JPH02247085A - 厚肉細径燃料噴射管及びその製造方法 - Google Patents

厚肉細径燃料噴射管及びその製造方法

Info

Publication number
JPH02247085A
JPH02247085A JP1026719A JP2671989A JPH02247085A JP H02247085 A JPH02247085 A JP H02247085A JP 1026719 A JP1026719 A JP 1026719A JP 2671989 A JP2671989 A JP 2671989A JP H02247085 A JPH02247085 A JP H02247085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
fuel injection
tube
thick
walled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1026719A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2796551B2 (ja
Inventor
Masayoshi Usui
正佳 臼井
Yuuzou Tsukiide
月出 雄三
Seiya Takahata
高畑 誠也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
Original Assignee
Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd filed Critical Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
Priority to JP1026719A priority Critical patent/JP2796551B2/ja
Priority to SE9000339A priority patent/SE502469C2/sv
Priority to KR1019900001196A priority patent/KR940011851B1/ko
Priority to DE4003384A priority patent/DE4003384C2/de
Priority to DE9001286U priority patent/DE9001286U1/de
Priority to GB9002613A priority patent/GB2228693B/en
Publication of JPH02247085A publication Critical patent/JPH02247085A/ja
Priority to US07/997,839 priority patent/US5265793A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2796551B2 publication Critical patent/JP2796551B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L9/00Rigid pipes
    • F16L9/02Rigid pipes of metal
    • F16L9/04Reinforced pipes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D51/00Making hollow objects
    • B21D51/02Making hollow objects characterised by the structure of the objects
    • B21D51/06Making hollow objects characterised by the structure of the objects folded objects
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M55/00Fuel-injection apparatus characterised by their fuel conduits or their venting means; Arrangements of conduits between fuel tank and pump F02M37/00
    • F02M55/02Conduits between injection pumps and injectors, e.g. conduits between pump and common-rail or conduits between common-rail and injectors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L9/00Rigid pipes
    • F16L9/18Double-walled pipes; Multi-channel pipes or pipe assemblies
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、ディーゼル内燃機関用などの燃料供給路用の
高圧燃料噴射管に関し、特に外管と内管が相互に緊密に
重合した外径が30mm以下の厚肉細径で耐キャビテー
ション、耐圧性に優れた厚肉細径の燃料噴射管、ならび
にその製造方法に関するものである。
(従来技術) 従来、この種のディーゼル内燃料機関などの燃料噴射管
に供される重合金属管材としては、例えば、予め重合周
面に銅のメツキ膜を有する大径及び小径の高圧配管用炭
素鋼鋼管(JIS G 34555TS38)を相互に
圧嵌重合せしめ、更にその後に加熱処理して重合局面に
介在する銅メツキ膜をろう材として相互にろう接して構
成するか、あるいは単に径の異なる二本の素管を他方の
素管に挿入、引き抜き加工等により相互に圧嵌重合して
構成している。
しかし、これら従来技術において、前者においては管の
内壁面あるいは外周面に銅メツキを施すための工程が必
要であることに加えて、燃料噴射管として要求される耐
キャビテーション性、耐圧性に優れたものが得られない
。また、後者においては、単に二つの素管を圧嵌重合し
た構成であるため、燃料噴射管として使用した場合、重
合周面に緩み現象が生じ、機械的強度が低下するととも
に、これがエンジン回転時の加振によりしばしば亀裂、
破損の事故を生起させる欠点となる。
特に、最近のようにディーゼル内燃機関における馬力ア
ップに伴なう機関回転数の増加による管内の高い内部流
圧と関連して、燃料の流通路方向に垂直な、肉厚(径)
方向へのキャビテーションの発生が多くなり燃料噴射管
の亀裂、破損の安全対策が重要な課題となっている。
即ち、前記燃料噴射管の内部においては、一般的に噴射
時間1〜2ミリ秒、流速(最大)50m/see、内圧
600〜1000Kg/ rrt’ (ピーク圧)のよ
うな高圧燃料が流れ、そして流速、内圧にも頻繁かつ急
激に変動する。このような状況に対応するために、−船
釣には高圧燃料噴射管として、その外径に対し25〜4
0%の肉厚を有する肉厚の細径管を用い、また噴射管内
部を流過抵抗を発生する波面状の不規則な変形(うねり
)をなくすようにし、さらに内管の破損や燃料もれの誘
因となる肉厚と外管との間の間隙をなくすようにしてい
る。また流過抵抗の増大は、キャビテーションを発生さ
せ、内管の内壁面をキャビテーション侵食し、内管を破
損するようになるためその対策は重要である。
しかしながら、前記したように過酷な使用条件で安全に
使用されるディーゼル内燃機関などの燃料噴射管が開発
されていないのが現状である。
(発明が解決゛しようとする問題点) 本発明は、過酷な使用条件下においても耐キャビテーシ
ョン性、耐圧性に優れた燃料噴射管、特にディーゼル内
燃機関用の厚肉細径の高圧燃料噴射管を提供することを
目的とするものである。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明を概説すれば、本発明は第1に外管としての炭素
鋼鋼管の内側に、内管としてのステンレス鋼管が圧嵌重
合され、内外管の重合面が冶金的に結合して一体に形成
されてなる厚肉細管の燃料噴射管において、前記ステン
レス鋼管の少なくとも内壁面がNi、Cr、 Mo、 
Co、 Al、 Cuから選ばれる少なくとも1種の金
属またはこれらの合金の拡散層を有するものであること
を特徴とする厚肉細径燃料噴射管に関し、第2に前記し
た厚肉細径燃料噴射管の製造方法、即ち、外管としての
炭素鋼鋼管の内側に、少なくとも内壁面にNi、 Cr
、 Mo、 Co、。
Aβ、 Cuから選ばれる少なくとも1種の金属または
これらの合金の被覆層を有する内管としてのステンレス
鋼管を圧嵌重合し、次いで無酸化雰囲気炉または真空炉
内で加熱処理し、前記外管と内管の接合面を拡散接合さ
せるとともに、少な≦とも内管の内壁面に前記金属また
は合金の拡散層を形成させてなることを特徴とする厚肉
細径燃料噴射管の製造方法に関するものである。
以下、本発明の構成を図面を参照しつつ詳しく説明する
第1図は本発明の厚肉細径燃料噴射管(1)の平面図で
あり、第2図は第1図の一部切欠拡大断面図を、また第
3図は第2図のA−A線断面図を示す。
第2図〜第3図に図示されるように、本発明の厚肉細径
燃料噴射管(ト)は、外管(11)の内側に内管(12
)をもつ二重金属管であり、かつ内管(12)の内壁面
に拡散層(13)を有するものである。なお、本発明に
おいては前記拡散層を、内管(12)の内壁面側だけで
なく、外周面側、即ち外管(11)と内管(12)が相
互に当接する境界面に設けてもよいことはいうまでもな
いことである。
本発明において、前記した外管(11)と内管(12)
を構成する管材は、外管(11)としては耐圧性などの
観点から炭素鋼鋼管(例えばJIS G 3455 S
TS 38゜同42など)が、また、内管(12)とし
ては、耐キャビテーション性の観点からステンレス鋼(
例えばJIS G 34595tlS 304TP、 
SUS 304LTPなど)が使用される。
前記した炭素鋼とステンレス鋼の化学組成を下記第1表
に示す。
第1表(外管と内管の化学組成) 本発明の厚肉細径燃料噴射管において、高圧の燃料を安
全に通過させるという目的から、二重金属管である燃料
噴射管の外径は30mm以下、その肉厚は外径に対し2
5〜40%に及ぶ肉厚とすることが好ましい。これらの
外径及び肉厚の規定は当業界において慣用されているも
のから容易に規定されるものであり、適宜、所定の値に
規定すればよい。
特に高圧燃料噴射管の製作において、前記したように内
外管間に隙間を作らないこと、また耐キャビテーション
性との関連で、噴射管の内壁面(14)、即ち燃料流通
路壁を通過抵抗を発生させないように、その内壁面(1
4)に波面状の不規則な変形(うねり)を生じさせない
ようにしなければならない。
前記した内外管間の隙間や噴射管の内壁面(14)の不
規則な変形(うねり)の発生は、二重金属管である燃料
噴射管の製作面からみると、これは外管と内管を嵌合し
、縮径引抜き加工する時、熱処理後の矯正ローラによる
矯正時(二重金属管を熱処理するとき、二重金属管は大
きく変形するのが常態である。)に、発生するもので、
特に後者の影響が大きい。本発明者らは、このような製
作プロセスの実態を考慮して、これらの内外管間の間隙
や不規則な変形(うねり)を発生させないようにするた
めには、内管(12)の肉厚の規制が重要であることを
見い出している。本発明の燃料噴射管■において、内管
(12)としてのステンレス鋼管の肉厚は、二重金属管
全体の外径に対して、1.5%〜8.5%とすることが
好ましい。
これは、次の理由から規定されたものである。
内管(12)の肉厚が8.5%を超えると、伸管後の拡
散熱処理前の圧嵌重合面間に矯正加工により外管(11
)側の軸芯方向への塑性変形に伴なって大きな間隙が生
じる傾向が強くなる傾向にあり、また1、5%未満では
矯正加工時のロール軌跡による波面状の不規則な変形(
うねり)を内壁面(14)に発生させる傾向が強くなる
本発明の厚肉細径燃料噴射管において、大きな特徴をな
している点は、内管(12)の高圧燃料の流圧に対する
耐圧(破壊)強度を向上させ、かつその内壁面(14)
における耐キャビテーション性を向上させるために、内
管(12)の少なくとも内壁面にNi。
Cr、、 Mo、 Co、 Afi、 Cuから選ばれ
る少なくとも1種の金属またはこれ、らの合金の拡散層
を設けるようにしたことである。本発明においては、内
管(12)の外壁面、即ち外管(11)と内管(12)
が圧嵌重合して相互に当接する境界面に、これらの金属
または合金の拡散層を形成してもよいことはいうまでも
ない。このような場合、これらの金属または合金は、外
管(11)と内管(12)の両者の境界面近傍に拡散し
、両者を強固に接合する機能を果たすことになる。
前記した金属または合金により拡散層を形成するには、
予め内管(12)の内壁面(14)に前記した金属また
は合金の被覆層をメツキ等により形成しておき、外管と
内管の圧嵌重合後に熱処理を行なえばよい。あるいは、
内管形成用のステンレスフープ(帯材)として、予め前
記した金属または合金をメツキまたはクラッドしたもの
を用いて、内管を製造し、次いで熱処理してこれら金属
または合金の拡散層を形成してもよく、拡散法の形成方
法には何らの制限を受けるものではない。
前記した金属または合金の被覆層を内管(12)の内壁
面あるいは内壁面と外壁面に形成するには、化学メツキ
などによればよく、特別な制限を受けるものではない。
また、前記した被覆層の厚さは特に制限を受けるもので
はなく、通常、1〜20μmの厚さでよい。
前記した拡散層の形成は、本発明においては外管(11
)と内管(12)の圧嵌重合後、両者の当接境界面を冶
金的に一体的に結合させるために真空炉または非酸性あ
るいは還元性雰囲気炉中で熱処理するので、その時の熱
処理により同時に拡散層が形成される。
前記した圧嵌重合後の真空炉または還元性雰囲気炉中で
の熱処理条件としては冶金的に内外管の当接境界面が一
体化するに十分な条件であればよく、通常、700〜1
200℃、1分〜30分の処理条件が設定される。
(実 施 例) 以下、本発明を実施例により更に詳しく説明するが、本
発明はその要旨を超えない限りこれら実施例のものに限
定されない。
実施例1 外管として材質STS 38(外径10mm、内径5 
mm)の炭素鋼鋼管を、内管として厚さ7PのNiメツ
キ層を内壁面に有する材質5US304 (外径5mm
、肉厚、5mm)のステンレス鋼管を用いた。
前記外管と内管のそれぞれを清浄化処理し、特に外管の
内周面側、内管の外周面側の油脂類、カーボンスケール
等の汚染物を除去し、内管を外管内に挿入する。次に、
伸管装置により引抜き、内外管が相互に密嵌した外径6
.35mm、内径2.0mmの二重金属管を得た。
次に、無酸化雰囲気の連続熱処理炉内を通過させ、温度
1100℃、保持時間5分の熱処理を施して、重合面間
が相互に、冶金的に一体に結合するとともに、Niメツ
キ層が内管の内壁面近傍に拡散してNi成分がリッチの
硬度の高い拡散層を有する重合金属管材とした。このよ
うにして得られた重合金属管材を、接続用頭部の形成な
どの所望の加工を行なってディーゼル内燃機関用の高圧
燃料噴射管に供した。このものは従来のものと比較して
耐圧性、耐キャビテーション性に優れている。
実施例2 内管としてのステンレス鋼管を、ステンレスのフープ(
帯材)から製作する以外は、実施例1と全く同様にして
重合金属管材を得た。即ち、内管をステレンス帯材に厚
さ7pのNiメツキ層を施し、これを造管(電縫)し、
次いでプラグ伸管することにより製作した。さらに、同
様の厚さのNi層を有するクラツド帯材から内管を製作
することを試みた。このようにして製作された重合金属
管材からの高圧燃料噴射管は、実施例1のものと同様に
耐圧性、耐キャビテーション性に優れるものであった。
〔発明の効果〕
本発明の厚肉細径の燃料噴射管は、次のような優れた効
果を奏するものである。
(i)  内管の内壁面の近傍部位にNiなどの拡散層
が形成されるため、硬度の高い内壁面が得られ、耐キャ
ビテーション性、耐圧性が改善される。
(ii)  外管(炭素鋼管)と内管(ステンレス鋼管
)との重合面間が拡散接合により強固に密着しているた
め、曲げ加工やプレス加工などにより両者が離間するこ
と少ない。外管と内管との間に間隙が形成される場合、
高圧燃料の急激な圧力変動により、内管は短期間に破損
してしまうが、本発明においてはこのようなことがない
(iii)  この種の燃料噴射管の製造において、製
造時に加えられる加工力、特に最終工程において管材と
する矯正加工において加えられる加工力により、内管の
内壁面に不規則な変形(うねり)が発生し、これが耐キ
ャビテーション性を低下させる。本発明においては、内
管の肉厚を規制することにより、前記した内管の内壁面
の不規則な変形(うねり)の発生を防止することができ
るので、前記した拡散層の形成とともに燃料噴射管の耐
キャビテーション性、耐圧性を改善することができる。
図である。第2図は第1図の一部切欠拡大断面図である
。第3図は第2図のA−A線断面図である。
1・・・厚肉細径燃料噴射管 11・・・外管       12・・・内管13・・
・拡散層      14・・・内管内壁面特許出願人
  臼井国際産業株式会社 代理人 弁理士 水 野 喜 夫 手駒九ネ山正書(自発) ゛ 平成2年1 月11日 特許片長 1、事件の表示 官 殿 平成1年特許願第26719号 2、発明の名称 厚肉細径燃料噴射管及びその製造方法 3、補正をする者 8、補正の内容 (1)明細書全文 別紙の通りに訂正する。
代表者 臼 井 骨太部 6、補正により増加する請求項の数 な し 訂正明細書 1、発明の名称 厚肉細径燃料噴射管及びその製造方法 2、特許請求の範囲 ■、外管としての炭素鋼鋼管の内側に、内管としてのス
テンレス鋼鋼管が圧嵌重合され、内外管の重合面が冶金
的に結合して一体に形成されてなる厚肉細管の燃料噴射
管において、前記ステンレス鋼鋼管の少なくとも内壁面
がNi、 Cr、 Mo、 Co、  A、9. Cu
から選ばれる少なくとも1種の金属またはこれらの合金
の拡散層を有するものであることを特徴とする厚肉細径
燃料噴射管。
2、厚肉細径の燃料噴射管の外径が、30mm以下のも
のである請求項第1項に記載の厚肉細径燃料噴射管。
3、厚肉細径の燃料噴射管の肉厚が、二重金属管全体の
外径の25〜40%の肉厚を有するものである請求項第
1項に記載の厚肉細径燃料噴射管。
4、内管としてのステンレス鋼鋼管の肉厚が、重金属管
全体の外径に対して1.5%〜8.5%としたものであ
る厚肉細径燃料噴射管。
5、外管としての炭素鋼鋼管の内側に、少なくとも内壁
面にNi、 Cr、 Mo、 Go、  Aj2. C
uから選ばれる少なくとも1種の金属またはこれらの合
金の被覆層を有する内管としてのステンレス鋼鋼管を圧
嵌重合し、次いで無酸化雰囲気炉または真空炉内で加熱
処理し、前記外管と内管の接合面を拡散接合させるとと
もに、少なくとも内管の内壁面に前記金属または合金の
拡散層を形成させてなることを特徴とする厚肉細径燃料
噴射管の製造方法。
6、無酸化雰囲気炉または真空炉内での加熱処理温度が
700〜1200℃である請求項第5項に記載の厚肉細
径燃料噴射管の製造方法。
7、厚肉細径燃料噴射管の外径が、30mm以下のもの
である請求項第5項に記載の厚肉細径燃料噴射管の製造
方法。
8、厚肉細径燃料噴射管の肉厚が、二重金属管全体の外
径の25〜40%の肉厚を有するものである請求項第5
項に゛記載の厚肉細径燃料噴射管の製造方法。
9、内管としてのステンレス鋼鋼管の肉厚が、−重金属
管全体の外径に対して1.5%〜8.5%としたもので
ある厚肉細径燃料噴射管の製造方法。
3、発明の詳細な説明 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ディーゼル内燃機関用などの燃料供給路用の
高圧燃料噴射管に関する。特に本発明は外管と内管が相
互に冶金的に緊密に重合した外径が30mm以下の厚肉
細径で耐キャビテーションエロージヨン、耐圧性に優れ
た厚肉細径の燃料噴射管、ならびにその製造方法に関す
るものである。
(従来技術) この種のディーゼル内燃機関用などの高圧燃料噴射管に
おいては、−射的にその噴射管内部に、噴射時間が約5
ミリ秒、流速が最大的15m/sec 、内圧が200
〜600kg/cm2(ピーク圧)の条件で高圧燃料が
流れ、かつ流速、内圧とも頻繁かつ急激に変動するもの
である。
従来、この種のディーゼル内燃料機関などの燃料噴射管
に供される重合金属管材としては、例えば、予め重合周
面に銅のメツキ膜を有する大径及び小径の高圧配管用炭
素鋼鋼管(JIS G3455 STS 381を相互
に圧嵌重合せしめ、更にその後に加熱処理して重合周面
に介在する銅メツキ膜をろう材として相互にろう接して
構成するか、あるいは単に径の異なる二本の素管を他方
の素管に挿入し、引き抜き加工等により相互に圧嵌重合
して構成している。
しかし、これら従来技術において、前者においては管の
内壁面あるいは外周面に銅メツキを施すための工程が必
要であること、ろう接合が不十分の場合には相互に圧嵌
した当接周面に緩み現象が発生して間隙を生じ、この部
位から疲労破壊が進行すること、またろう接合が十分の
場合でもろう接合時の加熱により母材の軟化にもとづい
て耐振性などに問題を生じさせること、のために優れた
燃料噴射管を製造することができない。
また、後者においては、単に二つの素管を圧嵌重合した
構成であるため、燃料噴射管として使用した場合、重合
周面に緩み現象が生じ、機械的強度が低下するとともに
、これがエンジン回転時の加振によりしばしば亀裂、破
損の事故を生起させる欠点となる。
特に、最近においては、馬力アップはもとよりNOxの
低減化や黒煙対策の1つとして、ますます燃料の高圧化
の傾向が強まってきており、例えば噴射時間1〜2ミリ
秒、流速が最大的50m/sec 、内圧が600〜1
000kg/cm2(ピーク圧)という条件下で使用す
ることができる高圧燃料噴射管が要求されて来た。従っ
て、このような厳しい条件下において、高圧燃料噴射管
には■繰返しの高圧負荷による疲労に対する耐久性、■
耐キャビテーションエロージョン性、■エンジンや車体
からの振動に対する耐久性が一層強く要求され、燃料噴
射管の亀裂、破損の安全対策は極めて重要な課題となっ
ている。
前記した厳しい条件に対応する方策として、般的には高
圧燃料噴射管として、その外径に対し25〜40%の肉
厚を有する肉厚の細径管を用い、噴射管の内壁面を流過
抵抗の発生原因となる波面状の不規則な変形(うねり)
がないものとし、さらに内管の破損や燃料もれの誘因と
なる内管と外管との間の間隙をなくすようにしている。
また流過抵抗の増大は、キャビテーションを発生させ、
内管の内壁面をキャビテーションエロージョンにより侵
食し、内管を破損するようになるためその対策は重要で
ある。
しかしながら、前記したような過酷な使用条件のもとて
安全に使用できるディーゼル内燃機関などの燃料噴射管
が開発されていないのが現状である。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、過酷な使用条件下においても耐キャビテーシ
ョンエロージョン性、耐圧性に優れた燃料噴射管、特に
ディーゼル内燃機関用として使用された厚肉細径の高圧
燃料噴射管を提供することを目的とするものである。
〔発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明を概説すれば、本発明は第1に外管としての炭素
鋼鋼管の内側に、内管としてのステンレス鋼鋼管が圧嵌
重合され、内外管の重合面が冶金的に結合して一体に形
成されてなる厚肉細管の燃料噴射管において、前記ステ
ンレス鋼鋼管の少なくとも内壁面がNi、 Cr、 M
o、 Go。
Aβ、 Cuから選ばれる少なくとも1種の金属または
これらの合金の拡散層を有するものであることを特徴と
する厚肉細径燃料噴射管に関し、第2に前記した厚肉細
径燃料噴射管の製造方法、即ち、外管としての炭素鋼鋼
管の内側に、少なくとも内壁面にNi、 Cr、 Mo
、 Go、  Al1. Cuがら選ばれる少なくとも
1種の金属またはこれらの合金の被覆層を有する内管と
してのステンレス銅鋼管を圧嵌重合し、次いで無酸化雰
囲気炉または真空炉内で加熱処理し、前記外管と内管の
接合面を拡散接合させるとともに、少なくとも内管の内
壁面に前記金属または合金の拡散層を形成させてなるこ
とを特徴とする厚肉細径燃料噴射管の製造方法に関する
ものである。
以下、本発明の構成を図面を参照しつつ詳しく説明する
第1図は本発明の厚肉細径燃料噴射管(1)の平面図で
あり、第2図は第1図の一部切欠拡大断面図を、また第
3図は第2図のA−A線断面図を示す。
第2図〜第3図に図示されるように、本発明の厚肉細径
燃料噴射管(1)は、外管(11)の内側に内管(12
)をもつ二重金属管であり、かつ内管(I2)の内壁面
に拡散層(13)を有するものである。なお、本発明に
おいては前記拡散層を、内管(12)の内壁面側だけで
なく、外周面側、即ち外管(11)と内管(12)が相
互に当接する境界面に設けてもよいことはいうまでもな
いことである。
本発明において、前記した外管(11)と内管(12)
を構成する管材は、外管(11)としては耐圧性などの
観点から炭素鋼鋼管(例えばJIS G3455 ST
S 38.同42など)が、また、内管(12)として
は、耐キャビテーションエロージヨン性の観点からステ
ンレス鋼鋼管(例えばJIS G 3459SUS 3
04TP、 SUS 304LTPなど)が使用される
前記した炭素鋼鋼管とステンレス鋼鋼管の化学組成を下
記第1表に示す。
第1表(外管と内管の化学組成) 本発明の厚肉細径燃料噴射管において、高圧の燃料を安
全に通過させるという目的から、二重金属管である燃料
噴射管の外径は30mm以下、その肉厚は外径に対し2
5〜40%に及ぶ肉厚とすることが好ましい。これらの
外径及び肉厚の規規定すればよい。
特に高圧燃料噴射管の製作において、前記したように内
外管間に隙間を作らないことが重要であり、また耐キャ
ビテーションエロージヨン性との関連で、噴射管の内壁
面(14)、即ち燃料流通路壁面に極力、通過抵抗を発
生させないように、その内壁面(14)に波面状の不規
則な変形(うねり)を生じさせないようにしなければな
らない。
前記した内外管間の隙間や噴射管の内壁面(14)の不
規則な変形(うねり)の発生は、二重金属管である燃料
噴射管の製作プロセスの上からみると、これは外管と内
管を嵌合し縮径引抜き加工する時、熱処理後の矯正ロー
ラにより矯正する時(二重金属管を熱処理するとき、二
重金属管は大きく変形するのが常態である。)に、発生
するもので、特に後者の影響が大きい。本発明者らは、
このような製作プロセスの実態を考慮して、これらの内
外管間の間隙や不規則な変形(うねり)を発生させない
ようにするためには、内管(12)の肉厚の規制が重要
であることを見い出している。本発明の燃料噴射管(1
)において、内管(12)としてのステンレス鋼鋼管の
肉厚は、二重金属管全体の外径に対して、1.5%〜8
.5%とすることが好ましい。
こ托は、次の理由から規定されたものである。内管(1
2)の肉厚が8.5%を超えると、伸管後の拡散熱処理
前の圧嵌重合面間に矯正加工により外管(11)側の軸
芯方向への塑性変形に伴なって内管と外管との間に間隙
が生じる傾向が急激に強くなり、また1、5%未満では
内管の流通路の内壁面(14)に矯正加工時のロール軟
跡による波面状の不規則な変形(うねり)が生じる傾向
が急激に強くなるためである。
本発明の厚肉細径燃料噴射管において、大きな特徴をな
している点は、内管(12)の高圧燃料の流圧に対する
耐圧(破壊)強度を向上させ、かつその内壁面(14)
における耐キャビテーションエロージヨン性を向上させ
るために、内管(12)の少なくとも内壁面にNi、 
Cr、 Mo、 Co。
Aβ、 Cuから選ばれる少な(とも1種の金属または
これらの合金の拡散層を設けるようにしたことである。
本発明においては、内管(12)の外壁面、即ち外管(
11)と内管(12)が圧嵌重合して相互に当接する境
界面に、これらの金属または合金の拡散層を形成しても
よいことはいうまでもない。このような場合、これらの
金属または合金は、外管(11)と内管(12)の両者
の境界面近傍に拡散し、両者を強固に接合する機能を果
たすことになる。
前記した金属または合金により拡散層を形成するには、
予め内管(12)の内壁面(14)に前記した金属また
は合金の被服層をメツキ等により形成しておき、外管と
内管の圧嵌重合後に熱処理を行なえばよい。あるいは、
内管形成用のステンレスフープ(帯材)として、予め前
記した金属または合金をメツキまたはクラッドしたもの
を用いて、内管を製造し、次いで熱処理してこれら金属
または合金の拡散層を形成してもよく、拡散層の形成方
法には何らの制限を受けるものではない。
前記した金属または合金の被覆層を内管(12)な制限
を受けるものではない。また、前記した被覆層の厚さは
特に制限を受けるものではなく、通常、1〜20LLm
の厚さでよい。
前記した拡散層の形成は、本発明においては外管(11
)と内管(I2)を圧嵌重合した後、両者の当接境界面
を冶金的に一体的に結合させるために真空炉または非酸
性あるいは還元性雰囲気炉中で熱処理を行なうが、その
時の熱処理により同時に拡散層も形成される。
  q 前記した圧嵌重合後の真空炉または還元性雰囲気炉中で
の熱処理条件としては冶金的に内外管の当接境界面が一
体化するのに十分な条件であればよく、通常、 700
〜1200℃、1分〜30分の熱処理条件が設定される
(実施例) 以下、本発明を実施例により更に詳しく説明するが、本
発明はその要旨を超えない限りこれら実施例のものに限
定されない。
実施例1 外管として材質ST338 (外径10mm、内径5m
m)の炭素鋼鋼管を、内管として厚さ7μmのNiメツ
キ層を内壁面に有する材質5US304 (外径5mm
、肉厚、5mm )のステンレス鋼鋼管を用いた。
前記外管と内管のそれぞれを清浄化処理し、特に外管の
内周面側に、内管の外周面側の油脂類、カーボンスケー
ル等の汚染物を除去し、内管を外管内に挿入する。次に
、伸管装置により引抜き、内外管が相互に密嵌した外径
6.35mm。
内径10mmの二重金属管を得た。
次に、無酸化雰囲気の連続熱処理炉内を通過させ、温度
1100℃、保持時間5分の熱処理を施して、重合面間
が相互に、冶金的に一体に結合するとともに、Niメツ
キ層が内管の内壁面近傍に拡散してNi成分がリッチで
硬度が高く、疲労強度の優れた拡散層を有する重合金属
管材とした。このようにして得られた重合金属管材を、
接続用頭部の形成などの所望の加工を行なってディーゼ
ル内燃機関用の高圧燃料噴射管に供した。このものは従
来のものと比較して耐圧性、耐キャビテーションエロー
ジヨン性に優れている。即ち、上記した外径と肉厚を有
する焼鈍したSTS 38からなる一重管の噴射管(従
来品)において、最大、6mmのキャビテーションエロ
ジョンを発生させるような管内圧力波形に噴射条件を設
定してキャビテーションエロージョン促進試験を行なっ
たところ、前記実施例1の燃料噴射管の内壁表面にはキ
ャビテーションエロジョンの発生が皆無であった。また
、耐繰返し高圧疲労特性は、従来品に比べ2.4倍、更
にJASOM104 rブレーキチューブ試験方法」の
[5,8曲げ疲れ試験」に準じた曲げ疲労試験において
耐振性は15%向上した。
実施例2 内管としてのステンレス鋼鋼管を、ステンレスのフープ
(帯材)から製作する以外は、実施例1と全く同様にし
て重合金属管材を得た。即ち、内管をステンレス帯材に
厚さ1μmのNiメツキ層を施し、更に厚さ6μmのC
rメツキ層を施し、これを造管(電縫)し、次いでプラ
グ伸管することにより製作した。さらに、同様の厚さの
Ni層を有するクラツド帯材から内管を製作することを
試みた。このようにして製作された重合金属管材からの
高圧燃料噴射管は、実施例1のものと同様に耐圧性、耐
キャビテーションエロージヨン性に優れるものであった
[発明の効果] 本発明の厚肉細径の燃料噴射管は、次のような優れた効
果を奏するものである。
(i)内管の内壁面の近傍部位にNiなとの拡散層が形
成されるため、硬度の高い内壁面が得られ、耐キャビテ
ーションエロージヨン性、耐圧性が改善される。
fii)外管(炭素鋼鋼管)と内管(ステンレス鋼鋼管
)との重合面間が拡散接合により強固に密着しているた
め、曲げ加工やプレス加工などにより両者が離間するこ
とが少ない。外管と内管との間に間隙が形成される場合
、高圧燃料の急激な圧力変動により、内管は短期間に破
損してしまうが、本発明においてはこのようなことがな
い。また、厚肉細径の重合金属管材を高圧燃料噴射管と
して使用する場合、該重合金属管材の端部を接続端部と
するためにプレスにより頭部の成形加工が行なわれるが
、本発明の重合金属管材は加工時に内管が座屈変形せず
、平滑な内面流通路を有する所望の頭部形状のものに加
工することができる。
(iii)この種の燃料噴射管の製造において、製造時
に加えられる加工力、特に最終工程において管材とする
矯正加工において加えられる加工圧力により、内管の内
壁面に不規則な変形(うねり)が発生し、これが耐キャ
ビテションエロージョン性を低下させる。本発明におい
ては、内管の肉厚を規制することにより、前記した内管
の内壁面の不規則な変形(うねり)の発生を防止するこ
とができるので、前記した拡散層の形成とともに燃料噴
射管の耐キャビテーションエロージヨン性、耐圧性を改
善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の厚肉細径燃料噴射管の平面図である
。第2図は第1図の一部切欠拡大断面図である。第3図
は第2図のA−A線断面図である。 1・・・厚肉細径燃料噴射管

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、外管としての炭素鋼鋼管の内側に、内管としてのス
    テンレス鋼管が圧嵌重合され、内外管の重合面が冶金的
    に結合して一体に形成されてなる厚肉細管の燃料噴射管
    において、前記ステンレス鋼管の少なくとも内壁面がN
    i、Cr、Mo、Co、Al、Cuから選ばれる少なく
    とも1種の金属またはこれらの合金の拡散層を有するも
    のであることを特徴とする厚肉細径燃料噴射管。 2、厚肉細径の燃料噴射管の外径が、30mm以下のも
    のである請求項第1項に記載の厚肉細径燃料噴射管。 3、厚肉細径の燃料噴射管の肉厚が、二重金属管全体の
    外径の25〜40%の肉厚を有するものである請求項第
    1項に記載の厚肉細径燃料噴射管。 4、内管としてのステンレス鋼管の肉厚が、二重金属管
    全体の外径に対して1.5%〜8.5%としたものであ
    る厚肉細径燃料噴射管。 5、外管としての炭素鋼鋼管の内側に、少なくとも内壁
    面にNi、Cr、Mo、Co、Al、Cuから選ばれる
    少なくとも1種の金属またはこれらの合金の被覆層を有
    する内管としてのステンレス鋼管を圧嵌重合し、次いで
    無酸化雰囲気炉または真空炉内で加熱処理し、前記外管
    と内管の接合面を拡散接合させるとともに、少なくとも
    内管の内壁面に前記金属または合金の拡散層を形成させ
    てなることを特徴とする厚肉細径燃料噴射管の製造方法
    。 6、無酸化雰囲気炉または真空炉内での加熱処理温度が
    700〜1200℃である請求項第5項に記載の厚肉細
    径燃料噴射管の製造方法。 7、厚肉細径燃料噴射管の外径が、30mm以下のもの
    である請求項第5項に記載の厚肉細径燃料噴射管の製造
    方法。 8、厚肉細径燃料噴射管の肉厚が、二重金属管全体の外
    径の25〜40%の肉厚を有するものである請求項第5
    項に記載の厚肉細径燃料噴射管の製造方法。 9、内管としてのステレンス鋼管の肉厚が、二重金属管
    全体の外径に対して1.5%〜8.5%としたものであ
    る厚肉細径燃料噴射管の製造方法。
JP1026719A 1989-02-07 1989-02-07 厚肉細径燃料噴射管及びその製造方法 Expired - Fee Related JP2796551B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1026719A JP2796551B2 (ja) 1989-02-07 1989-02-07 厚肉細径燃料噴射管及びその製造方法
SE9000339A SE502469C2 (sv) 1989-02-07 1990-01-31 Liten tjockväggig sammansatt metallrörledning och sätt att framställa en sådan
KR1019900001196A KR940011851B1 (ko) 1989-02-07 1990-02-01 직경이 작고 벽이 두꺼운 금속관 및 그 제조방법
DE9001286U DE9001286U1 (ja) 1989-02-07 1990-02-05
DE4003384A DE4003384C2 (de) 1989-02-07 1990-02-05 Verbundmetallrohr für die Kraftstoffeinspritzung von Dieselmotoren und Verfahren zu seiner Herstellung
GB9002613A GB2228693B (en) 1989-02-07 1990-02-06 Small thick-walled composite metal tubing and process of producing the same
US07/997,839 US5265793A (en) 1989-02-07 1992-12-29 Small thick-walled composite metal tubing and process of producing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1026719A JP2796551B2 (ja) 1989-02-07 1989-02-07 厚肉細径燃料噴射管及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02247085A true JPH02247085A (ja) 1990-10-02
JP2796551B2 JP2796551B2 (ja) 1998-09-10

Family

ID=12201151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1026719A Expired - Fee Related JP2796551B2 (ja) 1989-02-07 1989-02-07 厚肉細径燃料噴射管及びその製造方法

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JP2796551B2 (ja)
KR (1) KR940011851B1 (ja)
DE (2) DE9001286U1 (ja)
GB (1) GB2228693B (ja)
SE (1) SE502469C2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004518558A (ja) * 2001-01-31 2004-06-24 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 湾曲した表面を有する、冶金的に接合された層状の物品
JP2007205292A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd 超高圧燃料配管およびその製造方法
CN104019289A (zh) * 2014-06-23 2014-09-03 谢志树 不锈钢复合钢管及其制造方法

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4105701A1 (de) * 1990-03-08 1991-09-12 Mannesmann Ag Verfahren zur herstellung eines metallischen, dickwandigen hochdruckrohres
JP3085762B2 (ja) * 1991-12-02 2000-09-11 臼井国際産業株式会社 厚肉細径管の製造方法
DE4311391C2 (de) * 1992-04-09 1998-10-08 Usui Kokusai Sangyo Kk Hochdruckkraftstoffeinspritzleitung
JP3841372B2 (ja) * 1997-02-26 2006-11-01 臼井国際産業株式会社 高圧燃料噴射管およびその製造方法
JPH11248045A (ja) * 1998-03-04 1999-09-14 Usui Internatl Ind Co Ltd 重合鋼管
JP2001280218A (ja) * 2000-01-26 2001-10-10 Usui Internatl Ind Co Ltd ディーゼルエンジン用コモンレール
DE10023890C2 (de) * 2000-05-17 2002-05-29 Karl Weinhold Hochdruckrohr für Wasser oder Hydraulikflüssigkeit, insbesondere für den untertägigen Einsatz
DE10140057B4 (de) * 2001-08-16 2007-08-30 Robert Bosch Gmbh Kraftstoffhochdruckspeicher
JP2006000897A (ja) 2004-06-17 2006-01-05 Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd 高圧燃料噴射管
CN100372621C (zh) * 2006-04-24 2008-03-05 江苏兴荣高新科技股份有限公司 一种铜铝复合管材的制造方法及该方法制造的铜铝复合管材
DE102007019511B3 (de) * 2007-04-25 2008-11-13 Benteler Automobiltechnik Gmbh Vorrichtung und Verfahren zum Innenhochdruckumformen eines Verbundmetallrohres
DE102007061220A1 (de) 2007-12-19 2008-10-16 Daimler Ag Kraftstoffeinspritzleitung
KR20190000232A (ko) * 2017-06-22 2019-01-02 주식회사 협성이엔지 지하 매설배관의 가스누출 유무 확인을 위한 검지공
KR101985487B1 (ko) * 2017-12-19 2019-06-03 주식회사 협성이엔지 관리자 편의성이 향상된 가스누출 검지장치
KR101985482B1 (ko) * 2017-12-19 2019-06-03 주식회사 협성이엔지 라인마크 겸용 가스누출 검지공

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5662614A (en) * 1979-10-24 1981-05-28 Usui Internatl Ind Co Ltd Thick-walled small-diameter superposed metal pipe material
JPS57152320U (ja) * 1982-02-26 1982-09-24
JPS58177677U (ja) * 1982-05-24 1983-11-28 臼井国際産業株式会社 ディゼル内燃機関における燃料噴射管
JPS5952170U (ja) * 1982-09-30 1984-04-05 株式会社新潟鐵工所 内燃機関用燃料油噴射管の構造
JPS6037483A (ja) * 1983-08-09 1985-02-26 マルヤス工業株式会社 表面硬化層を有する高圧燃料噴射管
JPS6224816A (ja) * 1985-07-25 1987-02-02 Usui Internatl Ind Co Ltd 高圧燃料噴射管用厚肉細径金属管及びその製造方法
JPS62184291A (ja) * 1986-09-09 1987-08-12 臼井国際産業株式会社 二重金属管

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB958267A (en) * 1961-10-17 1964-05-21 Talbot Stead Tube Company Ltd Improvements relating to methods of making neutron-absorbing devices
GB1045427A (en) * 1964-04-07 1966-10-12 Revere Copper & Brass Inc Improvements in metallurgically bonded composite metal structures
GB2085330B (en) * 1980-10-20 1984-01-18 Sumitomo Metal Ind Method of preparing clad steels

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5662614A (en) * 1979-10-24 1981-05-28 Usui Internatl Ind Co Ltd Thick-walled small-diameter superposed metal pipe material
JPS57152320U (ja) * 1982-02-26 1982-09-24
JPS58177677U (ja) * 1982-05-24 1983-11-28 臼井国際産業株式会社 ディゼル内燃機関における燃料噴射管
JPS5952170U (ja) * 1982-09-30 1984-04-05 株式会社新潟鐵工所 内燃機関用燃料油噴射管の構造
JPS6037483A (ja) * 1983-08-09 1985-02-26 マルヤス工業株式会社 表面硬化層を有する高圧燃料噴射管
JPS6224816A (ja) * 1985-07-25 1987-02-02 Usui Internatl Ind Co Ltd 高圧燃料噴射管用厚肉細径金属管及びその製造方法
JPS62184291A (ja) * 1986-09-09 1987-08-12 臼井国際産業株式会社 二重金属管

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004518558A (ja) * 2001-01-31 2004-06-24 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 湾曲した表面を有する、冶金的に接合された層状の物品
JP2007205292A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd 超高圧燃料配管およびその製造方法
JP4640992B2 (ja) * 2006-02-02 2011-03-02 臼井国際産業株式会社 超高圧燃料配管およびその製造方法
CN104019289A (zh) * 2014-06-23 2014-09-03 谢志树 不锈钢复合钢管及其制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
SE9000339L (sv) 1990-08-08
DE4003384C2 (de) 1998-05-20
DE4003384A1 (de) 1990-08-09
GB9002613D0 (en) 1990-04-04
JP2796551B2 (ja) 1998-09-10
KR900012694A (ko) 1990-09-01
GB2228693B (en) 1993-03-03
SE502469C2 (sv) 1995-10-23
KR940011851B1 (ko) 1994-12-27
GB2228693A (en) 1990-09-05
SE9000339D0 (sv) 1990-01-31
DE9001286U1 (ja) 1990-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02247085A (ja) 厚肉細径燃料噴射管及びその製造方法
JP2575624B2 (ja) 高圧燃料噴射管用厚肉細径重合金属管の製造方法
US5265793A (en) Small thick-walled composite metal tubing and process of producing the same
JP3841372B2 (ja) 高圧燃料噴射管およびその製造方法
US4125924A (en) Method of producing composite metal pipe
US7204234B2 (en) High-pressure fuel injection pipe
US4346739A (en) Composite metal tubing
JP2005201254A (ja) ディーゼルエンジン用高圧燃料配管
JP5525824B2 (ja) 燃料噴射システム用の鋼製高圧蓄圧管を製造する方法および該方法によって製造される高圧蓄圧管
JP2747610B2 (ja) 高圧流体供給管の製造方法
JP4497435B2 (ja) 接続頭部を有する高圧金属配管およびその頭部成形方法並びに接続頭部用スリーブワッシャ
KR100256161B1 (ko) 디젤내연기관용의고압연료분사관
JP2010223139A (ja) 接続頭部を有する高圧燃料噴射管およびその製造方法
JP4753368B2 (ja) 自動車高圧配管用高張力鋼管
JPH11166464A (ja) 高圧燃料噴射管の製造方法および高圧燃料噴射管
JP3882960B2 (ja) 高圧燃料噴射管の製造方法および該方法により得られた高圧燃料噴射管
JP3349611B2 (ja) 高圧燃料噴射管材
JPH01100364A (ja) デイゼル内燃機関用の高圧燃料噴射管
JPH0146712B2 (ja)
JP3862790B2 (ja) 高圧燃料噴射管材およびその製造方法
JPH06257532A (ja) 高圧燃料噴射管用厚肉細径重合金属管及びその製造方法
JP3752545B2 (ja) 溶接疲労強度を向上させる溶接方法
JP2696747B2 (ja) 高圧燃料噴射管
JPH01197081A (ja) 高耐食性二重金属管の製造方法
JP2817587B2 (ja) ボイラ用耐摩耗複層鋼管およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees