JPH02237768A - 砥石修正装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は工作物の研削装置に用いる砥石車の砥石修正装
置に関する。

［従来の技術］ 従来、砥粒が摩滅しゃすい工作物を超硬質砥粒の砥石車
で研削した場合、加工が進むにつれ砥粒の表面が平坦に
なり研削抵抗が増大し、いわゆる研削焼けが生ずる。こ
の砥粒の平坦化を是正するために一定の間隔をおいてツ
ルアによりツルーイングを施す方法がとられている。

し発明が解決しようとする課題」 しかし上記のようにツルアによりツルーイングをした場
合、再び砥粒が平坦化するのが早くツルーイングインタ
ーバルが短くなり、砥石車の消耗が激しくコストが高く
なるという欠点があった。

そこで上記欠点を解消するためにツルーイングインター
バルにドレッシングロールによりドレッシングする方法
を採用する。このドレッシングは砥石の砥粒をバインダ
ーから突出させるだけの工程のため、砥石の消耗が少な
くなりツルーイングインターバルを長くすることができ
、コストダウンを実現できる。しかしこのドレッシング
により突出した砥粒の表面は研削が進むにつれやはり平
坦化し再度のドレッシングでは解消せず研削抵抗が高く
なるという欠点があった。

本発明は上記欠点に濫み案出ざれたしのでドレッシング
にＪ：り突出した砥粒の表面にさらに微小な破砕を生じ
させ研削性を向上させる砥石修正装置を提供することを
技術課題とずる。

［課題を解決するための千段］ 本発明の砥石修正装置は超硬質砥粒の砥石車を砥石台に
回転可能に装着した研削装置本体と、該砥石車をツルア
によってツルーイングするツルイング装置と、該砥石車
をドレッシングロールによってドレッシングするドレッ
シング装置と、該砥石車の回転方向における該ドレッシ
ングロールの直侵に配され該砥石車にクーラントを供給
して砥粒を破砕させるクーラント供給装置と、該ツルー
イング装置と該ドレッシング装置の作動を制御するとと
もに、該砥石車のドレッシング時には該砥石車にクーラ
ントが供給されるように該ターラント供給装置を作動さ
ける制御ｆ段とを右ずることを特徴とする。

［作用］ 上記構成により、研削装置本体（装着された砥石台の砥
石車が回転することにより同じく研削装置本体に取付ら
れたワークを研削する。ここで研削か准むにつれ砥石車
の表向は平坦化し処理が必要どなる。このために砥石車
をツルーイングすべく研削装置本体に支承されたツルア
により一定間隔をおいてツルーイングがなされる。ここ
でツルーイングとは砥石車の表面全体をツルアにより鋭
利にさせることである。さらにツルーイングインターバ
ルにおいて砥石車をトレッシングづぺく研削装置本体に
支承されたドレッシングロールによりドレッシングを行
なう。ここでドレッシングとは凪粒をつなぎ合せている
バインダーを研削しチップボケッ［〜を形成させること
である。ざらにクーランｉへ供給装置により砥石車の回
転方向におけるドレッシングロールの直後に配された砥
石車の表面にクーラントを供給する。このようにドレッ
シングロールの直後にクーラン］へを供給することによ
りドレッシングにより加熱された砥石車の表面から突出
した砥粒の表面を急冷して微破砕させることができ砥粒
の表面に鋭利な切り欠きを生じさせ研削性を向上させる
。

［実施例］ 本実施例の砥石修正装置は超硬質砥粒の砥石車１２を砥
石台１１に回転可能に装着した研削装置本体１と、研削
装置本体１に支承されるツルア２１をもつツルーイング
装置２と、研削装置本体１に支承されドレッシング日一
ル３１をもつドレッシング装置３と、砥石台１１の砥石
車１２にクーラントを供給するクーラント供給装置の本
体く図示せず》とそのノズル４（第２図に示ず）とから
なる。

第１図において、１３は研削装置本体のベッドを示す。

ベッド１３の上面には略直方体形状の砥石台１１が載置
されている。この砥石台には一端に砥石車１２が軸承さ
れた軸１１１が回転可能に枢支されている。この砥石車
１２はダイヤモンドあるいはＣＢＮ砥石のような超硬質
砥粒をバインダーでつなぎ合せた円盤状のものである。

一方この軸の他端にはプーリー１１２が軸承されている
。

砥石台１１の上面には砥石駆動用モータ１１３が載置固
定されこの砥石駆動用モータ１１３の軸にはプーリー１
１４が軸承されプーリー１１２とブリ−１１４との間は
ベルｌ−１　１　５により動力伝達可能どなっている。

砥石車１２は砥石駆動用モタ１１３の駆動によりベルト
１１５を介して軸１１１が回転することにＪ：り駆動さ
れる。またこの砥石台１１はベッド１３上を第１図にお
いて１一下方向に店動可能でありベッドに固定されたザ
ーボモータ１３１により駆動され１習動ずる。

一方ベッド１３上には砥石台１１の進行方向と直交する
方向に長く伸びるテーブル１４が戟置されこのテーブル
１４上には主軸台１５と心押し台１６が相対向してｉＩ
！！置されている。ワークＷは主軸台１５のもつ先端が
円錐状のスピンドル１５１と心押し台１６のもつ軸方向
に移動可能な先端が円錐状の心押し棒１６１とに挟装さ
れ回転可能に支承されている。このワークＷは主軸台１
５のもつ主軸駆動モータ１５２により回転駆動される。

砥石車１２は砥石駆動用モータ１１３により回転駆動ざ
れるとともにサーボモータ１３１により進退し回転する
ワークＷを研削する。

ツルーイング装置２は砥石台１１に水平に固定ざれたＸ
軸送りテーブル２２とＸ軸送リテーブル２２上に店動可
能に載ｊδされたＹ軸送りテーブル２３とＹ軸送りテー
ブル２３に１ご動可能に嵌合されたツルア駆動モータ２
４とツルア駆勤モータ２４に軸承ざれるツルア２１とか
らなる。Ｙ軸送りテーブル２３はＸ軸送りアーブル２２
に固定ざれたＸ軸送りモータ２２１の駆動にＪこり第１
図においてＸの矢印方向に移動可能である。またツルア
駆動モータ２４はＹ軸送りテーブル２３に固定されたＹ
軸送りモータ２３１の駆動により第１図においてＹの矢
印方向に移動可能である。このＸ軸送りモータ２２１と
Ｙ軸送りモータ２３１の駆動によりＹ軸送りテーブル２
３とツルア駆動モータ２４が移動しツルア２１を砥石車
のツルーイング位置に移動させる。

ドレッシング装置３は第１図、第２図に示すように砥石
台１１に軸承された支持部３２と支持部３２に固定され
た本体部３３と本体部３３の上部に固定されたドレッシ
ング口・−ル送りモータ３３１と本体部３３の下部に位
置しドレッシングロール送りモータ３３１の駆動により
上下動可能なドレッシングロール駆動モータ３４とドレ
ッシングロール駆勤モータ３４の軸に軸承されるドレッ
シングロール３１とからなる。このドレッシングロール
３１は砥石車１２の一Ｆ方に位置しドレッシングロール
送り［一夕３３１の駆動により上下して砥石車１２をド
レッシングする。

クーラント供給装置は図示しないクーラント供給装置の
本体とクーラント供給装置本体から伸びている砥石車１
２の回転方向にオＣブるドレッシングロール３１の直後
に配されるノズル４とからなる。このクーラント供給装
置のノズル４によりドレッシングされた砥石車１２表面
のドレッシングロール３１直侵にクーラントが供給され
る。なお第２図に示すように工作物Ｗの砥石車回転方向
直前にもクーラント供給装置のノズル５が配される。

この砥石修正装置は砥Ｆｉ修正装置の本体とは別に砥石
駆動用モータ１１３からの入力によりツルイング装置２
、ドレッシング装Ｍ３、クーラント供給装置を制御する
制御部（制御手段）６をもつ。この制御部６は第１図に
示すようにメモリ６１１と、中央処理装置６１と、モー
タ動力検出装置６２による砥石駆動用モータ１１３の動
力負荷の入力と動力設定回路６３の設定値とを比較する
比較回路６４と、比較回路６４と中央処理装置６１とを
結ぶインターフェース６５と、中央処理装置６１からの
出力によりそれぞれパルスを発生ざゼる３つのパルス発
生回路６６１、６６２、６６３とからなる。パルス発生
回路６６１により駆動回路６７１を介してＸ軸送りモー
タ２２１が制御ざれ、パルス発生回路６６２により駆動
回路６７２を介してＹ軸送りモータ２３１が制御ざれ、
さらにパルス発生回路６６３により駆動回路６７３を介
してドレッシングロール送りモータ３３１が制御される
。

以下に本実施例の砥石修正装買の作用について示す。

ワークＷは主軸台１５のスピンドル１５１と心押し台１
６の心押し棒１６１とに挟装され回転駆動される。また
砥石車１２も砥石駆動用モータ１１３の駆動によりプー
リー１１４、ベルト１１５、プーリー１１２、軸１１１
を介して回転ずる。ざらにサーボモータ１３１により砥
石台１１が第１図において上下方向に移動することによ
ヴワークＷの研削が行なわれる。

ワークＷを所定本数研削すると、制御部６の中央処理装
置６１はパルス発生回路６６１、駆動回路６７１を介し
てＸ軸送り七一タ２２１を駆動する。またパルス発生回
路６６２、駆動回路６７２を介してＹ軸送りモータ２３
１をも駆動する。このようにしてツルア２１はツルーイ
ング位置に送られ砥石車１２をツルーイングする。

このツルーイングインターバルで砥石車１２によるワー
クＷの研削が進むにつれ砥粒１２１の表面は平坦になり
研削抵抗が大きくなる。凪１”ｈ巾１２の研削抵抗が大
きくなると砥石駆動用王一タ１１３の動力負荷も大きく
なる。この砥石駆動用１−−タ１１３の動力負荷の大ぎ
ざをｔ一夕動力検出装置６２により検出し、制御部６の
比較回路６４において動力設定回路６３の設定動力と比
較してモータ動力検出値が大きな場合インタフェース６
５を介して中央処理装置６１に信号が送られる。

このとき中央処理装置６１はパルス発生回路６６３、駆
動回路６７３を介してドレッシング装置３のドレッシン
グロ〜ル送りモータ３３１を駆動する。こうしてツル〜
イングインターバルにドレッシングロール３１によるド
１ノッシングが行なわれる。このドレッシングにより、
砥石車の表面のバインダ１２２が取り除かれ、砥粒１２
１が突出１る。そして砥粒１２１は摩擦熱で高温に加熱
される。このドレッシングの際制御部６はクーラン］〜
供給装置のノズル４を作動ざせ砥石車１２の回転方向に
おけるドレッシングロール３１の直後に配されているノ
ズル４からクーラン１・を供給する。

このク−ラントの供給により第３図に示Ｔ，Ｊ、うにド
レッシングにより突出した砥粒１２１が急冷され、この
急冷による内部歪みで６１〜粒１２１の表面が微破砕ざ
れ切り欠き１２３を生じる。これにより砥石車１２はω
｝削性を増す。このようにドレッシング装置３とクーラ
ント供給装置によるドレッシングにより研削性か回復し
ツルーイングインタバルを長くすることができる。

［効果］ 本発明の砥石修正装首は超硬質砥粒の砥石車を砥石台に
四転可能に装看した研削装置本体と、該砥石巾をツルア
によってツルーイングするツルインク装置と、該砥石車
をドレッシングＯ−ルによってドレッシングするドレッ
シング装ｉＮと、該砥石中の回転方向における該ドレッ
シング口−ルの直後に配され該砥６車にクーラントを供
給して砥粒を破砕させるク−ランｌへ供給装首と該ツル
イング装置と該ドレッシング装置の作動を制御するとと
もに、該砥石車のドレッシング時には該砥石車にクーラ
ン１・が供給されるように該クーラント供給装置を作動
させる制御手段とを有する。この砥石修正装置はドレッ
シングにより砥粒を突出させると共に突出した砥粒の表
面に微破砕された切り火きを生じさせることができ砥石
車の研削性が向上する。このためドレッシングした状態
でさらにワークの研削ができツルーイングインターバル
を長くすることができる。このツルーイングインターバ
ルが長く、ツルーイングをそれだけ少なくできるから砥
石車の消耗がそれだけ抑えられる。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例の砥６修正装置を示ず平面図及び制御部
のブロックダイヤグラムである。第２図は砥石車とドレ
ッシング装詩及びクーラント供給装置との位置関係を示
す説明図である。第３図は砥石車の表層部を示す断面図
である。 １・・・研削装置本体　　１１・・・砥石台１２・・・
砥石車　　　　１３・・・ベッド１４・・・テーブル　
　　１５・・・主軸台１６・・・心押し台 ２・・・ツルーイング装冒 ２１・・・ツルア ３１・・・ドレッシングロ ４・・・ノズル Ｗ・・・ワーク ３・・・ドレッシング装置 ル ６・・・制御部 特許出願人　　り田工機株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）超硬質砥粒の砥石車を砥石台に回転可能に装着し
   た研削装置本体と、 該砥石車をツルアによつてツルーイングするツルーイン
   グ装置と、 該砥石車をドレッシングロールによってドレッシングす
   るドレッシング装置と、 該砥石車の回転方向における該ドレッシングロールの直
   後に配され該砥石車にクーラントを供給して砥粒を破砕
   させるクーラント供給装置と、該ツルーイング装置と該
   ドレッシング装置の作動を制御するとともに、該砥石車
   のドレッシング時には該砥石車にクーラントが供給され
   るように該クーラント供給装置を作動させる制御手段と
   、を有することを特徴とする砥石修正装置。