JPH02257522A - 変圧器用プレスボード - Google Patents
変圧器用プレスボードInfo
- Publication number
- JPH02257522A JPH02257522A JP1076731A JP7673189A JPH02257522A JP H02257522 A JPH02257522 A JP H02257522A JP 1076731 A JP1076731 A JP 1076731A JP 7673189 A JP7673189 A JP 7673189A JP H02257522 A JPH02257522 A JP H02257522A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressboard
- fibers
- pulp
- fiber
- strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、変圧器用のプレスホードに関する。
［従来の技術］
変圧器用プレスポードとして、従来は木綿繊維とかクラ
フトパルプ等の良質のセルロース繊維から成るプレスポ
ードや鉱物繊維とバインダー樹脂とから成るホットプレ
スポードあるいはポリエステル繊維とか芳香族ポリアミ
ド（以下、ＡＰＡと言う）繊維等の合成繊維を主体とし
たプレスホードが用いられている。このうち、セルロー
ス系プレスポードはカス絶縁変圧器のプレスポードとし
て使用した場合、絶縁油で冷却されないため放熱性が悪
く、特に耐熱性か不十分である０合成繊維を主体とした
プレスポードら、ポリエステル繊維あるいは軟化点や融
点がそれ以下の合成繊維を主体としたプレスポードでは
、耐熱温度が１２０℃程度であり耐熱性がまだ不十分で
ある。鉱物繊維とバインダー樹脂とから成るプレスポー
ドは、バインダー樹脂の量が少なければ耐熱性が極めて
優れるが、プレスポードに必要な１０にＶ／ｗ以上の絶
縁耐力が得られず強度ら弱い、十分な強度や絶縁耐力を
得るためにバインダー樹脂の量を多くすれば、耐熱性や
打抜き性が悪くなる。ＡＰＡ樹脂を主体としたプレスポ
ードは、耐熱温度が２２０℃程度であり耐熱性に潰れて
、絶縁耐力も十分なものが得られるが、水分率が高かっ
たり、比誘電率やＴａｎδか大きいという欠点がある。
フトパルプ等の良質のセルロース繊維から成るプレスポ
ードや鉱物繊維とバインダー樹脂とから成るホットプレ
スポードあるいはポリエステル繊維とか芳香族ポリアミ
ド（以下、ＡＰＡと言う）繊維等の合成繊維を主体とし
たプレスホードが用いられている。このうち、セルロー
ス系プレスポードはカス絶縁変圧器のプレスポードとし
て使用した場合、絶縁油で冷却されないため放熱性が悪
く、特に耐熱性か不十分である０合成繊維を主体とした
プレスポードら、ポリエステル繊維あるいは軟化点や融
点がそれ以下の合成繊維を主体としたプレスポードでは
、耐熱温度が１２０℃程度であり耐熱性がまだ不十分で
ある。鉱物繊維とバインダー樹脂とから成るプレスポー
ドは、バインダー樹脂の量が少なければ耐熱性が極めて
優れるが、プレスポードに必要な１０にＶ／ｗ以上の絶
縁耐力が得られず強度ら弱い、十分な強度や絶縁耐力を
得るためにバインダー樹脂の量を多くすれば、耐熱性や
打抜き性が悪くなる。ＡＰＡ樹脂を主体としたプレスポ
ードは、耐熱温度が２２０℃程度であり耐熱性に潰れて
、絶縁耐力も十分なものが得られるが、水分率が高かっ
たり、比誘電率やＴａｎδか大きいという欠点がある。
［発明が解決しようとする課題］
本発明は、ポリエステル繊維を主体としたブレスポード
から形成したスペーサーより耐熱性が優れて、十分な強
度を有するものにでき、ＡＰＡＡ６１１鱈を主体とした
プレスポードよりもｔａｎδや比誘電率を小さくできる
変圧器用プレスポードの提供を目的とする。
から形成したスペーサーより耐熱性が優れて、十分な強
度を有するものにでき、ＡＰＡＡ６１１鱈を主体とした
プレスポードよりもｔａｎδや比誘電率を小さくできる
変圧器用プレスポードの提供を目的とする。
［課題を解決するための手段］
本発明は、（以下、クレームに同じ）にあり、この構成
によって上記目的を達成する。
によって上記目的を達成する。
［作用］
すなわち、本発明のプレスポードは、ポリエステルより
融点が約３０℃以上高く絶縁耐力も大きく、ｔａｎδや
比誘電率がポリエステルやＡＰＡより小さいポリフェニ
レンサルファイド（以下、ＰＰＳと言う）の繊維が５０
重量％以上を占め、その他は０〜４５重量％のＡＰＡ繊
維と５〜５０重量％のＡＰＡパルプとから成る嵩密度が
０．７ｔ／ｃｍ３以上のプレスポードから形成されてい
るから、ポリエステル繊維を主体としたプレスポードよ
りも耐熱性が優れ絶縁耐力は１０にＶ／ｎｍ以上であり
、かつｔａｎδと比誘電率は、ＡＰＡ繊維を主体とした
プレスポードから形成したスペーサーより小さい。
融点が約３０℃以上高く絶縁耐力も大きく、ｔａｎδや
比誘電率がポリエステルやＡＰＡより小さいポリフェニ
レンサルファイド（以下、ＰＰＳと言う）の繊維が５０
重量％以上を占め、その他は０〜４５重量％のＡＰＡ繊
維と５〜５０重量％のＡＰＡパルプとから成る嵩密度が
０．７ｔ／ｃｍ３以上のプレスポードから形成されてい
るから、ポリエステル繊維を主体としたプレスポードよ
りも耐熱性が優れ絶縁耐力は１０にＶ／ｎｍ以上であり
、かつｔａｎδと比誘電率は、ＡＰＡ繊維を主体とした
プレスポードから形成したスペーサーより小さい。
［実施例］
本発明に用いられるＰＰＳ繊維は繰返し単位の９０％以
上が＋ｅ３＋から成るポリマーの繊維であり、ＡＰＡ繊
維とＡＰＡパルプとは繰返し単位るポリマーの繊維とパ
ルプである。
上が＋ｅ３＋から成るポリマーの繊維であり、ＡＰＡ繊
維とＡＰＡパルプとは繰返し単位るポリマーの繊維とパ
ルプである。
これらの繊維やパルプからプレスポードを形成するのは
、円網式や長網式の抄紙機を用いる湿式抄紙法で抄紙し
て乾燥し、得られた紙を適当な枚数重ねて積層した紙を
熱圧加工して一体化させる方法によるのが好ましい、そ
れによって嵩密度が０．７ｔ／ｃｍ３以上のプレスポー
ドを得ることができる。抄紙する際の抄紙スラリーにお
けるＰＰＳ繊維等の分散割合をＰＰＳ繊維が５０重量％
以上、ＡＰＡＡｇ！ｔｌカＯ〜４５ｆｆｉｉ％、ＡＰＡ
パルプが５〜５０重量％で嵩密度が０．７ｔ／ｃｍ３以
上のプレスポードは、１０ＫＶ／＋ｍ以上の絶縁耐力と
十分な強度を有しｔａｎδや比誘電率がＡＰＡｗｔ維を
主体としたプレスポードよりも小さいものとなる。また
、プレスポードの嵩密度が０．７ｔ／ｃＪより小さいと
、十分な強度や変圧器用プレスホードに必要な１０にＶ
／ｍ＋以上の絶縁耐力が得られない、ＰＰＳ繊維の割合
が５０重量％より少ないと、ｔａｎδや比誘電率が大と
なる。十分な強度を有して、しかも打抜き性に優れたポ
ードを得るには、ＰＰＳ繊維の一部に未延伸糸を用いて
部分的に熱変形させて融着させるようにすればよい、そ
れによって、打抜き精度のよいプレスポードを得ること
ができる。
、円網式や長網式の抄紙機を用いる湿式抄紙法で抄紙し
て乾燥し、得られた紙を適当な枚数重ねて積層した紙を
熱圧加工して一体化させる方法によるのが好ましい、そ
れによって嵩密度が０．７ｔ／ｃｍ３以上のプレスポー
ドを得ることができる。抄紙する際の抄紙スラリーにお
けるＰＰＳ繊維等の分散割合をＰＰＳ繊維が５０重量％
以上、ＡＰＡＡｇ！ｔｌカＯ〜４５ｆｆｉｉ％、ＡＰＡ
パルプが５〜５０重量％で嵩密度が０．７ｔ／ｃｍ３以
上のプレスポードは、１０ＫＶ／＋ｍ以上の絶縁耐力と
十分な強度を有しｔａｎδや比誘電率がＡＰＡｗｔ維を
主体としたプレスポードよりも小さいものとなる。また
、プレスポードの嵩密度が０．７ｔ／ｃＪより小さいと
、十分な強度や変圧器用プレスホードに必要な１０にＶ
／ｍ＋以上の絶縁耐力が得られない、ＰＰＳ繊維の割合
が５０重量％より少ないと、ｔａｎδや比誘電率が大と
なる。十分な強度を有して、しかも打抜き性に優れたポ
ードを得るには、ＰＰＳ繊維の一部に未延伸糸を用いて
部分的に熱変形させて融着させるようにすればよい、そ
れによって、打抜き精度のよいプレスポードを得ること
ができる。
［発明の効果］
本発明のプレスポードは、ポリエステル繊維を主体とし
たプレスポードよりも耐熱性が優れ十分な強度や絶縁耐
力を有し、ｔａｎδや比誘電率がＡＰＡｌｌｉＩ＃を主
体としたプレスポートより小さい。
たプレスポードよりも耐熱性が優れ十分な強度や絶縁耐
力を有し、ｔａｎδや比誘電率がＡＰＡｌｌｉＩ＃を主
体としたプレスポートより小さい。
実施例における各測定値は以下の方法で評価したもので
ある。
ある。
（１）秤 量：ＪＩＳ Ｐ８１２４に準じて測定した
。
。
（２）厚 さ二マイクロメータを用いてＪＩＳ Ｃ２
１１１５，２より測定した。
１１１５，２より測定した。
（３１密 度： Ｊ Ｉ Ｓ Ｃ２１１１の６，１に
より測定した。
より測定した。
（４）水分率： Ｊ Ｉ Ｓ Ｃ２１１１の８により
測定した。
測定した。
（５）引張強さと伸び：定速伸長型引張試験機を用いＪ
Ｉ Ｓ Ｃ２１１１の７によ り測定した。
Ｉ Ｓ Ｃ２１１１の７によ り測定した。
（６）絶縁破壊強さ（ＢＤＶ）：ＪＩＳ Ｃ２１１１
ノ１８．１により測定した。
ノ１８．１により測定した。
（７）誘電率と ｔａｎδ： Ｊ Ｉ Ｓ Ｋ６９１
１５．１４により測定した。（但し温度３０ ℃９周波数１に］ＩＺ）
１５．１４により測定した。（但し温度３０ ℃９周波数１に］ＩＺ）
Claims (1)
- ５０重量％以上のポリフェニレンサルファイド繊維と０
〜４５重量％の芳香族ポリアミド繊維と５〜５０重量％
の芳香族ポリアミドパルプとから成り、嵩密度が０．７
ｇ／ｃｍ＾３以上で絶縁耐力が１０ＫＶ／ｍｍ以上であ
ることを特徴とする変圧器用プレスボード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1076731A JPH02257522A (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 変圧器用プレスボード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1076731A JPH02257522A (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 変圧器用プレスボード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02257522A true JPH02257522A (ja) | 1990-10-18 |
Family
ID=13613725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1076731A Pending JPH02257522A (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 変圧器用プレスボード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02257522A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015052183A (ja) * | 2013-09-06 | 2015-03-19 | 大王製紙株式会社 | 電気絶縁紙及び電気絶縁紙の製造方法 |
| WO2018230391A1 (ja) * | 2017-06-15 | 2018-12-20 | 東レ株式会社 | メタアラミドとポリフェニレンサルファイドとを含む湿式不織布およびその積層シート |
-
1989
- 1989-03-30 JP JP1076731A patent/JPH02257522A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015052183A (ja) * | 2013-09-06 | 2015-03-19 | 大王製紙株式会社 | 電気絶縁紙及び電気絶縁紙の製造方法 |
| WO2018230391A1 (ja) * | 2017-06-15 | 2018-12-20 | 東レ株式会社 | メタアラミドとポリフェニレンサルファイドとを含む湿式不織布およびその積層シート |
| CN110582606A (zh) * | 2017-06-15 | 2019-12-17 | 东丽株式会社 | 包含间位芳族聚酰胺和聚苯硫醚的湿式无纺布及其层叠片材 |
| JPWO2018230391A1 (ja) * | 2017-06-15 | 2020-04-16 | 東レ株式会社 | メタアラミドとポリフェニレンサルファイドとを含む湿式不織布およびその積層シート |
| CN110582606B (zh) * | 2017-06-15 | 2022-03-29 | 东丽株式会社 | 包含间位芳族聚酰胺和聚苯硫醚的湿式无纺布及其层叠片材 |
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