JPH02244364A - データ変更装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の属する分野） 本発明はデータ変更装置、殊にコンピュータ等のデータ
処理装置に保存したデータを書き譬えることなくデータ
処理装置の出力データを変更して外部周辺装置に出力す
ることが可能なデータ変更装置に関する。

（従来技術） 種々のデータ処理を行うコンピュータシステムは書式が
定まった書類の記載内容をデータとして多量に保存する
ことができると共に保存したデータをプリンタに出力す
ることによって必要な書類の記載内容を所定用紙に正確
かつ高速に印字することができるため書類の作成又は管
理等に使用されている。

従来、このようなコンピュータシステムに保存した書類
データの一部、例えば送付先の住所又は発送口の年号等
を変更する場合はその変更を所望するデータを画面表示
装置によって表示し、変更力所を確認しながらキーボー
ドを操作して所要部分のデータを書き替えなければなら
ず変更力所が多いほどその作業に費やす時間が長くなり
非常に面倒であった。

このため従来から、変更力所が多い場合はコンピユータ
システムのデータ検索機能を用いて書類データの中から
変更前のデータを検索し、検索該当データを全て自動的
に所要のデータに書き替えれば簡単にデータ変更作業を
行うるようにしたものであった。しかしながら、この方
法ではキーボードの操作を間違えると、他の重要なデー
タを瞬時に書き替えてしまう恐れがあり、誤操作のため
貴重なデータを消失すると書き替える前のデータがわか
らなくなった場合データを復元することができないと云
う問題があった。又、この方法では複数のファイル毎に
、即ち一文章毎にコンピュータシステムを操作してデー
タの書き替えを指示しなければならず非常に煩わしかっ
た。

（発明の目的） 本発明は上述の問題点を解決するためになされたもので
あって、元のデータを書き替えることなく必要なデータ
のみを所定のデータに変更して外部周辺装置に出力する
ことが可能なデータ変更装置を提供することを目的とす
る。

（発明の概要） 上述の目的を達成するため本発明に於いては以下の如き
構成をとる。

即ち、コンピュータ等のデータ処理装置と外部周辺装置
との間に接続するデータ変更装置に於いて、該データ処
理装置の出力データを順次記憶する第一のメモリと変更
を所望する変更前のデータ及びこれに対応した変更後の
データを記憶する第二のメモリとを備え、前記第一のメ
モリから所定容量の記憶データ群を順次入力すると共に
その記憶データ郡が前記変更前のデータを含むか否かを
検出し、記憶データ群が変更前のデータを含む場合第一
のメモリ内の該当検出データを所定の変更後のデータに
書き替えて第一のメモリの記憶データを外部周辺装置に
出力し、記憶データ群が変更前のデータを含まない場合
第一のメモリの記憶データをそのまま外部周辺装置に出
力するように構成する。

（実施例） 以下本発明を図面に示した実施例に基づいて詳細に説明
する。

第１図はプリンタによって所定用紙に印字するコンピュ
ータシステムの出力データを変更する場合に使用する本
発明のデータ変更装置の一実施例を示す構成図である。

同図に於いて１はコンピュータ、画面表示装置、データ
記憶装置及びキーボード等からなるコンピュータシステ
ム２とプリンタ３との間に接続するデータ変更装置であ
って、該データ変更装置１はコンピュータシステム２か
らの出力データを順次記憶するためのバッファメモリ４
と、変更を所望する変更前のデータ及びこれに対応する
変更後のデータを記憶するためのＲＡＭ５と、バッファ
メモリ４の出力データがＲＡＭ５の変更前のデータを含
むか否かを検出し、その検出状態に応じたデータをプリ
ンタ３に出力するための制御部６とから構成する。

このように構成するデータ変更装置１はコンピュータシ
ステム２に保存した書類データの一部を変更する場合、
例えば発送日の年号を「昭和６４年」から「平成元年」
に変更する場合はキーボードを操作することによって「
昭和６４年」に応じたデータ及び「平成元年」に応じた
データ各々を変更前データ及び変更後データとしてＲＡ
Ｍ５に書き込六、その後コンピュータシステム２からプ
リンタ３にデータを出力せしめれば、制御部６がバッフ
ァメモリ４から用紙−行分の印字文字数に相当するデー
タ量の記憶データ郡を順次読み出す毎にその記憶データ
群が「昭和６４年」に応じたデータを含むか否かを検出
し、「昭和６４年」に応じたデータを含む場合は制御部
６が検出したデータのアドレスに基づいてバッファメモ
リ４の「昭和６４年」に応じたデータをＲＡＭ５の「平
成元年」に応じたデータに書き替えると共に検出が完了
したバッファメモリ４の記憶データ群をプリンタ３に出
力する。又、「昭和６４年」に応じたデータを含まない
場合は検出を行ったバッファメモリ４の記憶データ群を
そのままプリンタ３に出力する。更に、制御部６はバッ
ファメモリ４からプリンタ３に記憶データを出力した後
に次の記憶データ群を入力して上述の如き検出動作を行
いこの動作を繰り返す。

従って、このデータ変更装置によればコンピュータシス
テムの出力データをバッファメモリに記憶し、制御部が
その記憶データから変更を所望する変更前のデータを検
出した場合にバッファメモリの該当検出データを変更後
のデータに書き替えてプリンタに出力するものであり、
コンピュータシステムに保存した書類データを書き替え
ることなくプリンタに出力するデータの変更を行うこと
ができるため誤って他のデータを変更してもコンピュタ
システムに保存した書類データが残っているため簡単に
元のデータを復帰することができる。

又、−度変更データを設定すれば元のデータの変更忘れ
があってもプリンタによって所望の書類を作成すること
ができる。

尚、本発明のデータ変更装置はＲＡＭに書き込む変更前
のデータ及び変更後のデータ各々の数は上述のように一
つに限らず複数であっても良く又、制御部がバッファメ
モリから順次入力するデータ量も上述に限らないことは
自明であろう。

又、上述の実施例では書類データの変更内容を変える場
合キーボードを操作し、変更前のデータ及び変更後のデ
ータをＲＡＭに書き込むことによって行っていたが本発
明はこれに限らず変更内容を予め書き込んだＲＯＭ又は
ＩＣカード等を制御部に装着することによって書類デー
タの内容を変えるようにしても良い。

更に、上述の実施例ではコンピュータとプリンタとの間
にデータ変更装置を接続したが本発明はこれに限らずコ
ンピュータと画面表示装置との間等の如くデータ処理装
置と外部周辺装置との間に接続すれば良いことは自明で
あろう。

又、本発明のデータ変更装置はネットワーク化したシス
テムのデータ処理装置と外部周辺装置との間に接続しそ
の設置場所に応じて変更データを替えるようにすればシ
ステム全体のデータを共有する上で都合が良いであろう
。

（発明の効果） 本発明は以上説明したように、データ処理装置の出力デ
ータをバッファメモリに記憶し、その記憶データの一部
或は全部を所望のデータに変更して外部周辺装置に出力
するものであるから、データ変更の際にデータ処理装置
の保存データに何等影響を与えないため重要な保存デー
タの消失を防止することが可能なデータ変更装置を提供
する上で効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すデータ変更装置の構成
図である。 １・・・データ変更装置、２・・・コンピュータシステ
ム、３・・・プリンタ ４・・・バッファメモリ、５・・・ＲＡＭ、６・・・制
御部。 特許出願人　東洋通信機株式会社 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. コンピュータ等のデータ処理装置と外部周辺装置との間
   に接続するデータ変更装置に於いて、該データ処理装置
   の出力データを順次記憶する第一のメモリと、変更すべ
   きデータの変更前のデータと変更後のデータ各々を記憶
   する第二のメモリとを備え、制御部が第一のメモリから
   所定容量の記憶データ群を順次入力すると共にその記憶
   データ郡に前記変更前のデータを含むか否かを検出し、
   その検出状態に応じて第一のメモリ内の該当検出データ
   を変更後のデータに書き替えて第一のメモリの記憶デー
   タを外部周辺装置に出力したことを特徴とするデータ変
   更装置。