JPH0439799A - 販売機の転倒防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は販売機の転倒防止装置に関する。

（ロ）従来の技術 従来、自動販売機等は商品補充時あるいはメンテナンス
時等に、前面扉を開放したり本体内の商品収納棚、ある
いは紙幣処理装置等の設置機器を前方へ引き出す等の操
作をすると、本体前面に重心が移動して本体が不安定な
状態となり、場合によっては前方に転倒する危険がある
に のため、販売機本体を設置床面に埋め込み設置しｔこア
ンカーボルトに固定するものが知られており、例えば実
開昭６３−１９５４８１号公報に示されている。

（ハ）発明が解決しようとする課題 このような従来技術の場合は、販売機本体の転倒を防止
することはできるものの、販売機を設置する現地での床
面にアンカーボルト等を埋め込み設置する工事が必要と
なるために、工事が行われずに設置されることが多くな
る問題がある。

まｔこ、オフィス等に設置する場所は、床面へのアンカ
ーボルト等の埋め込みを嫌う傾向にあり、販売機の転倒
防止対策が不完全となる間顧があった。

本発明はこのようなことから、現地での床面へのアンカ
ーボルト等の工事を必要とせず、販売機の組立て時に転
倒防止対策を容易に施すことのできる、販売機の転倒防
止装置を捷供するものである。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は、本体前面に開閉可能な前面扉を設けるととも
に、この前面扉の開放時に本体内の設置機器を前方へ引
き出し可能に設けた販売機において、販売機本体底部の
背面に装着口を開口して設けた重量物収納室と、この重
量物収納室内に着脱可能に積み重ね収納可能な複数の重
量物と、重量物収納室内に積み重ね収納した重量物に係
止して浮き上がりを防止する保持部材と、着脱可能に装
着口を閉塞する開閉蓋とを備えたものである。

（ホ）作用 かかる構成の本発明は、販売機本体底部の重量物収納室
内に装着口から複数の重量物を積み重ね収納し、保持部
材によってこの重量物の浮き上がりを防止するとともに
、装着口を開閉蓋によって着脱可能に閉塞し、重心を販
売機の底部に形成して転倒を防止する。

くべ）実施例 各図は本発明の実施例を示すもので、１は自動販売機本
体であり、前面には開閉可能な前面扉２を設けている。

そして、前面扉２の前面には硬貨投入口３、紙幣投入口
４、商品選択ボタン５、商品としての食券を送出する販
売口６等を配設している。

また、前面扉２を開くことによって開放される本体１内
には、硬貨投入口３から投入された硬貨の検銭を行うと
ともに釣銭の送出等を行う硬貨処理装置７、紙幣投入口
４から投入された紙幣の検銭等を行う紙幣処理装置８、
及び選択された商品を巻紙に印字印刷して販売口６へ送
出する食券発行装置９等を、それぞれ本体ｌ前方へ引き
出し可能に設けている。

１０は本体１内の底部に設けた重量物収納室であり、本
体１の背面に装着口１１を開口し、この装着口１１から
重量物１２を着脱可能に積み重ね収納できるようにして
いる。また重量物収納室１０は、内壁面にそれぞれ発泡
ウレタンからなる弾性部材１３を貼り付は装着している
とともに、前壁面１０Ａには、重量物１２の厚みに対応
した間隔を上下に存して、左右一対のスリット１４を上
下複数段に設けている。

重量物１２は、鋼材にて直方体に形成しｔｃものであり
、装着口１１から重量物収納室１０の底面上に複数枚を
積み上げ載置して、前記硬貨処理装置７、紙幣処理装置
８及び食券発行装置９等が本体１前方へ引き出された場
合でも、本体１が前方へ傾く等の不安定状態を生じない
ように着脱調整するものである。

１５は下端に突圧して設けた係止片１６を、重量物収納
室１０の底面に開口した係止孔１７に挿入係止し、上端
を装着口１１の上部に設けた取付片１８にネジ止めして
着脱可能に設けた開閉蓋であり、装着口１１を開閉可能
に閉塞している。

また開閉蓋１５は、重量物収納室１０内側の面に発泡ウ
レタンからなる弾性部材１３を貼り付は装着し、かつ前
壁面１０Ａと同様に、重量物１２の厚みに対応した間隔
を上下に存して、左右一対のスリット１９を上下複数段
に設けている。

そして、重量物収納室１０内に収納された重量物１２は
、開閉蓋１５によって装着口１１が閉塞状態となると、
前壁面１０Ａに設けた弾性部材１３と開閉蓋１５に設け
た弾性部材１３とによって挟持されるように弾止され、
振動等による移動を防止される。

２０は重量物収納室１０内に収納された最上位の重量物
１２上面に当接係止して、重量物１２の浮き上がりを防
止する保持部材であり、重量物収納室１０の外側から、
前壁面＋ＯＡに開口しｔζスリフ）１４と、開閉蓋１５
に開口するスリット１９とに、それぞれ規制部２０Ａを
挿入して重量物収納室１０内に突出させ、最上位の重量
物１２の上面に当接係止させるとともに、固定部２０Ｂ
をネジ２１にて前壁面１０Ａあるいは開閉蓋１５に着脱
可能に固定している。従って、保持部材２０は重量物収
納室ｌＯ内に積み上げ収納される重量物１２０枚数によ
って、その最上位の重量物１２上面に対応するスリット
１４．１９に規制部２０Ａを挿入し、固定部２０Ｂをネ
ジ２１にて着脱可能に固定される。

（ト）　　発明の効果 本発明は上記した構成であるから、販売機の製造工程に
て転倒防止対策を施すことができ、現地での設置床面へ
のアンカーボルト等の工事が必要なくなる。従って設置
床面の工事が嫌われる場所でも販売機の転倒防止を確実
に行うことができるものである。

【図面の簡単な説明】

各図は本発明の実施例を示すものであり、第１図は販売
機底部の縦断側面図、第２図は開閉蓋を取り外した状態
の販売機底部の斜視図、第３図は本体の正面図、第４図
は紙幣処理装置を引き出した状態の動作説明図、第５図
は販売機の正面図である。 １・・・本体、１〇−重量物収納室、１１・・装着口、
１２・・・重量物、１５−・・開閉蓋、２〇−保持部材
。 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、本体前面に開閉可能な前面扉を設けるとともに、こ
   の前面扉の開放時に本体内の設置機器を前方へ引き出し
   可能に設けた販売機において、販売機本体底部の背面に
   装着口を開口して設けた重量物収納室と、この重量物収
   納室内に着脱可能に積み重ね収納可能な複数の重量物と
   、重量物収納室内に積み重ね収納した重量物に係止して
   浮き上がりを防止する保持部材と、着脱可能に前記装着
   口を閉塞する開閉蓋とを備えたことを特徴とする販売機
   の転倒防止装置。