JPH0111581Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0111581Y2 JPH0111581Y2 JP12340081U JP12340081U JPH0111581Y2 JP H0111581 Y2 JPH0111581 Y2 JP H0111581Y2 JP 12340081 U JP12340081 U JP 12340081U JP 12340081 U JP12340081 U JP 12340081U JP H0111581 Y2 JPH0111581 Y2 JP H0111581Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- torsion bar
- input shaft
- cut
- center hole
- output shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は動力舵取装置のトーシヨンバーに関す
る。
る。
互いに中心孔を有し該中心孔に挿入されたトー
シヨンバーによつて連結された入力軸と出力軸と
を備え、該入力軸及び出力軸の回転によつて油路
切換が行なわれる動力舵取装置においては、トー
シヨンバーの外側端面と入力軸の外側端面は互い
に同一平面をなすようになつている。
シヨンバーによつて連結された入力軸と出力軸と
を備え、該入力軸及び出力軸の回転によつて油路
切換が行なわれる動力舵取装置においては、トー
シヨンバーの外側端面と入力軸の外側端面は互い
に同一平面をなすようになつている。
従来この入力軸とトーシヨンバーは第1図に示
されるように入力軸1の中心孔2にトーシヨンバ
ー3を挿入しピン4打ちした後、第2図に示され
るようにそれぞれの外側端面1A,3Aが同一平
面を形成するようにトーシヨンバー3が切断され
て連結されていた。
されるように入力軸1の中心孔2にトーシヨンバ
ー3を挿入しピン4打ちした後、第2図に示され
るようにそれぞれの外側端面1A,3Aが同一平
面を形成するようにトーシヨンバー3が切断され
て連結されていた。
しかるに、この切断に際してはトーシヨンバー
端面3Aにはバリ3Bが形成され易く、このバリ
3Bはトーシヨンバー端面3の周縁よりも外方に
突き出すようになる。このバリを取る作業は困難
な作業であり、生産性が悪い。しかも、バリ3B
が残留するとギヤボツクス分解時にバリ3Bが作
動油シール用の0リング5を横切るので、0リン
グを切損する恐れがある。0リング5に切損が生
ずると油密性が損なわれ、ギヤボツクス外部へ作
動油が洩出すことがある。
端面3Aにはバリ3Bが形成され易く、このバリ
3Bはトーシヨンバー端面3の周縁よりも外方に
突き出すようになる。このバリを取る作業は困難
な作業であり、生産性が悪い。しかも、バリ3B
が残留するとギヤボツクス分解時にバリ3Bが作
動油シール用の0リング5を横切るので、0リン
グを切損する恐れがある。0リング5に切損が生
ずると油密性が損なわれ、ギヤボツクス外部へ作
動油が洩出すことがある。
本考案の目的はこのような問題点を解消し、ギ
ヤボツク分解時に0リング切損のないトーシヨン
バーを提供するにある。
ヤボツク分解時に0リング切損のないトーシヨン
バーを提供するにある。
本考案は入力軸及び出力軸の中心孔に挿入され
た後入力軸の外側端面と同一平面をなすように切
断されるトーシヨンバーの切断部を予め括れ部と
し、切断面にバリが生じてもバリがトーシヨンバ
ー本体よりも外周方向に突出さないようにしたも
のである。
た後入力軸の外側端面と同一平面をなすように切
断されるトーシヨンバーの切断部を予め括れ部と
し、切断面にバリが生じてもバリがトーシヨンバ
ー本体よりも外周方向に突出さないようにしたも
のである。
以下、図面に示す実施例について説明する。
第3図に示されるように、本考案に係るトーシ
ヨンバーは切断部が予め括れ部6とされている。
ヨンバーは切断部が予め括れ部6とされている。
そのために第4図に示されるようにトーシヨン
バー3を切断してもバリ3Bがトーシヨンバー本
体よりも外周方向に突き出すことがないから、ギ
ヤボツクス分解時にバリ3Bが0リング5に接触
することがなく、0リング5の切損がない。
バー3を切断してもバリ3Bがトーシヨンバー本
体よりも外周方向に突き出すことがないから、ギ
ヤボツクス分解時にバリ3Bが0リング5に接触
することがなく、0リング5の切損がない。
また本考案によれば、この0リング5の切断が
ないという効果に加えて、仮りに著しく大きなバ
リが形成されても入力軸端面1A内周縁部とトー
シヨンバー端面3A周縁部との間隙hが大きいか
らバリ取り作業も容易になる効果がある。もちろ
んバリが小さい場合にはバリ取りは不要になるか
ら、ギヤボツクスの組立て工程が著しく簡略化さ
れ作業性が向上する。
ないという効果に加えて、仮りに著しく大きなバ
リが形成されても入力軸端面1A内周縁部とトー
シヨンバー端面3A周縁部との間隙hが大きいか
らバリ取り作業も容易になる効果がある。もちろ
んバリが小さい場合にはバリ取りは不要になるか
ら、ギヤボツクスの組立て工程が著しく簡略化さ
れ作業性が向上する。
第1図は従来のギヤボツクスにおけるトーシヨ
ンバー切断前の状態を示す断面図、第2図は同切
断後の状態を示す断面図、第3図は本考案の実施
例に係るギヤボツクスにおけるトーシヨンバー切
断前の状態を示す断面図、第4図は同切断後の状
態を示す断面図である。 1……入力軸、2……入力軸中心孔、3……ト
ーシヨンバー、3B……バリ、4……ピン、5…
…0リング。
ンバー切断前の状態を示す断面図、第2図は同切
断後の状態を示す断面図、第3図は本考案の実施
例に係るギヤボツクスにおけるトーシヨンバー切
断前の状態を示す断面図、第4図は同切断後の状
態を示す断面図である。 1……入力軸、2……入力軸中心孔、3……ト
ーシヨンバー、3B……バリ、4……ピン、5…
…0リング。
Claims (1)
- 互いに中心孔を有し該中心孔に挿入されたトー
シヨンバーによつて連結された入力軸と出力軸と
を備え、該入力軸及び出力軸の回転によつて油路
切換が行なわれる動力舵取装置において、該トー
シヨンバーは前記入力軸及び出力軸の中心孔に挿
入された後入力軸の外側端面と同一平面をなすよ
うに切断されたものであり、かつ該トーシヨンバ
ーの切断部は予め括れ部とされたものである動力
舵取装置のトーシヨンバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12340081U JPS5829566U (ja) | 1981-08-20 | 1981-08-20 | 動力舵取装置のト−シヨンバ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12340081U JPS5829566U (ja) | 1981-08-20 | 1981-08-20 | 動力舵取装置のト−シヨンバ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5829566U JPS5829566U (ja) | 1983-02-25 |
JPH0111581Y2 true JPH0111581Y2 (ja) | 1989-04-05 |
Family
ID=29917302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12340081U Granted JPS5829566U (ja) | 1981-08-20 | 1981-08-20 | 動力舵取装置のト−シヨンバ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5829566U (ja) |
-
1981
- 1981-08-20 JP JP12340081U patent/JPS5829566U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5829566U (ja) | 1983-02-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH037451B2 (ja) | ||
JPH0111581Y2 (ja) | ||
JPH07232237A (ja) | ピストン用金型 | |
JPS59141341A (ja) | 2個の金属部材の結合方法 | |
CN111590103A (zh) | 一种专用于车加工电机定子机壳止口的工装夹具 | |
CN104118271B (zh) | 一种花键轮毂及其加工方法 | |
JPH0226256A (ja) | 回転電機のロータ | |
JPH02147128A (ja) | プレス加工に於ける軸受加工法 | |
JPH031676Y2 (ja) | ||
JPS6277144A (ja) | 回し金用係合凹部の成形方法 | |
JPS5621973A (en) | Working valve device for power steering | |
CN210566109U (zh) | 一种分体式齿轮结构 | |
JPS6070953A (ja) | 電動機回転子のバランスウエイト製造方法 | |
JPH0344261U (ja) | ||
JPH10141474A (ja) | デファレンシャル装置 | |
JPS5992143A (ja) | 内周壁に溝を有する中空部材の製造方法 | |
KR0137505Y1 (ko) | 차량용 동기물림식변속기의 콘클러치고정구조 | |
JP3671498B2 (ja) | 始動モータ取り付け用ハウジング及びその製造方法 | |
CN205571620U (zh) | 用于摩托车惰齿轮的倒角工装 | |
JPH0516412Y2 (ja) | ||
JP2000225509A (ja) | スプラインの溝底油孔の形成方法 | |
JPH0716895Y2 (ja) | ファスナー | |
JPS642978Y2 (ja) | ||
JPS5942306Y2 (ja) | 自転車のギヤ取付ア−ム体素材 | |
JPS62203730A (ja) | ステアリングジヨイントのベアリング圧入方法 |