JPS5836235Y2 - スイツチング制御型電源回路 - Google Patents

スイツチング制御型電源回路

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JPS5836235Y2
JPS5836235Y2 JP1978059803U JP5980378U JPS5836235Y2 JP S5836235 Y2 JPS5836235 Y2 JP S5836235Y2 JP 1978059803 U JP1978059803 U JP 1978059803U JP 5980378 U JP5980378 U JP 5980378U JP S5836235 Y2 JPS5836235 Y2 JP S5836235Y2
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JP
Japan
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transistor
circuit
power supply
pulse
switching
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JP1978059803U
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JPS54160557U (ja
Inventor
茂行 吉川
英昭 南口
Original Assignee
三洋電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスイッチング制御型電源回路の改良に関し、特
に直流入力をスイッチングするスイッチングトランジス
タが始動時に安定した動作を行うようにしたものである
以下、本考案の詳細を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案スイツング制御型電源回路の一実施例を
示し、1は商用交流電源、2は整流用ダイオード、3は
平滑用コンデンサ、4はコンバータトランス、6はスイ
ッチングトランジスタ、7は共振用コンデ゛ンサ、8,
9は第1.第2スイツチングダイオード、10.11は
それぞれ平滑用のチョークコイルとコンテ゛ンサ、12
は直流出力端子、13は外部から供給される+Vccを
直流動作電源とし、上記出力端子12に現われる出力電
圧■。
の変動に応じて前記スイッチングトランジスタ6のオン
、オフのデユーティサイクルを制御するスイッチング制
御回路である。
前記制御回路13は、外部からのスイッチングパルスP
が印加される端子14と、誤差検出用トランジスタ15
と、基準電圧用のツェナーダイオード16及びそのバイ
アス用の抵抗17とコンデンサ18と、前記出力電圧■
の分圧抵抗19.19’、19“と、微分用コンデンサ
20と、このコンデンサと前記トランジスタ15のコレ
クタ抵抗21を含むコレクタ・エミッタ間インピーダン
ス及びバイアス抵抗22゜23を含むベース入力インピ
ーダンスから構成される微分回路によって上記パルスP
が微分されて印加されるパルス幅変換用トランジスタ2
4と、本考案で特徴とする抵抗とコンデンサからなる時
定数回路25と、ドライブトランジスタ26及びそのベ
ース電流のスピードアップ回路27と、ドライブトラン
ス28及びその直流阻止用コンデンサ29等を備えてい
る。
なお、30はドライブトランジスタ26のコレクタ電流
制限用抵抗、31は直流分のみを通過させる高周波チョ
ークコイルである。
本考案スイッチング制御型電源回路の一実施例は以上の
如き構成となっており、その基本動作は第2図の動作波
形から判るように、スイッチングトランジスタ6がオフ
期間T、の時に共振コンテ゛ンサ7とコンバータトラン
ス4の1次側のインダクタンスとで共振動作(共振期間
:Tr)を行い、且つ、その共振動作の後半の÷サイク
ルでは第1.第2スイッチングダイオード8,9が共に
オンとなって共振動作を抑止(ダンパ期間:Td)する
ようになっている。
そして、出力端子12の直流出力電圧Voが上昇した場
合には、誤差検出用トランジスタ15のコレクタ・エミ
ッタ間インピーダンスが小さくなるため、前述した微分
回路の時定数が小さくなり、これによってパルス幅変換
用トランジスタ24のベース電圧Vblの波形“が第2
図の破線のようになるため、ドライブトランジスタ26
及びスイッチングトランジスタ6の各部の波形も第2図
の破線のように変化し、結果的にスイッチングトランジ
スタ6のオン期間T。
を狭くして前記出力電圧Voを低下せしめるよう定電圧
制御するものである。
その際、前記トランジスタ15のコレクタ・エミッタ間
インピーダンスの減少はトランジスタ24のベース直流
電位を低下させることになり、このベース電位の低下も
スイッチングトランジスタ6のオン期間T。
を狭くする方向に作用することになる。
なお、このような第1図の電源回路の基本的動作の詳細
は本考案の要旨に直接関係しないので、これ以上の説明
は省略するが、第2図の動作波形から容易に理解される
であろう。
さて、斯るスイッチング制御型電源回路に於いて、時定
数回路25が設けられていない場合を考えると、外部電
源+Vccの投入直後の始動時には直流出力電圧■。
は略零であるため、誤差検出用トランジスタ15のコレ
クタ・エミッタ間インピーダンスは大きくなっており、
従って、第2図から判るように、この時、スイッチング
トランジスタ6のオン期間T。
即ちそのベース電流Ib3の時間幅ががなり広い状態か
らスイッチングを始めることになる。
そして、このスイッチングトランジスタ6のベース電源
Ib3の時間幅が広くなると、そのIb3のピーク値(
振幅)が小さくなるが、その際、ドライブトランジスタ
26に前述の+VCCの如き比較的低い直流動作電圧が
使用されているような場合には、このドライブトランジ
スタ26のオフ時とコレクタ電圧従ってスイッチングト
ランジスタ6の上記ベース電流Ib3は元々充分大きく
設定しておくことができないので、前述の始動時にはス
イッチングトランジスタ6がドライブ不足となって充分
にオンしないことになる。
このことは、特に電源人力■1が高くなった場合の定電
圧制御範囲を広く設定するために、定常状態でのオン期
間T。
を予めかなり大きく選定している場合に特に問題となる
そして、このようにスイッチングトランジスタ6がドラ
イブ不足になることは、このトランジスタがその安定動
作ASO領域からはみ出して破壊される虞れがあること
を意味し、従って、これを避けるためにはASO領域の
広い高価なスイッチングトランジスタを使用しなければ
ならなかった。
然るに、本考案はこのような欠点を解消するものであり
、その特徴とするところはスイッチング制御回路にスイ
ッチングパルスの繰り返し周期より充分大きな時定数を
もつ時定数回路を接続し、この時定数回路が電源始動時
にのみ使用するようになし、それによってスイッチング
トランジスタが始動時にオン期間の比較的狭い状態から
スイッチングを開始するようにした点である。
即ち、第1図の実施例に於いて、時定数回路25を設け
ると、電源+Vccの投入直後はその時定数回路25に
充電電流が流れるので、その充電電流が流れる期間では
パルス幅変換用トランジスタ24のベース直流電位が下
ることになり、従って、そのベース電圧V5□の波形は
第2図の一点鎖線のようになり、その結果、スイッチン
グトランジスタ6のベース電流Ib3の時間幅は時定数
回路25を設けない場合よりも一点鎖線のように狭くな
り、従って、そのIb3のピーク値が大きくなる。
即ち時定数回路25を設けた場合はスイッチングトラン
ジスタ6はそのオン期間Tnが比較的狭い状態即ちその
ベース電流Ib3のピーク値が大きい状態からドライブ
されることになるので、そのドライブが確実に行なわれ
ることになる。
なお、その際、時定数回路25の抵抗によってスイッチ
ングパルスPに対する微分時定数も小さくなるので、第
2図のVbtの傾斜も若干変化することになる。
このようにして第1図の回路が始動され、その後、時定
数回路25の充電が完了されると、その後はこの時定数
回路25の時定数がスイッチングパルスPの繰り返し周
期即ちトランジスタ24のオン、オフの繰り返し周期よ
りも大に選定されているので、始動後は時定数回路25
のコンテ゛ンサが放電することはなく、従って、この回
路25の抵抗はトランジスタ24のベースから直流的に
切離されていることになり、定常状態ではこれが設けら
れていない場合と同一の動作を行うことになる。
このように第1図の回路ではパルス幅変換用トランジス
タ24のベースと接地点との間に抵抗とコンデ゛ンサか
らなる時定数回路25を設けることによって、始動時に
おける上記パルス幅変換用トランジスタ24の直流動作
レベルを変化させ、それによってスイッチングトランジ
スタ6が始動時に確実にドライブされるようにしている
ので、そのスイッチングトランジスタ6のコレクタピー
ク電圧V。
p対コレクタピーク電流■。p特性は第3図の曲線II
のようになって、時定数回路25を設けない場合(同図
の曲線■)のようにASO領域からはみ出すことがなく
、従って、スイッチングトランジスタ6が破壊される虞
れがなくなる。
また、スイッチングトランジスタ6のスイッチングがそ
のオン期間Tnの比較的狭い状態から開始されることは
、電源回路が定常状態となるまでの立上り特性が第4図
の曲線IIのようになって時定数回路25を設けない場
合(同図の曲線■)よりも緩慢になることを意味するが
、このことは第1図の回路を例えばテレビジョン受像機
等の電源回路に使用した場合には、電源スィッチの投入
後に水平出力回路等の動作が徐々に立ち上ることになる
ので、画面にラスタが急激に現われるのを防止すること
ができることになる。
なお、これまでの説明は第1図の実施例に対して行なっ
たが、本考案の他の実施例は第5図に示されている。
即ち、第5図の実施例はパルス幅変換用トランジスタに
NPN)ランラスタを使用して時定数回路25をそのベ
ースと電源+Vccの間に接続している他に、共振用コ
ンテ゛ンサ7をコンバータトランス4の二次側に設けた
点が第1図の実施例と異なっているが、その他の部分及
びその動作についてはこの両実施例は略同様であるので
その対応部分には同一図番を採用して説明を省略するこ
とにする。
更に、上記両実施例ではスイッチングトランジスタがオ
フの時に共振用コンデンサとコンバータトランスとで共
振動作を行うようにしているが、特にこのようにする必
要がないのは勿論である。
以上の如く、本考案のスイッチング制御型電源回路に依
れば、パルス幅変換用トランジスタのベースに接続した
時定数回路が電源回路の始動時にのみ作用して上記トラ
ンジスタの動作レベルを変化させ、それによってスイッ
チングトランジスタが、そのオン期間の比較的狭い状態
からスイッチングを開始するようにしているので、上記
スイッチングトランジスタが始動時にドライブ不足とな
って破壊される等の虞れがなく、従って、ASO領域の
比較的狭い安価なスイッチングトランジスタを使用でき
有効なものである。
また、本考案に依ればスイッチング制御型電源の始動時
から定常状態までの立上り特性を緩慢にすることができ
るので、テレビジョン受優機等の電源回路として使用し
た場合に、電源投入後のラスタの不自然な過渡現象を防
止でき好適である。
更に、本考案では電源スィッチに連動するスイッチ等に
よって前記動作レベルの始動時の切換を行なうものでな
いから、電源回路を起動時から定常状態に極めてスムー
スに自動的に移行させることができ、しかも、そのため
に別途必要とする部品も抵抗とコンデンサだけでよいか
ら、コストアップとならないと言う利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2図はその
各部の動作波形を示す図、第3図は第1図の回路のスイ
ッチングトランジスタのVC。 I cp特性を示す図、第4図は第1図の回路の立上り
特性を示す図、第5図は本考案の他の実施例を示す回路
図である。 6・・・・・・スイッチングトランジスタ、13・・・
・・・制御回路、15・・・・・・誤差検出用トランジ
スタ、24・・・・・・パルス変換用トランジスタ、2
6・・・・・・ドライブトランジスタ、20・・・・・
・微分用コンデンサ、25・・・・・・時定数回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直流入力をスイッチング素子により一定周期で断続せし
    め、そのスイッチング素子の出力側に現われるパルス電
    圧を平滑して直流出力電圧を得るようにした電源回路に
    於いて、一定周期の繰り返しパルスがコンデンサを介し
    てベースに印加されるパルス幅変換用トランジスタと、
    このトランジスタのベースと所定電位点との間に接続さ
    れ前記直流出力電圧の変動に応じて可変インピーダンス
    素子として作用し前記コンテ゛ンサと相俟って前記パル
    スの微分回路を構成する誤差検出用トランジスタと、前
    記パルス幅変換用トランジスタからの出力パルスに応じ
    て前記スイッチング素子をオン、オフさせるドライブト
    ランジスタと、前記パルス幅変換用トランジスタのベー
    スと所定電位点との間に接続された抵抗とコンデンサの
    直列接続からなり前記繰り返しパルスの周期よりも大な
    る時定数の時定数回路とを備え、前記時定数回路により
    前記直流入力の投入時に前記パルス幅変換用トランジス
    タの動作レベルを変化させ、それによって前記スイッチ
    ング素子の始動時のオン期間を短縮せしめるようにした
    事を特徴とするスイッチング制御型電源回路。
JP1978059803U 1978-04-28 1978-04-28 スイツチング制御型電源回路 Expired JPS5836235Y2 (ja)

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JPS54160557U JPS54160557U (ja) 1979-11-09
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5216650A (en) * 1975-07-29 1977-02-08 Toshiba Corp Pulse width control circuit

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5216650A (en) * 1975-07-29 1977-02-08 Toshiba Corp Pulse width control circuit

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