JPH0224973Y2 - - Google Patents

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JPH0224973Y2
JPH0224973Y2 JP1985116202U JP11620285U JPH0224973Y2 JP H0224973 Y2 JPH0224973 Y2 JP H0224973Y2 JP 1985116202 U JP1985116202 U JP 1985116202U JP 11620285 U JP11620285 U JP 11620285U JP H0224973 Y2 JPH0224973 Y2 JP H0224973Y2
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JP
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bolt
hole
flange
holding plate
bolt holding
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JP1985116202U
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JPS6224117U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は連結すべきフランジに予めフランジに
相対向して設けられるボルトとナツトのうち、ボ
ルトを一方のフランジに保持させておくために用
いるフランジ締結用ボルト保持装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
たとえば、シールド掘進機を推進させてトンネ
ルにセグメントを組み付け覆工を改正させるとき
には、組み付けられるセグメント端面のフランジ
同士をボルトとナツトで諦結させせ行くが、従
来、かかるセグメントの組み付けの如き狭隘スペ
ースでボルト諦結を自動的に行うようにした装置
はなく、専ら人手によつてボルト諦結を行つてい
た。
最近、上記ボルト諦結の自動化を図るため、接
合すべき一方のフランジにボルトを、又、他方の
フランジにナツトをそれぞれ相対向して設け、上
記ボルトをナツトの諦結に際しては、ボルトをそ
の軸心方向に移動させ、ナツトを回転させて自動
的に螺合諦結するようにしたものが考えられてい
る。
上記最近考えられているボルト自動諦結機に用
いられているボルト保持装置は、第3図に示す如
く、フランジ1に設けたボルト孔2の部分に、弾
性部材からなる帯状板を屈曲させてその中央部に
ボルトの外径より少し大きい孔4を有するボルト
保持板3を固定し、上記ボルト保持板3の孔4に
ボルト5を接着剤等で止めて脱落しないように把
持させてあるか、あるいは孔4にボルト5がねじ
込まれて保持されるようにしてある。6は相手側
のフランジ1に予め取り付けてあるナツトであ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ボルト保持板3に設けられた孔4に保持された
ボルト5は、フランジ1のボルト孔2に正しく入
らなければ、ナツト6に螺合させることができな
いため、フランジ1に対し直角に保持できるよう
にすることが必要である。しかし、ボルト保持板
3の孔4にボルト5を接着剤で保持させる方式で
は、ボルト5をフランジに対して直角に保持させ
ることが面倒であり、一旦接着剤で止めると修正
も大変であつた。又ボルト保持板3の孔4にボル
ト5をねじ込む方式の場合、孔4はボルト5がね
じ込まれるようねじ部の谷の径に合わせてあるた
め、ボルト5表面のねじ部によるつる巻角によつ
て、ボルト5を孔4にねじ込んだ際薄い諦結板3
に対して真直ぐに入らない。そのため、ナツト6
に螺合させるためボルト5をナツト6側へ軸送り
したとき、ボルト5の先端がナツトに正しく適合
できないおそれがあり、又、孔4の面3aがねじ
られて変形し締め付けが難しくなるおそれがあ
る。
そこで、本考案は、薄い保持板に対してボルト
を真直ぐに保持せさせることができるボルト保持
装置を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、両端に脚部を有し、中央にボルトの
ねじ谷径よりやや大きい径の孔を有する弾性材よ
りなるボルト保持板を設け、該ボルト保持板の前
記孔の周縁部に孔の半径方向に延びるスリツトを
設け、前記孔に螺着したボルトの先端をフランジ
のボルト孔部に位置合せし、且つボルトをフラン
ジと垂直に保持して、前記ボルト保持板を脚部で
フランジに固定した構成とする。
〔作用〕
ボルトをボルト保持板の孔にねじ込んだ後、ス
リツトを利用してボルトのねじ部のつる巻角と孔
の部分を調整することによりボルトのつる巻角に
かかわらずボルトを真直ぐに保持することができ
る。
〔実施例〕
以下、図面に基づき本考案の実施例を説明す
る。
第1図及び第2図に示す如く、弾力性を有する
薄板よりなるボルト保持板8の脚部9を、フラン
ジ1のボルト孔2の部分に溶接等で取り付け、該
ボルト保持板8の中央部分に、ボルト5のねじ部
の谷径よりやや大きい径の孔10を穿設し、且つ
該孔10の部分に、ボルト保持板8の長手方向に
延びるスリツト11を設ける。
スリツト11は設けたことにより孔10の周縁
部は保持板8の厚み方向に容易に変形できる。こ
れによりボルト5のねじ谷部が孔10の内周に沿
うようボルト5を孔10にねじ込んだときに、ボ
ルト5のねじによるつる巻角によつてボルト保持
板8に対しボルト5は斜めに保持されていても、
ボルト5を真直ぐになるように戻せば、ボルト5
のねじ山部と孔10の周縁部との関係位置を容易
に修正することができてボルト5を真直ぐに保持
することができる。
〔考案の効果〕
以上述べた如く、本考案のボルト保持装置によ
れば、ボルトを正確に位置決めした状態でフラン
ジのボルト孔部に保持させる際に、ボルト保持板
に設けた孔の部分にスリツトを設けた構成として
あるので、上記孔にボルトをねじ込んだ際につる
巻角度のため傾斜するボルトの傾斜分を、スリツ
トによつて容易に修正できてボルトを真直ぐに保
持でき、フランジのボルト孔にボルトを正しく入
れることが可能となり、又、スリツトのためボル
トを真直ぐにすることが容易で、スリツトがない
場合における如くボルト保持板自体を曲げるとい
うことがなくなり、締め付けも容易となる。等の
優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のボルト保持装置の実施例を示
す側面図、第2図は第1図におけるボルト保持板
の平面図、第3図は最近考えられているボルト保
持装置の側面図である。 1はフランジ、2はボルト孔、3,8はボルト
保持板、4,10は孔、11はスリツトを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端に脚部を有し、中央にボルトのねじ谷径よ
    りやや大きい径の孔を有する弾性材よりなるボル
    ト保持板を設け、該ボルト保持板の前記孔の周縁
    部に孔の半径方向に延びるスリツトを設け、前記
    孔に螺着したボルトの先端をフランジのボルト孔
    部に位置合せし、且つボルトをフランジと垂直に
    保持して、前記ボルト保持板を脚部でフランジに
    固定したことを特徴とするフランジ締結用ボルト
    保持装置。
JP1985116202U 1985-07-29 1985-07-29 Expired JPH0224973Y2 (ja)

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JP1985116202U JPH0224973Y2 (ja) 1985-07-29 1985-07-29

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JP1985116202U JPH0224973Y2 (ja) 1985-07-29 1985-07-29

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JPS6224117U JPS6224117U (ja) 1987-02-14
JPH0224973Y2 true JPH0224973Y2 (ja) 1990-07-10

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JP1985116202U Expired JPH0224973Y2 (ja) 1985-07-29 1985-07-29

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0932838A (ja) * 1995-07-20 1997-02-04 Mitsubishi Electric Corp スペーサ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5427493Y2 (ja) * 1976-12-22 1979-09-06

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JPS6224117U (ja) 1987-02-14

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