JPH02262887A - センサレス速度制御方法 - Google Patents

センサレス速度制御方法

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JPH02262887A
JPH02262887A JP1084345A JP8434589A JPH02262887A JP H02262887 A JPH02262887 A JP H02262887A JP 1084345 A JP1084345 A JP 1084345A JP 8434589 A JP8434589 A JP 8434589A JP H02262887 A JPH02262887 A JP H02262887A
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Yasuhiro Yamamoto
康弘 山本
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、電圧形ベクトル制御による3相電動機のセン
サレス速度制御方法に関する。
B8発明の概要 本発明は、速度をセンサを用いずに演算で求める電圧形
ベクトル制御による3相電動機のセンサレス速度制御に
おいて、前記速度を、前記電圧形ベクトル制御入力であ
る励磁電流指令及びトルク電流指令と、検出した電動機
電流を3相2相変換と回転座標変換して得た励磁電流成
分及びトルク電流成分との夫々の誤差電流よりトルク軸
(q軸)成分の磁束変動を検出し、出力電圧位相を補正
し、前記トルク軸成分の磁束成分を抑制してトルク軸磁
束を零とし、トルク電流の誤差成分を積分するごとによ
り推定するものである。
C1従来の技術 従来、誘導電動機のセンサレス速度制御方法は、電動機
電流を検出して3相2相変換とd−q座標変換を行い演
算により電動機速度を推定し、速度センサを用いずに電
動機の速度制御を行うもので、固定座標上で磁束を演算
する方法(電気学会半導体電力変換研究会5PC−86
−22,昭62電気学会産業応用部門全国大会N018
5)と、回転座標上で演算する方法(電気学論D−10
7昭62−2.電気学会論D−108昭62−2)があ
る。
D0発明が解決しようとする課題 本発明は、回転座標上で演算する方法に関するもので、
従来方法か演算量が多く、ベクトル制御が精度よく行え
ない等の問題があった。
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、少ない
演算量で磁束推定ができ、ベクトル制御がより精度良く
行える誘導電動機のセンサレス速度制御方法を提供する
にある。
E9課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明におけるセンサレス
速度制御方法は、速度をセンサを用いずに演算で求める
電圧形ベクトル制御による3相電動機のセンサレス速度
制御において、前記速度を、前記電圧形ベクトル制御入
力である励磁電流指令及びトルク電流指令と、検出した
電動機電流を3相2相変換と回転座標変換して得た励磁
電流成分及びトルク電流成分との夫々の誤差電流よりト
ルク軸(q軸)成分の磁束変動を検出し、出力電圧位相
を補正し、前記トルク軸成分の磁束成分を抑制してトル
ク軸磁束を零とし、トルク電流の誤差成分を積分するこ
とにより推定することを特徴とするものである。
F6作用 電動機の電流ru、Iv、[wを一3相2相変換と回転
座標変換することによりd−q座標における励磁電流成
分1.d及びトルク電流成分1+Qを検出する。
この電流成分I’d及びI+Qを励磁電流指令値* 1、d  及びトルク指令値1 +Q*とがらそれぞれ
誤差電流成分ΔI’d及びΔI+qが得られる。
この誤差、電流成分Δ1.d及びΔrlqを使って磁束
変動Δλ、qを演算できる。このΔλ、qよりq軸磁束
位相差Δθを演算する。
q軸磁束位相差Δθが求まれば、出力電圧位相を補正し
、トルク軸成分の磁束成分を抑制してトルク軸磁束を零
に近づけることができる。
トルク軸磁束が補正されれば、磁束ベクトルの位相が変
動してもえ、d成分の変動は無視できるので、誤差磁束
Δλ、qの演算が簡単になる。
また、磁束位相補正を行っているので、誤差速度Δωr
の演算が簡単になる。そして、この誤差磁束Δωrを積
分した値を推定速度ωrとみなしベクトル制御すれば誤
差が零となった時点で速度推定ωrが実速度ωrと一致
する。
G、実施例 速度推定原理について説明する。
かご形誘導電動機へ供給する1次電圧の周波数。
振巾1位相を制御量とするために、一般化座標X−y軸
を同期速度で回転する1次ベクトルに一致させ、この座
標軸をd−qとすると、2次回路は短絡されたおり、電
圧は0であるので、d−Q座標軸による電圧方程式は(
1)式で表すことができる。
Vld:1次d軸巻線電圧 Ld:1次d輪巻線電流 itd:1次d軸巻線電流 ・・・・・・・・・・・・(1) v、q: 2次q輪巻線電圧 i、q: 2次q輪巻線電流 i、q: 1次q軸巻線電流 (2)式を(1)式に代入すると(3)式とな磁束位相
推定 ・・・・・・・・・・・・(3) (3)式を書き直すと(4)式となる。
R,:1次d軸及びq軸巻線抵抗値 り、:1次d軸及びq軸巻線自己インダクタンスR1=
2次d軸及びq軸巻線抵抗値 し、:2次d軸及びq軸巻線自己インダクタンスM:2
次及び回転子同軸巻線間の相互インダクタンス P :微分演算子=d/dt θ 一回転子巻線とd軸とのなす角=ωrtωrは回転
速度(pθ=ωr) ωS:出力(1次)周波数 ここで、2次磁束はd軸成分をλ!d+ q軸成分をλ
、qとすれば λ*d = M i td +L*i adλm(1=
 Mi+q +Ltf lQと表すことができるから、
電流i*d、itQはユニで、I、a= L・L・−M
′ L。
λtd 、λ、q:二次磁束 ベクトル条件λ*q = o 、λtd=M・!、d(
一定)を(4)式1,2行に代入すると、指令電流を発
生するために必要な電圧(5)式が得られる。
I td” * Itq   :指令値 もし、速度推定が一致していれば、この電圧を出カする
ことにより、検出電流は指令値と一致してλ、q−0と
なる。
しかし、速度推定に誤差があれば、電流値に誤差が発生
する。
軸の磁束変化は遅いので、p・λ、d −0と近似でき
る。
(7)式1行よりΔλ、qを求めると(8)式が得られ
る。
ここで、Δ:誤差成分、*:指令値 (5)、(6)式を(4)式に代入すると、・・・・・
・(7) この(7〉式は速度推定の誤差により電流に誤差が発生
した場合の磁束Δλ、の状態を表す。8次に(8)式よ
り磁束の位相誤差の近似値を求める。
q軸磁束の位相誤差は、d軸の磁束振幅に比べ変動幅が
少ないとすると、制御基準軸と磁束の位相誤差Δθは(
9)式となる。
* 八〇−jan−’ (Δλtq/λ、d)−Δλ、q/
λ!d  (9)(5)式の電圧はλ、d=oが前提と
なっており、磁束位相を補正して、λ、d−0となるよ
うに制御しておく。そして、電流値が指令値と一致する
ように出力周波数を変えてみて、一致した点が速度推定
完了点となる。
磁束位相補償 速度推定誤差により制御磁束軸と実磁束との間に位相誤
差が発生して、トルク月瓜動、不安定の原因となる。
このため、ベクトル制御条件[トルク軸磁束−01を維
持するための補償が必要となる。
本発明では、実磁束の位相に一致するようにCPU内部
で演算に使用している制御基準位相を変更する。磁束自
体は変化しないので、ベクトル制御条件のトルク軸磁束
の応答が早い。
速度推定 制御電圧源によるベクトル制御条件(4)式で電圧を出
力すると共に、電流検出値とベクトル制御の指令値とが
一致するように出力周波数を補正する。
これにより速度指定と速度制御が同時に行える。
(4)式第4行より ここで、(10)式に(6)式を代入すると式が得られ
る。
ここで、ベクトル制御条件(12)式を(11)式に代
入すると(13)式が得られる。
△ ここで、ωrは推定速度 △ 従って、速度推定誤差Δωr=、(ωr−ωr)は、(
I4)式となる。
ここで、第1項と第2項は、L、・Δλzq=Δλq−
M・ΔI+Q  となり、二次電流の誤差と二次の漏れ
リアクタンスの項である。これは定常時の等価回路から
求めたものと一致する。第2項、第3項は磁束の誤差の
項であり、磁束位相補正を行っているので、省略すると
第1項のトルク電流成分だけで速度推定できることにな
る。なお、第4項は速度推定が一致すると零となるので
、定常誤差とはならない。
(14)式の速度推定誤差Δωrを積分した値を△ 推定速度ωrとみなしてベクトル制御すれば、誤と一致
する。
実施例について図面を参照して説明する。
第1図において、1は電動機励磁電流指令値*    
         * 1、d、電動機トルク電流指令値1tQ  及びインバ
ータ出力周波数ωSより電動機−次d軸及びq軸*、* 巻線電圧指令値vid及びv+qを演算する電圧形ベク
トル演算装置、2は演算装置lよりの電圧指令*、* 値vid 、 v+qによって作動するPMW制御イン
バータ、3はインバータ2により速度制御されるかご形
誘導電動機、4は電動機3の相電流■。、1v。
!讐を検出する電流検出器、5は相電流1 u、 I 
v。
Iw及び位相角信号θ′が入力され、相電流1u。
Iv、Iwをd−Q座標電流1.d、I+qに変換する
と共に、d−q座標を回転させる3相2相0回* 転座標変換回路、6は電流指令値Itdと電流1.dと
をつき合わせて誤差電流Δ1.dを出力する減算* 器、7は電流指令値1+Qと電流1.dとをつき合わせ
て誤差電流ΔI+Qを出力する減算器、8は誤差電流Δ
I’d、ΔI+Qが入力され、前記(8)式によりq軸
磁束誤差成分ΔλfQを演算する誤差磁束演算装置、9
は演算装置8よりの誤差成分Δλ、qが入力され、前記
(9)式により誤差位相角Δθを出力する磁束位相補償
演算装置、10は制御された出力電圧の位相角θと誤差
位相角Δθをつき合わせて前記位相角信号θ′を出力す
る加算器である。しかして、この位相角信号θ′により
3相2相9回転座標変換回路5において、制御基る。
11は誤差電流ΔI+Qが入力され、前記(14)式第
1項により、速度推定誤差成分ΔωrをiA算へ し、積分して推定速度、ωrを出力する速度推定演算装
置である。
* 12は速度指令値ωrの変化時の影響を緩和す* るクツション回路、13は速度指令値ωrと推定ハ 速度ωrとをつき合わせる減算器、I4は減算器13よ
りの信号によりASRモードのトルク電流* 指令値1+Q  を出力する速度制御増幅器、15は* 磁束指令量fiI+d  とトルク指令電流1 +Q*
とにより滑り周波数Ss1.aを演算する演算回路(な
お、τ* = L t/ Rt )である。16は推定
回転速度準座標を磁束ベクトル方向に補正することがで
き数ωSを出力する加算器、17は出力周波数ωSを位
相角θに変換する変換回路である。なお、制御された出
力周波数ωSが電圧形ベクトル演算回路に入力されてい
るので、速度制御はASR制御に代えて、ACR制御と
することができる。
本発明はL記のように構成されているので、回転座標に
て電流の指令値検出値との誤差成分から磁束の位相変動
を演算し、磁束補償を行う場合の演算量が磁束の誤差項
のみを計算しており少なくて済む。
H0発明の効果 本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記載
する効果を奏する。
■2次磁束の誤差分を演算して補正しているので、ベク
トル制御がより精度よく行うことができる。
■ASR速度制御に代えてACR速度制御とじても動作
する。
■磁束推定の演算量が少なくなる。このため、補正も出
力電圧の位相補正だけでよいので、汎用のワンチップで
IKHz程度のPMW演算を含む速度制御回路が構成可
能となる。
■過負荷時の、トルク指令にリミッタが働いたとので、
周波数補正によるOCL作用がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック回路図である。 l・・・電圧形ベクトル演算装置、2・・・PWM制御
インバータ、3・・・誘導電動機、4・・電流検出器、
5・・・3相2相0回転座標変換回路、8・・・誤差磁
束演算装置、9・・・磁束位相補償演算装置、11・・
・速度推定演算装置。 外2名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)速度をセンサを用いずに演算で求める電圧形ベク
    トル制御による3相電動機のセンサレス速度制御におい
    て、 前記速度を、前記電圧形ベクトル制御入力である励磁電
    流指令及びトルク電流指令と、検出した電動機電流を3
    相2相変換と回転座標変換して得た励磁電流成分及びト
    ルク電流成分との夫々の誤差電流よりトルク軸(q軸)
    成分の磁束変動を検出し、出力電圧位相を補正し、前記
    トルク軸成分の磁束成分を抑制してトルク軸磁束を零と
    し、トルク電流の誤差成分を積分することにより推定す
    ることを特徴とするセンサレス速度制御方法。
JP01084345A 1989-04-03 1989-04-03 センサレス速度制御方法 Expired - Lifetime JP3074682B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005020993A (ja) * 2003-06-02 2005-01-20 Yaskawa Electric Corp 誘導電動機の制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005020993A (ja) * 2003-06-02 2005-01-20 Yaskawa Electric Corp 誘導電動機の制御装置
JP4572582B2 (ja) * 2003-06-02 2010-11-04 株式会社安川電機 誘導電動機の制御装置

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