JPH02245355A

JPH02245355A - 発券プリンタ

Info

Publication number: JPH02245355A
Application number: JP6627489A
Authority: JP
Inventors: Bunki Honma; 本間　文幾; Tsutomu Yamanishi; 山西　勉; Tokuo Baba; 馬場　徳夫
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1989-03-20
Filing date: 1989-03-20
Publication date: 1990-10-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は用紙への印字と前記印字用紙１例えばチケット
などの発券処理を行なうプリンタに係り。

特に前記用紙の新規な切断機能を備えた発券プリンタに
関する。

（従来の技術）従来、用紙のオートカット機能を備えたプリンタには、
ＰＯＳ　（販売所）レジスタ用、携行端末用、ＣＤ（現
金自動支払機）用、ＡＴＭ　（自動窓口機）用など、伝
票・明細票を印字発行する発券プリンタがあるが、これ
らはいずれも印字を行なうプリンタ部と、用紙の切断を
行なうカッタ部とが電気的に接続され、プリンタ部とカ
ッタ部の情報を互いに交換して動作させるゴ括制御方式
が一般的に採用されている。しかしプリンタを搭載する
装置の仕様が多様化すると共に、プリンタの寸法・形状
および、媒体である用紙の長さ、幅、厚さ等の組合せに
より多くの仕様が生ずるた、め、汎用プリンタの適用が
困難な現状となっている。

また一方、カッタを動作させる駆動モータは。

モータの回転角度を制御するためにマイクロスイッチを
備え、パルス信号時間幅を任意に設定し、設定されたパ
ルス信号によりモータを回転させ、マイクロスイッチを
ＯＮＬ、パルス信号がＯＦＦしても自己保持回路により
回転を継続するようにし、所定の回転角度でマイクロス
イッチをＯＦＦし、回転角度の制御を行なうカッタユニ
ットもある。このときモータを回転始動させるパルスの
信号時間幅を設定するには発振機能またはタイマ機能を
備えたＩＣ素子を使用することが一般的である。用紙切
断用カッタに関連するものとしては、特公昭６３−５２
５８４号、実開昭５４−１５４０１２号公報に開示され
た技術がある。

（発明が解決しようとする課題）自動端末処理装置の適用分野の拡大により、従来、人と
人との対面処理によって実行されていた各種チケットの
発券や予約業務の自動化が急速に普及し、これに伴いチ
ケットを印字するプリンタには、通常、オートカット機
能を有するものは少なく、あったとしても専用に開発さ
れたものであって汎用性がなく、多様な各種チケットの
印字・発券業務には対応ができず、一方力ツタの駆動部
分には発振機能、タイマ機能を備えた素子を必要とし駆
動回路が複雑になるため、新規開発には莫大な費用がか
かるという問題点があった。

本発明は上記の課題を解決し、汎用プリンタの使用が可
能で、低原価な信頼性の高い新規の発券プリンタを提供
することを目的としている。

（課題を解決するための手段）上記の目的は、前記用紙の搬送路上に配置した用紙端を
検知するセンサと、前記センサからの検知信号を入力す
るカットセンサ部と、前記カットセンサ部からの出力信
号をカット信号に変えて出力するカッタ制御部と、前記
カッタ制御部の指令により駆動される前記カッタ部を備
えるか若しくは、前記カッタ制御部は、前記用紙上に設
定されたマーク若しくはスプロケット穴を検知して得ら
九る信号をカット信号に変えて出力制御する発券プリン
タに備えることによって達成される。

（作用）上記の構成により、カッタ制御部の動作はプリンタ部の
動作と別個に制御され、カッタ制御部は汎用プリンタと
着脱自在に組合せることが容易にでき、印字の行数など
に対応する任意の位置で用紙を切断することができる。

（実施例）本発明の実施例を図面と共に説明する。第１図は１本発
明に係る発券プリンタの構成を示すブロック図で、発券
プリンタ１はプリンタ部２、カッタユニット部３から構
成されている。プリンタ部２は、プリンタ制御部４、印
字ヘッド５、用紙搬送機構部６、印字ヘッド５を用紙の
搬送方向と鉛直の方向に送るヘッド送り機構部７．操作
パネル８、ペーパエンドを検知するセンサ部９、上位の
制御部との接続部１０から構成されている。プリンタは
、印字・搬送機能を有する汎用プリンタを使用している
。カッタユニット部３は、プリンタ部２の用紙搬送機構
部６により搬送された用紙の先頭用紙端（以下単に用紙
端と記す）やカットマーク、スプロケット穴を検知する
カットセンサ部１１、カットセンサ部１１からの信号を
一定の遅れ時間をもってカット信号に変え出力するカッ
タ制御部１２、用紙のカットを行なうカッタ部１３から
構成されている。

第５図は本発明の発券プリンタの一実施例を示す全体図
であって、用紙２２の排出口近傍に設置されたカッタ２
３は図示しない駆動用モータにより回転し用紙２２の切
断を行なうが、前記プリンタ部２とは直接電気的に接続
されておらず別個の手段により動作制御される。すなわ
ち、印字ヘッド２１により印字された用紙２２は、プリ
ンタの搬送手段例えば本実施例では搬送ローラ２８を含
む図示しない用紙搬送機構部により、矢印Ａ方向に搬送
される。用紙２２の進入に伴い用紙２２の用紙端を起点
としてセンサ２４からの光が連続的に遮断されることに
より、センサ２４はカッタ制御部１２に信号を出力し、
この信号により所定の切断位置で用紙２２を停止させる
と共に、図示しないモータを回転させカッタ２３の刃の
回転により用紙２２を切断するものである。第２図は第
１実施例の用紙切断動作の説明図で同図（ａ）、（ｂ）
は用紙２２の平面および側面とセンサ２４との対応、同
図（ｃ）はセンサ位置とパルスの関係を示しており、セ
ンサ２４ａ、２４ｂは用紙２２の搬送方向に距＠Ｑをお
いて配設されており、速度Ｖで移動する用紙２２の用紙
端２２ａをセンサ２４ａ、２４ｂの順に検知する。検知
時間差をｔとするとΩ　±ｖｔとなる、このｔがカッタ部１３を駆動するカッタ駆動用
パルス信号幅の設定値ｔ０に等しくなるようにセンサ２
４ａ、２４ｂの相互距離Ω、用紙速度Ｖを設定する。す
なわちｔ＝Ｑ／ｖ＝ｔＩ。

を満足するように定める０本発明は、上記実施例のよう
にカッタ制御部１２はプリンタ制御部４の動作とは別個
に動作するように構成され、かつ用紙端２２ａを検知起
点とすることにより任意の設定位置で用紙２２を切断す
るものであり、用紙端２２ａを検知起点として任意の位
置に複数のセンサ２４ａ、２４ｂを配置し、センサ２４
ａ、２４ｂからの指令により、カッタ制御部１２を動作
させ用紙２２を任意の位置で切断する。第３図（ａ）、
（ｂ）、（ｃ）は第２実施例の用紙切断動作の説明図で
あって、同図（ａ）、（ｂ）は用紙２２の平面および側
面とセンサ２４との対応、同図（ｃ）はセンサ位置とパ
ルスの関係を示している。速度Ｖで切断位置まで搬送さ
れる用紙２２のスプロケット穴２５の検知が可能な位置
にセンサ２４を配設する。

用紙２２の進入によりセンサ２４は同図（ｃ）に示すよ
うなパルス信号を出力しパルス数りは用紙２２の停止位
置とセンサ２４の設置位置により予め設定される６スプ
ロケツト穴２５のピッチをＱ、穴径をｄとするとき、パ
ルス信号ｌｉｔ□、パルス信号間隔ｔ２をＪ＝ｄ／ｙ、　ｔｍ＝ｃＱ−ｄ）／Ｖのように設定し、ｎ、ｔｌ、ｔ、からなるパルス信号を
組合せて種々のパルス幅を形成することにより最適パル
ス幅をカッタ制御部１２に出力し用紙２２を任意の所定
位置で切断することが可能であ６゜上記各実施例においては、用紙２２を種々の異なる長さ
に切断するためには、用紙端２２ａを検知してからカッ
タ２３が動作するまでの時間の遅れを変更するか、最大
炎をカット可能な遅れ時間に予め設定することが考えら
れるが、実用的な面を考慮し、可変長で用紙切断が可能
なカッタ２３をｗｅする制御手段の動作を第３実施例と
して示す。第４図は第３実施例を示す図で、チケット等
の用紙への印字を行なう際、予め定められた切断位置か
らの距離αい用紙幅側端２２ｂからの距離Ω、の位置に
カットマーク２６を印字し、用紙２２への印字終了後用
紙２２を切断位置まで移送する途中に設けたセンサ２４
ｃより、カットマーク２６を検知しカット信号を出力し
て用紙２２の切断を行なうもので、要するに用紙の切断
位置から定められた位置に印字したカットマーク２６を
検知することにより、任意に定められた長さの用紙切断
が可能となるものである。

（発明の効果）本発明の実施により、以下の顕著な効果を奏する。

（１）汎用プリンタの使用が可能となりまたプリンタと
カッタとを個別に制御することにより異なる機種間の組
合せが可能となり、媒体となる用紙仕様の多様な変化に
対応が可能なオートカット機能を有する発券プリンタを
提供することが可能である。

（２）センサの配置条件により、カッタ卵動パルス信号
幅を設定でき、発振機能やタイマ機能を有するＩＣ等の
素子を使用せずに部品点数を減少することにより価格の
低減が可能となる。また複数のセンサの検知時間間隔や
用紙のスプロケット穴の検知によるパルス数から、用紙
のジャムを検出することができるという副次効果も得ら
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る一実施例の基本構成を示すブロッ
ク図、第２図は本発明の第１実施例の用紙切断動作の説
明図、第３図（ａ）、（ｂ）は本発明の第２実施例の用
紙切断動作の説明図、第４図は本発明の第３実施例の用
紙切断動作の説明図。第５図は本発明の発券プリンタの一実施例を示す全体図
である。１・・・発券プリンタ　　　２・・・プリンタ部３・・
・カッタユニット部　４・・・プリンタ制御部５・・・
印字ヘッド　　　　６・・・用紙搬送機構部７・・・ヘ
ッド送り機構部　８・・・操作パネル９・・・センサ部
　　　　１０・・・接続部１１・・・カットセンサ部　
１２・・・カッタ部１３・・・カッタ制御部２１・・・印字ヘッド　　　２２・・・用紙２３・・・
カッタ２４ａ、２４ｂ、２４ｃｍセンサ２５・・・スプロケット穴　２６・・・カットマーク２
８・・・搬送ローラ

Claims

【特許請求の範囲】１、操作パネルと前記操作パネルの操作により用紙上に
印字を行なう印字手段と、前記用紙を搬送する搬送手段
と、前記用紙を切断するカッタ部を備える発券プリンタ
において、前記用紙の搬送路上に配置した用紙端を検知
するセンサと、前記センサからの検知信号を入力するカ
ットセンサ部と、前記カットセンサ部からの出力信号を
カット信号に変えて出力するカッタ制御部と、前記カッ
タ制御部の指令により駆動されるカッタ部を備えている
ことを特徴とする発券プリンタ。２、前記カッタ制御部は、前記用紙上に設定された設定
マーク若しくはスプロケット穴を検知して得られる信号
をカット信号に変えて出力制御することを特徴とする特
許請求の範囲第１項記載の発券プリンタ。