JPH02257021A - 電子表示式ガスメータの器差設定方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、マイクロコンピュータを使用した電子表示式
ガスメータにおいて、各製品毎の器差を自動的に設定す
る方法に関する。

従来の技術 ガスメータはガス流量によって回転軸が回転し、その回
転数を検出してガス流量を計数している。

このとき、各々の製品によって一回転に要する流量は異
なっているため、製品毎に係数（器差）を設定する必要
がある。機械式ガスメータの場合は、歯車の歯の数の組
合せを調整して合わせていた。

ところが、ＬＣＤ表示等による電子表示式ガスメータの
場合には、一定のガス流量によって指示する表示値を見
て、基準係数値（１パルス当りの流量）より大きい値を
設定すべきか小さい値を設定すべきかを作業者が判断し
、表示値に対応した係数値（１パルス当りの流量）を外
部よりガスメータへ通信手段等によって設定していた。

発明が解決しようとする課題 このような方法であると、作業者が判定及び設定を行な
わなければならず、手間がかかりまた設定ミスする問題
があった。

本発明は、器差の判定及び設定を自動的に行えるように
することを目的とする。

課題を解決するための手段 一 本発明の方法では、マイクロコンピュータの特定入力の
レベルを通常時とは異なるレベルにして一定流量を流し
、そのときの発生パルス数をマイクロコンピュータにお
いて予め定められた値と比較し、その補正値を計算して
新たな設定値（器差）をメモリに書き込む。

作　　　用 マイクロコンピュータの特定入力のレベルを通常時とは
異なるレベルにしたとき新たな設定値がメモリに書き込
まれ、つまり器差が設定され、特定入力のレベルを通常
時に戻すと、以後はこの設定値を基準にガス流量に応じ
たパルス数が計数される。

実施例 次に、図面を参照しつつ、本発明の詳細な説明する。

図は、ガスメータの電子回路を示すブロック図である。

パルス検出部１０では、ガスの流れによって回転する回
転軸の回転を電気パルス信号として検出する。このパル
スは、メモリ等を内蔵しているマイクロコンピュータ１
１によって計数され、ＬＣＤ等の表示器１２にガス使用
量として表示される。マイクロコンピュータ１］、は遮
断弁コントロール部１３に接続され、これによって遮断
弁を動作させるとともに、端子部１４を介して外部の警
報器１５、感震器１６、テレメータ装置１７に接続され
、これらとの間でデータの送受信髪する。

マイクロコンピュータ１１には、器差を設定するとき使
用される一つの入力ポートＰ１が備えられている。

いま、通常時にはこの入力ポートＰ１に例えばＬレベル
の信号が入力されているとすると、器差を設定するとき
には、この入力ポートＰ１に通常時とは異なるＨレベル
の信号を入力し、ガスを一定流量流す。このときのパル
ス検出部１０からのパルス数をマイクロコンピュータ１
１において計数し、これを予め定められた値と比較し、
その補正値を計算して新たな設定値（器差）をメモリに
書き込む。ガスが一定流量流されたことを判別したなら
ば、入力ポートＰ１を通常のＬレベルに戻すと、以後マ
イクロコンピュータ１１は上記のようにメモリに書酋込
まれた設定値を基準にパルスを計数する。なお、マイク
ロコンピュータ１１は、入力ポートＰ１がＨレベルにな
らない通常時、つまりＬレベルのときは通常の計数動作
を行なっている。

澄訓■υ弧釆 したがって、本発明によれば、器差の設定を作業者によ
る人為的な判断によることなく、マイクロコンピュータ
において自動的に行なうため、設定ミスの発生がなくな
り、また正確にかつ短時間で設定できる。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明が適用されるガスメータの電子回路のブ
ロック図である。 １１・・・・・・マイクロコンピュータＰ１・・・・・
・入カポート

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ガス使用量に応じたパルス数を、メモリに記憶されてい
   る設定値を基準にマイクロコンピュータによって計数す
   る電子表示式ガスメータにおいて、前記マイクロコンピ
   ュータの特定入力のレベルを通常時とは異なるレベルに
   して一定流量を流し、そのときの発生パルス数をマイク
   ロコンピュータにおいて予め定められた値と比較し、そ
   の補正値を計算して新たな設定値を前記メモリに書き込
   むことを特徴とする、電子表示式ガスメータの器差設定
   方法。