JPH04194028A - 超耐熱性炭化ケイ素繊維の製造方法 - Google Patents

超耐熱性炭化ケイ素繊維の製造方法

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JPH04194028A
JPH04194028A JP2318035A JP31803590A JPH04194028A JP H04194028 A JPH04194028 A JP H04194028A JP 2318035 A JP2318035 A JP 2318035A JP 31803590 A JP31803590 A JP 31803590A JP H04194028 A JPH04194028 A JP H04194028A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は超耐熱性炭化ケイ素繊維並びにその製造方法に
関する。さらに詳しくは、本発明は、ポリカルボシラン
等の有機ケイ素高分子化合物を原料としてなり、高強度
、高弾性率でかつ耐熱性に極めて優れた炭化ケイ素繊維
、並びにその製造方法に関するものである。
[従来技術および発明が解決しようとする課題]有機ケ
イ素高分子化合物を前駆体として製造される炭化ケイ素
繊維の製造工程は、一般に紡糸、不融化、焼成の3工程
に分けられる。
このうち紡糸工程は、ポリカルボシラン等の有機ケイ素
高分子化合物を溶融紡糸して細径の前駆体繊維を得る工
程である。
不融化工程は、前記前駆体繊維に架橋反応を起こさせ、
繊維を後の焼成工程において不溶、不融なものにする工
程であり、従来は一般的に、空気等の酸化性雰囲気中で
熱処理することによって上記反応を起こさせていた(以
下、熱酸化法という)。
また焼成工程は、前記不融化処理を施した繊維を無機化
させて炭化ケイ素繊維を得る工程であり、−船釣に、無
酸素雰囲気又は真空下において1200℃程度で高温処
理していた。
しかしながら、従来は、上述のように酸素により有機ケ
イ素高分子化合物の架橋反応を起こさせて前駆体繊維を
不融化させていたため、得られる炭化ケイ素繊維は8〜
20重量%の酸素を含有する5t−c−oの3成分系の
組成物であった。このような炭化ケイ素繊維においては
、1300℃以上の高温下で下記反応式(1)および(
2) S10□+8C→SiC+ 2CO↑       ・
・・(1)Sf+C+0→l/2CO↑+l/2SiO
↑+1/2SfC・・・(2)に示すようなCOガスと
SiOガスの脱離反応によって欠陥が発生し、しかも生
成SiCにより炭化ケイ素結晶粒子の粗大化も起こる。
そのため、上記従来の製造方法によって得られる炭化ケ
イ素繊維は特に1500℃以上において繊維強度の劣化
が著しく、耐熱性に劣るものであった。
また、前駆体繊維の他の不融化方法としては、空気等の
酸素が存在する雰囲気中で放射線を照射する方法(特開
昭53−103025号)も公知である。
しかし、この方法を採用しても、得られる炭化ケイ素繊
維は上記熱酸化法による場合と同様に7〜30重量%の
酸素を含有するものであり、耐熱性に劣るものであった
さらに、本発明者らの一部によって、放射線を前駆体繊
維に無酸素雰囲気又は真空中で照射する方法が開示され
ている(Proc、 1st Japan Int。
SAMPE Sy*p、、p、929−934.Nov
、28−Dec、L、1989 )。
しかしながら従来は、放射線を照射して不融化処理した
繊維を空気中に取り出した後に焼成しており、得られる
炭化ケイ素繊維中の酸素含有率の低減に限界があり、耐
熱性も充分ではなかった。また、上記文献において、不
融化処理済みの繊維を焼成の前に250℃程度に加熱し
てアニーリング処理すると炭化ケイ素繊維中の酸素含有
率が減少する旨も開示されている。しかし、この方法に
よっても、炭化ケイ素繊維中の酸素含有率を1〜2重量
%まで低減するのが限界であり、耐熱限界1800℃程
度のものまでしか得られなかった。また、上記のアニー
リング工程を行うには余分な手間と時間を要し、炭化ケ
イ素繊維の製造工程の煩雑化を招いていた。
このように、炭化ケイ素繊維の高温における劣化が主と
して繊維に含有された酸素に起因し、繊維中の酸素含有
率が少ないもの程耐熱性が良い傾向にあることは分かっ
ていたものの、従来は炭化ケイ素繊維中の酸素含有率の
低減に限界かあり、極めて高い耐熱性、すなわち18f
)0℃以上の高温に耐え得る炭化ケイ素繊維を得るには
至っていなかった。
本発明は、上記従来技術の有する課題を解決し、極めて
高い耐熱性を有する高強度炭化ケイ素繊維、並びにその
繊維を製造するための簡便な方法を提供することを目的
とする。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは上記目的を達成すべく鋭意研究した結果、
特定のポリカルボシランを用いて得た前駆体繊維に無酸
素雰囲気又は真空中で放射線を照射して不融化させた後
、空気等の酸化性雰囲気に晒すことなく無酸素雰囲気又
は真空中で焼成することによって、従来得ることができ
なかった酸素含有率が1.0重量%未満でかつ1800
以上の高温に耐え得る炭化ケイ素繊維が得られることを
見出し、本発明に到達した。
すなわち本発明は、酸素含有率が1,0重量%未満であ
ることを特徴とする超耐熱性炭化ケイ素繊維である。
また、上記本発明の超耐熱性炭化ケイ素繊維を製造する
ための本発明の方法は、酸素含有率が0.8重量%未満
のポリカルボシランを紡糸して得られる前駆体繊維を無
酸素雰囲気又は真空中で放射線照射を行って不融化させ
、次いでその不融化繊維を同様の雰囲気中で焼成するこ
とによって、酸素含有率が1.0重量%未満の炭化ケイ
素繊維を得ることを特徴とする方法である。
先ず、本発明の超耐熱性炭化ケイ素繊維について説明す
る。
本発明の炭化ケイ素繊維における酸素含有率は1.0重
量%未満であることが必要である。1.0重量%以上で
は111100℃以上の耐熱性が得られないからである
本発明の炭化ケイ素繊維にあっては、上記の酸素含有率
以外は特に制限されないが、−船釣にはケイ素に対する
炭素のモル比(C/Si)が1.01〜1.BOである
ことが好ましい。上記範囲外、すなわちC/3jが1.
01未満の場合は、特に1800℃以上において炭化ケ
イ素の結晶成長が著しくなって繊維形状が保持されなく
なる傾向にある。また、C/Siが1.60を超えると
、高温下で酸化されやすい繊維となる傾向にあるからで
ある。さらに、ケイ素含有率が59〜69重量%、炭素
含有率が31〜41重量%の組成のものであるとより好
ましい。
次に、上述の本発明の超耐熱性炭化ケイ素繊維の製造を
可能とした本発明の製造方法について説明する。
本発明の製造方法においては、先ず、酸素含有率が0.
8重量%未満のポリカルボシランを紡糸して得られる前
駆体繊維を、無酸素雰囲気又は真空中で放射線照射する
ことによって不融化させる。
使用する原料ポリカルボシランの酸素含有率に関しては
従来は重要視されていなかったが、本発明にあっては酸
素含有率が0.8重量%未満のものを用いる必要があり
、好ましくは0,5重量%以下のものである。酸素含有
率が0.8重量%未満のポリカルボシランを用いないと
、酸素含有率が1.0重量%未満の炭化ケイ素繊維が得
られないからである。
なお、ポリカルボシランの代表的な製造方法には、 (イ)特公昭57−26527 (特願昭5O−502
23)号公報に記載されている、ドデカメチルシクロへ
キサシランから合成する方法、 (ロ)特公昭58−38535 (特願昭5O−799
72)号公報、特公昭57−53894 (特願昭50
−107371 )号公報に記載されている、ポリジメ
チルシランから合成する方法、あるいは (ハ)特公昭57−58567 (特願昭51−124
653 )号公報、特開昭54−81299 (特願昭
52−127830 )号公報に記載されている、ポリ
ジメチルシランにポリボロジフェニルシロキサンを添加
して合成する方法がある。
この内、方法(イ)においてはドデカメチルシクロへキ
サシランが環状で酸素を含まないので、酸素含有率が0
.1重量%程度のポリカルボシランが得られる。また、
方法(ロ)では、ポリジメチルシランの末端にOH基が
ついているので、0.3〜1.1重量%酸素を含有する
ポリカルボシランが得られ、重合度が低いものを用いる
程酸素含有率が大きくなる。他方、方法(ハ)では多量
の酸素を含有するポリボロジフェニルシロキサンを用い
るので、得られるポリカルボシランの酸素含有率は0.
8〜3.0重量%となる。
従って、本発明においては、方法(イ)で得たポリカル
ボシラン、あるいは方法(ロ)で平均重合度60以上の
ポリジメチルシランを用いて得たポリカルボシランを使
用することが好ましい。
本発明の製造方法において前駆体繊維の不融化を行う際
の雰囲気は無酸素雰囲気又は真空中であり、無酸素雰囲
気としてはヘリウム等の不活性ガス雰囲気が好ましい。
そして、本発明においては上記雰囲気中で前駆体繊維に
放射線を照射して、酸素の関与しない架橋反応によって
不融化させるのであるが、その際外部からの加熱は特に
必要ではなく、不融化繊維をアニーリング処理する必要
もない。
上記放射線としては電子線、ガンマ線といった電離性放
射線が好ましく使用される。
電子線を用いる場合、電子線加速電圧は20KV〜10
MVの範囲が好ましい。また照射の際の線量率は1〜1
05Gy/s、線量は0,1〜100 Mcyが好まし
い。
加速電圧が20KV未満では電子線の透過力が弱く、繊
維の不融化処理が不十分となる恐れがある。逆にIOM
Vを超えると放射化が起こる傾向にあり、また装置が高
額となり実用的ではない。また、線量率がIGy/s未
満のときは不融化処理に時間がかかりすぎて不経済とな
り、逆に10’ Gy/sを超えると前駆体繊維が発熱
、溶融してしまい繊維形状が保持できない恐れがあり、
不適切である。さらに、線量がQ、IMGy未満では不
融化が不十分で焼成時に溶融し形状を保持できず、逆に
100MGyを超えると照射時間が長くなり不経済であ
る。この場合に繊維を保持する容器としては照射面に金
属箔を備えた真空置換の可能な構造を有するものが好ま
しい。
他方、ガンマ線を用いる場合は、線源として60 CO
等を用い、線量率0.1〜102Gy/s、線量0.1
〜100 MGyが好ましい。線量率0 、 lGy/
s未満では不融化処理に時間がかかりすぎて不経済であ
り、逆に1020y’/sを超えるような線源は実用的
とはいえない。また、線量が0.IMGy未満では不融
化か不十分で焼成時に溶融し形状を保持できず、逆に1
00MGyを超えると照射時間が長くなり不経済である
。この場合に繊維を保持する容器としては真空置換の可
能な構造を有するものが好ましい。
次に、本発明の製造方法においては、上記の不融化繊維
を空気等の酸化性雰囲気に晒すことなく後述する焼成工
程に供する必要がある。上記不融化工程から焼成工程に
至る一連の工程の中で繊維が酸素に接触すると、酸素含
有率が1,0重量%未満の炭化ケイ素繊維は得られない
からである。不融化繊維を酸化性雰囲気に晒さない具体
的な方法としては、不融化工程に続いて焼成工程を直ち
に無酸素雰囲気又は真空中で、好ましくは同一容器中で
行う方法、あるいは不融化工程後に不融化繊維を無酸素
雰囲気又は真空中に一旦密封保持した後に焼成する方法
が一般的に採用される。
本発明における焼成工程は無酸素雰囲気あるいは真空中
で行う必要があり、無酸素雰囲気としてはアルゴン等の
不活性ガスまたは窒素雰囲気か好ましい。不融化繊維を
酸素に接触させることなく焼成することによって酸素含
有率の少ない炭化ケイ素繊維が得られるからである。
また、焼成温度は1000℃〜2200℃が好ましく、
より好ましくは1500〜2000℃である。焼成温度
が1000℃未満では無機化合物への転換が不十分て炭
化ケイ素繊維本来の耐熱性が発現せず、また2200℃
を超えると炭化ケイ素の昇華が始まり繊維が分解してし
まう傾向にある。
以上の本発明の製造方法によると酸素含有率が1.0重
量%未満と格段に少ない本発明の炭化ケイ素繊維を効率
よく製造することができる。係る炭化ケイ素繊維におい
ては、1800〜2000”Cの高温においても脱CO
反応および炭化ケイ素結晶粒子の粗大化は殆ど起こらず
、1800℃の加熱によっても引張強さ2.20〜1.
50GPa 、引張弾性率270〜220GPaの高水
準の繊維強度が維持される。従って、係る炭化ケイ素繊
維は耐熱性に極めて優れた高強度の炭化ケイ素繊維であ
る。
[作 用] ポリカルボシランを紡糸して得られる前駆体繊維に無酸
素雰囲気あるいは真空中で放射線を照射すると、酸素の
関与しない架橋反応が起こり、前駆体繊維は不融化され
る。この場合、無酸素雰囲気または真空中で照射がなさ
れるので繊維中元素と酸素との反応はなくなる。
しかし、照射終了後も前駆体繊維中にはラジカルが多量
に残存するので、不融化繊維を空気中に取り出すと繊維
中の活性なラジカルと酸素とが速やかに反応し、結局焼
成して得られる炭化ケイ素繊維中には2〜12重量%の
酸素が含有されることとなる。
本発明においては不融化繊維を酸素に接触させることな
く焼成を行うので、上記のようなラジカルと酸素との反
応は起こらず、得られる炭化ケイ素繊維中の酸素含有率
が1.0重量%未満と極めて低い水準に抑えられる。
ところで、炭化ケイ素繊維の高温における劣化は前述の
反応式(1)および(2)に示されるような反応に従っ
て起こり、繊維中の酸素に主に起因するものと考えられ
る。すなわち、繊維中の酸素含有率が少ないもの程耐熱
性が良い傾向となる。
本発明の炭化ケイ素繊維は上述のごとく酸素含有率が1
重量%未満と格段に少ないので、1800〜2000℃
の高温においても脱CO反応および炭化ケイ素結晶粒子
の粗大化は殆ど発生しない。そのため、本発明の炭化ケ
イ素繊維は上記のような高温下にあっても高強度が維持
されるものと考えられる。
[実施例] 以下、本発明を実施例および比較例に基づいてより詳細
に説明する。
実施例1 平均重合度(n)が200のポリジメチルシラン:HO
壬St (CH3) 2 +。OHをオートクレーブ中
において窒素ガス雰囲気中で470℃、10時間加熱し
て熱分解転位反応を行った後、生成物をキシレンに溶解
させて取り出した。
続いて、生成物を溶解させたキシレンを窒素ガス雰囲気
中において150℃、1気圧で蒸留してキシレンを除去
した後、300℃、lmllHgにて減圧蒸留を行って
低分子量成分を除去して、数平均分子量が2000、酸
素含有率が0,3重量%のポリカルボシランを得た。
このポリカルボシランを先ず窒素雰囲気中で溶融紡糸し
て平均直径が20μ−の前駆体繊維を得た。
続いてこの前駆体繊維にヘリウム気流中でl0X10’
 Gy/sの線量率で15MG)’の線量の電子線を照
射して不融化した。
そして、不融化した繊維を空気中に取り出すことなく、
引き続きアルゴン気流中で昇温速度100’C/hで1
000℃まで加熱して焼成し、平均直径14μ園の炭化
ケイ素繊維を得た。
得られた炭化ケイ素繊維の引張強さ、引張弾性率、酸素
含有率、ケイ素に対する炭素のモル比を測定し、その結
果を第1表に示した。
続いて、上記の炭化ケイ素繊維を3サンプルに分け、各
々を1600℃、1800℃、2000℃で1時間保持
したところ、いずれの繊維もしなやかで、繊維形状を保
っていた。また、上記各炭化ケイ素繊維の引張強さ、引
張弾性率を測定し、その結果を第1表に示した。
さらに、上記各炭化ケイ素繊維の表面を走査型電子顕微
鏡で観察したところ、いずれの繊維表面も滑らかであり
、表面への付着物、欠陥等は認められなかった。
引張強さ [GPal    2.50 2.80 2
.00 1.1110引張弾性率[CPa1  170
 280 270 270酸素含有率[重量%]  0
.35 −  −  −ケイ素に対する 炭素のモル比(C/Sj)  1.35 −  −  
−第1表から明らかなように、本実施例の炭化ケイ素繊
維は2000℃に加熱してもあまり繊維強度が低下せず
、2000℃での使用にも十分に耐える高強度かつ高弾
性率の炭化ケイ素繊維であった。
実施例2 ドデカメチルシクロへキサシラン: 816  (C旧)、2 をオートクレーブ中において窒素ガス雰囲気中で480
℃、10時間加熱して熱分解転位反応を行った後、実施
例1と同様にして数平均分子量が1800、酸素含有率
が0.1重量%のポリカルボシランを得、それを用いて
前駆体繊維を得た。
続いてこの前駆体繊維を石英ガラス管中に真空封入して
ガンマ線照射を行って不融化した。線源には60Coを
使用し、線量率10Gy/sで線量12MGyまで照射
した。
そして、不融化した繊維を石英ガラス管中に封入したま
まアルゴン気流中の電気炉に挿入し、石英ガラス管の一
端を破ってガラス管内を2 Torr以下に保ちなから
昇温速度100’C/ hで所定温度まで加熱して焼成
し、平均直径14μmの炭化ケイ素繊維を得た。なお、
焼成温度は1000℃、1800℃、1800℃、20
00℃の各々について行った。
得られた炭化ケイ素繊維各々の諸特性を測定し、その結
果を第2表に示した。
引張強さ [GPaコ   2.80 2.60 2.
20 2.00引張弾性率[GPal   180 2
30 250 270酸素含有率[重jt%E  O,
20,20,20,2ケイ素に対する 炭素のモル比(C/St)  141 14B  1.
40 1.35第2表から明らかなように、本実施例の
炭化ケイ素繊維は実施例1のものと同様に2000℃で
の使用にも十分に耐えるものであった。
実施例3 平均重合度(ロ)が120のポリジメチルシランを用い
た以外は実施例1と同様にして、数平均分子量が200
0、酸素含有率が0,5重量%のポリ力ルボシランを得
、それを用いて前駆体繊維を得た。
続いてこの前駆体繊維を実施例1と同様にして不融化し
7、続いて1200℃まで加熱して焼成し、平均直径1
4μ■の炭化ケイ素繊維を得た。
得られた炭化ケイ素繊維の諸特性を測定し、その結果を
第3表に示した。
続いて、上記の炭化ケイ素繊維を3サンプルに分け、各
々を1aoo℃、1800℃で2時間保持したところ、
いずれの繊維もしなやかで、繊維形状を保っており、し
かも繊維表面は滑らかで欠陥は認められなかった。また
、上記各炭化ケイ素繊維の引張強さ、引張弾性率を測定
し、その結果を第3表に示した。
第  3  表 引張強さ [GPa]    2.70 2.50 1
.60引張弾性率 [GPaコ  170 220 2
30酸素含有率[重量%コ 0.7  −  −ケイ素
に対する 炭素のモル比(C/Si)  1.39 −  −第3
表から明らかなように、本実施例の炭化ケイ素繊維はi
goo℃の加熱によっても優れた機械的特性か保持され
るものであった。
実施例4 平均重合度(ロ)が60のポリジメチルシランを用いた
以外は実施例1と同様にして、数平均分子量が2000
、酸素含有率か0.71j1%のポリカルボシランを得
、それを用いて前駆体繊維を得た。
続いてこの前駆体繊維を実施例1と同様にして不敵化し
、続いて所定温度で焼成して平均直径14μmの炭化ケ
イ素繊維を得た。なお、焼成温度は1000℃、160
0℃、1800℃の各々について行つた。
得られた炭化ケイ素繊維各々の諸特性を測定し、その結
果を第4表に示した。
引張強さ [GPa]    2.80 2.20 1
.50引張弾性率[GPa]   170 210 2
20酸素含有率[重量%]  0.9 0.7 0.4
ケイ素に対する 炭素のモル比(C/81)  1.30 1JO1,2
5第4表から明らかなように、本実施例の炭化ケイ素繊
維は1800℃の加熱によっても優れた機械的特性が保
持されるものであった。
比較例1 平均重合度(n)が200のポリジメチルシランにポリ
ジフェニルボロシロキサン: を1重量%添加し、窒素ガス雰囲気中、1気圧、420
℃で10時間加熱して熱分解転位重合反応を行った。そ
の後、300℃、1m+aHgにて減圧蒸留を行って低
分子量成分を除去して、数平均分子量が2500、酸素
含有率が1.0重量%のポリカルボシランを得、それを
用いて実施例1と同様にして前駆体繊維を得た。
続いてこの前駆体繊維を実施例1と同様にして不融化し
、続いて1000℃まで加熱して焼成して平均直径14
μIの炭化ケイ素繊維を得た。
得られた炭化ケイ素繊維の諸特性を測定し、その結果を
第5表に示した。
続いて、上記の炭化ケイ素繊維を3サンプルに分け、各
々を1600℃、1800℃、2000℃で1時間保持
したところ、2000℃に加熱したものは繊維形状が保
持されなかった。また、1800℃に加熱したものは繊
維形状は保持したものの、繊維表面にSiCの結晶粒子
が付着し、表面欠陥が各所に認められると共に表面が粗
くなっていた。上記各炭化ケイ素繊維の引張強さ、引張
弾性率を測定し、その結果を第5表に示した。
引張強さ [GPa]    3.00 2.40 0
.50  不可引張弾性率[GPa]   正70 2
30 120  不可酸素含有率[重量%]1.4−−
− ケイ素に対する 炭素のモル比(C/Si)  1.35 −  −  
−第5表から明らかなように、酸素含有率が1.0重量
%のポリカルボシランを用いて得た酸素含有率が1,4
重量%の本比較例の炭化ケイ素繊維は、1800℃に加
熱すると繊維強度が低下し、それ以上の高温では使用で
きない耐熱性に非常に劣るものであった。
比較例2 前駆体繊維を不融化した後、ヘリウムガス中で250℃
までアニール加熱し、次いで室温まで冷却させてから空
気中に一旦取り出した以外は実施例1と同様にして平均
直径14μ履の炭化ケイ素繊維を得た。
得られた炭化ケイ素繊維の諸特性を実施例1と同様にし
て測定し、その結果を第6表に示した。
続いて、上記の炭化ケイ素繊維を2サンプルに分け、各
々を1600℃、1800℃で1時間保持したところ、
1800℃に加熱したものは繊維形状が保持されなかっ
た。上記各炭化ケイ素繊維の引張強さ、引張弾性率を測
定し、その結果を第6表に示した。
引張強さ−[GPa]    a、io  0.90 
 不可引張弾性率[GPa]   170 160  
不可酸素含有率[重量%コ 2J   −−ケイ素に対
する 炭素のモル比(C/Si)  1.38 −  −第6
表から明らかなように、不融化繊維をアニーリング処理
し、空気中に取り出した後に焼成して得た酸素含有率が
2,3重量%の本比較例の炭化ケイ素繊維は、1600
℃に加熱すると繊維強度が低下し、耐熱性に劣るもので
あった。
比較例3 平均重合度(n)が36のポリジメチルシランを用いた
以外は実施例1と同様にして、数平均分子量が2000
、酸素含有率が0.8重量%のポリカルボシランを得、
それを用いて前駆体繊維を得た。
続いてこの前駆体繊維を実施例1と同様にして不融化し
、続いて1000℃まで加熱して焼成して平均直径14
μ■の炭化ケイ素繊維を得た。
得られた炭化ケイ素繊維の諸特性を測定し、その結果を
第7表に示した。
続いて、上記の炭化ケイ素繊維を3サンプルに分け、各
々を1600℃、1800℃、2000℃で1時間保持
したところ、2000℃に加熱したものは繊維形状が保
持されなかった。また、1eoo℃に加熱したものは繊
維形状は保持したものの、繊維表面にSiCの結晶粒子
が付着し、表面欠陥が認められると共に表面が粗くなっ
ていた。上記各炭化ケイ素繊維の引張強さ、引張弾性率
を測定し、その結果を第7表に示した。
第  7  表 引張強さ [GPa]    2.80 1.30 0
.70  不可引張弾性率[GPa]   170 1
80 180  不可酸素含有率[重量%11.1−−
− ケイ素に対する 炭素のモル比(C/S1)  1.30 −  −  
−第7表から明らかなように、酸素含有率が0,8重量
%のポリカルボシランを用いて得た酸素含有率が1,1
重量%の本比較例の炭化ケイ素繊維は、1800℃に加
熱すると繊維強度が低下し、耐熱性に劣るものであった
比較例4 実施例1と同様にして得た前駆体繊維を空気中で昇温速
度10℃/hで200℃まで加熱することによって不融
化した以外は実施例1と同様にして焼成し、平均直径1
4μlの炭化ケイ素繊維を得た。
なお、焼成温度は1000℃と1600℃の各々につい
て行った。
得られた炭化ケイ素繊維の諸特性を第8表に示す。なお
、1600℃に加熱したものは非常に脆く、繊維強度の
測定は不可能であった。
引張強さ [GPal    3.40   不可引張
弾性率[GPal   170   不可酸素含有率[
重量%コ 13.0  0.8ケイ素に対する 炭素のモル比(C/St)  1.33  0.99第
8表から明らかなように、熱酸化法により不敵化した酸
素含有率が13.0重量%の本比較例の炭化ケイ素繊維
は、1600℃に加熱すると繊維強度が著しく低下し、
耐熱性に劣るものであった。
[発明の効果コ 以上説明したように、酸素含有量が1重量%未満である
本発明の炭化ケイ素繊維は極めて高い耐熱性を有し、1
800〜2000℃の高温下にも耐え得る。
すなわち、本発明の炭化ケイ素繊維は係る高温下にあっ
ても高強度、柔軟性といった本来有する優れた特性が維
持される。従って、本発明の炭化ケイ素繊維は、例えば
宇宙・航空分野、窯業、鉄鋼業等の一般産業分野、或い
は民生分野等において超耐熱性が要求されるかゆえに従
来は炭化ケイ素繊維を適用不可能であった箇所にも使用
可能である。
また、本発明の炭化ケイ素繊維を単繊維、ヤーン、ロー
ビングケーブル、ストランド、フィラメント、チョツプ
ドフィラメントとして、繊維径か小さくしなやかなので
二次加工によって織布、スリーブ、ロープとして、ある
いは金属、セラミ・ソクス等との複合材料として利用で
きる。例えば、繊維状発熱体、防火織布、原子炉材料、
核融合炉材料、ロケット材料、各種耐火材料等には本発
明の炭化ケイ素繊維はその耐熱性、高強度、高弾性、軽
量、対摩耗性等の特徴から極めて有用である。
さらに、本発明の製造方法によれば、上述の本発明の超
耐熱性炭化ケイ素繊維を簡便にかつ効率よく製造するこ
とが可能となる。従って、本発明の製造方法は本発明の
超耐熱性炭化ケイ素繊維を製造する際に採用される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、酸素含有率が1.0重量%未満であることを特徴と
    する超耐熱性炭化ケイ素繊維。 2、酸素含有率が0.8重量%未満のポリカルボシラン
    を紡糸して得られる前駆体繊維を無酸素雰囲気又は真空
    中で放射線照射を行って不融化させ、次いでその不融化
    繊維を同様の雰囲気中で焼成することによって、酸素含
    有率が1.0重量%未満の炭化ケイ素繊維を得ることを
    特徴とする超耐熱性炭化ケイ素繊維の製造方法。
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