JPH07329716A - キーインタロック装置 - Google Patents

キーインタロック装置

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JPH07329716A
JPH07329716A JP12620894A JP12620894A JPH07329716A JP H07329716 A JPH07329716 A JP H07329716A JP 12620894 A JP12620894 A JP 12620894A JP 12620894 A JP12620894 A JP 12620894A JP H07329716 A JPH07329716 A JP H07329716A
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JP
Japan
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solenoid
key
circuit
ignition
transistor
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JP12620894A
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English (en)
Inventor
Kouki Imaeda
功旗 今枝
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キーインタロック機構のロック動作用ソレノ
イドの小形化を図りながら駆動回路を簡単且つ安価に構
成する。 【構成】 キーインタロック回路22のトランジスタ2
8は、端子P1に給電されるとパーキング位置検出スイ
ッチ23のオンでソレノイド21に通電し、キーインタ
ロック機構にロック動作を行なわせる。トランジスタ3
4は、端子P2に給電されるとオンしてトランジスタ2
8をオフさせ、ソレノイド21への通電を停止する。I
Gキーをキーシリンダから抜き取るときには必ずACC
位置を経由するので、このときシフトレバーがパーキン
グ位置にないとオフ位置への回動が阻止される。IGス
イッチ25がACC位置のときのみソレノイド21に通
電するので自己発熱を抑制でき、小形化を図れ、回路構
成も簡単になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イグニッションキーが
キーシリンダに挿入された状態では、そのキーを抜き取
り可能なオフ位置への回動操作をシフトレバーがパーキ
ング位置にあることを条件として許容するキーインタロ
ック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、イグニッ
ションキーがキーシリンダに挿入された状態では、その
回動操作によりイグニッションスイッチがオフ位置から
アクセサリ回路を形成するACC位置あるいはイグニッ
ション回路を形成するIG位置に設定されると、シフト
レバーがパーキング位置から外れた位置に設定された状
態を検出して、キーインタロック機構のロック動作用ソ
レノイドに通電してキーシリンダのオフ位置への回動操
作を阻止するように構成されている。
【0003】これにより、シフトレバーがパーキング位
置以外の位置にある場合には、イグニッションキーをキ
ーシリンダから抜き取ることができなくなり、したがっ
て、使用者はイグニッションキーを抜き取る場合には、
必ずシフトレバーをパーキング位置に設定してキーイン
タロック機構のロック動作を解除してからオフ位置に回
動操作することになる。これにより、駐車措置をとる場
合等では、シフトレバーがパーキング位置に設定された
状態となるので、例えば、駐車中にパーキングブレーキ
などが緩んだ場合でも自動車が動き出すのを防止するこ
とができるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来構成のものでは、走行中などのイグニッショ
ンスイッチがオフ位置以外に設定された状態では、キー
インタロック機構にロック動作を行なわせるために、常
にソレノイドを通電状態に保持しているので、これによ
ってソレノイドの抵抗成分による自己発熱が起こって温
度が上昇するようになる。したがって、ソレノイドにホ
ットスタートを行わせる場合に悪影響を及ぼすことにな
り、動作上で不利になるという不具合がる。
【0005】そこで、ソレノイドに通電し続けた場合で
もホットスタートに悪影響を与えない程度の発熱量に抑
制するために、従来では、例えばソレノイドを大形化す
る構成としたり、あるいは、図3に示すように、ソレノ
イドへの通電を保持する状態では、駆動時の電圧よりも
低い電圧を印加するようにして自己発熱を抑制するよう
にしたものがある。
【0006】図3において、インタロック機構(図示せ
ず)のロック動作用ソレノイド1は、キーインタロック
回路2の出力端子Rに接続されて通電制御されるように
なっている。キーインタロック回路2の入力端子Pは、
図示しないイグニッションスイッチのACC接点を介し
て車載バッテリに接続されている。また、キーインタロ
ック回路2の信号入力端子Q1,Q2は、シフトレバー
(図示せず)のパーキング位置を検出するとオフ状態と
なる検出スイッチ3に接続されている。端子Q2はアー
ス端子Eに接続されている。
【0007】キーインタロック回路2において、入力端
子Pはダイオード4を介して電源ラインLaに接続され
ている。この電源ラインLaと端子Q1との間に次の各
回路が接続されている。電圧検出回路5は、入力端子P
に与えられる電源電圧が所定電圧以下になるとトランジ
スタ6がオフするように設定されている。ソレノイド1
への通電経路は、電源ラインLaからpnp形トランジ
スタ7,電流制限抵抗8,9を介して出力端子Rに接続
する構成とされている。トランジスタ7のベースは、抵
抗10を介して電源ラインLaに接続されると共に、抵
抗11を介して端子Q1に接続されている。
【0008】抵抗9の両端子間にはトランジスタ12が
接続されており、通電開始時点から一定時間が経過する
までの間、抵抗,コンデンサなどからなる時定数回路1
3によりオン状態に保持されるようになっている。ま
た、抵抗8の両端子間にはトランジスタ14が接続され
ており、前述の電圧検出回路5のトランジスタ6がオフ
するとオン状態となって抵抗8の両端子間を短絡するよ
うになっている。なお、ソレノイド1には、フライホイ
ールダイオード15が並列に接続されている。
【0009】上記構成によれば、イグニッションキーが
挿入されてキーシリンダがオフ位置からACC位置に回
動操作されると、イグニッションスイッチがオフのAC
C接点がオンし、キーインタロック回路2の端子Pに車
載バッテリから給電されるようになる。そして、この状
態で、シフトレバーの位置がパーキング以外の位置に操
作されると、検出スイッチ3がオンして端子Q1,Q2
間を導通状態とするようになる。このとき、車載バッテ
リの端子電圧が所定電圧以上あるときには電圧検出回路
5のトランジスタ6はオンするので、トランジスタ14
はオフ状態に保持される。
【0010】したがって、トランジスタ7がオンする
と、トランジスタ7,抵抗8およびトランジスタ12を
介してソレノイド1に通電されるようになる。そして、
所定時間が経過して時定数回路13のはたらきによりト
ランジスタ12がオフすると、ソレノイド1にはトラン
ジスタ7,抵抗8,9を介して通電されるようになっ
て、通電電流が低下されるようになる。
【0011】この結果、継続的にソレノイド1に通電す
る場合には、ソレノイド1のオン状態を保持する保持電
流として抵抗8,9を介した状態で通電初期よりも少な
い電流を供給するようになり、ソレノイド1の自己発熱
による温度上昇を極力防止して、ソレノイド1を小形化
した構成とすることができるものである。
【0012】しかしながら、ソレノイド1への通電を制
御するための電気的構成が上述のように複雑な構成とな
るので、部品点数が増加すると共に製作コストが増大す
るという不具合がある。
【0013】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ソレノイドを小形化した構成としなが
ら、電気的構成も簡単な構成とすることができるように
したキーインタロック装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、イグニッショ
ンキーがキーシリンダに挿入された状態では、そのキー
を抜き取り可能なオフ位置への回動操作をシフトレバー
がパーキング位置にあることを条件として許容するよう
に構成されたキーインタロック装置を対象とするもので
あり、前記キーシリンダのオフ位置以外でアクセサリ回
路を形成すると共に、IG位置でイグニッション回路を
形成するイグニッションスイッチと、前記シフトレバー
のパーキング位置を検出する検出手段と、前記キーシリ
ンダのオフ位置への回動操作を阻止するためのソレノイ
ドと、前記検出手段が非検出状態であると共に前記イグ
ニッションスイッチが前記アクセサリ回路を形成してい
る状態で、前記ソレノイドに通電して駆動するスイッチ
ング手段と、前記イグニッションスイッチがイグニッシ
ョン回路を形成する状態で、前記スイッチング手段によ
る前記ソレノイドの駆動を無効化する無効化手段とを設
けて構成したところに特徴を有する。
【0015】また、上記構成において、前記スイッチン
グ手段を、半導体スイッチング素子により構成すること
が好ましい。
【0016】
【作用】請求項1記載のキーインタロック装置によれ
ば、イグニッションキーがキーシリンダに挿入されてオ
フ位置以外に回動操作されると、イグニッションスイッ
チがアクセサリ回路を形成するようになり、この状態で
シフトレバーがパーキング位置から駆動位置に操作され
ると、検出手段が検出信号を出力するようになる。この
状態では、ソレノイドはスイッチング手段により通電さ
れてキーシリンダをオフ位置へ回動操作するのを阻止す
るロック動作を行うようになる。この後、イグニッショ
ン回路を形成する位置にキーシリンダを回動操作する
と、無効化手段によりスイッチング手段によるソレノイ
ドの駆動を無効化するようになる。これにより、運転中
等のイグニッション回路形成状態では、ソレノイドは駆
動のための電流が遮断されて自己発熱することがなくな
るので、ソレノイドを小形化することができる。
【0017】そして、キーシリンダをイグニッション回
路形成位置からオフ位置に回動操作する場合には、必ず
アクセサリ回路のみの形成位置を経ることになるので、
上述同様にしてスイッチング手段によりソレノイドが駆
動されるようになり、シフトレバーのパーキング位置を
条件として回動操作が許容されるようになるので、シフ
トレバーがパーキング位置以外の位置にある状態で不用
意にイグニッションキーを抜き取ることができなくな
る。つまり、駐車時には必ずシフトレバーがパーキング
位置に設定された状態となって車輪をロックした状態と
することができるようになる。
【0018】請求項2記載のキーインタロック装置によ
れば、スイッチング手段を半導体スイッチング素子を用
いて構成したので、電気的構成を簡単且つ小形化を図る
ことができると共に、無効化手段による半導体スイッチ
ング素子の無効化の動作を簡単に実現することができる
ようになる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について図1を
参照しながら説明する。図1は、電気的構成を示すもの
で、キーインタロック用のソレノイド21はキーインタ
ロック回路22から通電制御される。このソレノイド2
1は、通電されるとキーインタロック機構(図示せず)
を駆動して後述するロック動作を行うようになってい
る。キーインタロック回路22には、ACC入力端子P
1およびイグニッション入力端子P2が設けられてい
る。
【0020】また、運転席部に配設されたシフトレバー
にはそのシフト位置のひとつとしてパーキング位置にあ
るときにオフする検出手段としてのパーキング位置検出
スイッチ23が設けられており、その両端子はキーイン
タロック回路22の入力端子Q1,Q2間に接続されて
いる。入力端子P1,P2はそれぞれヒューズ24a,
24bを介してイグニッションスイッチ25のACC接
点,IG接点を介して車載バッテリ26の正極端子に接
続されている。
【0021】この場合、イグニッションスイッチ25
は、キーシリンダがアクセサリ位置(ACC位置)に回
動操作された状態では、ACC接点のみがオンする状態
となり、イグニッション位置(IG位置)に回動操作さ
れた状態では、ACC接点およびIG接点の両者がオン
する状態となるように構成されている。そして、図示は
しないが、ACC接点がオンされると、自動車の各種負
荷を駆動するためのアクセサリ回路を形成し、IG接点
がオンされるとエンジンの始動を許容するイグニッショ
ン回路を形成するようになっている。また、キーシリン
ダはオフ位置のみでイグニッションキーの抜き差しが可
能となるように構成されており、挿入状態ではアクセサ
リ位置やイグニッション位置では抜き取りできないよう
になっている。
【0022】次に、キーインタロック回路22におい
て、入力端子P1は図示極性のダイオード27およびス
イッチング手段としてのpnp形トランジスタ28を介
して出力端子Rに接続されている。また、出力端子Rと
アース端子Eとの間には、ソレノイド21に対応するフ
ライホイールダイオード29が接続されている。トラン
ジスタ28のエミッタは抵抗30,31,32を介して
入力端子Q1に接続され、また、トランジスタ28のベ
ースは抵抗30および31の共通接続点に接続されてい
る。
【0023】入力端子P2は、図示極性のダイオード3
3および無効化手段としてのpnp形トランジスタ34
を介して抵抗31と抵抗32との共通接続点に接続され
ている。トランジスタ34のエミッタは、逆流防止用の
図示極性のダイオード35を介してトランジスタ28の
エミッタに接続されると共に、抵抗36および抵抗37
を直列に介して入力端子Q1に接続されている。また、
トランジスタ34のベースは抵抗36と37との共通接
続点に接続されている。そして、入力端子Q2はアース
端子Eに接続されている。
【0024】次に、本実施例の作用について説明する。
まず、図示しないイグニッションキーがキーシリンダに
挿入されてACC位置に回動されると、イグニッション
スイッチ25はACC接点がオンされるようになり、車
載バッテリ26からキーインタロック回路22の入力端
子P1に給電するようになる。この状態で、シフトレバ
ーがパーキング位置以外のドライブ位置等に操作設定さ
れると、パーキング位置検出スイッチ23はオン状態と
なってキーインタロック回路22の入力端子Q1,Q2
間を短絡するようになる。
【0025】これにより、キーインタロック回路22に
おいては、ダイオード27から抵抗30,31,32を
介して通電されることにより、抵抗30に発生する端子
電圧でトランジスタ28のエミッタベース間にバイアス
が与えられるようになるので、トランジスタ28がオン
し、入力端子P1からダイオード27,トランジスタ2
8,出力端子Rを介してソレノイド21に車載バッテリ
26から給電されるようになる。これにより、ソレノイ
ド21はキーインタロック機構を駆動してキーシリンダ
のオフ位置への回動操作を阻止するロック動作を行うよ
うになる。
【0026】そして、この状態では、パーキング位置検
出スイッチ23がオフしないと、つまり、シフトレバー
がパーキング位置に戻されないと、ソレノイド21が断
電されないのでキーインタロック機構が働いてキーシリ
ンダのオフ位置への回動操作を阻止するロック動作状態
が保持されるようになっている。
【0027】さて、この後、イグニッションキーの回動
によりキーシリンダがイグニッション位置に操作される
と、イグニッションスイッチ25はIG接点がオンする
ようになり、キーインタロック回路22の入力端子P1
およびP2の両者に給電するようになる。
【0028】これにより、キーインタロック回路22に
おいては、上述したACC接点がオンしたときの動作状
態に加えて、入力端子P2からダイオード33,抵抗3
6,37を介して通電されるようになるので、抵抗36
の端子電圧によりトランジスタ34がオンするようにな
る。すると、トランジスタ34のエミッタ・コレクタ間
の端子電圧が低くなるので、前述したトランジスタ28
にベースバイアスを与えていた抵抗30の端子電圧も低
くなってトランジスタ28をオフさせるようになる。
【0029】この結果、ソレノイド21への通電経路は
断たれてキーインタロック機構のロック動作が解除され
るようになる。以後、イグニッションスイッチ25のI
G接点がオンしている状態ではソレノイド21は断電状
態に保持されるようになる。しかし、このイグニッショ
ン位置ではキーシリンダからイグニッションキーを抜き
取ることができず、イグニッションキーを抜き取るには
オフ位置に回動する必要があり、イグニッション位置か
らオフ位置に至る途中で、必ずアクセサリ位置を経由す
るので、そのアクセサリ位置では前述したように、ソレ
ノイド21に通電されることによりキーインタロック機
構がロック動作を行うようになり、シフトレバーがパー
キング位置に戻った状態でない限りロック動作が解除さ
れないようになっている。
【0030】なお、一般的には、キーシリンダはアクセ
サリ位置に長時間保持されることは少なく、通常はアク
セサリ位置からイグニッション位置に回動操作された状
態として、自動車を運転する状態となっているので、上
述したソレノイド21への通電時間は少ない時間とな
る。したがって、ソレノイド21が自己発熱することに
より温度が上昇することも少なくなり、ソレノイド21
として小形のものを使用することができる。
【0031】このような本実施例によれば、キーインタ
ロック回路22により、イグニッションスイッチ25が
ACC接点のオン状態でトランジスタ28をオンさせて
ソレノイド21に通電することによりキーインタロック
機構にロック動作を行わせ、イグニッションスイッチ2
5がIG接点のオン状態でトランジスタ34をオンする
ことによりトランジスタ28をオフさせてソレノイド2
1への通電を停止するようにしたので、キーシリンダが
アクセサリ位置に設定されたときにのみソレノイド21
に通電する構成としながらキーインタロック機構により
確実にロック動作を行わせると共に、ソレノイド21へ
の通電時間を短くして自己発熱を抑制することができ、
したがって、ソレノイド21を小形化することができる
と共に、通電回路の構成も簡単且つ安価な構成とするこ
とができるようになる。
【0032】図2は本発明の第2の実施例を示すもの
で、第1の実施例と異なるところは、キーインタロック
回路22に代えてキーインタロック回路38を設ける構
成としたところである。
【0033】すなわち、キーインタロック回路38にお
いて、ソレノイド21の通電回路は、イグニッションス
イッチ25のACC接点からヒューズ24a,ソレノイ
ド21を介してキーインタロック回路38の端子Rに接
続されており、その端子Rからスイッチング手段である
npn形トランジスタ39およびダイオード40を介し
て端子Q1に接続されている。
【0034】入力端子P1は、ダイオード41,抵抗4
2および無効化手段としてのnpn形トランジスタ43
および上述のダイオード40を介して端子Q1に接続さ
れている。トランジスタ43のコレクタは抵抗44およ
び45を介してエミッタに接続され、抵抗44と45と
の共通接続点はトランジスタ39のベースに接続されて
いる。入力端子P2は、ダイオード46,抵抗47,抵
抗48および前述のダイオード40を介して端子Q1に
接続されている。また、抵抗47と48との共通接続点
はトランジスタ43のベースに接続されている。そし
て、ソレノイド21にはフライホイールダイオード29
が接続されている。
【0035】上記構成によれば、第1の実施例と同様に
してイグニッションスイッチ25のACC接点がオンす
ると、パーキング位置検出スイッチ23がオンした状態
ではトランジスタ39がオンしてソレノイド21に通電
するようになり、キーインタロック機構がロック動作す
るようになる。また、イグニッションスイッチ25のI
G接点もオンする状態になると、トランジスタ43がオ
ンしてトランジスタ39のベース・エミッタ間の端子電
圧を低くしてトランジスタ39をオフさせるようにな
る。したがって、このような第2の実施例によっても第
1の実施例と略同様の作用効果を得ることができる。
【0036】本発明は、上記実施例にのみ限定されるも
のではなく、次のように変形または拡張できる。スイッ
チング手段は、トランジスタの他に、半導体スイッチン
グ素子としてはFETやIGBTなどを用いても良い
し、あるいはリレーなどのスイッチング手段を用いても
良い。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のキーインタロック装置によれば、次のような効果が得
られる。すなわち、請求項1記載のキーインタロック装
置によれば、スイッチング手段により、シフトレバーが
駆動位置にあって検出手段が非検出状態であると共に前
記イグニッションスイッチが前記アクセサリ回路を形成
している状態でソレノイドに通電して駆動し、無効化手
段により、イグニッションスイッチがイグニッション回
路を形成する状態で、スイッチング手段による前記ソレ
ノイドの駆動を無効化するように構成したので、運転中
等のイグニッション回路形成状態では、ソレノイドは駆
動のための電流が遮断されて自己発熱することがなくな
るので、ソレノイドを小形化することができ、この場合
でも、キーシリンダをイグニッション回路形成位置から
オフ位置に回動操作する場合には、必ずアクセサリ回路
のみの形成位置を経ることになるので、上述同様にして
スイッチング手段によりソレノイドが駆動されるように
なり、シフトレバーのパーキング位置を条件として回動
操作が許容されるようになるので、シフトレバーがパー
キング位置以外の位置にある状態で不用意にイグニッシ
ョンキーを抜き取ることができなくなり、駐車時には必
ずシフトレバーがパーキング位置に設定された状態とな
って車輪をロックした状態とすることができるという優
れた効果を奏する。
【0038】請求項2記載のキーインタロック装置によ
れば、スイッチング手段を半導体スイッチング素子を用
いて構成したので、電気的構成を簡単且つ小形化を図る
ことができると共に、無効化手段による半導体スイッチ
ング素子の無効化の動作を簡単に実現することができる
という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気的構成図
【図2】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図3】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
21はソレノイド、22はキーインタロック回路、23
はパーキング位置検出スイッチ(検出手段)、25はイ
グニッションスイッチ、26は車載バッテリ、28はp
np形トランジスタ(スイッチング手段)、29はフラ
イホイールダイオード、34はpnp形トランジスタ
(無効化手段)、38はキーインタロック回路、39は
npn形トランジスタ(スイッチング手段)、43はn
pn形トランジスタ(無効化手段)である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イグニッションキーがキーシリンダに挿
    入された状態では、そのキーを抜き取り可能なオフ位置
    への回動操作をシフトレバーがパーキング位置にあるこ
    とを条件として許容するキーインタロック装置におい
    て、 前記キーシリンダのオフ位置以外でアクセサリ回路を形
    成すると共に、IG位置でイグニッション回路を形成す
    るイグニッションスイッチと、 前記シフトレバーのパーキング位置を検出する検出手段
    と、 前記キーシリンダのオフ位置への回動操作を阻止するた
    めのソレノイドと、 前記検出手段が非検出状態であると共に前記イグニッシ
    ョンスイッチが前記アクセサリ回路を形成している状態
    で、前記ソレノイドに通電して駆動するスイッチング手
    段と、 前記イグニッションスイッチがイグニッション回路を形
    成する状態で、前記スイッチング手段による前記ソレノ
    イドの駆動を無効化する無効化手段とを具備したことを
    特徴とするキーインタロック装置。
  2. 【請求項2】 前記スイッチング手段は、半導体スイッ
    チング素子であることを特徴とする請求項1記載のキー
    インタロック装置。
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