JPH0224636A - 光出力制御装置 - Google Patents

光出力制御装置

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JPH0224636A
JPH0224636A JP63173923A JP17392388A JPH0224636A JP H0224636 A JPH0224636 A JP H0224636A JP 63173923 A JP63173923 A JP 63173923A JP 17392388 A JP17392388 A JP 17392388A JP H0224636 A JPH0224636 A JP H0224636A
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polarization
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controls
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Shigeki Watanabe
茂樹 渡辺
Terumi Chikama
輝美 近間
Yoshito Onoda
義人 小野田
Takao Naito
崇男 内藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 入力光を増幅して出力し、その出力光レベルを一定化す
る光出力制御装置に関し、 入力光レベルや偏光状態の変化によっても、出力光レベ
ルを一定化することを目的とし、人力光の偏光を制御す
る偏光制御器と、該偏光制御器の偏光状態を制御する偏
光制御部と、該偏光制御器の出力光を増幅する光増幅器
と、該光増幅器の利得を制御する利得制御部と、該光増
幅器の出力光を検出する光検出部と、該光検出部の検出
信号を基に、前記偏光制御部による前記偏光制−御器の
制御と、前記利得制御部による前記光増幅器の利得制御
とを切替える制御切替部とを備えて構成した。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、入力光を増幅して出力し、その出力光レベル
を一定化する光出力制御装置に関するものである。
長距離光通信システムに於いては、所定距離毎に信号を
中継増幅する為の光中継器が設けられている。従来、こ
の光中継器に於いては、光信号を電気信号に変換した後
、整形、増幅し、予め設定された出力光レベルとなるよ
うに、自動制御される構成が一般的である。ところで、
コ七−レント光通信等に於いては、光レベルで直接信号
増幅を行う光増幅器を中継器として用いることが考えら
れている。この光増幅器を用いる場合の問題点の一つと
して、利得が入射光の偏光方向に依存することがある。
一方、光ファイバ等の光伝送路の条件によっては光信号
の偏光方向が変化する偏光揺らぎが生じ、それにより光
増幅器は影響を受けることになる。従って、このような
偏光揺らぎによる影響を受けないように構成することが
要望されている。
〔従来の技術〕
第3図は従来例のブロック図であり、光増幅器31に、
光ファイバからなる光伝送路35を介して人力光Pin
が加えられ、この入力光pinは光増幅器31により増
幅されて、光ファイバからなる光伝送路36に出力光P
outとして送出される。この出力光Poutの一部が
、ハーフミラ−等からなる光分岐部34により分岐され
て、ホトダイオード等からなる光検出部33に人力され
、出力光Poutのレベル検出が行われて、この出力光
poutのレベルが予め設定された値となるように、利
得制御部32により光増幅器31の利得が制御される。
光増幅器31は、既に各種の構成が知られており、例え
ば、双安定レーザダイオードと称される構成を用いるこ
とができる。これは、InP基板上にI nGaAs 
P活性層を設け、励起電極と制御電極との間に、光吸収
領域を形成したものであり、人力光Pinを励起光とし
、制JTfJN極に加える注入電流により出力光レベル
を制御することができる。従って、利得制御部32によ
り注入電流を制御することにより、光増幅器31の利得
を制御することができる。又光検出部33は、ホトダイ
オード等の受光素子と、その出力信号を基準信号と比較
する比較器等から構成され、基準信号に対する差信号を
利得制御部32に加えて、その差信号がOとなるように
、光増幅器31の利得制御が行われる制御ループが形成
される。
〔発明が解決しようとする課題〕
光増幅器31は、入力光Pinの偏光方向により利得特
性が異なる場合が一般的である。例えば、第4図に示す
ように、光増幅器31に、TE偏光とTM偏光とが入力
された時に、TM偏光よりTE偏光に対する利得が大き
くなるものである。
例えば、光増幅器31の注入電流と利得との関係を、T
E偏光とTM偏光とについて測定したところ、第5図に
示す結果が得られた。即ち、TM偏光よりTE偏光に対
する利得が約5〜10dB程度大きくなるものである。
又長距離の光伝送路に於いては、光伝送路の各種の条件
により信号光の偏光方向が変化する偏光揺らぎが生じる
ものである。従って、前述の光増幅器31に対する入力
光Pinの偏光方向も変化することになる。その為、注
入電流を一定としても、入力光Pinに対する利得が変
化することになり、所定の出力光Poutレベルに制御
することが容易でない欠点があった。
本発明は、入力光レベルや偏光状態の変化によっても、
出力光レベルを一定化することを目的とするものである
〔課題を解決するための手段〕
本発明の光出力制御装置は、光増幅器の入力光の偏光制
御を行うことにより、安定な出力光を得るものであり、
第1図を参照して説明する。
入力光の偏光を制御する偏光制御器1と、この偏光制御
器1の偏光状態を制御する偏光制御部2と、この偏光制
御器1の出力光を増幅する光増幅器3と、この光増幅器
3の利得を制御する利得制御部4と、光増幅器3の出力
光を検出するホトダイオード等からなる光検出部5と、
この光検出部5の検出信号を基に、偏光制御部2による
偏光制御器1の制御と、利得制御部4による光増幅器3
の利得制御とを切替える制御切替部6とを備えて構成し
たものである。
〔作用〕
制御[切替部6は、光検出部5の検出信号を偏光制御部
2に加えた後、利得制御部4に加えるように切替制御す
るものであり、偏光制御部2により偏光制御器1を制御
して、光増幅器3の出力光レベルが最大となるようにし
た後、利得制御部4により光増幅器3の利得を制御して
、出力光レベルが所定の値となるようにするものであり
、入力光の偏光方向のみが変化した場合は、偏光制御部
2により偏光制御器1を制御するだけで、出力光レベル
を所定の値に維持することができる。従って、偏光揺ら
ぎ等による出力光レベルの変化を抑圧するように制御す
ることができる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例について詳細に説明
する。
第2図は本発明の実施例のブロック図であり、11は偏
光制御器、12は偏光制御部、13は光増幅器、14は
利得制御部、15はホトダイオード、16は増幅器、1
7は比較部、18は基準値設定部、19は抵抗、20は
制御切替部、21は切替スイッチ、22は制御回路、2
3は入力光伝送路、24は出力光伝送路、25は光分岐
部、+■は電源電圧、26はλ/4板である。
偏光制御器11は、例えば、ファラディ素子により構成
することができる。このファラディ素子は、磁場を加え
ることにより、その磁場と平行に伝搬する直線偏光の偏
光面を回転させることができるものであり、偏光制御部
12によりその磁場の強さを制御して、光増幅器13へ
入力される光の偏光面を制御することになる。又λ/4
板26を設けて、このλ/4板26に対する入射偏光面
を制御することにより、光増幅器13に円偏光を人力す
ることができる。
又光増幅器13は、前述の従来例と同様な、例えば、双
安定レーザダイオード等の構成を用いることができる。
又光分岐部25で分岐した出力光の一部を入力するホト
ダイオード15と、その出力信号を増幅する一定利得の
増幅器16と、基準値設定部18で設定した基準値と比
較する比較部17とにより、第1図に於ける光検出部5
を構成し、又制御切替部20は、切替スイッチ21とそ
れを制御する制御回路22とから構成され、制御回路2
2はタイマ等により、所定時間毎に切替スイッチ21の
切替動作を行わせるか、或いは、比較部17からの差信
号を判断して、出力光レベルの変化が生じた場合のみ偏
光制御部12から利得制御部14への制御切替えを行わ
せる構成とすることができる。
又基準値設定部工8は、ツェナーダイオード等により形
成した基準電圧を、可変抵抗等により所望の設定値とし
て比較部17に加える構成を有するものである。
入力光伝送路23を介して加えられた入力光の偏光面が
変化して、光増幅器13の出力光レベルが低下した時、
比較部17からの差信号が制御切替部20の切替スイッ
チ21を介して偏光制御部12に加えられる。偏光制御
部12は、出力光レベルが低下したことを示す差信号が
加えられたことにより、偏光制御器11を構成するファ
ラディ素子の磁場を制御して、光増幅器13への入力光
の偏光面を、出力光レベルが大きくなるように制御する
。即ち、光増幅器13への入力光をTE偏光となるよう
に調整した後に、入力光の偏光揺らぎにより出力光レベ
ルが低下した場合、偏光制御器11により偏光面を回転
させて、元のTE偏光となるように制御するものである
そして、この偏光制御器11の制御が終了した後、或い
は所定の時間後に、制御切替部20の制御回路22によ
り切替スイッチ21は利得制御部14に切替えられる。
それによって、比較部17からの差信号が利得制御部1
4に加えられる。前述の偏光制御器11により光増幅器
13への入力光の偏光面が制御されて、出力光レベルが
元に戻った時は、比較部17からの差信号は0となるか
ら、利得制御部14は、光増幅器13の利得を前の状態
のままとすることになる。
又光増幅器13の利得も変化している場合に於いては、
偏光制御器11の制御によっても、出力光レベルが所定
の値に戻らないので、制御切替部20により利得制御部
14に制御が切替えられた時に、比較部17からの差信
号に応じて利得制御部14は、光増幅器13の注入電流
等によりその利得を制御して、出力光レベルを所定の値
に戻すことになる。
偏光制御により、第5図に示すように、光増幅器13の
利得を5〜10dB程度制御できるので、先ず、偏光制
御を行って出力光レベルを最大等の所定の値とした後、
光増幅器13の利得を注入電流等により制御するもので
、偏光揺らぎが大きい場合でも、容易に出力光レベルを
一定化することができる。
又点線で示すλ/4板26を設けて、光増幅器13へ円
偏光を入力することができるもので、入力光伝送路23
による偏光揺らぎが生じた場合、ファラディ素子による
偏光面の回転を制御することにより、光増幅器13へは
常に円偏光として入力することができる。このように円
偏光とした場合、TE偏光については3dB低下するこ
とになるが、光増幅器13への入力光パワーを一定化す
ることができるから、出力光パワーを一定化することが
でき、それによって、出力光パワーの安定制御を容易に
することができる。
本発明は、前述の実施例のみに限定されるものではなく
、種々付加変更することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明の実施例
のブロック図、第3図は従来例のブロック図、第4図は
偏光依存性の説明図、第5図は利得特性曲線図である。 1は偏光制御器、2は偏光制御部、3は光増幅器、4は
利得制御部、5は光検出部、6は制御切替部である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 入力光の偏光を制御する偏光制御器(1)と、該偏光制
    御器(1)の偏光状態を制御する偏光制御部(2)と、 該偏光制御器(1)の出力光を増幅する光増幅器(3)
    と、 該光増幅器(3)の利得を制御する利得制御部(4)と
    、 該光増幅器(3)の出力光を検出する光検出部(5)と
    、 該光検出部(5)の検出信号を基に、前記偏光制御部(
    2)による前記偏光制御器(1)の制御と、前記利得制
    御部(4)による前記光増幅器(3)の利得制御とを切
    替える制御切替部(6)とを備えた ことを特徴とする光出力制御装置。
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