JP2545693B2 - フレキシブル管を使用したスプリンクラーの固定装置 - Google Patents

フレキシブル管を使用したスプリンクラーの固定装置

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JP2545693B2
JP2545693B2 JP5195067A JP19506793A JP2545693B2 JP 2545693 B2 JP2545693 B2 JP 2545693B2 JP 5195067 A JP5195067 A JP 5195067A JP 19506793 A JP19506793 A JP 19506793A JP 2545693 B2 JP2545693 B2 JP 2545693B2
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tube
plate
sprinkler
square
flexible pipe
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政人 横枕
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NANGOKU FUREKI KOGYO KK
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NANGOKU FUREKI KOGYO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、屈曲自在のスプリン
クラーの巻出し管を容易且つ確実に固定し得ると共に一
旦固定した後は捩じれ及び軸方向推力を防止し得るフレ
キシブル管を使用したスプリンクラーの固定装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のフレキシブル管を使用し
たスプリンクラーの巻出し管はある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種のフレキシブル
管を使用したスプリンクラーの巻出し管はあるが、この
ような巻出し管の配管をする場合に固定する管が円形状
であるため固定が甘くなり、上下に摺動し、捩じれが発
生し、フレキシブル管を損傷することがあった。フレッ
キシブル管を損傷することなくスプリンクラーヘッドの
位置合わせに熟練が必要であった。この発明は、従来の
技術の持つこのような問題点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、熟練を要せずだれでも簡単に
確実に取り付けることができると共に一旦固定した後は
捩じれ及び軸方向推力を防止し得るフレキシブル管を使
用したスプリンクラーの固定装置を提供するものであ
る。
【0004】
【問題点を解決するための手段】上記の目的を達成する
ために、本発明のフレキシブル管を使用したスプリンク
ラーの固定装置は、フレキシブル管体の一部外周を多角
形状の角管を固設すると共にこの角管に連設された先端
部にスプリンクラーヘッドを取り付けてなる巻出し管と
なし、該巻出し管の角管部を断面コ字状の固定具の上板
及び下板に前記角管の形状に対応するように貫通せしめ
てなる角孔に挿通し、この角孔一側から梁幅を離間せし
めた位置において上記断面コ字状の固定具の上板及び下
板を内側方向にそれぞれ傾斜部を介在せしめて上部挟着
板と下部挟着板とを連設せしめ、前記角孔一側から傾斜
部の外端部間に梁材を配置せしめ、前記の上部挟着板と
下部挟着板の外端部に締め付け具を設けてなるものであ
る。また、角管は八角形状としすることによってフレキ
シブル管に無理なく接合できるようにしたものである。
【0005】
【作用】本発明のフレキシブル管を使用したスプリンク
ラーの固定装置は、配管固定部とスプリンクラーヘッド
との間にフレキシブル管を使用してあるので、フレキシ
ブル管の可撓性を利用して好みの位置にスプリンクラー
ヘッドの位置合わせができると共に、又フレキシブル管
体の一部外周を多角形状の角管を固設すると共にこの角
管に連設された先端部にスプリンクラーヘッドを取り付
けてなる巻出し管となし、該巻出し管の角管部を断面コ
字状の固定具の上板及び下板に前記角管の形状に対応す
るように貫通せしめてなる角孔に挿通し、この角孔一側
から梁幅を離間せしめた位置において上記断面コ字状の
固定具の上板及び下板を内側方向にそれぞれ傾斜部を介
在せしめて上部挟着板と下部挟着板とを連設せしめてあ
るから、多角形の角孔の一側から梁材との間に梁材を配
置せしめ、この上部挟着板と下部挟着板の外端部に締め
付け具をを締め付けることによって、梁材の一側角部が
該傾斜部に案内され、梁材の他側面が前記角管部の外面
を押圧するので、角管及び梁材の両者が強固に固定する
ことになる。しかも、角管は上板及び下板に前記角管の
形状に対応するように貫通せしめてなる角孔に抱持され
るために水平方向の捩じれを生ずることはない。フレキ
シブル管に連続して多角形状の角管を固定してあるの
で、上部挟着板と下部挟着板の外端部に締め付け具を締
め付け操作だけで角管の固定とスプリンクラーヘッドを
梁材に強固に固定することができる。
【0006】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1〜図7に示すものは、本発明の実施例を示すフレキシ
ブル管1に多角形状からなる角管2を固設すると共にこ
の角管2の先端部にスプリンクラーヘッド3を取り付け
てなる巻出し管4としてある。フレキシブル管1の内部
は可撓性に富むベローズ5であって、その外側にはステ
ンレス網からなるブレード6で被覆してある。したがっ
て、フレキシブル管1は水平又は垂直方向の曲げにたい
しては自在である。前記ベローズ5と多角形状からなる
角管2とが溶接されると共に前記ベローズ5の下方部に
はブレード止めリング7が外巻きし、該ブレード止めリ
ング7と前記多角形状からなる角管2とも隅肉溶接8し
て前記ベローズ5と多角形状からなる角管2とが固定さ
れている。
【0007】多角形状からなる角管2の下部はソケット
部9を構成し、該ソケット部9にはスプリンクラーヘッ
ド3を取付けるようにしてある。
【0008】断面コ字状の固定具10は、上板11及び
下板12と、この上板11及び下板12の端部に前記角
管2の形状に対応するように密嵌可能に設けられた多角
形状の角孔13と、この角孔13から梁材14幅を離間
せしめた位置において前記断面コ字状の固定具の上板1
1及び下板12を内側方向に傾斜して設けられた傾斜部
15、15と、この傾斜部15に連続して設けられた上
部挟着板16と下部挟着板17と、更にこの上部挟着板
16と下部挟着板17の外端部に締め付け具18とから
なっている。締め付け具18は雄ネジ19と雌ネジとか
らなり、上部挟着板16と下部挟着板17とを挟着する
ようにしてある。雄ネジ19止めを容易にするために上
部挟着板16と下部挟着板17の端部に溝孔20を形成
してある。雄ネジ19の下端は下部挟着板17の下部で
ピン21で固定してある。従って、角孔13内に角管2
を貫通せしめると共に梁材14を上板11及び下板12
の所定位置に挟んだ状態で蝶型の雌ネジ22を締め付け
方向に回転すると上部挟着挟着板16と下部挟着板17
が互いに挟着方向に収束すると共に傾斜部15、15が
梁材14の隅部を角管2の方向に押圧し、角管2を固定
することになる。
【0009】なお、角管2はベローズ5とは溶接手段で
固定されるのでなるだけ円形に近い例えば6角形、8角
形状のものが望ましい。23は大梁25と梁材14とを
固定する固定具で、固定ネジ24で両者を締結してあ
る。
【0010】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成されてある
ので、次に記載する効果を奏する。請求項1のフレキシ
ブル管を使用したスプリンクラーの固定装置では、フレ
キシブル管体の一部外周を多角形状の角管を固設すると
共にこの角管に連設された先端部にスプリンクラーヘッ
ドを取り付けてなる巻出し管となし、該巻出し管の角管
部を断面コ字状の固定具の上板及び下板に前記角管の形
状に対応するように貫通せしめてなる角孔に挿通し、こ
の角孔一側から梁幅を離間せしめた位置において上記断
面コ字状の固定具の上板及び下板を内側方向にそれぞれ
傾斜部を介在せしめて上部挟着板と下部挟着板とを連設
せしめ、前記角孔一側から傾斜部の外端部間に梁材を配
置せしめ、前記の上部挟着板と下部挟着板の外端部に締
め付け具を設けてあるから、狭い場所であってもフレキ
シブル管の可撓性を利用してスプリンクラーヘッドの位
置合わせが簡単にできる。熟練又は未熟連を問わずに自
由にスプリンクラーの配管が簡単確実にできるから、配
管施行が極めて効率的にでき、従って安価に施行できる
ことになる。しかも、一旦締め付け具によって締め付け
られれば締め付け部において水平方向の回り止め、又は
垂直方向への摺動が絶無となし得るので巻き出し管の損
傷はほぼ完壁に防止し得る効果がある。請求項2のフレ
キシブル管を使用したスプリンクラーの固定装置では、
角管は八角形状としてあるのでベローズとの固定が極め
て容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】梁材に取り付け状態を示す一部断面頭
【図2】巻き出し管の半截断面頭
【図3】締め付け前の断面頭
【図4】締め付け後の断面頭
【図5】締め付け状態を示す拡大断面図
【図6】図4のA−A断面図
【図7】図4のB−B断面図
【符号の説明】
1..フレキシブル管 2..角管 3..スプリンクラーヘッド 4..巻出し管 5..ベローズ 6..ブレード 7..ブレード止めリング 8..隅肉溶接 9..ソケット部 10..断面コ字状の固定具 11..上板 12..下板 13..角孔 14..梁材 15..傾斜部 16..上部挟着板 17..下部挟着板 18..締め付け具 19..雄ネジ 20..溝孔 21..ピン 22..雌ネジ 23..固定具 24..固定ネジ 25..大梁

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレキシブル管体の一部外周を多角形状の
    角管を固設すると共にこの角管に連設された先端部にス
    プリンクラーヘッドを取り付けてなる巻出し管となし、
    該巻出し管の角管部を断面コ字状の固定具の上板及び下
    板に前記角管の形状に対応するように貫通せしめてなる
    角孔に挿通し、この角孔一側から梁幅を離間せしめた位
    置において上記断面コ字状の固定具の上板及び下板を内
    側方向にそれぞれ傾斜部を介在せしめて上部挟着板と下
    部挟着板とを連設せしめ、前記角孔一側から傾斜部の外
    端部間に梁材を配置せしめ、前記の上部挟着板と下部挟
    着板の外端部に締め付け具を設けてなることを特徴とす
    るフレキシブル管を使用したスプリンクラーの固定装
    置。
  2. 【請求項2】角管は八角形状とした請求項1のフレキシ
    ブル管を使用したスプリンクラーの固定装置。
JP5195067A 1993-06-23 1993-06-23 フレキシブル管を使用したスプリンクラーの固定装置 Expired - Lifetime JP2545693B2 (ja)

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JPH078570A JPH078570A (ja) 1995-01-13
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JP2840018B2 (ja) * 1994-01-26 1998-12-24 高砂熱学工業株式会社 巻出し配管部材及びヘッド支持体の支持装置
KR200451718Y1 (ko) * 2008-04-10 2011-01-28 고려피팅 주식회사 스프링클러 고정장치

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JPH078570A (ja) 1995-01-13

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