JPH0746695Y2 - パワーウインドウ遠隔操作装置 - Google Patents

パワーウインドウ遠隔操作装置

Info

Publication number
JPH0746695Y2
JPH0746695Y2 JP1988106005U JP10600588U JPH0746695Y2 JP H0746695 Y2 JPH0746695 Y2 JP H0746695Y2 JP 1988106005 U JP1988106005 U JP 1988106005U JP 10600588 U JP10600588 U JP 10600588U JP H0746695 Y2 JPH0746695 Y2 JP H0746695Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
circuit
switch
output
battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988106005U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0227489U (ja
Inventor
克司 大根田
Original Assignee
株式会社カンセイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社カンセイ filed Critical 株式会社カンセイ
Priority to JP1988106005U priority Critical patent/JPH0746695Y2/ja
Publication of JPH0227489U publication Critical patent/JPH0227489U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0746695Y2 publication Critical patent/JPH0746695Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、エンジンが非駆動状態にされてから所定時
間の間にパワーウインドウを作動させるためのパワーウ
インドウ遠隔操作装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のパワーウインドウ遠隔操作装置の制御回路として
は、例えば第3図に示すようなものがある。図におい
て、1はバッテリ、2はイグニッションスイッチ、3は
運転席回りに設けられたメイン側のアップスイッチ7,ダ
ウンスイッチ8を含む主回路部、4は助手席,後部座席
のドアに設けられたサブ側のアップスイッチ9,ダウンス
イッチ10を含む副回路部であり、これら主回路部3及び
副回路部4は、上記アップスイッチ7,9及びダウンスイ
ッチ8,10に応じた2種類の制御電圧を発生する制御電圧
発生回路を構成する。更に5は窓ガラスをアップ動作、
またはダウン動作させる駆動手段としてのモータ、6A,6
Bはそれぞれ、主回路部3と副回路部4とを接続するハ
ーネス、11はパワーウインドウロックスイッチ、12,13
はそれぞれイグニッションスイッチ2がオンされている
ときに、パワーウインドウ遠隔操作装置を作動させるた
めの第1及び第2のスイッチング回路であり、しかして
これら回路12,13はパワーウインドウロックスイッチ11
がオンされているときには非作動状態となる。
14はハーネス6AがGNDレベルに短絡時等において、主回
路部3が破壊されることを防止するための保護抵抗、15
はアップスイッチ7がオンされているとき、ハーネス6B
の電圧多重出力における“H"レベルの信号を出力するた
めの第3のスイッチング回路、16はハーネス6BがGNDレ
ベルに短絡したときに第3のスイッチング回路15が破壊
されないようにするための保護抵抗、17はダウンスイッ
チ8がオンのときハーネス6Bの電圧多重出力における
“L"レベルの信号を出力するための定電圧回路である。
21は、主回路部3内の定電圧回路17と同様の目的で設け
られた定電圧回路、22は窓ガラスをアップさせる基準と
なるしきい値電圧を決定するツェナーダイオード部、23
はアップ側リレー駆動回路、24は窓ガラスをダウンさせ
る基準となるしきい値電圧を設定する分割抵抗、25はア
ップ側リレー駆動回路23がオンのときにのみダウン側リ
レー駆動回路26をオフさせるためのダイオード、27はア
ップ側リレー、28はダウン側リレーである。尚、上記ダ
ウン側リレー駆動回路26は、アップ側リレー駆動回路23
がオンのときダイオード25の順方向電圧VFにより0.6V程
度浮くためのダーリントントランジスタ回路を含んでい
る。
次に動作を説明する。イグニッションスイッチ2をオン
したのち、運転席側のアップスイッチ7をオンすると、
ハーネス6Bには“H"レベルの信号が出力される。その結
果、アップ側リレー駆動回路23が作動状態となり、アッ
プ側リレー27をオンしてモータ5を正転させ、窓ガラス
をアップさせる。他方、運転席側のダウンスイッチ8を
オンすると、ハーネス6Bには“L"レベルの信号が出力さ
れる。その結果、ダウン側リレー駆動回路26が作動状態
となり、ダウン側リレー28がオンしてモータ5を逆転さ
せ、窓ガラスをダウンさせる。
一方、助手席または後部座席のアップスイッチ9をオン
すると、モータ5の正転により窓ガラスはアップする。
また、ダウンスイッチ10をオンすると、定電圧回路21の
作用によりモータ5は逆転し、窓ガラスはダウンする。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のこのような電圧制御方式のパワー
ウインドウ遠隔操作装置にあっては、モータ5を駆動す
るための制御電圧を、窓ガラスのアップ操作側電圧とダ
ウン操作側電圧の2種類に分け、しかしてサブ側の副回
路部4の設定されたしきい値電圧により、窓ガラスのア
ップまたはダウンを判定する回路構成となっていたた
め、モータ5の駆動時、またはロック時にバッテリ1の
電源電圧が降下し、それに応じて上記制御電圧が降下す
ると、例えばアップスイッチ7,9がオンされたときに
は、そのとき出力する制御電圧が所定値より低下してダ
ウンスイッチ8,10のオン操作と誤認されてしまう問題点
があった。
また、バッテリ1の出力電圧が低下するバッテリ切れに
近い状態になっているときには、アップスイッチ7,9ま
たはダウンスイッチ8,10をオンすると、それに応じてリ
レー27または28がオンするが、バッテリ5の出力低下に
よりモータ5は駆動されえず、そのためリレー27または
28が溶着するという問題点もあった。
この考案は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、バッテリの電源電圧、もしくは主回路部側か
ら出力される2種類の制御電圧が所定値以下に低下した
ときには、モータの制御動作を、上記電圧が上記所定値
以上に復帰するまでの間、一時停止しつづける構成にす
ることにより、上記問題点を解決することを目的として
いる。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係るパワーウインドウ遠隔操作装置は、アップ
スイッチがオン操作されたときにおいてバッテリの出力
電圧が所定電圧以下に低下した場合には、該出力電圧が
上記所定電圧以上に復帰するまでの間、上記アップスイ
ッチ及びダウンスイッチの操作に応じた2種類の制御電
圧を発生する制御電圧発生回路の動作を停止せしめる電
圧出力待避回路を設けたものである。
〔作用〕
本考案における電圧出力待避回路は、アップスイッチが
オン操作されたときにバッテリの出力電圧が所定電圧以
下に低下すると、モータを駆動する制御電圧を出力する
制御電圧発生回路の動作を、上記出力電圧が所定電圧以
上の電圧に復帰するまでの間、一時的に停止せしめ、こ
れによりモータの誤動作,該モータ駆動用リレーの溶
着,異音発生をそれぞれ防止する。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に基づいて説明する。第1図はこ
の考案の一実施例を示す図である。先ず、構成を説明す
ると、第3図において先に説明したパワーウインドウ遠
隔操作装置の回路と同一、または相当部分には同一符号
を付して、本実施例では重複説明を斥ける。しかして本
実施例の場合、第1図中、主回路部3内に示したA〜L
の各回路が従来回路に対し追加されたものである。この
場合、このA〜Lの各回路から成る追加回路は、電圧出
力待避回路31を構成する。
即ち、電圧出力待避回路31内の回路Aは、バッテリ1の
出力電圧が所定電圧以下に低下した場合に、各席電源出
力、及び遠隔操作電圧出力(即ち、主回路部3及び副回
路部4の動作電圧)をカットするための第3のスイッチ
ング回路、回路Bはこの第3のスイッチング回路Aがオ
フ時の安定化抵抗、回路Cはスイッチング回路Aの動作
点を決めるツェナーダイオードDの安定化を計るための
ブリーダ抵抗、回路F,Gはそれぞれ、スイッチングトラ
ンジスタEのバイアス抵抗、回路Hは第5のスイッチン
グ回路Lに対するバイアス抵抗、回路Iはスイッチング
トランジスタEのオン点電圧付近におけるチャタリング
防止用の帰還抵抗、回路Jはアップスイッチ7がオン操
作されたときに動作する第4のスイッチング回路、回路
Kは、第4のスイッチング回路Jがオンで且つそのとき
にスイッチングトランジスタE及び第3のスイッチング
回路Aがオフしたときに第5のスイッチング回路Lをオ
ンさせる第6のスイッチング回路であり、しかして第5
のスイッチング回路Lがオンするとスイッチングトラン
ジスタEのバイアスが浅くなり、該スイッチングトラン
ジスタEはオフする構成となっている。そしてスイッチ
ングトランジスタEが再びオンするためには、バイアス
抵抗F,G,Hによる並列抵抗のバイアス条件の成立が必要
である。
次に、第2図のタイミングチャートを参照して動作を説
明する。尚、第2図中の(a),(b)の各波形は第1
図の主回路部3内における各点a,bの出力波形を示し、
また第2図中の(c),(e)は同様に点c(e)の出
力波形、第2図中の(d),(f)は同様に点d(f)
の出力波形を示す。
第2図(a)に示すように、バッテリ1の出力電圧が何
らかの原因により時刻T1の時点から低下しはじめたとす
ると、次に時刻T2において該出力電圧が所定電圧PVに達
し、更にその所定電圧PV以下に低下すると、第3のスイ
ッチング回路Aの点bにおける出力電圧は以後反転し
て、第2図(b)に示すように“L"レベルとなる。その
ためこのb点の電圧が、“L"レベルのときには、第2図
(c)に示すように、アップスイッチ7が時刻T3におい
てオンされても、点dにおける出力電圧、即ち、ハーネ
ス6Bの電圧多重出力は第2図(d)に示すように、“L"
レベルのままであり、したがってモータ5を正転駆動す
ることが禁止されている。そして時刻T4以降に示すよう
に、バッテリ1の出力電圧が所定電圧PV以上に上昇復帰
すると、それ以後は主回路部3,副回路部4の上述した動
作禁止状態は解除されて、アップスイッチ7のオン操作
に応じて点d、即ち、ハーネス6Bの出力は“H"レベルと
なり、モータ5が正転駆動されて窓ガラスがアップされ
る。
第2図(e),(f)は、バッテリ1の出力が正常なと
きの点e,fにおける波形を示しており、この場合は、ア
ップスイッチ7のオン操作に応じて直ちにハーネス6Bに
は“H"レベルの電圧が出力され、その結果、モータ5が
正転駆動されて窓ガラスが正常にアップする。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、この考案によれば、その構成
を、アップスイッチのオン操作時に、バッテリの出力電
圧が所定電圧以下に低下した場合には、該出力電圧が上
記所定電圧以上に復帰するまでの間、上記アップスイッ
チ及びダウンスイッチに応じた2種類の制御電圧を発生
する制御電圧発生回路の動作を停止せしめる電圧出力待
避回路を設けるようにしたため、モータ電流等による電
圧変動により、バッテリ電圧が低下したときにモータが
誤動作したりする恐れや、モータ駆動用のリレーの溶着
現象、異音発生等を確実に防止できるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の回路図、第2図は第1図
の回路中のa〜f点における各出力波形を示すタイミン
グチャート、第3図は従来装置の回路図である。 1……バッテリ、3……主回路部(制御電圧発生回
路)、4……副回路部(制御電圧発生回路)、5……モ
ータ(駆動手段)、7,9……アップスイッチ、8,10……
ダウンスイッチ、31……電圧出力待避回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】窓ガラスを上昇させるためのアップスイッ
    チ(7,9)と、該窓ガラスを下降させるためのダウンス
    イッチ(8,10)と、該アップスイッチ(7,9)及びダウ
    ンスイッチ(8,10)の操作状況に応じて、バッテリ
    (1)電圧に基づいて作成された電圧値の異なる2種類
    の電圧を択一的に選択して出力する制御電圧発生回路
    (3,4)と、該制御電圧発生回路(3,4)からの出力電圧
    の値に応じて、前記窓ガラスを上昇又は下降変位せしめ
    るための駆動手段(5)とを備えたパワーウインドウ遠
    隔操作装置において、前記アップスイッチ(7,9)が操
    作されたときに前記バッテリ(1)電圧が所定電圧以下
    に低下した場合、前記制御電圧発生回路(3,4)に対し
    てその出力の発生を、該バッテリ電圧が所定電圧以上に
    上昇するまで停止せしめる電圧出力待避回路(31)を設
    けたことを特徴とするパワーウインドウ遠隔操作装置。
JP1988106005U 1988-08-12 1988-08-12 パワーウインドウ遠隔操作装置 Expired - Lifetime JPH0746695Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988106005U JPH0746695Y2 (ja) 1988-08-12 1988-08-12 パワーウインドウ遠隔操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988106005U JPH0746695Y2 (ja) 1988-08-12 1988-08-12 パワーウインドウ遠隔操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0227489U JPH0227489U (ja) 1990-02-22
JPH0746695Y2 true JPH0746695Y2 (ja) 1995-10-25

Family

ID=31339131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988106005U Expired - Lifetime JPH0746695Y2 (ja) 1988-08-12 1988-08-12 パワーウインドウ遠隔操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0746695Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0227489U (ja) 1990-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2441909A2 (en) Vehicle window opening and closing control device
JP2001298988A (ja) モータ駆動装置
US20020036520A1 (en) Wake-up circuit
JP2007002812A (ja) エンジン始動制御装置
CA2355019C (en) Electrically-driven power steering system having failure detection function
US4873475A (en) Electrically powered power steering system for industrial vehicle or the like
JPH0746695Y2 (ja) パワーウインドウ遠隔操作装置
JPS6343865A (ja) 電動式パワ−ステアリングの制御装置
JPH0138002B2 (ja)
JPH03208735A (ja) 車速自動制御装置
JP3200278B2 (ja) モータコントローラ
KR102174401B1 (ko) Fail-safety 기능을 구비하는 램프 구동 시스템 및 그 방법
JPH08322288A (ja) モータ駆動回路
US5097188A (en) Motorized automobile antenna control device
JPH08265859A (ja) スイッチ入力判断回路
JP2557518Y2 (ja) 車両用制御回路の自動電源遮断装置
JP2783855B2 (ja) 車速自動制御装置
JPH0412864Y2 (ja)
KR200155922Y1 (ko) 일렉트로닉 컨트롤 유니트
KR950009322Y1 (ko) 차량 윈도우 열림상태 감지장치
JPH0731282Y2 (ja) 電圧信号の入力装置
JP3535551B2 (ja) 電子制御のフェイルセーフ装置
JPH0731281Y2 (ja) 電圧信号の入力装置
JPH0736837Y2 (ja) 車載用ヘッドライトアクチュエータ
KR200178094Y1 (ko) 서지 진압으로부터의 파워 트랜지스터 보호 장치