JPS5848505B2 - 主としてsicよりなるシリコンカ−バイド成形体の製造方法 - Google Patents

主としてsicよりなるシリコンカ−バイド成形体の製造方法

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JPS5848505B2
JPS5848505B2 JP51019379A JP1937976A JPS5848505B2 JP S5848505 B2 JPS5848505 B2 JP S5848505B2 JP 51019379 A JP51019379 A JP 51019379A JP 1937976 A JP1937976 A JP 1937976A JP S5848505 B2 JPS5848505 B2 JP S5848505B2
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organometallic
sic
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聖使 矢島
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    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B35/00Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
    • C04B35/515Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics
    • C04B35/56Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics based on carbides or oxycarbides
    • C04B35/565Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics based on carbides or oxycarbides based on silicon carbide
    • C04B35/571Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics based on carbides or oxycarbides based on silicon carbide obtained from Si-containing polymer precursors or organosilicon monomers

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、SiC成形体の製造方法に関するものである
本発明は本発明者らが先に発明し、特許出願した特開昭
52−40509号、特開昭52−58720号、特開
昭52−59725号発明の改良に関するもので、前記
本発明者らの発明したシリコンカーバイド成形体を安価
に且つ大量に製造することを目的とするものである。
前記目的を達成するため本発明は有機ケイ素化合物の少
なくとも一種と、ケイ素、炭素、水素、酸素以外の異種
元素を含有する有機金属化合物の少なくとも一種以上と
の混合物を原料とし、加熱重縮合あるいは必要に応じて
ラジカル開始剤を10係以下添加し、不活性ガス、CO
ガス、CO2ガス、水素ガス、炭化水素ガス、有機ケイ
素化合物ガスのうちから選ばれる倒れか一種又は二種以
上の雰囲気中あるいは真空中で、必要に応じて加圧下で
加熱することにより、および/または照剤あるいは重縮
合用触媒を添加することにより得られるケイ素、炭素、
水素、および酸素以外の異種元素のうちから選ばれる少
なくとも1つを含有する主として炭素とケイ素からなる
有機ケイ素高分子化合物を結合剤として用い、SiC粉
末と混捏、成形し、焼成することにより生或する主とし
てSiCからなるシリコンカーバイド威形体の組織内に
、第1〜4表に示す如き、金属の窒化物、酸化物、硼化
物、炭化物あるいは遊離炭素等が分散点在することによ
り高強度で高温における耐酸化性が良いシリコンカーバ
イド或形体を製造する方法に関する。
次に本発明を詳細に説明する。
本発明において下記記載の(1)〜(9)の有機ケイ素
化合物のうち少なくとも一種以上と、uO)〜(18)
記載の有機金属化合物のうちの少なくとも一種との混合
物を出発原料として使用することができる。
(1) Si−C結合のみをふくむ有機ケイ素化合物
、シラ炭化水素(silahydrocarbon)と
よばれるR4Si+R3Si(R’SiR)nR’Si
R2などとその炭素一官能性誘導体がこれに属する。
(2) S i − C結合のほかにSi−H結合を
ふくむ有機ケイ素化合物モノー、ジー、およびトリオル
ガノシランなどがこれに属する。
例(C2I7L5)2SIH2,(CH2)5SiH2
,(CH3)3SiCH2Si(CH3)2H,(3)
S i−Ha,l結合を有する有機ケイ素化合物モ
ノシランを除くオルガノハロゲンシランである。
(4) Si−{)R結合を有する有機ケイ素化合物:オ(11
)第I族金属を含む有機金属化合物(含配位化合物) 例CH3Lt + C2H5Na ,C6H5L t
,Na〔(CH3)2Li〕,KCH3,AgCH3,
A u C s Hg (12)第■族金属を含む有機金属化合物(含配位化合
物) 例BeC2H6,MgCH2,CaC2H6,BaC2
H6,ZnC4I−{1。
,CaC2H6,HgCH3Br,SrC2H6(13
)第■族金属を含む有機金属化合物(含配位化合物) 04)第■族金属を含む有機金属化合物(含配位化合物
) 例HfC1oH1oCΔ,GeC2H8,SnC2H8
PbC2H8 (15)第■族金属を含む有機金属化合物(含配位化合
物) 例VC606,NbC606,TaC606,C4H4
NPC2H505,PC2H7,AsCH3S,AsC
2H7 , SbC2H7, BiC3Hg(16)第
■族金属を含む有機金属化合物(含配位化合物) 例WCg H6 03 t C2 H5 SH r S
eCH2 +TeC2H6,PoC2H6 卸 第■族金属を含む有機金属化合物(含配位化合物) 例MnC12H1o,TcC1oH1o,ReC6H3
05?8)第■族金属を含む有機金属化合物(含配位化
合物) 例FeC1oH1o,CoC6H5C3,NiC6H1
o,RuC H RhC H , PdCBH
10 ,10 10 ツ 9 13
PdC5H,Ct,OsC1oH1o,IrC303,
P t C, H1 前記有機ケイ素化合物の少なくとも1種に前記有機金属
化合物の少なくとも1種を混合し、前記混合物原料を2
00〜1500°Cの温度節囲で、真空中あるいは不活
性ガス、水素ガス、COガス、CO2ガス、炭化水素ガ
ス、有機ケイ素化合物ガスのうちから選ばれる倒れかの
雰囲気下で、必要に応じて加圧下で、重縮合させてケイ
素、炭素、水素、酸素以外の異種元素を含有する有機ケ
イ素高分子化合物を合成し、この合威された化合物を結
合剤として以下に説明する或形体の製造に用いる。
前記合或反応において、2000Cより低い温度におい
ては合戒反応が十分に進行せず、また1500℃より高
い温度では反応が進行しすぎて、SiCを主とする無機
化合物となるため、200〜1500℃の温度範囲にす
ることが有利であり、300〜1200℃の温度範囲で
最も良い結果が得られる。
前記合戊反応においては、前記出発原料に必要に応じて
ラジカル開始剤を10%以下添加混合することができる
前記ラジカル開始剤としては過酸化ベンゾイル、ジ・タ
ーシャリイ・ブチル・ベルオキシオキザレイト、ジ・ク
ーシャリイ・ブチル・ベルオキシド、アブイソブチロニ
トリル等を使用することができる。
前記合或反応ではこれらのラジカル開始剤は必ずしも必
要としないが、これを使用することにより爾後の加熱に
よる反応開始温度を低下させることができるか、または
加熱生戒物の平均分子量を大きくすることができる。
前記合戒反応において、加熱反応時に酸素が存在すると
、ラジカル重縮合反応が酸素のため生起せず、あるいは
生起しても途中で停止するから、不活性ガス、水素ガス
、COガス、CO2ガス、炭化水素ガス、有機ケイ素化
合物ガスのうちから選ばれる少なくとも一種の雰囲気下
、あるいは真空下で加熱することが必要である。
前記合戊反応における熱分解重縮合反応の際、圧力がか
かるので加圧は必ずしも必要でないが、加圧する場合は
、前記不活性ガス、水素ガス、COガス、CO2ガス、
炭化水素ガス、有機ケイ素化合物ガスのうちから選ばれ
る倒れか一種または二種以上の雰囲気によって加圧する
ことができる。
前記合戒反応をおこなう装置の一例としては静置式のオ
ートクレープがある。
この場合加熱温度は300〜500℃の温度範囲が好適
である。
さらに前記合戒反応を行なう他の例としては、図に示さ
れる流通式装置である。
図においてバルブ1より原料を加熱装置2に装入し、3
00〜15000Cの温度範囲、好適には500〜12
000Cの温度範囲で加熱し、反応生成物中本発明の異
種元素を含有する有機ケイ素高分子化合物をバルブ3を
経て分離塔4に送り、蒸溜分離し、ガスはバルブ5を経
て排出し、高分子量重合体はバルブ7を経て系外に取出
す。
なお分離塔4において分離された低分子量化合物はバル
ブ6を経て再び加熱装置2に循環させる。
前記のようにして得られた結合剤である異種元素を含有
する有機ケイ素高分子化合物中の異種元素の存在は、赤
外吸収スペクトル、核磁気共鳴吸収スペクトルにより確
かめることができ、元素分析によりその存在量を定量す
ることができる。
この他に分子量測定装置により平均分子量を測定した結
果、出発原料、加熱温度、加熱時間により平均分子量は
異なり、300〜50000の間に分布している。
本発明の結合剤の合戊において必要に応じ使用されるラ
ジカル開始剤の添加量は10%を越えても、その効果は
特に上昇せず、経済的でないから10係以下にする必要
があり、0.01〜1係の範囲で最も良い効果が得られ
る。
なお本発明の結合剤は本発明者等が先に出願した特開昭
52−59725号に記載の結合剤とほぼ同一の性状の
ものであるが、先の出願の結合剤は、予め有機ケイ素化
合物を何らかの方法により重縮合させた後に有機金属化
合物を添加して結合剤としていた。
前記方法は初に重縮合工程とその後の有機金属化合物を
添加混合する工程とよりなっており、場合によっては添
加、混合後さらに重縮合反応をさせる必要があるが、こ
れに対し、本発明によれば、前記の如く、予め有機金属
化合物を添加混合した後重縮合させるために、2段階の
重縮合反応は全く不要であり、かつ重縮合反応の生戊物
の収率を大きくすることができる点において前記先の出
願の発明よりも優っており、この結果安価に製造できる
のが特長である。
本発明において、ケイ素、炭素、水素、酸素以外の異種
元素のうちから選ばれる少なくとも1つを構造中に含有
するケイ素と炭素とを主な骨格戒分とする有機ケイ素高
分子化合物を結合剤として用いてSiC粉末と混和、成
形、焼成するとシリコンカーバイド成形体の組織内に第
1〜4表に示す諸種の微結晶質金属窒化物、酸化物、硼
化物、炭化物あるいは遊離炭素が均一微細に分散し、気
孔率が少なく、高強度、高温に於ける耐酸化性の高いシ
リコンカーバイド戒形体を得ることができる。
前記本発明において結合剤に用いる有機ケイ素高分子中
に、ケイ素、炭素、水素、酸素以外の異種元素を0.0
1〜20係含ませることは有利である。
前記異種元素を0.01〜20係とすることの有利であ
る理由は、0.01%より少ないと、焼戒後のシリコン
カーバイド或形体組織に分散点在する金属の前記各種化
合物あるいは遊離炭素の賦存量が少なく、目的とする強
度の大きい或形体を得ることができず、又20%以上に
なると次第に密度が低下するので、0.01〜20係に
することが有利である。
本発明の方法に於いて使用することの出来るSiC粉末
はSiC戒形体の用途により、さほど高純度を必要とし
ないときは、市販のSiC粉末を使用できる。
又、比較的純度の高いSiC粉末を得るには、高純度の
ケイ石、例えばS i02分99.8%以上のものと炭
素として灰分0. 3 %以下の例えば石油コークス、
レトルトカーボン等を使用してSiC粉末とすることが
できる。
その他、シュガーカーボン、カーボンブラック等高純度
の炭素と高純度金属ケイ素とを1250゜C以上に焼成
してなるSiC粉末を使用することは有利である。
又、気相分解法によって得られるSiC粉末、あるいは
本発明の結合剤を焼成して得られた異種元素を含むSi
C粉末も使用することができる。
本発明の結合剤である有機ケイ素高分子化合物は液体又
は固体であり、そのままあるいは必要に応じて溶剤例え
ばベンゼン、トルエン、キシレンへキサン、エーテル、
テトラヒド口フラン、ジオキサン、クロロホルム、メチ
レンクロリド、石油エーテル、石油ベンジン、リグロイ
ン、DMSO,DMF,その他ポリカルボシランを可溶
する溶媒にポリ力ルボシランを溶解させ粘稠な液状とな
しSiC或形体を製造する際の結合剤として使用するこ
とができる。
本発明において前記結合剤をSiC粉末に対し、通常0
.3〜20fbの範囲で添加、混合する。
その添加量はSiC粉末を加圧或形せしめるに必要な量
であれはよく、後述する如く成形焼成させる方法により
添加量を調整することができる。
前記混捏したものを所定の形状を有する戒形体に戊形す
る。
なお型内において加熱し、その焼成過程でホットプレス
法を用いて加圧或形を行うこともできる。
前記或形体を焼成するには、真空中、不活性ガス、CO
ガス、水素ガスのうちから選ばれるいずれか一種以上の
雰囲気中で1000’Cから2200℃までの温度範囲
で焼威してシリコンカーバイド成形体とすることができ
る。
前記焼或を空気中で行なうと結合剤が酸化されて、81
02となるため、真空中、不活性ガス、COガス、水素
ガスのうちから選ばれるいずれか少なくとも1種の雰囲
気中で焼或することは有利である。
又、前記ホットプレートを用いて、70〜20000K
P/criLの加圧下で真空中、不活性ガス、COガス
、水素ガスのうちから選ばれるいずれか少なくとも1種
の雰囲気中で焼戒を行うと結合剤のSiCへの転化率を
多くすることができ、より緻密なSiC戒形体とするこ
とができる。
なお真空中で行う場合には加熱昇温を充分時間をかけて
おこなえば、結合剤のSiCへの転化率が良くなり、か
つ戒形体の収縮も均一に行なわれるため、緻密な成形体
を得ることができる。
ただし、前記加熱雰囲気中に酸化性ガス、窒化性ガス、
炭化水素ガスのうちいずれか1種以上がlQ+o+l{
g以下の分圧で存在しても、上記焼或を遂行するのに差
しつかえない。
本発明において用いることのできるホットプレス法は、
耐火性物質の粉末を焼成する方法の1つで、あらかじめ
或形せず粉末のまま型内において加熱し、その焼或過程
で加圧或形を行い、粒子の詰りを一層よくして緻密質或
形素地を得る方法である。
工業的に実施されている高温プレス法では温度1000
〜22000C、圧力140〜7 0 0 Ky/dの
範囲を最も普通としている。
炉の加熱法は一般に電気的加熱を採用し、それには最も
普通である抵抗加熱式と、これに次いで高周波誘導加熱
式との2種がある。
抵抗加熱では電圧をO〜30voltに連続的に変化さ
せ、電流は15000ampの誘導電圧調整機が広く応
用されており、かような加熱用抵抗黒鉛管は肉厚1.3
CIrLで、外径20cIrL、長さ1 5 0cm程
度のものが用いられる。
高周波誘導加熱では毎秒1000〜30000サイクル
の広い周波数範囲が使用されている。
戒形体が径2. 5 cm、長さ2. 5 cmまでの
小規模の高温プレスでは30000サイクルで15kv
aを適当とするが、径35crrL、長さ25cm程度
までの大型の場合には1000サイクルで、3 0 0
kvaを適当とする。
加圧方法で最も簡単なのはテコ式であるが、圧力の調節
には不便であるので、油圧または空気圧のラム式が有利
に使用できる。
プレスに好適な1000〜2200℃において型が電気
的に伝導性ならば、抵抗または誘導法により直接に加熱
することができるので、黒鉛を使用することが好ましい
本発明によるSiC成形体を製造する際の過程を詳しく
説明すると、結合剤として用いた有機ケイ素高分子化合
物は熱処理の過程で熱分解し、余分の炭素や水素は揮発
威分として揮散し、残存する炭素とケイ素は化合してS
iCとなり外部的に加えたSiC粉末と強固な結合をす
るに至る。
この過程は時間を充分長くかけてゆっくり昇温させると
加えたSiC粉末の粒界を有機ケイ素高分子化合物によ
り充填する様になり、これらは徐々に結合しながら最終
的にSiCとなり、自己拡散の遅いSiCの自己焼結性
を助ける役割を果す。
父、本発明に用いらえる結合剤は、SiCに転化した際
、SiC微結晶を形威し、その結晶粒子の大きさは通常
30〜70人であり、表面積が著しく大きくなり、見掛
け上のSiCの自己拡散係数は非常番と大きくなると考
えられ、本発明の目的とするSiC或形体においてその
自己焼結性を増大させることになり、結果として緻密な
或形体を与える。
この超微粒シリコンカーバイド粒子が生戒する理由はケ
イ素、炭素、水素、酸素以外の異種元素のうちから選ば
れる少なくとも1つを構造中に含有するケイ素と炭素と
を主な骨格或分とする有機ケイ素高分子化合物よりなる
結合剤が熱分解される過程でシリコンカ−バイド成形体
の組織内に前記第1〜4表に記載の諸種の微結晶質金属
窒化物、酸化物、硼化物、炭化物、あるいは遊離炭素等
が均一微細に分散生成し、同時に主として生戒するシリ
コンカーバイド微結晶の粗大化を抑制するためと考えら
れる。
本発明方法に用いるのに好適な金属化合物を構成する金
属元素は周期律表のIVB族(チタン、ジルコニウム、
ハフニウム),VB族(バナジウム、ニオブ、クンクル
)およびVIB族(クロム、モリブデン、タングステン
)、ランタニド族(セリウム、ブラセオジュウム、ネオ
ジュウム、サマリュウム、ユーロビュウム、ガドリニウ
ム、テルビュウム、デイスプロジウム、ホロミュウム、
エルビュウム、ツリュウム、イツテルビュウム、ルテチ
ュウム)に属する金属元素であり、その他硼素、アルミ
ニウム、或いは、前記金属酸化物、炭化物、窒化物、硼
化物を形或する金属等である。
本発明によれば、かくして得られたSiC[形体に以下
に述べる一連の処理を少なくとも1回以上施すことによ
り、さらに高密度の成形体を得ることができる。
すなわち先ず前記焼戊体を有機ケイ素高分子化合物より
なる結合剤液に浸漬して、該液を焼或体の粒界および気
孔内に含浸させる。
この浸漬処理を行うに際し予め前記焼戒体を減圧容器内
に入れ減圧下で前記液を浸漬させると、焼或体の深部に
まで結合剤液を滲透させることができるので有利である
さらにまた高圧下で含浸処理を行なうこともできる。
次に含浸後の焼成体を1000〜1700℃の温度範囲
で常圧または加圧下で加熱焼或すれば高密度の戒形体を
得ることができる。
本発明において、前記含浸に用いる有機ケイ素高分子化
合物は焼成成形体の内部に深く滲透させることが好まし
く、粘稠な有機ケイ素化合物を含浸させる場合には、こ
の化合物を可溶する溶媒を用いて溶解させた溶液中に前
記成形体を浸漬することは有利である。
含浸した有機ケイ素高分子化合物は、加熱によりSiC
に転換する。
このSiCは基材焼成体の粒界および気孔に存在し、こ
のSiCと焼或体との相互拡散および有機グイ素化合物
の加熱により通常残存する遊離炭素の拡散により、この
SiCと焼成体は強固な結合を形或する。
前記減圧の程度は10mJ{gより低いことが上記高密
度化に有利である。
また有機ケイ素高分子化合物は、前述した結合剤として
使用することのできるものと同種のものであるが、含浸
を容易にするために、これらを可溶する溶媒、たとえば
ベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、エーテル、
テトラヒド口フラン、ジオキサン、クロロホルム、メチ
レンクロリド,リグロイン、石油エーテル、石油ベンゼ
ン、DMSO,DMFなどを用いて溶解し、より粘性の
少ない溶液として使用することができる。
ただし、上記有機ケイ素高分子化合物がそのままの状態
で充分含浸できる場合は、上記溶媒を用いて溶液とする
必要はない。
また加熱処理はiooo〜1700℃の温度範囲で実施
するが、その雰囲気としては、真空中、空気中、酸素ガ
ス、不活性ガス、COガス、水素ガス、炭化水素ガス、
オゾンのうちから選ばれるいずれか1種以上からなるも
のを使用することができる。
ただし、上記雰囲気のうちで酸化性雰囲気において加熱
する場合は、含浸した有機ケイ素高分子化合物の酸化を
防止するため、予め非酸化性雰囲気中で室温から約10
00’Cまで予備加熱して、含浸した有機ケイ素高分子
化合物を主としてSiCより構或される無機質にしてお
くことが高純度化に有利である。
さらに、上記一連の高密度化処理は、含浸が可能な限り
、何回でも繰り返し実施することができる。
次に、かくして得られたSick,形体には有機ケイ素
高分子化合物がSiCに転換する際に通常残存する遊離
炭素が含まれていることがあり、この遊離炭素は不純物
として或形体の強度の低下を招くことがある。
この遊離炭素は酸素ガス、空気、オゾン、水素ガス、水
蒸気、CO2ガス、炭化水素ガスのうちから選ばれるい
ずれか少なくとも1種の雰囲気中で好適には600〜1
700’Cの温度範囲で前記焼或体を加熱することによ
り除去することができる。
前記焼戊を600℃以下の温度で行なっても炭素を充分
除くことはできず、1700’Cを超えるとSiCと前
記雰囲気ガスとの反応が著しくなるためにこの温度以上
で遊離炭素を除くのは好ましくない。
前記雰囲気中での焼或の時間は焼或温度、成形体の大き
さ、焼成炉の構造によって変化し、焼戒温度が低いと長
時間焼威しなければならず、焼成温度が高いと焼成時間
は短かくて良いが、どちらかといえば、低い温度で比較
的長時間焼成した方がSiCと雰囲気ガスとの反応生戒
物の生成量が少ないので良い結果が得られ、例えば本発
明によって製造したルツボを1000℃の空気中で焼成
して遊離炭素を除去する場合には0.1〜3時間が適当
である。
このようにして得られたSiC成形体は用いた結合剤が
最終的にはSiCや金属酸化物、炭化物、窒化物、硼化
物あるいは遊離炭素の微結晶に転化し、主として生或す
るシリコンカーバイド微結晶の粗大化を抑制するため、
高強度で高温に於ける耐酸化性の高いものができる。
次に本発明を実施例について説明する。
実施例 1 5tの三口フラスコに無水キシレン2.5tとナトリウ
ム383gとを入れ、アルゴンガス気流下でジメチルジ
ク口ロシラン1tを少しずつ滴下した。
滴下終了後、同様にアルゴン気流中で8時間加熱環流し
、沈殿物を生成させた。
この沈殿を炉過し、まずメタノールで洗浄した後、水で
洗浄して、白色粉末のポリシラン415gを得た。
このポリシラン25,?とヘキサメチルジシラサン2.
5gとをオートクレープに入れ、450’Cで20時間
反応させた。
反応終了後、n−ヘキサンに溶かしてオートクレープよ
り取り出し、済過し、真空ポンプを使用して150゜C
まで加熱濃縮し、固体状有機ケイ素高分子化合物11g
を得た。
平均600メッシュの純度99.90係SiC粉末30
gを上記有機ケイ素高分子化合物と共に十分に混捏後ル
ツボ状に加圧或形し、1×10−41nmHgの真空中
で室温より1.500’Cまで8時間かけて焼成し、S
iCルツボとした。
前記シリコンカーバイドルツボのかさ比量は2.90で
あった。
得られたSiCの焼結戒形体を走査形電子顕微鏡により
観察した所、S i3N4 ,StCの如きSiの窒化
物及び炭化物及び遊離炭素が析出分散していることが認
められた。
これは結合剤のポリシラザン中に窒素を含み、これが熱
分解して珪化物を生成するためである。
次に上記有機ケイ素高分子化合物をトリエンに溶解し、
溶液としたのち、IXIO−3mxf51の真空中に保
持しておいた前記SiC焼結ルツボに注ぎ前記溶液を含
浸させた。
この含没後のルツボをアルゴン雰囲気中で1500’C
まで8時間かけて加熱し、1時間保持して新たな焼結体
とした。
得られたルツボ或形体のかさ比重は2.98であった。
このものにさらに、上記と同様な条件で前記溶液の含浸
と加熱とをそれぞれ1回ずつ行なったところ、得られた
戒形体のかさ比重は3.05であった。
このものにさらに、上記一連の含浸および加熱処理を施
したところ、得られた成形体のかさ比重は3.17であ
った。
このように得られた成形体に有機ケイ素高分子化合物の
含浸工程と加熱工程の一連の処理をくり返し実施するこ
とによりかさ比重は徐々に理論比重に近づき、緻密な戊
形体を得ることができた。
このようにして得られたルツボを金属ケイ素の溶解に用
いたところ、従来のルツボに比し、寿命が大幅に向上し
、高温下での使用に充分耐えるものであった。
実施例 2 実施例1と同様にして得られた固体状有機ケイ素高分子
化合物5gを結合剤として金属ケイ素と炭素より製造し
た平均450メッシュの純度99.75%のSiC粉末
50gとの混合物を混捏し、ノズル状に或型するため黒
鉛製鋳型に入れ、ホットプレスを用いて真空中(IXI
O ’朋Hg)200Kp/一の加圧下1800゜C
まで高周波誘導加熱法により徐々に10時間かけて昇温
した。
このものはかさ比重3.15の得られたSiC焼結戒形
体を走査型電子顕微鏡により観察した所、SiCの微細
結晶及び遊離炭素が析出分散しているのが認められた。
さらに、ジメチルジク口ロシランより得られたポリジメ
チルポリシラン粉末を常圧下約470℃に加熱し、環流
させながら2時間反応させて得られたポリ力ルポシラン
溶液を1×10−3myn }{ gの真空中に保持し
ておいた前記SiCノズルに注ぎ、前記溶液を含浸させ
た。
この含没後のノズルをアルゴン雰囲気中で1000℃ま
で5時間かけて加熱し、2時間保持した。
さらにこのものを空気中で14000Gまで8時間かけ
て加熱し、1時間保持して新たなノズルとした。
得られたノズルのかさ比重は3.17であった。
このように、有機ケイ素化合物含没後の成形体をまず非
酸化性雰囲気中で約1000゜Cまで加熱したのち、酸
化性雰囲気中で600〜1700’Cの温度範囲で加熱
することによりSiC戒形体の高密度化処理と脱遊離炭
素処理を同時に行なうことができる。
かくして得たノズルを用いてリボン状の金属ケイ素を製
造した。
これを従来の方法で製造したノイズと比較すると、寿命
が長くなった。
実施例 3 ドデカメチルシクロへキサシラン10gとヘキサメチル
ジシラサン0. 5 KPの混合物を、図の流通式装置
を使用して熱重縮合反応した。
120℃に予熱された前記混合物を流速217時間で、
バルブ1を通して加熱装置2(全長1.5mのパイプヒ
ーター)で650℃に加熱し、窒素を含有する有機ケイ
素高分子化合物を生戊した。
前記有機ケイ素化合物は分離塔4に送入し、ガス、低分
子量化合物、高分子量重合体にそれぞれ分離され、ガス
はバルブ5を通して系外に排出され、高分子量重合体は
バルブ7を通して系外に取り出される。
低分子量化合物はバルブ6を通し、リサイクル原料とし
て再び加熱装置2に送られる。
得られた有機ケイ素高分子化合物は加熱炉過された後、
真空中**で150℃に加熱濃縮されて、固体状高分子
化合物とされた。
この高分子化合物10gを100ccのn−へキサンに
溶解し、そこへα−SiC粉末(250メッシュ以下で
微粉末を30%含有)90,li’を加えて混和物とし
た。
前記混和物を乾燥してn−ヘキサンを除去した後、20
X20X20朋の立方体に圧縮或型し、該成形体を真空
中で100℃/時間の昇温速度で1300℃まで昇温し
、1300℃に1時間保持してSiC成形体を得た。
得られたSiC焼結戒形体を走査型電子顕微鏡により観
察した所、S i3N4 + StCの窒化物及び炭
化物が析出分散していることが認められた。
尚比較のためポリシランのみから合戒したポリ力ルポシ
ランを結合剤とし、同様の方法でSiC成形体を製造し
た。
前記2種類のSiC戊形体を空気中1600゜Cで長時
間耐熱試験を行ない圧縮強度の比較を行なった。
第2表に示される如く、窒素を含有する有機ケイ素高分
子化合物を使用した本発明品の耐熱性はきわめて良かっ
た。
実施例 4 ジメチルジク口ロシランIOKPと500gの酢酸クロ
ム、ヘキサカルボニルモリブデン500gの混合物原料
を図に示す装置を使用し、加熱装置の温度680’Cで
、実施例2と同一の方法により、クロムとモリブデンを
含有する有機ケイ素高分子化合物の合成を行なった。
この有機ケイ素高分子化合物には0. 4 %のクロム
と0. 9 %のモリブデンが含有されていた。
この有機ケイ素高分子化合物を使用し実施例2と同一の
方法でシリコンカーバイド或型体を作った。
得られたSiC戒形体を走査型電子顕微鏡により観察し
た所、Cr3C2,Mo2C,SiCの炭化物が析出分
散していることが認められた。
これは結合剤として使用した有機ケイ素化合物中にCr
及びMoを含んでいたためである。
比較のためジメチルシクロロシランのみから有機ケイ素
高分子化合物とジルコニア粉末から同様の方法で戒型体
を製造した。
この二つの戊型体を空気中1600℃長時間加熱して、
その圧縮強度を測定し、第4表に示した。
実施クリ 5 ジメチルジク口ロシランから合戒された鎖状ジメチルポ
リシラン30gとチタノセン 〔(C5H5)2TiCt2〕2gの混合物をオートク
レープに入れ、アルゴン雰囲気中で4000C、圧力3
0気圧で30時間加熱した反応生成物として21gの有
機ケイ素高分子化合物を得た。
SiC粉末50gに上記有機ケイ素高分子化合物10g
を結合剤として混捏し、棒状に加熱戒形し、室温から1
500°Cまでアルゴン雰囲気中12時間かけて昇温し
た。
このものはかさ比重2,88であった。得られた焼結成
形体を走査型電子顕微鏡により観察した所、TiC ,
SiCの炭化物が析出分散していることが認められた
これは結合剤チタノセン中にTiを含んでいたためであ
る。
このものの機械的強度などの性質を第8表に示す。
同様から明ら**かなように、Si3N4で結合した従
来のSiC焼結体にくらべて、本実施例品の種々の特性
は著しく向上している。
また、このものに本実施例2と同様な含浸、加熱処理を
施したところ、かさ比重は3.12となり、諸機械的強
度および耐酸化性も向上した。
また、この棒状成形体を発熱体に用いたところ、従来の
SiC発熱体に比し、寿命が約30係長くなった。
実施例 6 実施例1の様にして得られたポリジメチルシラン100
gとトリス(2,2,6,6−テトラメチル3゜,5−
ヘプクンジオナト)Pr(III)1gとの混合物を常
圧下470゜Cに加熱し還流させ、2時間重縮合反応を
行なわしめたのち、有機ケイ素高分子化合物32gを得
た。
炉過後真空中で150°Cまで加熱濃縮し、プラセオジ
ュウムを含有する有機ケイ素高分子化合物とした。
前記有機ケイ素高分子化合物を80゜Cに加熱し、オー
トクレープ中で30気圧に加圧下シリコンカーバイド或
形体( 100X200X400)に含浸させ、次いで
前記或形体をコークス粒中に埋込んで室温より400℃
まで4時間、400℃から800℃までは8時間、80
0℃以上は2000C/時間の昇温速度で昇温して12
00゜Cに焼威した後、再び有機ケイ素高分子化合物を
含浸させて、同様に16.00℃まで焼或してこのレン
ガを走査型電子顕微鏡により観察した所、Pr4C3
, SiCの炭化物及び遊離炭素が析出分散しているこ
とが認められた。
比較試料としてテトラメチルシランのみから同様の方法
で合威された有機ケイ素高分子化合物を使用し、同様の
方法でシリコンカーバイドレンガを含浸処理した。
前記二つの含浸処理したシリコンカーバイドレンガの圧
縮強度を測定した結果を第9表に示す。
本発明品はプラセオジュウムを含有しない比較品に比較
して、高温圧縮強度が大きく、特に1600’Cでの圧
縮強度はきわめて大きくなった。
以上本発明によれば、ケイ素、炭素、水素、酸素以外の
異種元素を含有する主として炭素とケイ素からなる有機
ケイ素高分子化合物を安価にかつ大量に製造することが
できることから、耐酸化性の良い緻密な高強度を有する
シリコンカーバイド成形体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の製造方法において使用される流動式加熱反
応装置の1例を示す系統図である。 L3,5,6,7・・・・・・バルブ、2・・・・・・
加熱装置、4・・・・・・分離塔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (1) Si−C結合のみを含む有機ケイ素化
    合物。 (2) S i − C結合のほかにS i − H
    結合をふくむ有機ケイ素化合物。 (3) Si Ha/Jia合を有する有機ケイ素
    化合物。 (4) Si −OR ( R=アルキル、アリール
    )結合を有する有機ケイ素化合物。 (5) S i−OH結合を有する有機ケイ素化合物
    。 (6)Si−Si結合をふくむ有機ケイ素化合物。 (7) S i −0−S i結合をふくむ有機ケイ
    素化合物。 (8)有機ケイ素化合物エステル類。 (9)有機ケイ素化合物酸化物。 (10)Si−N結合を有する有機金属化合物。 (1l)第I族金属を含む有機金属化合物。 住2)第■族金属を含む有機金属化合物。 (13)第■族金属を含む有機金属化合物。 (14)第■族金属を含む有機金属化合物。 05)第■族金属を含む有機金属化合物。 (L6)第■族金属を含む有機金属化合物。 (17)第■族金属を含む有機金属化合物。 08)第■族金属を含む有機金属化合物。 上記(1)〜(9)のうちから選ばれる少くとも1種以
    上の有機ケイ素化合物と、00)〜08)のうちから選
    ばれる少なくとも1種以上の有機金属化合物との混合物
    を出発原料とし、重縮合用触媒の添加、照躬、加熱の何
    れか少なくとも1つにより200℃〜1500℃の温度
    範囲で重縮合反応することによりケイ素、炭素、水素、
    酸素以外の異種元素のうちから選ばれる少なくとも1つ
    を構造中に含有するケイ素と炭素とを主な骨格戒分とす
    る有機ケイ素高分子化合物を生成する工程と、この有機
    ケイ素化合物を結合剤として用いてSiC粉未と混和し
    た混合物を或形する工程と、真空中、不活性ガス、CO
    ガス、水素ガスのうちから選ばれるいずれか少なくとも
    1種の非酸化性雰囲気中10000C〜2200℃で加
    熱する工程との結合よりなる主としてSiCよりなるシ
    リコンカーバイド成形体の製造方法。 2 (1) Si−C結合のみをふくむ有機ケイ素
    化合物。 (2) Si−C結合のほかにSi−H結合をふくむ
    有機ケイ素化合物。 (3) S i−HaL結合を有する有機ケイ素化合
    物。 (4) S i−OR( R=アルキル、アリール)
    結合を有する有機ケイ素化合物。 (5)Si−OH結合を有する有機ケイ素化合物。 (6) S i −S i結合をふくむ有機ケイ素化
    合物。 (7) S i −0 −S i結合をふくむ有機ケ
    イ素化合物。 (8)有機ケイ素化合物エステル類。 (9)有機ケイ素化合物酸化物。 α0) Si −N結合を有する有機金属化合物。 0])第I族金属を含む有機金属化合物。 α2)第■族金属を含む有機金属化合物。 (13)第■族金属を含む有機金属化合物。 (14)第■族金属を含む有機金属化合物。 (15) 第■族金属を含む有機金属化合物。 (16)第■仮金属を含む有機金属化合物。 (17)第■族金属を含む有機金属化合物。 (18)第■族金属を含む有機金属化合物。 上記(1)〜(9)のうちから選ばれる少なくとも1種
    又は1種以上の有機ケイ素化合物と、00)〜(l8)
    のうちから選ばれる少なくとも1種又は1種以上の有機
    金属化合物との混合物を出発原料とし、重縮合用触媒の
    添加、照躬、加熱の何れか少なくとも1つにより200
    °C〜15000Cの温度範囲で重縮合反応することに
    よりケイ素、炭素、水素、酸素以外の異種元素のうちか
    ら選ばれる少なくとも1つを構造中に含有するケイ素と
    炭素とを主な骨格或分とする有機ケイ素高分子化合物を
    生戒する工程と、この有機ケイ素高分子化合物を結合剤
    として用いるSiC粉末と混合した混合物を威形する工
    程と、真空中、不活性ガス、COガス、水素ガスのうち
    から選ばれるいずれか少なくとも1種の非酸化性雰囲気
    中1000℃〜2200’Cで加熱する工程と、これに
    より得らえる主としてSiCよりなるシリコンカーバイ
    ド或形体に前記結合剤と同種の溶液を含浸させ、真空中
    、不活性ガス、COガス、水素ガスのうちから選ばれる
    いずれか少なくとも1種の非酸化性雰囲気中1000℃
    〜1700℃で加熱する工程と、得られたSiC焼結体
    を酸化性雰囲気中1600℃〜1700’Cで加熱し遊
    離炭素を酸化除去する工程と、前記含浸ならびに加熱処
    理を少なくとも1回繰返すことを特徴とする主としてS
    iCよりなるシリコンカーバイド成形体の製造方法。
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