JPH0544614A - 自動車用蓄電池装置 - Google Patents

自動車用蓄電池装置

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JPH0544614A
JPH0544614A JP3233938A JP23393891A JPH0544614A JP H0544614 A JPH0544614 A JP H0544614A JP 3233938 A JP3233938 A JP 3233938A JP 23393891 A JP23393891 A JP 23393891A JP H0544614 A JPH0544614 A JP H0544614A
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JP
Japan
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storage battery
battery
diode
engine
igniter
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Pending
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JP3233938A
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English (en)
Inventor
Akifumi Tanaka
昌文 田中
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Japan Storage Battery Co Ltd
Original Assignee
Japan Storage Battery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Storage Battery Co Ltd filed Critical Japan Storage Battery Co Ltd
Priority to JP3233938A priority Critical patent/JPH0544614A/ja
Publication of JPH0544614A publication Critical patent/JPH0544614A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 負荷用の蓄電池がどのような状態であっても
確実にエンジン始動のできる信頼性の高い自動車用蓄電
池装置を提供すること。 【構成】 第1の蓄電池1とエンジンスタ−タ6とは第
1の回路12を構成する。第2の蓄電池2と、オルタネ
−タ11と、エンジンスタ−タ6及びイグナイタ−7以
外の負荷8,9,10とは第2の回路13を構成してい
る。第1のダイオ−ド3は、その正極側が第2の蓄電池
2の+端子と、その負極側が第1の蓄電池1の+端子
と、それぞれ接続されている。第2のダイオ−ド4と第
3のダイオ−ド5とは、各々はその負極側同士で接続さ
れるとともに、第2のダイオ−ド4の正極側が第1の蓄
電池1の+端子と、第3のダイオ−ド5の正極側が第2
の蓄電池2の+端子と、それぞれ接続されている。さら
に、イグナイタ−7は、第2のダイオ−ド4と第3のダ
イオ−ド5との中間点を共通接続点として、第1の蓄電
池1と第2の蓄電池2とに接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動車用蓄電池装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】現在の自動車の蓄電池回路は、1電源3
系統が一般的である。つまり、1つの蓄電池が始動用、
イグニション用、その他の負荷用の各々の回路に接続さ
れた構成である。これによれば、スタータやオルタネー
等の電装部品の信頼性向上ともあいまって、エンジンの
始動さえできれば以降はオルタネータより各種負荷に安
定した電気が供給される。従って、走行中、アイドリン
グ中にかかわらず、蓄電池が放電されることはほとんど
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え電
装品の信頼性がどのように向上したとしても、蓄電池の
寿命がつきれば、もはやエンジンの始動はできなくなっ
てしまう。蓄電池の寿命が正確に検出でき適切に蓄電池
が交換が行なわれるようになれば、エンジン始動の信頼
性はより高くなる。しかし、蓄電池は電気化学装置であ
るため外周温や保守取扱に大きく影響されるので、現在
のところ確実な寿命判定方法は確立されていない。その
ため、ある日突然エンジンが始動できなくなってしまう
というような問題がおこる。
【0004】蓄電池の寿命とは別に、放電によりその容
量がなくなってしまっても、やはりエンジンが始動でき
なくなるという問題がおこる。自動車のランプ等の負荷
は専用のスイッチで蓄電池に接続され、キー・スイッチ
のON、OFFに関係なく任意に点灯ができるようにな
っている。そのため、これらのランプスイッチを切り忘
れると、キー・スイッチは切ってあっても、蓄電池は放
電をし続ける。消灯ミスを防止するため主灯については
警報装置が装備されているが、ルームランプ、駐車灯、
トランク内点灯ランプ等には警報装置が装備されていな
い。したがって、これらを消灯し忘れると、蓄電池は完
全に放電してしまい、エンジン始動ができなくなってし
まう。この他、各種メモリや時計等の負荷も蓄電池に直
接接続され、キー・スイッチを切っても記憶が必ず残る
回路構成となっている。この保持用電流は、車種によっ
て相違するが、5mAから多いものでは50mAであ
る。この電流で常時放電すると、2〜6ケ月程度で完全
放電状態になる場合もある。
【0005】上記のような原因で自動車エンジンの始動
ができなくなった場合、サービス網のいきとどいた場所
ではさほど大きな問題になる事はないが、そうでない場
所で重大問題となりうる。
【0006】蓄電池に起因するエンジン始動の問題の対
策として提案されているものに、いわゆるスイッチ蓄電
池がある。これは、常時使用する蓄電池の外に、緊急予
備用の蓄電池を備えておき、回路接続を切換えることに
より非常時に対処しようと言うものである。しかしなが
ら、これは常時未使用の予備蓄電池を搭載しておく必要
があるため、重量効率や容積効率が悪くなるという問題
がある。
【0007】自動車エンジンを始動させる上で重要なこ
とは、スタータにはモ−タを回転さすのに必要な充分な
電力を供給し、イグナイタ−にはできるだけ高い電圧を
印加することである。従来の技術で述べたような1電源
回路構成の場合、始動時にスタータに流れる電流も、イ
グナイタ−に流れる電流も、同一蓄電池からのものであ
る。エンジンを始動させる場合、最低限の電流、電圧が
必要なことは周知の通りである。寿命末期などの蓄電池
では、容量が減少しているのみならず、始動時電圧も低
下している。この電圧が約7V以下になると、エンジン
始動ができなくなる。これは、蓄電池の始動時電圧が低
下しているため、イグナイタ−に印加される電圧も低く
エンジンの点火力が低下するためである。しかし、イグ
ナイタ−に約12Vが印加できれば、蓄電池の始動時電
圧が7V以下であったとしても、容易にエンジン始動が
可能なことは実証されている。
【0008】そこで提案されたのが、2電源回路構成の
自動車用蓄電池装置である。これは、始動用蓄電池と負
荷用蓄電池との2回路を設けたものである。この構成の
ものは、イグニション負荷を始動用蓄電池に接続するか
負荷用蓄電池に接続するかによって、信頼性が大きく変
る。始動用蓄電池からイグナイタ−に電気を供給する場
合、その蓄電池の劣化により始動時電圧が低下すればイ
グナイタ−引加電圧も低下する。したがって従来の1電
源回路構成のものと、信頼性において大差がなくなる。
負荷用蓄電池からイグナイタ−に電気を供給する場合、
その蓄電池が正常時は始動特性は良いが、主灯等の消灯
を忘れたときなどは、イグナイタ−引加電圧が低下しエ
ンジン始動ができなくなる。従って、この回路構成でも
完全に信頼性が達成されたとはいえない。
【0009】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、よ
り信頼性の高い自動車用蓄電池装置を提供するところに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、第1
の蓄電池とエンジンスタ−タとを有してなる第1の回路
と、第2の蓄電池と、オルタネ−タと、エンジンスタ−
タ及びイグナイタ−以外の負荷とを有してなる第2の回
路と、第1のダイオ−ドであって、その正極側が第2の
蓄電池の+端子と、その負極側が第1の蓄電池の+端子
と、それぞれ接続されたものと、第2のダイオ−ドと第
3のダイオ−ドとであって、各々はその負極側同士で接
続されるとともに、第2のダイオ−ドの正極側が第1の
蓄電池の+端子と、第3のダイオ−ドの正極側が第2の
蓄電池の+端子と、それぞれ接続されたものと、第2の
ダイオ−ドと第3のダイオ−ドとの中間点を共通接続点
として、第1の蓄電池と第2の蓄電池とに接続されたも
のであるイグナイタ−と、を備えてなる自動車用蓄電池
装置とすることにより、上記課題を解決するものであ
る。
【0011】
【作用】始動用である第1の蓄電池の+端子と負荷用で
ある第2の蓄電池の+端子との間に、第1のダイオード
を挿入し、その正極を第2の蓄電池の+端子に、その負
極を第1の蓄電池の+端子にそれぞれ接続してあるの
で、オルタネータで第2の蓄電池を充電すると同時に、
第1のダイオードを通し、第1の蓄電池も充電できる。
各種負荷への放電によって第2の蓄電池の電圧が低下し
ても、第1のダイオードがあるため、第1の蓄電池から
第2の蓄電池に放電される事がないので、第1の蓄電池
は常に完全充電状態に保たれる。何等かの原因で、どち
らかの蓄電池が劣化した場合、電圧が高い方の蓄電池か
ら、第2のダイオ−ドあるいは第3のダイオ−ドのどち
らかを通してイグナイタ−に電気が供給される。その
為、例えば第2の蓄電池が完全放電状態になっていて
も、第1の蓄電池からイグナイタ−に電気が供給される
ので、エンジンを始動することができる。
【0012】
【実施例】以下、本考案をその実施例を示す図面にて詳
述する。図1は本発明にかかる自動車用蓄電池装置の1
実施例の概要回路図である。同図において、1は第1の
蓄電池、2は第2の蓄電池、3は第1の逆流素子ダイオ
ード、4は第2の逆流素子ダイオード、5は第3の逆流
素子ダイオード、6はスタ−タ、7はイグナイタ−、8
は空調負荷、9は主灯、駐車灯、トランク内点灯ランプ
等の負荷、10はメモリ、時計等の微小負荷、11はオ
ルタネ−タである。第1の蓄電池1とエンジンスタ−タ
6とは第1の回路12を構成し、主として始動用であ
る。第2の蓄電池2と、オルタネ−タ11と、エンジン
スタ−タ6及びイグナイタ−7以外の負荷8,9,10
とは第2の回路13を構成している。第1のダイオ−ド
3は、その正極側が第2の蓄電池2の+端子と、その負
極側が第1の蓄電池1の+端子と、それぞれ接続されて
いる。第2のダイオ−ド4と第3のダイオ−ド5とは、
各々はその負極側同士で接続されるとともに、第2のダ
イオ−ド4の正極側が第1の蓄電池1の+端子と、第3
のダイオ−ド5の正極側が第2の蓄電池2の+端子と、
それぞれ接続されている。さらに、イグナイタ−7は、
第2のダイオ−ド4と第3のダイオ−ド5との中間点を
共通接続点として、第1の蓄電池1と第2の蓄電池2と
に接続されている。
【0013】従来の1電源回路構成の場合であれば、エ
ンジン始動には、少なくとも20〜30%の蓄電池容量
残が必要である。本発明の如く構成することにより、第
2の蓄電池2の容量がほとんど無くなってしまったばあ
いでも、開路電圧は約12Vあるためイグナイタ−7に
は高電圧が引加され、第1の蓄電池の残存容量が10%
になり電圧が4〜5Vまで低下しても、エンジン始動が
可能となる。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による自動車
用蓄電池装置によれば、負荷用の蓄電池がどの様な状態
にあっても、確実にエンジン始動を行なうことができ
る。しかも、2電源を必要とするとはいえ、どちらの蓄
電池も常時使用するためともに小形化が可能であり、ス
イッチ蓄電池のような重量効率、容積効率上のデメリッ
トが解消することができる。以上、本発明の効果は大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる自動車用蓄電池装置の1実施例
の概要回路図である。
【符号の説明】
1,2 蓄電池 3,4,5 ダイオ−ド 6 スタ−タ 7 イグナイタ− 11 オルタネ−タ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の蓄電池(1)とエンジンスタ−タ
    (6)とを有してなる第1の回路(12)と、 第2の蓄電池(2)と、オルタネ−タ(11)と、エン
    ジンスタ−タ(6)及びイグナイタ−(7)以外の負荷
    (8,9,10)とを有してなる第2の回路(13)
    と、 第1のダイオ−ド(3)であって、その正極側が第2の
    蓄電池(2)の+端子と、その負極側が第1の蓄電池
    (1)の+端子と、それぞれ接続されたものと、 第2のダイオ−ド(4)と第3のダイオ−ド(5)とで
    あって、各々はその負極側同士で接続されるとともに、
    第2のダイオ−ド(4)の正極側が第1の蓄電池(1)
    の+端子と、第3のダイオ−ド(5)の正極側が第2の
    蓄電池(2)の+端子と、それぞれ接続されたものと、 第2のダイオ−ド(4)と第3のダイオ−ド(5)との
    中間点を共通接続点として、第1の蓄電池(1)と第2
    の蓄電池(2)とに接続されたものであるイグナイタ−
    (7)と、を備えてなる自動車用蓄電池装置。
JP3233938A 1991-08-20 1991-08-20 自動車用蓄電池装置 Pending JPH0544614A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000072422A (ko) * 2000-09-02 2000-12-05 윤영환 자동차의 배터리 방전 대책 시스템
US6321707B1 (en) * 1998-11-12 2001-11-27 James Dunn Multifunction auxiliary vehicle power and starter system
KR100405535B1 (ko) * 2000-12-28 2003-11-14 현대자동차주식회사 자동차의 독립형 시동장치

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KR20000072422A (ko) * 2000-09-02 2000-12-05 윤영환 자동차의 배터리 방전 대책 시스템
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