JPH1048012A - 電子式水道メータ - Google Patents

電子式水道メータ

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JPH1048012A
JPH1048012A JP8208036A JP20803696A JPH1048012A JP H1048012 A JPH1048012 A JP H1048012A JP 8208036 A JP8208036 A JP 8208036A JP 20803696 A JP20803696 A JP 20803696A JP H1048012 A JPH1048012 A JP H1048012A
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JP
Japan
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rate
unit
impeller
electronic water
water meter
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JP8208036A
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English (en)
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Hiroto Uyama
浩人 宇山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回転部の回転のばらつきに起因する計量の調整
を容易にする。 【解決手段】羽根車11の回転で発生した磁界の変化を検
出した磁気センサ2Aの検出信号を磁気センサドライバ
2Bと正逆転検出回路2Cを介してレートマルチプライ
ヤ2Dに入力する。このレートマルチプライヤ2Dで割
算された計算パルスを積算値カウンタ2Eに出力し、こ
の積算値カウンタ2Eから出力された計量値をCPU2
Hで読み出す。通水試験で発生したパルス数から、先に
レートマルチプライヤ2Dに入力されたパルス数を補正
することで、ケースを解体することなく、計量の調整を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子式水道メータ
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電子式水道メータは、例えば図
8の部分断面図に示すように、流入口14及び流出口15を
有し上方が開口した下ケース8と、この下ケース8の流
路8aに収納される羽根車11と、この羽根車11の回転に
従って磁界を変化させる永久磁石13と、この永久磁石13
の磁界の変化を検出した検出信号を演算する電子回路15
を収納し、下ケース8の上端内周に下端が装着される密
閉容器10と、下ケース8の開口端を覆うように螺着され
る上ケース9と、この上ケース9の上部の図示しない蓋
などで大略構成されている。
【0003】このうち、密閉容器10の下面には、一対の
調整器12が図8の部分底面図を示す図9に示すようにピ
ン18を介して対称的に設けられ、この調整器12の取付角
度を矢印で示すように調整することにより、羽根車11の
回転速度を調整するとともに、下ケース8の密閉容器10
の支持面に設けたOリング17によって、水密性を維持し
ている。
【0004】すなわち、上記調整器12による羽根車11の
回転速度の調整は、図9に示すように、調整器12に設け
た弧状溝6にねじ19を挿入し、このねじ19を緩めること
で調整器12を回わし、調整後は固定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように構
成された電子式水道メータでは、器差を調整する際に
は、上ケース9を取り外し、密閉容器10を下ケース8か
ら取り出して行わなければならないので、量産品である
にもかかわらず、調整と組立てに時間を要し、作業性が
悪いという難点がある。
【0006】そこで、本発明は、密閉容器を下ケースか
ら取り出すことなく器差調整を行うことができ、作業時
間の短縮化を図ることのできる電子式水道メータを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、流量に比例して回転する羽根車と、この羽根車の回
転に基づく電気信号から計量パルスを算出する演算手段
と、羽根車を回転させる流量を変化させて羽根車の回転
を調整する調整部とを有し、羽根車,演算手段及び調整
部がケースに収納固定される電子式水道メータにおい
て、演算手段は、羽根車の回転に基づく電気信号に対し
て設定されたレートに応じた計量パルスを出力する計量
パルス出力部と、この計量パルス出力部が出力する計量
パルスを積算し表示する積算・表示部と、羽根車に一定
流量を供給したときの積算・表示部の積算値、積算・表
示部の最小表示桁と羽根車に供給した一定流量の積か
ら、計量パルス出力部のレートを算出するレート演算部
と、このレート演算部により算出されたレートを計量パ
ルス出力部に設定するレート設定部とを備えたことを特
徴とする。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、演算手段
は、調整部を制御する制御信号を外部から受信する受信
部を有し、レート演算部のレート算出時に羽根車に対し
て供給する一定流量を外部から調整するようにしたこと
を特徴とする。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、演算手段
は、羽根車に供給すべき一定流量と実際に供給した流量
とを比較し、その差に相当する流量に応じてレート演算
部で算出したレートの補正処理を行う流量補正部を備え
たことを特徴とする。
【0010】さらに、請求項4に記載の発明は、記演算
手段は、複数の情報に応じた計量パルス出力部へ設定さ
れるべき設定レートの有効範囲を記憶する記憶部と、レ
ート演算部で算出したレートが記憶部に記憶されたレー
ト算出時の情報に応じた設定レートの有効範囲であるか
否かを判別する判別部を有し、算出されたレートが有効
範囲であったときにレートを計量パルス出力部に設定す
るようにしたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電子式水道メータ
の一実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発
明の電子式水道メータの一実施形態を示すブロック図
で、従来の技術で示した図1に対応する図である。
【0012】図1において、羽根車11の回転で発生する
永久磁石の回転磁界は、2個の磁気センサ2Aによって
検出され、この磁気センサ2Aは、磁気センサドライバ
2Bによって駆動され、この磁気センサドライバ2Bで
は、磁気センサ2Aから入力されたパルスを整形して正
逆転検出回路2Cに出力する。
【0013】すると、この正逆転検出回路2Cでは、パ
ルス整形された入力信号から、羽根車11の正転・逆転の
検出と、回転パルスを生成してレートマルチプライヤ回
路2Dと後述するパルス出力回路2Kに出力する。
【0014】このうち、レートマルチプライヤ回路2D
では、回転パルスが1024個の入力に対して設定されたn
個の計量パルスを積算値カウンタ2Eに出力する。この
積算値カウンタ2Eでは、入力された計量パルスを8桁
分積算して、その計量値をLCDドライバ2F,パルス
出力回路2KとCPU2Hに出力し、このうち、LCD
ドライバ2Fでは、セグメント信号をLCD2Gに出力
する。
【0015】一方、CPU2Hでは、組立時において、
レートマルチプライヤ2Dに対して、レートの設定を行
うとともに、積算値カウンタ2Eで積算した計量値の読
み出しと各種の計算・演算を行う。
【0016】CPU2Hには、積算値カウンタ2Eから
読み出した計量値を通信信号に変換して、通信インタフ
ェースに出力するUART2Jが接続されている。これ
らの磁気センサドライバ2BからLCDドライバ2Fと
UART2J及びパルス出力回路2Kは、ゲートアレイ
GAに組み込まれている。
【0017】このように構成された電子式水道メータに
おける調整作業の流れ図を図2に示す。図2において、
ステップ3Aのケース組立では、調整器の取付角度は、
形式別に設定した平均的な値に組み込む。
【0018】次のステップ3Bの試験機にセットでは、
従来と同様に供試器を通水試験機に接続するとともに、
供試器及び通水試験機の通水部分の空気抜き(すなわ
ち、予備通水)を行う。
【0019】ステップ3Cの通信では、通信電文によっ
て、器差調整機能を開始する。また、ステップ3Dの最
大レート設定では、レートマルチプライヤの設定レート
nの値を最大の1024にCPUで仮設定する。
【0020】ステップ3Eの通水試験では、従来と同様
に標準流量に相当する水を規定で決められた規定の量
(例えば、 200L)だけ流す。ステップ3Fの通信で
は、ステップ3Cで開始した器差調整機能を終了させる
とともに、積算カウンタの値(m)をCPUで読み出
す。
【0021】ステップ3Gのレートの計算と設定では、
まず、設定レートnを計算する。例えば、表示桁の最小
単位が 0.1Lのメータでは、表示は2000にならなければ
ならないので、設定レートnは、 n=2000×1024/m・・・・・(1) となる。このnの値をレートマルチプライヤに対して、
CPUで設定すると、器差調整作業は終了する。
【0022】このように、この電子式水道メータでは、
あらかじめレートマルチプライヤに設定したレートの値
を、通水試験で検出したパルス数と比較し補正して、分
解・再組立による調整器の角度調整を省いたので、供試
器のばらつきによる計量の誤差の調整作業が容易とな
る。
【0023】なお、上記実施例においては、レートマル
チプライヤ2Dと積算値カウンタ2Eは、図1のブロッ
ク図に示すようにCPU2Hと別に設けた例で説明した
が、図3のブロック図に示すように、CPU2Hの一部
として、ソフトウェアで構成してもよい。
【0024】また、図2で示した調整のステップ3Gで
は、レートの計算と設定をステップ3Fの通信の後で行
う例で示したが、図4で示す流れ図のステップ4Fに示
すように、タイムアウトによって、外部からのアクショ
ンがなくても、自動的に計算し設定するようにしてもよ
い。
【0025】次に、図5は、本発明の電子式水道メータ
の第2の実施形態を示すコード説明図、図6は同じく流
れ図である。図5に示すように、この種の電子式水道メ
ータにおいては、電子ユニットに組み込まれた電気回路
は、複数の器種・口径のメータに組み込まれるようにな
っており、例えば、図5に示すようなデータが、組立時
においてCPUの演算回路に設定される。
【0026】すなわち、7桁の識別コードのうち、左端
の7桁目のコードは、製造者名を示し、次の二桁は、メ
ータの器種を示し、次の三桁は、接続される管の口径を
示し、右端の桁は、パルス出力の単位を示す。
【0027】本発明の第2の実施形態では、第1の実施
形態で示した図1のブロック図におけるCPU2Hに対
して、各器種・口径データに対応した設定レートの有効
範囲をあらかじめ記憶させておいて、図6に示す流れ図
によって、レートの計算と設定を行う。すなわち、ステ
ップ6Aのレート計算では、設定するレートを通水試験
の結果から計算する。
【0028】ステップ6Bの器種データ確認では、CP
Uに記憶させた器種・口径データを参照する。ステップ
6Cの判定値データ検索では、器種・口径データに対応
する設定レートの範囲を検索して読み出す。
【0029】次のステップ6Dの設定レート比較では、
ステップ6Aで計算したレートの結果が、ステップ6C
で読み出した範囲のなかにあるか否かを判定する。も
し、ステップ6Cで読み出した範囲のなかにある場合に
は、ステップ6Eに進んでレートの設定を行い、終了す
るが、範囲のなかにない場合には、設定せずに、ステッ
プ6Fの異常終了となる。
【0030】このような手段でレートを設定する電子式
水道メータにおいては、設定レートの範囲をCPUにあ
らかじめ記憶させておくことで、通水試験の結果から算
出されたレートが供試品と対応するか否かを判定するこ
とができるので、レート設定の誤りを防ぐことができる
だけでなく、組み込まれたケースの誤りも発見すること
ができ、再確認のための通水試験も省くことができる。
【0031】なお、図2に示した流れ図におけるステッ
プ3Eの通水試験3Eにおいては、通水量を一定としな
ければならないが、この通水量を試験員の手によるバル
ブの操作で行う場合には、通水量がばらつくおそれがあ
る。
【0032】そこで、ステップ3Fの通信によって器差
調整作業を終了させる場合に、一定の水量からの差分の
水量のデータを電気回路に入力し、この差分の水量デー
タをCPUに記憶させ、積算カウンタの値(m)を読み
出してもよい。
【0033】この場合には、差分の水量から基準となる
水量(例えば、前述した 200L)の誤差をステップ3G
のレートの設定と補正で補正して、設定レートを計算し
設定してもよい。
【0034】例えば、差分の水量をaとすると、設定レ
ートnは、 n=(2000+a)×1024/m・・・・・(2) 以下は、前述したように、このnの値をレートマルチプ
ライヤに設定する。
【0035】この場合においては、手動によって水量の
調整を行う場合に、通水量がばらついたときにおいて
も、差分の水量のデータを電気回路に送ることで、計算
の基準となる水量の値を補正することができるので、設
定レートを正しく計算することができる。
【0036】また、上記実施形態において、図6の流れ
図のステップ6Dの設定レートの比較を行うときに、ス
テップ6Aで計算したレートの結果が、ステップ6Cで
読み出した範囲のなかにない場合には、異常終了とした
が、図7に示す流れ図に示すように、図5に示した器種
データに対応しない下ケースに組み込まれた場合でも、
設定レートの比較と判定を行うようにすることもでき
る。
【0037】すなわち、ステップ7A〜ステップ7Bで
ケース組立され試験機に組み込んだ後、ステップ7Cの
通信・判定値において、器差調整機能を外部試験機から
の通信で開始する。このとき、設定レートの判定値も受
信され、CPUの内部に記憶される。
【0038】次のステップ7D〜ステップ7Fまでは、
図2で示した流れ図のステップ3D〜ステップ3Fまで
と同一である。ステップ7Gのレート計算では、CPU
で読み出した一定水量から、レートを計算する。計算式
では、図2のステップ3Gで行ったレートの計算と設定
と同様である。
【0039】次のステップ7Hでは、ステップ7Cで判
定した判定値と、ステップ7Gで計算した設定レートを
比較し、判定値の範囲内であれば、ステップ7Jでレー
トを設定し、終了となり、範囲外であれば、レートの設
定は行わず、ステップ6Fの異常終了となる。
【0040】このような手段による電子式水道メータに
おいては、設定レートの範囲を外部からの通信によって
行うことができるので、たとえ、異なる下ケースに組み
込まれた場合でも、その下ケースに対応してレートを設
定することができる。
【0041】また、レートの設定の誤りも防ぐことがで
き、決められた下ケース以外の下ケースが混入していて
も事前に確認することができるので、再確認のための通
水試験を省くことができ、調整作業の能率を上げること
もできる。
【0042】なお、上記実施例では、ステップ7Cで判
定値を通信した例で説明したが、ステップ7Fにおける
通信で判定値を通信してもよい。また、表示切替用の磁
気センサが組み込まれた電子式水道メータに対しては、
この磁気センサの検出信号によって器差の調整作業を中
止するようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上、請求項1に記載の発明によれば、
流量に比例して回転する羽根車と、この羽根車の回転に
基づく電気信号から計量パルスを算出する演算手段と、
羽根車を回転させる流量を変化させて羽根車の回転を調
整する調整部とを有し、羽根車,演算手段及び調整部が
ケースに収納固定される電子式水道メータにおいて、演
算手段は、羽根車の回転に基づく電気信号に対して設定
されたレートに応じた計量パルスを出力する計量パルス
出力部と、この計量パルス出力部が出力する計量パルス
を積算し表示する積算・表示部と、羽根車に一定流量を
供給したときの積算・表示部の積算値、積算・表示部の
最小表示桁と羽根車に供給した一定流量の積から、計量
パルス出力部のレートを算出するレート演算部と、この
レート演算部により算出されたレートを計量パルス出力
部に設定するレート設定部とを備えることで、分解と再
組立を省いて、回転体の回転数の誤差に起因する測定の
ばらつきを修正したので、調整時間を短縮することので
きる電子式水道メータを得ることができる。
【0044】また、請求項2に記載の発明によれば、演
算手段は、調整部を制御する制御信号を外部から受信す
る受信部を有し、レート演算部のレート算出時に羽根車
に対して供給する一定流量を外部から調整するようにす
ることで、分解と再組立を省いて、回転体の回転数の誤
差に起因する測定のばらつきを修正するとともに、調整
器の組立の誤りも検出可能としたので、調整時間を短縮
することのできる電子式水道メータを得ることができ
る。
【0045】また、請求項3に記載の発明によれば、演
算手段は、羽根車に供給すべき一定流量と実際に供給し
た流量とを比較し、その差に相当する流量に応じてレー
ト演算部で算出したレートの補正処理を行う流量補正部
を備えることで、分解と再組立を省いて、回転体の回転
数の誤差に起因する測定のばらつきを修正したので、調
整時間を短縮することのできる電子式水道メータを得る
ことができる。
【0046】さらに、請求項4に記載の発明によれば、
記演算手段は、複数の情報に応じた計量パルス出力部へ
設定されるべき設定レートの有効範囲を記憶する記憶部
と、レート演算部で算出したレートが記憶部に記憶され
たレート算出時の情報に応じた設定レートの有効範囲で
あるか否かを判別する判別部を有し、算出されたレート
が有効範囲であったときにレートを計量パルス出力部に
設定するようにしたことで、分解と再組立を省いて、回
転体の回転数の誤差に起因する測定のばらつきを修正し
たので、調整時間を短縮することのできる電子式水道メ
ータを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子式水道メータの第1の実施形態を
示すブロック図。
【図2】本発明の電子式水道メータの第1の実施形態の
作用を示す流れ図。
【図3】本発明の電子式水道メータの第1の実施形態の
他の実施形態を示すブロック図。
【図4】本発明の電子式水道メータの第1の実施形態の
異なる他の実施形態の作用を示す流れ図。
【図5】本発明の電子式水道メータの第2の実施形態を
示す説明図。
【図6】本発明の電子式水道メータの第2の実施形態の
作用を示す流れ図。
【図7】本発明の電子式水道メータの第2の実施形態の
他の実施形態の作用を示す流れ図。
【図8】従来の電子式水道メータの一例を示す断面図。
【図9】従来の電子式水道メータの作用を示す説明図。
【符号の説明】
2A…磁気センサ、2B…磁気センサドライバ、2C…
正逆転検出回路、2D…レートマルチプライヤ、2E…
積算値カウンタ、2F…LCDドライバ、2G…LC
D、2H…CPU、2J…UART、2K…パスル出
力、2L…通信/IF、8…下ケース、8a…流路、9
…上ケース、10…密閉容器、11…羽根車、12…調整器、
13…永久磁石、14…流入口、15…流出口、16…電子回
路、17…Oリング、18…ピン、19…ねじ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流量に比例して回転する羽根車と、この
    羽根車の回転に基づく電気信号から計量パルスを算出す
    る演算手段と、前記羽根車を回転させる前記流量を変化
    させて前記羽根車の回転を調整する調整部とを有し、前
    記羽根車,演算手段及び調整部がケースに収納固定され
    る電子式水道メータにおいて、前記演算手段は、前記羽
    根車の回転に基づく電気信号に対して設定されたレート
    に応じた計量パルスを出力する計量パルス出力部と、こ
    の計量パルス出力部が出力する前記計量パルスを積算し
    表示する積算・表示部と、前記羽根車に一定流量を供給
    したときの前記積算・表示部の積算値、積算・表示部の
    最小表示桁と前記羽根車に供給した一定流量の積から、
    前記計量パルス出力部のレートを算出するレート演算部
    と、このレート演算部により算出されたレートを前記計
    量パルス出力部に設定するレート設定部とを備えたこと
    を特徴とする電子式水道メータ。
  2. 【請求項2】 前記演算手段は、前記調整部を制御する
    制御信号を外部から受信する受信部を有し、前記レート
    演算部のレート算出時に前記羽根車に対して供給する一
    定流量を外部から調整するようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載の電子式水道メータ。
  3. 【請求項3】 前記演算手段は、前記羽根車に供給すべ
    き一定流量と実際に供給した流量とを比較し、その差に
    相当する流量に応じて前記レート演算部で算出したレー
    トの補正処理を行う流量補正部を備えたことを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載の電子式水道メータ。
  4. 【請求項4】 前記演算手段は、複数の情報に応じた前
    記計量パルス出力部へ設定されるべき設定レートの有効
    範囲を記憶する記憶部と、前記レート演算部で算出した
    前記レートが前記記憶部に記憶されたレート算出時の情
    報に応じた設定レートの有効範囲であるか否かを判別す
    る判別部を有し、算出された前記レートが有効範囲であ
    ったときに該レートを前記計量パルス出力部に設定する
    ようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のい
    ずれかに記載の電子式水道メータ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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