JPH02244007A - プラスチック光ファイバ - Google Patents

プラスチック光ファイバ

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JPH02244007A
JPH02244007A JP1291011A JP29101189A JPH02244007A JP H02244007 A JPH02244007 A JP H02244007A JP 1291011 A JP1291011 A JP 1291011A JP 29101189 A JP29101189 A JP 29101189A JP H02244007 A JPH02244007 A JP H02244007A
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輝彦 杉森
Takashi Yamamoto
隆 山本
Shiruyoshi Matsumoto
松本 鶴義
Katsuhiko Shimada
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    • G02B1/04Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements made of organic materials, e.g. plastics
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は可視光線の伝送は勿論のこと、赤外〜近赤外領
域の波長の光伝送を行なうことができる光伝送性に優れ
たプラスチック光ファイバに関するものである。
[従来の技術] 芯成分をポリメチルメタクリレート、ポリスチレン或い
はポリカーボネートで構成し、鞘をパーフルオロアルキ
ルメタクリレートポリマーで構成した芯−鞘型のプラス
チック光ファイバは、芯を石英や多成分ガラスで構成し
た光ファイバと比較して、大口径であり、良好な可撓性
を有すること、高い開口数を有すること、光ファイバと
光源との結合が容易である等という特性があり、短距離
通信分野、データリンク分野及び光センサ分野において
光伝送媒体として広く利用されている。
ポリメチルメタクリレート、ポリスチレン、ポリカーボ
ネート等を芯成分とする芯鞘型プラスチック光ファイバ
は400〜600n繭なる可視光線を光源とした場合の
光伝送損失は150〜400dB/に−と極めて良好で
あるが、波長が65On−以上の光の光伝送損失は大き
いものとなっている。現在工業的に生産されている光源
として用い得る発光素子の発光主波長は70Onm以上
の赤外〜近赤外領域のものであるため、これらの発光素
子を光源とした場合のプラスチック光ファイバの光伝送
特性は余り良好なものとはいえない現状にある。プラス
チック光ファイバの芯を構成するポリメチルメタクリレ
ート、ポリスチレン、ポリカーボネート等の重合体はC
−H結合を有しており、このC−H結合は650〜66
nsにその伸縮振動に基づく吸収、或いはその倍音吸収
をもっており、これがプラスチック光ファイバの赤外〜
近赤外波長の光の光伝送損失を極めて悪くしている原因
となっている。
従来より赤外〜近赤外波長の光を伝送しうるプラスチッ
ク光ファイバの開発も進められており、例えばポリマー
・プリプリント・ジャパン(Polymer prep
rints Japan)第31巻、第9号、2357
頁には重水素化ポリメチルメタクリレートを芯とするプ
ラスチック光ファイバが、特開昭61−114210号
公報にはα、β、β−トリフルオローペンタフルオロス
チレンボリマーを芯とする芯−鞘型プラスチック光ファ
イバが、更に特開昭61−142211号公報にはα、
β、β−トリデユーテロ−ペンタフルオロスチレンポリ
マーを芯とする芯−鞘型プラスチック光ファイバが示さ
れている。
[発明が解決しようとする課題] 重水素化ポリメチルメタクリレートを芯とする芯−鞘型
プラスチック光ファイバは重水素化ポリメチルメタクリ
レートがC−H結合を存していないため、650〜68
0n−の波長での初期の光伝送損失は20dB/に■と
極めて良好であるが、光ファイバ製造后1ケ月以上放置
した該光ファイバの光伝送損失は300dB/にm以上
と著るしく悪化する。この原因は重水素化ポリメチルメ
タクリレートは吸水性が高いため、該重合体を芯とする
プラスチック光ファイバは経時的に水のトl結合に基イ
く吸収が増大するためであり、このような経時変化の大
きな光ファイバはその取扱いが極めて難しく、信鯨性の
高い光ファイバとして使用することは難しい。
パーフルオロポリスチレンを芯とするプラスチック光フ
ァイバの光伝送損失は波長660ngIで115〜14
0dd/Ksであるが、850n+mの近赤外波長の光
の伝送損失は400dB/に−であると報告され、その
近赤外波長の光の伝送特性は必ずしも良好なものではな
い、また、パーフルオロポリスチレンのタフネスはポリ
メチルメタクリレートやポリカーボネートのタフネスに
比べて弱いためパーフルオロポリスチレンを芯とするプ
ラスチック光ファイバは折損し易いという難点を有して
おり、その取扱い性が十分なものとはいえない。
また、パーフルオロアルキルメタクリレート重合体を芯
とするプラスチック光ファイバの開発も検討されている
が、この重合体はガラス転移温度が低く光ファイバへの
賦形性に劣り、均一な径の光ファイバの製造が難しく、
この重合体からは光伝送特性の良好な光ファイバを作り
得ていない現状にある。
[課題を解決するための手段] そこで本発明者等は、可視光線領域の光の伝送特性に優
れていることは勿論のこと、赤外〜近赤外波長領域の光
の伝送特性に優れており、均一な径を有し、かつ耐熱性
に優れたプラスチック光ファイバを開発することを目的
として検討中のところ、非芳香族系重合体であり、高い
ガラス転移温度を有し、かつ、分子内にC−H結合を有
しない特定の全弗素化重合体を芯とじた光ファイバがそ
の目的を達成し得た光ファイバとなり得ることを見出し
本発明を完成した。
本発明の要旨とするところは、芯−鞘構造のプラスチッ
ク光ファイバであり、芯成分が次式(式中R,R′はF
又はCF2を示す)で表わされるバーフルオロジオキゾ
ールと、少なくとも1種の他の共重合可能なエチレン性
不飽和化合物とのC−H結合を含まない共重合体であり
、ディフェレンシャル・スキャニング・カラリメトリ−
(Differential scanningCal
orimetry以下OSCという)にて測定した一次
転移温度を有さす、二次転移温度が100°C以上の共
重合体にて構成されていることを特徴とするプラスチッ
ク光ファイバにある。
従来開発されてきたフッ素含有重合体を芯とするプラス
チック光ファイバのうち、フッ素化スチレンを芯とする
ものはそのタフネスが不足すること及び必ずしも650
n−以上の長波長の光の伝送特性が十分でないという難
点を有しており、また、フッ化アルキルメタクリレート
ポリマーを芯とするものは該ポリマーのガラス転移温度
が低く、繊維径の均一な光ファイバとすることが難しく
、またフッ化アルキルメタクリレートポリマー自体の屈
折率が低いため、該光ファイバの鞘を形成せしめるため
の低屈折率のポリマーの探索が難しいという難点を有し
ていた。
これに対し、本発明で用いる式(I)で示されるC−H
結合を実質的に含まないバーフルオロジオキゾール共重
合体は、そのガラス転移温度は約100℃以上と高いた
め、その糸条体への賦形性が優れているため径の均一な
光ファイバとなし得るという特徴を有している。
また、この重合体はDSCで測定した一次転移温度を有
していないため、はり完全な非晶質重合体であるため、
その光伝送特性を備えている。
更にこの重合体はパーフルオロジオキゾールと共重合せ
しめる他のエチレン性不飽和化合物を選定することによ
り屈折率が1.29〜1.4なる広範囲の屈折率の異っ
た重合体とすることができるため、これら重合体の組合
せを選定することにより光伝送特性に優れた芯−鞘型光
ファイバとすることができる。
本発明で用いるパーフルオロオキゾール共重合体を得る
に際して用いる他のエチレン性不飽和化合物としては種
々の化学物質を用い得るが、該重合体中に不都合なC−
H結合の導入をさけるため、テトラフルオロエチレン、
クロルトリフルオロエチレン、パーフルオロメチルビニ
ルエーテルなどのフッ素系単量体を用いるのがよい。
DSCにより測定した一次転移温度を有する重合体は該
重合体中に結晶構造が含まれているため、該重合体より
作られた光ファイバはその結晶により光散乱をな(すこ
とはできないため光伝送特性の良好な光ファイバとする
ことはできない。
また、本発明で用いるパーフルオロオキゾール共重合体
のガラス転移温度は約100 ’C以上であることが好
しい、該重合体のガラス転移温度が約100℃よりも低
い場合には溶融賦形による光ファイバへの賦形性が劣る
ようになる。
本発明で用いるパーフルオロオキゾール共合体は過硫酸
塩/亜硫酸塩系のレドックス触媒を用いたレドックス重
合によって作るのが好しい、共重合体中に含れるパーフ
ルオロオキゾール共重合体の含有量を10〜95モル%
としたものがタフネス、耐熱性を備えており、可視光線
〜遠赤外線領域の波長の光を良好に伝送しうる光ファイ
バを作り得るので好しい。
上述の如(して得たパーフルオロオキゾール共重合体は
従来開発されてきたフッ素含有重合体に比べ卓越した耐
熱特性を備えたものであるが、高温での熱安定性は必ず
しも満足すべきものではない、この原因はバーフルオロ
ジオキゾール共重合体中にその耐熱性を低下せしめる微
量の多重結合及び−COOH,−H,−COP、 −S
O,H基などの酸性基をはじめとする熱的に不安定な末
端基が含まれているためであることが分った。
これらの酸性基が5meq/kg以上含まれるパーフル
オロジオキゾール共重合体は加熱状態に放置されると部
分的に熱分解を起し、着色したり発生したりするので好
しくなく、本発明においてはこれらの酸性基の含有量は
5meq/kg以下、好しくは2meq/kg以下の共
重合体とするのがよい。
本発明で用いるパーフルオロジオキゾール系重合体中に
含まれる酸性基の量はフーリエ変換赤外スペクトル(F
TIR)の測定によって求められる。ポリマーサンプル
はポリマーを約100°C以上に加熱しコンブレラシラ
ンモールディング法により51〜255tsa厚のフィ
ルムとすることによって調製する。成形された試料をパ
ーキンエルマー社製のモデル1750又はニコルモデル
5DXのFTIR装置にとりつけ、4000cm−’か
ら450cm−’の波長間でその吸収特性を測定する0
次いで得られたスペクトルの2100C11−’から1
600CIl−’の領域を2倍に拡大した。
1929cm−’の吸収はインターナルな厚味吸収とし
て用いた。この吸収は1980cm−’と1890e1
m”との間を結ぶベースラインを用いて測定した。酸性
基(アシドフルオライド)は1883±2cm−’での
吸収から1890cm−’と1858c11−1との間
を結ぶベースラインを用いて測定したm  l 883
cIl−’と1929011−’の吸収の比は“アシド
フルオライドインデックス”(APIという) API
−AI883/A 1929 (こ\でA1883は1
883cm−’における吸収値をA1929は1929
cm−’の吸収値を示す)として決定した。
1883cm−’のアシドフルオライド吸収はパーフル
オロ(2,2−ジメチル−1,3−ジオキゾールをモデ
ルポリマーとして用いて決定した。アシドフルオライド
を10〜2501Ieq /kgの間で含むパーフルオ
ロ(l−ブチルテトラヒドロフラン)試料を5ケ用意し
、パーキンエルマー社製1750FT!Rを用いて18
87cm−’の吸収帯を用い、1887C1l−’のア
シドフルオライドの吸収を用いて検量線を作成した# 
 1929am−’の厚味吸収はポリマーサンプルに対
するフィルム厚の因子としての吸収を測定することによ
って算出した。
これらの測定結果よりポリマー中酸性基量Cは C−12,3x^pr(seq/kg)に決定した。
バーフルオロジオキゾールコボリマー中のカルボン酸基
量の測定はFTIRによって測定した。
測定法はアシドフルオライド基の含有量の測定法と同様
の方法で試料を作りFTIR装置を用いて行った。スペ
クトルをプロットし、1929C11−’の吸収は膜厚
の初期吸収として用いた。カルボン酸基は1808〜1
812cm−’の吸収を用い18301111−’と1
800CI−’との間に引いたベースラインを用いて決
定した。カルボン酸基量は1829cm−’に対する1
810cm−’の吸収比を用いて“カルボン酸インデッ
クス”(CAf)  :CAI濶A1810/A182
9 (こ−でA1810は1810cm−’の吸収を、
A1829は1829C11−’の吸収を示す)として
決定した。
パーフルオロジオキゾール共重合体中の酸性基は第2級
アミン、第3級アミン又は第3級脂肪族アルコールと反
応せしめて変性し、次いで乾燥したポリマーを20〜2
00℃、とくに該重合体のガラス転移温度以下の温度で
フッ素ガスと反応せしめることによって安定化される。
この反応に用いるフッ素ガスの濃度は窒素ガス等の不活
性ガスに10〜25%のフッ素ガスを含むものを用いる
のがよい。
本発明の光ファイバは上述した如きバーフルオロジオキ
ゾール共重合体を芯とし、該重合体の屈折率よりも0.
01以上小さい屈折率を有する重合体を鞘形成用重合体
として用いることにより作ることができ、とくに鞘形成
用重合体としてはパーフルオロジオキゾールとテトラフ
ルオロエチレンの共重合体でDSCにより測定した一次
転移温度を有さないものを用いるのが好しい。
光ファイバの製造方法としては芯−鞘型複合紡糸法や一
度芯ファイバを作り、この芯ファイバに鞘ポリマーをコ
ーティングする方法を用いることができる。
[発明の効果] 本発明の光ファイバはC−H結合を含まないフッ素系ポ
リマーより作られており、従来のプラスチック光ファイ
バでは透光不可能であった近赤外光域においても光伝送
可能であり、また従来にない耐熱性良好な芯成分を用い
たことにより、その適用範囲を飛躍的に拡大させること
ができるものである。
[実施例] 以下、実施例にもとづき、本発明のプラスチック光ファ
イバをさらに説明する。
実施例1 容量2I!、の反応容器に2.0gのアンモニウムサル
ファイドを含む脱イオン水1100gを入れ60°Cに
加熱した。反応容器を68KPaに減圧し、フルオロカ
ーボン(CFtCI  CFClg)“Freon11
3″ (デュポン社登録商標)50rILlとフッ素系
界面活性剤“5ulflon ”311 Is(旭硝子
■登録商標) 8.0 gを加えた。撹拌下にパーフル
オロ(2,2−ジメチル−1,3ジオキゾール)267
s7(42,7g、0.175モル)を圧力9QPKa
の反応容器内に加えた。次いでクロルトリフルオロエチ
レン13.5g(0,116モル)を圧力207PKa
とした反応容器に加えた。反応性混合物の溶液を200
rp−で撹拌し、アンモニウムパーサルフェートの1%
溶液を150atZ/時の速度で加えた。この速度で重
合開始剤の添加開始後36分後に、反応容器内圧力は1
79PKaに低下し、更に34.5 PKaに低下した
ことより重合が開始されたことが分った。この時点でア
ンモニウムパーサルフェート溶液の滴下速度を60−7
時に変更した0次いでバーフルオロジオキゾールを51
.7m/時(0,23モル/時)でクロルトリフルオロ
エチレンを267 g/時(0,23モル/時)で連続
的に滴下しパーフルオロジオキゾール総量が155aZ
(248g。
1.02モル)及びクロルトリフルオロエチレンの総量
が80.1g(0,69モル)になった時点でモノマー
滴下を終了し反応容器内の圧力が21KPaになった時
点で反応を終了した。
得られた反応生成物は1732gであり、固形分濃度は
19.8重量%であった。554m1の脱イオン水を加
え固形分15重景%の溶液とした。l#i釈したラテッ
クスを容量5j!の撹拌機付きのフラスコに移し、35
0rp纜の撹拌下に濃硝酸(16M)25−を−度に加
えた。この分散液はゆっくりとゲル化した。この時点で
撹拌を終了し15分間放置した。その後350rpmで
再撹拌し861I7のCFClt  CFtCl(デュ
ポン社製”Freon  113 )を50wJ/10
秒なる速度で滴下した。ゲルは速かに重合体層と水相に
分離した。この後15分間撹拌を続けた後2.5℃/分
なる昇温速度で45°Cまで加温し、45°Cで1時間
加熱し、“Freon 113″を除去した後、2.5
℃/分なる昇温速度で75°Cまで加温した。その後ク
ロスフィルターで濾過しながら、溶液を45aZ/wi
nの速度で抜きとるとともに脱イオン水を同速度で加え
る操作を2時間かけて続け、ポリマーの洗浄を行ったと
ころ、系のpHは7となった。
フラスコより50ajの水を除いた後2Qmlのトリエ
チルアミンを加え、内容物を77°Cで12時間撹拌し
た。フラスコにはりフラックスコンデンサを付はトリエ
チルアミンを還流させた。
内容物を濾過し、減圧脱水後、100−の脱イオン水で
2回洗浄した後、100°Cで12時間乾燥した。得ら
れたポリマー中のクロルトリフルオロエチレンの共重合
量は35モル%であり、そのTgは149℃、収量は2
30gであった。
得られた重合体粉末を弗素化容器に入れ、容器を減圧し
た後、窒素置換し、95℃に加温した。この操作を繰返
し最後の減圧処理后にフッ素25容量%の窒素ガスを吹
込みフッ素化容器内の圧力を常圧とした。この混合ガス
の供給を100℃で0.9 j! /+sinとし2時
間フッ素化反応を行った。その後糸の温度を105°C
に昇温し、混合ガスを1時間にわたって流し続けた。
その後、混合ガスの供給量を0.717sinとして4
時間フッ素化反応を行った。その後、加温を中止し、窒
素雰囲気に置換した後、冷却し共重合体を回収した。
得られたパーフルオロジオキゾール共重合体中の酸性基
をPTIRで測定した結果2seq/kg以下であり実
質的にC−1i結合を含まないポリマーであった。
上記の如くして得たパーフルオロジオキゾール/クロル
トリフルオロエチレンコポリマーを紡糸機に供給し、ノ
ズル温度270℃で紡糸し、外径9801mの芯ファイ
バを作った。パーフルオロ(2,2−ジメチル1.3−
ジオキゾール)78■ole%とテトラフルオロエチレ
ン22110113%からなる共重合体をフッ素系溶剤
(スリーエム社製、商品名フロリナートFC−75)に
固形分濃度15重量%となるように溶解して鞘形成用溶
液とした。
上記の如くして作った芯ファイバを鞘形成用溶液中に浸
漬した後引上げ、乾燥することによって外径1000m
*の光ファイバを得た。
得られた光ファイバの光伝送特性は、波長650nmで
270dB/Km、  780nI11で330dB/
Km、  1550nmで285dB/Kmであり、可
視光から近赤外光域までの光を良好に伝送できる光ファ
イバであることを確めた。
実施例2 2iの重合容器にパーフルオロ(2,2−ジメチル−1
,3−ジオキゾール) 20Ilj(32g、 0.1
31stole) トハーフルオロ(メチルビニルエー
テル1 4 g (0. 0 8 4wole) 、ア
ンモニウムサ/L,7アイ) 1. 2 5 g、フッ
素系界面活性剤(旭硝子■′″Surflon ”SI
IIS) 4. 0 g及び脱イオン水11501aI
を不活性雰囲気下に加えた。反応容器を65℃でシール
し、アンモニウムパーサルフェートの1%溶液30−を
加えて重合を開始し、パドル型撹拌器で7Orpmで撹
拌した。
20分後、パーフルオロ(2.2−ジメチル−1.3ジ
オキゾール)を30−7時でパーフルオロ(メチルビニ
ルエーテル)を20g/時なる速度で、重合開始剤を3
0@l/時なる速度で4時間かけて追加した.この滴下
工程終了后、反応容器を冷却し、得られた反応溶液をプ
ラスチック容器に移した.この溶液に6Nの硝酸50@
1を加え重合体を凝集させた後、70℃の温水を加えて
撹拌洗浄した.得られた共重合体を濾過し減圧下に10
5℃で24時間乾燥した, DSCで測定した該重合体
のTgは173°Cであり、収率は154gであった.
得られた重合体粉末を減圧下にフッ素化容器中に入れ、
窒素置換した後、100℃に加温した.窒素ガス置換を
繰返した後、減圧し、フッ素ガス20容量%の窒素混合
ガスにて置換し、その後、該混合ガスを0.61、/s
inの速度で、100℃の温度に保ちながら供給し酸性
基の安定化を行った後、加温を停止し、窒素ガス置換し
た。室温に冷却后、容器よりポリマーを回収したところ
酸性基含有量は2■eq/kg以下であり、実質的に叶
l結合を含まないものであった。
得られた共重合体を実施例1と同様にして芯ファイバを
作り、この芯ファイバに実施例1で用いた鞘形成用溶液
を被覆し乾燥して外径1000−の光ファイバを得た。
得られた光ファイバの光伝送特性は、波長650n−で
3 0 5 dB/Km,  7 8 0 nmで37
5dB/にg+,1550n−で3 2 0dB/Km
であり、可視〜近赤外光域の光の伝送特性は良好であっ
た。
特許出願人 三菱レイヨン株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)芯−鞘構造のプラスチック光ファイバであり、芯
    成分が次式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中R,R’はF又はCF_3を示す) で示されるパーフルオロジオキゾールと少なくとも1種
    の他のエチレン性不飽和単量体とのC−H結合を含まな
    い共重合体であり、ディフェレンシャル・スキャニング
    ・カラリメトリー(DSC)により測定した一次転移温
    度を有さず、二次転移温度が100℃以上の共重合体に
    て構成されていることを特徴とするプラスチック光ファ
    イバ。
  2. (2)請求項1においてパーフルオロジオキゾール重合
    体として、フーリエ変換赤外スペクトロスコピィ(FT
    IR)で求めた酸性基の含有量が5meq/kg以下な
    る共重合体を用いることを特徴とするプラスチック光フ
    ァイバ。
  3. (3)請求項1において他のエチレン性不飽和単量体と
    して、テトラフルオロエチレン、クロルトリフルオロエ
    チレン、パーフルオロメチルビニルエーテルより選ばれ
    た単量体を用いることを特徴とするプラスチック光ファ
    イバ。
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