JPH02261701A - 立体自動倉庫システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は生産工場、部品センタ、発送センタ等で用いら
れている部品あるいは製品等を収納する立体自動倉庫シ
ステムに関する。

（従来の技術） 部品や製品等を収納する回転棚設備を含む立体倉庫にお
いては、在庫管理機能が重要な役割を果たしている。

そして、回転棚設備に部品や製品等を収納するとき、予
め指定されている入力方法、例えばバーコードや、ＩＤ
カード、人手による入力などを用いて在庫情報を作成し
、この在庫情報に基づいて管理コンピュータなどのファ
イルを更新し、実際の在庫と管理コンピュータ上の在庫
情報とを一致させている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら上述した従来のシステムにおいては次に述
べるような問題があった。

即ち、入庫時において部品や製品を倉庫に入庫するまで
の間にトラッキングがずれたり、入出庫に伴う在庫修正
がスムーズに運ばないとかの諸々の理由で在庫情報が実
際の在庫とあわない状態が発生することがある。

この場合、従来は在庫リストを元に一欄毎に荷を調べて
実際の在庫状況を確認したり、−欄毎に荷゛の入出庫を
行なって実際の在庫状況を確認したりしなければならな
かった。

このため、在庫確認時に膨大な時間と労力を消費してい
た。

本発明は上記の事情に鑑み、在庫情報と実際の荷の在庫
状態があわないとき又は合わない可能性があるとき在庫
情報の修正を自動的に短時間で行なうことができる立体
自動倉庫システムを提供することを目的としている。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 上記の目的を達成するために本発明による立体自動倉庫
システムは、人力された指令に応じて荷の入庫処理、出
庫処理を行なう立体自動倉庫システムにおいて、６荷に
取り付けられ、６荷の荷情報を外部に伝える荷情報提示
部と、荷受部に収納されている前記各荷の荷情報提示部
の荷情報を読み取る荷情報読取部とを備えたことを特徴
としている。

（作用） 上記の構成において、在庫確認が必要になつたとき荷情
報読取部は各荷受部に収納されている荷の荷情報提示部
の内容を読み取り、これを管理コンピュータ等に出力し
在庫情報の更新、修正を行なう。

（実施例） 第１図は本発明による立体自動倉庫システムの一実施例
を示すブロック図である。

この図に示す立体自動倉庫システムは、回転棚１と、出
庫装置２とを備えており、出庫時には回転棚１を回転さ
せるとともに、出庫装置２を上下させて出庫対象となっ
ている荷７を選択し、これを出庫する。また在庫確認時
には回転棚１を回転させるとともに、出庫装置２を上下
させて回転棚１内に格納されている荷７のバーコードを
読取り実際に格納されている荷７の情報を得てこの情報
に基づいて管理コンピュータ（図示は省略する）の在庫
情報を修正する。

回転棚１は上下方向に複数段（この実施例では６段）設
けられる荷受部４と、各段の荷受部４を各段毎に独立し
て回転させる駆動装置３とを備えており、各荷受部４に
は荷情報を示すバーコードラベル９が貼付された荷７が
収納される。

そして、前記管理コンピュータから搬送指令が供給され
たとき、この指令に基づいて駆動装置３を駆動して指定
された段の荷受部４を水平方向に搬送する。

また、出庫装置２は荷７を取り出す取出し部８と、この
取出し部８によって取り出された荷７を外部に搬送する
出庫コンベア６と、荷受部４に格納されている荷７のバ
ーコードラベル９を読み取るバーコードリーダ５とを備
えている。

次に、この実施例の出庫動作と、在庫確認動作とを説明
する。

まず、前記管理コンピュータから出庫指令が出力されれ
ば、出庫装置２は第２図に示す如く前記出庫指令に応じ
て上下して指定された段に向かうとともに、回転棚１は
前記出庫指令によって指定された段の荷受部４を水平方
向に搬送させる。

そして、回転棚１によって指定された荷７が取出し部８
まで来たとき、出庫装置２はこれを取り出して出庫コン
ベア６上に載せこれを外部へ出庫し出庫処理を終了する
。

また、前記管理コンピュータから在庫確認指令が出力さ
れれば、出庫装置２は最上段まで移動するとともに、回
転棚１は最上段にある荷受部４を搬送させる。そして、
出庫装置２は回転棚１によって回転させられている各荷
受部４に格納されている６荷７がバーコードリーダ５の
手前を通過すルトキ、このバーコードリーダ５によって
これらの荷７に貼付されているバーコードラベル９を読
み取りその情報（荷情報）を前記管理コンピュータに送
る。

この後、最上段の各荷受部４に収納されている全ての荷
７に対して読取処理が終了したとき、出庫装置２は次の
段に移動し、また回転棚１はこの段にある荷受部４の搬
送を開始する。そして、出庫装置２はこの段の荷受部４
に格納されている６荷７のバーコードラベル９を読み取
りその内容を前記管理コンピュータに送る。

以下、同様にして、全段の荷受部４に格納されている荷
７のバーコードラベル９を読み取ったとき在庫確認処理
を終了する。

このようにこの実施例においては、在庫確認が必要なと
き、出庫装置２に設けられたバーコードリーダ５によっ
て各荷受部４に格納されている荷７の荷情報を読み取っ
てこれを管理コンピュータに送るようにしているので、
在庫情報と実際の荷の在庫状態があわないとき又は合わ
ない可能性があるとき在庫情報の修正を自動的に短時間
で行なうことができる。

また、上述した実施例においては、バーコードリーダ５
を出庫装置２に取り付けているが、これを入庫装置（図
示は省略する）に取り付けるようにしても同じ効果を得
ることができる。

また上述した実施例においては、荷情報の伝達手段とし
てバーコードラベル９を用いているが、これに代えてＯ
ＣＲ（光学文字読取装置）、ＩＤカードリーダ、磁気カ
ードリーダ等で使用される文字、マーク、磁気媒体等を
用いるようにしても良い。

また、上述した実施例においては、回転棚式の立体自動
倉庫を用いて本発明を説明したが、スタッカークレーン
式の立体自動倉庫等にも本発明を適用することができる
。

この場合、スタッカークレーンに棚情報読取装置を取付
けることにより、スタッカークレーンを全棚に移動させ
るだけで各欄に格納されている荷の一定場所に貼付され
たバーコード等を読み取り、各欄の在庫情報を得ること
ができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、在庫情報と実際の
荷の在庫状態があわないとき又は合わない可能性がある
とき在庫情報の修正を自動的に短時間で行なうことがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による立体自動倉庫システムの一実施例
を示す平面図図、第２図は第１図に示す実施例のｘ−ｘ
’　線矢視図である。 ４・・・荷受部 ５・・・荷情報読取部（バーコードリーダ）７・・・荷

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）入力された指令に応じて荷の入庫処理、出庫処理
   を行なう立体自動倉庫システムにおいて、各荷に取り付
   けられ、各荷の荷情報を外部に伝える荷情報提示部と、 荷受部に収納されている前記各荷の荷情報提示部の荷情
   報を読み取る荷情報読取部と、 を備えたことを特徴とする立体自動倉庫システム。