JPH0618246Y2 - ガスメ−タ - Google Patents

ガスメ−タ

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JPH0618246Y2
JPH0618246Y2 JP10491586U JP10491586U JPH0618246Y2 JP H0618246 Y2 JPH0618246 Y2 JP H0618246Y2 JP 10491586 U JP10491586 U JP 10491586U JP 10491586 U JP10491586 U JP 10491586U JP H0618246 Y2 JPH0618246 Y2 JP H0618246Y2
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JP
Japan
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gas flow
flow rate
pulse
gas
gas meter
Prior art date
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JP10491586U
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JPS6312721U (ja
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哲男 柿田
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はガス使用量を積算して計測するガスメータに関
するものである。
〔従来の技術及び考案が解決しようとする問題点〕
ガスメータとして、例えば計量室に対するガスの流入、
流出により計量膜を往復運動させ、これに連動する翼を
設け、翼の軸にクランク機構を介して一方向に回転する
軸を設け、この一方向回転軸を歯車列を介して計量指示
装置に連結することにより、これを駆動させガス流量を
計測表示するものがある。
上述のように計量膜の往復運動を歯車列により指示装置
の機構に伝達しているが、所定の基準ガス流量によって
駆動される基準器からの出力(基準通過体積)によりガ
スメータを較正する、所謂器差調整を行なう必要があ
る。この器差調整は前記歯車列の一部のギア比を変更す
ることにより行なうが、適切なギア比のギヤを選定する
に当っては、計量膜の往復運動と基準器からの通過体積
から算出された理想的なギア比のギヤを予め用意してお
き、この予め用意したギヤから最も近似しているギア比
のギヤを選択しているのが現状である。
このため、精度の高い器差調整が困難である。この精度
を高めるためには多くのギア比の歯車列を予め用意すれ
ばよいが不経済である。また指示機構の配置も歯車列に
よって限定される。更に遠隔指示機構にあっては、各ギ
ア比の選定を行ない、回転軸における回転を適切に選定
する必要があると共に、その出力形式が特定値に限定さ
れてしまい変更することが難しい。
そこで本考案は、ガスメータの指示機構を変更すること
により高精度な器差調整を簡単にかつ経済的に行えるよ
うにしたガスメータを提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
上記問題点を解決するため本考案によりなされたガスメ
ータは、第1図の基本構成図に示す如く、所定量のガス
流の通過毎に1個の流量パルスを発生するガス流検出手
段Aと、基準器Bに流すガス流に応じて基準器Bが単位
ガス流毎に発生する基準パルスと基準器Bの通過ガス流
と同じガス流に応じ前記ガス流検出手段Aが発生する流
量パルスとにより演算して前記ガス流検出手段Aにより
発生される流量パルス当りの計量体積値を求める演算手
段Cと、前記ガス流検出手段Aからの流量パルス毎に前
記演算手段により求めた計量体積値を加算してガス流量
の積算値を求める積算手段Dと、該積算手段Dにより求
めた積算値を表示する表示手段とを備えることを特徴と
する。
以上の構成において、演算手段が、基準器に流したガス
流と同じガス流に応じてガス流検出手段が発生する流量
パルスと基準器からの基準パルスとにより、ガス流検出
手段が発生する流量パルス当りの計量体積値を求めるよ
うになっているため、以後この計算体積値をガス流検出
手段からの流量パルス毎に加算し積算することにより正
確にガス流量を積算計測することができる。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面と共に説明する。
第2図に示す実施例において、1は計量膜(図示せず)
の往復運動に応じてガス流を検出する流量センサであ
り、所定量のガス流の通過により計量膜がガスメータ内
の計量室内を1往復運動するとこれに応じて往復動する
例えばマグネットによりオン、オフするリードスイッチ
によって流量パルスを発生する。2は器差調整入力部で
あり、ガスメータの器差調整を行なうとき、その処理の
実行を指示する信号を入力すると共に、後述する基準器
からの基準流量パルスを中継する。
3は所定の制御プログラムに従ってソフトウェアによる
ディジタル演算処理を実行する制御部としてのマイクロ
コンピュータ(以下MCと略称する)であり、CPU、
ROM、RAM、I/O回路、LCD制御回路、クロッ
ク発生回路等を主要部として構成される。4はMC3に
基準クロックを供給する水晶発振器、5はMC3に電源
を供給するリチウム電池、6は液晶表示器(LCD)で
あり7セグメント,7桁で構成されるガス流量の積算値
表示部6aと、検定用に所定の基準流量(例えば10
)毎に点滅を繰り返すパイロット表示部6bと、リチ
ウム電池5の電圧低下を警告する等の動作状態を表示す
る動作表示部6cから構成される。7は遠隔指示出力で
あり、所定のガス流量毎に外部機器に対してパルスを出
力する。8は遠隔指示出力7の前記所定ガス流量を設定
する設定スイッチ、9はリチウム電池5の電圧が所定電
圧以下に低下したことを検出する電池電圧検出器であ
る。
第3図は基準器とガスメータとの接続関係を示し、ガス
メータ10はガス流によって往復動可能な計量膜11を
具備しており、その内部にはこの計量膜11の運動に応
じて流量パルスを出力する流量センサ1、MC3、設定
スイッチ8などが内蔵されている。基準器12はガス流
の流入に応じ、基準ガス流量(体積)の通過毎に基準パ
ルス(例えば0.1/pulse)を出力する。この
基準パルスは器差調整入力部2を通過してMC3にデー
タ入力される。基準器12を通過したガス流はガスメー
タ10に供給され、このガス流によって計量膜11が往
復運動する。
斯かる構成において、第4図,第5図に示すマイクロコ
ンピュータ3の処理フローチャートと共に、ガスメータ
10の動作を説明する。
第4図はガスメータの器差調整フローチャートを示し、
基準器12を第3図のように接続すると共にリチウム電
池5を接続してMC3に電源を供給することによりMC
3は第4図のフローチャートを実行する。そこで初期設
定を行なった後、最初のステップ3aにおいて器差調整
入力部2から処理実行のための指示が例えば3秒間持続
する信号入力によりあるか否かを判定し、判定がYES
であれば次のステップ3bにより流量センサ1からの流
量パルスを待つ。最初の流量パルスが入力されれば続く
ステップ3cで初期化処理を行い、基準器12からの基
準パルス用カウンタQと流量パルス用カウンタAをクリ
アする。次にステップ3dにおいて器差調整入力部2か
ら入力される前記基準パルスを待ち、基準パルスが入力
されればステップ3eでカウンタQを+1加算する。加
算後、又はステップ3dで基準パルスが入力されないと
きステップ3fにより流量センサ1からの流量パルスの
出力を待つ。流量パルスが出力されればステップ3gで
カウンタAを+1加算する。出力されなければ基準パル
ス入力待ちのステップ3dに戻る。ステップ3gの後、
ステップ3hによりカウンタAでカウントされた流量パ
ルス数が予め設定した基準パルス数Aと一致したかを
判別する。
両パルス数が一致したときステップ3iでQ=Q/A
(Aは例えば100パルス)の演算を行なう。ステッ
プ3iにおけるQは、ガスメータの計量室に流入したガ
ス流によって計量膜が往復運動したときに発生する流量
パルスの所定数のカウント期間内に、単位パルス当りの
ガス流量が予め認識されている基準パルス数をカウント
した値であるから、この結果算出された左辺のQは単位
流量パルス当りの基準パルス数である。よってこのQか
らガスメータの計量膜によって出力される単位流量パル
ス当りのガス流量(体積)Qrが算出できる。即ち、ス
テップ3iによってガスメータ計量室の単位体積に応じ
た値を算出する(以下Qrを単位計量体積値という)。
次にステップ3jで設定スイッチ8の状態を読み、遠隔
指示出力7に出力する単位パルス当りのガス流量値Q
を設定する(例えば10/pulse,100/pulse,1000
/pulse,1m3/pulse)。
尚、ステップ3hにおいて、カウント値Aが設定値A
に達していなければ、基準パルス入力待ちステップ3d
に戻る。上記各ステップ3a乃至3jは器差調整の際、
1回の処理でよい。
Qr及びQの各値を設定した後、ガスメータを所定の
場所に設置することにより第5図に示す積算処理フロー
チャートの実行をスタートする。このフローチャートで
はまずステップ4aにより流量パルスの出力を判別す
る。流量パルスが出力されるとステップ4bで現在まで
の積算値Tに単位計量体積値Qrを積算する。この積算
値Tを積算値表示部6aに出力して表示部6aの表示値
を更新し、現在までのガス流量積算値を表示する。次に
ステップ4cにより積算値Tを検定受験用パイロット表
示部6bの点滅用基準値と比較する。積算値Tが基準値
より小さければパイロット表示部6bを消灯し、大きけ
れば点灯する(例えば基準値が10がのとき、Tが
0.00<T<8.99であればパイロット表示部
6bを消灯、9.00<T<9.99であれば点
灯)。このパイロット表示部6bの点滅によって基準器
12の基準パルスと比較し、当該ガスメータの合否の判
定を行なう。
次にステップ4dにより設定スイッチ8で設定した遠隔
指示出力7に出力する単位パルス当りのガス流量値Q
と積算値Tとを比較し、一致していれば遠隔指示出力7
に対して単位パルスを出力する。このパルスにより遠隔
の機器に現在のガス積算量を表示する。その後ステップ
4eで所定の単位時間(例えば24時間)を経過したか
否かの判別を行ない、経過したらステップ4fにより電
池電圧検出器9の検知電圧を読み、リチウム電池5の電
圧が所定電圧以下に低下していれば、動作表示部6cを
点灯して電池低下の警告を行なう。
尚、流量パルスの判別ステップ4aにおいて、パルスが
出力されないときは単位時間判別ステップ4eに移り、
ステップ4e及び電池電圧判別ステップ4fにおいてそ
れぞれ単位時間が経過せず、また所定電圧に低下してい
ないときは、流量パルス判別ステップ4aに戻る。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、基準器からの基準パルス
と流量パルスにより計量体積値を求め、以後これにより
流量パルスに基づいて流量を積算するようになってお
り、歯車列等の機械的構成要素がなく、従って構成が簡
略化でき経済的であり、ガス流量表示部の配置に関する
自由度も増大する。
また器差調整は電気信号の処理により自動的にかつ正確
に行われ、面倒な調整操作がなくなっている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるガスメータの基本構成を示すブロ
ック図、第2図は本考案に係るガスメータの実施例を示
すブロック図、第3図は第2図におけるガスメータと基
準器との接続関係を示す図、第4図,第5図はそれぞれ
第2図におけるマイクロコンピュータの処理フローチャ
ートを示す図である。 A……ガス流検出手段、B……基準器、C……演算手
段、D……積算手段、E……表示手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定量のガス流の通過毎に1個の流量パル
    スを発生するガス流検出手段と、 基準器に流すガス流に応じて基準器が単位ガス流量毎に
    発生する基準パルスと基準器の通過ガス流と同じガス流
    に応じて前記ガス流検出手段が発生する流量パルスとに
    より演算して前記ガス流検出手段により発生される流量
    パルス当りの計量体積値を求める演算手段と、 前記ガス流検出手段からの流量パルス毎に前記演算手段
    により求めた計量体積値を加算してガス流量の積算値を
    求める積算手段と、 該積算手段により求めた積算値を表示する表示手段と、 を備えることを特徴とするガスメータ。
JP10491586U 1986-07-10 1986-07-10 ガスメ−タ Expired - Lifetime JPH0618246Y2 (ja)

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JP10491586U JPH0618246Y2 (ja) 1986-07-10 1986-07-10 ガスメ−タ

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JP10491586U JPH0618246Y2 (ja) 1986-07-10 1986-07-10 ガスメ−タ

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JPS6312721U JPS6312721U (ja) 1988-01-27
JPH0618246Y2 true JPH0618246Y2 (ja) 1994-05-11

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JP10491586U Expired - Lifetime JPH0618246Y2 (ja) 1986-07-10 1986-07-10 ガスメ−タ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2543757Y2 (ja) * 1991-04-26 1997-08-13 東京瓦斯株式会社 電子式ガスメータ

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JPS6312721U (ja) 1988-01-27

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