JP2004157666A - 自動販売機の直積式商品収納ラック - Google Patents
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Abstract
【解決手段】前面開放形ラックケース1の内部に商品6を上下一列に積み上げ収納する複数列のコラム2を画成し、かつその前面にコラム扉4を備え、販売指令に基づくベンド機構5の動作により収納商品を最下位から順に払出すようにした直積式商品収納ラックにおいて、各コラム3ごとに、その商品通路の前縁から通路内側に突き出して積み上げた収納商品の倒れを防ぐガード部材9を複数個に分け、かつガード部材の相互間に商品1個分の高さよりも大きな間隔hを空けて上下に分散配備する。これにより、コラム内に積み上げ収納した商品が倒れて崩れ落ちるのを防止し、また商品補給時には上下に並ぶガード部材の相互間隔を通してガード部材との干渉なしに商品をコラム内に装填できる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はカップ商品,紙パック商品などを販売する自動販売機に搭載した直積式商品収納ラックの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
カップ商品,紙パック商品などを販売する自動販売機の商品収納ラックとして直積式商品収納ラックが周知であり、その従来構造を図3,図4に示す。各図において、1は前面を開放した箱形ケースになるラックケースであり、該ラックケース1の内部には左右に並ぶ複数のコラム2が隔壁3を隔てて画成されている。また、コラム2ごとに、その前面に片開き式のコラム扉(小扉)4を備え、下端の商品払出口側にはベンド機構5を装備している。なお、図3では左側2列のコラムについて、その上部側のラック扉2を取り外した状態を表している。
【0003】
上記の構成で、商品6は各コラム2の商品通路内に上下一列に積み重ねて収納される。なお、図4で示すように、コラム2ごとにその内部通路に沿って幅アジャスタ7,奥行アジャスタ8を配し、商品6の外形サイズに合わせてコラム2の商品通路幅,奥行寸法を規制するようにしている。
かかる構成で、販売指令を受けてベンド機構5が動作すると、最下位に並ぶ商品6から順に下方に払出し、ラックから払出した商品が図示されてない自動販売機の商品取出口に搬出される。
また、商品6を補給する場合には、商品収納ラックのラックケース1を自動販売機から前方に引出した上でコラム扉4を開放し、この状態で商品6をコラム2の通路内に積み上げてローディングする。
【0004】
この場合に、前記のようにラック扉4を開放したまま商品のローディング作業を行うために、商品6の積み上げ高さが高くなると姿勢が不安定になり、作業の4
4途中で積み上げた商品6が倒れて手前に崩れ落ちることがある。また、商品補給作業の終了後に閉じたコラム扉4を閉位置にロックし忘れると、振動,衝撃などで販売中にコラム扉4が開いて積み上げた商品列が崩れることがある。
一方、前記のようにコラムの商品通路に積み上げた商品の倒れ防止手段として、コラムの通路全域に沿ってその前面開口部の側縁に帯状の弾性体を通路内側に向けて迫り出すように敷設し、補充商品を商品通路内に押し込む際には弾性体が内側に弾性変形して商品がすり抜け、補充商品が通路内に移動すると弾性体が元の形状に復帰して商品通路内に積み上げた商品が倒れるのを防止するようにした構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−235423号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記の特許文献1に開示されている構成では次に記すような問題点がある。すなわち、商品をコラム内に押し込む際に弾性体を内側に変形させるようにしていることから、弾性体を元の形に弾性復帰させるには弾性体の突き出し幅に相応してコラムの奥行寸法を商品の外形サイズ(前後方向のサイズ)よりも大きく設定する必要があり、このために商品収納ラックが大形化する。また、コラムに商品を積み上げ収納した状態では、奥行方向で商品との間に大きな遊びスペースが生じて商品の積み上げ姿勢が不揃いになり、これが原因で商品の払出し動作が円滑に行えなくなるおそれがある。
【0007】
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決し、在来からの商品収納ラックに簡単な部品を追加するだけで、そのラックケースの奥行寸法を変更することなしに、商品補給時のローディング作業性向上が図れるように改良した自動販売機の直積式商品収納ラックを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明によれば、前面を開放した箱形ケースの内部に商品を上下一列に積み上げ収納する左右複数列のコラムを画成するとともに、各コラムにはその前面にコラム扉を備え、販売指令に基づくベンド機構の動作により収納商品を最下位から順に払出すようにした自動販売機の直積式商品収納ラックにおいて、
前記の各コラムごとに、その商品通路の前縁から通路内側に突き出して収納商品の倒れを防ぐガード部材を複数個に分けた上で、その相互間に間隔を空けて上下に分散配備するものとし(請求項1)、具体的には次記のような態様で構成する。
【0009】
(1) 前記ガード部材をタブ状の突起片となし、コラムの商品通路に沿って上下に並ぶ突起片の相互間には少なくとも商品1個分の高さよりも大きな間隔を設定してコラム扉の背後に設置する(請求項2)。
(2) 前記のガード部材は、その両端を商品通路の内側に突き出してコラム間を仕切る隔壁の前端部にねじ止め固定し、商品サイズに応じてガード部材の取り付け位置調整,および着脱操作が簡単に行えるようにする。
上記の構成によれば、コラム内に収納した商品がガード部材に支えるので、商品を高く積み上げて収納した状態でも商品が倒れて崩れ落ちるおそれはない。しかも、商品は上下に並ぶガイド部材の相互間に設定した間隔を通じてガイド部材との干渉なしにコラムの商品通路に装填できる。したがって、特許文献1のようにラックケースの奥行寸法を商品サイズよりも大きめに拡げる必要もなく、在来の商品収納ラックにそのまま実施適用できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1(a),(b) および図2に示す実施例に基づいて説明する。なお、実施例の図中で図3,図4に対応する部材には同じ符号を付してその説明は省略する。また、図1において、左側2列のコラムについてはコラム扉を取り外した状態を表している。
図示実施例の直積式商品収納ラックは、基本的に図3,図4に示した従来構造と同じであるが、ラックケース1の内部に画成したコラム2について、各コラムごとにその商品通路の前縁から通路内側に突き出して積み上げた収納商品の倒れを防ぐガード部材9が追加装備されている。このガード部材9は鋼板などで作られたタブ状の突起片であり、コラム2の商品通路に沿って上下に並ぶ突起片の相互間には少なくとも商品6の1個分の高さよりも大きな間隔hを設定してコラム2の前面に配したコラム扉4の背後に設置されている。
【0011】
すなわち、図示例では、上下に積み上げ収納した商品6の列に対して、図示のようにガード部材9を1個置きに商品6と対峙するように配置し、上下に並ぶガード部材9の間の間隔を通して前方から商品6をコラム2の商品通路に装填できるようにしており、具体的には図1(b) で示すように、ガード部材9を左右に並ぶコラム2の仕切隔壁3に対してその前端にねじ10で締結固定し、この取り付け位置でガード部材9の左右両端がコラム2の通路内側に向けて突き出すようにする。
また、ガード部材9の設置箇所,相互間隔は、商品6の高さサイズ,形状などに合わせて適宜に設定するものとし、例えば紙パック商品などを横置して収納する場合には積み上げ姿勢が安定して倒れ難くなるので、ガート部材9を商品の数個置きの間隔に設定することもできる。なお、このようなガード部材9の取り付け位置の調整は、あらかじめ仕切隔壁3の前面に高さ位置を変えて複数段の取り付けねじ座を形成しておくことで簡単に対応できる。
【0012】
上記の構成で、商品6を補給する場合には、コラム扉4を開放した上で、商品6を上下に並ぶガード部材9の間の間隔を通してコラム2の商品通路に装填して積み上げ収納する。また、図2で表すようにコラム扉4(ラックの左側上部のコラム扉)が開いている状態でコラム内に積み上げ収納した商品6が倒れようとしても、ガード部材9に支えられて商品列が崩れるおそれがなく、これにより商品のローディング作業を効率よく楽に行うことができる。
しかも、先記した特許文献1のように、商品の押し込み後に倒れ防止用の弾性体を元の形状に復帰させるためにラックケースの奥行寸法を商品サイズよりも大きく拡げる必要はなく、在来の自動販売機に搭載する商品収納ラックにもサイズの変更なしに実施できる。
【0013】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、前面を開放した箱形ケースの内部に商品を上下一列に積み上げ収納する左右複数列のコラムを画成するとともに、各コラムにはその前面にコラム扉を備え、販売指令に基づくベンド機構の動作により収納商品を最下位から順に払出すようにした自動販売機の直積式商品収納ラックにおいて、前記の各コラムごとに、その商品通路の前縁から通路内側に突き出して収納商品の倒れを防ぐガード部材を複数個に分けた上で、その相互間に間隔を空けて上下に分散配備したことにより、
コラム内に積み上げ収納した商品が倒れて崩れ落ちるのを防止し、また商品補給時には上下に並ぶガード部材相互間の間隔を通してガード部材との干渉なしに商品をコラム内に装填でき、これにより商品ローディングの作業性,能率の向上化が図れる。しかも、ガード部材の装備に合わせてラックケースの奥行寸法を商品サイズよりも大きく拡げる必要もなく、在来の自動販売機に搭載する直積式商品収納ラックにもそのまま実施適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る直積式商品収納ラックの構成図で、(a) はラック上半部の正面図、(b) は(a) の矢視X−X断面図
【図2】図1に示した直積式商品収納ラックの全体の外観斜視図
【図3】従来例の直積式商品収納ラックの正面図
【図4】図3における矢視X−X断面図
【符号の説明】
1 ラックケース
2 コラム
3 仕切隔壁
4 コラム扉
5 ベンド機構
6 商品
9 ガード部材
Claims (3)
- 前面を開放した箱形ケースの内部に商品を上下一列に積み上げ収納する左右複数列のコラムを画成するとともに、各コラムにはその前面にコラム扉を備え、販売指令に基づくベンド機構の動作により収納商品を最下位から順に払出すようにした自動販売機の直積式商品収納ラックにおいて、
前記の各コラムごとに、その商品通路の前縁から通路内側に突き出して収納商品の倒れを防ぐガード部材を複数個に分けた上で、その相互間に間隔を空けて上下に分散配備したことを特徴とする自動販売機の直積式商品収納ラック。 - 請求項1に記載の直積式商品収納ラックにおいて、ガード部材がタブ状の突起片であり、コラムの商品通路に沿って上下に並ぶ突起片の相互間には少なくとも商品1個分の高さよりも大きな間隔を設定してコラム扉の背後に設置したことを特徴とする自動販売機の直積式商品収納ラック。
- 請求項2に記載の直積式商品収納ラックにおいて、ガード部材は、その両端を商品通路の内側に突き出してコラム間を仕切る隔壁の前端部にねじ止め固定したことを特徴とする自動販売機の直積式商品収納ラック。
Priority Applications (1)
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JP2002321376A JP2004157666A (ja) | 2002-11-05 | 2002-11-05 | 自動販売機の直積式商品収納ラック |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2004157666A true JP2004157666A (ja) | 2004-06-03 |
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ID=32801948
Family Applications (1)
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JP2002321376A Pending JP2004157666A (ja) | 2002-11-05 | 2002-11-05 | 自動販売機の直積式商品収納ラック |
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JP (1) | JP2004157666A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107993345A (zh) * | 2017-12-21 | 2018-05-04 | 深圳市松禾信息技术有限公司 | 一种自动售烟机 |
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2002
- 2002-11-05 JP JP2002321376A patent/JP2004157666A/ja active Pending
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