JP2013188074A - 誘導モータの制御装置および制御方法 - Google Patents

誘導モータの制御装置および制御方法 Download PDF

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英夫 中村
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Abstract

【課題】誘導モータのモータトルクの高応答化を一律化する。
【解決手段】励磁電流指令値、トルク電流指令値、および、すべり角周波数に基づいて、誘導モータのトルク制御を行う誘導モータの制御方法であって、励磁電流指令値に基づいて、ロータ磁束目標値を演算するステップと、励磁電流指令値に基づいて、ロータ磁束推定値を演算するステップと、ロータ磁束目標値およびロータ磁束推定値に基づいて、トルク電流指令値を補正する。
【選択図】図2

Description

本発明は、誘導モータの制御装置および制御方法に関する。
従来、トルク指令に応じて励磁電流指令値を決定する誘導モータの制御方法において、トルク指令がほぼ零である場合でも、励磁電流指令値を立ち上げておくことにより、ロータ磁束の応答遅れに起因するトルク応答の遅れを改善する技術が知られている(特許文献1参照)。
また、トルク応答を向上させるために、励磁電流指令値に進み補償を施した後、磁気飽和等を考慮した上限制限を施すことによって、最終的な励磁電流指令値を算出する誘導モータ制御装置も知られている(特許文献2参照)。
特開平08−154305号公報 特開平08−163900号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、トルク指令の立ち上がり時におけるトルク応答は向上するが、トルク指令の変化に対するロータ磁束の応答遅れは改善されないという問題がある。また、特許文献2の技術では、補償を施して、大きくオーバーシュートした励磁電流指令値を生成するので、生成した励磁電流指令値が制限値で制限される場合、トルク応答が低下するという問題がある。
本発明は、誘導モータのモータトルクの高応答化を一律化する技術を提供することを目的とする。
本発明による誘導モータの制御方法は、励磁電流指令値、トルク電流指令値、および、すべり角周波数に基づいて、誘導モータのトルク制御を行う。この誘導モータの制御方法において、励磁電流指令値に基づいて、ロータ磁束目標値を演算するとともに、励磁電流指令値に基づいて、ロータ磁束推定値を演算し、ロータ磁束目標値およびロータ磁束推定値に基づいて、トルク電流指令値を補正する。
本発明によれば、ロータ磁束目標値およびロータ磁束推定値に基づいて、ロータ磁束の遅れをトルク電流で補うようにトルク電流指令値を補正するので、トルク応答を向上させることができる。
図1は、第1の実施形態における誘導モータの制御装置の全体構成を模式的に示す図である。 図2は、トルク応答改善演算器の詳細な構成を示す図である。 図3は、トルク電流補正部が式(9)によって補正後のトルク電流指令値iδδ_1 **を算出するための詳細な構成を示す図である。 図4は、トルク指令値の立ち上がり(増加)時に、第1の実施形態における誘導モータの制御装置によるトルク制御と、特許文献1に記載のモータ制御装置によるトルク制御の制御結果を比較した図である。 図5は、トルク指令値の立ち下がり(減少)時に、第1の実施形態における誘導モータの制御装置によるトルク制御と、上記特許文献1に記載のモータ制御装置によるトルク制御の制御結果を比較した図である。 図6は、異なるトルク指令値に対する、第1の実施形態における誘導モータの制御装置によるトルク制御の制御結果を示す図である。 図7は、電流指令値が制限されない場合に、第1の実施形態における誘導モータの制御装置によるトルク制御と、特許文献2に記載のモータ制御装置によるトルク制御の制御結果を比較した図であり、特にピーク電流の違いを示す図である。 図8は、電流指令値が制限される場合に、第1の実施形態における誘導モータの制御装置によるトルク制御と、特許文献2に記載のモータ制御装置によるトルク制御の制御結果を比較した図であり、特にピーク電流の違いを示す図である。 図9は、第2の実施形態における誘導モータの制御装置において、トルク応答改善演算器の詳細な構成を示す図である。 図10は、トルク指令値の立ち上がり(増加)時に、第2の実施形態における誘導モータの制御装置によるトルク制御と、特許文献1に記載のモータ制御装置によるトルク制御の制御結果を比較した図である。 図11は、第3の実施形態における誘導モータの制御装置において、トルク応答改善演算器の詳細な構成を示す図である。 図12(a)は、式(14)、(15)によって励磁電流指令制限値およびトルク電流指令制限値を算出する場合の考え方を可視化した図であり、図12(b)は、式(16)、(17)によって励磁電流指令制限値およびトルク電流指令制限値を算出する場合の考え方を可視化した図である。 図13は、トルク指令値の立ち上がり(増加)時に、第3の実施形態における誘導モータの制御装置によるトルク制御と、第1の実施形態における誘導モータの制御装置によるトルク制御の制御結果を比較した図である。 図14は、第3の実施形態の変形例における誘導モータの制御装置において、トルク応答改善演算器の詳細な構成を示す図である。 図15は、第4の実施形態における誘導モータの制御装置において、トルク応答改善演算器の詳細な構成を示す図である。 図16は、式(18)によってトルク電流指令制限値を算出する場合の考え方を可視化した図である。 図17は、トルク指令値の立ち上がり(増加)時に、第4の実施形態における誘導モータの制御装置によるトルク制御と、第3の実施形態における誘導モータの制御装置によるトルク制御の制御結果を比較した図である。 図18は、第4の実施形態の変形例における誘導モータの制御装置において、トルク応答改善演算器18の詳細な構成を示す図である。
−第1の実施形態−
図1は、第1の実施形態における誘導モータの制御装置の全体構成を模式的に示す図である。三相交流誘導モータ1は、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車等の駆動源として用いられる。直流電源2は、高電圧を供給可能な電源であり、例えば、積層型リチウムイオンバッテリである。
PWM変換器6は、後述するγ−δ/3相交流座標変換器12(以下、座標変換器12と呼ぶ)から入力される三相電圧指令値Vu、Vv、Vwに基づいて、インバータ3のスイッチング素子(IGBT等)を駆動するためのPWM_duty駆動信号Duu、Dui、Dvu、Dvi、Dwu、Dwiを生成する。
インバータ3は、PWM変換器6で生成されたPWM_duty駆動信号Duu、Dui、Dvu、Dvi、Dwu、Dwiに基づいて、直流電源2の直流電圧を交流電圧Vu、Vv、Vwに変換して、誘導モータ1に供給する。
電流センサ4は、インバータ3から誘導モータ1に供給される三相電流のうち、少なくとも二相の電流を検出する。ここでは、二相の電流として、U相電流iuおよびV相電流ivを検出するものとして説明する。
なお、電流センサで二相の電流iu、ivのみを検出する場合、残り一相の電流値iwは、次式(1)により求めることができる。
Figure 2013188074
AD変換器7は、電流センサ4によって検出されたU相電流iu、V相電流ivをデジタル値ius、ivsにそれぞれ変換して、γ−δ/3相交流座標変換器11(以下、座標変換器11と呼ぶ)に出力する。
磁極位置検出器5は、誘導モータ1の回転子位置(角度)に応じたA相、B相、Z相のパルスを検出する。パルスカウンタ8は、磁極位置検出器5によって検出されたA相、B相、Z相のパルスに基づいて、回転子機械角度θmを検出する。角速度演算器9は、回転子機械角度θmの時間変化率に基づいて、回転子機械角速度ωrmと、モータ極対数pを乗じて算出される回転子電気角速度ωreを演算する。
座標変換器12は、後述する電源角速度ωで回転する直交2軸直流座標系(γ−δ軸)から3相交流座標系(UVW軸)への座標変換を行う。励磁電圧指令値(γ軸電圧指令値)Vγs、トルク電圧指令値(δ軸電圧指令値)Vδsと、電源角速度ωを積分した電源角θを入力し、次式(2)による座標変換処理によって、UVW各相の電圧指令値Vu、Vv、Vwを算出し、出力する。
Figure 2013188074
座標変換器11は、3相交流座標系(UVW軸)上のU相電流ius、V相電流ivs、W相電流iwsを、直交2軸直流座標系(γ−δ軸)上のγ軸電流iγs、δ軸電流iδsに変換する。すなわち、U相電流Ius、V送電流Ivs、W相電流Iwsと、電源角速度ωを積分した電源角θを入力し、次式(3)により、γ軸電流(励磁電流)Ir、δ軸電流(トルク電流)Iδを算出する。
Figure 2013188074
電流指令値演算器13は、目標モータトルク、モータ回転数(機械角速度ωrm)、直流電圧Vdcを入力として、励磁電流指令値(γ軸電流指令値)iγ、トルク電流指令値(δ軸電流指令値)iδを算出する。励磁電流指令値(γ軸電流指令値)iγおよびトルク電流指令値(δ軸電流指令値)iδは、目標モータトルク、モータ回転数(機械角速度ωrm)、直流電圧Vdcと、励磁電流指令値iγおよびトルク電流指令値iδとの関係を定めたマップデータを予めメモリに記憶させておき、このマップデータを参照することによって求めることが可能である。
非干渉制御器17は、座標変換器11から出力される励磁電流iγs、トルク電流iδs、電源角周波数ωを積分した電源角θを入力として、γ−δ直交座標系間の干渉電圧を相殺するために必要な非干渉電圧(Vγs_dcpl、Vδs_dcpl)を次式(4)から算出する。ただし、式(4)中のMは誘導モータの相互インダクタンスを表している。また、τはロータ磁束の時定数を表し、電流応答の時定数に比べて非常に大きい値である。なお、式(4)では、定常分のみ示している。
Figure 2013188074
励磁電流制御器15、トルク電流制御器16は、計測された励磁電流(γ軸電流)iγs、トルク電流(δ軸電流)iδsを、励磁電流指令値(γ軸電流指令値)iγs、トルク電流指令値(δ軸電流指令値)iδs**それぞれに、定常偏差なく所望の応答性で追従させる。通常、前述したγ−δ軸非干渉電圧補正が理想的に機能すれば、1入力1出力の単純な制御対象特性となるので、簡単なPIフィードバック補償器で実現可能である。PI補償器である励磁電流制御器15、トルク電流制御器16の出力である電圧指令値を、上述した非干渉電圧(Vγs_dcpl、Vδs_dcpl)で補正(加算)した値が励磁電圧指令値(γ軸電圧指令値)Vγs、トルク電圧指令値(δ軸電圧指令値)Vδsとなる。
すべり角周波数制御器14は、励磁電流(γ軸電流)iγs、トルク電流(δ軸電流)iδを入力とし、次式(5)から、すべり角速度ωseを算出する。ただし、式(5)において、Rr、Lrは誘導モータ1のパラメータであり、それぞれロータ抵抗とロータ自己インダクタンスを示す。
Figure 2013188074
このすべり角速度ωseに、回転子電気角速度ωreを加算した値を電源角速度ωとする。このすべり角周波数制御を実施することにより、誘導モータトルクは、励磁電流(γ軸電流)iγ、トルク電流(δ軸電流)iδの積に比例する。
トルク応答改善演算器18の制御を以下で詳細に説明する。
初めに、一般的なトルク式を式(6)に示す。式(6)中のKTeは、誘導モータ1のパラメータで決まる係数である。
Figure 2013188074
式(6)から分かるように、ロータ磁束遅れがトルク応答遅れになるので、トルク応答改善演算器18は、ロータ磁束遅れをなくすように、トルク電流指令値を補正する。
図2は、トルク応答改善演算器18の詳細な構成を示す図である。トルク応答改善演算器18は、目標磁束演算器181と、磁束推定演算器182と、トルク電流補正部183とを備える。
目標磁束演算器181は、次式(7)より、目標ロータ磁束φ γrを求める。また、磁束推定演算器182は、次式(8)より、ロータ磁束推定値φ^γrを求める。
Figure 2013188074
Figure 2013188074
トルク電流補正部183は、目標磁束演算器181によって求められた目標ロータ磁束φ γrと磁束推定演算器182によって求められたロータ磁束推定値φ^γrとに基づいて、次式(9)より、電流指令値演算器13によって求められたトルク電流指令値iδを補正することによって、補正後のトルク電流指令値iδs_1 **を求める。
Figure 2013188074
なお、励磁電流指令値iγsは、上限制限器184によってその上限が制限され、トルク電流指令値iδs **は上限制限器185によってその上限が制限される。
図3は、トルク電流補正部183が式(9)によって補正後のトルク電流指令値iδδ_1 **を算出するための詳細な構成を示す図である。トルク電流補正部183は、目標ロータ磁束φ γrとロータ磁束推定値φ^γrとの比率を演算するためのロータ磁束比率演算器186と、ロータ磁束比率演算器186で演算されたロータ磁束比率に、トルク電流指令値iδsを乗算するための乗算器187とにより構成される。
式(6)で示すトルク式のiδsに、式(9)により算出された補正後のトルク電流指令値iδs_1 **を代入すると、次式(10)が得られる。
Figure 2013188074
すなわち、トルク電流補正部183によって求められた補正後のトルク電流指令値iδs_1 **を用いることにより、式(10)に示すように、トルク電流指令値iδs_1 **と目標ロータ磁束φ γrとによってトルク指令値Teが決定されるので、ロータ磁束応答遅れなしのトルク応答が実現可能となる。ただし、励磁電流とトルク電流は電流応答遅れがあるため、トルク応答は電流応答と等しくなる。
図4は、トルク指令値の立ち上がり(増加)時に、第1の実施形態における誘導モータの制御装置によるトルク制御と、上記特許文献1に記載のモータ制御装置によるトルク制御の制御結果を比較した図である。電流指令値が上限値で制限されていないものとする。図4(a)〜(i)はそれぞれ、励磁電流指令値iγs、トルク電流指令値iδs_1 **、総電流指令値Is、励磁電圧指令値Vγs、トルク電圧指令値Vδs、電源角速度ω、すべり角速度ωse、モータトルク指令値の時間変化をそれぞれ表している。ただし、各指令値のグラフには実際の値(実値)も合わせて示している。
図4に示すように、特許文献1に記載のモータ制御装置では、トルク応答遅れが生じているが、第1の実施形態における誘導モータの制御装置では、実トルクがトルク指令値に追従して、応答遅れはほとんど生じていない。
図5は、トルク指令値の立ち下がり(減少)時に、第1の実施形態における誘導モータの制御装置によるトルク制御と、上記特許文献1に記載のモータ制御装置によるトルク制御の制御結果を比較した図である。電流指令値が上限値で制限されていないものとする。図5(a)〜(i)はそれぞれ、励磁電流指令値iγs、トルク電流指令値iδs_1 **、総電流指令値Is、励磁電圧指令値Vγs、トルク電圧指令値Vδs、電源角速度ω、すべり角速度ωse、モータトルクの時間変化をそれぞれ表している。ただし、各指令値のグラフには実際の値(実値)も合わせて示している。
図5に示すように、特許文献1に記載のモータ制御装置では、トルク応答遅れが生じているが、第1の実施形態における誘導モータの制御装置では、実トルクがトルク指令値に追従して、応答遅れはほとんど生じていない。
図6は、異なるトルク指令値に対する、第1の実施形態における誘導モータの制御装置によるトルク制御の制御結果を示す図である。第1の実施形態における誘導モータの制御装置によれば、図6に示すように、トルク指令値が異なる場合でも、トルクの応答性を一律化することができる。
図7は、第1の実施形態における誘導モータの制御装置によるトルク制御と、上記特許文献2に記載のモータ制御装置によるトルク制御の制御結果を比較した図であり、特にピーク電流の違いを示す図である。図7は、電流指令値が上限値で制限されていない例である。図7に示すように、第1の実施形態における誘導モータの制御装置では、特許文献2に記載のモータ制御装置に対して、電流のピーク値を小さくすることができる。
図8は、第1の実施形態における誘導モータの制御装置によるトルク制御と、上記特許文献2に記載のモータ制御装置によるトルク制御の制御結果を比較した図であり、特にピーク電流の違いを示す図である。図8は、電流指令値が上限値で制限されている例である。図8に示すように、電流指令値が上限値で制限される場合には、特許文献2に記載のモータ制御装置に比べて、第1の実施形態における誘導モータの制御装置のトルク応答性が高くなる。
以上、第1の実施形態における誘導モータの制御装置によれば、励磁電流指令値、トルク電流指令値、および、すべり角周波数に基づいて、誘導モータのトルク制御を行う誘導モータの制御装置であって、励磁電流指令値に基づいて、ロータ磁束目標値を演算するとともに、励磁電流指令値に基づいて、ロータ磁束推定値を演算し、ロータ磁束目標値およびロータ磁束推定値に基づいて、トルク電流指令値を補正する。ロータ磁束目標値およびロータ磁束推定値に基づいて、ロータ磁束の遅れをトルク電流で補うようにトルク電流指令値を補正するので、トルク応答を向上させることができる。
特に、第1の実施形態における誘導モータの制御装置によれば、ロータ磁束目標値とロータ磁束推定値との比率を、トルク電流指令値に乗算することによって、トルク電流指令値を補正する。ロータ磁束の遅れ分に相当する、ロータ磁束目標値とロータ磁束推定値との比率を、トルク電流指令値に乗算することにより、ロータ磁束の応答遅れをトルク電流で補うので、結果的にモータトルクの応答を向上させることができる。
−第2の実施形態−
第2の実施形態における誘導モータの制御装置が第1の実施形態における誘導モータの制御装置と異なるのは、トルク応答改善演算器18の構成である。
式(9)を変形すると、次式(11)が得られる。ただし、補正後のトルク電流指令値をiδδ_2 **と表現している。
Figure 2013188074
式(6)で示すトルク式のiδsに、式(11)により算出された補正後のトルク電流指令値iδδ_2 **を代入すると、次式(12)が得られる。
Figure 2013188074
図9は、第2の実施形態における誘導モータの制御装置において、トルク応答改善演算器18の詳細な構成を示す図である。トルク応答改善演算器18は、式(11)で示される補正後のトルク電流指令値iδδ_2 **を算出するため、目標磁束演算器181と、磁束推定演算器182と、目標ロータ磁束φ γrとロータ磁束推定値φ^γrとの差を演算する減算器200と、式(11)で表される係数kを乗算する乗算器210と、乗算器220と、加算器230とを備える。
すなわち、第1の実施形態における誘導モータの制御装置では、目標ロータ磁束φ γrとロータ磁束推定値φ^γrとの比率に基づいて、補正後のトルク電流指令値iδδ_1 **を求めたが(式(9)参照)、第2の実施形態における誘導モータの制御装置では、目標ロータ磁束φ γrとロータ磁束推定値φ^γrとの差分に基づいて、補正後のトルク電流指令値iδδ_2 **を求めている(式(11)参照)。
図10は、トルク指令値の立ち上がり(増加)時に、第2の実施形態における誘導モータの制御装置によるトルク制御と、上記特許文献1に記載のモータ制御装置によるトルク制御の制御結果を比較した図である。電流指令値が上限値で制限されていないものとする。図10に示すように、特許文献1に記載のモータ制御装置に比べて、第2の実施形態における誘導モータの制御装置のトルク応答性が高くなる。
以上、第2の実施形態における誘導モータの制御装置によれば、第1の実施形態における誘導モータの制御装置と同様に、トルク応答を向上させることができる。
−第3の実施形態−
第3の実施形態における誘導モータの制御装置では、誘導モータ1に流せる最大電流と、励磁電流指令値iγsと、トルク電流指令値iδsとに基づいて、最大電流の制約を満たす範囲内の余裕電流値を算出し、余裕電流値を励磁電流指令値とトルク電流指令値とに再配分する。誘導モータ1に流せる最大電流は、例えば、インバータの電流供給能力や、モータの磁気飽和特性を考慮して決定する。
図11は、第3の実施形態における誘導モータの制御装置において、トルク応答改善演算器18の詳細な構成を示す図である。第3の実施形態におけるトルク応答改善演算器18は、目標磁束演算器181と、磁束推定演算器182と、電流指令上限値算出器300と、ロータ磁束比率演算器310と、下限制限器320と、乗算器330と、励磁電流指令値制限器340と、トルク電流指令値制限器350とを備える。
余裕電流値ΔIsは、最大電流Is_max、励磁電流指令値iγs、および、トルク電流指令値iδsに基づいて、次式(13)により求めることができる。
Figure 2013188074
電流指令上限値算出器300は、式(13)により算出された余裕電流値Isを用いて、次式(14)、(15)より、励磁電流指令制限値およびトルク電流指令制限値を算出する。
Figure 2013188074
Figure 2013188074
式(14)、(15)では、励磁電流指令値iγsとトルク電流指令値iδsとの比率に応じて、余裕電流値Isを加算したが、次式(16)、(17)のように、余裕電流値Isを等分して加算するようにしてもよい。
Figure 2013188074
Figure 2013188074
図12(a)は、式(14)、(15)によって励磁電流指令制限値およびトルク電流指令制限値を算出する場合の考え方を可視化した図であり、図12(b)は、式(16)、(17)によって励磁電流指令制限値およびトルク電流指令制限値を算出する場合の考え方を可視化した図である。
励磁電流指令値制限器340は、励磁電流指令値iγsと、式(14)または式(16)で算出される励磁電流指令制限値とを比較し、低い方の値を最終的な励磁電流指令値とする。
同様に、トルク電流指令値制限器350は、トルク電流指令値iδs**と式(15)または式(17)で算出されるトルク電流指令制限値とを比較し、低い方の値を最終的なトルク電流指令値とする。
図13は、トルク指令値の立ち上がり(増加)時に、第3の実施形態における誘導モータの制御装置によるトルク制御と、第1の実施形態における誘導モータの制御装置によるトルク制御の制御結果を比較した図である。図13(a)〜(i)はそれぞれ、励磁電流指令値iγs、トルク電流指令値iδs_1 **、総電流指令値Is、励磁電圧指令値Vγs、トルク電圧指令値Vδs、電源角速度ω、すべり角速度ωse、モータトルク指令値の時間変化をそれぞれ表している。ただし、各指令値のグラフには実際の値(実値)も合わせて示している。
図13に示すように、第3の実施形態における誘導モータの制御装置では、第1の実施形態における誘導モータの制御装置に比べて、励磁電流指令値およびトルク電流指令値の制限値(上限値)が大きくなっている。これにより、電流指令値が上限値で制限された場合には、電流を最大まで大きくしていることになるので、トルク応答性をさらに向上させることができる。
以上、第3の実施形態における誘導モータの制御装置によれば、励磁電流指令値、トルク電流指令値、および、誘導モータ1に流すことができる最大電流に基づいて、励磁電流指令値の上限値およびトルク電流指令値の上限値を算出し、補正後のトルク電流指令値がトルク電流指令値の上限値を超えないように制限する。すなわち、最大電流の制約を満たす範囲内の余裕電流値を算出し、余裕電流値を考慮して、励磁電流指令値の上限値とトルク電流指令値の上限値を設定するので、励磁電流指令値およびトルク電流指令値の上限値を拡大することができ、よりトルク応答性を向上させることができる。
−第3の実施形態の変形例−
図14は、第3の実施形態の変形例における誘導モータの制御装置において、トルク応答改善演算器18の詳細な構成を示す図である。図11に示す構成と同じ構成要素については、同一の符号を付して詳しい説明は省略する。図14に示す構成が図11に示す構成と異なるのは、トルク電流指令値制限器350が省かれていることと、電流指令上限値算出器300で算出されたトルク電流指令制限値が下限制限器320に入力されていることである。
ロータ磁束比率演算器188に入力されるロータ磁束推定値φ^γrは、零以外の値でなければならない。第3の実施形態の変形例では、ロータ磁束推定値φ^γrの下限を式(15)または式(17)で算出されるトルク電流指令制限値を用いて制限することによって、結果的にトルク電流指令値の上限を制限する。これにより、ロータ磁束推定値φ^γrの零割防止のための下限制限と、トルク電流指令値の上限制限とを両立させることができる。
−第4の実施形態−
第3の実施形態における誘導モータの制御装置では、誘導モータ1に流せる最大電流と、励磁電流指令値iγsと、トルク電流指令値iδsとに基づいて、最大電流の制約を満たす範囲内の余裕電流値を算出し、余裕電流値を励磁電流指令値とトルク電流指令値とに再配分した。第4の実施形態における誘導モータの制御装置では、算出した余裕電流値を全てトルク電流指令値に再配分する。
電流指令上限値算出器350は、式(13)により算出された余裕電流値Isを用いて、次式(18)より、トルク電流指令制限値を算出する。
Figure 2013188074
図15は、第4の実施形態における誘導モータの制御装置において、トルク応答改善演算器18の詳細な構成を示す図である。図11に示す第3の実施形態におけるトルク応答改善演算器18の構成と同じ構成要素については、同一の符号を付して詳しい説明は省略する。図15に示す構成が図11に示す構成と異なるのは、励磁電流指令値制限器340が省かれていることである。
図16は、式(18)によってトルク電流指令制限値を算出する場合の考え方を可視化した図である。
トルク電流指令値制限器350は、トルク電流指令値iδs**と式(18)で算出されるトルク電流指令制限値とを比較し、低い方の値を最終的なトルク電流指令値とする。
図17は、トルク指令値の立ち上がり(増加)時に、第4の実施形態における誘導モータの制御装置によるトルク制御と、第3の実施形態における誘導モータの制御装置によるトルク制御の制御結果を比較した図である。図17(a)〜(i)はそれぞれ、励磁電流指令値iγs、トルク電流指令値iδs_1 **、総電流指令値Is、励磁電圧指令値Vγs、トルク電圧指令値Vδs、電源角速度ω、すべり角速度ωse、モータトルク指令値の時間変化をそれぞれ表している。ただし、各指令値のグラフには実際の値(実値)も合わせて示している。
図17に示すように、励磁電流指令制限値は、第4の実施形態における誘導モータの制御装置の方が第3の実施形態における誘導モータの制御装置より小さくなる。しかし、トルク電流指令制限値は、第4の実施形態における誘導モータの制御装置の方が第3の実施形態における誘導モータの制御装置よりも大きくなる。従って、トルク電流指令値がトルク電流指令制限値で制限される場合には、第3の実施形態よりも第4の実施形態の方がトルク応答性が向上する。
以上、第4の実施形態における誘導モータの制御装置によれば、励磁電流指令値、トルク電流指令値、および、誘導モータに流すことができる最大電流に基づいて、電流余裕分を全てトルク電流指令値に配分するようにトルク電流指令値の上限値を算出し、補正後のトルク電流指令値がトルク電流指令値の上限値を超えないように制限する。すなわち、最大電流の制約を満たす範囲内の余裕電流値を算出し、余裕電流値を考慮して、トルク電流指令値の上限値を設定するので、第3の実施形態よりもさらにトルク電流指令値の上限値を拡大することができ、よりトルク応答性を向上させることができる。
−第4の実施形態の変形例−
図18は、第4の実施形態の変形例における誘導モータの制御装置において、トルク応答改善演算器18の詳細な構成を示す図である。図15に示す構成と同じ構成要素については、同一の符号を付して詳しい説明は省略する。図18に示す構成が図15に示す構成と異なるのは、トルク電流指令値制限器350が省かれていることと、電流指令上限値算出器300で算出されたトルク電流指令制限値が下限制限器320に入力されていることである。
ロータ磁束比率演算器188に入力されるロータ磁束推定値φ^γrは、零以外の値でなければならない。第4の実施形態の変形例では、ロータ磁束推定値φ^γrの下限を式(18)で算出されるトルク電流指令制限値を用いて制限することによって、結果的にトルク電流指令値の上限を制限する。これにより、ロータ磁束推定値φ^γrの零割防止のための下限制限と、トルク電流指令値の上限制限とを両立させることができる。
なお、式(18)で算出されるトルク電流指令制限値を用いた下限値は、次式(19)で表される。
Figure 2013188074
本発明は、上述した各実施形態に限定されることはない。なお、上述した各実施形態における制御は、適宜組み合わせることができる。
1…誘導モータ
13…電流指令値演算器
18…トルク応答改善演算器
181…目標磁束演算器(ロータ磁束目標値演算手段)
182…磁束推定演算器(ロータ磁束推定値演算手段)
185…トルク電流補正部(トルク電流指令値補正手段)
186…ロータ磁束比率演算器(ロータ磁束比率演算手段)
300…電流指令上限値算出器(上限値算出手段)
340…励磁電流指令値制限器
350…トルク電流指令値制限器(上限値制限手段)

Claims (10)

  1. 励磁電流指令値、トルク電流指令値、および、すべり角周波数に基づいて、誘導モータのトルク制御を行う誘導モータの制御方法であって、
    励磁電流指令値に基づいて、ロータ磁束目標値を演算するステップと、
    前記励磁電流指令値に基づいて、ロータ磁束推定値を演算するステップと、
    前記ロータ磁束目標値および前記ロータ磁束推定値に基づいて、前記トルク電流指令値を補正するステップと、
    を有することを特徴とする誘導モータの制御方法。
  2. 請求項1に記載の誘導モータの制御方法において、
    前記ロータ磁束目標値と前記ロータ磁束推定値との比率を演算するステップをさらに備え、
    前記トルク電流指令値を補正するステップでは、前記ロータ磁束目標値と前記ロータ磁束推定値との比率を、前記トルク電流指令値に乗算することによって、前記トルク電流指令値を補正する、
    ことを特徴とする誘導モータの制御方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の誘導モータの制御方法において、
    前記励磁電流指令値、前記トルク電流指令値、および、前記誘導モータに流すことができる最大電流に基づいて、前記励磁電流指令値の上限値および前記トルク電流指令値の上限値を算出するステップと、
    前記補正されたトルク電流指令値が前記トルク電流指令値の上限値を超えないように制限するステップと、
    をさらに備えることを特徴とする誘導モータの制御方法。
  4. 請求項1または請求項2に記載の誘導モータの制御方法において、
    前記励磁電流指令値、前記トルク電流指令値、および、前記誘導モータに流すことができる最大電流に基づいて、電流余裕分を全て前記トルク電流指令値に配分するように前記トルク電流指令値の上限値を算出するステップと、
    前記補正されたトルク電流指令値が前記トルク電流指令値の上限値を超えないように制限するステップと、
    をさらに備えることを特徴とする誘導モータの制御方法。
  5. 請求項1に記載の誘導モータの制御方法において、
    前記トルク電流指令値を補正するステップでは、前記ロータ磁束目標値および前記ロータ磁束推定値の差分に基づいて、前記トルク電流指令値を補正する、
    ことを特徴とする誘導モータの制御方法。
  6. 励磁電流指令値、トルク電流指令値、および、すべり角周波数に基づいて、誘導モータのトルク制御を行う誘導モータの制御装置であって、
    励磁電流指令値に基づいて、ロータ磁束目標値を演算するロータ磁束目標値演算手段と、
    前記励磁電流指令値に基づいて、ロータ磁束推定値を演算するロータ磁束推定値演算手段と、
    前記ロータ磁束目標値および前記ロータ磁束推定値に基づいて、前記トルク電流指令値を補正するトルク電流指令値補正手段と、
    を備えることを特徴とする誘導モータの制御装置。
  7. 請求項6に記載の誘導モータの制御装置において、
    前記ロータ磁束目標値と前記ロータ磁束推定値との比率を演算するロータ磁束比率演算手段をさらに備え、
    前記トルク電流指令値補正手段は、前記ロータ磁束目標値と前記ロータ磁束推定値との比率を、前記トルク電流指令値に乗算することによって、前記トルク電流指令値を補正する、
    ことを特徴とする誘導モータの制御装置。
  8. 請求項6または請求項7に記載の誘導モータの制御装置において、
    前記励磁電流指令値、前記トルク電流指令値、および、前記誘導モータに流すことができる最大電流に基づいて、前記励磁電流指令値の上限値および前記トルク電流指令値の上限値を算出する上限値算出手段と、
    前記トルク電流指令値補正手段によって補正されたトルク電流指令値が前記トルク電流指令値の上限値を超えないように制限する上限値制限手段と、
    をさらに備えることを特徴とする誘導モータの制御装置。
  9. 請求項6または請求項7に記載の誘導モータの制御装置において、
    前記励磁電流指令値、前記トルク電流指令値、および、前記誘導モータに流すことができる最大電流に基づいて、電流余裕分を全て前記トルク電流指令値に配分するように前記トルク電流指令値の上限値を算出する上限値算出手段と、
    前記トルク電流指令値補正手段によって補正されたトルク電流指令値が前記トルク電流指令値の上限値を超えないように制限する上限値制限手段と、
    をさらに備えることを特徴とする誘導モータの制御装置。
  10. 請求項6に記載の誘導モータの制御装置において、
    前記トルク電流指令値補正手段は、前記ロータ磁束目標値および前記ロータ磁束推定値の差分に基づいて、前記トルク電流指令値を補正する、
    ことを特徴とする誘導モータの制御装置。
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