JPH02237927A - 安定な活性型ビタミンd類組成物およびその製造方法 - Google Patents

安定な活性型ビタミンd類組成物およびその製造方法

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JPH02237927A
JPH02237927A JP5624189A JP5624189A JPH02237927A JP H02237927 A JPH02237927 A JP H02237927A JP 5624189 A JP5624189 A JP 5624189A JP 5624189 A JP5624189 A JP 5624189A JP H02237927 A JPH02237927 A JP H02237927A
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JP
Japan
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albumin
medium
active vitamin
composition
active type
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JP5624189A
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Yoshihiro Kamio
神尾 佳弘
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Toyo Jozo KK
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Toyo Jozo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は新規な活性型ビタミンD類組成物及びその製造
方法に関する。
(従来の技術) 近年、強いビタミンD様生物活性を有する活性型ビタミ
ンD類、例えば1α−ヒドロキシコレ力ルシフエロール
等が開発ざれ、ビタミンD代謝障害に起因する種々の疾
患、例えばくる病、骨軟化症等への適用が注目ざれてい
る。これらの活性型ビタミンD類は生物活性が極めて強
いので1回の投与量が微量であり、そのため製剤中の含
量の均一性や安定性が特に要求ざれる。しかしながら、
この活性型ビタミンD類は熱,光に対して不安定であり
、空気に対しても酸化ざれやすい性質を有するので、こ
れまでにその製剤化には種々の試みがなされてきた。
現在実施ざれている活性型ビタミンD類の製剤化の方法
は、主として軟カプセル製剤であり、例えば活性型ビタ
ミンD類をトリグリセライド等の油性基剤に溶解して油
性溶液とし、これを軟カプセル化して経口投与用製剤と
する方法等がある。
しかしながら、軟カプセルは保存環境により、軟化,変
形,付着しやずく、また吸湿性が高いため防腐剤等を添
加しないと微生物の汚染を{8きや寸い。ざらにその製
造工程も煩雑であり、また軟カプセル剤自体一製剤当り
の含0′ψが必ずしも正確ではないという難点もあって
、活性型ビタンミD類のように投与伍がm醋な薬剤の場
合には問題がある。
一方、固形製剤についても種々の試みがなされている。
例えば結晶セルロース,デンプン,カゼイン等有機溶媒
に対して難溶性の賦形剤を内層とし、これに活性型ビタ
ミンD3類d″3よび有機溶媒に対(ノて易溶性の賦形
剤とを外層として形成せしめたもの(特開+1,?59
−1 55309号公報)、ポリビニルピロリドンと水
}d性高分子化合物(メチルセルロース等)との混合物
に活性型ビタミンD類等の水難溶性桑物を実質的に非結
晶状に分散せしめた組成物よりなるもの(特開昭59−
42313号公報)等が報告ざれている。
しかしながら、これらの製剤化はいずれも活性型ビタミ
ンD類を有機溶媒に溶解する必要があり、有機溶媒は揮
発性であるのでこれを取扱う製剤作業環境は好ましいも
のとはいえない。
(発明が解決しようとずる課題) 本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、熱,光(こ
対して安定で、さらに成分含量が均=一な活性型じタン
ミD類の固体状の組成物を提供することを目的と(ノ、
また揮発性物質である有機溶媒を使用することなく上記
組成物を製造する方法を捉供することを目的とずるもの
である。
[発明の構成] (課題を解決するための手段および作用)上記目的を達
成するために鋭意研究の結宋、活性聖ビタミンD類の組
成物にcl5いて、アルブミン非変性性で活性型ビタミ
ンD類可溶性でロつ水分散性である媒体中に、活性型ビ
タミンD類を可}容化せしめ、得られた活性型ビタミン
D類含有媒体とアルブミンとを水性媒体中にて混和しッ
、その後凍結乾燥することによって、活性型ビタミンD
類が均質に含有され、しかも熱,光に対して安定である
組成物を調製できることを兄出しノ本発明に到達した。
すなわち、本発明は a)アル1ミン非変性性,活性型ビタミンD類可溶性お
よび水分散性を具備した媒体、 b)活性型ビタミンD類、 C)アルブミン及び d)水性媒体 を含有する混合物の凍結乾燥物であることを特徴とする
活性型ビタミンD類安定化組成物に関し、またアルブミ
ン非変性性、活性型ビタミンD類可溶性および水分散性
を具備した媒体中に活性型ビタミンD類を可溶化せしめ
、得られた活性型ビタミンD類含右媒体を)7ルブミン
と共(こ水i生媒体中に混和し、これを凍結乾燥するこ
とを特徴とする活性型ビタミンD項安定化組成物の製造
方法に関する。
本発明で使用されるアルブミン非変性性、活性型ビタミ
ンD類可溶性および水分散性を具(!寸る媒体としては
、例えばトILB7−18の界面活性剤上たは低分子量
のポリエチレングリニ]一ルがあり、これらの1種又は
それ以上の組み合せが用いられる。HLB7〜18の界
面活性剤を具体的に例示すると、ソルどタンモノラウレ
−1・(商品名 Span20;アトラス礼装S HL
B 8.6> .ボリオキシエチレンソルビタンモノラ
ウレ−1−(商品名Tween 20 :アトラス社M
 : HLB 16.7 ) ,ポリオキシエヂレンソ
ルビタンモノオレ−1ヘ(商晶名Tweeロ80:アト
ラス社製:HI B 15.0 >,ポリオキシエチレ
ンンルビタンモノパルミテ−1〜(商品名 Tween
 40 ;アトラス社M ; HLB 15.6 ) 
,ボリオキシエチレンラウリルエーテル(商品名Br+
J35  ; ICI社製:HLB 16.9 )等を
あげることかでき、自体が固体状のHLB7〜18の界
面活性剤を用いる場合には、他の液体状のl−I L 
87〜18の界面活性剤又は低分子母のポリエチレング
リコールを混合して用いればよい。低分子量のボリエチ
レングリコールとしては、平均分子鼠200〜400の
ポリエチレングリコールがおり、具体的に例示すれば、
ボリエチレングリコール400(商品名;局方品 ■第
一商店社製;平均分子量400)等が挙げられる。
活性型ビタミンD類としては、例えば1α−ヒドロキシ
コレ力ルシフエロール(1α−OHD3)、25−ヒド
ロキシコレカノレシフエロールク25一OH[)3 )
 、24−ヒドロキシコレカノレシフエローノレ(24
−OHD3 ) 、1α,25−ヒドロキシコレカノレ
シフエロール(1α, 25−(OH)2 D3 ) 
、1α,24−ジヒドロキシコレカノレシフエローノレ
(1α,24(0旧2D3)、1α, 2425−トリ
ヒドロキシコレカノレシフエ口ーノレ(1α, 24.
 25(Oil)3 D3 )、24−オキソコレ力ル
シフエロール、1α−ヒドロキシ−24−オキンコレ力
ルシフエロール、25−ヒドロキシ−24−オキソコレ
カノレシフエローノレ、1α,25−ジヒドロキシー2
4−オキソコレ力ルシフエロール、25−ヒドロキシコ
レ力ルシフエロール−26. 23−ラクトン、1α,
25−ジヒドロキシコレカノレシフェローノレー26.
 23−ラクトン、25−ヒドロキシコレ力ルシフエロ
ーノレ−26. 25−パーオキシラクトン、1α,2
5−ジヒドロキシコレカノレシフエロール−26. 2
3−パーオキシラクトン、26,26, 26, 27
, 27. 27−へキサフルオロ−25−ヒドロキシ
コレ力ルシフェロール、26, 26. 2B, 27
,27. 27−へキサフルオ口−1α,25−ジヒド
ロキシコレカノレシフエローlレ、24(S) −26
. 26. 26.27, 27. 27−へキサフル
オ口−1α, 24. 25−トリヒドロキシコレ力ル
シフエロール、1α,25−ジヒドロキシ−26. 2
6, 26, 27, 27, 27−へキサフルオロ
−24−オキソコレカノレシフエローノレ、25ヒドロ
キシエノレゴ力ルシフエローノレ、1α,25一ジヒド
ロキシエルゴ力ルシフエロール等が挙げられる。
アルブミンとしては、卵白アルブミン,乳アルブミン,
牛血清アルブミン,ヒト血清アルブミン等が挙げられる
水性媒体としては、精製水,局方常水,水又は医学的に
許容ざれる水溶性塩を含む水溶液が挙げられ、医学的に
許容ざれる水溶性塩としては、塩化ナトリウム,炭酸ナ
トリウム,リン酸一ナトリウム,リン酸二ナトリウム等
が挙げられる。
本発明の組成物は、例えば上記の如きアルブミン非変性
性、活性型ビタミンD類可溶性および水分散性を具備す
る媒体中に、活性型ビタミンD類を可溶化せしめ、得ら
れた活性型ビタミンD類含有媒体をアルブミンと共に上
記の如き水性媒体中に混和し、これを凍結乾燥せしめた
ものでおる。
更に好ましい本発明の態様としては、上記の水性媒体中
にて活性型ビタミンD類含有媒体と7ルブミンを混和す
る工程において、更に高分子量ポリエチレングリコール
を添加することが挙げられる。高分子量ポリエチレング
リコールとしては、分子fi 1,000〜6,000
のものであり、具体的に例示すれば、ポリエチレングリ
コール4000  (平均分子i 4000  和光M
A薬社製),ポリエチレングリコール6000 (平均
分子量6000  和光純薬社製)が挙げられる。
アルブミン非変性性、活性型ビタミンD類可溶性および
水分散性を具備する媒体の量は、活性型ビタミンD類1
重母部に対して、好ましくは1〜10 000重量部、
更に好ましくは500〜i , ooo重量部である。
また、アルブミンの」は、活性型ビタミンD類1重量部
に対して、好ましくは1〜100,000重母部、更に
好ましくは500〜50, 000重量部でおる。更に
、水性媒体の量は、前記の活性型ビタミンD類含有媒体
とアルブミンとを分散せしめるのに必要な量でおればよ
く、好ましくは該活性型ビタミンD類含有媒体1重量部
に対し10〜5,000重母部である。
更に好ましい態様として添加する高分子量ポリエチレン
グリコールは、上記3要件を具備する媒体1重は部に対
し、,1〜10重量部、好ましくは1〜2重量部である
本発明の活性型ビタミンD類安定化組成物は例えば以下
の如くして製造ずることができる。
まず、アルブミン非変性性、活性型ビタミンD類可溶性
及び水分散性を具備“りる媒体中に、活性型ビタミンD
類を溶解せしめる。次いでこの溶液を水性媒体中に、通
常室温〜4G’C,好ましくは10〜20℃の範囲で、
通常30分〜120分の間攪拌し分散せしめる。次いで
これにアルブミンを加え、室温へ−30℃、好ましくは
10〜20℃、通常30分〜180分の間攪拌し、得ら
れた混和溶液を−50℃〜−20℃にて凍結させた後、
減圧下、24時間以上、好ましくは48時間以上かけ常
温まで昇温せ(ノめる凍結乾燥をして水分含量を0.5
 ヘ−1.0%以下とすると本発明の組成物が1qられ
る。
上記の如き方法によれば、薬理活性物質である活性型ビ
タミンD類が安定で薬物含最も均一な組成物が得られる
。また製造工程も極めて効率的である。
かくして得られる組成物は、そのまま或いは必要に応じ
て他の成分、例えば公知の賦形剤、潤沢剤、結合剤、着
色剤、抗酸化剤、矯味矯臭剤等を混合して、薬剤とする
ことができる。賦形剤としては、例えばデンプン,結晶
セルロース,デキストリン,乳糖,マンニ1〜−ル,ソ
ルビ1〜−ル,無水リン酸カルシウム等が挙げられる。
滑沢剤としては、例えばタルク,ステアリン酸,ステア
リン酸の塩,ワックス等が挙げられる。結合剤としては
、例えばデンプン,7′キストリン,1ヘラカン1〜,
ぜラチーン,ポリビニル1ごロリドン,ヒドロキシブ口
ピルセルロース,ポリビニルアルコール等が挙げられる
。着色剤としては、例えばサンセッ1ヘイ工日一の如き
タール系色素等が挙げられる。抗酸化剤としては例えば
ブヂルヒドロキシトルエン(Bl−IT),没食子酸ブ
ロビル,プチルヒドロキシアニソール(BHA).レシ
チン,α一ト]フエロール9ヒドロキノン,アスコルビ
ン酸,没食子酸オクヂル,没食子酸ドデシル等が挙げら
れる。
矯味矯臭剤としては、例えばクエン酸,フマール酸,メ
ントール,カンキツ香料等が挙げられる。
製剤の形態としては、錠剤,散剤,顆粒剤,カプセル剤
等の経口投与用製剤等が挙げられる。
(実施例) 以下、本発明を実施例により更に詳細に説明1る。
実施例1 1cx−OHビタミンD3  ( I CX一〇HD3
 ) 1mgをポリソルベート800.59に溶解し、
次いでこれを20(7!の水に均一に分散せしめた。こ
れに卵白アルブミン4.5gを加え溶解した後、凍結乾
燥を行い、均一な1α−OHD3のアルブミン5 , 
000倍敗を17だ。対照品として、1α−OHD3の
D−マン二1ヘールs,ooo倍敗を用いた。このbの
は1αOHD3 1ffigをエタノール20Id!ニ
溶解し、これニD一マンニトール5gを加え、エタノー
ルを減圧留去し乾燥して得た。
上記の本発明品と対照品を各々別々に透明ガラス瓶に入
れ、蛍光灯下15,000ルクス,24時間放置し、1
α−OHD3の残存率を測定した。残存率の測定は、1
α−OHD3として8ug含有する量の組成物を秤取し
、これに20%エタノール/イソオクタン1IJJlを
添加して5分間振とう(ノた後、ミリポア製M「−GV
にて冫戸過し、その5μpをチャージして、次の条件で
行なった。
カラム: シリカゲル60 , 4.6φX250#,室温移動層
: 塩化メチレン]一エタノール−97:3,流速 1 d
/vn 検出: UV,254.,  感度 Abs = 0.16結果
を第1表に記す。この表から明らかなように、本発明品
の組成物の方が光に対してはるかに安定であることがわ
かる。
第  1   表 実施例2 1α,25−(Oil)2D3   1mFIをポl,
J Iヂレンクリ]一ル400  0. 5 ’;lに
}d解し、次いでこれを予めポリエチレングリコール4
000  0.5 gを溶解した水200mに均一に分
散せしめた。これに卵白アルブミン9gを溶解した後凍
結乾燥を行ない、1α,25−(0旧2 D3の7ルブ
ミン10,000倍敗を得た。
この組成物を蛍光灯下15,000ルクス,24時間放
置し、1α, 25−(OH)2 D3の残存率を測定
した。
対照品として、1α,25−(0旧2 D3のD−マン
ニトール10, 000倍敗を用いた。この対照品は1
α,25−(OH)2 D3  1mgをエタノール2
0mlに溶解し、これにD−マンニトール10gを加え
、エタノールを減圧留去し乾燥して得た。
本発明組成物と対照品を各々別々に透明ガラス瓶に入れ
、蛍光灯下に放置したときの1α,25−(OH)2 
D3残存率を第2表に記したが、本発明品組成物の方が
はるかに光に対して安定であることがわかる。
第  2  表 実施例3 1α−OHD3   ’lmyをポリソルベート20 
 0.59に溶解し、次いでこれを予めポリエチレング
リコール4000  0.5gを溶解した水200rn
1に均一に分散せしめた。これに卵白アルブミン4.5
gを加え溶解した後、凍結乾燥を行ない、1α−0’H
 [) 3のアルブミン5,000倍敗を得た。この組
成物を65゜Cに置き、1α−OHD3の熱安定性を測
定した。
対照品として1α−OHD3のD−マンニトール5,0
00倍敗を用いた。この対照品は1α一〇H[)31m
gをエタノール20mlに溶解し、これにD−マンニト
ール59@懸濁した後エタノールを減圧留去し、乾燥し
て得た。
水発明組成物と対照品を65℃に保存した時の1α−O
H[)3の残存率を測定したが、第3表より明らかなよ
うに、対照品は急激に含量が低下したのに対し、本発明
組成物は熱安定性に優れていた。
(以下 余白》 第  3  表 実施例4 1a−Ot![)3  1mgにTween80  0
. 5 gを添加して溶解し、次いでこれを蒸留水20
(7に分散し、更に卵白アルブミン9,5Jを溶解した
後凍結乾燥し、1α−OtlD3のアルブミン10, 
000倍敗を得た。
別に1α−OH[)3  1mgにTween80  
0. 5 gを添加し溶解し、次いでこれを蒸留水20
0rdlに分散し、更にボリエチレングリコール400
0  0.5 (jを加え、攪拌し、ざらに卵白アルブ
ミン9gを溶解した後、凍結乾燥を行なうことにより1
α−Of{[)3のアルブミン10, 000倍敗を得
た。
1α−OH[)3の均一性を測定した時、前者はCV=
 1.9%、後者は1.5%であった。
異なる部位20箇所より100myづつサンプリングし
、各々の1α−OH[)3の含量をトIPLcにより測
定した。
X塵里互 1α−01−ID3  1mgをソルビタンモノラウレ
ート0.5gに溶解し、次いでこれを500rr1lの
水に均一に分散せしめた。これに牛血清アルブミン4,
59を加え、溶解した後凍結乾燥を行ない、均一な1α
−OH[)3のアルブミン5,000倍敗を得た。この
組成物25gとD−マンニトール445gおよびコーン
スターチ352.5 gを流動層により60℃の気流中
にて混合しながら、予めコーンスターチ22.59と精
製水375dとを90℃にて糊化した俊50℃に冷却し
た液を、毎分37. 5dの割合で噴霧し、次いで90
℃の気流中にて水分4.5〜5.5%となるように乾燥
した。得られた乾燥物を20メッシュにて整粒し、これ
にステアリン酸マグネシウム5gを混合した後、ロータ
リー式打錠機にて厚さ約2.6#II,直径約8Mr1
,重量約170mlの白色錠剤を得た。
この錠剤は、1錠中に1α一081)31μグを含イ〕
゛するものである。
X廉員遺 l a, 25i0H)2 D3  1mgをポリオキ
シエチレンラウリノレエーテノレの50%ボリ−丁チ1
ノングリ]一ル400溶液に溶解し、次いでこれを20
0mllの水に均一に分散せしめた。これに人而清アル
1ミン9.5gを加え溶解した後、凍結乾燥を行ない均
一な1α, 25−(OH)2 D3のアルブミンio
, ooo倍散を得た。
この組成物と精製白糖とをコーンスターチを結合剤とし
て湿式造粒し、下記の組成を持つ顆粒剤とした。
1g中組成  本発明物     1omg精製白糖 
   970mg コーンスターチ  20mク [発明の効果] 以上説明しl;:ように、本発明の組成物は活性へ}J
ビタミンD類を均−に分散して含有しており、かつ光,
熱に対する安定性がよい。したがって、この組成物を用
い、適当な賦形剤、結合へFl.iiil’Jt熱9潰
沢剤などを添加し7て製剤化すれば、成分含量の均=−
・な、かつ光,熱に対して安定な活性型ビタミン[)煩
の固体化製剤、例えば錠剤,顆粒剤2カゾ廿ル剤などが
得られる。
( 8733 )代理人 弁理士 猪 服 祥 晃(ば
か 1名) 手続補正書(自発) 2.4.09 平成  年  月  日

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)a)アルブミン非変性性、活性型ビタミンD類可
    溶性および水分散性を具備した媒体、 b)活性型ビタミンD類、 c)アルブミン及び d)水性媒体 を含有する混合物の凍結乾燥物であることを特徴とする
    活性型ビタミンD類安定化組成物。
  2. (2)アルブミン非変性性、活性型ビタミンD類可溶性
    および水分散性を具備した媒体が、HLB7〜18の界
    面活性剤または低分子量のポリエチレングリコールから
    なる群より選ばれる1種または2種以上の組み合せから
    なる媒体である請求項1項記載の組成物。
  3. (3)アルブミン非変性性、活性型ビタミンD類可溶性
    および水分散性を具備した媒体中に活性型ビタミンD類
    を可溶化せしめ、得られた活性型ビタミンD類含有媒体
    をアルブミンと共に水性媒体中に混和し、これを凍結乾
    燥することを特徴とする活性型ビタミンD類安定化組成
    物の製造方法。
JP5624189A 1989-03-10 1989-03-10 安定な活性型ビタミンd類組成物およびその製造方法 Pending JPH02237927A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003518509A (ja) * 1999-12-23 2003-06-10 アベンティス・アニマル・ニユートリシヨン・エス・エー 粒状ビタミン組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003518509A (ja) * 1999-12-23 2003-06-10 アベンティス・アニマル・ニユートリシヨン・エス・エー 粒状ビタミン組成物

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