JPH0332444Y2 - - Google Patents

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JPH0332444Y2
JPH0332444Y2 JP14650482U JP14650482U JPH0332444Y2 JP H0332444 Y2 JPH0332444 Y2 JP H0332444Y2 JP 14650482 U JP14650482 U JP 14650482U JP 14650482 U JP14650482 U JP 14650482U JP H0332444 Y2 JPH0332444 Y2 JP H0332444Y2
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JP
Japan
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control unit
diode
reverse connection
voltage
key switch
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JP14650482U
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JPS5949560U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車用電源回路に関し、特に各種
のコントロールユニツトを安定に動作させるため
に、電圧降下のない逆接続防止回路を備えた自動
車用電源回路を提供しようとするものである。
〈考案の背景〉 電子回路技術の向上に伴なつて自動車にも各種
の電子回路が採用される傾向がある。電子回路に
よつて構成された各種のコントロールユニツトは
内部に半導体集積回路を含む場合が多いため配線
作業の際に電源の極性を逆向に接続してしまう
と、逆極性の電圧により回路素子が破損する不都
合がある。このため第1図に示すようにコントロ
ールユニツト1に対しダイオード2を直列接続
し、このダイオード2により逆向の電圧が印加さ
れた場合、コントロールユニツト1内の電子部品
を保護するようにしている。このようなダイオー
ドを逆接続防止用ダイオードと称し、一般に広く
用いられている。尚第1図において3はイグニツ
シヨンスイツチを示す。
〈従来技術の欠点〉 ところでダイオードには一般にシリコンダイオ
ードで0.6〜0.7ボルト程度の電圧降下が存在す
る。自動車用バツテリは一般に12ボルト乃至は
24V程度であるため、0.7ボルトの電圧降下は率
として大きく、コントロールユニツト1において
バツテリの電圧を有効に利用できない欠点があ
る。
然もイグニツシヨンスイツチ3をオンにし、ス
タータを起動させた場合、スタータに大きな電流
が流れるため電源の電圧降下が大きくなる。この
ためコントロールユニツト1に供給される電圧が
益々低いものとなり、スタータの起動時にコント
ロールユニツト1の動作が不安定になる不都合が
ある。
この不都合を解消するために、第2図に示すよ
うな回路が考えられている。この第2図に示す回
路では逆接続防止用ダイオード2を通じてリレー
コイル4に励磁電流を供給し、正常な極性を持つ
電圧がリレーコイル4に与えられた場合にだけリ
レー接点5がオンとなり、リレー接点5を通じて
コントロールユニツト1に電源を供給するように
したものである。
この第2図に示す回路によれば、コントロール
ユニツト1に対して直列に逆接続防止用ダイオー
ドが接続されないからコントロールユニツト1に
はバツテリの電圧がそのまま供給される。よつて
ダイオードの電圧降下分が除去され、スタータを
起動させたときの電圧の低下率を小さくすること
ができる。
然し乍らこの第2図の回路による場合、コント
ロールユニツト1に与えられる電圧はリレー接点
5のチヤタリング及びバウンドの影響を直接受
け、この点で起動操作時にコントロールユニツト
1の動作が不安定となる不都合がある。然もリレ
ーコイル4が断線した場合にはコントロールユニ
ツト1は動作不能となり、自動車を走行させるこ
とが不可能となる大きな欠点もある。
〈考案の目的〉 この考案はコントロールユニツトに供給する電
圧の低下を回避することができる自動車用電源回
路を提供するにある。
〈考案の概要〉 この考案ではイグニツシヨンスイツチをオンと
した場合、逆接続防止用ダイオードを通じてコン
トロールユニツトに電圧を供給すると共に、リレ
ーを動作させこのリレーの接点により逆接続防止
用ダイオードの両端を短絡し、この短絡により逆
接続防止用ダイオードにおける電圧降下を無くす
るように構成したものである。
〈考案の実施例〉 第3図にこの考案の一実施例を示す。第3図に
おいて第1図及び第2図と対応する部分には同一
符号を付して示す。
この考案においては、イグニツシヨンスイツチ
3と第1逆接続防止用ダイオード2を通じてリレ
ーコイル4を直列接続すると共に、イグニツシヨ
ンスイツチ3と第2逆接続防止用ダイオード6を
通じてコントロールユニツト1に電源を供給す
る。更に第2逆接続防止ダイオード6とコントロ
ールユニツト1との接続点Aにリレー接点5を通
じてバツテリから電源を直接供給するように構成
したものである。
〈考案の目的,効果〉 第3図に示したこの考案の回路によればイグニ
ツシヨンスイツチ3をオンにすると第2逆接続防
止ダイオード6を通じてコントロールユニツト1
に電源が供給される。これと共にリレーコイル4
が励磁されリレー接点5がオンとなる。このとき
リレー接点5がチヤタリング又はバウンドしてA
点に対する電圧が断続されてもコントロールユニ
ツト1には第2逆接続防止用ダイオード6を通じ
て電圧が供給されているため、コントロールユニ
ツト1に供給される電圧が大幅に変動することが
ない。つまり第4図に示すようにリレー接点5に
チヤタリング又はバウンドが発生しても第2逆接
続防止用ダイオード6を通じて電圧V1が供給さ
れているからチヤタリング又はバウンドによる電
圧変動は第2逆接続防止用ダイオード6の電圧降
下分の電圧V2だけとなる。従つてコントロール
ユニツト1に供給する電圧はチヤタリング又はバ
ウンドによつて大幅に変動しないからコントロー
ルユニツト1を安定に動作させることができる。
リレー接点5の振動が停止すればコントロールユ
ニツト1にはバツテリの電圧がそのまま供給され
る。よつてコントロールユニツト1はバツテリの
電圧を有効に利用して動作することとなり、コン
トロールユニツト1を安定に動作させることがで
きる。
尚第3図において、7はリレーコイル4の不良
を表示するための表示用ランプである。
また上述ではコントロールユニツト1を1個と
した場合を説明したが、第5図に示すように多数
のコントロールユニツト1a,1b,1cを並列
接続した場合にもこの考案を適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来技術を説明するための
接続図、第3図はこの考案の一実施例を示す接続
図、第4図はこの考案の動作を説明するための波
形図、第5図はこの考案の他の実施例を示す接続
図である。 1……コントロールユニツト、2……第1逆接
続防止用ダイオード、3……イグニツシヨンスイ
ツチ、4……リレーコイル、5……リレー接点、
6……第2逆接続防止用ダイオード、7……表示
ランプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 A イグニツシヨンキイースイツチに逆接続防止
    用の第1ダイオードが接続され、そのイグニツ
    シヨンキイースイツチがオンとされることによ
    り上記逆接続防止用の第1ダイオードを通じて
    励磁されるリレーコイルと、 B 上記イグニツシヨンキイースイツチに逆接続
    防止用の第2ダイオードが接続され、上記イグ
    ニツシヨンキイースイツチがオンにされること
    により上記逆接続防止用の第2ダイオードを通
    じて動作電圧が与えられるコントロールユニツ
    トと、 C 上記リレーコイルの励磁により上記逆接続防
    止用の第2ダイオードの両端を短絡し、その逆
    接続防止用の第2ダイオードの電圧降下を阻止
    するリレー接点と、 から成る自動車用電源回路。
JP14650482U 1982-09-27 1982-09-27 自動車用電源回路 Granted JPS5949560U (ja)

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JP14650482U JPS5949560U (ja) 1982-09-27 1982-09-27 自動車用電源回路

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JP14650482U JPS5949560U (ja) 1982-09-27 1982-09-27 自動車用電源回路

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Publication Number Publication Date
JPS5949560U JPS5949560U (ja) 1984-04-02
JPH0332444Y2 true JPH0332444Y2 (ja) 1991-07-10

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ID=30326082

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JP14650482U Granted JPS5949560U (ja) 1982-09-27 1982-09-27 自動車用電源回路

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JPS5949560U (ja) 1984-04-02

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