JPH02258265A - 記録ヘッド駆動制御方式 - Google Patents

記録ヘッド駆動制御方式

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JPH02258265A
JPH02258265A JP7831089A JP7831089A JPH02258265A JP H02258265 A JPH02258265 A JP H02258265A JP 7831089 A JP7831089 A JP 7831089A JP 7831089 A JP7831089 A JP 7831089A JP H02258265 A JPH02258265 A JP H02258265A
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JP
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bit
bits
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JP7831089A
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English (en)
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Hiroshi Endo
浩志 遠藤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はドットマトリクスで記録を行なう記録ヘッドに
対し、順次記録データを与えて記録を行なわせる記録装
置の記録制御方式に関し、特に記録ヘッドに対し、ドッ
ト−何分に対応した所定ビット数の記録データを複数回
に分けて与えてドット1列分の記録を複数回に分けて行
なわせる記録装置の記録ヘッド駆制御方式に関するもの
である。
[従来の技術] 上記のような記録ヘッド駆動制御方式を採用している記
録装置としてバブルジェットプリンタがある。即ち、加
熱によりヘッド素子のノズル内に気泡を発生させ、その
圧力により、ヘッド素子からインクを吐出するバブルジ
ェットプリンタの記録ヘッドでは、−列に並んだ所定数
のヘッド素子を同時に駆動させることは、隣接するヘッ
ド素子の急激な温度上昇により、ヘッドの破壊を引き起
すためにできない、そこで1文字のドットマトリクスの
文字フォントのドット−列に対応した所定ビット数の記
録データを複数に分割し、時間差を付けてそれらを順次
ヘッドに与えてドット1列分の記録を複数回に分けて行
なわせている。具体的には例えばドット1列分の記録デ
ータが10ビットのデータであるとして順次2ビット分
のデータを生成し、5回に分けて与えてドット1列分の
記録を5回に分けて行なわせる。ここで2ビット分のデ
ータとはその2ビットについて元のデータの「1」ない
し「0」を設定し、残りのビットに「0」を設定した1
0ビットのデータである。従来のこの方式でプリンタの
記録ヘッドを駆動制御部で上記の分割した例えば2ビッ
ト分の分割データを生成する方法としては、元のドット
1列分の記録データとこれと同じビット数のマスクデー
タとの論理積を求めて、その論理積のデータを分割デー
タとする方法が採用されている。マスクデータは一回の
分割データの生成毎に1ビットづつシフトされる。
このような従来のバブルジェットプリンタの記録ヘッド
駆動制御部の構成と、上記の印字データの生成処理の詳
細について以下に説明する。
第5図は従来のバブルジェットプリンタの記録ヘッドの
駆動制御に関わる制御系の構成を示している。第5図に
おいて、まず符号4はプリンタの記録ヘッドの駆動制御
を含むプリンタ全体の制御を行なうCPU (中央処理
装置)であり、マイクロプロセッサ素子から構成される
CPUJ内で印字データの処理はアキュムレータ5を用
いて行なわれる。アキュムレータ5は例えば8ビットの
レジスタとする。又後述のように分割印字の終了を判定
するためにフラグレジスタのキャリー(桁上げ)フラグ
8が用いられる。モしてCPU4にはメモリとしてRO
M (リードオンリメモリ)1とRAM (ランダムア
クセスメモリ)9が接続され、又バブルジェットヘッド
として構成された記録ヘッド16が出力ボート素子等か
ら構成されたドライバ15を介して接続され、CPU4
の制御を受ける。
ROMIには各種の文字をドットマトリクスで印字する
ためのドットマトリクスのパターンデータであるフォン
ト群2のデータ、CPU4の制御プログラム3及び制御
に必要な各種固定データが格納される。
又RAM9はCPU4のワーキングエリアとして用いら
れ、RAMQ内のそれぞれ異なる所定の記憶エリアはキ
ャラクタバッファ10.ポインタ群11、フォントバッ
ファ12、マスクデータバッファ13、及び文字コード
バッファ14として用いられる。このうちキャラクタバ
ッファ10は印字すべき1文字のフォントデータを格納
するものである。1文字のフォントデータはCPU4を
介してROMIのフォント群2からキャラクタバッファ
10へ転送される。
次にポインタ群11は処理する印字データを指示するも
ので、後述する文字コードバッファ14に格納される印
字すべき文字列のうちのどの文字を印字すべきかを示す
文字ポインタ、キャラクタバッファ10に格納された1
文字分のフォントデータのうちの処理する1列分のデー
タリ列を示す列ポインタ、又上記1列分のデータのビッ
ト数がアキエムレータ5のビット数より多いものとして
1列分のデータのうちのどの部分のデータを処理するか
を示すバイトポインタが設けられる。
例えば1文字分のフォントデータの内のドット1列分の
データが10ビットであるとして、まず上位8ビットを
処理し、次に残りの下位の2ビットを処理する。この場
合の上位8ビットを処理するかあるいは下位2ビットを
処理するかをバイトポインタが指示するものとする。
次にフォントバッファ12は処理するドット1列分のフ
ォントデータを格納する0通常の印字の場合はキャラク
タバッファ10に格納された1文字分のフォントデータ
の内から処理すべきドット1列分のデータがそのままフ
ォントバッファ12に転送される。特殊な印字の場合は
キャラクタバッファ10内のドット1列分のデータに対
して所定の処理を行なってからフォントバッファ12に
転送する0例えばボールド印字の場合は印字するドット
1列分のデータとその前の列のデータの論理和を取って
それを最終的に印字すべきドット1列分の印字データと
してフォントバッファ12に転送する。
次にマスクデータバッファ13は上述した分割データを
生成するためのマスクデータが格納される0例えば上述
のようにドット1列分の所定ビット数の印字データを2
ビット分づつ分割して複数回に分けて1列分の印字を行
なうものとし処理データは8ビットとして、4ビットお
きにデータを取り出すものとしてマスクデータの初期値
は例えばrooolooolJに設定される。
次に文字コードバッファ14は印字すべき文字列の文字
コードを格納する。
以上の構成の下にCPU4はROMI内の制御プログラ
ム3に従い、第6図のフローチャート図に示した制御処
理手順で、以下のように印字データの処理を行なう、な
お第7図にこの場合の印字データ処理の様子を模式的に
示しである。
CPU4はプログラム実行中の指示により印字を行なう
場合にまず第6図のステップS1において文字コードバ
ッファ14に転送された印字すべき文字列のコードの内
からポインタ群11の文字ポインタにより指示される印
字すべき文字コードに対応する1文字分のフォントデー
タをROMIのフォント群2からRAMQ内のキャラク
タバッファ10にロードする。
次にステップS2ではキャラクタバッファ10内の文字
フォントデータの内で列ポインタとバイトポインタによ
り示されるドット1列分のデータのうちの処理すべき例
えば8ビットのデータについて必要に応じて所定の処理
を施した後、フォントバッファ12に転送する。この場
合の所定の処理とは例えば前述したボールド印字時の論
理和を取る等の処理である。
次にステップS3ではマスクデータバッファ13にマス
クデータの初期値、例えば前述したroooloool
Jをセットする。
次にステップS4ではマスクデータバッファ13からマ
スクデータをアキュムレータ5にロードする。
次にステップS5ではフォントバッファ12のデータと
アキュムレータ5のマスクデータとの論理積を求め、そ
の結果データはアキエムレータ5にセットされる。これ
により前述のように例えば2ビット分のヘッド信号を含
む印字データが求められる。
ステップS6ではステップS5で求めた印字データをド
ライバ15に出力し、記録ヘッド16に印字を行なわせ
る。
ステップS7では記録へラド16の特性による必要な加
熱時間をかせぐために例えばNOP (ノーオペレーシ
ョン)命令等のダミー処理を実行する。
ステップS8ではrooooooooJのデータをドラ
イバ15に出力し、記録ヘッド16をオフする。
次にステップS9、SIOではマスクデータバッファ1
3のマスクデータをアキュムレータ5にロードし、1ビ
ットシフトする。これによりマスクデータは例えばro
oolooolJからrooloooloJとなる。
次にステップSttではステップS10のマスクデータ
のシフトによりキャリーフラグ8にキャリーが生じたか
否かを判定し、これによりフォントバッファ12の印字
データの分割出力が終了したか否かを判定する。キャリ
ーが生じず、分割出力が終了してない場合には、ステッ
プS12でアキュムレータ5のマスクデータをマスクデ
ータバッファ13に転送した後ステップS5に戻り、以
下の処理を繰り返えす。
一方ステップS11でキャリーフラグ8にキャリーが生
じ、フォントバッファ12のデータの分割データの生成
、出力が終了した場合には、処理の詳細の図示は省略す
るが、ステップ313でポインタ群11のデータを更新
し、その更新されたデータ昇によりドット1列分のデー
タ処理が終了したか、1文字分のデータ処理が終了した
か、あるいは全印字データの処理が終了したかのの判定
を行なう、ドット1列分の処理ないしは8ビット分の処
理が終了した場合はステップS2へ戻り、1文字分の処
理が終了した場合はステップS1へ戻り、それぞれ以下
の処理を繰り返す、また全印字データの印字が終了した
ら処理を終了する。
以上のような処理により1文字のフォントデータの内の
ドット1列分のフォントデータからその2ビット分の信
号を含む分割印字データが順次生成され、出力されて、
ドット1列分の印字が複数回に分けて行なわれる。
[発明が解決しようとする課11!] しかしながら上述のような印字データの処理方法では、
分割印字データを生成するために印字データとマスクデ
ータの論理積を求めるが、一般的な汎用のCPUにおい
ては論理積を求める機能はアキュムレータにしかないた
め、元の印字データとマスクデータをそれぞれフォント
バッファ12とマスクデータバッファ13に保存してお
き、そこからアキエムレータに転送して論理積を求める
処理を行なわなければならない、即ち上述の従来の方法
ではCPUとRAMの間でフォントデータとマスクデー
タの転送及び論理積処理を頻繁に行なう必要があり、そ
のために処理時間がかかることにより次のような欠点が
生じる。
まず上述の分割印字データ生成のための処理の時間の必
要により、プリンタの印字速度が制約を受ける。
又、例えば4ビット分ずれた2ビット分の分割印字デー
タを生成し、順次出力して印字を行なうと、マスクデー
タによる例えば4ビットづつの切れ目で印字位置のずれ
が生じる。具体例として縦1本の線を印字する場合に4
ドット毎にずれが生じ、印字品位が低下してしまう。こ
れを防止するためには、分割データを1ビット分の分割
データとして生成して順番に出力すれば良い、しかしそ
うするとドット1列分の印字に必要な分割印字回数が倍
増し、上記の処理時間がかかることから印字速度が大幅
に低下してしまう。
又、上述の従来の構成ではCPUとRAM間のデータ転
送及び論理積処理にかかる時間が印字速度に大きく影響
するため、高速印字を行なうにはRAMを含むシステム
全体をアクセス時間の短いものにする必要があり、それ
にはコストがかかつてしまう。
更に上述の構成ではRAM内にフォントバッファ12と
マスクデータバッフ113の領域を確保する必要があり
、ハードウェア的に制約を受ける。
そこで本発明の課題はこの種の記録装置の記録ヘッド駆
動制御方式において上述のような欠点を解消し、記録の
高速化及び記録印字品位の向上が図れるようにすること
にある。
[課題を解決するための手段] 本発明においては上述した課題を解決するために、ドッ
トマトリクスで記録を行なう記録ヘッドに対しドット1
列に対応した所定ビット数の記録データを複数回に分け
て与えてドット1列分の記録を複数回に分けて行なわせ
る記録装置の記録ヘッド駆動制御方式において、記録装
置の記録ヘッド駆動制御部で前記ドット1列分の所定ビ
ット数の記録データをレジスタに記憶し、該記録データ
について順次1ビットずつ「1」か「0」かを判定し、
順次判定結果が「1」の場合にのみ前記判定ビットに対
応するビットが「1」で他のビットがrQJである所定
ビット数の印字データを前記ドット1列分の記録データ
の1ビット分のデータとして記録ヘッドに出力して記録
を行なわせる構成を採用した。
[作 用] このような構成によれば、ドット1列分の記録データの
1ビット分の記録データの生成はドット1列分の記録デ
ータの1ビットづつの「1」か「0」かの判定に基づい
て行なわれ、従来のようにマスクデータとの論理積を用
いず、従来のように記録データ及びマスクデータを記録
ヘッド駆動制御部のCPUとRAM間で頻繁に転送する
必要がなく、分割記録データの生成を高速に行なえる。
ドット1列分の記録データの分割データを生成する際に
従来のように複数ビット分の分割データを生成するのに
比べて1ビット分の記録データを分割データとして生成
するので、その処理回数は倍増するが、−回の分割デー
タの生成のための処理速度が大幅に向上するのでドット
1列分の分割データ全体の処理速度は従来より速くなる
。又ドット1列分の記録データの分割データとして1ビ
ット分の記録データを順次上位のビット又は下位のビッ
トから生成し、出力することにより、従来のようにマス
クデータを用いてデータ生成を行なう場合のようなドッ
ト列中のドットの記録位置の途中のずれが生じず、高品
位に記録を行なえる。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。
夏11■ 第1図は本発明の第1実施例によるバブルジェットプリ
ンタの記録ヘッド駆動制御にかかわる制御系の構成を示
している。同図中において従来例の第5図中と共通もし
くは対応する部分には共通符号が付してあり、共通部分
の説明は省略する。
本実施例ではドット1列分の記録データを1ビット分の
印字データに分割して複数回に分けて印字を行なうもの
とし、ドット1列分の記録データから順次1ドット分の
印字データを生成し、出力して記録を行なわせるものと
する。
このような分割データの生成、出力を行なうために、第
1図の制御系の構成で従来例と異なる点として、まずC
PU4においてはデータ生成の処理のためにアキュムレ
ータ5とキャリーフラグ8の他にレジスタx6及びレジ
スタY7を用いる。又キャリーフラグ8は例えば8ビッ
ト分の印字データの分割データの生成、出力の終了の判
定に用いられるとともに、後述のように例えば8ビット
の記録データの各ビットについて「1」か「0」の判定
に用いられるものとする。
又RAM9の構成において第5図の従来例で用いていた
フォントバッファ12及びマスクデータバッファ13は
用いず、設けないものとする。
又ROM1に格納されるCPU4の制御プログラム3は
後述の印字データ処理に対応して従来例と異なるものと
する。
なお制御系の構成で以上の他の点は先述の従来例と同様
とする。
以上の構成のもとに印字時にはCPU4はまずROMI
のフォント群から印字すべき1文字のフォントデータを
RAM9のキャラクタバッファ10に転送し、そこから
印字すべき1列分のデータのうちの上位又は下位8ビッ
ト分のデータをアキュムレータ5に転送し、その8ビッ
ト分の印字データについて上位又は下位から順次1ビッ
トづつ、シフトによりキャリーが「1」かrQJかを判
定し、順次判定結果が「1」の場合にのみ、その判定し
たビットと対応するビットが「1」で他のビットが「0
」である8ビットのデータを上記ドット1列分の8ビッ
トの記録データの1ビット分の印字データとしてドライ
バ14に出力し、記録へラド15に1ビット分の記録を
行なわせ、この繰り返しにより、順次印字を行なう、以
下にこのよりなCPU4の印字データ処理動作の詳細を
第2図及び第3図を参照して説明する。なお第2図はR
OMI内の制御プログラム3に対応したCPU4の印字
データ処理の手順を示すフローチャート図であり、第3
図は印字データ処理の様子を模式的に示す説明図である
。なお第3図において、キャラクタバッファ10、アキ
ュムレータ5及びレジスタx6の内容で空白の欄は「0
」がセットされているものとする。
CPUはプログラム実行の処理の1つとして第2図の処
理を開始する。まずステップS1ではプログラムに従う
処理によりRAM9の文字コードバッファ14にセット
された印字すべき文字列のコードのうちから文字ポイン
タにより指示される印字すべき文字のコードに対応した
フォントデータをROMIのフォント群2からRAM9
のキャラクタバッファ10に転送する。第3図には一例
として数字の「2」のフォントデータがキャラクタバッ
ファ10に転送された状態を示している。
次にステップS2ではキャラクタバッファ10内の文字
フォントデータにおいてポインタ群11の列ポインタに
指示されるドット1列分のデータの更にバイトポインタ
により指示される処理すべき8ビット分のデータを必要
に応じて所定の処理を施しその結果はアキュムレータ5
に保持される、第3図ではこの場合の所定処理としてボ
ールド印字を行なう際の処理が示してあり、この場合列
ポインタにより示される列の上位8ビットのデータと図
中右隣の列の8ピットのデータの論理和が取られ、印字
すべき1列の8ビット分の印字データとしてアキュムレ
ータ5に保持された状態が示されている。
次に上記8ビット分の記録データから順次1ドット分の
分割データを生成し、出力するものとしてステップS3
ではレジスタX6に1ビット分のデータの初期値として
例えば第3図のレジスタXの内容の左端に示すように最
上位ビットが「1」でその他のビットが「0」のデータ
をセットする。
ステップS4では記録ヘッド15をオフするためのデー
タとして全ビットが「0」のデータをレジスタY7にセ
ットする。
次にステップS5では第3図のアキュムレータ5の内容
の左端から2番目に示すようにアキュムレータ5のデー
タを1ビット例えば上位方向ヘシフトする。
そしてステップS6ではステップS5のシフトの結果キ
ャリーフラグ8にキャリーが生じたか否かを判定し、こ
れによりアキエムレータ5のデータのうちの最上位ビッ
トが「1」か「0」かを判定する。
そしてキャリーが生じてデータが「1」の場合にはステ
ップS7でレジスタx6のデータ、即ちキャリーの発生
により「1」であると判定されたビットと対応するビッ
トが「1」で他のビットは「O」のデータを1ビット分
の印字データとしてドライバ14に出力し、記録ヘッド
15に記録を行なわせる0次にステップS8では記録ヘ
ッド15の特性に応じてインクの吐出に必要な所定の加
熱時間をかせぐために例えばN0P(ノーオベレーシミ
ラ)命令等のダミー処理を行なう、しかる後にステップ
S9でレジスタY7の全ビットが「0」のデータをドラ
イバ14に出力して記録ヘッド15をオフし、1ビット
分の記録を終了させる。
一方ステップS6でキャリーが生じず、「1」か「0」
かを判定したビットが「0」であった場合はステップS
10で所定のダミー処理を行なう。
ステップS9又はステップS10の後はステップSll
で第3図のレジスタx6の内容の左端から2番目に示す
ようにレジスタx6のデータを1ビットシフトする。そ
してステップS12でステップSitのシフトの結果キ
ャリーフラグ8にキャリーが生じたか否かを判定し、こ
れにより8ビット分の記録データの分割印字データの生
成、出力が終了したか否かを判定する。そしてキャリー
が生じず8ビット分のデータの処理が終了していない場
合にはステップS5に戻り以下の処理を繰り返す。
一方ステップS12において第3図のレジスタx6の内
容の右端に示すようにキャリーが生じ、8ビット分のデ
ータ処理が終了した場合にはステップS13以下の処理
を行なう。
ステップ513ではバイトポインタの更新を行ない、ス
テップ314では上記の更新されたポインタのデータに
より例えば10ビット分のドット1列分の印字データの
処理が終了したか否かを調べる。そして終了していなけ
れば、ステップS2に戻り、以下の処理を繰り返す、こ
こでドット1列分10ビットの処理のうち8ビット分の
データの処理時についてはステップS3で出力データの
初期値としてrloooooooJをセットするものと
したが、残り2ビットの処理時にはステップS3で初期
値として例えばrloooooloJを初期値としてセ
ットするものとする。これにより残り2ビットの処理時
にはレジスタx6の2回のシフトによりキャリーが生じ
2ビットのデータの処理の終了が判定される一方ステッ
プ314の判定が肯定された場合にはステップ315で
列ポインタを更新し、ステップ316で上記のステップ
515で更新されたポンタのデータにより1文字分のデ
ータの処理が終了したか否かを判定する。終了していな
ければスチップS2に戻り、以下の処理を繰り返す、又
1文字分の処理が終了した場合はステップS17で文字
ポインタを更新し、ステップS18ではその更新された
データにより全印字データの処理が終了したか否かを調
べる。そして終了していなければステップS19で列ポ
インタおよびバイトポインタを初期化した後、ステップ
S1に戻って以下の処理を繰り返し、全印字データの印
字が終了していれば処理を終了する。
以上のようにして本実施例ではドット1列分の印字デー
タから順次1ドット分の分割データを生成、出力し、印
字を行なう、1ビット分の記録データの元の出力データ
の生成はレジスタx6にセットした初期値データのシフ
トにより順次行なわれる。そしてアキュムレータ5での
印字データのシフトによってキャリーが生じるか否かに
より同印字データの各1ビットが「1」か「0」かが判
定され、その判定結果に応じてレジスタX6のデータが
1ビット分の印字データとして出力される。
そしてこのような本実施例の処理方法によれば、ドット
1列分の内の例えば8ビットの記録データの処理に関し
てCPU4とRAM9間で必要なデータ転送はステップ
S2、S3.S4の一回づつのみである。これに対して
第6図の従来例ではCPUとRAM間のデータ転送を第
6図のステップS3、S4で行なった後更に1回づつの
分割データの処理のためにステップS5及びS9でデー
タ転送を行ない、これを複数回繰り返す、又ステップS
12でデータ転送が必要である。これから明らかなよう
に本実施例では従来例に比べてCPU4.RAM9間の
データ転送の回数が大幅に少なくて済み、データ処理速
度を大幅に向上できる0本実施例では1ビット分の分割
データを生成し、出力するので、複数ドット分の分割デ
ータを生成する従来例に比べてデータ生成の処理回数は
従来例に比べて倍増するが、それ以上の割合で1回のデ
ータ生成のデータ処理速度が速くなるため全体の処理速
度が従来例に比べて大幅に向上できる。
又本実施例によればドット1列分のデータの分割データ
は1ビット分の印字データとして順次上位のビットから
又は下位のビットから生成されるので、先述した従来例
のようにドット1列の印字位置の途中でのずれが生じな
い、そして印字品位を大幅に向上できる。
箋m ところで上述した第1実施例の構成ではドット1列分の
印字データの各ビットがrl」か「0」かの判定をアキ
ュムレータ5でのシフトによりキャリーが生じるか否か
により判定したが、最近のCPUのマイクロプロセッサ
素子の中にはRAMの指定したアドレスのデータの指定
したビットの「1」、「0」を判定する命令を有するも
のがあり、この命令を用いて上記の判定を行なうことが
できる。この場合の印字データ処理を本発明の第2実施
例として、その場合のCPUのデータ処理手順を第4図
のフローチャート図に示しである。なおこの処理を行な
う場合は第1図のRAM9のキャラクタバッファ10は
1文字分のフォントデータのうちのドット1列分のデー
タを記憶するものとする。
第4図の処理はステップの番号にダッシュの記号を付し
たステップが第2図の処理と異なっており、ダッシュを
付していないステップは第2図の同符号のステップと同
じである。
まず第4図のステップ81′ではROMIのフォント6
群から処理すべきドット1列分のフォントデータをRA
M9のキャラクタバッファ10に転送する。この場合必
要に応じて上述したボールド印字等の処理を上記データ
について行なうものとする。
次にステップS2’ではキャラクタバッファ10のドッ
ト1列分のデータについて順次1ビットづつ「1」かr
QJかを判定するために、rl、、r(1:1の判定を
行なうアドレスのデータlをキャラクタバッファ10の
先頭アドレスのデータに初期化する。
ステップ33.S4では第1実施例の場合と同様にレジ
スタx6に1ビット分の出力データの初期値をセットし
、レジスタYフに記録ヘッド15をオフするためのデー
タをセットする。
次にステップS5’ではキャラクタバッファ10のアド
レスiの1ビットのデータが「1」かrQJかをチエツ
クする。
次にステップS6’ではステップS5’でのチエツクの
結果そのビットのデータがrllか「0」かを判定する
そして「1」の場合はステップS7からS9において第
1実施例の場合と同様にレジスタx6のデータをドライ
バ14に出力し、ダミー処理を行ない、しかる後にレジ
スタY7のデータをドライバ14に出力して記録ヘッド
16をオフする。
又ステップS6’で判定が「0」の場合はステップS1
0でダミー処理を行なう。
続いてステップS11.S12では第1実施例の場合と
同様にレジスタx6のデータを1ビットシフトした後、
それによりキャリーが発生するか否かにより8ビットの
データ処理が終了したか否かを判定する。
そしてキャリーが生じず8ビットの処理が終了していな
い場合はステップ812′でキャラクタバッファ10の
rl」、r□」をチエツクするアドレスデータlをイン
クリメントした後ステップS5’に戻り以下の処理を繰
り返す。
一方ステップS12でキャリーが生じた場合はステップ
13以下の処理を行なう。ステップ313以下の処理は
第1実施例の場合とほぼ同様である。但しステップ81
6′で1文字の終了を判定して終了していない場合に、
ステップSt’へ戻る点が異なっている。
以上のような本実施例の処理方法にょフてもCPU4と
RAM9間のデータ転送の回数が従来例の場合より大幅
に少なくて済み、第1実施例の場合と同様の作用効果が
得られる。
なお以上の第1及び第2実施例では1ビット分の分割印
字データの元の印字データはレジスタX6に初期値をセ
ットし、それを順次シフトさせることにより得るものと
したが、1ビット分の記録データのテーブルをRAMQ
内に用意しておき、同テーブル内から出力データを選択
し、出力させるという方法も採用できる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ドッ
トマトリクスで記録を行なう記録ヘッドに対しドット1
列に対応した所定ビット数の記録データを複数回に分け
て与えてドット1列分の記録を複数回に分けて°行なわ
せる記録装置の記録ヘッド駆動制御方式において、記録
装置の記録ヘッド駆動制御部で前記ドット1列分の所定
ビット数の記録データをレジスタに記憶し、該記録デー
タについて、順次1ビットずつ「1」か「0」かを判定
し、順次判定結果が「1」の場合上 にのみ前記判定ビット率対応するビットが「1」で他の
ビットが「O」である所定ビット数のデータを前記ドッ
ト1列分の記録データの1ビット分の印字データとして
記録ヘッドに出力して記録を行なわせる構成を採用した
ので、記録データ生成のために記録ヘッド駆動制御部に
おいてCPUとRAM間で必要なデータ転送の回数が極
めて少なくて済み論理演算を行なうこともなく、記録デ
ータ処理を大幅に高速化でき、アクセス時間の短い高価
なIC素子を用いずに安価に記録の高速化が図れること
、及びドット1列の記録の途中での記録位置のずれが生
じず、記録品位を向上できること等の優れた効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例による記録ヘッド制御方式
を採用したバブルジェットプリンタの記録ヘッドの駆動
制御系の構成を示すブロック図、第2図は141図中の
CPUによる印字データ処理の処理手順を示すフローチ
ャート図、第3図は同実施例による印字データ処理の様
子を模式的に示す説明図、第4図は第2実施例による印
字データ処理の手順を示すフローチャート図、第5図は
従来の記録ヘッド駆動制御方式によるバブルジェットプ
リンタの記録ヘッド駆動制御系の構成を示すブロック図
、第6図は第5図中のCPUによる印字データ処理の処
理手順を示すフローチャート図、第7図は従来の印字デ
ータ処理の様子を模式的に示す説明図である。 1・・・ROM      2・・・フォント群3・・
・制御プログラム 4・・・CPU5・・・アキュムレ
ータ 6・・・レジスタX7・・・レジスタY   8
・・・キャリーフラグ9・・・RAM 10・・・キャラクタバッファ 11・・・ポインタ群 14・・・文字コードバッファ 15・・・ドライバ   16・・・記録ヘッド、−6
二J 印ギヂニフが埋yrf、鐙明6 第3図 千−り−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)ドットマトリクスで記録を行なう記録ヘッドに対し
    ドット1列に対応した所定ビット数の記録データを複数
    回に分けて与えてドット1列分の記録を複数回に分けて
    行なわせる記録装置の記録ヘッド駆動制御方式において
    、記録装置の記録ヘッド駆動制御部で前記ドット1列分
    の所定ビット数の記録データをレジスタに記憶し、該記
    録データについて順次1ビットずつ「1」か「0」かを
    判定し、順次判定結果が「1」の場合にのみ判定ビット
    に対応するビットが「1」で他のビットが「0」である
    所定ビット数のデータを前記ドット1列分の記録データ
    の1ドット分の印字データとして記録ヘッドに出力して
    記録を行なわせることを特徴とする記録ヘッド駆動制御
    方式。
JP7831089A 1989-03-31 1989-03-31 記録ヘッド駆動制御方式 Pending JPH02258265A (ja)

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JP7831089A JPH02258265A (ja) 1989-03-31 1989-03-31 記録ヘッド駆動制御方式

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JP (1) JPH02258265A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016198908A (ja) * 2015-04-08 2016-12-01 キヤノン株式会社 液体吐出ヘッド

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016198908A (ja) * 2015-04-08 2016-12-01 キヤノン株式会社 液体吐出ヘッド

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