JPH08240473A - ガスメーター検査装置 - Google Patents

ガスメーター検査装置

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JPH08240473A
JPH08240473A JP7045467A JP4546795A JPH08240473A JP H08240473 A JPH08240473 A JP H08240473A JP 7045467 A JP7045467 A JP 7045467A JP 4546795 A JP4546795 A JP 4546795A JP H08240473 A JPH08240473 A JP H08240473A
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JP
Japan
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meter
test
test meter
gas
measurement
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Application number
JP7045467A
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English (en)
Inventor
Shiyuuhei Nagasumi
修平 永住
Toshiya Ishida
俊也 石田
Hajime Onoda
元 小野田
Toshiyuki Saito
敏行 齋藤
Nobutoshi Ono
宣利 小野
Nobuo Matsubara
信夫 松原
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SEIBU GAS KK
Kimmon Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
SEIBU GAS KK
Kimmon Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】計測の開始、終了を自動的に制御することによ
り手動操作による誤差の発生を無くし、検定精度の向上
を図ると共に測定結果に器差補正計算することなく、器
差を表示部で直読できるようにする。 【構成】試験メータの指針を読み取るとパルスを発生す
る試験メータパルス入力器を備え、該試験メータパルス
入力器を試験メータに取付けて、そのパルスをメータ検
査器に入力することにより、このパルスを計測の開始及
び停止の信号として利用する。また、器差設定手段手段
で予めテストメータの器差を入力しておくことにより、
測定結果に対して自動的に器差補正して試験メータの器
差を表示部に表示するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は需要家先のガスメータの
器差試験を現地で行うためのガスメータ検査装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ガスの需要家先に設置されたガスメータ
は、需要家先からの依頼、自主検査、県及び市の計量検
定所の立ち入り検査等により随時器差試験が行われる。
そのうち10号メータ以上については検査流量の都合上メ
ータをメーカに持ち込んで試験を行うが、それ以下の号
数のメータについては現地で、器差試験が行われる。
【0003】従来、この需要家先現地でのガスメータ試
験は、試験メータ(器差試験を行う需要家先のメータ)
の出側の試験用チーズ若しくはガス栓より分岐を取り出
してこれをテストメータ(基準となるメータ)の入側に
接続すると共にテストメータ出側をバーナに接続し、バ
ーナの元バルブを調整しながら定められた設定流量に設
定してガスを流し、試験メータの通過量とテストメータ
の通過量を測定し、試験メータの通過量が定められた検
査通過量に達した時点において、テストメータの通過量
に対する試験メータの通過量の差が±4.0 %以内であれ
ば良、それ以外は不良としている。
【0004】そして、このメータ試験に使用される装置
は、テストメータが通過量0.1 l 毎に1パルスを発信す
るように構成されており、そのパルス発信端子にメータ
検査器を接続してテストメータのパルスをメータ検査器
に入力して積算し、メータ検査器の表示器にテストメー
タのガス通過量を表示するように構成されている。上記
測定は試験メータの指針をみながら指針の区切りの良い
瞬間にメータ検査器の計測スイチを手動でON操作する
ことにより開始し、試験メータの機種に応じて定められ
た所定のガス通過量に達した瞬間に計測スイチを手動で
OFF操作することにより終了するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のガ
スメータ検査装置は計測の開始と終了を測定スイッチの
手動操作により行うようになっていたので、スイッチ操
作のタイミングのずれなど検査する人による誤差が生じ
易く、検定結果の精度に問題があった。しかも、自動検
定装置ではないため少なくとも2回以上の測定をしてそ
の平均値に基づいて検定することが法律(特定計量器検
定検査規則第469 条1項)で義務付けられており、検査
に手間がかかった。
【0006】また、試験メータの器差も表示部で直読す
ることができず、測定結果に対して器差補正の計算を手
作業で行う必要があった。
【0007】本発明は従来技術が有する上記問題点に鑑
みてなされたもので、その目的とするところは計測の開
始、終了を自動的に制御することにより手動操作による
誤差の発生を無くし、検定精度の向上を図ると共に測定
結果にテストメータの器差の補正の計算を作業で行うこ
となく、試験メータの器差をメータ検査器の表示部で直
読できるようにすることにある。
【0008】また、本発明の他の目的はガスメーター検
査装置において、試験メータの検針窓に装着して、該メ
ータの指示車の指針を読み取ってパルス信号を得る試験
メータパルス入力器の、試験メータへの着脱を容易且つ
確実にすると共に、メータの指針を読み取る光電検出器
を指針に確実に対応させることができるようにすること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のガスメーター検査装置は、 A.光電検出器を備え、試験メータの検針窓に装着し
て、該メータの指示車に貼着された反射箔の通過を検出
することによりパルス信号を得る試験メータパルス入力
器と、 B.入側を試験メータの出側配管に接続し、出側にバー
ナを接続して設置し、ガスが所定量通過する都度パルス
信号を得るテストメータと、 C.上記試験メータパルス入力器及びテストメータと電
気的に接続して、それらが発生するパルスを入力すると
共に、 a.表示器、 b.テストメータの器差を設定する器差設定手段、 c.試験メータの機種に応じて試験通過量を設定する試
験通過量設定手段、 d.手動操作により計測開始信号を発生する計測開始指
令手段、 e.計測開始指令手段からの計測開始指令信号発生後、
試験メータパルス入力器からの最初のパルスの入力があ
ると計測を開始する計測自動開始手段、 f.計測開始後テストメータ及び試験パルス入力器から
夫々入力するパルスに基づいて試験メータの通過ガス量
とテストメータの通過ガス量を夫々積算する試験メータ
通過ガス量積算手段とテストメータ通過ガス量積算手
段、 g.試験メータ通過ガス量積算手段の積算値が試験通過
量設定手段で設定された試験通過量に達すると計測を停
止する計測自動停止手段、 h.計測停止により試験メータ通過ガス量積算手段の積
算値、テストメータ通過ガス量積算手段の積算値、器差
設定手段で設定されたテストメータ器差に基づき試験ガ
スメータの器差を演算する器差演算手段、 i.器差演算手段の演算値に基づき試験ガスメータの器
差を表示器に表示する表示制御手段、 を備える検査器とにより構成するものである。
【0010】そして、上記試験メータパルス入力器は、
ケーシング前面に試験メータの検針窓部の凹みと同等の
上下幅寸法を有する突出段部を備え、この突出段部を試
験メータの検針窓に嵌合させた状態でケーシング上面が
試験メータの上面とほぼ同じ高さになるように形成する
と共にその上面には試験メータへの取付板をネジ止めし
てこれをケーシング前面より突出状に伸ばし、該取付板
には上記突出段部を試験メータの検針窓に嵌合させた状
態で試験メータ上面に設けられている突部に対応する位
置にその突部に係合する係合穴を開穿し、更に光電検出
器を上記突出段部を試験メータの検針窓部の凹みに嵌合
させ、且つ取付板の係合穴を試験メータ上面の突部に係
合させた状態で、突出段部から試験メータの検針窓を介
して流量表示部の最小単位指示車の周面に臨み得るよう
に設けるものである。
【0011】
【作用】以上のように構成したガスメータ検査装置にあ
っては、計測開始指令手段からの計測開始指令信号発生
後、試験メータパルス入力器からの最初のパルスの入力
により自動的に計測が開始され、計測開始後、試験ガス
メータを通過したガス量が設定された検査通過ガス量に
達すると自動的に計測が停止される。しかも試験ガスメ
ータの器差を自動的に演算して表示する。
【0012】また、試験メータパルス入力器は突出段部
を試験メータの検針窓に嵌合させ、取付板の係合穴を試
験メータ上面の突部に係合させて取付板のネジを締め付
けることにより光電検出器が試験メータの流量表示部の
最小単位指示車の周面に正確に臨むように取付けられ
る。
【0013】
【実施例】以下、図に基づいて本発明の実施の一例を説
明する。このガスメータ検査装置は、試験メータパルス
入力器1、テストメータ2、メータ検査器3から構成さ
れている。
【0014】上記テストメータ2はガスが所定量、例え
ば0.1 l 通過する都度パルスを発信する従来周知のパル
ス発信器付きメータからなり、パルス発信端子21を備え
ている。そして、このテストメータ2は、試験メータ4
の出側の試験用チーズ41若しくはガス栓より分岐取出を
して、これをテストメータ2の入側にゴム管51で接続す
ると共にテストメータ2の出側をゴム管52でバーナ6に
接続して設置し、パルス発信端子14をメータ検査器3に
配線接続してガスメータの器差試験に用いられる。
【0015】試験メータパルス入力器1は光電検出器、
例えば反射型のフォトセンサ11を備え、発光素子111 か
らの光を集光し、これが検出対象に反射してその反射光
を受光素子112 が受光することにより出力回路12がパル
スを出力するように構成されており、機能部を収容する
ケーシング13からは出力回路12から取り出したリード線
14が引き出されている。
【0016】この試験メータパルス入力器1は、フォト
センサ11が試験メータ4の検針窓部42から流量表示部の
最小単位指示車45の周面に臨むようにケーシング13を試
験メータ4に取り付けて設置し、出力回路から取り出し
たリード線14をメータ検査器3に接続してガスメータの
器差試験に用いられる。
【0017】試験メータパルス入力器1のケーシング13
は前面に試験メータ4の検針窓部42の凹み43の上下幅に
相当する上下幅寸法を有する突出段部15が形成されると
共に突出段部15を試験メータ4の検針窓42に嵌合させた
状態でケーシング13上面が試験メータ4の上面とほぼ同
じ高さになるように形成されており、その上面には試験
メータ4への取付板16が頭部に摘みを有するネジ17によ
りネジ止めされている。
【0018】この取付板16はケーシング13前面より突出
状に伸びておりケーシング13の突出段部15を試験メータ
4の検針窓部42の凹み43に嵌合させた状態で試験メータ
4上面に設けられている突部44に対応する位置に該突部
44に係合する係合穴18を備えている。
【0019】そして、フォトセンサ11はケーシング13前
面の突出段部15を試験メータ検針窓部42の凹み43に嵌合
させ、取付板16の係合穴18を試験メータ4上面の突部44
に係合させた状態で、試験メータ4の検針窓部42から流
量表示部の最小単位指示車45の周面に確実に臨むように
設けられている。
【0020】而して、この試験メータパルス入力器1は
取付板16のネジ17を緩めて、ケーシング13前面の突出段
部15を試験メータ4の検針窓部42の凹み43に嵌合させ、
取付板16の係合穴18を試験メータ4上面の突部44に係合
させてネジ17を締め付けることにより、取付板16と突出
段部15上面で試験メータ4を挟持して、メータ4に確実
に取り付けられ、しかもフォトセンサ11が試験メータ4
の最小単位指示車45の周面に確実に臨むようになる。
尚、図面ではネジ17が4本示されているが、試験メータ
4への着脱の容易性、迅速性を向上させるためにネジ17
の数を少なくすることも任意である。
【0021】上記試験メータ4の流量表示部の最小単位
指示車45はガスのメータ内通過により回転駆動され、2
号メータ〜7号メータについて10l 通過により一回転す
るように構成されており、その周面の1箇所に通常アル
ミ箔などの反射箔テープ46が貼着されている。従って、
上記試験メータパルス入力器1はフォトセンサ11の発光
素子111 からの光を反射箔テープ46に集光し、その反射
光を受光素子112 が受光することによりパルスを発生す
るが、ガスが10l 通過する毎にパルスを発生することに
なる。
【0022】尚、上記テストメータ2のパルス発信端子
21及び試験メータパルス入力器1のリード線14とメータ
検査器3の配線接続はコネクタによりワンタッチで行え
るようになっている。
【0023】一方、メータ検査器3は器差設定手段a、
試験通過量設定手段b、計測開始指令手段cなどを構成
する各種操作キー311 〜318 を有するキーボード31と、
マイクロコンピュータ32と、LCD表示器33とを備えて
おり、これらが例えば縦180mm、横100 mm程度の小
形のケーシング34に装備されている。各操作キー311〜3
18 は軽圧操作で作動する通常タイプのキースイッチで
ある。
【0024】前記、器差設定手段aは器差設定キー311
、増減キー312 、設定キー313 により構成され、器差
設定キー311 を押して、器差値を増減キー312 で0.1%単
位で増減し、設定キー313 で入力を確定することによ
り、テストメータ2の器差を入力するものである。
【0025】試験通過量設定手段bは機種設定キー314
、増減キー312 、設定キー313 により構成され、機種
設定キー314 を押して、増減キー312 で試験メータ4の
機種を設定し、設定キー313 で入力を確定することによ
り、試験メータ4の機種に応じてメータ機種毎に定めら
れた試験通過ガス量を入力するものである。尚、この実
施例では機種を設定することにより、その機種に対して
定められた試験通過ガス量が自動的に設定されるように
なっているが、直接試験通過ガス量を入力するように構
成することも勿論可能である。因みに、機種別に定めら
れた試験通過ガス量は表1の通りである。
【0026】
【表1】
【0027】計測開始指令手段cは計測キー315 からな
り、これを押すことにより、計測開始指令信号を発生す
るものである。
【0028】また、この実施例では自動計測モードと、
手動計測モードを選択することができるようになってお
り、メータ検査器3はそのための入力切替手段を備えて
いる。
【0029】入力切替手段は切替キー316 、増減キー31
2 、設定キー313 により構成され、切替キー316 を押し
て、増減キー312 で自動、手動を選択し、設定キー313
で入力を確定することにより自動計測モードか手動計測
モードかの別を入力するものである。尚、手動計測モー
ドにあっては、計測キー315 を押すことにより計測をス
タートし、再度計測キー315 を押すことにより計測を終
了することができる。
【0030】以上の説明から明らかなように増減キー31
2 及び設定キー313 は、器差設定手段a、試験通過量設
定手段b、入力切替手段において共用されている。
【0031】マイクロコンピュータ32は中央演算処理装
置(CPU)321 、入出力インターフェース322 、323
を含むそれ自体既に知られている周知のマイクロコンピ
ュータである。
【0032】本実施例においてマイクロコンピュータ32
は少なくとも次の機能、即ち、(1)モード切替手段で選
択されたモードを記憶するモード記憶機能、(2) 器差設
定手段で設定されたテストメータの器差を記憶する器差
記憶機能、(3) 試験通過量設定手段で設定された試験通
過量を記憶する試験通過量記憶機能、(4) 記憶されたモ
ードが自動のときに、計測開始指令手段の計測開始指令
信号の入力により該信号発生後試験メータパルス入力器
からの最初のパルスの入力があると計測を開始する自動
計測開始機能、(5) 記憶されたモードが手動のときに、
計測スイッチのON信号の入力により計測を開始する手
動計測開始機能、(6) テストメータ及び試験メータパル
ス入力器から入力するパルスに基づいて試験ガスメータ
の通過ガス量とテストメータの通過ガス量を夫々積算す
る通過ガス量積算機能、(7) 記憶されたモードが自動の
ときに、試験ガスメータの通過ガス量積算に基づき、そ
の積算値が記憶された試験通過量に達すると計測を停止
する計測自動停止機能、(8) 記憶されたモードが手動の
ときに、計測スイチのOFF信号入力により計測を停止
する手動計測停止機能、(9) 計測の停止に伴い試験ガス
メータの通過ガス量積算値、テストメータの通過ガス量
積算値及び記憶されたテストメータ器差に基づき試験ガ
スメータの器差を演算する器差演算機能、(10)少なくと
も器差計算値、望ましくはモード、テストメータ器差、
試験通過量設定値等、各操作キーの操作により設定され
た事項や、テストメータ積算値、瞬間流量、試験ガスメ
ータ積算値などをLCD表示器33に表示する表示制御機
能、を備えている。
【0033】尚、このメータ検査器3は当然のことなが
ら電源キー317 、リセットキー318なども有しており、
電源投入またはリセットにより初期状態になるように構
成されている。また、乾電池を電源としており、この電
池は前記試験メータパルス入力器の電源としても共用さ
れている。
【0034】而して、メータ検査器3は既述構成のもと
に次のように作動する。電源キー317 を押して電源を投
入すると初期状態になり、この状態でモード切替手段、
器差設定手段、試験通過量設定手段で、モード(説明の
都合上自動モードとする)、テストメータの器差、試験
ガスメータの機種(試験通過量)を設定すると、これら
が記憶され、また各設定の都度表示器33にそれが表示さ
れる。尚、表示器33の上記各表示は各々設定確認のため
の設定キー313 の押し操作により初期表示に戻る。
【0035】この状態で、計測キー315 を押すと試験メ
ータパルス入力器1からのパルスの入力を待ち、最初の
パルス入力で計測を開始する。計測中は試験メータパル
ス入力器1及びテストメータ2からのパルスを夫々入力
して双方のパルスに基づいて各々通過ガス量を積算す
る。
【0036】そして、試験メータパルス入力器1からの
パルスにより積算された通過ガス量が設定された試験通
過ガス量に達すると、測定を停止し、試験メータ4の器
差を演算し、器差結果を表示部33に表示する。
【0037】上記試験ガスメータの器差演算は次の演算
式による。 E:試験ガスメータ(需要先メータ)器差(%) I:試験ガスメータガス通過量 Q:テストメータガス通過量 EQ :テストメータ器差
【0038】尚、計測中は表示器33には計測中の表示が
なされると共に、テストメータ積算値、瞬間流量、試験
メータパルス入力器積算値、モード、試験メータ機種な
どが表示されるが、試験メータパルス入力器積算値は減
算表示される。そして、計測終了後リセットキー318 を
操作すると初期状態に戻る。
【0039】上記計測開始から計測終了までの作動をフ
ローチャートで示せば図7のようになる。
【0040】
【効果】本発明は以上のように構成したので、下記する
ような効果を奏する。請求項1のガスメータ検査装置
は、試験メータの指針を読み取るとパルスを発生する試
験メータパルス入力器を備え、該試験メータパルス入力
器を試験メータに取付けて、そのパルスをメータ検査器
に入力することにより、このパルスを計測の開始及び停
止の信号として利用し、メータ検査器の計測開始指令手
段が操作されて計測開始指令信号発生した後、前記試験
メータパルス入力器からの最初のパルスの発生で自動的
に計測を開始して、試験ガスメータの通過ガス量を積算
し、その積算値が設定された検査通過ガス量に達すると
自動的に計測を停止するようにしたので、手動により計
測の開始及び停止の信号を入力していた従来のガスメー
タ検査装置のような信号の入力タイミングのずれによる
誤差が生じることがない。従って、検査精度が大幅に向
上する。
【0041】また、メータ検査器にテストメータの器差
を設定する器差設定手段と、試験メータパルス入力器及
びテストメータから入力するパルスに基づいて積算され
た試験メータ通過ガス量とテストメータ通過ガス量、器
差設定手段で設定されたテストメータ器差により試験ガ
スメータの器差を演算する器差演算手段を備え、演算さ
れた器差を表示部に表示するようにしたので、測定結果
に手作業で器差補正の計算をすることなく、表示部で器
差を直読することができ、非常に便利であり、検査作業
の作業性が向上する。しかも、本装置は上記のように自
動計測であるため、1回計測するだけで良く(特定計器
検定検査規則第469 条第2項参照)、この面でも作業が
楽になる。請求項2のガスメータ検査装置は、試験メー
タパルス入力器が突出段部を試験メータの検針窓に嵌合
させ、取付板の係合穴を試験メータ上面の突部に係合さ
せて取付板のネジを締め付けることにより、試験メータ
に簡単、確実に取付けられ、しかも光電検出器が試験メ
ータの流量表示部の最小単位指示車の周面に正確に臨む
ようになるので、試験メータパルス入力器の試験メータ
への取付け作業が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す機能ブロック図。
【図2】本発明の一実施例を示すガスメータ検査装置の
全体構成の概略を示す説明図。
【図3】試験メータパルス入力器の斜視図で一部切欠し
て示している。
【図4】試験メータへの試験メータパルス入力器の取付
け方を示す斜視図。
【図5】試験メータパルス入力器を試験メータに取付け
た状態を示す要部の拡大側面図で、一部破断して示して
いる。
【図6】メータ検査器のブロック図。
【図7】自動計測のフローチャート。
【符号の説明】
1:試験メータパルス入力器 2:テストメ
ータ 3:メータ検査器 4:試験メ
ータ 6:バーナ 11:光電検
出器(フォトセンサ) 13:試験メータパルス入力手段のケーシング 15:突出段部 16:取付板 17:ネジ 18:係合穴 33:表示器 42:試験メ
ータの検針窓部 43:検針窓の凹み 45:指示車
(最小単位指示車) 44:試験メータ上面の突部
フロントページの続き (72)発明者 小野田 元 東京都板橋区志村1−2−3 株式会社金 門製作所内 (72)発明者 齋藤 敏行 福岡県粕屋郡久山町大字久原2991−1 株 式会社金門製作所九州研究所内 (72)発明者 小野 宣利 福岡県粕屋郡久山町大字久原2991−1 株 式会社金門製作所九州研究所内 (72)発明者 松原 信夫 福岡県粕屋郡久山町大字久原2991−1 株 式会社金門製作所九州研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】A.光電検出器を備え、試験メータの検針
    窓に装着して、該メータの指示車に貼着された反射箔の
    通過を検出することによりパルス信号を得る試験メータ
    パルス入力器と、 B.入側を試験メータの出側配管に接続し、出側にバー
    ナを接続して設置し、ガスが所定量通過する都度パルス
    信号を得るテストメータと、 C.上記試験メータパルス入力器及びテストメータと電
    気的に接続して、それらが発生するパルスを入力すると
    共に、 a.表示器、 b.テストメータの器差を設定する器差設定手段、 c.試験メータの機種に応じて試験通過量を設定する試
    験通過量設定手段、 d.手動操作により計測開始信号を発生する計測開始指
    令手段、 e.計測開始指令手段からの計測開始指令信号発生後、
    試験メータパルス入力器からの最初のパルスの入力があ
    ると計測を開始する計測自動開始手段、 f.計測開始後テストメータ及び試験メータパルス入力
    器から夫々入力するパルスに基づいて試験メータの通過
    ガス量とテストメータの通過ガス量を夫々積算する試験
    メータ通過ガス量積算手段とテストメータ通過ガス量積
    算手段、 g.試験メータ通過ガス量積算手段の積算値が試験通過
    量設定手段で設定された試験通過量に達すると計測を停
    止する計測自動停止手段、 h.計測停止により試験メータ通過ガス量積算手段の積
    算値、テストメータ通過ガス量積算手段の積算値、器差
    設定手段で設定されたテストメータ器差に基づき試験ガ
    スメータの器差を演算する器差演算手段、 i.器差演算手段の演算値に基づき試験ガスメータの器
    差を表示器に表示する表示制御手段、 を備えるガスメータ検査器と、からなることを特徴とす
    るガスメータ検査装置。
  2. 【請求項2】試験メータパルス入力器が、ケーシング前
    面に試験メータの検針窓部の凹みと同等の上下幅寸法を
    有する突出段部を備え、突出段部を試験メータの検針窓
    に嵌合させた状態でケーシング上面が試験メータの上面
    とほぼ同じ高さになるように形成されると共にその上面
    には試験メータへの取付板がネジ止めされてケーシング
    前面より突出状に伸びており、該取付板には上記突出段
    部を試験メータの検針窓に嵌合させた状態で試験メータ
    上面に設けられている突部に対応する位置にその突部に
    係合する係合穴が開穿され、光電検出器は上記突出段部
    を試験メータ検針窓部の凹みに嵌合させ、且つ取付板の
    係合穴を試験メータ上面の突部に係合させた状態で、突
    出段部から試験メータの検針窓を介して流量表示部の最
    小単位指示車の周面に臨み得るように設けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載のガスメータ検査装置。
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