JPH0224800A - 定温式スポット型感知器 - Google Patents

定温式スポット型感知器

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JPH0224800A
JPH0224800A JP17369588A JP17369588A JPH0224800A JP H0224800 A JPH0224800 A JP H0224800A JP 17369588 A JP17369588 A JP 17369588A JP 17369588 A JP17369588 A JP 17369588A JP H0224800 A JPH0224800 A JP H0224800A
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synthetic resin
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Yoshio Mori
森 義夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、火災時に設置点附近の周囲温度が一定温度
以上になったときに作動する定温式スポット型感知器に
関し、異常な外力に対し破損し難い感知器を提案するも
のである。
(従来の技術) この種感知器の従来例の代表的なもの2種を、第4図に
縦断正面図で、第5図にその下面図で、又、第6図に正
面図で、第7図にその下面図で夫夫、示した。
第4図、第5図の例では、合成樹脂製の感知器本体1の
下部に、アルミニウム等の薄板で作った傘型の受熱板2
が取付けられ、バイメタル、サーミスタ等の如き、一定
温度以上となったときその接点部を閉成する受熱素子3
が受熱板2の先端部に内装され、感知器本体1に内装さ
れた警報接点回路4と受熱素子3が導体5で接続され、
リード線6,6によって、図示外の警報設備に接続され
る。
感度は、夫々の公称作動温度の125憾の温度の風速1
 m1mの垂直気流に投入したとき、室温が例えば0℃
のときは、特種で40秒以内、1種で120秒以内、2
種で300秒以内で夫々、作動すべきものでなければな
らない。
かかるきびしい規格を充足するだめに、受熱板2は、受
熱面積が大きく、かつ、熱容量は小さいものとなるよう
に、薄板にて形成されている。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の受熱板2は、薄板で作られ、しかも、感知器
本体1から下方へ突出して設けられているので、輸送中
における乱暴な取扱い或いは、天井へ取付けられた状態
での作動試験のとき、加熱試験装置が誤って接触される
等のため、変形し、破損すると云うトラブルがある。
かかるトラブル防止のため、第6図と第7図に例示する
如く、感知器本体1から垂下して設けた受は部材7の受
部7aを受熱板2の周縁部の直上にのぞませ、下方から
加わる外力によって受熱板2の周縁部が上方へ変形する
のを、この受部7aによって阻止する構造とし、或いは
更に、受熱板2の直下を横断する形状のゾロテクタ8を
、感知器本体1に一体に設ける構造を附加したものもあ
る。
しかし、上記受は部材7や、ゾロテクタ8は、その目的
達成上、感知器本体1と一体に造形されねばならないの
で、造形型が複雑となって製作コストは高価となる。
又、受は部材7、ゾロテクタ8では、受熱板2を局部的
に保護できるに過ぎず、受熱板2のどの個所に外力が加
わるか全く予測不可能なアクシデントに対して上記従来
の対策は不充分である。
この発明は、従来のものにおけるかかる問題を解決して
どのような個所に外力が作用しても受熱板が変形、破損
しない構成の感知器を提案することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するためのこの発明の構成は、受熱素子
17及び、その警報接点回路24を収納する感知器本体
11が合成樹脂で形成された定温式スポット型感知器に
おいて、 受熱素子17に熱的に結合される受熱板20は、感知器
本体11に一体に造形された合成樹脂製の受熱基板12
と、伝熱性の大きい金属を用いて受熱基板12に形成さ
れた受熱メッキ層18とを有している定温式スポット型
感知器である。
又、受熱板22は、感知器本体11に一体に造形された
合成樹脂製の受熱基板12と、夫々、伝熱性の大きい金
属を用いて受熱基板12に形成された受熱メッキ層18
及び、受熱メッキ層18に熱的に結合すべく受熱基板1
2の一部表面に取付けられた受熱薄板21とを有してい
る定温式スポット型感知器である。
(作用) 受熱板2oの周囲温度は、受熱基板12の表面に形成さ
れた伝熱性の大きい金属の受熱メッキ層18によって伝
熱されて受熱素子17の温度を高めて接点部を所定に閉
成する。
受熱板20は、感知器本体11に一体尾造形された合成
樹脂製の受熱基板12と受熱基板12に形成された受熱
メッキ層18とを有しているので、外力がこの受熱板2
0に加わっても受熱基板12のもつ大きい剛性によって
この受熱板20は変形したり、破損したりすることは無
い。
受熱板21を、感知器本体11に一体に造形された合成
樹脂製の受熱基板12と、受熱基板12に形成された受
熱メッキ層18と、受熱基板12の一部表面に取付けら
れた受熱薄板21とによって構成している場合も、受熱
板22の周囲温度は、受熱メッキ層18と受熱薄板21
を介して受熱素子17に伝えられ、又、受熱板22に作
用する外力に対して受熱基板12は充分に抵抗でき、受
熱板22の変形、破損は阻止される。
(実施例) 次にこの発明の実施例を図に基いて説明する。
2Gノ 第2図に感知器の下面図を、第1図恰そのX−0−Y矢
視断面図を夫々示した。
硬質の合成樹脂で作られる感知器本体11の下部に、肉
の厚い円板状の受熱基板12を、感知器本体11と一体
に造形し、受熱基板12には、熱気流の通過を助けるた
めの通気孔13a、13b。
・・・・・・を設け、下方に突出する衝撃吸収リブ14
を複数個、受熱基板12に一体に設けている。
感知器本体11の下部中央に空隙16が形成され、バイ
メタル、サーミスタ、モノメタルの如く、一定温度以上
となったときその接点部が閉成される受熱素子17が、
空隙16内に設けられる。
伝熱性の大きい金属を用いて、受熱基板12の表面にメ
ッキを施して適宜な厚さの受熱メッキ層18を形成し、
合成樹脂製の受熱基板12とこれに施された受熱メッキ
層18とを有する受熱板20を感知器本体11の下部に
形成している。
受熱メッキ層18は、受熱基板12の下面だけでなく、
上面及び、通気孔13a、13by・・・の内面にも形
成して、これによって受熱面積をなるべく大きくする。
従って、火災時の熱気流は、受熱基板12の表面に沿っ
て流れるほか、第1図に例示した矢線のように、受熱基
板12の下面から上面に向って通気孔13a、13b*
・・・を通り、よどみなく流れて受熱板20への受熱効
率を向上させる。
受熱板20は、充分な肉厚さに合成樹脂で造形された受
熱基板12に受熱メッキ層18を形成したものであるの
で、輸送中での乱暴な取扱いや、作動試験時の加熱装置
の衝突等の外力に対し、受熱基板12は充分に耐え得て
、受熱板20の変形。
破損は防止される。
第3図に感知器の要部縦断正面図を示した他の実施例で
は、空隙16の下方部分の表面に、受熱基板12との一
体造形によって伝熱性の大きい受熱薄板21を固着し、
この受熱薄板21の夫々の端部を受熱メッキ層18に、
夫々、熱的に接続して、受熱板22を、受熱基板12と
受熱メッキ層18と、受熱薄板2Jとによって構成した
ものである。
受熱薄板21が介在することによって、受熱基板12の
表面に位置する受熱素子17の熱的接続を容易化できる
ことになる。
上記第1図〜第3図において、符号19は受熱素子の基
台、符号23は受熱素子17による接点閉成を警報接点
回路24へ伝達する導体であシ、符号25はリード線、
符号26は充填剤である。
(発明の効果) この発明に係る定温式スポット型感知器は上述のように
構成したものであって、 火災発生時における熱気流は、受熱基板12の表面に形
成された伝熱性の大きい受熱メッキ層18によって伝熱
されて受熱素子17の温度を高めて接点部を所定に閉成
する。
受熱板20は、感知器本体11に一体に造形された合成
樹脂製の受熱基板12と受熱基板12に形成された受熱
メッキ層18とを有しているので、外力がこの受熱板2
0に加わっても受熱基板12のもつ大きい測性によって
この受熱板20は変形したり、破損したりすることは無
く、輸送中の乱暴な取扱いや、作動試験時に手元が狂っ
て加熱装置が受熱板20に衝突する等に対しても安全な
ものとなった。
受熱板22を、感知器本体11に一体に造形された合成
樹脂製の受熱基板12と、受熱基板12に形成された受
熱メッキ層18と、受熱基板12の一部表面に取付けら
れだ受熱薄板21とによって構成している場合も、受熱
板22の周囲温度は、受熱メッキ層18と受熱薄板21
を介して受熱素子17に伝えられ、受熱薄板21が介在
するので、受熱基板12の表面と内部に位置する受熱素
子17との熱的接続は容易となった。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図まではこの発明の実施例を示し、第1
図は第2図におけるX−0−Y矢視断面図、第2図は第
1図の下面図、第3図は他の実施例を示す第2図でのx
−o−y矢視断面対応図、第4図は従来の感知器の縦断
正面図、第5図は第4図の下面図、第6図は従来の他側
を示す正面図、第7図は第6図の下面図である。 11・・・感知器本体、12・・・受熱基板、13a。 13b・・・通気孔、14・・・衝撃吸収リブ、16・
・・空隙、17・・・受熱素子、18・・・受熱メッキ
層、19・・・受熱素子の基台、 2・・・受熱板、 1 ・・・ 受熱薄板、 4・・・警報接点回路、 5・・・リ ド線、 6・・・充填剤。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、受熱素子及びその警報接点回路を収納する感知器本
    体が合成樹脂で形成された定温式スポット型感知器にお
    いて、 受熱素子に熱的に結合される受熱板は、感知器本体に一
    体に造形された合成樹脂製の受熱基板と、伝熱性の大き
    い金属を用いて受熱基板に形成された受熱メッキ層とを
    有していることを特徴とする定温式スポット型感知器。 2、受熱素子及びその警報接点回路を収納する感知器本
    体が合成樹脂で形成された定温式スポット型感知器にお
    いて、 受熱素子に熱的に結合される受熱板は、感知器本体に一
    体に造形された合成樹脂製の受熱基板と、夫々、伝熱性
    の大きい金属を用いて受熱基板に形成された受熱メッキ
    層及び、受熱メッキ層に熱的に結合すべく受熱基板の一
    部表面に取付けられた受熱薄板とを有していることを特
    徴とする定温式スポット型感知器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03127981U (ja) * 1990-01-26 1991-12-24
US6877895B2 (en) * 2001-09-27 2005-04-12 Hochiki Corporation Fire sensor
JP2006215985A (ja) * 2005-02-07 2006-08-17 Hochiki Corp 熱感知器

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