JPH0224441A - 建築物における面構造体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、建築物における面構造体に関し、さらに詳
しくは、建築物での屋根面、内外壁面などを構成する面
板単体部材、こ）では、少なくとも接合面が直線状で、
かつ任意の平面形状をなす複数の面板単体部材を用い、
これらの各面板単体部材を相互に接合して構成する面構
造体に係るものである。

〔従来の技術〕

一般に、この種の建築物における屋根、内外壁面などの
面構造体を構成するのに用いられる面板単体部材、およ
び同面板単体部材相互の接合構造に関しては、従来から
致多くの提案がなされており、これを縦葺き形式による
屋根構造にのみ限定しても、面板単体部材に対応される
ところの９例えば、屋根板部材自体、ならびに、隣接し
て葺き上げられる屋根板部材相互間の接合ないしは結合
仕様、および構造形態とか、あるいは機能面、外観面な
どでの考察についての開発、８！案が盛んに行なわれ、
さらに、付帯構造についてもまた、屋根下地面への取付
けのための同様な結合仕様、および構造形態などの提案
がなされ、これらのものは、個々の提案毎にそれぞれに
特有の作用、効果を達成し得るものとされている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、前記のように縦葺き形式による屋根構造
を例にして述べた通り、面板単体部材を相互に接合して
なる面構造体に関しては、このように盛んな研究、開発
がなされているとは言うもの）、建築物構造の多様化傾
向に伴ない、必ずしも使用現場での実態に則して、諸条
件の全般を充足し得る構成のものについての配慮に欠け
ることがあり、特に、前記のような屋根構造を例にとる
と、例えば、屋根面全体が平坦かつ平面的ではあっても
四辺形になっておらず、個々の屋根板部材自体の平面形
状が、通常でのように必ずしも細長い矩形状でない場合
とか、球形ドーム状、または截頭円錐形状の屋根などに
みられるように、細長い矩形の短辺側を長短二様の長さ
に形成したくさび状をなす平面的な個々の屋根板部材を
横方向へ接合させてゆき、これを上下方向に連接させる
ことによって、全体としてｇｙ球形ドーム状、または、
截頭円錐形状をなすように形成させる場合などにあって
は、この形態に容易に適合し得て、しかも、構造が簡単
でかつ施工し易い屋根構造については、未だ効果的な提
案がなされていない。

つまり、これを約言すると、少なくとも接合面が直線状
で、任意の平面形状をなす個々の面板単体部材を用い、
これらの各面板単体部材の隣接する相互間を接合してな
る面構造体の構成についての考慮に欠けるものであった
。

この発明は、従来のこのような問題点を改善しようとす
るものであって、その目的とするところは、前記したよ
うに、少なくとも接合面が直線状で、任意の平面形状を
なす複数の面板単体部材を用い、これらの各面板単体部
材の相互間を接合して構成し得るようにした。この種の
建築物における面構造体を提供することである。

（課題を解決するための手段） 前記目的を達成させるために、この発明に係る建築物に
おける面構造体は、少なくとも接合面が直線状で、かつ
任意の平面形状をなす面板部を有し、各接合面部に押え
固定部を折曲形成した複数の面板単体部材の組み合せと
、設置対象面に取付は固定される基板部、基板部の両側
を立上げた立トリ部、立上り部の上端を相互に内側へ折
曲して、前記面板部の接合面部側を支持する面板支持部
、各面板支持部の対向縁部に前記各押え固定部に倣って
折曲形成され、同押え固定部を当接させる接合部、およ
び各接合部の端縁を係合縁とした接合部材と、前記各接
合部間の幅に対応する幅にされた被覆部、被覆部の両側
に前記各押え固定部に倣って折曲形成され、接合部に当
接された同押え固定部を押圧固定する押圧部、各押圧部
の端部に形成され、前記各係合縁に係着固定される保合
四部を設けた被覆部材とによって構成したことを特徴と
するものである。

（作　　　用〕 すなわち、この発明においては、設置対象面上にあって
、接合しようとする各面板単体部材に対応した間隔で接
合部材を配設固定させ、これらの各接合部材の面板支持
部上に、対応するそれぞれの各面板単体部材を載置させ
て、各押え固定部を各接合部に当接させた状態とし、接
合部分の上方から被覆部材を被嵌させて、この被覆部材
の各係合凹部を接合部材の係合縁に係着させることで、
接合部材の各接合部に当接されている各面板単体部材の
押え固定部を、被覆部材の各押圧部によって押圧接合さ
せ、このようにして、所期通りに各面板単体部材の相互
を組み合せ接合し得るのである。

（実　施　例〕 以下、この発明に係る建築物にあける面構造体の各別の
実施例につき、第１図ないし第５図を参照して詳細に説
明する。

第１図はこの発明の一実施例を適用した面構造体、こＳ
では、縦葺き屋根構造の概要構成を一部切欠いて模式的
に示す斜視説明図、第２図は同上屋根構造の接合部を拡
大して示す断面図、第３図は同上側々の面板単体部材、
こ工では、屋根板部材を取り出して示す平面図、第４図
は同上屋根板部材の接合形式の一つの態様を示す平面説
明図、第５図は同上屋根構造を適用した球形ドーム状の
建築物の一例を示す正面説明図である。

すなわち、これらの第１図ないし第３図に示す実施例構
成において、符号（Ｕ）は面板単体部材。

こ＼では、屋根面の主体を構成する屋根板部材、（２１
）は隣接される各屋根板部材（ｔｔ）、（Ｕ）の相互を
それぞれの側縁部で個々に接合する接合部材、（３１）
は接合された各屋根板部材（１１）、（ｔｔ）の端部相
互間を被覆して接合部材（２１）に接合する被覆部材で
ある。

そして、これらの各構成部材（１１）、（２１）、およ
び（３１）については、通常の場合、後述する横断面形
に賦形成形して用いる。つまり、各構成部材共。

与えられた横断面形状によってもたらされる一連の平面
形状に成形して用いるが、これらの各構成部材のうち、
屋根板部材（１１）については、この場合、その面板部
に関して、このような一連の平面形状、すなわち両足辺
側の幅寸法（１２ａ）がそれぞれに等しくされて細長い
矩形状をした平面形状の屋根板部材（ｌｌａ）と、得よ
うとする全体的な屋根面の形状、構成態様に対応して、
両足辺側で長短のある幅寸法ＬｊＬｂ）、（ｆｆｉｃ）
にされて細長いくさび状をした平面形状の屋根板部材（
ｌｌｂ）との２種類を用いており、また、接合部材（２
１）については、必要に応じて長尺のアルミ押出し型材
を用いることもできる。

しかして、前記屋根板部材（１１）としては、可及的に
平坦化されていて、前記したように、両足辺側がそれぞ
れに所定の同一巾寸法（Ｉｔ　ａ）に設定されて、長手
方向に一連に延びる細長い矩形状平面とされた面板部（
１２ａ）の構成（屋根板部材（ｌｌａ））のものと、両
足辺側がそれぞれに所定の長短巾寸法（ｊ！　ｂ）　、
　（ｊ２　ｃ）に設定されて、長手方向に一連に延びる
細長いくさび状平面とされた面板部（１２ｂ）の構成（
屋根板部材（ｌｌｂ））のものとの２種類を準備してあ
り、これらの各面板部（１２ａ）　、　（１２ｂ）のそ
れぞれ左右両側縁部には、斜め下方に延びる左右の各押
え固定部（１３）　、　（１３）をそれぞれに折曲形成
させである。

なお、この屋根板部材（１１）については、図示省略し
たが、必要に応じて、その面板部（１２ａ）　、　（２
ｂ）の両側部に僅かな段差部を形成させて、面形状に変
化を与えるとか、面強度を向上させるのも一つの手段と
して好ましい。

また、前記接合部材（２１）は、−数的な形態であると
ころの９個々単側に形成されるものではなくて、長手方
向に一連にされた長尺の、いわゆる通し吊子と呼ばれる
もので、幅方向中間部に内側へ突出する突出部（２３）
を形成した基板部（２２）を有しており、この基板部（
２２）の両側を下地材（４２）の厚味相当分だけ立上げ
て立上り部（２４）　、　（２４）とし、かつその上端
を相互に内側へ折曲して面板支持部（２５）　、　（２
５）を形成゛すると共に、これらの各面板支持部（２５
）　、　（２５）の対向縁部にあって、前記屋根板部材
（＋１）の各押え固定部（１３）　、　（１３）に做っ
て内側斜め下方に延びる左右の各接合部（２６）　、　
（２Ｂ）を設け、その各延長端に左右の各係合縁（２７
）　、　（２７）を形成しである。

さらに、前記被覆部材（３１）としては、前記接合部材
（２１）の場合と同棟に、長手方向に一連にされた長尺
のものを用い、同接合部材（２１）での左右の各接合部
（２６）　、　（２６）間の幅よりも僅かに小さい幅に
された被覆部（３２）を有しており、この被覆部（３２
）の両側にあって、こ工でも、前記屋根板部材（１１）
の各押え固定部（＋３）、（１３）に倣って、内側斜め
下方に延びる左右の各押圧部（：１３）　、　（３３）
を設けると共に、それぞれの各延長端部（３５）　、　
（３５）を外側に折り返して、前記接合部材（２１）で
の左右の各係合縁（２７）　、　（２７）にそれぞれ係
着固定される係合凹部（３４）　、　（３４）を形成し
たものである。

しかして、この実施例構成による屋根構造は、その−例
として、建築物の屋根組、つまりこ）では、球形ドーム
状の骨格をなすように構築された母屋材（４１）に対し
て適用される。

前記したように、こＳでは、全体的な屋根面の形状、構
成態様に対応して選択される個々の屋根板部材（１１）
、すなわちこの球形ドーム状の屋根構造の場合にあって
は、細長い矩形状をした平面形状の屋根板部材（ｌｌａ
）と、細長いくさび状をした平面形状の屋根板部材（Ｉ
ｌｂ）とを予め準備しておく。

まず、ｎ１記母屋材（４１）上にあって、接合部材（２
１）を用い、相互に接合して葺き上げようとするそれぞ
れの各屋根板部材（Ｉ　Ｉａ）　、　（ｌｌｂ）に対応
した間隔、姿勢により、その複数本を線側から軒側へか
けた上下方向に配設して、任意の手段でしっかり固定さ
せ、かつこのように配設固定された各接合部材（２１）
の相互間に、木毛セメント板などの下地板（４２）を可
及的に隙間のないように敷き込んで使用する。

従って、この状態では、接合部材（２１）の面板支持部
（２５）　、　（２５）と下地板（４２）との高さが予
め一致されているので、これらの両者の表面が、その全
面に亘り平坦面を形成して配置され、かつ接合部材（２
１）での各面板支持部（２５）　、　（２５）間の接合
部分が開口されたま）になっている。

ついで、これらの各接合部材（２１）の各面板支持部（
２５）　、　（２５）および下地板（４２）上にあって
、対応するそれぞれの各屋根板部材（Ｉ　ｌａ）　、　
（Ｉｌｂ）を載置させ、その左右の各押え固定部（１３
）　、　（１３）を、前記開口されたまＳの接合部分に
露出されている左右の各接合部（２６）　、　（２Ｂ）
に当接させた上で、適当な間隔毎にブラインドリベット
（４３）によりカシメ付は固定させる。

そして、その後、この接合部分の上方から被覆部材（３
１）を被嵌させることにより、この被覆部材（３１）は
、その左右の各延長端部（３５）　、　（３５）が、接
合部材（２１）での左右の各係合縁（２７）　、　（２
７）部分を越え、同各係合縁（２７）　、　（２７）に
対して、係合凹部（３４）　、　（３４）を係合させる
ので、前記した接合部材（２１）での左右の各接合部（
２６）　、　（２６）に当接されている各屋根板部材（
ｌｌａ）　、　（Ｉｌｂ）の左右の各押え固定部（１３
）　、　（１３）が、この被覆部材（３１）での左右の
各押圧部（３３）　、　（３３）によって押圧接合され
、このようにして、各屋根板部材（ｔｔａ）、（ｏｂ）
を組み合せて接合させた屋根面を所期通りに葺き上げ得
るのである。

なお、この屋根面の葺き上げに際しては、これらの各押
え固定部（１３）　、　（１３）と押圧部（３３）　、
　（３３）との間へのバッキング材などの介在について
は任意である。

またこ蔦で、前記各屋根板部材（Ｉ　ｌａ）　、　（ｌ
ｌｂ）を組み合せた葺きトげの態様としては、第４図に
示されているように、これらの各屋根板部材（ｌｌａ）
と（ｌｌｂ）とを交互に配置させることによって、各屋
根板部材（ｌｌａ）　、　（ｌｌｂ）の相互が、上部側
で狭められると共に、下部側で拡げられたお＼よそ扇形
をなすように連繋して接合されるもので、この接合形式
では、これを前記母屋材（４１）上で上下方向に葺き込
ませると、結果的には、第５図に示した球形ドーム状を
なす屋根構造を極めて容易に葺き上げ得るのである。

そして、これらの各屋根板部材（ｌｌａ）　、　（ｌ　
ｌｂ）での接合の組み合せは、必ずしも前記第４図に示
す態様にのみ限定されるものではなく、この組み合せを
種々工夫することによって、球形ドーム状をなす屋根構
造に留まらず、これを外観的に見るとき、変化に富む屋
根構造を任意に構成し得るのである。

また、このように構成される屋根構造では、たとえ、各
屋根板部材（ｌ　Ｉａ）　、　（Ｉｌｂ）の各押え固定
部（１３）　、　（１３）と被覆部材（３１）の各押圧
部（３３）　、　（３３）との間から、少量にもせよ雨
水が浸入したとしても、内部に空間を形成している接合
部材（２１）自体が雨樋代りになって、外部へ容易に流
出させ得るのである。

なお、前記実施例においては、この発明をはズ球形ドー
ム状をなす縦葺きの屋根構造に適用する場合について述
べたが、その他の横葺き型式による屋根構造はもとより
、内外壁面の構成などに適用しても、同様な作用、効果
を得られることは勿論であり、また、この実施例では、
屋根板部材。

つまり、面板単体部材として、両足辺側の帽子法がそれ
ぞれに等しくされて細長い矩形状をした平面形状のもの
と、両足辺側で長短のある幅寸法にされて細長いくさび
状をした平面形状のものとの２種類を用いているが、後
者のものを１種類だけ用いても、あるいは、その他の同
種のものを組み合せて用いてもよく、要は、少なくとも
接合面が直線状で、かつ任意の平面形状をなす複数の面
板東体部材を用いればよい。

〔発明の効果〕

以上詳述したように、この発明によれば、少なくとも接
合面が直線状で、かつ任意の平面形状をなす面板部を有
し、各接合面部に押え固定部を折曲形成した複数の面板
単体部材の組み合せと、設置対象面に取付は固定される
基板部、基板部の両側を立上げた立上り部、立上り部の
上端を相互に内側へ折曲して、面板部の接合面部側を支
持する面板支持部、各面板支持部の対向縁部に各押え固
定部に做って折山形成され、この押え固定部を当接させ
る接合部、および各接合部の端縁を係合縁とした接合部
材と、各接合部間の幅に対応する幅にされた被覆部、被
覆部の両側に各押え固定部に倣って折曲形成され、接合
部に当接された押え固定部を押圧固定する押圧部、各押
圧部の端部に形成されて、各係合縁に係着固定される係
合凹部を設けた被覆部材とで構成したから、各面板単体
部材の組み合せの如何に拘わらず、これらの各面板単体
部材の相互を極めて簡単に作業性よく接合できるのであ
り、また、接合部材での基板部の幅方向中間部に、内側
へ突出する突出部を形成することで、設置対象部への面
構造体の装着をなじみよくなし得られ、かつ接合部材の
接合部に当接される面板単体部材の押え固定部を、所定
間隔毎に適宜手段で固定させるようにすれば、その接合
を一層確実化でき、さらに、一組となる各接合部材間に
あって、設置対象部と面板単体部材との間に下地材を介
装させることによって、安定した装着が可能になるもの
で、しかも、全体構造自体が比較的簡単で容易かつ安価
に提供し得るなどの優れた特長がある。

【図面の簡単な説明】

添付図面はこの発明に係る建築物における面構造体の一
実施例を示すもので、第１図はこの実施例を通用した縦
葺き屋根構造の概要構成を一部切欠いて模式的に示す斜
視説明図、第２図は同上屋根構造の接合部を拡大して示
す断面図、第３図は同−Ｆ個々の屋根板部材を取り出し
て示す平面図、第４図は同上屋根板部材の接合形式の一
つの態様を示す平面説明図、第５図は同上屋根構造を適
用した球形ドーム状の建築物の一例を示す正面説明図で
ある。 （１１）・・・・屋根板部材（面板東体部材）、（ｌｌ
ａ）・・・・両足辺側の幅１法がそれぞれに等しくされ
て細長い矩形状をした平面形状の屋根板部材（面板中一
体部材）、（Ｉｌｂ）・・・・両足辺側で長短のある幅
寸法にされて細長いくさび状をした平面形状の屋根板部
材（面板単体部材）、（１２ａ）・・・・長手方向に一
連に延びる細長い矩形状平面とされた面板部、（１２ｂ
）・・・・長手方向に一連に延びる細長いくさび状平面
とされた面板部、（１３）・・・・押え固定部。 （２１）・・・・接合部材、（２２）・・・・基板部、
（２３）・・・・突出部、（２４）・・・・立上り部、
（２５）・・・・面板支持部、（２６）・・・・接合部
、（２７）・・・・係合縁。 （３１）・・・・被覆部材、（３２）・・・・被覆部、
（３３）・・・・押圧部、（３４）・・・・係合凹部、
（３５）・・・・延長端部。 （４１）・・・・母屋材、（４２）・・・・下地材、（
４３）・・・・ブラインドリベット。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも接合面が直線状で、かつ任意の平面形
   状をなす面板部を有し、各接合面部に押え固定部を折曲
   形成した複数の面板単体部材の組み合せと、設置対象面
   に取付け固定される基板部、基板部の両側を立上げた立
   上り部、立上り部の上端を相互に内側へ折曲して、前記
   面板部の接合面部側を支持する面板支持部、各面板支持
   部の対向縁部に前記各押え固定部に做つて折曲形成され
   、同押え固定部を当接させる接合部、および各接合部の
   端縁を係合縁とした接合部材と、前記各接合部間の幅に
   対応する幅にされた被覆部、被覆部の両側に前記各押え
   固定部に做つて折曲形成され、接合部に当接された同押
   え固定部を押圧固定する押圧部、各押圧部の端部に形成
   され、前記各係合縁に係着固定される係合凹部を設けた
   被覆部材とによつて構成したことを特徴とする建築物に
   おける面構造体。
2. （２）組み合わされる面板単体部材の少なくとも一つの
   面板部が、一方の両辺側で長短のある幅寸法のくさび状
   をした平面形状に形成されている請求項１に記載の建築
   物における面構造体。
3. （３）接合部材の基板部には、幅方向中間部に内側へ突
   出する突出部を形成した請求項１に記載の建築物におけ
   る面構造体。
4. （４）接合部材の接合部に当接される面板単体部材の押
   え固定部を、所定間隔毎に適宜手段で固定させるように
   した請求項１に記載の建築物における面構造体。
5. （５）一組となる各接合部材間にあつて、設置対象面と
   面板単体部材との間に下地材を介装させた請求項１に記
   載の建築物における面構造体。