JPH02259990A

JPH02259990A - 壁掛型電子キャッシュレジスタ

Info

Publication number: JPH02259990A
Application number: JP8200989A
Authority: JP
Inventors: Kiyomi Horii; 清巳堀井
Original assignee: Tokyo Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba TEC Corp
Priority date: 1989-03-31
Filing date: 1989-03-31
Publication date: 1990-10-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、壁掛型電子キャッシュレジスタに関する。

［従来の技術］従来の電子キャッシュレジスタは、全てが据置型のタイ
プである。即ち、サッカー台などの台の水平面に水平に
設置し、キーボードの操作に関連してドロワーが前方ま
たは横方向、つまり台の水平面と平行な方向へ引出され
る構造である。

［発明が解決しようとする課題］据置型タイプの電子キャッシュレジスタでは、それを設
置するための台が必要である上、台を置くための床面積
が必要である。特に、総床面積が狭い小規模店舗では、
商品陳列床面積が制限されるので、売上げにも影響を及
ぼす虞れがある。

そこで、小規模店舗では、据置型タイプの電子キャッシ
ュレジスタを商品陳列ケースの上に置くことが行われて
いる。しかし、このようにすると、商品陳列ケース内の
商品が見ずらくなるばかりでなく、ケース内から取出し
た商品を陳列ケース上に置くためのスペースが制限され
る。

ここに、本発明の目的は、このような従来の課題を解消
し、設置のために床面積を制限することかない壁掛型電
子式キャッシュレジスタを提供することにある。

また、本発明の他の目的は、壁掛型とした場合でも、ド
ロワーを開放した際ドロワー内の金銭が落下することを
防止できる壁掛型電子キャッシュレジスタを提供するこ
とにある。

さらに、本発明の他の目的は、壁掛型とした場合でも、
ドロワー内の金銭を取出しやすく、かつ、ドロワー内に
金銭を収納しやすい壁掛型電子キャッシュレジスタを提
供することにある。

そのため、本発明では、壁などの垂直面に掛けられるよ
うに構成したものである。

即ち、請求項第１項記載の発明では、垂直面に取付は可
能な取付部を筐体に設け、この筐体の前面にキーボード
を配置するとともに、筐体の内部にドロワーを前記垂直
面と平行な方向へかつ左または右方向へ引出し可能に収
納し、このドロワー内に複数の金銭収納部を上下方向に
複数段形成した、ことを特徴とする。

また、請求項第２項記載の発明では、前記いずれかの金
銭収納部内に複数の金銭収納凹部をドロワーの引出し方
向に区画形成するとともに、隣接する金銭収納凹部間に
それらの金銭収納凹部より上方へ突出する仕切板を設け
た、ことを特徴とする。

さらに、請求項第３項記載の発明では、前記隣接する上
方の金銭収納部に対して下方の金銭収納部を前方へ突出
させた、ことを特徴とする。

［課題を解決するための手段］［作　用］請求項第１項記載の発明では、筐体を取付部によって壁
などの垂直面に取付け、キーボードを操作すると、ドロ
ワーが垂直面と平行な方向へかつ左または右方向へ引出
される。従って、設置のために床面積が制限されること
がない。

また、請求項第２項記載の発明では、請求風筒１項記載
の発明で述べた作用のほかに、ドロワーか引出された際
、金銭収納凹部内の金銭がドロワーの引出方向へ飛び出
そうとするが、仕切板によって飛び出しが防止される。

従って、ドロワー内の金銭の落下を防止できる。

さらに、請求項第３項記載の発明では、請求項第１項記
載の発明で述べた作用のほかに、ドロワー内の上方の金
銭収納部に対して下方の金銭収納部が前方へ突出してい
るので、金銭の取出し、収納が容易である。

［実施例］以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図に本実施例の斜視図を示す。同図において、１１
は筐体である。筐体１１は、前面１１Ａ、上面１１Ｂ、
下面１１Ｃおよび両側面ＬＩＤか直方体形状を構成して
いるか、後面１１Ｅのみか前面１１Ａに対して傾斜面と
なる形態に形成されている。つまり、後面１１Ｅは、上
面１１Ｂから下面１１Ｃへ向かうに従って前面１１Ａか
ら次第に離れる傾斜面に形成されている。

前面１１Ａには、その上部位置に表示器１２が配置され
ているとともに、下部位置にキーボード１３が配置され
ている６表示器１２とキーボード１３との間には、レシ
ート発行口１４、記録紙監視窓１５およびコントロール
キースイッチ１６がそれぞれ設けられている。

後面１１Ｅには、第３図に示す如く、その四隅位置に壁
などの垂直面から突出させた釘やフック（図示省略）に
係合可能な取付部１７が設けられている。各取付部１７
は、大孔１８に対して小孔１９が連なるだるま孔によっ
て形成されている。

一方、筐体１１の内部には、第２図に示す如く、前記レ
シート発行口１４および記録紙監視窓１５に臨んでプリ
ンタ２１が収納されているとともに、ドロワー２２が後
面１１Ｅと平行な方向でかつ一側面方向（ここでは左方
向）へ引出可能に収納されている。ドロワー２２は、ロ
ヅクＲｍ２３によって筐体１１内に収納されているが、
キーボード１３のキー操作に関連してロックｆｉ構２３
が解除されると、ばね２４によって第２図中左方へ突出
される。

ドロワー２２の内部には、第１図、第４図および第５図
に示す如く、５つの金銭収納部３１〜３５が上下方向に
段状に形成されている。

上部３つの金銭収納部３１〜３３は、紙幣を収納するた
めのもので、ドロワー２２の幅と等しい長さでかつ前面
１１Ａから後面ｌＩＥへ向かうに従って次第に下方へ傾
斜する紙幣受板３１Ａ〜３３Ａによって区画形成されて
いる。各紙幣受板３１Ａ〜３３Ａの前端中央には、収納
された紙幣を取出しやすくするために、矩形状の切欠き
３１Ｂ〜３３Ｂが形成されている。

下部２つの金銭収納部３４．３５は、硬貨を収納するた
めのもので、上方の金銭収納部３４に対して下方の金銭
収納部３５が前方へ突出されている。なお、上方の金銭
収納部３４の前端は、前記紙幣受板３１の前端と前後方
向位置がほぼ同じである。

また、各金銭収納部３４．３５の内部には、硬貨を種類
別に収納するために、金銭収納凹部としての複数の硬貨
収納凹部３６Ａ〜３６Ｃ１３７Ａ〜３７Ｃがドロワー２
２の引出方向に区画形成されている。隣接する硬貨収納
凹部３６Ａ〜３６Ｃ１３７Ａ〜３７Ｃの間には、それら
の硬貨収納凹部３６Ａ〜３６Ｃ１３７Ａ〜３７Ｃより上
方へ突出する仕切板３８Ａ、３８Ｂ、３９Ａ、３９Ｂが
略垂直に立設されている。

次に、本実施例の作用を説明する。

設置に当っては、例えば第６図に示すように、商品陳列
ケース４２に隣接した垂直面である壁面４１に釘やフッ
ク（図示省略）を打込み、これに筐体１１の後面１１Ｅ
にある取付部１７を引掛ける。すると、後面１１Ｅが壁
面４１に沿うため、前面１１Ａが僅か傾斜した状態とな
る。

この状態において、キーボード１３を操作して商品の登
録を行い、Ｉ＆後に合計キーを押すと、ロック機構２３
が解除され、ばね２４によってドロワー２２が壁面４１
と平行な方向へかつ一側面へ突出される。よって、ここ
で、金銭をドロワー２２内へ収納しなり、ドロワー２２
から金銭を取出す。

従って、本実施例によれば、筐体１１を壁掛型とし、か
つ、ドロワー２２を壁面４１と平行な方向へ引出せるよ
うにしたので、設置のために床面積が制限されることが
ない。特に、小規模店舗などでは、総床面積に対する商
品陳列床面積の割合が減少することがないので、売上が
減少する虞もない。

また、ドロワー２２内に紙幣を収納するための金銭収納
部３１〜３３と、硬貨を収納するための金銭収納部３４
．３５とを設けたので、紙幣と硬貨とを区別して収納す
ることができる。しかも、金銭収納部３４．３５を下方
に配置したので、硬貨の取扱いも容易である。

また、金銭収納部３１〜３３は、前面１１Ａから後面１
１Ｅへ向かうに従って下方へ傾斜する紙幣受板３１Ａ〜
３３Ａによって区画形成しであるので、ドロワー２２が
引出された際の衝撃で内部の紙幣が落下するのを防止す
ることができる。

また、金銭収納部３４．３５のうち、上方の金銭収納部
３４に対して下方の金銭収納部３５を前方へ突出させで
あるので、硬貨の取出し、収納が容易である。

また、各金銭収納部３４．３５の隣接する硬貨収納凹部
３６Ａ〜３６Ｃ１３７Ａ〜３７Ｃの間に仕切板３８Ａ、
３８Ｂ、３９Ａ、３９Ｂを設けであるので、ドロワー２
２が引出された際の衝撃で硬貨収納凹部３６Ａ〜３６Ｃ
２３７Ａ〜３７Ｃ内の硬貨の飛出しを防止することがで
きる。

なお、上記実施例では、取付部１７を筐体１１の後面１
１Ｅに設けたが、筐体１１の上面１１Ｂと下面１１Ｃと
に設けるようにしてもよい、あるいは、上面１１Ｂのみ
でもよい、さらに、両側面１１Ｄのうちいずれか一方の
側面に取付部１７を設け、他方の側面からドロワー２２
を引出せるようにしてもよい。

ま・た、上記実施例では、ドロワー２２を筐体１１の一
側面方向（左方向）へ引出せるようにしたが、他側面方
向（右方向）でもよい。

［発明の効果］請求項第１項記載の発明によれば、筐体を垂直面に取付
は可能とし、かつ、ドロワーを垂直面と平行な方向へ引
出すようにしたので、設置のための床面積が制限される
ことがない。

また、請求項第２項記載の発明によれば、金銭収納凹部
の間に仕切板を設けであるので、ドロワーが引出された
際の衝撃で金銭収納凹部内の金銭が飛出すのを防止でき
る。

また、請求項第３項記載の発明によれば、上方の金銭収
納部より下方の金銭収納部を前方へ突出させであるので
、金銭の取扱いが容易である。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示すもので、第１図は斜視図、
第２図は筐体の内部構成を示す概略図、第３図は筐体を
後面からみた図、第４図はドロワーの正面図、第５図は
第４図のｖ−Ｖ線断面図、第６図は設置状態を示す図で
ある。１・・・筐体１３・・・キーボード、１７・・・取付部、２２・・・ドロワー３１〜３５・・・金銭収納部、３６Ａ〜３６Ｃ３７Ａ〜３７Ｃ・・・硬貨収納凹部（金銭収納凹部）、３８Ａ、３８Ｂ
、３９Ａ、３９Ｂ・・・仕切板、４１・・・壁面（垂直
面）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）垂直面に取付け可能な取付部を筐体に設け、この
筐体の前面にキーボードを配置するとともに、筐体の内
部にドロワーを前記垂直面と平行な方向へかつ左または
右方向へ引出し可能に収納し、このドロワー内に複数の
金銭収納部を上下方向に複数段形成した、ことを特徴と
する壁掛型電子キャッシュレジスタ。
（２）前記いずれかの金銭収納部内に複数の金銭収納凹
部をドロワーの引出し方向に区画形成するとともに、隣
接する金銭収納凹部間にそれらの金銭収納凹部より上方
へ突出する仕切板を設けた、ことを特徴とする請求項第
１項記載の壁掛型電子キャッシュレジスタ。
（３）前記隣接する上方の金銭収納部に対して下方の金
銭収納部を前方へ突出させた、ことを特徴とする請求項
第１項記載の壁掛型電子キャッシュレジスタ。