JPH02266067A - 柱状先組鉄筋の吊り込み方法とその吊り込み治具 - Google Patents

柱状先組鉄筋の吊り込み方法とその吊り込み治具

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JPH02266067A
JPH02266067A JP8515889A JP8515889A JPH02266067A JP H02266067 A JPH02266067 A JP H02266067A JP 8515889 A JP8515889 A JP 8515889A JP 8515889 A JP8515889 A JP 8515889A JP H02266067 A JPH02266067 A JP H02266067A
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宮脇 雄一
Nariyuki Nakajima
中島 成之
Toshihiko Kobayashi
敏彦 小林
Masatsugu Yamada
正嗣 山田
Shoichiro Ishikawa
石川 正一郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、RC構造の高層建築物の支柱や高架橋など
の脚柱を構築する場合における先組鉄筋の吊り込み方法
と、その吊り込み時に使用する冶具に関するものである
(従来の技術〕 RC構造からなる高層ビルや高架橋などを建設する場合
、支柱や脚柱部に相当する鉄筋をあらかじめ工場や現場
サイトで先組みし、現場における鉄筋組立作業の省力化
を狙った組立工法は周知である。
第5図は、その先組した鉄筋を現場において吊り込み作
業を行っている状態を示すものであるが、この図で示す
ように、まず工場もしくば現場ザイトで、複数本の鉄筋
aを柱状に先組みするとともに、結束線すを外周に巻い
て拘束し、全体をカゴ形を呈する柱状の先組鉄筋Aに構
成し、これを現場に搬入し、クレーンおよび吊り込み治
具1を用いて鉛直に吊り所定位置に建て込むといった手
法をとっている。
なお、前記吊り込の治具1は、第5図で示すようにほぼ
四辺形を呈する吊り枠11の四隅から吊りワイヤ12を
吊るし、この各吊りワイヤ12の下端に、クランプ金具
13を取り付けた吊り込み治具1を用いている。
すなわち四辺形の吊り枠11の四隅に吊り下げた前記ク
ランプ金具13を先組鉄筋Aの四隅に位置する鉄筋aの
下端部附近にクランプさせ、先組鉄筋Aを鉛直に吊るす
ようにしている。そして、所定位置への吊り込みの終了
後、前記クランプ金具13を先組鉄筋Aより取り外し、
建て込み作業を行うようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、従来は、その鉄筋の先組みを単層部分、例え
ば高層ビルの1階部分に相当する鉄筋の先組みをし、こ
れを吊り込むといった手法をとっていた。しかし、さら
に現場における鉄筋組立作業の省力効果を目指すため、
2階部分に相当する鉄筋、すなわち2層の鉄筋を先組み
することが試みられている。
そのために次のような技術的課題の解決が要請されてい
る。
(1)まず、2層部分の鉄筋を先組みするため、先組鉄
筋全体の丈が、従来の2倍となる。すなわち長尺の柱状
先組鉄筋となる。そこで従来のように、その先組鉄筋の
下端部附近に吊り点を設定して吊り込むと、横振れが生
しやすく、吊り込み作業の安全性が問題となる。
(2)また吊り込み作業終了後、吊り点に位置するクラ
ンプ金具の取り外しが非常に困難となる。
すなわち高所となるため作業性、安全性の点で不安であ
る。
ちなみに従来は、吊り込み終了後、先組鉄筋を拘束する
ために巻回した結束綿ないしフープ筋を足がかりに、そ
の先組鉄筋の下端部附近までよし登り、クランプ金具を
取り外していた。したがつて、先組鉄筋の丈が高くなる
と、その取り外し作業が危険をともなうばかりか、作業
能率の低下をもたらす。その結果、折角の先組工法のメ
リットが減殺されてしまう欠点がある。
そこで、この発明は、このような問題点を解消し、安全
で、かつ作業能率の低下を招くことのない吊り込み方法
と、その吊り込みに使用する治具を捉供することを目的
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成する手段として本発明がとった方法は、
四辺形を呈する吊り枠の四隅からそれぞれ吊りワイヤを
下げ、その下端にクランプ金具を装備した吊り込み治具
を用いて柱状先組鉄筋を吊り込むに際し、前記吊り込み
治具におけるクランプ金具を吊り込むべき柱状先組鉄筋
の四隅に位置する鉄筋の下端部附近に着脱自在に締着さ
せるとともに、柱状先組鉄筋の前記四隅に位置する鉄筋
の下端部附近には、上方に抜き取り自在なガイド金具を
遊嵌し、このガイド金具に、前記クランプ金具に接続す
る吊りワイヤをそれぞれ着脱自在に係止させた状態で、
柱状先組鉄筋を吊り込むようにしたことを特徴とするも
のである。
〔作用〕
本発明は、以上説明したように、柱状先組鉄筋の下端部
附近の四隅を吊り点とし、かつこの吊り点に接続した吊
りワイヤを、同じく柱状先組鉄筋の下端部附近に、上方
に抜き取り自在に遊嵌したガイド金具に係止させた状態
で吊り込むものであるため、柱状先組鉄筋は、それが長
尺であるにもかかわらずきわめてバランスよく吊り込ま
れ、特に柱状先組鉄筋の下端部附近をガイド金具を介し
て吊りワイヤに係止させているため左右への振れもなく
安定した吊り込みを行うことができる。
次に吊り込み終了後、吊り治具をその柱状先組鉄筋より
取り外すに際しても、その柱状先組鉄筋の下端部附近に
締着させたクランプ金具を取り外すのみでよい。
すなわち、柱状先組鉄筋によじ登ることなく、低い位置
で取り外すことができる。
なお上部のガイド金具は、柱状先組鉄筋の上方に抜き取
り自在に遊嵌されているため、吊り治具を引き上げるこ
とにより、自動的に柱状先組鉄筋より抜き取られる。
〔実施例〕
次に図面に示す実施例に基づいて本発明をさらに具体的
に説明する。
まず、第1図は複数本の鉄筋の2層分を柱状に先組した
、いわゆる長尺の柱状先組鉄筋Aを吊り込み治具1およ
びガイド金具を用いてクレーンに吊り下げた状態で示す
ものである。
なお、吊り込み治具1は、前記第5図で説明したように
四辺形の吊り枠11の四隅から吊りワイヤj2を吊るし
、各吊りワイヤ12の下端にクランプ金具13を取り付
けたものである。
なおこの実施例で、前記クランプ金具13は、第3図で
示すように、垂直方向にU字形の溝13aを有し、その
側面には、上下2本のロックボルト1.3b、13bを
螺装させ、かつ外側面に吊りワイヤ12の連結耳片]、
 3 cを装01hシたものを使用している。
すなわち、柱状先組鉄筋Aにおける四隅に位置する鉄筋
aの下端部附近を、前記U字形の溝13aにくわえさせ
たのち、それぞれロックボルト13b、13bを締め着
けて、クランプさせるようシーしている。
また吊りワイヤ12を係止するガイド金具14は、柱状
先組鉄筋Aの下端部附近すなわち前記四隅に位置する鉄
筋aに、上方に抜き取り自在に遊嵌し、かつ吊りワイヤ
12を係止するように構成している。
第2図は、そのガイド金具14を鉄筋aに遊嵌し、吊り
ワイヤ12を係止させた状態を示すもので、鉄筋aの外
径より内径がやや大きなバイブ14aの側面外周に、四
辺形の基板1.4 bを溶接等を用いて一体的に固着し
、この基板14bに、はぼ基板14bと同サイズの圧着
板14cを、2木の蝶ポルl−14d、14dで締着さ
せて構成している。そしてこの圧着板14cと基板14
bとの間に吊りワイヤI2を挾み着ける形で係止させる
ようにしている。
なお、第1図において示ずI5は、前記吊り込の金具1
を吊るすクレーンの吊りフックであり、第4図および第
5図で示す16は、作業足場である。
本発明は、以上実施例で説明したように、柱状先組鉄筋
Aの四隅に位置する鉄筋の下端部附近を吊り点とし、こ
の吊り点に接続される吊りワイヤの下端部附近を、同じ
く柱状先組鉄筋の下端部附近に、上方に抜き取り自在な
形で遊嵌したガイド金具に係止させた状態で全体を鉛直
に吊り下げるよ・うにしているため、その柱状先組鉄筋
の丈が長い場合でも横振れも少なく、安定した状態で吊
り込むことができる。
次に所定の位置に吊り込んだのち、吊り込み治具を柱状
先組鉄筋より取り外す場合は、その柱状先組鉄筋の下端
部1111近にクランプさせたクランプ金具を、前記作
業足場を利用し、低所で取り外し、クレーンにより吊り
込み治具全体を吊り上げればよい。
すなわち、吊り込み治具におけるガイド金具は柱状先組
鉄筋より上方に抜は取られるので、その取り外しのため
に、従来のように柱状先組鉄筋によじ登り、取り外すよ
うな手間は不要であり、したがって安全である。
とくに本発明ではクランプ金具の締着位置すなわち吊り
点を吊り込むべき柱状先組鉄筋の下端部附近に設定して
いるため、吊り込み作業終了後の取り外しが前記したよ
うに作業足場を利用し、低所で行うことができる。した
がって危険性がなく、安全で、その結果作業能率も向上
する。
なお先組した柱状先組鉄筋は、前記したように結束線を
巻きつ4Jで拘束し、特に上部および下部は安全のため
に巻線等の補強筋を用いて結束し、万一結束線が切断し
、いわゆる主筋である鉄筋が落下するようなことがない
よう配慮しであるが、より安全を確保するため、実施例
においては、第4図の仮想線で示すように、柱状先組鉄
筋への下端部分を金網などで構成した落下防止カゴ17
で保護するようにしている。
すなわち第4図で示す仮想線の落下防止カゴ17の四隅
に、第3図で示したクランプ金具13における連結耳片
13cの下部に穿設した孔13dを利用してワイヤを通
し、柱状先組鉄筋Aの下端部を前記落下防止カゴ17で
受けるようにしている。そのため吊り込み作業の安全が
より確実に保持されるようになっている。
〔発明の効果〕
本発明は、柱状先組鉄筋の四隅に位置する鉄筋のそれぞ
れ下端部附近を吊り点とし、この吊り点に接続された吊
りワイヤを同じく四隅に位置する鉄筋の下端部附近に係
止させた状態で鉛直に吊り下げるようにしているため、
吊り込み作業時における横振れがなく、安定した状態で
吊り込み作業を行うことができる。
また、吊り点が柱状先組鉄筋の下端部附近であるため、
すなわち吊り点を形成するクランプ金具の締着位置が低
い位置であるため吊り込み作業終了時における吊り込み
治具の取り外し作業が容易で、安全である。
とくに柱状先組鉄筋の下端部附近で、吊りワイヤを係止
するガイド金具は、上方に抜き取り自在に遊嵌させてい
るので、吊り込み治具をクレーンにて吊り上げると自動
的に柱状先組鉄筋より分離される。
すなわち、吊り込み治具の取り外し作業がきわめて簡単
で、かつ安全位置で行うことができるので先組鉄筋全体
の組立作業をより効率的に展開させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は柱状先組
鉄筋をクレーンおよび吊り込み治具をもって鉛直に吊り
下げた状態を示す斜視図である。 第2図は吊り込み治具として用いるガイド金具を鉄筋に
遊嵌するとともに、吊りワイヤを係止させた状態で示す
斜視図、第3図は同じくクランプ金具を鉄筋に締着した
状態を示す斜視図、第4図は吊り込み作業の状態を示す
正面図である。なお第5図は従来の吊り込み作業の状態
を示す正面図である。 1・・・吊り込み治具   11・・・四辺形の吊り枠
12・・・吊りワイヤ 14・・・ガイド金具 16・・・作業足場 A・・・柱状先組鉄筋 13・・・クランプ金具 15・・・吊りフンク 17・・・落下防止カゴ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数本の長尺鉄筋を柱状に先組した柱状先組鉄筋
    を吊り込むに際し、前記柱状先組鉄筋の四隅に位置する
    鉄筋のそれぞれ下端部附近を吊り点とし、この吊り点に
    接続された吊りワイヤを同じく四隅に位置する鉄筋の上
    端部附近に上方に抜き取り自在に遊嵌させたガイド金具
    に係止させた状態で前記柱状先組鉄筋を吊り込むことを
    特徴とする柱状先組鉄筋の吊り込み方法。
  2. (2)四辺形を呈する吊り枠の四隅から吊りワイヤを下
    げ、各吊りワイヤの下端部に、それぞれ柱状先組鉄筋に
    おける四隅に位置する鉄筋に着脱自在に締着できるクラ
    ンプ金具を連結した吊り込み治具と、同じく前記柱状先
    組鉄筋における四隅に位置する鉄筋に上方向に抜き取り
    自在に遊嵌され、かつ前記吊り込み治具における吊りワ
    イヤを着脱自在に係止できるように構成したガイド金具
    とからなる請求項1記載の吊り込み方法を実施するため
    の吊り込み治具。
JP8515889A 1989-04-04 1989-04-04 柱状先組鉄筋の吊り込み方法とその吊り込み治具 Expired - Lifetime JP2739590B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0331652U (ja) * 1989-08-03 1991-03-27

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