JPH02254103A - 焼結金属部品の製造方法 - Google Patents
焼結金属部品の製造方法Info
- Publication number
- JPH02254103A JPH02254103A JP7396389A JP7396389A JPH02254103A JP H02254103 A JPH02254103 A JP H02254103A JP 7396389 A JP7396389 A JP 7396389A JP 7396389 A JP7396389 A JP 7396389A JP H02254103 A JPH02254103 A JP H02254103A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sintering
- sintered
- green compact
- balls
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 8
- 238000005245 sintering Methods 0.000 claims abstract description 43
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims abstract description 27
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims abstract description 20
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 15
- 239000002356 single layer Substances 0.000 claims abstract description 5
- 229910044991 metal oxide Inorganic materials 0.000 claims abstract description 4
- 150000004706 metal oxides Chemical class 0.000 claims abstract description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 6
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 238000000748 compression moulding Methods 0.000 claims description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 2
- 239000002994 raw material Substances 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 13
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 10
- MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N Zirconium dioxide Chemical compound O=[Zr]=O MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 4
- 229910052593 corundum Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 229910001845 yogo sapphire Inorganic materials 0.000 abstract 1
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- CWYNVVGOOAEACU-UHFFFAOYSA-N Fe2+ Chemical compound [Fe+2] CWYNVVGOOAEACU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000007667 floating Methods 0.000 description 3
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000007791 liquid phase Substances 0.000 description 3
- 229910000997 High-speed steel Inorganic materials 0.000 description 2
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 239000011812 mixed powder Substances 0.000 description 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 238000004513 sizing Methods 0.000 description 2
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 2
- QGZKDVFQNNGYKY-UHFFFAOYSA-N Ammonia Chemical compound N QGZKDVFQNNGYKY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 150000001408 amides Chemical class 0.000 description 1
- 229910010293 ceramic material Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052681 coesite Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052906 cristobalite Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 1
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000011224 oxide ceramic Substances 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 239000012071 phase Substances 0.000 description 1
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
- 238000004663 powder metallurgy Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 1
- 235000012239 silicon dioxide Nutrition 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052682 stishovite Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052905 tridymite Inorganic materials 0.000 description 1
- XOOUIPVCVHRTMJ-UHFFFAOYSA-L zinc stearate Chemical compound [Zn+2].CCCCCCCCCCCCCCCCCC([O-])=O.CCCCCCCCCCCCCCCCCC([O-])=O XOOUIPVCVHRTMJ-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野1
本発明は,鉄系または非鉄系の各種焼結部品の製造に利
用される技術で、圧粉体の焼結時に発生する焼結歪みを
抑制し寸法精度の向上を図る焼結方法に関するものであ
る。
用される技術で、圧粉体の焼結時に発生する焼結歪みを
抑制し寸法精度の向上を図る焼結方法に関するものであ
る。
C従来の技術j
焼結金属で作られる機械部品は、自動車,事務機器、家
電品等をはじめ各種産業機械に拡大しており、要求され
る寸法精度はまずまず高いものになっている。
電品等をはじめ各種産業機械に拡大しており、要求され
る寸法精度はまずまず高いものになっている。
焼結部品の製造方法は、原料粉末を所定の組成になるよ
うに混合し、押型で圧縮成形したのち、その圧粉体を焼
結治具として用いられるセラミックス製焼結敷板上に、
或いはメツシュベルトや金網に直接に載置して還元性ガ
スまたは真空中で加熱焼結する工程を基本とし、必要に
応じサイジング、切削や研磨などの機械加工を施して所
定の形状と寸法精度を付与する。このとき、焼結体の寸
法歪みおよび寸法ばらつきが大きいと、焼結体をそのま
ま用いる部品では不良品になり、サイジングまたは機械
加工を施す場合においても寸法矯正が困難であるとか寸
法ばらつきは依然引き継がれて要求寸法精度に到達しな
い事態が招来することになり生産性を阻害することにな
る。
うに混合し、押型で圧縮成形したのち、その圧粉体を焼
結治具として用いられるセラミックス製焼結敷板上に、
或いはメツシュベルトや金網に直接に載置して還元性ガ
スまたは真空中で加熱焼結する工程を基本とし、必要に
応じサイジング、切削や研磨などの機械加工を施して所
定の形状と寸法精度を付与する。このとき、焼結体の寸
法歪みおよび寸法ばらつきが大きいと、焼結体をそのま
ま用いる部品では不良品になり、サイジングまたは機械
加工を施す場合においても寸法矯正が困難であるとか寸
法ばらつきは依然引き継がれて要求寸法精度に到達しな
い事態が招来することになり生産性を阻害することにな
る。
〔発明が解決しようとする課題]
寸法精度が悪くなる要因は、焼結時のヒートパターンの
不通や炉内の温度分布が悪い等もあるが、その他に焼結
治具として用いられるセラミック製焼結敷板あるいはメ
ツシュベルトや金網上に圧粉体を直接に載置しているこ
とが挙げられる。
不通や炉内の温度分布が悪い等もあるが、その他に焼結
治具として用いられるセラミック製焼結敷板あるいはメ
ツシュベルトや金網上に圧粉体を直接に載置しているこ
とが挙げられる。
すなわち、成形体が焼結敷板等に接触しているところは
接触抵抗によって、焼結縮みまたは膨張が阻害されるた
め、接触していない自由端部と比べて焼結寸法変化量に
差を生ずると考えられる。
接触抵抗によって、焼結縮みまたは膨張が阻害されるた
め、接触していない自由端部と比べて焼結寸法変化量に
差を生ずると考えられる。
この傾向は圧粉体と敷板の接触面積が大きく、背丈の高
い製品程顕著である。例えば液相焼結を行う、超硬合金
、焼結高速鋼、Fe−Cr−M。
い製品程顕著である。例えば液相焼結を行う、超硬合金
、焼結高速鋼、Fe−Cr−M。
P−C系の高密度耐摩耗材は、焼結敷板との接触部寸法
と自由端とて数%の寸法ばらつきを生ずることもある。
と自由端とて数%の寸法ばらつきを生ずることもある。
本発明は焼結時に寸法変化を余儀な(される粉末冶金製
品の焼結時の寸法変化挙動と敷板との関係を検討した結
果、焼結後の寸法精度を大幅に改善することができる焼
結方法を開発したもので、このような方法を提供するこ
とを目的とする。
品の焼結時の寸法変化挙動と敷板との関係を検討した結
果、焼結後の寸法精度を大幅に改善することができる焼
結方法を開発したもので、このような方法を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段]
本発明は、原料粉を所定形状に圧縮成形した圧粉体を炉
中で加熱する通常の方法において、圧粉体を直接焼結敷
板や金網上に載せずに、周囲に立上り部を設けた平皿状
の焼結敷板に金属酸化物系セラミックスボールを一段に
敷並べ、その上に圧粉体を載置して焼結することによっ
て、製品の上下端における寸法変化に差を生じないよう
にしたものである。
中で加熱する通常の方法において、圧粉体を直接焼結敷
板や金網上に載せずに、周囲に立上り部を設けた平皿状
の焼結敷板に金属酸化物系セラミックスボールを一段に
敷並べ、その上に圧粉体を載置して焼結することによっ
て、製品の上下端における寸法変化に差を生じないよう
にしたものである。
この場合に、セラミックスボールは平皿状の焼結敷板上
に一段に敷並べ、セラミックスボールの遊動余裕率を2
%以上10%以下とすることが好ましい。ここで遊動余
裕率X%とは1周囲に立上り部を設けた平皿状の焼結敷
板上にボールが遊動しない状態に密に敷並べた状態から
、敷板上のボール数のX%を取除いた状態をいう。
に一段に敷並べ、セラミックスボールの遊動余裕率を2
%以上10%以下とすることが好ましい。ここで遊動余
裕率X%とは1周囲に立上り部を設けた平皿状の焼結敷
板上にボールが遊動しない状態に密に敷並べた状態から
、敷板上のボール数のX%を取除いた状態をいう。
また、上記セラミックスボールは材質が金属酸化物であ
って、直径が0.5 m m以上5mm以下とすれば好
適である。
って、直径が0.5 m m以上5mm以下とすれば好
適である。
[作用]
本発明においては、被焼結体である圧粉体の材料は、特
に限定されない。鉄系、銅系、その他の非鉄系材料であ
って、焼結時または焼結によって寸法変化する全てに対
し本発明を適用することができる。
に限定されない。鉄系、銅系、その他の非鉄系材料であ
って、焼結時または焼結によって寸法変化する全てに対
し本発明を適用することができる。
この寸法変化とは、圧粉体と焼結体の寸法差で表される
伯に、加熱中の熱膨張も含まれる。
伯に、加熱中の熱膨張も含まれる。
圧粉体を焼結する際に焼結敷板上に直接載せるのではな
(、周囲に立上り部を設けた平皿状の焼結敷板にあらか
じめセラミックス製ポールを一段に敷並べておき、その
上に載せて焼結すると、セラミックスボールは焼結敷板
上でコロの作用をするから、焼結敷板上に直接載せたと
きのように圧粉体が寸法変化する際の敷板との接触抵抗
が少ない分、焼結縮みまたは膨張が阻害されることがな
くなる。
(、周囲に立上り部を設けた平皿状の焼結敷板にあらか
じめセラミックス製ポールを一段に敷並べておき、その
上に載せて焼結すると、セラミックスボールは焼結敷板
上でコロの作用をするから、焼結敷板上に直接載せたと
きのように圧粉体が寸法変化する際の敷板との接触抵抗
が少ない分、焼結縮みまたは膨張が阻害されることがな
くなる。
セラミックスボールの材質は、圧粉体と反応しにくい酸
化物系のAρ203 、ZrO2、MgO1Si02、
A422Mg04等がよい。但し、真空中で用いる場合
にはMgO,SiO2、Aρ2Mg0qは分解蒸発する
ので不適当である。一方炭化物系のSiC等は焼結中に
鉄系材料と反応するので好ましくない。
化物系のAρ203 、ZrO2、MgO1Si02、
A422Mg04等がよい。但し、真空中で用いる場合
にはMgO,SiO2、Aρ2Mg0qは分解蒸発する
ので不適当である。一方炭化物系のSiC等は焼結中に
鉄系材料と反応するので好ましくない。
セラミックスボールの大きさは直径0.5〜5mmであ
ることが必要である。0.5 m m未満ではボールの
製作上高価なものになり、また焼成敷板上に一段に並べ
る作業性が悪くなる。5mmを超えると、圧粉体底面の
単位面積当りの支持点の数が少なくなり、ボールと圧粉
体の接触点荷重が増加するから特に重量の大きな圧粉体
や、底面が広くて薄い圧粉体では焼結後の製品面あらさ
が悪(なったり、かえって寸法精度が悪化するおそれが
ある。そのためにセラミックスボールの下限を直径0.
5 m m、上限を5mmとした。
ることが必要である。0.5 m m未満ではボールの
製作上高価なものになり、また焼成敷板上に一段に並べ
る作業性が悪くなる。5mmを超えると、圧粉体底面の
単位面積当りの支持点の数が少なくなり、ボールと圧粉
体の接触点荷重が増加するから特に重量の大きな圧粉体
や、底面が広くて薄い圧粉体では焼結後の製品面あらさ
が悪(なったり、かえって寸法精度が悪化するおそれが
ある。そのためにセラミックスボールの下限を直径0.
5 m m、上限を5mmとした。
また、セラミックスボールは通常の気孔率が5%以下で
表面が研磨されたボールが用いられる。
表面が研磨されたボールが用いられる。
気孔率が30%程度の軽量なセラミ・ンクス材才4もあ
るが、あまり気孔率が大きいと表面粗さが悪いとともに
欠損し易いため、転がり抵抗が大きく十分に役目を発揮
しなかったり、液相焼結においては気孔に液相がしみ込
みボールノを命を低下さゼる等の恐れがあるので好まし
くない。
るが、あまり気孔率が大きいと表面粗さが悪いとともに
欠損し易いため、転がり抵抗が大きく十分に役目を発揮
しなかったり、液相焼結においては気孔に液相がしみ込
みボールノを命を低下さゼる等の恐れがあるので好まし
くない。
次にセラミックスボールな敷並べる焼結敷板は、四方に
立上り部を設けた平皿状のものを使用する。材質は焼結
温度1150°C程度までであればステンレス鋼材でも
よいが、耐久性やそりを考慮すればやはりセラミ・ンク
ス系が望ましい。
立上り部を設けた平皿状のものを使用する。材質は焼結
温度1150°C程度までであればステンレス鋼材でも
よいが、耐久性やそりを考慮すればやはりセラミ・ンク
ス系が望ましい。
ビラミックスボールは焼結敷板上でコロの作用なするも
のであるから、その焼結敷板上の並べ方は、同一径のボ
ールを一段に並べなくてはならない。また焼結敷板上に
並べられたセラミックスボールの遊動余裕率%は2%以
上10%以下番こする必要がある。
のであるから、その焼結敷板上の並べ方は、同一径のボ
ールを一段に並べなくてはならない。また焼結敷板上に
並べられたセラミックスボールの遊動余裕率%は2%以
上10%以下番こする必要がある。
遊動余裕率を10%より多くするとボールの遊動範囲が
広ずぎ、圧粉体をポール上に載せたとき、隣接する圧粉
体同志が接触したり、圧粉体をボール上にセットする時
の作業性を悪(する。そのために上限値を10%とした
。また遊動余裕率を2%より少なくするとコロ作用によ
る遊動代が小さくなり、圧粉体の寸法変化によるボール
の転がりが制約され、ボール上に載置する意味がな(な
ってしまう。そのため下限を2%とした。
広ずぎ、圧粉体をポール上に載せたとき、隣接する圧粉
体同志が接触したり、圧粉体をボール上にセットする時
の作業性を悪(する。そのために上限値を10%とした
。また遊動余裕率を2%より少なくするとコロ作用によ
る遊動代が小さくなり、圧粉体の寸法変化によるボール
の転がりが制約され、ボール上に載置する意味がな(な
ってしまう。そのため下限を2%とした。
[実施例]
実施例I
Ni :4重量%
Cu:1.5重量%
Mo:0.5重量%
残部鉄からなる部分拡散合金粉(−100メツシユ)に
粒径2〜3μmの黒鉛粉を0.6重量%およびステアリ
ン酸亜鉛0.8重量%添加し、■型混合磯により30分
間混合した。
粒径2〜3μmの黒鉛粉を0.6重量%およびステアリ
ン酸亜鉛0.8重量%添加し、■型混合磯により30分
間混合した。
得られた混合粉を金型圧縮成形し、φ30mmX 30
m m、密度’AOg/crn’の柱体圧粉体サンプ
ルを得た。この圧粉体の底面面積は7.1. c m2
、重量は148gである。
m m、密度’AOg/crn’の柱体圧粉体サンプ
ルを得た。この圧粉体の底面面積は7.1. c m2
、重量は148gである。
焼結はブツシャ−式焼結炉を用いたが、第1図に示すよ
うな周囲を囲まれた気孔率20%のアルミナ焼結敷板1
上に、気孔率1%、直径1.mmのアルミナポール2を
遊動余裕率5%としてあらかじめ一段に敷詰めた。
うな周囲を囲まれた気孔率20%のアルミナ焼結敷板1
上に、気孔率1%、直径1.mmのアルミナポール2を
遊動余裕率5%としてあらかじめ一段に敷詰めた。
次にゴー記柱体圧粉体ザンブルを、この敷詰めたアルミ
ナボールの上に置いて、露点−30℃の分解アンモニア
ガス中、1130℃で30分焼結した。焼結後、サンプ
ルの上端部、中央部、下端部のX、Y方向の外径寸法を
測定し、第1表に示すような結果を得た。
ナボールの上に置いて、露点−30℃の分解アンモニア
ガス中、1130℃で30分焼結した。焼結後、サンプ
ルの上端部、中央部、下端部のX、Y方向の外径寸法を
測定し、第1表に示すような結果を得た。
なお、比較材として上記と同し圧粉体をセラミックスボ
ールを敷かずにアルミナ焼結敷板l上に直接載置して同
時に焼結したものについても同様に外径寸法を測定した
。
ールを敷かずにアルミナ焼結敷板l上に直接載置して同
時に焼結したものについても同様に外径寸法を測定した
。
第1表に示すように焼結前の圧粉体の寸法ばらつきが4
μmであ−)たものが、焼結後、従来法の焼結敷板に直
接載せた焼結体では、ばらつきは35%mであったが、
本発明法によれば8 tt mと寸法精度の大きな改善
が見られた。
μmであ−)たものが、焼結後、従来法の焼結敷板に直
接載せた焼結体では、ばらつきは35%mであったが、
本発明法によれば8 tt mと寸法精度の大きな改善
が見られた。
実施例2
Cr:4重量%
Mo : 5重量%
W・6重量%
■・2重量%
C:1重量%
残部Feかうなる高速度鋼5KH−51クラス(A I
S I規格M2)の合金粉(−100メツシユ)に成
形潤滑剤としてアマイド系アクラワックス1.0重量%
を添加し、■型混合機により30分間混合した。
S I規格M2)の合金粉(−100メツシユ)に成
形潤滑剤としてアマイド系アクラワックス1.0重量%
を添加し、■型混合機により30分間混合した。
得られた混合粉を用い、金型によりφ30mmX30m
m、密度6.3 g / c m’になるように、圧粉
体を作製した。焼結を行う前に減圧N2ガス中、500
℃60分間脱ワツクスを行い、続いて1235℃、真空
中(3X l O’Torr)で1.20分間の焼結を
行い、炉冷した。焼結時に用いた焼結治具として、周囲
を囲まれたアルミナ敷板に気孔率5%、直径0.5 m
mの高純度アルミナボールを遊動余裕率10%で敷並
べたものを使用した。
m、密度6.3 g / c m’になるように、圧粉
体を作製した。焼結を行う前に減圧N2ガス中、500
℃60分間脱ワツクスを行い、続いて1235℃、真空
中(3X l O’Torr)で1.20分間の焼結を
行い、炉冷した。焼結時に用いた焼結治具として、周囲
を囲まれたアルミナ敷板に気孔率5%、直径0.5 m
mの高純度アルミナボールを遊動余裕率10%で敷並
べたものを使用した。
得られた焼結体は、実施例1と同様に上端部、中央部、
下端部のX、Y方向の外径寸法を測定し第2表に示した
。また同圧粉体をアルミナボールを用いず、直接アルミ
ナ敷板上に並べ、焼結を行ったものも準備し、比較材と
した。
下端部のX、Y方向の外径寸法を測定し第2表に示した
。また同圧粉体をアルミナボールを用いず、直接アルミ
ナ敷板上に並べ、焼結を行ったものも準備し、比較材と
した。
実施例2は液相焼結により寸法収縮が約8%と大きく、
寸法精度の面でも条件の悪い材料の例である。この場合
においても実施例1と同様に従来の焼結敷板の上に直接
載置して焼結したものに比べ、寸法ばらつきが約半分に
おさえられ、有効であることが確認できた。
寸法精度の面でも条件の悪い材料の例である。この場合
においても実施例1と同様に従来の焼結敷板の上に直接
載置して焼結したものに比べ、寸法ばらつきが約半分に
おさえられ、有効であることが確認できた。
[発明の効果〕
本発明によれば、圧粉体を焼結敷板上に載せて焼結する
場合の焼結敷板との接触部の寸法精度の悪化を防止する
ことができ、焼結金属部品を容易に得ることができるよ
うになった。
場合の焼結敷板との接触部の寸法精度の悪化を防止する
ことができ、焼結金属部品を容易に得ることができるよ
うになった。
第1図はセラミックス製焼結敷板の上にセラミックスボ
ールを一段に敷詰めた状態の断面図を示す。 1・・・焼結敷板 2・・・セラミックスボール(アルミナボール)出 願
人 日立粉末冶金株式会社
ールを一段に敷詰めた状態の断面図を示す。 1・・・焼結敷板 2・・・セラミックスボール(アルミナボール)出 願
人 日立粉末冶金株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 原料粉を所定形状に圧縮成形した圧粉体を炉中で加
熱焼結する方法において、平皿状の焼結敷板上にセラミ
ックスボールを敷並べておき、前記セラミックスボール
上に圧粉体を載置し焼結することを特徴とする焼結金属
部品の製造方法。 2 セラミックスボールは平皿状の焼結敷板上に一段に
敷並べ、セラミックスボールの遊動余裕率を2%以上1
0%以下としたことを特徴とする請求項1記載の焼結金
属部品の製造方法。 3 セラミックスボールの直径が0.5mm以上5mm
以下であることを特徴とする請求項1また2記載の焼結
金属部品の製造方法。 4 セラミックスボールが金属酸化物からなることを特
徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の焼結金属部
品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7396389A JPH02254103A (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 焼結金属部品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7396389A JPH02254103A (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 焼結金属部品の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02254103A true JPH02254103A (ja) | 1990-10-12 |
Family
ID=13533239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7396389A Pending JPH02254103A (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 焼結金属部品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02254103A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005531689A (ja) * | 2002-06-03 | 2005-10-20 | フォルシュングスツェントルム・ユーリッヒ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 最終輪郭に近い高多孔質金属成形体の製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61195902A (ja) * | 1985-02-25 | 1986-08-30 | Matsushita Electric Works Ltd | 希土類磁石の焼結方法 |
JPS63228702A (ja) * | 1987-03-18 | 1988-09-22 | Daido Steel Co Ltd | 希土類磁石の製造方法 |
-
1989
- 1989-03-28 JP JP7396389A patent/JPH02254103A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61195902A (ja) * | 1985-02-25 | 1986-08-30 | Matsushita Electric Works Ltd | 希土類磁石の焼結方法 |
JPS63228702A (ja) * | 1987-03-18 | 1988-09-22 | Daido Steel Co Ltd | 希土類磁石の製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005531689A (ja) * | 2002-06-03 | 2005-10-20 | フォルシュングスツェントルム・ユーリッヒ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 最終輪郭に近い高多孔質金属成形体の製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1734141A1 (en) | Sintered soft magnetic member and method for manufacture thereof | |
JP2009544841A (ja) | 鉄基粉末 | |
JP2007251125A (ja) | 軟磁性合金圧密体及びその製造方法 | |
JPH02254103A (ja) | 焼結金属部品の製造方法 | |
JPS6128629B2 (ja) | ||
JP3290000B2 (ja) | 傾斜機能成形材とその焼結品 | |
US6461562B1 (en) | Methods of making sintered metal oxide articles | |
JPS62501860A (ja) | 鉄合金の成形品の製造方法 | |
JPH01290702A (ja) | 粉末冶金用鉄系粉末とその製造方法 | |
JPH10253259A (ja) | ローラハース炉用ローラ材及びその製造方法 | |
CN108097967B (zh) | 一种扩散烧结与粉末挤压制备Fe-6.5%Si带材的方法 | |
JPS6043894B2 (ja) | タングステン、銀および銅より成る複合金属の製法 | |
JPH01168845A (ja) | 鉄−鉄酸化物焼結体及びその製造方法 | |
JPH05195017A (ja) | 焼結時形状変形の少ない高密度鉄系金属粉末焼結体の製造方法 | |
WO2023068010A1 (ja) | 軟磁性焼結部材及び軟磁性焼結部材の製造方法 | |
JPS634951Y2 (ja) | ||
JP2000119792A (ja) | 軟磁性合金板の製造方法 | |
JPS60224702A (ja) | 金属製基体上への金属焼結層の形成方法 | |
JPH02290901A (ja) | 成形用金属微粉およびその焼結体の製造方法 | |
SU1639889A1 (ru) | Способ изготовлени плоских пористых порошковых изделий | |
JPH07242916A (ja) | 焼結体の製造方法 | |
JPH01319910A (ja) | 磁性体およびその製造方法 | |
JPS5938301A (ja) | Ag−W焼結接点の製造方法 | |
JPH04180534A (ja) | 高熱伝導低膨脹率金属部材及びその製造方法 | |
JPH01290705A (ja) | 粉末の圧延成形法及び粉末成形用圧延ロール |