JPH02258612A - ポリカルボシランから炭化窒化けい素を製造する方法 - Google Patents

ポリカルボシランから炭化窒化けい素を製造する方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ポリカルボシラン型の有機けい素化合物から
炭化窒化けい素を主体としたセラミック製品を製造する
方法に関する。
[従来の技術とその問題点] 有機けい素重合体化合物を制御された雰囲気中で熱分解
することによってセラミック製品を製造するアイデアは
新規なものではなく、今日までこの主題について多くの
文献及び特許が刊行された。
重合体経由の利点は、何よりもこの種の製品を賦形する
ことの可能性にあり、特にセラミック繊維を熱分解後に
得るためにはそうである。
その後の典型的な方法によれば、ポリカルボシラン型の
重合体先駆体(最初に固体状である場合には溶融した後
に)は、連続繊維の形で抽出することによって紡糸され
、これら繊維は次いで特にその熱的及び(又は)機械的
耐久性を改善させる目的で処理され、次いで所望のセラ
ミック繊維にするために適当に選ばれた雰囲気中で熱分
解される。
その熱分解に先立つ繊維の予備処理(しばしば、−様に
硬化、不融又は架橋処理と呼ばれる)は、セラミック繊
維の製造を目的とするあらゆる方法の必須の工程となっ
ている。
今日では、ポリカルボシラン繊維の硬化は、物理的方法
(電子線、紫外線などの照射)か又は化学的方法に頼っ
ている。
前記の物理的方法は、デリケートでかつ費用のかかる実
施という大きな欠点を有する。また、工業的規模で経済
的に支持された唯一の方法は、酸素処理による化学的硬
化である。
他方、 1)物理的に又は酸素により予備処理されたポリカルボ
シランの不活性雰囲気又は真空中での熱分解が炭化けい
素を主体としたセラミックを生じること、 2)酸素により予備処理されたポリカルボシランのアン
モニア中での熱分解がいずれの場合□にもオキシ窒化け
い素(これは予備処理時の酸素の導入により生じる)を
含有するセラミック製品を生じること、 3)さらに、物理的に予備処理されたポリカルボシラン
のアンモニア中での熱分解が使用した温度に応じて炭化
窒化けい素か又は窒化けい素(窒素原子による炭素原子
の部分的又は全体的置換)を生じること が知られている。
したがって、ポリカルボシランから出発して、前記の物
理的予備処理の必須の実施から生じる欠点を回避せしめ
る、炭化窒化けい素の製造法は今日まで存在しない。
[発明が解決しようとする課1i!!]したがって、本
発明は、多(の種々の形状(フィラメント、繊維、成形
物品、被覆、フィルム°など)で炭化窒化けい素を主体
としたセラミック製品をもたらすことができる簡単で、
効率的で、経済的でかつ実施が容易な手段を提案するこ
とによって前記の要望を満すことを目的とする。
[課題を解決するための手段] ここに、上記の目的が本発明によって達成できることが
わかった。即ち、本発明は、 (a)1分子当り少なくとも2個のESiH基を有する
少なくとも1種のポリカルボシランを蒸気状態の硫黄と
接触させ、 (b)工程(a)で得られた生成物をアンモニア雰囲気
中で熱処理し、 (C)最後に、工程(b)で得られた生成物を真空中又
は不活性雰囲気中で熱処理する 工程を包含することを特徴とするポリカルボシランから
炭化窒化けい素を製造する方法である。
以下に詳述するように、前記の熱処理条件を適当に利用
することによって、広範囲の炭化窒化けい素を随意に製
造することが可能であり、これは本発明の方法に対して
、非常に大きな融通性であるという追加の利点を与える
しかし、本発明のその他の特徴、観点及び利点は、以下
の説明及び実施例から一層明らかとなろう。
本発明に従って処理しようとするポリカルボシランは、
斯界で周知の化合物であって、広範な出発物質から各種
の方法に従って製造することができるものである。
したがって、ここでは、ポリカルボシランは、骨格の主
構成要素として炭素原子とけい素原子を有しかつ線状若
しくは環状型の構造又はこれらの混合型の構造、即ち線
状カルボシラン単位と環状カルボシラン単位が化学結合
している構造を示し得る有機けい素化合物であるという
ことだけを述べておく。
本発明に従えば、これらのポリカルボシランは、1分子
当り少なくとも2個、好ましくは少なくとも3個の=s
iH基を含有しなければならない。
このような物質の合成は、特に、仏国特許第2、308
.590号、同2.308.650号、同2.3.27
.836号、同2.345.477号及び同2.487
.364号並びにヨーロッパ特許筒51.855号に記
載の教示に従って実施することができる。
もちろん、以下に詳述する本発明による硬化処理に先立
って、ポリカルボシランは、多くの種々の形状2例えば
フィラメント、繊維、成形物品、支持体への被覆その他
のものをもたらすことができる賦形操作に付すことがで
きる。したがって、本発明による処理は、−度処理され
たならば熱分解によって炭化窒化けい素を主体としたセ
ラミック繊維を生じるように意図されたポリカルボシラ
ン繊維の硬化に有利に適用することができる。
本発明によれば、この随意としての賦形の後に、前記の
ポリカルボシランは、次いで硫黄蒸気によって処理され
る。
この硫黄蒸気は、純粋な状態で、成るいは不活性ガス、
例えばアルゴン(又は他の任意の希ガス)又は窒素ガス
で希釈して使用することができる。
7戸すカルボシランと蒸気との接触は静的に又は動的で
あってよく、即ちパージしながら実施することができる
硫黄蒸気は、それ自体知られた任意の手段、特に硫黄の
蒸発により又は本発明に従う実際の処理条件下で硫黄を
発生することができる任意の他の化合物の分解により発
生させることができる。
この処理を行う温度は広い範囲で変えることができ、硬
化すべきポリカルボシランの性状に左右される。
実際には、この温度は、一般に150℃から重合体の軟
化温度までの間である。また、硫黄蒸気の存在下でのポ
リカルボシランの硬化過程がほとんど瞬間的であること
を考えれば、軟化点よりも高い温度で実施することも可
能である。それでも、好ましくは、処理温度は、200
℃から硬化すべきポリカルボシランの軟化点に相当する
温度よりもわずかに低い温度までの間である。
本発明に従う処理の時間は臨界的ではなく、数秒から数
日まで、好ましくは数分から数時間までの間であってよ
い。
−II(P的には、この時間は処理温度と関連している
。この温度が高いほど処理時間は短かくすることができ
る。
本発明による処理の終了後、有機溶媒の大部分、特にヘ
キサンに完全に不溶性でありかつ不融性であるポリカル
ボシランが回収される。
硫黄の使用量、処理時間及び温度並びに出発ポリカルボ
シランの性状に従って、処理済み物質は、物質の全Iに
対して一般に3〜30重量%、好ましくは10〜20重
量%の硫黄量を有し得る。
本発明を何らかの理論に結びつけたくないが、処理中に
重合体についての赤外線分析により観察できる=S i
 H吸収帯の漸進的な消失は、本発明による硬化が重合
体中に=si−s−si=型の架橋を与える=si−3
H型の結合を作り出すことによって行われ得ることを示
しているものと思われる。
このように組入れられた硫黄は、以下に詳述するように
、硬化したポリカルボシランを炭化窒化けい素に転化す
るためのその後の熱処理中に漸次除去される。
したがって、アンモニア雰囲気中で行われる最初の熱処
理は、ポリカルボシランの網目構造内に窒素を導入する
ことを目的とする。
アンモニア雰囲気は静的又は動的であってよい。
処理温度は約25〜900℃の間でよく、またその時間
は数分から数時間であってよい。
比較的温和な、即ち約500℃を超えない処理温度につ
いては、窒素の導入は硬化されたポリカルボシラン中に
予め存在した硫黄の置換及び除去によって行われる。全
体として、ポリカルボシランに導入できる窒素のモル量
は、最初から存在した硫黄のモル量にほぼ相当する。
これらの条件において、処理をその期限まで進めると、
処理された生成物中の残留硫黄の量は非常に少なくなる
さらに高い温度で、即ち約500℃〜900℃の間の温
度で実施するときは、追加量の窒素をさらに導入するこ
とができるが、今度は上と異なる反応機構に従う、即ち
、窒素による炭素の置換が存在する。
しかし、高すぎる温度、即ち約900℃よりも高い温度
で実施しないように、そして炭化窒化けい素でなくて窒
化けい素を発生させる効果を有する炭素の完全な除去を
行わせないように留意すべきである。そのことは本発明
の目的ではないからである。
所望量の窒素がポリカルボシラン中に導入されたならば
、その物質は次いでセラミック化によって所望の炭化窒
化けい素を発生させるための第二の熱処理に付される。
この第二の熱処理は真空中で又は不活性雰囲気、例えば
アルゴン(又はその他の希ガス)若しくは窒素中で%8
00〜1500℃になり得る温度で、物質が炭化窒化け
い素を主体としたセラミックに完全に転化されるまで実
施される。
前述したように、本発明による方法は、炭化窒化けい素
を主体としたセラミック繊維の製造に特に適している。
このようなセラミックm維はそれ自体ガラス、プラスチ
ック、金属、七〇ラミック系マトリックスその他を有す
る複合材料の強化材に特に有益な用途を有し得る。
[実施例] ここで、特に炭化窒化けい素を主体としたセラミック繊
維の製造における本発明の種々の面を例示するための実
施例を示す。
ボ「カルボシラン  の 使用したポリカルボシランは、S、ヤジマ氏他(J、 
Mater、 Sci、、  l 978 (13) 
、 2569及び仏国特許第2.308.650号)に
より報告された実施操作に従ってポリジメチルシランを
オートクレーブ中で470℃に加熱することによって合
成した。
このように製造されたポリカルボシラン試料中に含まれ
る高分子量の選択的除去(これは随意の工程であるが、
繊維状で紡糸するには好ましい)は、特に中間分子量の
重合体を酢酸エチル(温度3o〜50℃)に選択的に溶
解し、次いでそのように溶解したポリカルボシランを回
収することによって行うことができる。
また、日本カーボン社より市販されているような市販の
ポリカルボシランを原料として使用することもできろ。
このようにして得られたポリカルボシランを押出し、次
いで15μmの平均直径を有する繊維として紡糸する。
ボ2カルボシラン  の 硫黄硬化装置は、浄化されたアルゴン(又は浄化された
窒素)の弱い流れを通した抵抗炉によって加熱される管
状のチェンバーよりなっている。
温度が140℃以上であるチェンバーの上流部分に位置
させた固体硫黄を入れたボートが蒸気状の硫黄を放出さ
せる。放出された硫黄は、キャリアガスにより、制御さ
れた温度が01であるチェンバーの下流部に位置させた
第二のボートに予め配置してあったポリカルボシラン繊
維まで移動される。
温度θlまでの昇温速度は次のように制御した。
周囲温度 □140℃=60℃/hr 140℃ −m−θ1  : 5℃/hr下記の表Iは
、種々の01についての種々の硬化実験(実験A1〜A
5)を要約する。
この処理の終了後に得られた繊維は不融性(又は実験A
2についてはほとんど不融性)であり。
不融性、特にヘキサンに不融性である。
赤外線分析では、硫黄量が増大するときに最初のポリカ
ルボシランに存在した(SN−H)吸収帯νが漸次消失
することが示された。
繊 のアンモニア    での    いて解 上記の実験A4に従う処理の後に得られた繊維を管状炉
内に又は熱重量分析器内に配置し、温度O8まで漸次上
昇させ、この温度に時間も。
(30分間〜60分間)にわたり保持する。これは浄化
されたアンモニアの気流中で行う(流量10 ad /
 mi、r+ )。
熱分解は、850℃の温度については真空下に密封した
シリカ容器内で、又はその他の温度については浄化され
たアルゴンでパージしながら行−)た(θ、は熱分解の
温度、t、はこの温度での保持時間)。
下記の表■は得られた種々の結果を要約する(実験B1
〜B9)、実験B1は、硫黄で処理しない繊維について
行った(比較実験)。
実験B2は、硫黄で処理したがアンモニアで処理しなか
った繊維について行った。この場合に得られた繊維は炭
化けい素である。実験B8及びB9はセラミック化をし
ない繊維に対応する。
その他の実験において、処理の終了後に得られた繊維は
炭化窒化けい素を主体としていた。
なお、出発物質(実験A4)におけるよりも実験B2、
B3、B4及びB8における明らかに多い硫黄の重量%
は、熱処理のときに他の元素が硫黄よりも速く除去され
得るということによって説明される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)(a)1分子当り少なくとも2個の≡SiH基を有
    する少なくとも1種のポリカルボシランを蒸気状態の硫
    黄と接触させ、 (b)工程(a)で得られた生成物をアンモニア雰囲気
    中で熱処理し、 (c)最後に、工程(b)で得られた生成物を真空中又
    は不活性雰囲気中で熱処理する 工程を包含することを特徴とするポリカルボシランから
    炭化窒化けい素を製造する方法。 2)ポリカルボシランが1分子当り少なくとも3個の≡
    SiH基を有することを特徴とする請求項1記載の製造
    法。 3)前記接触を150℃からポリカルボシランの軟化点
    に相当する温度までの間の温度で行うことを特徴とする
    請求項1又は2記載の製造法。 4)前記温度が200℃からポリカルボシランの軟化点
    に相当する温度よりもわずかに低い温度までの間である
    ことを特徴とする請求項3記載の製造法。 5)蒸気状態の硫黄をアルゴン又は窒素のような不活性
    ガスで希釈することを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    かに記載の製造法。 6)前記接触が静的又は動的なものであることを特徴と
    する請求項1〜5のいずれかに記載の製造法。 7)前記接触に先立って、ポリカルボシランを所望の物
    品形状に付すことを特徴とする請求項1〜6のいずれか
    に記載の製造法。 8)前記形状が繊維であることを特徴とする請求項7記
    載の製造法。 9)アンモニア雰囲気中の熱処理を約25〜900℃の
    温度で行うことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに
    記載の製造法。 10)真空中又は不活性雰囲気中の熱処理を800℃〜
    1500℃の温度で実施することを特徴とする請求項1
    〜9のいずれかに記載の製造法。
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