JP4572582B2 - 誘導電動機の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は誘導電動機の制御装置に係り、特に速度検出器および電圧(磁束)検出器を用いることなく、電動機の回転速度、電動(力行)・回生の別なく、広範囲の動作領域にわたって、速度制御精度のよい速度・トルク制御を行うための誘導電動機の制御装置に関する。
低速・回生領域では、1次角周波数ω1は零に近づき、これに伴い出力電圧が小さくなるため、1次抵抗R1の設定誤差、デッドタイムによる電圧精度の影響が相対的に大きくなる。この結果、速度検出器を用いない誘導電動機の制御装置では、1次角周波数ω1の積分θを正確に得ることができなくなり、Id,Iqの分離が困難となるために、電動機座標系と電流検出座標系がずれる現象(以下、軸ずれ現象と呼ぶ)が発生する。これにより、制御不能に陥る場合がある。
従来の対策法として、特開平6−6992号のように安定な運転が継続できるように、低速・回生時は、すべり補償を行わないようにして電動機速度を上昇させたり、特開平11−98891号記載のように速度誤差の推定演算に係る信号が正帰還とならないように電流偏差であるΔIq,ΔIdを座標変換して、速度推定に使用する方法が知られている。
従来の誘導電動機のトルク制御装置(特開平11−98891号)を図を用いて説明する。
において、101は誘導電動機、102は電流検出器、103はPWMインバータ、104は電流成分指令演算手段、105は電流成分演算手段、106はすべり周波数演算回路、108は積分器、109は加算器、110は積分器、111bは電流成分制御回路、112は電圧指令演算回路、113は速度誤差推定手段であり、速度誤差推定手段113では、1次電流のd軸成分指令Ids*とd軸成分Idsの偏差ΔIds、1次電流のq軸成分指令Iqs*とq軸成分Iqsの偏差ΔIqsは、予め設定された変換位相角ψを用い、次式(1a)、(1b)式でΔI’ds、ΔI’qsに変換し、1次磁束ベクトルの回転周波数の実際値ωと制御演算に用いた設定値(推定値)ω*との誤差(速度誤差)Δω及び座標変換後の1次電流のd’軸成分の偏差ΔI’dsが出力され、q’軸成分の偏差ΔI’qsを1次磁束ベクトルの回転周波数の実際値ωと制御演算に用いた設定値(推定値)ω*との誤差(速度誤差)Δωとする。
ΔI’ds= ΔIds・cosψ−ΔIqs・sinψ ・・・(1a)
ΔI’qs=−ΔIds・sinψ+ΔIqs・cosψ ・・・(1b)
電流成分制御回路111bでは、次式(2a)(2b)式により、1次電圧のd軸成分指令Vds*、q軸成分指令Vqs*が演算されd−q軸での電圧指令値とする。
Vds*=Rs・Ids*+Kd・ΔI’ds ・・・(2a)
Vqs*=Rs・Iqs+Kq・(Iqs*−Iqs)+ω*・Ls・I0*
=Rs・Iqs+Kq・ΔIqs+ω*・Ls・I0* ・・・(2b)
このように、従来の誘導電動機のトルク制御装置は、速度誤差ΔωをΔIqsではなく、(1b)式で座標変換したΔI’qsを用い、また、d軸の電流制御演算においては、ΔIdsではなく、(1a)式で座標変換したΔI’dsを用いている。
特開平6−6992号 特開平11−98891号
しかしながら、従来の誘導電動機の制御装置は、予め設定された変換位相角ψは、入力されるτm*(トルク指令)の符号で決定するようになっていて、速度制御を行う場合、つまり、速度指令値と速度推定値の偏差を比例・積分制御する速度制御器(ASR)出力でτm*が決定されるような場合、τm*の値は速度推定値に依存するため、回生状態であるのに、速度制御器(ASR)出力が回生側を向かない、つまり、速度と逆符号とならない場合があるという問題があった。また、座標変換に用いる変換位相角ψの決め方や具体的数値例について、前記公報には明記されていない。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、誘導電動機の制御装置において、精度のよい速度・トルクの制御が可能であり、特に速度センサレス制御において、低速における速度制御範囲を拡大することができる制御装置を提供することである。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1記載の本発明は、可変周波数・可変電圧の交流信号を出力するPWMインバータと、前記PWMインバータによって駆動される電動機の1次電流を検出して第1のd軸電流と第1のq軸電流に変換する第1の座標変換器と、前記電動機の電流を制御する電流制御器の出力を用いて前記電動機への電圧指令を生成する電圧指令器を備えた誘導電動機の制御装置であって、前記第1のd軸電流、前記第1のq軸電流、前記電圧指令及び前記電動機の定数を用いて軸ずれ角を演算する軸ずれ角演算器と、第1のd軸電流指令と第1のq軸電流指令を、前記軸ずれ角で座標変換して第2のd軸電流指令と第2のq軸電流指令を出力する第2の座標変換器とを備え、前記電流制御器は、前記第2のd軸電流指令と前記第2のq軸電流指令を電流指令として制御することを特徴とする誘導電動機の制御装置である。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の誘導電動機の制御装置であって、前記第1のd軸電流と前記第1のq軸電流を、前記軸ずれ角で座標変換して第2のd軸電流と第2のq軸電流を出力する第3の座標変換器と、前記第2のd軸電流と前記第2のq軸電流を用いてすべり周波数指令を演算するすべり周波数指令発生器を備えたことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、可変周波数・可変電圧の交流信号を出力するPWMインバータと、前記PWMインバータによって駆動される電動機の1次電流を検出して第1のd軸電流と第1のq軸電流に変換する第1の座標変換器と、与えられた速度指令に応じたV/f変換器の出力を用いて前記電動機への電圧指令を生成する電圧指令器を備えた誘導電動機の制御装置であって、前記第1のd軸電流、前記第1のq軸電流、前記電圧指令及び前記電動機の定数を用いて軸ずれ角を演算する軸ずれ角演算器と、前記第1のd軸電流と前記第1のq軸電流を、前記軸ずれ角で座標変換して第2のd軸電流と第2のq軸電流を出力する第3の座標変換器と、前記第2のd軸電流と前記第2のq軸電流を用いてすべり周波数指令を演算するすべり周波数指令発生器を備えたことを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の制御装置であって、前記軸ずれ角演算器は、電動機モデルで求まる第1の磁束と電流モデルに基づく第2の磁束の大きさが一致するように、前記電動機の定数を変更することを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の制御装置であって、前記軸ずれ角演算器は、電動機モデルで求まる第1の誘起電圧と電流モデルに基づく第2の誘起電圧の大きさが一致するように、前記電動機の定数を変更することを特徴とする。
本発明の誘導電動機の制御装置によれば、電動機座標系と電流座標系の軸ずれ角を求め、電動機座標系と電流検出系の各座標系が一致するように電流検出位相角を補正したり、あるいは、軸ずれ角の位相補償は行わずに、軸ずれ角を考慮して制御することにより、広範囲の動作領域で安定性の高い制御特性が得られる効果がある。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
誘導電動機を駆動する制御装置として、可変周波数・可変電圧による速度制御が知られ、誘導電動機に供給される1次電流をd軸電流(磁束を発生させる電流)とq軸電流(トルクを発生させる電流)とに分けて制御するベクトル制御方式が実用化されている。
まず、誘導電動機の速度推定の1例について簡単に説明する。
1次角周波数ω1で回転する回転座標系(d−q軸)で表わした誘導電動機の電圧方程式は、(3)式で与えられる。
Figure 0004572582
但し、
Vd,Vq 回転座標系(d−q軸)の励磁軸電圧,トルク軸電圧
Id,Iq 回転座標系(d−q軸)の励磁軸電流,トルク軸電流
Φd,Φq 回転座標系(d−q軸)の励磁軸電動機磁束,トルク軸電動機磁束
ω1 1次角周波数
ωr 電動機速度
ωs* すべり周波数
R1、R2 1次,2次抵抗
L1 、L2、M 1次,2次,相互(励磁)インダクタンス
l 漏れインダクタンス (l=(L1 L2 −M2 )/L2))
p 微分演算子
また、1次角周波数ω1、電動機速度ωr、すべり周波数指令ωs*の関係、及びすべり周波数指令ωs*の算出は次式(4)式で表わされる。
ω1=ωr+ωs* ・・・(4a)
ωs* =Iq* /(Id*・ T2)
=Iq* ・R2/Φ* ・・・(4b)
但し、T2 2次回路時定数(T2 =L2 /R2 )、
添字(*)…指令値を表わす。
いま、
Id* = 一定 ・・・(5)
とし、上記(3)式において、(4)、(5)式の条件のもとに回転座標系(d−q軸)で表した電圧指令値(Vd*、Vq*)は、(6)式となる。
Figure 0004572582
上記(4)式を満足するように制御すると、回転座標系(d−q軸)上の1次電流検出値I1 は1次電流指令値I1*(Id*、Iq*)通りの電流が流れ、電動機磁束Φ(Φd、Φq)は、
Φd=M・Id(一定) ・・・(7a)
Φq=0 ・・・(7b)
に保たれる。
これにより、誘導電動機の発生トルクτは、
τ=M/L2・(Φd・Iq−Φq・Id)
=M2 /L2 ・(Id・Iq) ・・・(8)
となる。
速度検出器を用いない場合は、例えば、速度適応2次磁束オブザーバを用い、上記(5)式を満足するような電動機磁束Φ (Φd、Φq)を推定し、誘導電動機の1次電流(相電流)Iu、Iv、Iw を検出し、静止座標系(a−b軸)に変換した1次電流検出値I1(Ia、Ib)と電圧指令値V1*(Va*,Vb*)と、速度推定値ωr^とを入力として、電動機磁束推定値Φ^(Φa^、Φb^ )と1次電流推定値I1^(Ia^、Ib^)とを推定し、1次電流推定値I1^(Ia^,Ib^)と1次電流検出値I1(Ia、Ib)とを比較した推定誤差信号(I1− I1^)に基づき、(9)式で表わされる適応調整則により電動機速度を演算推定する。
Figure 0004572582
但し、推定誤差 eIa=Ia−Ia^、 eIb=Ib−Ib^
Ka 速度推定部比例ゲイン
Kb 速度推定部積分ゲイン
次に、電圧指令Vd*、Vq*を電流制御器(ACR)をもとに求める場合の軸ずれの1要因について簡単に説明する。
誘起電圧E、R1、lによる電圧ドロップ分を電流制御器内に溜めないように、E、R1、lは前向きに補償され、(10)式にしたがい、電圧指令Vd*、Vq*は演算される。
Vd*=√3・R1・Id−√3・ω1*・l・Iq+ACRd出力 (10a)
Vq*=E*+√3・R1・Iq+√3・ω1*・l・Id+ACRq出力
(10b)
ところが、正転時の電動機の電圧と電流のベクトル方向を電動(力行)と回生時では図に示すように、例えば、Id*<Idの場合、電動(力行)時では、ACRd出力はマイナス値となり、電圧指令のベクトル方向は反時計回りに第2象限方向へ移動することで電流ベクトルは反時計回りに移動し、その結果Id*=Idになるのに対し、回生時では、同じように電圧、電流ベクトルが反時計回りに移動しても、Id*=Idとはならず、さらに別要因、つまりq軸の偏差の状況により安定するかしないか、あるいは、安定する場合はどこで安定するかが決まる。このようして回生時に軸ずれが発生するものと考えられる。
次に、軸ずれの補償方法について、簡単に説明する。
まず、補償するための軸ずれ角δの演算は、次式(11)式で求めることができる。
δ=tan-1(Eq/Ed)−90°(正転) ・・・(11a)
δ=tan-1(Eq/Ed)+90°(逆転) ・・・(11b)
ただし、
Ed=Vd*−√3・R1・Id+√3・ω1*・l・Iq ・・・(11c)
Eq=Vq*−√3・R1・Iq―√3・ω1*・l・Id ・・・(11d)
(11)式は、q軸上にあるべき電動機に発生する誘起電圧Eが、どの方向にあるかを演算し、q軸からの軸ずれ角を軸ずれ角δとして演算し求めたものである。
軸ずれの1つの補償方法は、上記軸ずれ角δで電流検出座標系を補正する方法である。また、もう1つの方法は、電動機座標系と電流座標系は、上記軸ずれ角δだけ、軸ずれしていることを考慮して制御する方法である。軸ずれ角δだけ、軸ずれしていることを考慮した制御方法というのは、電動機座標系と電流検出座標系間でデータを受け渡す場合に、座標変換して渡すというものである。
次に、電動機定数のR1を可変する方法についての基本的な考え方を、図8を用いて説明する。
図8中、E1は電動機モデルで求まる誘起電圧で、上記(11c)、(11d)で求めたEd、Eqを用いて(12)式で求める。
E1= √(Ed2+Eq2) ・・・(12)
また、E2は電流モデルで求まる誘起電圧で、上記(11a)、(11b)で求めた軸ずれ角δの関数として(13)式で求める。
E2=M・Id’・ω1* ・・・(13a)
ただし、Id’=Id・cosδ+Iq・sinδ ・・・(13b)
軸ずれ角δの角度に軸ずれした座標系上で、上記、E1とE2が一致するようにしてR1*を求めている。なお、E1>E2の電動(力行)状態では、R1*を大きくし、回生状態では小さくし、E1<E2では、上記と逆方向に可変する。
このように図8において、R1*の設定により点線の間をE1が移動するので、この範囲ではR1*が大きい程、E1は小さくなるがId’は大きくなる。逆にR1*が小さい程、E1は大きくなるがId’は小さくなるので、E1=E2となるR1*を求めることができる。
以下、本発明の具体的実施例について説明する。
図1は、第1の発明の実施例である誘導電動機制御装置の構成ブロック図である。図1において電動機制御装置は、PWMインバータ1、ベクトル制御器10を有し、電動機2を制御している。
PWMインバータ1には、コンバータ3、平滑コンデンサ4、逆変換回路5、電流検出器6A、6B、6C、PWM制御部7が、ベクトル制御器10には、第1の座標変換器11A,電圧指令器11B、速度推定器12、減算器13,13A,13B、速度制御器14、d軸電流設定器15、電流制御器16、すべり周波数指令発生器17、加算器18、積分器19、軸ずれ角演算器20、加算器21が、電流制御器16にはq軸電流制御器16Aとd軸電流制御器16Bが含まれている。電動機2は本電動機制御装置の制御対象である。コンバータ3は、3相の交流電源(R,S,T)に接続されており、その出力を整流する。平滑コンデンサ4は、コンバータ3に接続されており、その出力を平滑する。逆変換回路5は、例えば、PWM制御部7の出力によりベース電流を制御されるトランジスタで構成されている。これにより、平滑コンデンサ4の両端の直流電圧がPWM制御部7の出力により制御された3相の交流電圧に変換され、電動機2に供給される。電流検出器6AはU相の電流Iuを検出する。電流検出器6BはV相の電流Ivを検出する。電流検出器6CはW相の電流Iwを検出する。電流検出器6A,6B、6Cで検出された各相の検出電流Iu,Iv,Iwは第1の座標変換器11Aに供給される。第1の座標変換器11Aは、3相の検出電流Iu,Iv,Iwを座標系(a−b軸)上のIa、Ibに変換し、更に回転磁界座標系におけるd軸電流フィードバック信号Idとq軸電流フィードバック信号Iqに変換し、減算器13A、13Bへ送る。第1の座標変換器11Aによる変換は、(14)式にしたがい行なわれる。なお、用いる位相角は後述する加算器21の出力(θ+δ)を用いて行う。
Figure 0004572582
なお、θ、δについては後述する。
また、第1の座標変換器11Aは、Ia、Ibを速度推定用に速度推定器12へ、Id,Iqを軸ずれ角演算用に軸ずれ角演算器20へ送る。速度推定器12は、上記(9)式により速度推定演算してωr^を求め、減算器13にフィードバックする。減算器13は、速度指令信号ωr*とωr^の偏差をとって速度制御器14に送る。速度制御器14は、減算器13から与えられた偏差を零とするような、すなわち速度指令ωr*と推定速度ωr^を一致させるようなq軸電流指令信号Iq*を求め、減算器13Aに送る。減算器13Aは、第1の座標変換器11Aからのq軸電流Iqと速度制御器14からのq軸電流指令信号Iq*の偏差を求め、q軸電流制御器16Aに送る。d軸電流設定器15は、所定のd軸電流値が設定されており、その設定値をd軸電流指令信号Id*として減算器13Bに送る。減算器13Bは、d軸電流設定器15からのd軸電流指令信号Id*と、第1の座標変換器11Aからのd軸電流Idの偏差を求め、d軸電流制御器16Bに送る。q軸電流制御器16Aおよびd軸電流制御器16Bは、それぞれ減算器13Aと13Bからの偏差信号と各逆起電力の電圧補償値(図示せず)との和にしたがって、回転磁界座標系における電圧指令信号Vq*とVd*を生成し、座標変喚をして電圧指令を生成する電圧指令器11Bに送る。電圧指令器11Bは、電圧指令信号Vd*、Vq*を位相角θで(a−b軸)上のVa*、Vb*に変換し、更に電動機2の固定子座標系における3相交流出力電圧指令信号Vu*、Vv*、Vw*に変換し、PWM制御部7に送る。座標変換は電圧指令器11Bにより変換式(15)式にしたがって行なわれる。
Figure 0004572582
なおθについては後述する。
また、電圧指令器11Bは、Va*、Vb*を速度推定用に速度推定器12へ、Vd*,Vq*を軸ずれ角演算用に軸ずれ角演算器20へ送る。PWM制御部7は、これら3相交流出力電圧指令Vu*、Vv*、Vw*を搬送波信号と比較してパルス幅変調信号に変換する。このパルス幅変調信号は図示していないパルス増幅器で増幅され、逆変換回路のトランジスタ5をスイッチング制御する。これにより、平滑コンデンサ4の両端の直流電圧が3相の交流電圧に変換される。すべり周波数指令発生器17は、d軸電流指令Id*、q軸電流指令Iq*と2次抵抗R2(図示せず)からすべり周波数指令ωs*を発生する。加算器18は、速度推定器12で推定された推定速度ωr^とすべり周波数指令ωs*を加算して、1次角周波数指令信号ω1*を求める。積分器19は、1次角周波数指令信号ω1*を積分し位相角θを求め、第1の座標変換11A、電圧指令器11Bに送る。
なお、図1では、電動機2により発生する誘起電圧E、1次抵抗R1や漏れインダクタンスlによる逆起電力の電圧を補償する回路は省略されている。
軸ずれ角演算器20は、電圧指令信号Vd*、Vq*から1次抵抗R1、漏れインダクタンスlの電圧ドロップ分を引き、電動機の発生する誘起電圧Eを求め、軸ずれ角δを上記(11)式により求める。加算器21は、軸ずれ角演算器20で求めた軸ずれ角δと位相角θを加え、(θ+δ)を求め、第1の座標変換器11Aに送る。
第1の発明では、以上のようにして、第1のd軸電流Idと第1のq軸電流Iqを求める際、第1の座標変換器11Aで軸ずれ角δを補償して座標変換することで、電流検出座標系を補正する。
第2図は、第2の発明の一実施形態の電動機制御装置の構成を示すブロック図である。図1と同一番号を付したものは、同じ動作をするものである。ここでは、図1と異なるものについて説明する。図2を参照すると、第2の発明の第1の発明からの変更点は、座標変換器22を追加し、第1の座標変換器11Aを11A’とし、加算器21を削除したことである。
第2の座標変換器22Aは、軸ずれ角演算器20出力の軸ずれ角δだけ、次式(16)式にしたがい、d軸電流指令Id*、q軸電流指令Iq*をId*'、Iq*'に変換する。電流制御器16への指令値は、第1のd軸電流指令Id*、第1のq軸電流指令Iq*の替わりに、第2の電流指令Id*'、Iq*'を使用するが、すべり周波数指令発生器17では、第1のd軸電流指令Id*、第1のq軸電流指令Iq*を用いてすべり周波数ωs*を演算する。
Figure 0004572582
また、座標変換器11A’は、(14a’),(14b’)式で第2のd軸電流Id’と第2のq軸電流Iq’を求める。
Figure 0004572582
このようにして、座標系を軸ずれ角δで位相角補償することはせず、すべり周波数指令の演算は、軸ずれのない信号第1のd軸電流指令Id*、第1のq軸電流指令Iq*で行い、電流制御部16への指令値は、軸ずれ角δで座標変換し、軸ずれ角δを補正した制御を行なう。
第3図は、第3の発明の一実施形態の電動機制御装置の構成を示すブロック図である。図1と同一番号を付したものは、同じ動作をするものである。ここでは、図1と異なるものについて説明する。図3を参照すると、第3の発明の第1の発明からの変更点は、第2の座標変換器22A、第3の座標変換器22Bを追加し、第1の座標変換器11Aを11A’とし、加算器21を削除し、すべり周波数指令発生器17を17’に変更したことである。第1の座標変換器11A’、第2の座標変換器22Aの動作と、加算器21の削除は、第2の発明と同じであるので、説明は省略する。
第3の座標変換器22Bは、第1の座標変換器11A’の出力Id’,Iq’を(17)式により軸ずれ角δだけ座標変換しId’’、Iq’’を算出する。
Figure 0004572582
すべり周波数指令演算器17’は、このId’’、Iq’’を用いて、すべり周波数指令ωs*を求める。
なお、電流制御器16への指令値は、第2の発明と同様に、上記(16)式に従い求められるId*'、Iq*'を使用する。
このようにして、座標系を軸ずれ角δで位相角補償することはせず、すべり周波数指令の演算は、軸ずれ角補償を行った第3のd軸電流Id’’、第3のq軸電流Iq’’で行い、電流制御器16への指令値は、軸ずれ角δ分、座標変換した信号を用いて軸ずれ角δを補正した制御を行なう。
第4の発明は、速度推定を行なわずに、速度制御を行なう制御方式(V/f制御)への適用である。
第4図は、第4の発明の一実施形態の電動機制御装置の構成を示すブロック図である。図4を参照すると、電動機制御装置は、PWMインバータ1、V/f制御器10’を有し、電動機2を制御している。
PWMインバータ1には、コンバータ3、平滑コンデンサ4、逆変換回路5、電流検出器6A、6B、6C、PWM制御部7が、V/f制御器10’には、第1の座標変換器11A’,電圧指令器11B’、すべり周波数指令発生器17’、加算器18、積分器19、軸ずれ角演算器20、第3の座標変換器22B、V/f変換器23、トルク補償器24、加算器25が含まれている。電動機2は本電動機制御装置の制御対象である。図1と同一番号を付したものは、同じ動作をするものである。ここでは、図1と異なるものについて説明する。
V/f変換器23は、速度指令ωr*の大きさで電圧指令V1*の大きさを決めて加算器25に送る。トルク補償器24は、検出されたq軸電流Iqの大きさにより、トルク補償分として電圧指令の上乗せ分ΔV1を決めて、加算器25に送る。加算器25は、V/f変換器23出力の電圧指令V1*とトルク補償器24出力のΔV1を加算し、改めて電圧指令V1*として、電圧指令器11B’へ送る。座標変換器11B’は、電圧指令V1*が入力されると、Vd*=0、Vq*=V1*として、電圧指令器11Bと同じ動作を行い、電動機2の固定子座標系における3相交流出力電圧指令信号Vu*、Vv*、Vw*に変換し、PWM制御部7に送る。すべり周波数指令発生器17’は、第1の座標変換器11A’で演算した第2のd軸電流Id’と第2のq軸電流Iq’を、更に第3の座標変換器22Bで座標変換した第3のd軸電流Id’’、第3のq軸電流Iq’’を用いてすべり周波数指令ωs*を演算し、加算器18に送る。第3の座標変換器22Bの演算は、上記(17)式にしたがって行なわれる。加算器18は、外部から指令された速度指令ωr*と、すべり周波数指令ωs*を加算して、1次角周波数指令信号ω1*を求め、積分器19に送る。
このようにして、座標系を軸ずれ角δで位相角補償することはせず、すべり周波数指令の演算は、軸ずれ角補正を行った第3のd軸電流Id’’、第3のq軸電流Iq’’を使用し、軸ずれ角δを補正した制御を行なう。
第5の発明は、第1〜4のいずれかの発明に、電動機定数をオンラインで変更するする方法を組み合わせての適用である。
第5図は、第5の発明の実施例を示すR1*可変方法の説明図を示す。
E1、E2は、上記(12)、(13)式で求められ、コンパレータ25でその大きさを比較する。E1とE2の大小関係と電動(力行)か回生かで、R1*を加算するか減算するかを符号反転器29A,29Bで決定し、E1>E2 かつ、電動(力行)であればR1*を単位量ΔR1*だけ加算し、回生であればR1*を単位量ΔR1*分減算するようにして求めたR1*の変化量と、定数設定値であるR1*との積を乗算器28で求め、これを定数設定値R1*に加算することで、新たなR1*を作成する。なお、E1<E2でのR1*の加算/減算方向は、E1>E2のときと逆として演算する。また、新たに作成されたR1*は制御装置で用いられているR1*のすべてあるいは一部を変更して制御に用いる。
なお、これまで、速度推定を行う制御方法の適用では、速度推定器12は、速度適応2次磁束オブザーバで速度を推定する方法で説明したが、速度指令にトルク外乱要素による速度変動分を補正し1次角周波数指令を得る方法(例えば、特開2000−37099号)、q軸電流成分を積分して得る方法(例えば、特開平11−98891号)、q軸電流指令とq軸電流検出の偏差で速度を得る方法(例えば、特開平6−006992号)などのいずれであっても本発明は適用できる。
また、速度推定器12を用いて速度を演算で求める方法で説明したが、速度推定器12の替わりに、速度検出器12’を用いても本発明は適用でき、すべり周波数を精度よい補償が可能となる。
また、可変させたΔR1*を用い、分を温度補償分とし、R1の定数設定値からの変化率を求め、この比率を基にすべり周波数指令値を可変させるにし、すべり周波数をオンラインで変更するようにもできる。
また、誘起電圧Eの比較でR1*を可変させる方法を説明したが、φ=E/fの関係にあるので、磁束φの比較でR1*を可変させることもできる。
本発明によれば、誘導電動機を広速度範囲にわたって、精度のよい速度・トルク制御を行うことができるために、産業機械の用途に幅広い適用が可能である。
本発明の第1の実施例を示す誘導電動機の制御装置の全体の構成を示すブロック図 本発明の第2の実施例を示す誘導電動機の制御装置の全体の構成を示すブロック図 本発明の第3の実施例を示す誘導電動機の制御装置の全体の構成を示すブロック図 本発明の第4の実施例を示す誘導電動機の制御装置の全体の構成を示すブロック図 本発明の第5の実施例を示すR1*可変方法の説明図 従来の誘導電動機のトルク制御装置の全体構成を示すブロック図 正転時の電動機の電圧と電流のベクトル方向を示すベクトル図 R1*可変の考え方を示す説明図
符号の説明
1 PWMインバータ
2 誘導電動機
3 コンバータ
4 平滑コンデンサ
5 逆変換回路
6A、6B、6C 電流検出器
7 PWM制御部
10 ベクトル制御器
10’ V/f制御器
11A,11A’ 第1の座標変換器
11B、11B’ 電圧指令器
12 速度推定器
12’速度検出器
13 13A、13B 減算器
14 速度制御器
15 d軸電流設定器
16、16A,16B 電流制御器
17、17’ すべり周波数指令発生器
18、21、25 加算器
19 積分器
20 軸ずれ角演算器
22A 第2の座標変換器
22B 第3の座標変換器
23 V/f変換器
24 トルク補償器
25 コンパレータ
26 スイッチ
27A,27B 加算器
28 乗算器
29A、29B 符号反転器
101 誘導電動機
102 電流検出器
103 PWMインバータ
104 電流成分指令演算手段
105 電流成分演算手段
106 すべり周波数演算回路
108 積分器
109 加算器
110 積分器
111b 電流成分制御回路
112 電圧指令演算回路
113 速度誤差推定手段
Id* 第1のd軸電流指令
Iq* 第1のq軸電流指令
Id*’ 第2のd軸電流指令
Iq*’ 第2のq軸電流指令
Id 第1のd軸電流
Iq 第1のq軸電流
Id’ 第2のd軸電流
Iq’ 第2のq軸電流
Id’’ 第3のd軸電流
Iq’’ 第3のq軸電流

Claims (5)

  1. 可変周波数・可変電圧の交流信号を出力するPWMインバータと、前記PWMインバータによって駆動される電動機の1次電流を検出して第1のd軸電流と第1のq軸電流に変換する第1の座標変換器と、前記電動機の電流を制御する電流制御器の出力を用いて前記電動機への電圧指令を生成する電圧指令器を備えた誘導電動機の制御装置であって、
    前記第1のd軸電流、前記第1のq軸電流、前記電圧指令及び前記電動機の定数を用いて軸ずれ角を演算する軸ずれ角演算器と、
    第1のd軸電流指令と第1のq軸電流指令を、前記軸ずれ角で座標変換して第2のd軸電流指令と第2のq軸電流指令を出力する第2の座標変換器とを備え、
    前記電流制御器は、前記第2のd軸電流指令と前記第2のq軸電流指令を電流指令として制御することを特徴とする誘導電動機の制御装置。
  2. 前記第1のd軸電流と前記第1のq軸電流を、前記軸ずれ角で座標変換して第2のd軸電流と第2のq軸電流を出力する第3の座標変換器と、
    前記第2のd軸電流と前記第2のq軸電流を用いてすべり周波数指令を演算するすべり周波数指令発生器を備えたことを特徴とする請求項1記載の誘導電動機の制御装置。
  3. 可変周波数・可変電圧の交流信号を出力するPWMインバータと、前記PWMインバータによって駆動される電動機の1次電流を検出して第1のd軸電流と第1のq軸電流に変換する第1の座標変換器と、与えられた速度指令に応じたV/f変換器の出力を用いて前記電動機への電圧指令を生成する電圧指令器を備えた誘導電動機の制御装置であって、
    前記第1のd軸電流、前記第1のq軸電流、前記電圧指令及び前記電動機の定数を用いて軸ずれ角を演算する軸ずれ角演算器と、
    前記第1のd軸電流と前記第1のq軸電流を、前記軸ずれ角で座標変換して第2のd軸電流と第2のq軸電流を出力する第3の座標変換器と、
    前記第2のd軸電流と前記第2のq軸電流を用いてすべり周波数指令を演算するすべり周波数指令発生器を備えたことを特徴とする誘導電動機の制御装置。
  4. 前記軸ずれ角演算器は、電動機モデルで求まる第1の磁束と電流モデルに基づく第2の磁束の大きさが一致するように、前記電動機の定数を変更することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の誘導電動機の制御装置。
  5. 前記軸ずれ角演算器は、電動機モデルで求まる第1の誘起電圧と電流モデルに基づく第2の誘起電圧の大きさが一致するように、前記電動機の定数を変更することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の誘導電動機の制御装置。
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