JPH02260296A

JPH02260296A - 磁気記録再生装置

Info

Publication number: JPH02260296A
Application number: JP8196189A
Authority: JP
Inventors: Yoshihiro Kotoda; 古藤田　喜弘
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-03-31
Filing date: 1989-03-31
Publication date: 1990-10-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、ディジタル・オーディオ・テープレコーダ等
の磁気記録再生装置に関する。

（従来の技術）近年、回転方式や固定方式の磁気ヘッドを備えたディジ
タル・オーディオ・テープレコーダ（以下、ＤＡＴとい
う）やビデオ・テープ・レコーダ（以下、ＶＴＲという
）等の磁気記録再生装置が普及している。

そして、回転方式の磁気ヘッドを備えた磁気記録再生装
置では、テープとの相対速度が向上するため、高密度記
録が可能とされている。

ところで、このような磁気記録再生装置でのメカニズム
を大別すると、シリンダにテープを引出して巻付けるテ
ープ引出し機構、テープを一定の速さで送るテープ定速
機構、テープを所定方向へ回転して巻取るリール機構、
走行中のテープを弛ませることなく短時間で停止させる
ブレーキ機構、各機構の動作を制御する制御機構等に分
けられる。

またこれらの各機構を制御する制御系には、リール機構
の位置および回転速度を検出する検出センサや検出スイ
ッチ等が設けられている。

そして、小型の磁気記録再生装置にあっては、例えば上
記のテープ定速機構を駆動するキャプスタンモータの駆
動回路がそのキャプスタンモータを取付けるメインベー
ス上あるいは他の回路基板上に設けられている。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上述した従来の磁気記録再生装置でのキ
ャプスタンモータの駆動回路がメインベース上に設けら
れているものにあっては、そのメインベース上にテープ
引出し機構等の他の機構が密接して配されているためス
ペースの制約を受けるので、メカニズムの小形・薄形化
の妨げとなる。

またキャプスタンモータの駆動回路が他の回路基板上に
設けられているものにあっては、メカニズムと他の回路
基板上とを接続する配線本数が増加するため、これら配
線材によるコストアップや組立作業の効率の低下等を招
いてしまう。

本発明は、このような事情により成されたちので、小形
・薄形化、低コスト化および組立作業性の向上を図るこ
とができる磁気記録再生装置を提供することを目的とす
る。

［発明の構成〕（課題を解決するための手段）本発明の磁気記録再生装置は、上記目的を達成するため
に、少なくとも、収納体に収納されたテープに対し情報
の記録・再生を行う磁気ヘッドを有するシリンダおよび
テープを走行させるテープ駆動機構を駆動する駆動モー
タを搭載したメインベースと、少なくとも、テープを巻
取るリール機構および各機構の動作を制御する制御機構
を搭載したサブベースとを具備した磁気記録再生装置に
おいて、サブベースに回路パターンを形成し、この回路
パターン上に少なくとも駆動モータを駆動させる駆動回
路を設けたものである。

（作　用）本発明の磁気記録再生装置では、メインベースに比ベス
ペース的に余裕のあるサブベースに回路パターンを形成
し、この回路パターン上に少なくとも駆動モータを駆動
させる駆動回路を設けることにより、駆動回路を構成す
る例えばＩＣ等のチップ部品を自由なレイアウトで設け
ることができる。

またサブベースに形成した回路パターンにより、例えば
ＩＣ等のチップ部品相互間を接続することができ、これ
により駆動モータとの電気的接続を簡素化させることが
できる。

（実施例）以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づいて説明する
。

第１図および第２図は、本発明をＤＡＴに適用した場合
の一実施例を示すものである。

これらの図に示すように、メインベース１の表面には、
磁気ヘッドが搭載された回転シリンダ２が回転自在に取
付けられている。回転シリンダ２の近傍には、テープ引
出し機構を構成するテープガイドローラ３およびテープ
ガイドビン４を有したテープ引出し部材５．５が回動自
在に取付けられている。一方のテープ引出し部材５の近
傍には、テープ定速機構を構成するピンチローラ６を有
したピンチレバー７が回動自在に取付けられている。

このピンチレバー７の近傍には、テープ引出し機構を構
成するテープガイドローラ８を有したテープ引出し部材
９が回動自在に取付けられている。

またメインベース１には、後述するリール機構を挿入す
るための挿入孔１０が形成されている。

これに対し、サブベース１１の表面には、リール軸１２
．１２が取付けられている。各リール軸１２には、リー
ル台１３．１３が回転自在に取付けられている。そして
各リール軸１２およびリール台１３によってリール機構
が構成されている。

各リール台１３の近傍には、これらリール台１３の回転
動作を停止させるためのブレーキ機構を構成するリール
ブレーキ１３ａ１１３ａが回動自在に取付けられている
。

また各リール台１３の前方には、これらブレーキ１３ａ
の動作およびピンチレバー７の回動動作ならびにテンシ
ョンアーム（図示省略）の回動動作を制御するモードス
ライダ１４が移動自在に取付られている。このモードス
ライダ１４の端部には、アーム１５を介して係合溝１６
を有するピンチロックレバ−１７が回動自在に取付けら
れている。ピンチロックレバ−１７の前方には、上記の
各テープ引出し部材５．９に係合しこれらの移動を制御
するローディングスライダ１８が移動自在に取付けられ
ている。

そしてモードスライダ１４、ピンチロックレバ−１７お
よびローディングスライダ１８によって制御機構が構成
されている。

またサブベース１１には、カセットホール検出スイッチ
１９．１９が取付けられている。

メインベース１の裏面には、回転シリンダ２に回転駆動
力を与えるドラムモータ２０が取付けられている。ドラ
ムモータ２０の近傍には、キャプスタンモータ２１が取
付けられている。またドラムモータ２０の近傍には、上
記のローディングスライダ１８によって動作が制御され
るスライダ２２、連結リンク２３およびレバー２４が取
付けられている。各レバー２４の端部には、ローディン
グギヤ２５．２５が回転自在に取付けられている。

一方、サブベース１１の裏面には、上記のモードスライ
ダ１４およびローディングスライダ１８の移動動作を制
御するための制御機構を構成するカム溝を有したギヤカ
ム２６が回転自在に取付けられている。ギヤカム２６の
近傍には、このギヤカム２６に噛合う位置検出ギヤ２７
が回転自在に取付けられている。またサブベース１１の
裏面には、回路パターン２８が形成され、この回路バタ
ン２８にリール回転検出センサ２９．２９が接続した状
態で取付けられている。

またサブベース１１の裏面には、回路パターン３０が形
成され、この回路パターン３０上にＩＣ等のチップ部品
３１，３１．・・・を有したキャプスタンモータ２１を
駆動する駆動回路３２が配されている。そしてその駆動
回路３２は、連結部材３３を介してキャプスタンモータ
２１に接続されるようになっている。

このように、本実施例では、キャプスタンモータ２１を
駆動する駆動回路３２をサブベース１１上に配したので
、メインベース１に比べ比較的自由なレイアウトで配す
ることができ、これによりメカニズムの小形・薄形化を
図ることができる。

またサブベース１１上に配された駆動回路３２は、連結
部材３３を介してキャプスタンモータ２１に接続される
ので、従来の駆動回路が他の回路基板上に設けられてい
るものに比べてその配線本数を大幅に減らすことができ
、これにより低コスト化および組立作業性の向上を図る
ことができる。

また本実施例では、メインベース１に磁気ヘッドか搭載
された回転シリンダ２、テープ引出し機構、テープ定速
機構を搭載することができ、またサブベース１１にリー
ル機構、ブレーキ機構、制御機構、カセットホール検出
スイッチ１９およびリール回転検出センサ２９を搭載す
ることができるので、各機構および制御機構、検出セン
サ等の配置を簡素化することもできる。

また各機構および制御機構、検出センサ等の配置が簡素
化されるため、組立作業性が向上するので、低コスト化
を図ることもできる。

さらに各機構および制御機構、検出センサ等の配置が簡
素化されるため、各ベース１．１１の外径寸法を小さく
することができるので、小型化を図ることもできる。

なお、本実施例では、本発明をＤＡＴに適用した場合に
ついて説明したが、この例に限らず、ＶＴＲ等の他の磁
気記録再生装置に適用してもよい。

また本実施例では、本発明を回転方式の磁気ヘッドを備
えた磁気記録再生装置について説明したが、この例に限
らず、固定方式の磁気ヘッドを備えた磁気記録再生装置
に適用してもよい。

［発明の効果］以上説明したように、本発明の磁気記録再生装置によれ
ば、小形・薄形化、低コスト化および組立作業性の向上
を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明をＤＡＴに適用した場合の一実施例を示
す斜視図、第２図は第１図のベー、スプレ−トおよびサ
ブベースプレートの裏面を示す斜視図である。１・・・メインベース、２・・・回転シリンダ、５・・
・テープ引出し部材、６・・・ピンチローラ、７・・・
ピンチレバー　８・・・テープガイドローラ、９・・・
テープ引出し部材、１１・・・サブベース、１３・・・
リール台、１３ａ・・・リールブレーキ、１４・・・モ
ードスライダ、１７・・・ピンチロックレバ−１８・・
・ローディングスライダ、１９・・・カセットホール検
出スイッチ、２０・・・ドラムモータ、２１・・・キャ
プスタンモータ、２５・・・ローディングギヤ、２６・
・・ギヤカム、２７・・・位置検出ギヤ、２８．３０・
・・回路パターン、２９・・・リール回転検出センサ、
３１・・・チップ部品、３２・・・駆動回路、３３・・
・連結部材。出願人　　　　　株式会社　東芝

Claims

【特許請求の範囲】

（１）少なくとも、収納体に収納されたテープに対し情
報の記録・再生を行う磁気ヘッドを有するシリンダおよ
び前記テープを走行させるテープ駆動機構を駆動する駆
動モータを搭載したメインベースと、少なくとも、前記テープを巻取るリール機構および前記
各機構の動作を制御する制御機構を搭載したサブベース
とを具備した磁気記録再生装置において、前記サブベースに回路パターンを形成し、この回路パタ
ーン上に少なくとも前記駆動モータを駆動させる駆動回
路を設けたことを特徴とする磁気記録再生装置。