JPH0226256A - 回転電機のロータ - Google Patents

回転電機のロータ

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JPH0226256A
JPH0226256A JP17451388A JP17451388A JPH0226256A JP H0226256 A JPH0226256 A JP H0226256A JP 17451388 A JP17451388 A JP 17451388A JP 17451388 A JP17451388 A JP 17451388A JP H0226256 A JPH0226256 A JP H0226256A
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rotor
shaft
staking
groove
cores
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JP17451388A
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Shokichi Toyokawa
豊川 庄吉
Yoichi Kobayashi
洋一 小林
Masaharu Nojima
正晴 野島
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電動機等の回転電機のロータに関するもので
ある。
従来の技術 以下、従来の回転電機のロータの例としてステッピング
モータ用ロータの一例を説明する。
第7図及び第8図において、31はシャフト、32a、
32bはシャフト31と嵌合するロータコア、33はロ
ータコア32a、32bに挟まれた環状のマグネットで
ある。シャフト31には長手方向に第11図に示される
ようにステーキング加工用の刃すなわちステーキング加
工具34によってステーキング加工が施されており、3
5及び36はステーキング加工具34を打ち込んだこと
によって形成された溝及び峰部である。なお、第9図は
ステーキング加工部37を拡大した斜視図である。
このように本例ではシャフト31のステーキング加工が
施された部分にロータコア32a、32bが嵌まってお
り、ステーキング加工部37の峰部36がロータコア3
2a、32bの中央貫通孔の内側部にくい込んでいる。
峰部36がロータコア32a、32bにくい込むことに
よってロータコア32a、32bとシャフト31との回
転方向のスリップが防止される。なお、ロータコア32
a、32bとシャフト31との間には嫌気性接着剤が設
けられ、ロータコア32a、32bとシャフト31との
スラスト方向のスリップは生じないようになっている。
39は合成樹脂である。合成樹脂39はロータの前面部
及び後面部を覆い、またロータコア32aとロータコア
32bとの間、また第7図に示すようにロータコア32
a、32bの外側部に形成された小歯32cの間にも入
り込んでいる。
以下、このロータの製造工程を第10図に沿って説明す
る。第10図において、金属板を積層することによって
作られたロータコア32a、32bは表面の油分を除去
するために洗浄される。−方、シャフト31は旋盤等に
よって所定の太さになるように切削され、第11図に示
されるようにステーキング加工が施される。そして、シ
ャフト31も洗浄され、洗浄後のシャフト31には接着
剤が塗布される。そして、シャフト31はマグネット3
3を挟んだロータコア32a、32bの中央貫通孔に圧
入される。そしてシャフト31に付着している不要な接
着剤が拭き上げられ、合成樹脂によるモールド成形が行
われる。モールド成形の後はロータの外周面が所定の寸
法となるように切削加工される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、以上のような方法では次のような問題が
ある。すなわち、ステーキング加工具34をシャフト3
1の表面に打ち込んだ際、ステーキング加工具34が打
ち込まれた部分の両端部では、第9図及び第13図、第
14図に示されるように盛り上がり、盛り上がり部40
が形成されることとなる。そして、シャフト圧入の際に
この盛り上がり部40が第12図に示されるようにロー
タコア32a、32bの中央貫通孔の内側部に当たり、
その部分が変形してしまい、その後に峰部36に当たる
こととなる。このように、峰部36が当たる前に盛り上
がり部40がロータコアを変形させると峰部36のくい
込みが甘くなり、このロータコアの変形が峰部36の作
用を減殺してしまい、滑り止めの効果が大きく低下して
しまうと−いう問題があった。
本発明は以上の課題に鑑みてなされたものであり、ステ
ーキング加工によって形成された峰部がロータコアに深
く(い込むことが可能な回転電機の製造方法に関するも
のである。
課題を解決するための手段 本発明は以上の課題を解決するため、シャフトにステー
キング加工部の端部にかかる凹部を形成した。
作  用 以上のように構成すると、ステーキング加工部の端に盛
り上がり部が形成されてしまうことはない。
実施例 以下、本発明における回転電機のロータの実施例として
、ステッピングモータのロータの構成及びその製造方法
について説明する。第1図において、1はシャフト、2
a、2bはシャフト1と嵌り合うロータコア、3はロー
タコア2a、2bに挟まれたマグネットである。4.5
.6はロータ部を包む合成樹脂である。7はシャフト1
のステーキング加工部である。8はシャフト1の全周に
亙って形成された環状の溝である。第2図は溝8の付近
の拡大図である。第2図に示されているようにステーキ
ング加工部7の端は溝8にまで及んでいる。また合成樹
脂4は溝8の全域を覆っており、溝8の中にも入り込ん
でいる。
第3図はステーキング加工部7の端部を示す斜視図であ
る。第3図において、9はステーキング加工によって形
成された峰部であり、本実施例ではステーキング加工部
が溝8にまで及んでいるので、従来ステーキング加工部
の両端部に生じていた盛り上がりはな(、ロータコア2
 a(2b)への圧入時には最初から峰部9がロータコ
ア2a(2b)に当たることとなり、きつくくい込むこ
とができる。
以下、製造工程について説明する。第4図において、ま
ずはシャフト1の外側部を旋盤等によって所定の太さと
なるように切削する(切削加工(1))。次に旋盤によ
って前述の溝8を2ケ所に形成する(切削加工■)。そ
して次に第5図に示されるように2ケ所の溝8によって
挟まれた部分に両端がそれぞれ溝8に及ぶようにステー
キング加工を施す。次に金属板を積層することによって
作られたロータコア2a、2bによってマグネット3を
挟み、その状態でロータコア2a、2bに形成された中
央貫通孔にシャフト1を圧入する。その際、双方の溝8
によって挟まれた部分にロータコア2a、2bが嵌るよ
うにシャフト1を圧入する。次に、合成樹脂によるモー
ルド成形が行われ、その後ロータコア2a、2bの外径
が所定の値になるようにロータコア2a、2bの外周部
が切削される。
本実施例では以上のように一回のステーキング加工によ
って4ケ所にステーキング加工部が形成されるが、シャ
フト1のロータコア2a、2bが嵌る部分の両端に全周
に亙って溝8を形成したので、シャフト1のステーキン
グ加工部7の全ての端部が同時に溝8にかかることとな
る。しかも、ステーキング加工の際にステーキング加工
部の篩部9の両端には第3図に示されるように角10が
形成されることとなり、ロータコア2a、2bの貫通孔
内側部は角10によって削られ、篩部9はその削られた
部分に嵌ることとなる。しかも本実施例では、第1図に
示されるように溝8内に合成樹脂4,5が入り込むので
、ロータコア2a、2bのスラスト方向のスリップ防止
の効果が増すこととなる。
発明の効果 以上のように本発明はステーキング加工部の端部にかか
るような凹部を形成したことにより、ステーキング加工
部の端に盛り上がり部が残ることがなくなり、ロータコ
アに上記シャフトを圧入する際にロータコアの貫通孔内
側を大きく変形させずに済む。従って、ステーキング加
工部の篩部を十分にロータコアにくい込ませることがで
き、上記シャフトと上記ロータコアとの間の回転スリッ
プを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における回転電機のロータの断
面図、第2図は同ロータの拡大断面図、第3図は同ロー
タの回転シャフトの要部斜視図、第4図は同回転電機の
ロータの製造工程を示す工程図、第5図はステーキング
加工の様子を示す説明図、第6図は同シャフトをロータ
コアの貫通孔に圧入する時の様子を示す要部斜視図、第
7図は従来の回転電機のロータの平面図、第8図は同ロ
ータの側面図、第9図は同ロータのシャフトの要部斜視
図、第10図は同ロータの製造工程を示す工程図、第1
1図は同シャフトへのステーキング加工の様子を示す説
明図、第12図は同シャフトをロータコアの貫通孔に圧
入する時の様子を示す断面図、第13図は第12図の線
A−Aにて切断した断面図、第14図は第12図の線B
−Bにて切断した断面図である。 7・・・・ステーキング加工部 8・・・・溝   9・・・・篩部 10・・・・角 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか1名■・・・・
回転シャフト 2a、2b・・・・ロータコア 3・・・・マグネット  4,5.6・・・・合成樹脂
第 図 /−E1転ンダフト 第 図 第 図 /θ 〈〉 ノ0−一一角 第 図 第 図 第10図 尖−シャフト 第 図 第11図 34−−−ズテー千ング加工冥

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ステーキング加工によって形成されたステーキン
    グ加工部を備えるとともに、上記ステーキング加工部の
    両端部にかかる凹部を備えたシャフトと、中央に貫通孔
    を有するとともに上記シャフトのステーキング加工部に
    かかるように上記シャフトと嵌り合ったロータコアとを
    有することを特徴とする回転電機のロータ。
  2. (2)合成樹脂によってロータをモールドするとともに
    上記合成樹脂がシャフト上の凹部内に入り込むようにし
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の回転
    電機のロータ。
JP63174513A 1988-07-13 1988-07-13 回転電機のロータ Expired - Fee Related JP2671402B2 (ja)

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