JPH02249732A - 車両用可動ステップ装置 - Google Patents

車両用可動ステップ装置

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JPH02249732A
JPH02249732A JP7017289A JP7017289A JPH02249732A JP H02249732 A JPH02249732 A JP H02249732A JP 7017289 A JP7017289 A JP 7017289A JP 7017289 A JP7017289 A JP 7017289A JP H02249732 A JPH02249732 A JP H02249732A
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JP
Japan
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step plate
motor
plate
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JP7017289A
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English (en)
Inventor
Masanori Sugiyama
杉山 昌典
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Aisin Keikinzoku Co Ltd
Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
Aisin Keikinzoku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は車両の乗降を容易にする車両用のステップに関
するものである。
(従来の技術) 従来より、車両シャシフレームに対してステッププレー
トを車両上下方向に移動可能に支持した車両用ステップ
機構が知られている。
また、ステッププレートを油圧シリンダ等の駆動機構で
動かして、例えば車両ドアが開けられた時等に限って自
動的にステッププレートを低い位置に下降させる車両用
可動ステップ装置も知られている。
このような車両用可動ステップ装置は例えば特開昭58
−39543号公報等に提案されている。
(発明が解決しようとした課B) しかし従来装置においては、車両の走行状態とは無関係
にステッププレートが下降し得たため、車両が移動して
いる最中にステッププレートが下降したり、ステッププ
レートが下降した状態のまま車両が走り出することがあ
った。ステップブレー川・が下降した状態ではステップ
ブ1/−トと道路が接近しているので、ステッププレー
1・が道路の縁石等の障害物に衝突し易いという問題点
があつ本発明は、このような従来装置の問題点を解決す
るためになされたもので、ステッププレートと道路上の
障害物との衝突をできるだけ少なくすることを技術的課
題とした。
〔発明の構成] (課題を解決するための手段) 前述した技術的課題を解決するために講じた第一の技術
的手段は、車両のシャシフレームに取り付けられ、所定
の高い位置と所定の低い位置の間を移動可能なステップ
プレートと、前記ステッププレー1・を移動させる駆動
機構とを備える車両用可動ステップ装置に、 車両の走行を検出する走行検出手段と、該走行検出手段
が車両の走行を検出した時、前記ステッププレー1の1
降を停止させる制御装置を設けたことである。
また、前述した技術的課題を解決するために講じた第二
の技術的手段は、車両のシャシフレームに取り付けられ
、所定の高い位置と所定の低い位置の間を移動可能なス
テッププレートと、前記ステッププレートを移動させる
駆動機構とを備える車両用可動ステップ装置に、 車両の走行を検出する走行検出手段と、該走行検出手段
が車両の走行を検出した時、前記ステッププレートの下
降を停止させた後さらにステッププレートを高い位置に
向かって上昇させる制御装置を設けたことである。
(作用) 前述した第一の技術的手段によれば、車両が走行してい
る最中には、制御装置がステッププレートの下部を停止
しているので、ステッププレートは現位置より下降しな
い。
また、ステッププレートの下降中に車両が走り出すと、
制御B装置がステッププレートの下降を停止する。この
時、ステッププレートは車両が走り出した時の位置に保
持され、それ以上下降しない。
それゆえに、ステッププレートが高い位置に保持され、
ステッププレートと道路上の障害物の衝突をできるだけ
少なくすることができる。
また、前述した第二技術的手段によれば、ステッププレ
ートの下降中に車両が走り出すと、制御装置がステップ
プレートを上昇させる。それゆえに、ステッププレート
がより高い位置に上昇し、ステッププレートと道路上の
障害物の衝突をできるだけ少なくすることができる。
(実施例) 本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する。本実
施例の可動ステップ装置は、車両の右側と左側にそれぞ
れ複数個配設することが可能である。しかしながら、説
明を簡略化するため、車両の左側に配設された一個の可
動ステップ装置についてのみ説明することにする。
最初に第り図、第2図、第3図および第4図を参照して
本実施例装置の可動ステップ装置の機械部分について説
明する。車両のシャシフレーム1にはブラケット2がボ
ルト3により固定されている。このブラケット2の上部
及び下部にはシャシフレームlに対して傾斜している突
出部2a、2b、2c、2dが一体的に形成されている
。(2dについては図示されていない)この突出部2a
と2cの間には断面コの字形のリンク4が突出部2a、
2cと平行となるように一端が軸6により車両の前後方
向に回動可能に軸支されている。また、突出部2b、2
dの間には断面コ字形のリンク5が突出部2b、2dと
平行になるように一端が軸7により車両の前後方向回動
可能に軸支されている。
ステッププレートgはバー9にビス等により固定されて
おり、このバー9の両端にはブラケット10.11が溶
接等により固定されている。ブラケット10の一端は断
面コ字形となっており、更にリンク番と平行になってい
る。このブラケットlOの一端にはリンク4の他端が軸
12により車両の前後方向回動可能に軸支されている。
ブラケット11の一端は断面コの字形となっており、更
にリンク5と平行になっている。このブラケット11の
一端にリンク5の他端が軸13により車両の前後方向回
動可能に軸支されている。上記したことによりリンク4
.5はシャシフレームlに対して所定角度だけ傾斜して
いる。又、ステッププレート8は車体ボデー14のロッ
カーパネル15と平行に配置されている。
ブラケット2には突出部2eが一体的に形成されており
、この突出部2eにはモータボックス16が固定されて
いる。このモータボックス16内にはモータ17が配置
されている。このモータボックス16のシャフト22に
はリンク18が連結されている。このリンク18の一端
にはリンク19の一端がピン20により回動可能に軸支
されている。このリンク19の他端はビン21によりリ
ンク4に一体的に形成された突出部4aに回動可能に軸
支されている。
次に本実施例装置の概略動作について説明する。
第1図及び第2図において車両のドア(図示せず)が閉
じられている時、モータ17は動作しておらず、ステッ
ププレート8はロッカーパネル15の下部に収納されて
いる。この時、リンク4゜5はステッププレート8と平
行となっている。車両の停車中に乗降者が乗降のため車
両のドアを開けると、モータ17が動作して、リンク1
8は時計回りに回転する。これによりリンク19は第2
図示C方向に引張られる。このため、リンク4゜5は、
それぞれ軸6,7を中心に時計回りに回動し、第3図及
び第4図に示されるようにステッププレート8はロッカ
ーパネル15より外部に突出する。この時、ブラケツ)
10.11は軸12゜13を中心に反時計回りに回動す
るため、ステッププレート8は常時、ロッカーパネル1
5と平行な位置を保ちながら回動する。更に、ブラケッ
ト10.110回動中心12.13がリンク4,5の回
動中心6.7より下部に位置するため、ステッププレー
ト8はモータ17の非作動時の収納位置よりも下部に配
置される。これによりステッププレート8は乗降者が乗
降しやすい乗降位置に配置されることになる。モータ1
7はステッププレート8が所定の低い位置に来た時、即
ち、リンク19が最大に引張られた時を検知して作動を
停止する。これによりステッププレート8は乗降位置に
保持される。乗降者が乗降を終え、車両のドアを閉じる
とモータ17は再び作動し、リンク21を押す、これに
よりリンク4.5は軸6.7を中心に反時計回りに回動
し、ステッププレート8はロッカーパネル15の下部に
収納される。モータ17はステッププレート8が所定の
高い位置に来た時、つまりリンク19が最大に押された
時を検知して作動を停止する。これによりステッププレ
ート8はリンク19により格納位置に保持される。
上記したようにステッププレート8がロッカーパネル1
5の下部に格納されている場合、リンク4.5はステッ
ププレート8と平行となるため、リンク4.5の長さを
長くしても最小限の格納スペースで高い位置に格納する
ことができる。それゆえに、リンク番、5の長さを長く
して、ステッププレート8の突出量を多くすることがで
きる。
ステッププレート8の突出量が多(できれば、ステップ
プレート8の乗降位置を最適化できるので、それだけ人
間が車両に乗車しやすくなる。又、モータボックス16
とリンク4,5は一つのブラケット2に保持されている
ため容易にシャシフレームに組付けることができ、更に
、組付は精度がよいためステップ機構の作動に影響を及
ぼすことはない。
以下、第5図および第6図を参照してモータボックス1
6の詳細について説明する。第5図はモータボックス1
6の断面図、第6図は第5図のA−A断面図である。
モータ17の回転軸には、ウオームギア31が固定され
ている。また、ウオームギア31にはウオームホイール
32が噛み合っている。ウオームホイール32はシャフ
ト!2に結合されており、ウオームホイール32とシャ
フト22とは一体に回転する。ウオームホイール32は
ボI)7セ9−ル等の樹脂でできており、ウオームホイ
ール32の上に略円板状の導電プレート33が接着され
ている。
この導電プレート33には、二つの切り欠き33a、3
3bが設けられている。導電プレート33には三つの電
気接点34,35.36が接触している。ステッププレ
ート8が乗降位置にある時、電気接点34と35の間が
非導通になる。また、ステッププレート8が格納位置に
ある時、電気接点35と36の間が非導通になる。ステ
ッププレー)8が乗降位置にも格納位置にもない時には
、電気接点34と35の間、および、電気接点35と3
6の間が共に導通ずる。
これらの電気接点34.35.36は第7図に示す制御
回路70によってモータ17の制御に役立てられる。以
下、3第7図を参照して制御回路7Gについて説明する
制御回路7aは定電圧回路71、入力回路7276、マ
イクロコンピュータ73、モータドライバ74、および
過電流検出回路75を備えている。
制御回路70には、バッテリーBTTから常時電力が供
給されている。バッテリーBTTは定電圧回路71に接
続されている。定電圧回路71は制御回路70の各回路
に一定電圧の電力を供給する。
入力回路72には、車速センサSP、パーキングレバー
スイッチPK、イグニッションスイッチ酵05およびド
アスイッチFR,FL、RRRLが接続されている。車
速センサSPは車両の走行スピードを検出するセンサで
ある。バー壽ングレバースイッチPにはサイドブレーキ
が制動状態にある時、ONになるスイッチである。イグ
ニッションスイッチIGはエンジンが動作可能な状態に
ある時、ONになるスイッチである。ドアスイッチFR
は右前のドアが開いている時、ONになるスイッチであ
る。ドアスイッチFLは左前のドアが開いている時、O
Nになるスイッチである。
ドアスイッチRRは左後のドアが開いている時、ONに
なるスイッチである。ドアスイッチRLは右後のドアが
開いている時、ONになるスイッチである。
また、入力回路76には、モータボックス16の電気接
点34.35.36の状態が入力される。
入力回路72.7fiにはマイクロコンピュータ73が
接続されている。マイクロコンピュータ73は予め記憶
されたプログラムに従い、入力回路72.76から入力
された信号に応じてモータドー)イバ74を制御する。
モータドライバ74は、マイクロコンピュータ73の指
示に応じてモータ17を正逆転、または停止させる回路
である。モータドライバ74には過電流検出回路75が
接続されている。過電流検出回路75はモータドライバ
74からモータ17に供給される電流の大きさを監視す
る。
以下、第8図を参照して、マイクロコンピュータ73に
記憶されたプログラムについて説明する。
マイクロコンピュータ73は制御回路70にバッテリー
BTTが接続された直後からステップSOのフローを実
行し7始める。ステップSO以下の°ノローは以下の五
つの機能を備えている。
(1)下降モード: 車両の停車中に車両ドアの少なくとも一つが開かれた場
合には、ステッププレーt−Sを乗降位置に向かって下
降させる。
(2)下降時異常モード; ステッププレート8が下降する途中で、ステッププレー
ト8が岩石等の障害物に当たる等して下降し得なくなっ
た場合には、ステッププレート8を格納位置に向かって
上昇させる。
(3)上昇モード: 全ての車両ドアが閉じられた場合には、ステッププレー
ト8を格納位置に向かって上昇させる。
(4)上昇時異常モード: ステッププレート8が上昇する途中で、モータボックス
16の故障等によりステッププレート8が上昇し得なく
なった場合には、モータ17を停止させる。
(5)走行検知モード: 車両が走行し始めた場合には、ステッププレート8を格
納位置に向かって上昇させる。
(6)異常停止モード: ドアスイッチFR,FL、RR,RLの異常が検出され
た場合には、モータ17を停止し続ける。
各モードの説明に入る前に、各モードに共通な部分につ
いて説明する。
ステップS1では、初期設定が実行される。この初期設
定により、異常フラグABN、モードフラグMODE、
ステップ下降フラグOWO、ステップ上昇フラグuWO
が第1表のように設定される。
次にステップS2では、入力回路72.76および過電
流検出回路75から信号を入力する処理と、モータドラ
イバ74へ信号を出力する処理が実行される。ステップ
S2が実行された後、モータドライバ74はモータ17
をステップ下降フラグOWO、ステップ上昇フラグUW
Dの状態に応じて第2表のように制御する。
第1表 第2表 ステップS4では、車両が停止中であるか否かが判断さ
れる。ステップS4では、スピードセンサSPによって
検出された車速が所定速度v0未満で、かつパーキング
レバースイッチPKがONである時、または/かつイグ
ニッションスイッチIGがOFFである時(Yes)、
車両が停止中であると見なされる。
ステップS5では、車両のドアが開いているか否かが判
断される。四つのドアスイッチFR,FL、RR,RL
のどれか一つがONになった時(Yes)にはステップ
プレート8を下降させるための処理が実行される。
ステップS6では、車両のドアが閉じているか否かが判
断される。四つのドアスイッチFR,FL、RR,RL
の全てがOFFになった時(YeS)にはステッププレ
ート8を上昇させるための処理が実行される。
(1)下降モード: 四つのドアスイッチFR,FL、RR,RLのどれか一
つがONになると(ステップS5)、ステップ下降フラ
グOWDが“1”に設定され(ステップ311)、モー
タ17が正転して(ステップS2)ステッププレート8
は下降し始める。ステッププレート8が下降し、乗降位
置に到達すると(ステップS9)、ステップ下降フラグ
DWOが“′0”に設定され(ステップ316)、モー
タ17が停止する(ステップ32)。
(2)下降時異常モード: ステッププレート8が乗降位置に向かって下降している
途中で、ステッププレート8が岩石や人体の一部等の障
害物に当たると、モータ17に過電流が流れたり、ステ
ッププレート8が所定時間以内に乗降位置まで到達し得
なくなる。
ステッププレート8が下降する途中でモータ17に過電
流が流れた場合には(ステップ512)、モードフラグ
MODEがUP’に設定され(ステップ314)、モー
タ17が停止する(ステップ515)。また、モータ1
7に通電し始めた時から所定時間以内にステッププレー
ト8が乗降位置に到達しない時には(ステップ313)
、モードフラグMODEが“UP”に設定され(ステッ
ブ$14)、、モータ17が停止する(ステップ515
)。モードフラグMODEがUP“に設定されていると
(ステップ$10)、後述するステップS18〜S22
の処理が実行され、ステッププレート・8が格納位置に
向かって上昇する。
このように、本実施例装置では、ステッププレー[・8
が下降する途中に異常が発生した場合には、ただぢにモ
ードフラグMODEが“UP“に設定され、ステッププ
レー1・8が上昇を開始する。このモードフラグMOD
Eは、全てのドアスイッチFR,FL、RR,RLがO
FFにされた時、[) OW N ”“に復帰する(ス
テップ$17)、従って、異常の発生によりステッププ
レート8が上昇し2始めた場合には、車両の全てのドア
を閉した後、再びドアを開くことにより、再度ステップ
プレート8を下降させることができる。
本実施例装置によれば、ステッププレート8が乗陵位置
に向かって下降していく途中で、ステッププレーt−S
が岩石等の障害物に当たると、制御回路70が動作して
、モータ17が逆転する。従つて、ステッププレート8
やモータボックス16に過大な力が加わらないようにす
ることができ5、ステッププレー1・8やモータボック
ス16の破損を防止することができる。
また、同様に、ステップブl/−ト8の下に人体の一部
が挟まった場合にも制御回路7Gが動作して、モータ1
7が逆転する。それゆえに、ステッププレート8の下に
挟まれた人体の一部はただちに解放され、安全である。
(3)上昇モード; 全てのドアスイッチFR,FL、RR,RLがOFFに
なるき(ステップS6)、ステップ上昇フラグu w 
oが“1”に設定され(ステップ519)、モータi7
が逆転して(ステップS2)ステッププレート8は上昇
し始める。ステッププレート8が上昇し、格納位置に到
達すると(ステップ$18)、ステップ上昇フラグUW
Oが“0゛に設定され(ステップS!2)、モータ17
が停止する(ステップS2)。
(4)上昇時異常モード: ステッププレート8が格納位置に向かって上昇している
途中で、ステッププレート8と車体ボデー!4の間に障
害物が挟まると、モータ17に過電流が流れたり、ステ
ッププレート8が所定時間以内に格納位置まで到達し得
なくなる。
ステッププレート8が上昇する途中モータ17に過電流
が流れた場合には(ステップS!O)、モータ17が停
止しくステップS7)、異常フラグABNが“1″に設
定される(ステップS8)。
また、モータ1丁に通電し始めた時から所定時間以内に
ステッププレート8が格納位置に到達しない時にはくス
テップ$21) 、モータ17が停止しくステップS7
)、異常フラグABNが“1″に設定される(ステップ
3g)。異常フラグABNがパ1″に設定されていると
(ステップS3)、ステップS2.$3.$7.SJi
の処理が8り返し実行され、モータ17は停止し続ける
このように本実施例装置によれば、ステッププレート8
が格納位置に向かって上昇していく途中で、ステッププ
レー+−Sと車体ボデー14の間に障害物が挟まると、
制御回路70が動作して、モータ17が停止する。従っ
て、ステッププレート8やモータボックス16に過大な
力が加わらないようにすることができ、ステッププレー
ト8やモータボックス16の破損を防止することができ
る。
(5)走行検知モード: 車両が走行し始めたことが検知されると(ステップS4
) モードフラグMODEが’UP“に設定され(ステ
ップ$14)、モータ17が停止する(ステップ$15
)、この時、四つのドアスイッチFR,FL、RR,R
Lのどれか一つがONになっていても(ステップS5)
、モードフラグMODEが“UP”に設定されているの
で(ステップ$10)、後述するステップ5ill〜S
22の処理が実行され、ステッププレート8が格納位置
に向かって上昇する。なお、全てのドアスイッチFR,
FL、RR,RLがOFFになっていれば(ステップS
6)、前述した格納モードの処理が実行されるので、ス
テッププレート8は格納位置に向かって上昇する。
(6)異常停止モード: ステップ35.36の判断が共にNOになった時には、
四つのドアスイッチFR,FL、RR。
RLの少なくともどれか一つに異常があると判断される
。そこで、このような場合にはモータ17を停止しくス
テ718丁)、異常フラグABNが“1゛に設定される
(ステップ38)。異常フラグABNが1゛に設定され
ていると(ステップS3)、ステップ32.33.37
.38の処理が繰り返し実行され、モータ17は停止し
続ける。
なお、本実施例装置においては、車両の走行を検出する
走行検出手段として車速センサSPやパーキングレバー
スイッチPK、およびイグニッションスイッチ■Gが使
用されている。しかしながら、これらの検出手段の他に
も走行検出手段として利用できるものがある。例えば、
車両用自動変速装置のシフトポジションを検出するスイ
ッチやアクセルペダルが踏み込まれているか否かを検出
すスイッチ等が使用できる。
また、本発明を実施する際には、−個の制御回路70を
使用し、車両の右側と左側に配設された複数のステップ
プレート8を一括で制御しても良いし、複数の制御回路
7Gを用いて複数のステッププレート8をそれぞれ個別
に制御しても良い。
〔発明の効果〕
請求項(1)記載の発明によれば、車両が走行している
最中には、制御装置がステッププレートの下降を停止す
る。また、ステッププレートの下降中に車両が走り出す
と、制御装置がステッププレートの下降を停止する。そ
れゆえに、ステッププレートをできるだけ高い位置に保
持することができ、ステッププレートと道路上の障害物
の衝突を少なくすることができる。
また、請求項(2)記載の発明によれば、ステッププレ
ートの下降中に車両が走り出すと、制御装置がステップ
プレートを上昇させる。それゆえに、ステッププレート
をできるだけ高い位置に保持することができ、ステップ
プレートと道路上の障害物の衝突を少なくすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はステッププレートの収納状態を表す図、第2図
は第1凹入方向矢示図、第3図はステッププレートの突
出状態を表す図、第4図は第3図B方向矢示図である。 第5図ははモータボックスの断面図である。 第6図は第5図のA−A断面図である。 第7図は制御回路を描いたブロック図である。 第8図は制御回路で実行されるプログラムを描いたフロ
ーチャートである。 l・・・シャシフレーム、 2.10.11・・・ブラケット、 3.20.21・・・ビン、 4.5.18.19・・・リンク、 6.7.12.13・・・軸、 8・・・ステッププレート、9・・・バー14・・・車
両ボデー、 15・・・ロッカーパネル、 17・・・モータボックス(駆動機構)、18・・・モ
ータ、 22・・・シャフト、 70・・・制御回路(制御装置)、 101・・・電源制御回路、 102・・・正逆転制御回路、 103・・・過電流検出回路(検出手段)、SP・・・
車速センサ(走行検出手段)、PK・・・パーキングレ
バースイッチ (走行検出手段)、 1G・・・イグニッションスイッチ (走行検出手段)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車両の走行を検出する走行検出手段と、車両のシ
    ヤシフレームと、 該シヤシフレームに取り付けられ、所定の高い位置と所
    定の低い位置の間を移動可能なステッププレートと、 前記ステッププレートを移動させる駆動機構と、前記走
    行検出手段が車両の走行を検出した時、前記ステッププ
    レートの下降を停止させる制御装置と、 を備える車両用可動ステップ装置。
  2. (2)前記制御装置は、前記ステッププレートが低い位
    置に向かつて下降している途中で車両が走行し始めた場
    合には、前記ステッププレートの下降を停止させた後さ
    らに前記ステッププレートを高い位置に向かつて上昇さ
    せることを特徴とした請求項(1)記載の車両用可動ス
    テップ装置。
JP7017289A 1989-03-22 1989-03-22 車両用可動ステップ装置 Pending JPH02249732A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0558221A (ja) * 1991-08-30 1993-03-09 Toshin Bussan Kk 自動車用自動ステツプの安全装置
JPH0524448U (ja) * 1991-09-17 1993-03-30 日野自動車工業株式会社 車両のステツプ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0558221A (ja) * 1991-08-30 1993-03-09 Toshin Bussan Kk 自動車用自動ステツプの安全装置
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