JPH0736837Y2 - 車載用ヘッドライトアクチュエータ - Google Patents

車載用ヘッドライトアクチュエータ

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JPH0736837Y2
JPH0736837Y2 JP12205890U JP12205890U JPH0736837Y2 JP H0736837 Y2 JPH0736837 Y2 JP H0736837Y2 JP 12205890 U JP12205890 U JP 12205890U JP 12205890 U JP12205890 U JP 12205890U JP H0736837 Y2 JPH0736837 Y2 JP H0736837Y2
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JP
Japan
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circuit
headlight
control
motor drive
control line
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JP12205890U
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JPH0478036U (ja
Inventor
貫 笠原
國文 佐藤
浩一 井口
勉 山本
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Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、荷物の積載量などによる車の傾斜に応じてヘ
ッドライトの光軸を調整する車載用ヘッドライトアクチ
ュエータ、特にその誤動作防止回路に関するものであ
る。
【従来の技術】
乗車人数、荷物積載量などにより車が傾斜すると、ヘッ
ドライトの光軸が車体の傾斜に追従して変化し、照射方
向が正常時と異なるようになる。 このため、車体の傾斜に応じてヘッドライトの光軸を調
整し、照射方向を正常に保つヘッドライトアクチュエー
タが開発、実用化されている。 第4図は従来例を示すもので、1はエイミングスクリュ
ー(図示せず)などを回転駆動するモータ、2はモータ
駆動回路、3は接点部、4は回り込み防止用ダイオー
ド、5は電源端子、6は制御端子、7は制御線、8は切
替えスイッチである。前記接点部3は、ヘッドライトの
アップ、ダウンの角度を決定するためのもので、例えば
標準、下向き1段、上向き2段の4段階とし、前記ダイ
オード4を介して制御端子6に接続するとともに、前記
モータ駆動回路2に制御命令D1,D2を与えるようにして
いる。制御端子6は、4本の制御線7及び切替えスイッ
チ8を介して選択的に接地するようにしている。 ヘッドライトの光軸調整に際し、切替えスイッチ8を操
作すると、4本の制御線7の中の1本が接地され、モー
タ駆動回路2の制御命令D1,D2のいずれかがLレベルと
なり、モータ1が所定方向に回転しヘッドライトのアッ
プまたはダウン動作が行われる。 なお、制御命令D1,D2がどちらもHレベルの時はブレー
キモード、どちらもLレベルの時はストップモードであ
り、動作時はH,L又はL,Hである。
【考案が解決しようとする課題】
このような構成では、制御線7の絶縁被覆損傷などによ
り2線以上が接地された状態になると、僅かであるが、
ヘッドライトのアップ動作が行われることがある。つま
り、誤動作を生じることがある。 本考案の目的は、制御線の短絡事故による誤動作を的確
に防止できる車載用ヘッドライトアクチュエータを提供
することにある。
【課題を解決するための手段】
本考案は、複数段階の角度に設定された接点部を複数の
制御線及び切替えスイッチを介して択一的に接地するこ
とにより、運転モード選択の制御命令をモータ駆動回路
に付与し、モータの回転駆動によりヘッドライト支点を
中心に前後方向に回動させる車載用ヘッドライトアクチ
ュエータにおいて、制御線の対アース電位を監視し、そ
の組合せによる論理判定でアース電位の本数が1本か否
かを検出する異常検出回路と、前記接点部とモータ駆動
回路の間に設けられ、この異常検出回路の出力でオン、
オフを制御されるスイッチング回路とを備えたことを特
徴とするものである。
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。 第1図及び第2図は本考案の一実施例を示すもので、1
はエイミングスクリュー(図示せず)などを回転駆動す
るモータ、2はモータ駆動回路、3はヘッドライトのア
ップ、ダウンの角度(例えば、標準、下向き1段、上向
き2段の4段階)を決定するための接点部、4は回り込
み防止用ダイオード、5は電源端子、6は前記ダイオー
ド4を介して前記接点部3を接続した制御端子、7はこ
の制御端子6に接続した制御線、8はこの制御線7を択
一的に接地する切替えスイッチ、9は前記モータ駆動回
路2と接点部3の間に設けたスイッチング回路、10は前
記制御線7の対アース電位を監視し、2線以上がアース
電位の時に前記スイッチング回路9にオフ信号を付与す
る異常検出回路である。前記モータ駆動回路2には、前
記接点部3から前記スイッチング回路9を介して制御命
令D1,D2を与えるようにしている。 前記スイッチング回路9は、トランジスタQ1,Q2と抵抗R
1,R2により構成している。また、前記異常検出回路10
は、制御線7とバッテリー(+12V)の間に設けた4個
の抵抗R3〜R6、制御線7と前記抵抗R3〜R6を介してバッ
テリー(+12V)と接続される接続点の電圧を入力とし
てアース電位の制御線の本数が1線か否かを判定する6
個の2入力NORゲートG1〜G6及び1個の6入力NORゲート
G7により構成し、6入力NORゲートG7の出力を前記スイ
ッチング回路9のオン、オフ制御信号としている。 次に、動作について述べる。定常時には、4本の制御線
7の中の1本が必ず切替えスイッチ8を介して接地され
ており、6個の2入力NORゲートG1〜G6の出力は全てL
レベルとなっている。このため、6入力NORゲートG7
出力がHレベルとなり、スイッチング回路9のトランジ
スタQ1,Q2がオン状態となっている。この時には、制御
命令D1,D2はどちらもHレベルであり、ブレーキモード
となっている。 この状態で切替えスイッチ8を操作すると、制御線7の
他の線が接地され、モータ駆動回路2の制御命令D1,D2
のいずれかがLレベルとなり、モータ1が所定方向に回
転しヘッドライトのアップまたはダウン動作が行われ
る。 もし、制御線7の絶縁被覆損傷などにより2線以上が接
地されると、6個の2入力NORゲートG1〜G6のいずれか
の出力がHレベルとなり、6入力NORゲートG7の出力が
反転してLレベルとなる。この結果、スイッチング回路
9のトランジスタQ1,Q2がオフ状態となり、制御命令D1,
D2がどちらもLレベル、つまりストップモードとなる。 即ち、異常が的確に検出され、誤動作が防止される。 第3図は異常検出回路10の他の構成令を示すもので、6
個のインバータN1〜N6、4個の2入力ANDゲートG8
G11、2個の3入力ORゲートG12及びG13により構成しい
る。 この場合も、制御線7とアースの間に抵抗を設けて制御
線7の対アース電位を監視することは前記実施例と同様
であり、2線以上が接地されると、スイッチング回路9
にオフ信号が付与される。
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、制御線の対アース電位を
監視し、論理回路でアース電位の本数を判定するととも
に、モータ駆動回路の入力側にスイッチング回路を設
け、異常検出時にオフさせるようにしたので、制御線に
短絡事故などが生じても、ヘッドライトレベリング装置
の誤動作を的確に防止することが出来るようになり、走
行の安全確保に寄与し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車載用ヘッドライトアクチュエー
タの一実施例を示す回路図、第2図は同実施例における
スイッチング回路及び異常検出回路の構成を示す回路
図、第3図はスイッチング回路の他の構成例を示す回路
図、第4図は従来例を示す回路図である。 1……モータ、2……モータ駆動回路、3……接点部、
4……回り込み防止用ダイオード、5……電源端子、6
……制御端子、7……制御線、8……切替えスイッチ、
9……スイッチング回路、10……異常検出回路、Q1,Q2
……トランジスタ、R1〜R6……抵抗、G1〜G13……ゲー
ト回路、N1〜N6……インバータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 井口 浩一 東京都板橋区志村2丁目16番20号 株式会 社コパル内 (72)考案者 山本 勉 東京都目黒区中町2―5―10 (56)参考文献 特開 昭60−226335(JP,A) 特開 昭59−167344(JP,A) 特開 平2−3555(JP,A) 特開 昭59−206233(JP,A) 特開 平2−155849(JP,A) 特開 昭59−118544(JP,A) 実開 昭61−153638(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数段階の角度に設定された接点部を複数
    の制御線及び切替えスイッチを介して択一的に接地する
    ことにより、運転モード選択の制御命令をモータ駆動回
    路に付与し、モータの回転駆動によりヘッドライト支点
    を中心に前後方向に回動させる車載用ヘッドライトアク
    チュエータにおいて、制御線の対アース電位を監視し、
    その組合せによる論理判定でアース電位の本数が1本か
    否かを検出する異常検出回路と、前記接点部とモータ駆
    動回路の間に設けられ、この異常検出回路の出力でオ
    ン、オフを制御されるスイッチング回路とを備えたこと
    を特徴とする車載用ヘッドライトアクチュエータ。
JP12205890U 1990-11-21 1990-11-21 車載用ヘッドライトアクチュエータ Expired - Lifetime JPH0736837Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12205890U JPH0736837Y2 (ja) 1990-11-21 1990-11-21 車載用ヘッドライトアクチュエータ

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JPH0478036U JPH0478036U (ja) 1992-07-08
JPH0736837Y2 true JPH0736837Y2 (ja) 1995-08-23

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ID=31869863

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