JP2528203Y2 - 車載機器用リレー回路 - Google Patents
車載機器用リレー回路Info
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- JP2528203Y2 JP2528203Y2 JP40633690U JP40633690U JP2528203Y2 JP 2528203 Y2 JP2528203 Y2 JP 2528203Y2 JP 40633690 U JP40633690 U JP 40633690U JP 40633690 U JP40633690 U JP 40633690U JP 2528203 Y2 JP2528203 Y2 JP 2528203Y2
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- JP
- Japan
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- relay
- vehicle
- power supply
- circuit
- relay circuit
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- Steering Controls (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は例えば車両のステアリ
ングのチルト角を電気的に調整するための車載機器用リ
レー回路に関するものである。
ングのチルト角を電気的に調整するための車載機器用リ
レー回路に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の車載機器用リレー回路としては、
例えば第３図に示すようなものがある。図において、１
はチルト角を大きくするためのリレードライバ、２はチ
ルト角を小さくするためのリレードライバ、３は可動接
点３ａ，３ｂおよびソレノイド３ｃ，３ｄよりなるリレ
ーで、上記可動接点３ａはソレノイド３ｃにより駆動さ
れ、可動接点３ｂはソレノイド３ｄにより駆動される。
４はモータ、５はバッテリである。
例えば第３図に示すようなものがある。図において、１
はチルト角を大きくするためのリレードライバ、２はチ
ルト角を小さくするためのリレードライバ、３は可動接
点３ａ，３ｂおよびソレノイド３ｃ，３ｄよりなるリレ
ーで、上記可動接点３ａはソレノイド３ｃにより駆動さ
れ、可動接点３ｂはソレノイド３ｄにより駆動される。
４はモータ、５はバッテリである。
【０００３】次に動作について説明する。通常はリレー
３の可動接点３ａ，３ｂは接地され、モータ４は停止し
ている。今、例えばチルト角を大きくするためにリレー
ドライバ１を駆動し、その出力をローレベルにすると、
ソレノイド３ｃが励磁され可動接点３ａが図４に実線で
示すように切り替わり、かつ電流が図４に実線で示すご
とくに流れてモータ４は所定方向に回転する。
３の可動接点３ａ，３ｂは接地され、モータ４は停止し
ている。今、例えばチルト角を大きくするためにリレー
ドライバ１を駆動し、その出力をローレベルにすると、
ソレノイド３ｃが励磁され可動接点３ａが図４に実線で
示すように切り替わり、かつ電流が図４に実線で示すご
とくに流れてモータ４は所定方向に回転する。
【０００４】また、チルト角を小さくするためにリレー
ドライバ２を駆動し、その出力をローレベルにすると、
ソレノイド３ｄが励磁され、可動接点３ｂが図４に点線
で示すように切り替わり、電流が図４に点線で示すごと
く流れてモータ４は前述と反対方向に回転する。
ドライバ２を駆動し、その出力をローレベルにすると、
ソレノイド３ｄが励磁され、可動接点３ｂが図４に点線
で示すように切り替わり、電流が図４に点線で示すごと
く流れてモータ４は前述と反対方向に回転する。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車載機器用リレー回路にあっては、１２Ｖ系
の車両がバッテリ上がりを起こし、２４Ｖ系の車両から
エンジン始動時に電気の供給を受けるような事態となっ
た場合に、たまたまリレードライバ１，２が作動状態で
あると、リレー３の回路に通常の２倍の電流が流れてし
まうので、そのような場合も想定してリレー３の可動接
点３ａ，３ｂの電流容量は大きな構成となっていたた
め、リレー自体の大型化およびコストの増大を招くとい
う問題点があった。
うな従来の車載機器用リレー回路にあっては、１２Ｖ系
の車両がバッテリ上がりを起こし、２４Ｖ系の車両から
エンジン始動時に電気の供給を受けるような事態となっ
た場合に、たまたまリレードライバ１，２が作動状態で
あると、リレー３の回路に通常の２倍の電流が流れてし
まうので、そのような場合も想定してリレー３の可動接
点３ａ，３ｂの電流容量は大きな構成となっていたた
め、リレー自体の大型化およびコストの増大を招くとい
う問題点があった。
【０００６】この考案は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、規定以上の電圧を出力する電源
が接続された場合には、リレーをオフ状態に強制的に切
り替えるようにし、電流容量の小さいコストの安価なリ
レーでよいようにした車載機器用リレー回路を得ること
を目的とする。
ためになされたもので、規定以上の電圧を出力する電源
が接続された場合には、リレーをオフ状態に強制的に切
り替えるようにし、電流容量の小さいコストの安価なリ
レーでよいようにした車載機器用リレー回路を得ること
を目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この考案に係る車載機器
用リレー回路は電源の端子間に接続されたリレーと、こ
のリレーの接点を制御信号によりオン・オフして車載機
器の駆動を制御するリレードライバと、上記リレーのソ
レノイドの両端子間に印加される電源電圧が所定値以上
であれば上記リレーの接点を開いて上記車載機器の駆動
を停止させる高電圧検知回路とを備えたものである。
用リレー回路は電源の端子間に接続されたリレーと、こ
のリレーの接点を制御信号によりオン・オフして車載機
器の駆動を制御するリレードライバと、上記リレーのソ
レノイドの両端子間に印加される電源電圧が所定値以上
であれば上記リレーの接点を開いて上記車載機器の駆動
を停止させる高電圧検知回路とを備えたものである。
【０００８】
【作用】この考案における高電圧検知回路は車載機器の
駆動を制御するリレーのソレノイドに規定の電圧より高
い電圧が印加されたときにリレーの接点を開いて車載機
器の駆動を停止させるものである。
駆動を制御するリレーのソレノイドに規定の電圧より高
い電圧が印加されたときにリレーの接点を開いて車載機
器の駆動を停止させるものである。
【０００９】
【実施例】以下、この考案を図面に基づいて詳細につい
て説明する。第１図はこの考案の一実施例を示す回路構
成図で、図１において図３と同一または均等な構成部分
には同一符号を付して重複説明を省略する。まず構成を
説明すると、図において、６は高電圧検知回路で、この
高電圧検知回路６は電源電圧を検知するツェナーダイオ
ード７と、このツェナーダイオード７に所定値以上の電
源電圧が印加されたときに動作するトランジスタ８と、
逆流防止用ダイオード９ａ，９ｂとで構成されている。
て説明する。第１図はこの考案の一実施例を示す回路構
成図で、図１において図３と同一または均等な構成部分
には同一符号を付して重複説明を省略する。まず構成を
説明すると、図において、６は高電圧検知回路で、この
高電圧検知回路６は電源電圧を検知するツェナーダイオ
ード７と、このツェナーダイオード７に所定値以上の電
源電圧が印加されたときに動作するトランジスタ８と、
逆流防止用ダイオード９ａ，９ｂとで構成されている。
【００１０】次に動作について説明する。今、１２Ｖ系
の車両がバッテリ上がりを起こし、２４Ｖ系の車両のバ
ッテリから電源の供給を受けることになると、ツェナー
ダイオード７はリレー３に２４Ｖの電圧が供給されたこ
とを検知し、トランジスタ８がオンされる。すると、ソ
レノイド３ｃ，３ｄが励磁され両可動接点３ａ，３ｂを
切り替えてモータ４に電流を流さないようにする。
の車両がバッテリ上がりを起こし、２４Ｖ系の車両のバ
ッテリから電源の供給を受けることになると、ツェナー
ダイオード７はリレー３に２４Ｖの電圧が供給されたこ
とを検知し、トランジスタ８がオンされる。すると、ソ
レノイド３ｃ，３ｄが励磁され両可動接点３ａ，３ｂを
切り替えてモータ４に電流を流さないようにする。
【００１１】すなわち、ツェナーダイオード７を介して
トランジスタ８のベース・エミッタ間に所定値以上の電
圧が印加されるので、トランジスタ８がオンし、両リレ
ードライバ１，２の出力をローレベルにしてモータ４が
回転していてもその回転を停止させる。
トランジスタ８のベース・エミッタ間に所定値以上の電
圧が印加されるので、トランジスタ８がオンし、両リレ
ードライバ１，２の出力をローレベルにしてモータ４が
回転していてもその回転を停止させる。
【００１２】
【考案の効果】以上説明してきたようにこの考案によれ
ばその構成を電源の端子間に接続されたリレーと、この
リレーの接点を制御信号によりオン・オフして車載機器
の駆動を制御するリレードライバと、上記リレーのソレ
ノイドの両端子間に印加される電源電圧が所定値以上で
あれば上記リレーの接点を開いて上記車載機器の駆動を
停止させる高電圧検知回路とを備えた車載機器用リレー
回路としたため、規定以上の電圧を供給する電源が接続
された場合には、リレーをオフ状態に強制的に切り替え
ることにより、電流容量の小さいコストの安価なリレー
でよいという効果が得られる。
ばその構成を電源の端子間に接続されたリレーと、この
リレーの接点を制御信号によりオン・オフして車載機器
の駆動を制御するリレードライバと、上記リレーのソレ
ノイドの両端子間に印加される電源電圧が所定値以上で
あれば上記リレーの接点を開いて上記車載機器の駆動を
停止させる高電圧検知回路とを備えた車載機器用リレー
回路としたため、規定以上の電圧を供給する電源が接続
された場合には、リレーをオフ状態に強制的に切り替え
ることにより、電流容量の小さいコストの安価なリレー
でよいという効果が得られる。
【図１】この考案の一実施例による車載機器用リレー回
路を示す回路構成図である。
路を示す回路構成図である。
【図２】図１の動作を説明するための車載機器用リレー
回路を示す回路構成図である。
回路を示す回路構成図である。
【図３】従来の車載機器用リレー回路の一例を示す回路
構成図である。
構成図である。
【図４】図３の動作を説明するための車載機器用リレー
回路を示す回路構成図である。
回路を示す回路構成図である。
１，２ リレードライバ ３ リレー ６ 高電圧検知回路 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項１】 電源の端子間に接続されたリレーと、こ
のリレーの接点を制御信号によりオン・オフして車載機
器の駆動を制御するリレードライバと、上記リレーのソ
レノイドの両端子間に印加される電源電圧が所定値以上
であれば上記リレーの接点を開いて上記車載機器の駆動
を停止させる高電圧検知回路とを備えた車載機器用リレ
ー回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40633690U JP2528203Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 車載機器用リレー回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40633690U JP2528203Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 車載機器用リレー回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0492354U JPH0492354U (ja) | 1992-08-11 |
| JP2528203Y2 true JP2528203Y2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=31883613
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP40633690U Expired - Fee Related JP2528203Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 車載機器用リレー回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2528203Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP40633690U patent/JP2528203Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0492354U (ja) | 1992-08-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |