JPH02260216A - 磁気記録再生装置のトラッキング制御装置 - Google Patents

磁気記録再生装置のトラッキング制御装置

Info

Publication number
JPH02260216A
JPH02260216A JP8170889A JP8170889A JPH02260216A JP H02260216 A JPH02260216 A JP H02260216A JP 8170889 A JP8170889 A JP 8170889A JP 8170889 A JP8170889 A JP 8170889A JP H02260216 A JPH02260216 A JP H02260216A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
light
receiving element
magnetic
light receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8170889A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2577081B2 (ja
Inventor
Tadashi Iwamatsu
正 岩松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP8170889A priority Critical patent/JP2577081B2/ja
Priority to US07/498,571 priority patent/US5196969A/en
Priority to EP90303355A priority patent/EP0390555B1/en
Priority to DE69019222T priority patent/DE69019222T2/de
Publication of JPH02260216A publication Critical patent/JPH02260216A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2577081B2 publication Critical patent/JP2577081B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) 本発明は、記録媒体として磁気テープを使用するマルチ
トラックの磁気記録再生装置に供されるトラッキング制
御装置に関し、特に、狭トラツク幅による高速、高密度
かつ大容量の記録再生を行う磁気記録再生装置のトラッ
キング制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、オーディオ装置として使用される磁気記録再生装
置では、回転ヘッドを備えたものを除くと、通常、トラ
ック数とヘッド数とが等しい構成となっている。上記の
トラック数とは、テープ走行方向に平行に形成されたデ
ータトラックの総数を指し、ヘッド数とは、記録ヘッド
、再生ヘッドあるいは録再ヘッド等の磁気ヘッドを一体
的に有するコンビネーションヘッド中の磁気ヘッドの数
を指し、以下同様である。上記のような磁気記録再生装
置では、磁気テープと磁気ヘッドとの相対位置を規制す
るテープ・ヘッド相対位置規制手段を備えており、その
構成としては、磁気テープの上下端をガイドする一対の
フランジが形成されたガイドボスト等をテープ走行経路
に設けたものが最も一般的である。
一方、情報処理システムのバックアップ用記憶装置であ
って、一般にカセットストリーマと呼ばれている多トラ
ツクの磁気記録再生装置では、記録トラック数よりヘッ
ド数が少ない構成のサーペンタイン方式と呼ばれる記録
方式が取られている。サーペンタイン方式は、テープ走
行方向の順方向用と逆方向用とからなる少なくとも2組
の記録および再生ヘッドを備え、個々の記録および再生
ヘッドがそれぞれ複数トラックに対応し得るようになっ
ており、磁気テープに情報を記録する際、複数トラック
に対して同時に記録するのではなく、磁気テープを順方
向および逆方向へ走行させてlトラックずつ順次記録し
ていくものである。この動作の際には、上記2組の磁気
ヘッドをテープ幅方向へ移動させることによりトラック
の切り換えが行われると共に、所望のトラック位置への
磁気ヘッドの位置決めが行われる。このヘッド・テープ
相対位置規制手段としては、例えば特開昭61−183
019号公報に開示されているように、前述のフランジ
類による規制に加え、ステッピングモータによる開ルー
プ制御でのヘッド位置決め技術が知られている。
また、近年、薄膜磁気ヘッドの発達に伴いヘッド数の多
いコンビネーションヘッドが開発され、マルチトラック
磁気記録再生装置はさらなる高密度化が可能となってい
る。このような装置では、トラック幅の狭い記録を行う
ことができ、許容オフトラック量も小さくなっている。
従って、テープ・ヘッド相対位置規制手段としては、前
述のフランジによる規制構造に加えて、磁気ヘッドと磁
気テープまたはトラックとの相対位置検出手段と、テー
プ幅方向に磁気ヘッドを移動させるヘッド駆動手段とに
より、磁気テープのウェービングに対して磁気ヘッドを
追随制御していく構成が採用されている。
このような装置の一例としては、ヘッド数とトラック数
とが等しい固定へラドディジタルオーディオテープレコ
ーダがある。同装置では、例えば信学技報EA83−5
6、信学技報EA81−64およびシャープ技報198
1−28に開示されているように、磁気テープ上に記録
されたサーボ専用トラックをテープ幅方向に並設された
2個の再生ヘッドにてトレースし、その再生出力を比較
して追随制御することにより、磁気ヘッドと磁気テープ
との相対位置を規制する構成となっている。
その他のテープ・ヘッド相対位置規制手段の例としては
、ヘッド数とトラック数とが等しい磁気記録再生装置に
おいて、磁気テープ端部と磁気ヘッドとの相対位置を光
学的または磁気的に検出する構成が、特公昭61−64
811号公報に開示されている。
〔発明が解決しようとする課題] ところが、フランジを有するガイドポストによるテープ
・ヘッド相対位置規制手段では、磁気テープの上下端を
ガイドポストのフランジに接触させることより磁気テー
プの上下運動を防止するものであるため、上下の両フラ
ンジ間距離よりも広い幅の磁気テープが走行する場合に
は、磁気テープの上下端に機械的なストレスが加わり、
上下端を損傷させる虞がある。従って、上記の規制手段
では、磁気テープ端部の損傷を回避しなければならない
関係から、数十μm程度の規制幅が限界である。従って
、許容オフトラック量が十数〜数十μm程度の高密度磁
気記録再生装置では、上記のフランジ類により磁気テー
プの変動を規制するだけでは不十分である。
次に、従来の固定へラドディジタルオーディオチーブレ
コーダ等のマルチトラック磁気記録再生装置では、トラ
ックピッチが数百μm程度であったため、薄膜ヘッドを
採用することより、磁気テープの複数トラックに対応す
る記録および再生ヘッドが一体となったコンビネーショ
ンヘッドを構成することが可能であった。
しかしながら、さらに高記録密度化する場合、磁気ヘッ
ドのギャップ幅を狭くすることによりトラック幅を狭く
することは可能であるが、薄膜ヘッドの集積には限界が
あるため、ある程度以上にはトランクビ・ンチを小さく
するごとができない。
また、ヘッド数を増加させることは回路規模の大型化に
つながり、コストアップを招来する。従って、トラック
ピッチが数十μm、トラック数が数十〜数百の高密度磁
気記録再生装置は、ヘッド数とトラック数とが等しい構
成では達成するのが困難である。
次に、サーペンタイン方式のカセントストリマにみられ
るようなマルチトラック磁気記録再生装置では、少数の
磁気ヘッドをテープ幅方向へ移動させて多数トラックに
対する記録および再生を行う構成であるから、トラック
ピッチが小さくなリ、トラック数が増加した場合であっ
ても、磁気ヘッドを多数回移動させることにより対応す
ることが可能である。従って、薄膜ヘッドの集積化に対
しては障害がない。
しかしながら、例えばトラックピッチが数十μmとなっ
た場合、当然トラック幅も数十μmとなり、許容オフト
ラック量も十数〜数μmとなってくる。このようになる
と、フランジ類による規制と、ステッピングモータ開ル
ープ制御とによるテープ・ヘッド相対位置規制手段では
、上記の許容オフトラック量に対応することができない
そこで、磁気ヘッドと磁気テープとの相対位置センサと
ヘッド駆動手段とによるフィードパ・ンク制御によりト
ラッキング制御を行い、上記の許容オフトラック量の問
題に対応することが考えられる。
ところが、トラック数が多くヘッド数が少ない構成では
、トラック切り換え動作時に数百μm〜数鵬の移動が必
要であり、トラッキング制御には分解能が数μmの相対
位置センサを必要とする。
このため、前述の固定へラドディジタルオーディオテー
プレコーダで採用されているようなテープエツジ検出に
よるフィードバックサーボでは、センサのダイナミック
レンジが60dB程度必要となり、コストおよび精度の
面で実現困難となる。
また、サーボトラックによるトラッキング制省卸を行う
ためには、多数のサーボトラックが必要となるのに加え
て、サーボトラックへの記録が問題となってくるため、
この方式によってもさらなる高密度記録に対応すること
ができないものである。
〔課題を解決するための手段〕
請求項第1項の発明に係る磁気記録再生装置のトラッキ
ング制御装置は、上記の課題を解決するために、磁気テ
ープのトラック数よりも少ない数の磁気ヘッドを有する
コンビネーションヘッドと、このコンビネーションヘッ
ドを、複数のトラックがテープ走行方向に各々平行に形
成された磁気テープの幅方向へ移動させるヘッド駆動手
段とを備工、ヘッド駆動手段にてコンビネーションヘッ
ドを移動させることによる複数回のトラック切り換え動
作により、全トラックに対しての記録もしくは再生を行
う磁気記録再生装置において、上記のコンビネーション
ヘッドには、受光面11 S a lの第1受光素子と
受光面積Sb+の第2受光素子とが一体に設けられ、上
記の受光面積S a I と受光面積Sb1とは、 Sbl≧nX5a、   (nは正の整数)の関係を有
し、第1受光素子と第2受光素子とは、磁気テープの幅
方向の一端部側であって、コンビネーションヘットの磁
気ヘッドが任意のトラック位置へ移動したときに、発光
手段からの入射光による第1受光素子の出力レベルEa
、と第2受光素子の出力レベルEblとの関係が、E 
b 1 = m X E a l(1≦m≦nmは正の
整数) となる位置に配され、かつ上記の数値mは、コンビネー
ションヘッドの所定の磁気ヘッドと、この磁気ヘッドが
移動し得る範囲の複数のトラックとの各相対位置に対応
し、この各相対位置毎に異なるものとして設定され、磁
気テープの幅方向の一端部側を介して上記の第1および
第2受光素子と対向する位置には発光手段が設けられ、
上記のヘッド駆動手段は、コンビネーションヘッドを所
定のトラック位置へ移動させたときに、磁気テープの一
端部側を介しての発光手段からの入射光による第1受光
素子の出力レベルEa、と第2受光素子の出力レベルE
b、とか、Etz =mXEa+となるように、出力レ
ベルEa、および巳b1に基づいてフィードバック制御
を行うものであることを特徴としている。
請求項第2項の発明に係る磁気記録再生装置のトラッキ
ング制御■装置は、上記の課題を解決するために、磁気
テープのトラック数よりも少ない数の磁気ヘッドを有す
るコンビネーションヘッドと、このコンビネーションヘ
ラドラ、複数のトラックがテープ走行方向に各々平行に
形成された磁気テープの幅方向へ移動させるヘッド駆動
手段とを備え、ヘッド駆動手段にてコンビネーションヘ
ッドを移動させることによる複数回のトランク切り換え
動作により、全トラックに対しての記録もしくは再生を
行う磁気記録再生装置において、上記のコンビネーショ
ンヘッドには、開口面積Sazの第1窓と開口面積Sb
2の第2窓とを有するスリット板が一体に設けられ、上
記の開口面積Sazと開口面積Sb2とは、 Sb2≧nx S a t   (nは正の整数)の関
係を有し、スリット板における磁気テープ側とは反対側
に、上記の第1窓に対応する第1受光素子と、第2窓に
対応する第1受光素子とがコンビネーションヘッドとは
別体に固設され、かつ第1窓と第2窓とは、磁気テープ
の幅方向の一端部側テアって、コンビネーションヘッド
のに’を気ヘッドが任意のトラック位置へ移動したとき
に、発光手段からの入射光による第1受光素子の出力レ
ベルEazと第■受光素子の出力レベルEb、との関係
が、 E b z = m X E a z   (1≦m≦
nmは正の整数) となる位置に配され、かつ上記の数値mは、コンビネー
ションヘッドの所定の磁気ヘッドと、この磁気ヘッドが
移動し得る範囲の複数のトラックとの各相対位置に対応
し、この各相対位置毎に異なるものとして設定され、ス
リット板と磁気テープの幅方向の一端部側とを介して第
■および第■受光素子と対向する位置には発光手段が設
けられ、上記のヘッド駆動手段は、コンビネーションヘ
ッドを所定のトラック位置へ移動させたときに、磁気テ
ープの幅方向の一端部側と第1および第2窓とを介して
の発光手段からの入射光による第1受光素子の出力レベ
ルEa2と第■受光素子の出力レベルEb2とが、Eb
、=mXEa、となるように、出力レベルEa、および
Eb2に基づいてフィードバック制御を行うものである
ことを特徴としている。
〔作 用〕
請求項第1項の構成によれば、例えば、磁気テープの所
定のトラックの再生を行う場合、ヘッド駆動手段にてコ
ンビネーションヘッドが駆動され、コンビネーションヘ
ッドの所定の磁気ヘッドが磁気テープの所定のトラック
位置へ移動する。これに伴い、コンビネーションヘッド
と一体に設けられた第1および第2の受光素子も同時に
移動する。この移動により例えば第2受光素子では、磁
気テープの一端部にて受光面が遮られ、発光手段からの
受光量が変化する。ここで、第1受光素子の受光面積S
a、と第2受光素子の受光面積Sb1とは、Sb1≧n
X5a+  (nは正の整数)の関係を「し、第1受光
素子と第2受光素子とは、磁気ヘッドが任意のトラック
位置へ移動したときに、発光手段からの入射光による第
1受光素子の出力レベルEat と第2受光素子の出力
レベルEb。
との関係が、E b + =mX Ea +  (1≦
m≦nmは正の整数)となる位置に配され、かつ上記の
数値mは、コンビネーションヘッドの所定の磁気ヘッド
と、この磁気ヘッドが移動し得る範囲の複数のトラック
との各相対位置に対応し、この各相対位置毎に異なるも
のとして設定されている。従って、ヘッド駆動手段は、
第1および第2受光素子の出力レベルEa、およびEb
、を演算し、出力レベルEa、およびEb、の関係が、
上記の(n気ヘッドとトラックとの相対位置に対応する
数値mを含む、Eb、=mXEa、となるように、フィ
ードバック制tJUを行う。これにより、磁気ヘッドと
トラックとの相対位置が追従制御され、両者の相対位置
は正確な位置に保持される。
上記のような構成では、数μm程度のトラック追従制御
と、数百μm〜数鵬のトラック切り換え動作とを一つの
ヘッド駆動手段にて行うことが可能となり、トランクピ
ッチが数十μm、トラック数が数十〜数百である高精度
かつ大容量磁気記録再生を実現することが可能である。
尚、第1および第2受光素子の位置決め精度は、これら
両受光素子を半導体技術にて作製することにより問題は
なく、精度の良い位置センサを得ることができる。
請求項第2項の構成によれば、磁気テープの所定のトラ
ックの再生を行う場合、コンビネーションヘッドが駆動
されて所定の磁気ヘッドが所定のトラック位置へ移動す
ると、これに伴い、コンビネーションヘッドと一体に設
けられたスリット板も同時に移動する。この移動により
例えば第■受光素子では、スリット板の第2窓の周縁部
にて受光面が遮られ、発光手段からの受光量が変化する
。ここで、スリット板の第1窓の開口面積Sazと第2
窓の開口面積Sbzとは、Sb2≧nX5az  (n
は正の整数)の関係を有し、スリット板における磁気テ
ープ側とは反対側に、上記の第1窓に対応する第1受光
素子と、第2窓に対応する第■受光素子とがコンビネー
ションヘッドとは別体に固設され、かつ第1窓と第2窓
とは、磁気ヘッドが任意のトラック位置へ移動したとき
に、発光手段からの入射光による第1受光素子の出力レ
ベルEatと第■受光素子の出力レベルEb、との関係
が、E b 2 = m X E a z  (1≦m
≦nmは正の整数)となる位置に配されると共に、上記
の数値mは、コンビネーションヘッドの所定の磁気ヘッ
ドと、この磁気ヘッドが移動し得る範囲の複数のトラッ
クとの各相対位置に対応し、この各相対位置毎に異なる
ものとして設定されている。
従って、ヘッド駆動手段は、第1および第■受光素子の
出力レベルEazおよびEbzを演算し、出力レベルE
a2およびEb2の関係が、上記の磁気ヘッドとトラッ
クとの相対位置に対応する数値mを含む、Eb、=m×
Ea2となるように、フィードバック制御を行う。これ
により、磁気ヘッドとトラックとの相対位置が追従制御
され、両者の相対位置は正確な位置に保持される。
上記のような構成では、前述の磁気記録再生装置と同様
の高精度かつ大容量磁気記録再生を実現することが可能
である。
尚、スリット板における第1窓と第2窓との位置決め精
度は、これら側窓をエツチング技術にて作製することに
より問題はなく、精度の良い位置センサを得ることがで
きる。
〔実施例1〕 本発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて以下
に説明する。
本磁気記録再生装置は磁気テープのトラ・ンク数よりも
少ない数の磁気ヘッドにて記録再生を行うサーペンタイ
ン方式となっている。先ず、同方式の概略を第3図によ
り説明する。同図において、磁気テープ2Iの走行方向
をX、(ff気テープ21の幅方向をYとする。磁気テ
ープ21にはトランク群22が形成され、このトラック
群22は、Y方向に等ピッチaで16個の1−ラ・ンク
T、〜T16を有している。上記のトラック群22に対
しては、一体をなすそれぞれ4個の記録ヘラ]・W1〜
W4および再生ヘッドR3〜R4を備えたコンビネーシ
ョンヘッド23が配されている。記録ヘッドW。
〜W4はそれぞれ等ピッチb (b=4 a)でY方向
に並設され、各再生ヘッドR,−R4は対応する記録ヘ
ッドW、−W4と対をなしてX方向あるいは−X方向に
並設されている。これら対をなす記録ヘッドW1〜W4
と再生ヘッドR1−R4同士はY方向の配設位置毎に入
れ代わった状態で、交互に配されている。
記録あるいは再生動作の際、上記のコンビネーションヘ
ッド23は、先ず第3図に示す位置に駆動される。即ち
、記録へノドW1および再生ヘッドR1の中心がトラッ
クT、の中心と一致し、同様に、記録ヘッドW2と再生
ヘッドR2とトランクT5との中心、記録ヘッドW3と
再生へ・ノドR□とトラックT、との中心、および記録
ヘッドW4と再生ヘッドR4とトラックTI3との中心
がそれぞれ一致する位置である。次に、この相対位置を
保持しながら、記録の場合には、磁気テープ21をX方
向に走行させ、記録ヘッドWlおよびW3にてトラック
T、およびT、を同時に記録する。
テープエンドまでの記録を終えると、今度は−X方向に
磁気テープ21を走行させ、記録へ・ノドW2およびW
、によってトラックT、およびT13を同時に記録する
。そして、テープエンドまでの記録終了後、コンビネー
ションヘッド23を−Y力方向aだけ移動させ、記録ヘ
ッドW1および再生ヘッドR1の中心がトラックT2の
中心と一致するように配する。この相対位置を保持しな
がら、再び磁気テープ21をX方向に走行させ、記録ヘ
ッドW1およびW、にてトラックT2およびT1゜への
記録を行う。。テープエンドまでの記録を終えると、今
度は−X方向に磁気テープ21を走行させ、記録ヘッド
W2およびW4によってトラックT6およびT、4への
記録を行う。以下同様にして、全てのトラックT1〜T
I6に対する記録を行う。尚、上述の例では、トラック
数16に対して再生ヘッドおよび記録ヘッドの数がそれ
ぞれ4であるから、磁気テープ21とコンビネーション
ヘッド23との相対位置は4ポジシヨンとなる。
次に、第1図および第2図により本発明の磁気記録再生
装置のトラッキング制御装置を説明する。
磁気記録再生装置は、第1図および第2図(a)(b)
に示すように、磁気テープlへの記録再生を行うコンビ
ネーションヘッド3を備え、このコンビネーションヘッ
ド3には受光素子保持部材4が一体に設けられている。
上記の磁気テープ1は、第1図に示すように、X方向に
等ピッチで形成された48個のトラックT、〜T411
からなるトラック群2を有している。
本実施例においては、磁気テープlの幅Cはl/4tn
ch、トラックピッチは120μmに設定されている。
コンビネーションヘッド3は一体をなすそれぞれ8個の
記録ヘッドW l”’−W aおよび再生ヘッドR+−
Raを備えている。各記録ヘッドW、−W。
はそれぞれ720μmピッチでX方向に並設され、各再
生ヘッドR1〜R8は対応する記録ヘッドW、〜Wll
と対をなしてX方向あるいは−X方向に並設されている
。これら対をなす記録ヘッドW〜W6と再生ヘッドR1
〜R,同士はX方向の配設位置毎に入れ代わった状態で
、交互に配されている。このようなコンビネーションへ
ノド3では、磁気テープlをX方向に走行させていると
きには、4個の記録ヘッドWI ・W3 ・W5 ・W
7にて記録を行い、磁気テープ1を−X方向に走行させ
ているときには、4個の記録ヘッドW2 ・W4・W6
 ・Waにて記録行う構成である。さらに、磁気テープ
1が1往復する毎に、コンビネーションヘッド3が−Y
X方向駆動されて、磁気テープlとの6個所の相対位置
をとることにより、全48のトラックTI /++T4
11に対しての記録再生を行い得るようになっている。
また、受光素子保持部材4には、磁気テープlの−Y方
向端部付近に対応する部位に、第1受光素子である基準
出力用の受光素子5aと第2受光素子である相対位置検
出用の受光素子5bとが設けられている。これら受光素
子5aおよび5bは、受光素子保持部材4がコンビネー
ションヘッド3と一体に設けられていることにより、コ
ンビネーションヘッド3の±YX方向の移動に伴って移
動するようになっている。受光素子5aの受光面は、X
方向の幅e1がトラックT I−T A Bと同一幅の
120μmに設定され、X方向の幅が十分な出力を得る
ことのできる適当な幅fに設定されている。受光素子5
bは受光素子5aと近接して設けられ、その受光面は、
X方向の幅がfに設定され、X方向の幅e2が0227
208mとなる適当な幅に設定されている。尚、両受光
素子5a・5bの単位受光面積当たりの出力レベルは同
一である。基準出力用の受光素子5aは磁気テープlの
陰にならない位置に設けられている。相対位置検出用の
受光素子5bは、記録へラドW1および再生ヘッドR,
がトラックT1位置にあるときに、−X方向端部が磁気
テープ1の−YX方向端部ら露出するように設けられ、
コンビネーション・\ラド3の−YX方向の移動に伴っ
て磁気テープlの陰から露出する受光面の面積が大きく
なるように構成されている。そして、コンビネーション
ヘッド3が磁気テープ1との各相対位置へ移動したとき
に、受光素子5aの出力Ea、と受光素子5bの出力E
b、  との関係が、 Eb、=mXEa+   (1≦rn  mば正の整数
)となるように構成されている。上記の数値mは、コン
ビネーションヘッド3の例えば再生ヘッドRと、この再
生ヘッドR1が移動し得る範囲の複数のトラックT、−
Tbとの各相対位置に対応し、この各相対位置毎に異な
るものとして設定されている。即ち、本実施例において
は、例えば記録ヘッドW、が、トランクT、、T2、T
、 、T、、T s 、 T bの各位置に移動してい
るとき、それぞれ、Eb、=Ea、 、Eb+ =2E
a+ 、Eb。
=3Ea、 、Eb、−4Ea、、Eb、=5Ea。
、Eb+ =62a+の関係となるように構成されてい
る。
上記の受光素子5a・5bは図示しないヘッド駆動手段
と接続されている。このヘッド駆動手段は、受光素子5
a・5bからの出力Ea、  ・Eb。
の関係が、上述した関係のE b + = m X E
 a I となるように、フィードバック制御によりコ
ンビネーションヘッド3を磁気テープlの±YX方向駆
動し、磁気テープ1とコンビネーションヘッド3との相
対位置を上述した所定の一定位置に保持する構成となっ
ている。
磁気テープlの−Y方向端部側を介して上記の受光素子
5a・5bと対向する部位には、第2図(a)に示すよ
うに、十分な光量の光を受光素子5a・5b方向へ照射
し得る発光手段6が設けられている。
上記の構成において、例えば磁気記録再生装置の再住動
作時であって、トラックT1 ・T13・T25・T3
7を初めとして全てのトラックT、xT4.を再生する
場合、コンビネーションヘッド3は、ヘッド駆動手段に
駆動されて、再生ヘッドR+ とトラックT1、再生ヘ
ッドR3とトラックTI2、再生ヘッドR1とトラック
T25、再生ヘッドR1と。
トラックT3?とが各々対応する磁気テープlとの相対
位置へ移動する。このとき、ヘッド駆動手段は、フィー
ドバック制御により、受光素子5aの出力Ea、と受光
素子5bの出力Eb、との関係が、 E b+ =E a 1 となるように、コンビネーションヘッド3を移動させる
と共に、磁気テープ1のウェービングにコンビネーショ
ンヘッド3を追従させて、磁気テープ1とコンビネーシ
ョンヘッド3との相対位置が一定に保持されるようにコ
ンビネーションヘッド3を駆動する。従って、コンビネ
ーションヘッド3と磁気テープlとの相対位置は、正確
な位置に保持される。この状態において、磁気テープ1
をX方向へ走行させると、再生ヘッドR,−R3R5・
R1によりトラックTI −TI3・T2.・T 3f
fの再生が行われる。そして、磁気テープ1の終端迄の
再生が終了すると、今度は磁気テープlをX方向へ走行
させ、再生ヘラFR2・R4・R6・R8によりトラッ
クT7 °T19°Tff、−T、コの再生が行われる
このようにしてI往復の再生が終了すると、コンビネー
ションヘッド3は、ヘッド駆動手段により、再生ヘッド
R,とトラックTz、再生ヘッドR3とトラックTI4
、再生ヘッドR5とトランクT’z6、再生ヘッドR7
とトラックT。とが各り対応する磁気テープ1との相対
位置へ移動される。
このとき、ヘッド駆動手段は、フィードバック制御によ
り、受光素子5aの出力Ea、と受光素子5bの出力E
b、との関係が、 Et)+=2Eal となるように、コンビネーションヘッド3を移動させる
。この状態において、磁気テープ1をX方向へ走行させ
ると、再生ヘットR1・R3・R6・R7によりトラッ
クT2 ・TI4・T”za・1゛3.の再生が行われ
る。その後、磁気テープlを−X方向へ走行させてトラ
ックT o  ’ T 2゜・T3g・T44の再生が
行われる。以下同様の動作を繰替えし、磁気テープ1を
合計6往復させることにより、全てのトラックT1〜T
4Bの再生が行われる。上記の動作は記録動作において
も同様である。
尚、ホトダイオード等の受光素子および発光ダイオード
等の発光手段は、一般に周囲温度の影響により出力変動
しがちであるが、本トラッキング制御装置では、磁気テ
ープ1とコンビネーションヘッド3との各相対位置にお
いて、相対位置検出用の受光素子5bの出力Ea、が基
準出力用の受光素子5aの出力Eb、の整数倍となるよ
うに制御する構成としているので、温度の影響を受ける
ことなく、安定した位置制御を行うことが可能である。
また、受光素子5a・5bの位置は、上記の実施例に示
したように、磁気テープ1の−Y方向端部側に設けられ
ている構成に限定されることなく、磁気テープ1の+Y
方向端部側に設けられ、コンビネーションヘッド3の−
Y方向への移動により、受光素子5bの受光面の露出量
が減少していく構成とすることも可能である。これは、
下記の実施例においても同様である。
〔実施例2〕 本発明の他の実施例を第4図および第5図に基づいて以
下に説明する。尚、説明の便宜上、前記の実施例の図面
に示した部材と同一の機能を有する部材には同一の符号
を付記し、その説明を省略する。
磁気記録再生装置は、第4図および第5図(a)(b)
に示すように、磁気テープ1への記録再生を行うコンビ
ネーションヘッド3を備え、このコンビネーションヘッ
ド3にはスリット+F1.11)<−体に設けられてい
る。磁気テープlとコンビネーションヘッド3との構成
は前記の実施例1と同一である。
スリット板7の磁気テープ1側とは反対側には、コンビ
ネーションヘッド3およびスリット板7とは別体に、受
光素子保持部材4が固設されている。この受光素子保持
部材4には、磁気テープ1の−Y方向端部付近に対応す
る部位に、第1受光素子である基準出力用の受光素子8
aと第1受光素子である相対位置検出用の受光素子8b
とがX方向に並設されている。これら受光素子8a・8
aの受光面はその大部分が磁気テープ1の−YX方向端
部りもさらに−Y方向に位置している。また、受光素子
8a・8bの受光面は、X方向の幅lHが、後述する基
準用窓7aおよび相対位置検出用窓7bのX方向の開口
幅fよりも大きく、X方向の幅2vが、相対位置検出用
窓7bのX方向の開口幅e2よりも大きくなっている。
尚、両受光素子8a・8bの単位受光面積当たりの出力
レベルは同一である。
上記のスリット板7には、第1窓としての基準用窓7a
と第2窓としての相対位置検出用窓7bとが開口されて
いる。基準用窓7aは、X方向の開口幅e、がトラック
T I ””T411と同一幅の120μmに設定され
、X方向の開口幅が受光素子8aから十分な出力を得る
ことのできる適当な幅「に設定されている。相対位置検
出用窓7bは基準用窓7aと近接して形成され、その開
口幅は、X方向の幅がfに設定され、X方向の幅e2が
022720μmとなる適当な幅に設定されている。
基準用窓7aは、磁気テープlの陰にならない位置に設
けられ、かつコンビネーションヘッド3のX方向への移
動に伴ってX方向へ移動したときに、全移動範囲にわた
って受光素子8aの受光面内に存在し得る位置に形成さ
れている。相対位置検出用窓7bは例えば記録ヘッドW
、および再生ヘットR8がトラ・ンクT、位置にあると
きに、−X方向端部が磁気テープlの−YX方向端部ら
露出するように設けられ、コンビネーションヘット3の
−YX方向の移動に伴って磁気テープlの陰から露出す
る開口面積が大きくなると共に、受光素子8aの受光面
の露出面積を増加させていくように構成されている。そ
して、コンビネーションヘッド3が磁気テープ1との各
相対位置へ移動したときに、基準用窓7aを通過した光
による受光素子8aの出力E a 2と、相対位置検出
用窓7bを通過した光による受光素子8bの出力Eb、
との関係が、 Eb2=mXEaz   (1≦mmは正の整数)とな
るように構成されている。上記の数値mは、コンビネー
ションヘッド3の例えば再生へ・ノドRと、この再生ヘ
ッドしか移動し得る範囲の複数のトラックT、〜T、と
の各相対位置に対応し、この各、相対位置毎に異なるも
のとして設定されている。即ち、本実施例においては、
例えば記録ヘッドW、が、トラックT1、T2、T3、
T4、T s 、T bの各位置に移動しているとき、
それぞれ、Ebz =Eaz 、Ebz =2Eaz 
、Ebz=3Eaz 、Ebz =4Ea2、Eb2=
5Ea2、Eb2=6Eazの関係となるように構成さ
れている。
上記の受光素子8a・8bは、移動手段としての図示し
ないヘッド駆動手段と接続されている。
このヘッド駆動手段は、受光素子8a・8bからの出力
Eaz  ・Eb、の関係が、上述した関係のEbz 
=mxEazとなるように、フィードバック制御により
コンビネーションヘッド3を磁気テープ1の±YX方向
駆動し、磁気テープlとコンビネーションヘッド3との
相対位置を上述した所定の一定位置に保持する構成とな
っている。
磁気テープ1の−Y方向端部側を介してスリット板7の
基準用窓7aおよび相対位置検出用窓7bと対向する部
位には、第5図(a)に示すように、発光手段6が設け
られている。
上記の構成において、例えば磁気記録再生装置の再生動
作時であって、トラック’p、−’r、3・′r25・
T3.を初めとして全てのトラックT1〜T4Bを再生
する場合、コンビネーションヘッド3は、ヘッド駆動手
段に駆動されて、再生ヘッドR,とトラックT’、再生
ヘッドR3とトラックT13、再生ヘッドR7とトラッ
クT’zs、再生ヘッドR1とトラックT3.とが各々
対応する磁気テープIとの相対位置へ移動する。このと
き、ヘッド駆動手段は、フィードバック制御により、受
光素子5aの出力Eazと受光素子5bの出力Eb、と
の関係が、 Eb2=Ea2 となるように、コンビネーションへシト3を移動させる
と共に、磁気テープ1のウェービングにコンビネーショ
ンヘッド3を追従させて、磁気テープ1とコンビネーシ
ョンヘッド3との相対位置が一定に保持されるようにコ
ンビネーションヘッド3を駆動する。そして、磁気テー
プlのX方向への走行により、トラックT、・TI3・
Tzs・T3゜の再生が行われ、−X方向への走行によ
り、トラックT、・T1.・Ta1l・T43の再生が
行われる。
次に、■往復の再生が終了した後、ヘッド駆動手段は、
フィードハック制御により、受光素子5aの出力Eaz
と受光素子5bの出力Eb2との関係が、 Eb2=2Ea2 となるように、コンビネーションヘッド3を移動させる
。この状態での再生動作では、磁気テープ1のX方向へ
の走行により、トラックT2 ・TI4・Ttb・T!
llの再生が行われ、−X方向への走行により、ラック
T8 ・T2゜・T3□・T44の再生が行われる。以
下同様にして全てのトラックT1〜T4.の再生が行わ
れる。上記の動作は記録動作においても同様である。
上記の実施例では、磁気テープ1の−Y方向端部側と基
準用窓7aおよび相対位置検出用窓7bとを通過して受
光素子8a・8bへ入射した光の光量を検出し、受光素
子8bの出力IEb、、が受光素子8aの出力E a 
zの整数倍となるように制御することにより磁気テープ
lとコンビネーションヘッド3との相対位置を制御して
いるので、実施例1と同様のトラッキング制御を行うこ
とができる。このとき、本実施例では、コンビネーショ
ンヘッド3と一体にスリット板7が移動する構成である
から、実施例1と比較して移動部の重量軽減を図ること
ができる。
また、実施例1の構成と同様、温度の影響を受けること
なく、安定した位置制御を行うことが可能である。
〔発明の効果〕
請求項第1項の発明に係る磁気記録再生装置のトラッキ
ング制御装置は、以上のように、磁気テープのトラック
数よりも少ない数の磁気ヘッドを有スるコンビネーショ
ンヘッドと、このコンビネーションヘッドを、複数のト
ラックがテープ走行方向に各々平行に形成された磁気テ
ープの幅方向へ移動させるヘッド駆動手段とを備え、ヘ
ッド駆動手段にてコンビネーションヘッドを移動させる
ことによる複数回のトラック切り換え動作により、全ト
ラックに対しての記録もしくは再生を行う磁気記録再生
装置において、上記のコンビネーションヘッドには、受
光面積Sa、の第1受光素子と受光面積SbIの第2受
光素子とが一体に設けられ、上記の受光面積Sa、と受
光面積Sb、とは、 Sb1≧n x S a l(nは正の整数)の関係を
有し、第1受光素子と第2受光素子とは、磁気テープの
幅方向の一端部側であって、コンビネーションヘッドの
磁気ヘッドが任意のトラック位置へ移動したときに、発
光手段からの入射光による第1受光素子の出力レベルE
a+ と第2受光素子の出力レベルEb、との関係が、
E b H= m X E a +   (1≦m≦n
mは正の整数) となる位置に配され、かつ上記の数値mは、コンビネー
ションヘッドの所定の磁気ヘッドと、この磁気ヘッドが
移動し得る範囲の複数のトラックとの各相対位置に対応
し、この各相対位置毎に異なるものとして設定され、磁
気テープの幅方向の一端部側を介して上記の第1および
第2受光素子と対向する位置には発光手段が設けられ、
上記のヘッド駆動手段は、コンビネーションヘッドを所
定のトラック位置へ移動させたときに、磁気テープの一
端部側を介しての発光手段からの入射光による第1受光
素子の出力レベルEa、と第2受光素子の出力レベルE
 b + とが、Eb+ =mXEa+となるように、
出力レベルEa、およびEb、に基づいてフィードバッ
ク制御を行うものである構成となっている。
それゆえ、低コストの構成により、かつ温度変化に起因
する相対位置検出出力の変動の影響を受けることなく、
磁気テープとコンビネーションヘッドとの各相対位置を
高精度で検出することが可能となり、高精度のトラッキ
ング制御が可能である。従って、高精度かつ大容量の磁
気記録再生を実現することが可能であるという効果を奏
する。
請求項第2項の発明に係る磁気記録再生装置のトラッキ
ング制御装置は、以上のように、磁気テープのトラック
数よりも少ない数の磁気ヘッドを有するコンビネーショ
ンヘッドと、このコンビネーションヘッドを、複数のト
ラックがテープ走行方向に各々平行に形成された磁気テ
ープの幅方向へ移動させるヘッド駆動手段とを備え、ヘ
ッド駆動手段にてコンビネーションヘッドを移動させる
ことによる複数回のトラック切り換え動作により、全ト
ラックに対しての記録もしくは再生を行う磁気記録再生
装置において、上記のコンビネーションヘッドには、開
口面積Sa2の第1窓と開口面積Sb2の第2窓とを有
するスリット板が一体に設けられ、上記の開口面積Sa
、と開口面積Sb2とは、 Sb1≧nX5a、   (nは正の整数)の関係を有
し、スリット板における磁気テープ側とは反対側に、上
記の第1窓に対応する第1受光素子と、第2窓に対応す
る第■受光素子とがコンビネーションヘッドとは別体に
固設され、かつ第1窓と第2窓とは、磁気テープの幅方
向の一端部側であって、コンビネーションヘッドの磁気
ヘノドが任意のトラック位置へ移動したときに、発光手
段からの入射光による第1受光素子の出力レベルEaz
と第■受光素子の出力レベルEb、との関係が、 1Ebz =mXE、az   (1≦m≦nmは正の
整数) となる位置に配され、かつ上記の数値mは、コンビネー
ションヘッドの所定の磁気ヘッドと、この磁気ヘッドが
移動し得る範囲の複数のトラックとの各相対位置に対応
し、この各相対位置毎に異なるものとして設定され、ス
リット板と磁気テープの幅方向の一端部側とを介して第
1および第■受光素子と対向する位置には発光手段が設
けられ、上記ノヘノド駆動手段は、コンビネーションヘ
ッドを所定のトラック位置へ移動させたときに、磁気テ
ープの幅方向の一端部側と第1および第2窓とを介しど
の発光手段からの入射光による第1受光素子の出力レベ
ルEa2と第■受光素子の出力レベルEb2とが、Eb
2=mXEa2となるように、出力レベルEa、および
Eb2に基づいてフィードバック制御を行うものである
構成となっている。
それゆえ、請求項第1項の構成と同様の効果を得ること
ができると共に、コンビネーションヘットとスリット板
とが一体となって移動する構成により、請求項第1項の
構成と比較して移動部の重量が軽減されている高精度か
つ大容量の磁気記録再生を実現することが可能であると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すものであ
る。 第1図は磁気テープとコンビネーションヘッドと受光素
子との位置関係を示す正面図である。 第2図(a)はL■磁気テープコンビネーションヘッド
と受光素子保持部材との位置関係を示す概略の平面図で
ある。 第2図(b)は同正面である。 第3図は本磁気記録再生装置の記録および再生方式の説
明に供される磁気テープおよびコンビネーションヘッド
の概略の正面図である。 第4図ないし第5図は本発明の他の実施例を示すもので
ある。 第4図は磁気テープとコンビネーションヘッドと受光素
子と基準用窓および相対位置検出用窓との位置関係を示
す正面図である。 第5図(a)は磁気テープとコンビネーションヘッドと
受光素子保持部材とスリ・シト板との位置関係を示す概
略の平面図である。 第5図(b)は同正面である。 lは磁気テープ、2はトラック群、3はコンビネーショ
ンヘッド、4は受光素子保持部材、5aは受光素子(第
1受光素子)、5bは受光素子(第2受光素子)、6は
発光手段、7はスリット板、7aは基準用窓(第1窓)
、7bは相対位置検出用窓(第2窓)、8aは受光素子
(第1受光素子)、8bは受光素子(第1受光素子)で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁気テープのトラック数よりも少ない数の磁気ヘッ
    ドを有するコンビネーションヘッドと、このコンビネー
    ションヘッドを、複数のトラックがテープ走行方向に各
    々平行に形成された磁気テープの幅方向へ移動させるヘ
    ッド駆動手段とを備え、ヘッド駆動手段にてコンビネー
    ションヘッドを移動させることによる複数回のトラック
    切り換え動作により、全トラックに対しての記録もしく
    は再生を行う磁気記録再生装置において、 上記のコンビネーションヘッドには、受光面積Sa_1
    の第1受光素子と受光面積Sb_1の第2受光素子とが
    一体に設けられ、上記の受光面積Sa_1と受光面積S
    b_1とは、 Sb_1≧n×Sa_1(nは正の整数) の関係を有し、第1受光素子と第2受光素子とは、磁気
    テープの幅方向の一端部側であって、コンビネーション
    ヘッドの磁気ヘッドが任意のトラック位置へ移動したと
    きに、発光手段からの入射光による第1受光素子の出力
    レベルEa_1と第2受光素子の出力レベルEb_1と
    の関係が、 Eb_1=m×Ea_1(1≦m≦n mは正の整数) となる位置に配され、かつ上記の数値mは、コンビネー
    ションヘッドの所定の磁気ヘッドと、この磁気ヘッドが
    移動し得る範囲の複数のトラックとの各相対位置に対応
    し、この各相対位置毎に異なるものとして設定され、磁
    気テープの幅方向の一端部側を介して上記の第1および
    第2受光素子と対向する位置には発光手段が設けられ、
    上記のヘッド駆動手段は、コンビネーションヘッドを所
    定のトラック位置へ移動させたときに、磁気テープの一
    端部側を介しての発光手段からの入射光による第1受光
    素子の出力レベルEa_1と第2受光素子の出力レベル
    Eb_1とが、Eb_1=m×Ea_1となるように、
    出力レベルEa_1およびEb_1に基づいてフィード
    バック制御を行うものであることを特徴とする磁気記録
    再生装置のトラッキング制御装置。 2、磁気テープのトラック数よりも少ない数の磁気ヘッ
    ドを有するコンビネーションヘッドと、このコンビネー
    ションヘッドを、複数のトラックがテープ走行方向に各
    々平行に形成された磁気テープの幅方向へ移動させるヘ
    ッド駆動手段とを備え、ヘッド駆動手段にてコンビネー
    ションヘッドを移動させることによる複数回のトラック
    切り換え動作により、全トラックに対しての記録もしく
    は再生を行う磁気記録再生装置において、 上記のコンビネーションヘッドには、開口面積Sa_2
    の第1窓と開口面積Sb_2の第2窓とを有するスリッ
    ト板が一体に設けられ、上記の開口面積Sa_2と開口
    面積Sb_2とは、 Sb_2≧n×Sa_2(nは正の整数) の関係を有し、スリット板における磁気テープ側とは反
    対側に、上記の第1窓に対応する第 I 受光素子と、第
    2窓に対応する第II受光素子とがコンビネーションヘッ
    ドとは別体に固設され、かつ第1窓と第2窓とは、磁気
    テープの幅方向の一端部側であって、コンビネーション
    ヘッドの磁気ヘッドが任意のトラック位置へ移動したと
    きに、発光手段からの入射光による第 I 受光素子の出
    力レベルEa_2と第II受光素子の出力レベルEb_2
    との関係が、 Eb_2=m×Ea_2(1≦m≦n mは正の整数) となる位置に配され、かつ上記の数値mは、コンビネー
    ションヘッドの所定の磁気ヘッドと、この磁気ヘッドが
    移動し得る範囲の複数のトラックとの各相対位置に対応
    し、この各相対位置毎に異なるものとして設定され、ス
    リット板と磁気テープの幅方向の一端部側とを介して第
    I および第II受光素子と対向する位置には発光手段が
    設けられ、上記のヘッド駆動手段は、コンビネーション
    ヘッドを所定のトラック位置へ移動させたときに、磁気
    テープの幅方向の一端部側と第1および第2窓とを介し
    ての発光手段からの入射光による第 I 受光素子の出力
    レベルEa_2と第II受光素子の出力レベルEb_2と
    が、Eb_2=m×Ea_2となるように、出力レベル
    Ea_2およびEb_2に基づいてフィードバック制御
    を行うものであることを特徴とする磁気記録再生装置の
    トラッキング制御装置。
JP8170889A 1989-03-31 1989-03-31 磁気記録再生装置のトラッキング制御装置 Expired - Fee Related JP2577081B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8170889A JP2577081B2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31 磁気記録再生装置のトラッキング制御装置
US07/498,571 US5196969A (en) 1989-03-31 1990-03-26 Head positioning system for serpentine magnetic recording/reproducing system
EP90303355A EP0390555B1 (en) 1989-03-31 1990-03-29 Magnetic recording/reproducing apparatus
DE69019222T DE69019222T2 (de) 1989-03-31 1990-03-29 Magnetisches Aufzeichnungs-/Wiedergabegerät.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8170889A JP2577081B2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31 磁気記録再生装置のトラッキング制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02260216A true JPH02260216A (ja) 1990-10-23
JP2577081B2 JP2577081B2 (ja) 1997-01-29

Family

ID=13753886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8170889A Expired - Fee Related JP2577081B2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31 磁気記録再生装置のトラッキング制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2577081B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2577081B2 (ja) 1997-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5262908A (en) Tracking control device for magnetic recording/reproducing apparatus
EP0311859B1 (en) Data storage apparatus
JPH0256723B2 (ja)
US5877910A (en) Dual magnetic head and method for writing on very high track density and conventional track density floppy disks
JPH0221453A (ja) 磁気記録再生装置
JPH02260216A (ja) 磁気記録再生装置のトラッキング制御装置
JPH02260217A (ja) 磁気記録再生装置のトラッキング制御装置
JPH03147514A (ja) 磁気記録再生装置
JP2003173508A (ja) 二段トラッキングサーボ方式
JPH0546961A (ja) 磁気記録再生装置
JPH03147513A (ja) 磁気記録再生装置
JPS59168924A (ja) 磁気ヘツド移動装置
JPH02260218A (ja) 磁気記録再生装置のトラッキング制御装置
JPH04132008A (ja) 磁気記録再生装置
JPH0782626B2 (ja) 磁気記録再生装置のトラッキング制御装置
JPH0782623B2 (ja) 磁気記録再生装置のトラッキング制御装置
JPH03242814A (ja) 磁気記録再生装置のトラッキング制御装置
JPH0782625B2 (ja) 磁気記録再生装置のトラッキング制御装置
JPS6139986A (ja) 磁気デイスク装置
JPH0320904Y2 (ja)
JP2003085720A (ja) 磁気記録テープ装置、磁気記録テープの記録再生方法、磁気記録テープのサーボ装置および方法
JPS58189877A (ja) 記録装置の記録方式
JP2784100B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH02267714A (ja) ヘッド位置制御方式
JP2591856B2 (ja) フロッピィディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees