JPH0226228Y2 - - Google Patents

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JPH0226228Y2
JPH0226228Y2 JP1983173831U JP17383183U JPH0226228Y2 JP H0226228 Y2 JPH0226228 Y2 JP H0226228Y2 JP 1983173831 U JP1983173831 U JP 1983173831U JP 17383183 U JP17383183 U JP 17383183U JP H0226228 Y2 JPH0226228 Y2 JP H0226228Y2
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JP
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pulse
control circuit
resistor
switching element
transistor
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JP1983173831U
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、スイツチング方式直流電源の制御回
路に関するものである。
<従来技術> 第1図は従来のスイツチング方式直流電源を示
す。交流電源1から供給される電力は整流器2で
整流、コンデンサ3で平滑されてFET等のスイ
ツチング素子4と直列のスイツチングトランス5
の一次巻線51に供給される。スイツチング素子
4のオン・オフによつてトランス5の二次巻線5
2に発生したパルス電流はダイオード61,62
とリアクトル63とコンデンサ64で構成される
直流フイルタ回路6で平滑されて負荷7に供給さ
れる。
負荷7への供給電圧を一定にするためスイツチ
ング素子4のオン・オフ比が制御される。この制
御に定電圧制御回路8で負荷電圧E0の変化に応
じてパルス幅制御回路9のゲート出力パルス幅を
制御し、パルス幅制御回路9のパルス出力でスイ
ツチング素子4をオン・オフ制御する自動制御回
路が設けられる。抵抗101、ダイオード102
及びコンデンサ103からなる励磁エネルギー吸
収回路10は、スイツチング素子4のオフ時にト
ランス5の励磁エネルギーを吸収する。
このような従来構成において、パルス幅制御回
路9から発生するゲートパルス波形の立上りや立
下りの速度(傾斜)はその内部構成によつてほぼ
決定される。そして、スイツチング素子4に電界
効果トランジスタを用いる場合には、スイツチン
グ素子のオン・オフ遅れ時間が極めて少なく、ゲ
ート波形の傾斜とほぼ同じ傾斜でオン・オフする
ため、コンデンサ3からトランス5の一次巻線5
1を介して流れる電流i1の立上り、立下りの傾斜
もほぼゲート波形によつて決る。
ところで、スイツチング方式直流電源が発生す
る高周波雑音の大きさは電流i1の立上り、立下り
の傾斜に大きく影響され、その傾斜を緩やかにす
ることによつてある程度まで減少させることがで
きる。しかし、第1図の構成におけるパルス幅制
御回路9が通常ハイブリツドIC等で構成される
ため、その内部構成を変更できないもので、高周
波雑音が問題になる装置の直流電源としては不適
切なものであつた。なお、スイツチング素子4に
トランジスタを使う場合にはトランジスタ自体で
の立上り、立下りの時間が比較的緩やかで高周波
雑音の問題はあまり起きないが、トランジスタの
ドライブのためにはパルス幅制御回路9の出力部
に比較的大きな電流出力性能を必要とする問題が
ある。
また、スイツチング素子4として電界効果トラ
ンジスタを用いる場合、その故障態様はドレー
ン・ゲート間の短絡が全故障数の9割以上を占
め、この故障時にトランス5側の高電圧がパルス
幅制御回路9の出力部(一般に耐圧40V)に印加
されて該制御回路9の故障にまで波及することが
多かつた。なお、トランジスタの故障態様はエミ
ツタ・コレクタ間の短絡でベース開放の故障が8
割以上になり、パルス幅制御回路9への故障波及
は少ないものであつた。
<考案の目的> 本考案は上述までの事情に鑑みてなされたもの
で、スイツチング素子として電界効果トランジス
タを使い、パルス幅制御回路としてIC素子を使
うスイツチング方式直流電源において、高周波雑
音発生を抑制しながらスイツチング素子の破損が
パルス幅制御回路に故障波及しないようにした制
御回路を提供するにある。
<考案の構成> 本考案はパルス幅制御回路のパルス出力をその
立上り、立下りの傾斜を個別に調整可能にし、さ
らにスイツチング素子側からの高電圧がパルス幅
制御回路に印加されるのを阻止する補正回路を電
界効果トランジスタとIC化パルス幅制御回路の
間に設けたことを特徴とする。
<実施例> 第2図は本考案の一実施例を示し、第1図と同
じものあるいは同じ機能を有するものは同一符号
で示す。スイツチング素子4として電界効果トラ
ンジスタを設け、パルス幅制御回路9としてハイ
ブリツドIC素子などその内部構成を変更できな
いIC素子で電界効果トランジスタをドライブで
きるパルス電圧出力になる構成において、パルス
幅制御回路9とスイツチング素子4との間に補正
回路11を設ける。補正回路11は、パルス幅制
御回路9の出力端子Pから逆電圧阻止用ダイオー
ド111を介して抵抗112とダイオード113
と抵抗114の直列回路を経てスイツチング素子
4のゲートGに接続される。また、ダイオード1
11を介してPNP型トランジスタ115のベー
ス及びベース抵抗116に接続される。トランジ
スタ115はそのエミツタをダイオード113と
抵抗114の直列接続点に接続し、コレクタを基
準電位側に接続する。スイツチング素子4のゲー
トGとソースS間には抵抗117を介装する。
こうした構成の補正回路11において、パルス
幅制御回路9の出力が立上るとき(スイツチング
素子4をオン)、トランジスタ115はオフにな
り、その立上り電圧はダイオード111→抵抗1
12→ダイオード113→抵抗114を通してス
イツチング素子4のゲート・ソース間に印加され
る。このときの等価回路は第3図Aに示すように
なり、抵抗117に並列にスイツチング素子4の
ゲート・ソース間静電容量Cgsが存在して抵抗1
12,114とによる時定数を持つ積分波形にな
り、立上り電圧の傾斜が抵抗112,114と静
電容量Cgsによつて調整できることになる。
逆に、パルス幅制御回路9の出力が立下ると
き、トランジスタ115は静電容量Cgsの蓄積電
荷でオン状態になり、その等価回路は第3図Bに
示すようになつて静電容量Cgsの電荷が主に抵抗
114→トランジスタ115を通して放電され、
スイツチング素子4のゲート電圧の立下り傾斜が
抵抗114及び抵抗116によつて調整できるこ
とになる。
従つて、パルス幅制御回路9からの早い立上
り、立下りのパルス出力にもスイツチング素子4
のゲートパルスには高周波雑音を低減した立上
り、立下りの波形を得ることができ、しかも立上
りと立下りの傾斜を個別に調整できる。
次に、スイツチング素子4のドレイン・ゲート
間の短絡故障のとき、この高電圧はダイオード1
11で阻止されてパルス幅制御回路9の出力部を
破損させることがない。なお、トランジスタ11
5のコレクタ・エミツタ間耐圧及びダイオード1
11の逆耐圧はトランス5の印加電圧(140Vや
280V)以上にされ、この程度のものは容易に得
られるし安価なものである。
<考案の効果> 本考案によれば、低い耐圧及び電圧駆動のパル
ス幅制御回路で電界効果トランジスタをドライブ
してスイツチングトランスを駆動する直流電源に
おいて、少しの回路素子構成の補正回路を設ける
のみで高周波雑音を低減し、しかもスイツチング
素子の破損にパルス幅制御回路の故障波及を無く
すことができ、安価で汎用性の高い直流電源にで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスイツチング方式直流電源の回
路図、第2図は本考案の一実施例を示す回路図、
第3図は第2図の動作を説明するための等価回路
図である。 4……スイツチング素子、5……スイツチング
トランス、7……負荷、8……定電圧制御回路、
9……パルス幅制御回路、11……補正回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流から整流平滑した直流入力をスイツチング
    トランスと電界効果トランジスタにしたスイツチ
    ング素子の直列回路に与え、該トランスの出力を
    整流平滑して負荷に直流電力を供給し、出力電圧
    制御信号に応じたオン・オフ比のパルスを得る
    IC化パルス幅制御回路の出力を該スイツチング
    素子のゲートドライブ信号とするスイツチング方
    式直流電源において、前記パルス幅制御回路の出
    力端から逆電圧阻止用ダイオード111とオンパ
    ルス積分時定数用抵抗112とオフパルス放電路
    阻止用ダイオード113とオンオフパルス積分時
    定数用抵抗114の直列回路を経て前記スイツチ
    ング素子のゲートに接続され、該ダイオード11
    1と抵抗112の接続点にベースが接続されるオ
    フパルス放電路形成用PNP型トランジスタ11
    5のエミツタが前記オフパルス放電路阻止用ダイ
    オード113と抵抗114の接続点にかつコレク
    タが基準電位側に接続され、該トランジスタ11
    5のベースと基準電位間に該トランジスタのオン
    バイアス兼オフパルス積分時定数用抵抗116が
    接続された補正回路を備えたことを特徴とするス
    イツチング方式直流電源の制御回路。
JP17383183U 1983-11-10 1983-11-10 スイツチング方式直流電源の制御回路 Granted JPS6082987U (ja)

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JPS6082987U JPS6082987U (ja) 1985-06-08
JPH0226228Y2 true JPH0226228Y2 (ja) 1990-07-17

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS586440B2 (ja) * 1975-09-02 1983-02-04 松下電器産業株式会社 オンキヨウキキヨウシンドウバン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS586440U (ja) * 1981-07-03 1983-01-17 ボルテツク株式会社 Mosfet駆動回路

Patent Citations (1)

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JPS586440B2 (ja) * 1975-09-02 1983-02-04 松下電器産業株式会社 オンキヨウキキヨウシンドウバン

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