JPH02238943A - 突板張り金属部材の製造方法 - Google Patents

突板張り金属部材の製造方法

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JPH02238943A
JPH02238943A JP6044289A JP6044289A JPH02238943A JP H02238943 A JPH02238943 A JP H02238943A JP 6044289 A JP6044289 A JP 6044289A JP 6044289 A JP6044289 A JP 6044289A JP H02238943 A JPH02238943 A JP H02238943A
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butt sheet
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Kazuhiko Ota
和彦 太田
Yukio Suzuki
幸雄 鈴木
Hisatsune Sato
佐藤 久恒
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、天然木からなる突板を積層した金属板を三次
元形状に成形加工した突板張り金属部材の製造方法に関
する. 〈従来の技術〉 従来、三次元形状を有する木質部材の製造方法としては
、以下の3通りの方法が挙げられる.(イ)むくの木材
を三次元形状に切削する方法形状の自由度が高く、いろ
いろな形状の部材を製造することができるが、むくの木
材を使用するため極めて高価であるうえ、重量があり、
さらに木目のばらつきが大きいので量産製品の製造方法
には不適当な方法であった. (II)成形合板法 突板、基材となる単板、必要ならばさらに金属板を重ね
合わせ、加熱加圧することにより、所定の形状の部材を
製造する方法であるが、三次元形状に成形するのに時間
がかかるので比較的高価なものとなり量産には好適な方
法ではなかった.(Fl)三次元ラミネート法 予め所定の三次元形状に成形した金属板、木材等の基材
の表面に突板をゴムシ一ト等の変形可能なシートにより
押圧しながらラミネートする方法であり、この方法は、
ラミネートできる形状の自由度が低く、またラミネート
に時間がかかるためやはり量産には不都合な方法と言わ
ざるをえなかった. このような欠点を改良したものとして、成形可能な金属
板の表面に接着剤を介して天然木をスライスした突板を
貼り合せ、次にプレス成形により三次元形状に成形する
方法がある. しかし、天然木をスライスした突板は、一般に樹種や産
地によって突仮にスライスする時の適性が異なることに
より、厚さや裏割れの程度に差が生じてしまう. また、突板は、天然木をスライスして製造するため、そ
の厚さも0.2一以上となってしまい、三次元成形性の
面で充分なものではなく、浅い形状のものに限られてし
まっていた. 〈発明が解決しようとする課題〉 本発明の目的は、突板張り金属板を用いて能率よく、安
定して、安価に突板張り金属部材の製造する方法を提供
することである. く謀題を解決するための手段〉 本発明は、金属板の表面に接着剤を介して、0.2〜1
鵬にスライスした天然木からなる突板を積層した後、該
突板の表面を研削し、0.15am以下の厚さとした突
板張り金属板を三次元形状に成形してなる突板張り金属
部材の製造方法である.ここで、金属板の表面に接着剤
を介して突板を積層する際、突板の裏面に予め、布、フ
ィルム、不織布等の支持体を張り合わせておくことによ
り、三次元形状の成形を良好に行なうことができる.ま
た、突板は前述のように0.2〜1■にスライスしたも
のであるが、樹種や産地によって厚さが不揃いで、同一
ロットのものであっても厚さが不揃いとなっているのを
、金属板に張り合わせた突板をベルトサングーのサイデ
ィングベルトで研削して、突板の厚さを0.15一以下
、好ましくは0.1 wmに加工する. さらに、金属板に突板を張り合わせた後、研削する前に
突板の空隙部に樹脂組成物を含浸することにより、その
後の三次元形状の成形加工適性が向上する. この含浸する樹脂組成物としては、溶液型アクリル樹脂
、アクリル樹脂エマルジッン、水性アクリル樹脂、ウレ
タンエマストマー樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹
脂等の中で可撓性の高いグレードのものを使用する. く作用〉 突4ffu!0.2〜1mmに天然木をスライスしたも
ので、この突板は同一ロットのものであっても樹種や産
地によって厚さが不揃いであり、、また、突仮にスライ
スする時に裏割れが生じてしまうため、金属板に張り合
わせた突板張り金属板を三次元形状に成形すると、突板
が割れてしまい、成形加工適性が劣るものであった. しかし、突板を金属板に積層後、研削することにより、
厚さが、0.15m以下の均一な厚さとすることができ
ると共に、突板製造時の裏割れも取り除《ことができる
ので、より三次元形状の成形適性が優れたものとなり、
深い成形加工、複雑な成形加工が可能となった. また、突板の裏面に不織布等の支持体または1および突
破に可撓性の優れた樹脂組成物を含浸することにより、
さらに三次元成形加工性の優れた金属板が得られる. く実施例〉 まず、第1図に示すように厚さ0.8 mの表面を脱脂
処理したアルミニウム板からなる金属仮1の表面に接着
剤2(七メダイ7 G817)を100g/nf塗布し
、裏面に不織布からなる支持体3を裏打ちした厚さ0.
2閣のローズウッドの突Fi4を接着、積層して突板張
り金属板Aとした. 次に、接着剤を乾燥後、第2図に示すように、前記突板
張り金属板八の突板4の表面を粒度AA180の研磨ベ
ルトを装着したワイドベルトサンダ−Bを用いて研削し
、厚さを0.1−とした.この突板張り金属板をIOR
の曲げ加工を行なったところ突仮に割れもなく三次元形
状の金属部材が得られた. く比較例〉 実施f!4lにおける研削前の突板張り金属板を15R
の曲げ加工したところ突仮に割れが発生し、三次元形状
の金属部材が得られなかった.〈実施例2〉 実施例lにおいてベルトサンダーBを用いて研削する前
に、突板の空隙部にウレタンエラストマー樹脂を含浸、
乾燥処理した以外は実施例lと同様の処理を行ない、厚
さ0.1腫の突板の突板張り金属板を得た. この突板張り金属板を7Rの曲げ加工を行なったところ
、突仮に割れもなく、三次元形状の金属部材が得られた
. く実施例3〉 実施例2において、ベルトサングーにより研削して、突
板の厚さを0.08一として以外は、実施例2と同様の
処理を行い、突板張り金属板を得た.この突板張り金属
板を5Rの曲げ加工を行なったところ、突板に割れもな
く、三次元形状の金属部材が得られた. く発明の効果〉 本発明の方法によれば、突板の製造時に厚さにばらつき
があっても、金属板に接着後、突板の表面を研削するの
で精度よく、一定の均一な厚さとすることができるので
三次元形状の形成性が向上、かつ安定する. また、薄くスライスできない樹種であっても、金属板に
接着後、研削により、一定の厚さで、0.15一以下の
厚さに加工できるので、三次元形状の成形性が向上する
. さらに、研削前に突板の空隙部に樹脂を含浸させること
により、研削の際、けばが出にく《なるので、より薄い
突仮に研削することが可能となり、一層加工適性が向上
する.
【図面の簡単な説明】
第1図、および第2図は、本発明の突板張り金属部材の
製造に用いる突板張り金属板の製造工程を示す説明図で
ある.

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属板の表面に接着剤を介して0.2〜1mmに
    スライスした天然木からなる突板を積層した後、該突板
    の表面を研削し、0.15mm以下の厚さとした突板張
    り金属板を三次元形状に成形してなる突板張り金属部材
    の製造方法。
  2. (2)金属板の表面に接着剤を介して、0.2〜1mm
    にスライスした天然木からなる突板を積層した後、樹脂
    組成物を含浸し、次に突板の表面を研削し、0.15m
    m以下の厚さとした突板張り金属板を三次元形状に成形
    してなる突板張り金属部材の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61144348A (ja) * 1984-12-18 1986-07-02 株式会社 三協産業 凹凸面を有する化粧単板の製造方法
JPS61115412U (ja) * 1984-12-28 1986-07-21

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