーズ)の場合を、図15、図22乃至図27を参照して説明する。
一極接点構成(1aシリーズ)の電磁継電器では、その接点構成において、図23に示すように、上記した二極接点構成(1a1bシリーズ)の電磁継電器における常閉固定端子6−3と、常閉固定接点7Cが無い状態であって、復帰ばね片13は復帰ばねとしての機能のみを担うことになる。また、他の構成は上記した二極接点構成(1a1bシリーズ)の電磁継電器と同じであるので、同じ符号を付して説明を省略する。そして、この一極接点構成(1aシリーズ)の電磁継電器においても、a接点では、上記した本発明の磁石保持構造が適用される。
図24及び図25に示すように、電磁ソレノイド機構40の電磁ブロック17に電気が投入されていない消磁においては、可動鉄片20は、可動鉄片枢支用板ばね21の付勢力及び復帰ばね片13の復帰ばね機能によって、ケース35の外側方向(図25では左方向)に付勢されて揺動している。したがって、カード27に保持された接触片28,29は持ち上がっていて、常開接点(a接点)では、常開可動接点28A,29Aは常開固定端子6−1,6−2の固定接点7A,7Bから離れている。
この電磁ソレノイド機構40の消磁状態から、電磁ブロック17に電気を投入して励磁させると、鉄心19が可動鉄片20を吸引するために、図26及び図27に示すように、カード27が揺動支点Pを支点にして図27において時計回り方向に回動する。したがって、カード27を介して常開可動接点28A,29Aを常開固定端子6−1,6−2の常開固定接点7A,7Bに接触させて、常開接点(a接点)を投入する。
上記した本発明の実施例によれば、磁石収容部2a−1,2c−1に永久磁石8を収容し、常開固定端子6−1,6−2の圧入部6cを端子圧入孔5a,5cに圧入して割りカシメすることで、接点固定部6aと磁石収容部2a−1,2c−1の底面とで永久磁石8を挟持固定することが可能になり、別部品である磁石収容筐体を接点固定部の裏面部にリベットなどを用いて固定する必要がなく、部品点数、組立工数を削減することができるし、また、電磁継電動作による振動等で永久磁石が動いてカタカタ音を生じることを無くすことができる。
また、本発明の実施例によれば、磁石挿入孔部4bから磁石収容部2b−1に永久磁石8を挿入して、当該永久磁石8を磁石収容部2b−1に収容し、固定用ばね片部2b−2で永久磁石8を押えて固定することが可能になり、別部品である磁石収容筐体を接点固定部の裏面部にリベットなどを用いて固定する必要がなく、部品点数、組立工数を削減することができるし、また、電磁継電動作による振動等で永久磁石が動いてカタカタ音を生じることを無くすことができる。
本発明は、別部品である磁石収容筐体を接点固定部の裏面部にリベットなどを用いて固定する必要がなく、部品点数、組立工数を削減することができるし、また、電磁継電動作による振動等で永久磁石が動いてカタカタ音を生じることを無くすことができるという効果を有しており、電磁ソレノイド機構の励磁或いは消磁により可動鉄片を駆動し、可動端子及び固定端子を有する電気接点開閉機構の開閉動作を行うように構成した等に好適であるといえる。
本発明の磁石保持構造を採用した電磁継電器(二極接点タイプ)の外観を描画した斜視図である。 同電磁継電器の分解状態の斜視図である。 同電磁継電器のケースを透過して描画した正面図である。 図3に示す電磁継電器の電磁ソレノイド機構の消磁状態におけるX−X断面図である。 図3に示す電磁継電器の電磁ソレノイド機構の励磁状態におけるY−Y断面図である。 ベースの斜視図である。 ベースの平面図である ベースの磁石収容部に永久磁石を挿入する状態の説明図である。 ベースの磁石収容部に永久磁石を挿入する状態の他の説明図である。 固定端子の圧入部を端子圧入孔に圧入した状態の説明図である。 圧入部に割りカシメを施した状態の説明図である。 電磁継電器(二極接点タイプ)の電気接点開閉機構の斜視図である。 カードが接触片を保持した状態の斜視図である。 接触片の斜視図である。 復帰ばね片を保持した端子の斜視図である。 先端部に接点を設けた復帰ばね片を保持した端子の斜視図である。 電磁継電器(二極接点タイプ)であって、電磁ソレノイド機構の消磁状態における電気接点開閉機構の正面図である。 同電磁ソレノイド機構の消磁状態における電気接点開閉機構の側面図である。 同電磁ソレノイド機構の励磁状態における電気接点開閉機構の正面図である。 同電磁ソレノイド機構の励磁状態における電気接点開閉機構の側面図である。 電磁継電器(二極接点タイプ)の配線図である。 電磁継電器(一極接点タイプ)の配線図である。 電磁継電器(一極接点タイプ)の電気接点開閉機構の斜視図である。 電磁継電器(一極接点タイプ)であって、電磁ソレノイド機構の消磁状態における電気接点開閉機構の正面図である。 同電磁ソレノイド機構の消磁状態における電気接点開閉機構の側面図である。 同電磁ソレノイド機構の励磁状態における電気接点開閉機構の正面図である。 同電磁ソレノイド機構の励磁状態における電気接点開閉機構の側面図である。
符号の説明
1 ベース
2a,2b,2c 固定接点設置室
2a−1,2b−1,2c−1 磁石収容部
2b−2 固定用ばね片部
4b 磁石挿入孔部
5a,5b,5c 固定端子圧入孔(端子圧入孔)
6−1 常開固定端子(固定端子)
6−2 常開固定端子(固定端子)
6−3 常閉固定端子(固定端子)
6a 接点固定部
6b 端子リード部
6c 圧入部
7A 常開固定接点(固定接点)
7B 常開固定接点(固定接点)
7C 常閉固定接点(固定接点)
8 永久磁石
9A 端子本体
9a 接点固定部
9b 端子リード部
9c 圧入部
12 常閉可動端子(可動端子)
12A 端子本体
12a 取付部
12b 端子リード部
12c 圧入部

Claims (1)

  1. 電磁ソレノイド機構の励磁により可動鉄片を揺動させて電気接点開閉機構を開閉動作する際に、前記電気接点開閉機構の可動端子と固定端子との間に発生するアークの影響を遮断する永久磁石を備え、この永久磁石を電器本体に保持する電磁継電器の磁石保持構造であって、
    前記固定端子は、その先側をL字状に折曲した接点固定部と端子リード部に形成した圧入部を有し且つ前記接点固定部に固定接点を固定した構成であり、前記電器本体に磁石収容部と端子圧入孔を設け、前記磁石収容部は固定用ばね片部を備えており、前記機器本体の周壁部に、前記磁石収容部に通じる磁石挿入孔部を開口し、前記固定端子の前記圧入部を前記端子圧入孔に圧入して割りカシメし、前記磁石挿入孔部から前記磁石収容部に前記永久磁石を挿入して、当該永久磁石を前記磁石収容部に収容すると共に、前記固定用ばね片部で前記永久磁石を押えて固定して、この永久磁石を前記固定接点の直下に配置するようにしたことを特徴とする電磁継電器の磁石保持構造。
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